JP5053478B2 - 固定補助体の使用 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば紙ウエブ(paper web)等を有する紙加工機(paper converting machines)又は印刷機で実施される、フライングスプライス(flying splice)(フライングリール交換(flying reel change)のための特定の感圧性接着テープ(pressure−sensitive adhesive(PSA) tapes)の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
この技術は機械を止めることなくリール交換においてスプライシングが行われることを可能とする。簡単に言えば、新たに挿入されるべきリールはその前縁(leading edge)に感圧性接着区域を備えており、これはリールが機械のウエブ速度に加速された後、終了リール(expiring reel)のウエブの端部に隣接させられそしてそれに接合させられ、その結果として取り替えリール(replacement reel)の前縁は終了リールによって機械内に引込まれる。必要なPSA区域は感圧性接着テープを使用して生成される。フライングスプライスの場合には、これらのテープは両側感圧性接着テープであり、それとウエブは重なり構成(overlapping formation)において(ウエブの上にウエブ)接合されるか、又は多くの場合に、一側で感圧性接着する十分な幅のスプライシングテープ(端部突き合わせ(end to end))である。
【0003】
この原理はここ数十年の間に実際に確立されてきているが、その技術的実施は増加したウエブ速度及び機械のウエブ幅に連続的に適合しなければならない。かくしてここ30年の間に、ウエブ速度は約600m/分から2500m/分までの現在のレベルへと増加しており、そして機械幅は約2mから現在の約8mに増加している。スプライスに対して作用する関連した相対的に高い力は、スプライシング操作中幾分減少したウエブ速度の場合ですら、接着組成物を改良しそしてスプライスを注意深く立案された方式で調製することが必要であることを意味する。このような速度及び機械幅におけるウエブ破断による機械の停止は非常に高い損失のコストの原因(停止時間及び始動期の不合格製品)である。
【0004】
スプライスを調製する際に、取り替えリールに前縁を固定するのに特に長い時間及び多くの注意が必要である。スプライシングの前に、実際に新しいリールをウエブ速度にほぼ相当する周速度にすることが必要である。この操作のために、スプライシングのために適用されるPSA区域を有する前縁が固定補助体(fixing aids)によってリールの表面にしっかりと粘着することが必要である。高い速度では、このウエブ表面の僅かな動揺(fluttering)ですら、終了ウエブへの全区域接合(full−area bonding)を妨害しそして破断をもたらす。他わう、接合が生成されるやいなや、固定補助体は前縁がリール表面から分離できるように取り外されなければならない。感圧性接着紙ラベルは、例えば、このような固定補助体として使用され、これらのラベルは紙の選択の結果として及び/又は特定の形状によって多少とも規定された引張強さを有しており、そして規定された数において手でリール上に粘着させられ(stuck)、その結果前縁はリールの次の巻(following turn)の下にある区域に固定される。2つのウエブのスプライシングの直後に、固定補助体はウエブ張力により引き裂かれる(torn apart)。
【0005】
信頼性のあるスプライシング調製のために及び時間がかかり且つ必ずしも信頼性のない手動固定を回避するために、スプライシングのために設けられた接着区域のみならず前縁のための固定補助体も一体化された形態で具備する感圧粘接着スプライシングテープが開発された。長手方向に分割されているので、これらの接着テープはそれらの支持材上に2つのストリップ状ゾーンを有しており、1つのゾーンはスプライシング操作のために両側又は片側感圧接着性であり、そして取り替えリールの前縁に粘着させられる(両側感圧性接着の場合に)又は部分的に取り替えリールの前縁の下に(片側感圧性接着の場合)粘着させられる。第1ゾーンからより大きい距離又はより小さい距離の所に第1ゾーンに隣接した接着テープ上に配置される同様な感圧性接着ゾーンは、リール表面により形成される次の巻(turn)に固定するために接着テープの下側にある接着区域によって働く。
