JP5054655B2 - ローラとその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ローラの軸方向と直交する方向を発泡方向とする軟質ポリウレタンフォームからなるローラとその製造方法に関する。
例えば複写装置、画像記録装置、プリンタ、ファクシミリ等のOA機器では、電子写真システムにおける現像系や帯電系等にローラが使用されている。図5に示すように、ローラ70は、軟質ポリウレタンフォーム等の柱状体からなるローラ本体71にシャフト75が挿通されたものからなる。前記シャフト75はローラの回転軸およびOA機器への取り付け軸として用いられる。
前記ローラの製造方法としては、シャフトを配置した型内にポリウレタンフォーム原料を充填して発泡させることにより、シャフトと一体にローラ本体を発泡成形する方法が提案されているが、この製造方法は型費が嵩む問題がある。そこで、一般的には、コンベア上に軟質ポリウレタンフォーム原料を吐出して、常温、大気圧下で発泡させるスラブ発泡により得られた軟質ポリウレタンフォームから、裁断や研磨等によってローラ本体を形成している。具体的には、図6に示すように、スラブ発泡させた軟質ポリウレタンフォーム81を発泡方向Kと直交する方向に裁断して発泡方向Kを厚み方向とする板状体83を形成し、前記板状体83の厚み方向と直交する方向を長さ方向とする角柱体85を前記板状体83から裁断等で形成し、前記角柱体85にシャフト75を挿通して角柱体85を外周面の研磨加工等によって円柱体とする方法により、ローラ70を製造している。なお、軟質ポリウレタンフォームを発泡方向と直交する方向に裁断してローラを製造する方法は、横取りとも称される。
しかし、このようにして製造されたローラ70は、ローラ本体71を構成する軟質ポリウレタンフォームの発泡方向Kがローラの軸方向と直交する方向となり、図7に示す横断面のように、軟質ポリウレタンフォームのセルDがローラの軸方向と直交する方向に縦長となっている。そのため、ローラ本体71は全長に渡って周方向(すなわち回転角度)で表面の硬さがバラツキ易く、各種ローラの特性に悪影響を及ぼすことがある。例えば、トナー供給ローラやクリーニングローラなどは、相手部材との位置精度が各軸間距離によって規制されているため、ローラ本体71の周方向に硬さのバラツキ(不均一)が発生すると、均一に相手部材との圧力、ニップ幅が確保できなくなり、安定した機能を発揮できなくなる。
また、ローラ本体71の周方向における表面硬さのバラツキ(不均一)を抑えるため、図8に示すように、スラブ発泡で形成された軟質ポリウレタンフォーム91を発泡方向Kと平行に裁断して発泡方向Kと直交する方向を厚み方向とする板状体93を形成し、前記板状体93の発泡方向を長さ方向とする角柱体95を前記板状体93から裁断等で形成し、前記角柱体95にシャフト97を挿通して角柱体95を外周面の研磨加工等によって円柱体のローラ本体96とするローラ100の製造方法が提案されている。図9はこの方法によって得られたローラ100の断面図である。この方法により得られたローラ100は、ローラ本体96を構成する軟質ポリウレタフォームのセルJが、ローラの軸方向と平行に縦長となっているため、ローラ本体96の表面の硬さについてバラツキがローラ本体の周方向で小さなものとなる。なお、軟質ポリウレタンフォームを発泡方向と平行方向に裁断してローラを製造する方法は、縦取りとも称される。
しかし、スラブ発泡により得られる軟質ポリウレタンフォームは、発泡方向Kが上下方向となっており、発泡方向(上下方向)の寸法は、発泡反応等により制限されるため、発泡方向と直交する幅方向(コンベアの幅方向、および、コンベアの長さ(進行)方向)の寸法よりも小となっている。そのため、前記発泡方向と平行方向に裁断する縦取りは、発泡方向と直交方向に裁断する横取りよりも効率が悪い問題がある。
特開平8−332679号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、ローラ本体を構成する軟質ポリウレタンフォームの発泡方向がローラの軸方向と直交するローラにおいて、ローラ本体の表面の周方向における硬さのバラツキの影響を少なくできるローラとその効率的な製造方法の提供を目的とする。
請求項1の発明は、ローラ本体にシャフトが挿通されたローラにおいて、前記ローラ本体は、ローラの軸方向と直交する方向を発泡方向とする軟質ポリウレタンフォームの円柱体が前記ローラの軸方向に沿って複数配設されたものからなると共に、隣接する前記円柱体同士が前記発泡方向を互いに交差する方向とされていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、隣接する前記円筒体同士は前記発泡方向が互いに直交する方向とされていることを特徴とする。