【0006】
WO95/29115は、一体化された固定補助体が弱く接着性の、可逆的に接着性の接着組成物(reversibly adhering adhesive composition)によってリール表面に固定されるスプライシングテープを記載している。可逆的接着コーテイングは、スプライシング操作中固定物(fixture)が容易に且つリール表面に粘着性残留物を残すことなく取り外されることを確実にすることを意図する。この方法は、実際には確立されるに至っていない。何故ならば、可逆的な接合の強さのレベルが加工される(converted)べき紙のタイプの性質に依存しており、従って一定ではないからである。更に、固定補助体のPSA区域は紙ウエブの下側に露出したままであり、そして加工プロセス中に、抄紙機の熱乾燥シリンダの上に通されて、粘着性粒子を付着させ、これは紙を汚染し、乾燥フエルト及びワイヤを汚し、そして実質的に蓄積させられるならば、乾燥シリンダにウエブを粘着させることにより破断を引き起こすことがある。
【0007】
同様に、トイツ特許公開公報第4033900号において、ウエブ固定はスプライシングゾーンと共同して弱く感圧性の接着区域で行われる。
【0008】
第0418527号は、特に印刷機におけるフライングリール交換のためのスプライシング方法を記載している。ここでは、一体化された感圧性接着固定補助体は、組み込まれた所定の破断点(breakage point)によってウエブの接合の後スプライスゾーンから分離される。使用される所定の破断点はスプライスゾーン及び固定ゾーンのたるの感圧性接着フイルム間の接着テープにおける支持材の長手方向開口(perforation)である。この方法による利点は、感圧性接着区域が非接着性基材(non−adhesive substrates)によりスプライシングの後覆われたままであり、その結果として粘着性表面は印刷機等を通過させられないということである。他方、欠点は、開口の形態にある所定の破断点の不十分に規定された破断強度である。この場合の強度のばらつきは相当なものでありうる。更に、個々の開口を介しての分離はタッチアンドクローズファスナー(touch−and−close fastner)の方式で急激に(jerkily)行われる。
【0009】
この場合に起こる個々の引張強度ピークの故に、個々の開口隙間の僅かな弱点の場合ですら、全体の組立体がタッチアンドクローズファスナーの方式で引き裂けが早すぎることがありうる。約800m/分のあたりのウエブ速度の印刷機では、この原理は十分であり得、実質的により早い走行の紙加工機では、問題に対する改良された解決が望ましい。
【0010】
米国特許第5702555号は、感圧性接着コーテイングの間に、所定の破断ゾーンとして働く容易に層間剥離可能な紙支持体(cleavable paper backing))紙支持体を具備する両側感圧性接着テープを使用して規定された方式で剥離を行う、ウエブ端部をリール表面に剥離可能に固定する方法を記載している。固定体が取り外されると、感圧性層は紙ウエブ上に残り、それらの間に位置した紙支持体は多少中心的に層間剥離し、それ故前縁とリールの下にある巻との間の接合を破壊する。この場合に、感圧性接着層は、層間剥離において形成された2つの相対的に薄い紙ウエブにより覆われたままであり、その結果粘着性区域は機械を通過させられない。
【0011】
ドイツ特許公開公報第19628317号及びドイツ特許公開公報第19632689号は、特に高速抄紙機におけるフライングスプライスのために構成された感圧性接着テープであって、前縁の一体化された固定補助体のための中間支持材として特に容易に層間剥離性の紙を具備する感圧性接着テープを記載している。
【0012】
WO99/46196は、なかでも、一体化された固定補助体を有する再パルプ可能なスプライシングテープを記載しており、この多層(multi−ply)固定補助体は、それに組み込まれた(incorporated)所定の破断点としてシリコーン又は有機フッ素化合物剥離層と接触している水溶性層を具備している。層間剥離力は剥離剤のコーティング厚さ及び剥離品質によって確立される。この固定補助体に伴う欠点はこのような高度に活性な表面活性剤の紙再循環プロセスへの望まれない導入である。更に、このような剥離剤の最小コーティング厚さの変化によって所望の狭い許容差における層間剥離力の確立は高いレベルの技術的複雑性を必要とする。
【0013】
【発明が解決しようしてする課題】