請求項3の発明は、ローラ本体にシャフトが挿通されたローラの製造方法において、軟質ポリウレタンフォームをその発泡方向と直交する方向に切断して前記発泡方向を厚み方向とする板状体とし、前記板状体の厚み方向と直交する方向を長さ方向とする所定長の角柱体を前記板状体から複数切断し、前記角柱体の複数を長さ方向に一列にすると共に、隣り合う角柱体同士については、少なくとも一方の角柱体を、前記長さ方向を回転軸として回転させることにより、前記発泡方向が互いに交差する方向となるようにし、前記一列とされた複数の角柱体に長さ方向に一本のシャフトを挿通し、前記シャフトが挿通された複数の角柱体を外周面の加工により円柱体とすることにより、前記複数の円柱体からなるローラ本体を形成することを特徴とするローラの製造方法。
本発明のローラによれば、ローラ本体を構成する個々の円柱体については、発泡方向と直交する外周表面ではセル形状が横長となっており潰れやすく、)硬さが最も低く、それから90度回転して発泡方向と平行になった外周表面で硬さが最も高くなっている。しかし、隣り合う円柱体同士は発泡方向が交差方向となっている。すなわち隣り合う円柱体同士は発泡方向が周方向に互いに所定角度ずれているため、ローラ本体が相手物と接触する場合、一つの円柱体の部分では相手物との接触部分の硬さが高くなっていても、隣の円柱体の部分では相手物との接触部分の硬さが低くなっている。また、相手物は複数の円柱体における一つの円柱体部分で押圧されるのではなく、ローラ本体の全長部分、すなわち全ての円柱体で押圧される。したがって、本発明のローラは、一つの円柱体部分において相手物との接触部分の硬さが高く、隣の円柱体部分において相手物との接触部分の硬さが低くなっている状態から、所定角度回転して一つの円柱体部分における相手物との接触部分の硬さが低くなった場合には、隣の円柱体部分において相手物との接触部分の硬さが高くなっているため、ローラ本体の全長で押圧される相手物は、ローラの回転前後でローラ本体の表面による押圧力に変化が少なくなり、ローラ本体の周方向の硬さがバラツキの少ないものとなっている。その結果、ローラ本体の表面の硬さに関するバラツキの影響を少なくすることができる。また、ローラ本体の長さは円柱体の数によって調節できるため、長いローラ本体に対しても対応することができる。
また、本発明のローラの製造方法によれば、軟質ポリウレタンフォームから横取りでローラを製造しても、ローラ本体表面の周方向での硬さのバラツキの影響が少ないローラを得ることができるため、良好な機能を発揮するローラを効率よく製造することができる。
図1は本発明の一実施例に係るローラの斜視図、図2は図1の断面図、図3は本発明の製造法の一例について工程を示す図である。
図1に示すローラ10は、ローラ本体11と、前記ローラ本体11の中心にローラ10の軸方向Lにシャフト61が挿通されたものからなり、トナー供給ローラとして好適なものである。前記ローラの軸方向Lは、ローラの長さ方向と同一方向である。
前記ローラ本体11は、図2にも示すように、複数(好ましくは3以上、本実施例では3)の円柱体13,15,17が、ローラの軸方向Lに沿って配設されて全体として一つの円柱体とされたものである。前記円柱体13,15,17は、それぞれの長さ方向(径方向と直交する方向)が前記ローラ本体の長さ方向Lとされ、隣り合う円柱体同士が互いに接着等で接合されて一つのローラ本体11を構成している。なお、前記円柱体13,15,17には、ローラの軸方向Lに沿うシャフト挿通孔14、16、18が、一連となるように中心に形成され、前記シャフト挿通孔14,15,18に前記金属等からなるシャフト61が挿通されている。
前記円柱体13,15,17のそれぞれは、図2に示すように、図1に示したローラの軸方向Lと直交する方向(ローラ10の径方向であり、ローラの中心から放射状の方向となっている)を、発泡方向Kとする軟質ポリウレタンフォームからなる。また、前記円柱体13,15,17のセル(気孔)C1、C2,C3は、それぞれの発泡方向Kと平行方向に長くなった長形をしている。
さらに、図2に示すように、前記円柱体13,15,17は隣接する円柱体同士の発泡方向が互いに交差する方向(異なる方向)とされている。本実施例では、互いに隣接する円柱体13と円柱体15同士については、(2A−2A断面図)と(2B−2B断面図)に示すように、円柱体13の発泡方向Kと円柱体15の発泡方向Kは、互いに直交する方向となっている。また、互いに隣接する円柱体15と円柱体17同士についても、(2B−2B断面図)と(図2C−2C断面図)に示すように、円柱体15の発泡方向Kと円柱体17の発泡方向Kは、互いに直交する方向となっている。
複数の円柱体13,15,17の発泡方向を前記のように設定することで、各円柱体13,15,17の発泡方向Kがローラの軸方向と直交していても、ローラ本体11の全体では、周方向における硬さのバラツキの影響を少なくすることができ、印刷画像への悪影響を抑えることができる。また、後述するローラの製造方法において、軟質ポリウレタンフォームから前記円柱体を形成する際に、効率の良い横取り方法、すなわち、軟質ポリウレタンフォームを発泡方向と直交する方向に裁断する方法を採用することが可能となり、効率よくローラを製造することができるようになる。
次に前記ローラの製造方法の一例について図3を用いて説明する。ローラの製造方法は、板状体形成工程、複数の角柱体形成工程、シャフト挿通工程、外周面加工工程とよりなる。
板状体形成工程では、図3の(3A)に示すように、スラブ発泡により形成された軟質ポリウレタンフォームFを発泡方向Kと直交方向Mに裁断して発泡方向Kを厚み方向とする板状体F1を形成する。前記スラブ発泡された軟質ポリウレタンフォームFは所定の大きさのブロック(例えば直方体)となっている。軟質ポリウレタンフォームFの裁断は公知のウレタンフォーム用裁断機が用いられる。また、前記板状体F1の厚みは、前記ローラ本体11を構成する円柱体13,15,17の径(直径)と同一あるいは所定量大とされる。
複数の角柱体形成工程では、発泡方向Kが厚み方向とされた前記軟質ポリウレタンフォームの板状体F1から、裁断や打ち抜きプレス等により切断して、複数の角柱体を形成する。角柱体は、三角柱、四角柱等適宜の多角柱とされるが、四角柱が作業性の点で好ましい。前記角柱体は、前記ローラ本体11を構成する円柱体13,15,17と等しい長さからなり、また前記円柱体13,15,17の横断面形状よりも大きい横断面形状を有するものとされる。例えば、前記角柱体が四角柱の場合には、端面における四角形の一辺が前記円柱体13,15,17の径以上の寸法とされる。このようにして形成された角柱体は、長さ方向と直交する方向が前記発泡方向となっている。さらに、本実施例では、角柱体は、端面における四角形の一辺であって、板状体F1の厚み方向であった方向と平行方向が発泡方向Kとなっている。
シャフト挿通工程では、図3の(3B)、(3C)に示すように、前記形成した複数の角柱体から、前記ローラ本体11の形成に必要な本数、本実施例では3つの角柱体13A,15A,17Aを取り出し、それぞれの長さ方向に一列にすると共に、隣り合う角柱体同士については、発泡方向が交差方向となるように(すなわち異なるように)向きを調整する。本実施例では、3つの角柱体13A,15A,17Aのうち、中央の角柱体15Aについて、角柱体15Aの中心を通る長さ方向を回転軸として90度回転させ、これによって中央の角柱体15Aの発泡方向Kを、両側の角柱体13A及び17Aの発泡方向Kに対して90度回転した交差方向とする。その状態で、前記角柱体13A,15A,17Aを接着材で一体にし、その後にシャフト挿通孔を角柱体の中心に長さ方向に沿ってドリル等で形成し、図3の(3D)に示すように前記シャフト61を挿通する。前記シャフト61は、予め外周に接着剤を塗布し、挿入後に接着剤が硬化して前記角柱体13A,15A,17Aと接着するようにしておく。
外周面加工工程では、前記角柱体13A,15A,17Aの外周面を研磨装置による研磨加工等によって円周面とすることにより、前記角柱体13A,15A,17Aを、図3の(3E)のように前記円柱体13,15,17にしてローラ本体11を形成し、前記ローラ10を得る。このようにして形成された前記ローラ本体11は、ローラの軸方向と直交する方向を発泡方向とする軟質ポリウレタンフォームからなる前記円柱体13,15,17が前記ローラの軸方向に沿って複数設けられ、隣接する円柱体同士が前記発泡方向を互いに交差する方向とされたものとなっている。
本発明のローラにおける周方向の硬さのバラツキを確認するため、本発明の製造方法で製造された実施例のローラと、発泡方向がローラの軸方向と直交する一つの円柱体からなるローラ本体を有する比較例のローラについて、図4に示す方法により硬度測定を行った。硬度測定は、荷重測定器((株)イノアックコーポレーション製)上にローラを載置し、回転装置で45度ごとにローラを回転させ、各角度位置でローラを下方へ一定の力で押圧して荷重を測定することによって行った。各回転角度の荷重の値によってローラ本体における周方向の硬さのバラツキを判断した。測定結果は表1に示す通りであり、その測定結果のグラフを図10に示す。なお、実施例のローラは、ローラ本体の全長219mm、外径13mm、円柱体の数3、各円柱体の長さ73mm、円柱体の材質は軟質ポリウレタンフォーム(密度70kg/m、品番;EP70、(株)イノアックコーポレーション製)、シャフトの長さ240mm、径5mmである。また、比較例のローラは、ローラ本体の全長219mm、外径13mm、材質は軟質ポリウレタンフォーム(密度70kg/m、品番;EP70、(株)イノアックコーポレーション製)、シャフトの長さ240mm、径5mmである。