要約すると、現代のコーティングプラントにおけるフライングリール交換は、加速されるべき高い速度及びトン範囲の大きな質量により、このプロセスにおける重要でないエラー又は弱点すら相当な損失をもたらす複雑な操作であることが明らかである。この理由で、紙工場は普通はスプライシング中の破損率に関して統計量を保つ。従って、更に最適化に対する要求がある。これに対する必須事項は、スプライシング中の引張応力ピークの最小化である。その結果として、瞬間的な急激な(jerky)加速力はできるかぎり回避されるべきである。これは、スプライス形成中の前縁のための固定補助体が突然外れることに関する問題である。比較的高い保持力を使用して、空気の下層流に対抗して取り替えリールの前縁を固定するのに必要な固定補助体の分離又はウエブ速度への回転加速中の旗状の外れ(flaglike detachment)は、紙ウエブにおける有意な張力ピークを発生させる。このピークの最小化が本発明の目的であり、それにより、1.すぐ近くに形成されるスプライスは不必要に荷重をかけられず、そして2.固定補助体が取り付けられる紙表面は、所定の破断点(predetermined breakage point)が急に動かされる(sprung)とき引き裂かれない。特に、相対的に薄い鋭敏な紙(sensitive paper)の製造では、これらの張力ピークはできるだけ低く保たれなければならないが、他方、リールに対する前縁の信頼性のある固定は相対的に高い強度を必要とし続ける。これらの要求により、所定の破断点は非常に狭い規定された許容差内で十分に機能するように設計されなければならない。
【0014】
緒言で述べたとおり、高い割合の短繊維及び充填剤によってその層間剥離強度(cleavage strength)が本質的に低下している多少容易に層間剥離可能な紙(cleavable paper)による所定の破断点の生成は、可逆的に接着性の感圧性接着コーティングの使用より好ましいと評価される。紙の厚さ(Z方向)における紙層間剥離に関する欠点は、低い層間剥離力(cleavage force)を確立するのが困難でありそして狭い範囲内で規定できないということである。従って、所定の破断許容差(breakage tolerances)の狭いデザインは成功しない。更に、Z方向における層間剥離力を減少させるために高い割合の充填剤及び短繊維を含有する紙は非常に脆い。これは脆い、非弾性的且つ急激な(jerky)層間剥離をもたらし、その結果この種の所定の破断点は弾性的に「柔軟な」方式で層間剥離せずそしてスプライシング操作の範囲内での瞬間的なピーク荷重を減少させることに寄与しない。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記した欠点が起こらないか又は少なくとも同じ程度には起こらない、取り替えリールの前縁のための一体化された固定補助体(integrated fixing aid)を有するフライングリール交換のための改良された感圧性接着テープの使用を教示する。この有用性に必須の事項は、リール表面から固定補助体を取り外すための狭い破断許容差を有する容易に且つ「柔軟に」層間剥離可能な(“soft” cleavable)所定の破断ゾーン(predetermined breakage zone)の組込み(incorporation)である。
【0016】
この目的で、2つのウエブ特に2つの紙ウエブがお互いにラミネートされる。ラミネーションはそれが所望の所定の破断ゾーンを与えるように行われる。これは、例えば、結合剤に加えて、弱い剥離作用を有しそして必要ならば弾性化性のシリコーン不含有添加剤を含んで成るラミネーティング組成物を使用することによりなされうる。次いでこの組立体を感圧性接着組成物でコーティングさせることができそして感圧性接着テープの処理のための一体化された固定補助体として使用することができる。多数の態様が可能であり、そして、剥離紙の組込みにより、片側感圧接着性スプライス接合ゾーン又は両側感圧接着性スプライス接合ゾーンを有するスプライシング感圧性接着テープのロール製品を製造することが可能である。
【0017】
固定補助体は、特にドイツ特許公開公報第19628317号に記載の、その図1に記載のスプライシングを目的とする感圧性接着ゾーンの反対側に設けられている。
【0018】