Figure 0005054655
表1及び図10から明らかなように、実施例のローラは比較例のローラと比べて周方向における硬度のバラツキが小さくなっている。さらに、硬度の最大値と最小値の差も、実施例のローラは比較例のローラの半分以下であり、周方向の硬さについて均一性が高くなっている。
実施例のローラについて印刷した画像品質を調べるため、前記実施例のローラと前記比較例のローラをレーザープリンター(ブラザー工業株式会社製 HL−2040)にトナー供給用ローラとして取り付けて画像(100%ベタ画像(黒)、および、所定のゴースト確認パターン)を印刷し、印刷画像に対してマクベス濃度計(反射式)による濃度差を測定した。濃度差の測定は、100%濃度画像におけるA4縦方向の上部と下部の濃度差をみる「ベタかすれ」と、パターン画像におけるゴースト部の濃度をみる「ゴースト」の2種類で判断した。測定結果を表2に示す。なお、使用したマクベス濃度計(反射式)は、品番;RD−918、マクベス社製である。
Figure 0005054655
表2から明らかなように、実施例のローラは、ベタかすれとゴーストの何れについても比較例のローラよりも少なく、良好な印刷画像が得られることがわかる。
なお、本発明は、前記の実施例では、複数の円柱体は数を3としたが、2または4以上の数であってもよい。
また、図示しないが、前記円柱体13,15,17は隣接する円柱体同士の発泡方向が互いに交差する方向(異なる方向で、各60度ずらした方向)とすることもできる。すなわち、互いに隣接する円柱体13と円柱体15同士については、具体的には、円柱体15の発泡方向Kを円柱体13の発泡方向Kから、互いに60度ずれた方向とすることができる。さらに、互いに隣接する円柱体15と円柱体17同士についても、円柱体17の発泡方向Kを円柱体15の発泡方向から、互いに交差する方向であって、さらに60度ずれた方向(円柱体13の発泡方向Kからは、120度ずれた方向)とすることができる。このようにすることによっても、ローラ全体として、ローラ周方向の硬さのバラツキの少ないものとすることができる。さらに本発明のローラはトナー供給用ローラに限られるものではない。
本発明の一実施例に係るローラの斜視図である。 図1の断面図である。 本発明の製造法の一例について工程を示す図である。 周方向の硬度のバラツキを測定する方法を示す図である。 従来のローラの斜視図である。 従来のローラの製造方法を示す図である。 従来のローラの7−7断面図である。 従来の縦取り方法によるローラの製造方法を示す図である。 縦取り方法により製造されたローラの断面図である。 硬度の測定結果を示すグラフである。
符号の説明
10 ローラ
11 ローラ本体
13,15,17 円柱体
13A,15A,15A 角柱体
61 シャフト
F 軟質ポリウレタンフォーム
F1 板状体
K 発泡方向
L ローラの軸方向

Claims (3)

  1. ローラ本体にシャフトが挿通されたローラにおいて、
    前記ローラ本体は、ローラの軸方向と直交する方向を発泡方向とする軟質ポリウレタンフォームの円柱体が前記ローラの軸方向に沿って複数配設されたものからなると共に、隣接する前記円柱体同士が前記発泡方向を互いに交差する方向とされていることを特徴とするローラ。
  2. 隣接する前記円筒体同士は前記発泡方向が互いに直交する方向とされていることを特徴とする請求項1に記載のローラ。
  3. ローラ本体にシャフトが挿通されたローラの製造方法において、
    軟質ポリウレタンフォームをその発泡方向と直交する方向に切断して前記発泡方向を厚み方向とする板状体とし、
    前記板状体の厚み方向と直交する方向を長さ方向とする所定長の角柱体を前記板状体から複数切断し、
    前記角柱体の複数を長さ方向に一列にすると共に、隣り合う角柱体同士については、少なくとも一方の角柱体を、前記長さ方向を回転軸として回転させることにより、前記発泡方向が互いに交差する方向となるようにし、
    前記一列とされた複数の角柱体に長さ方向に一本のシャフトを挿通し、
    前記シャフトが挿通された複数の角柱体を外周面の加工により複数の円柱体とすることにより、前記複数の円柱体からなるローラ本体を形成することを特徴とするローラの製造方法。
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