適当なラミネーティング組成物を選ぶに際しては、乾燥したフイルムが相対的に高い温度ですら接着力を持たず、その結果層間剥離後に露出した区域は機械部品又は製品を汚染しないことを確実にするべきである。抄紙機及び印刷機における使用のために、スプライシングテープの構成成分が紙の再生利用を妨害しないことが望ましい。更なる加工の過程で切断されたスプライスゾーンは問題なく再生利用されうる。結果として、慣用の製紙助剤を含有して成るラミネーティング組成物の水をベースとする配合物は特に有利である。使用することができる結合剤は、例えば、変性デンプン又は湿潤接着テープのために長く使用されてきた結合剤を包含する。使用することができる剥離剤は、例えば、タルク、Caステアレートのようなステアリル誘導体又は例えばステアリルメタクリレート又はマレイン酸のステアリル誘導体とスチレンとのコポリマーをベースとする分散液のようなポリマー剥離剤の分散液を包含する。例えば、水溶性ポリグリコールを弾性化剤として使用することができる。特に、結合剤10〜90重量%及び剥離剤10〜90重量%+弾性化剤60%までを含有する水性調製物をラミネーティング組成物として使用することができる。使用される好ましい結合剤は30〜70重量%の量のデンプン誘導体、例えば、アニオン性ジャガイモデンプンである。使用される剥離剤は好ましくは30〜80重量%の量のタルク、Caステアレート及び/又はステアリル基を含有する剥離活性コポリマーである。弾性化のためには、好ましくは0〜15重量%の量のポリプロピレングリコール又はポリエチレングリコールが極めて適当であることが証明された。使用される製品はこの場合主として室温で固体である相対的に高い分子量の製品である。特に相対的に大きな割合で使用することができる更なる弾性化剤はアラビアゴム及び同様なプロフイルの性質を有するポリマーである。ラミネーティング組成物は、好ましくは水性分散液のために適当なアプリケータユニットを使用して紙支持体等の上にコーティングされ、そして第2の紙支持体等で湿潤状態でライニングされ、次いで乾燥される。必要ならば、得られる組立体の再湿潤、カレンダリング及びレベリングのような製紙における慣用の手段を使用することができる。乾燥後のラミネーティング組成物のフイルム厚さは好ましくは5〜20g/m2の範囲内にある。
【0019】
所望の所定の破断ゾーンを生成するための更なる好ましい方法は、2つの支持ウエブの部分的な、非全区域ラミネーションから成る。この目的で、例えば、1つの紙ウエブを回転スクリーン印刷によってラミネーティング組成物の分離した区域(discrete areas)でコーティングし、第2の支持ウエブで湿式ラミネートしそして乾燥させる。区域の間隔、直径及びフイルム厚さはスクリーンデザインによって決定される。10〜100メッシユ及び7%〜60%の開口面積のスクリーンが好ましい。塗布された乾燥したラミネーティング組成物の量は5〜25g/m2の範囲内で確立される。
【0020】
スクリーン印刷は、相対的に高粘度の、ペースト状の非発泡性水性調製物であって、その固体文が例えば、アニオン性ジャガイモデンプンを含んで成る水性調製物を使用して行われる。ポリプロピレングリコール又はポリエチレングリコールのような弾性化剤及び/又は剥離剤も主構成成分に適合する量で使用することができる。層間剥離力は剥離剤の量によってのみならずスクリーンデザイン及び固体濃度によっても決定される。
【0021】
汚すことなくきれいな印刷画像を得るために、水性調製物の流れ挙動における弾性成分は糸曳き(stringing)を回避するように低く保たれなければならない。これは、例えば、タルク又は少量の非常に微細に分割されたシリカゲル又は他の増粘剤の添加により達成されうる。
【0022】
所定の破断ゾーンにおけるラミネーティング組成物の区域の異なる分布及び/又は寸法によって、このゾーン内で様々の層間剥離力を確立することが可能である。この手段によって、固定補助体がスプライシング操作中層間剥離するとき、層間剥離力は例えば固定ゾーンの縁領域において最初に低く保つことができ、接着剤の点の増加する密度又は寸法によって中央に向かって取り外しプロセスが進行するにつれて徐々に増加することができる、そして接着性ドットの対応する減少によって層間剥離の端部に向けて再び減少することができる。この方法において、スプライシング操作中に引張応力ピークを回避することが可能であり、そして固定補助体の層間剥離力は広い種類の異なる紙銘柄及びスプライス形状の要求に規定された方法で調節することができる。
【0023】
支持紙又はフイルムを選ぶとき、中断しない加工プロセスのために、スプライスの厚さはできる限り小さくするべきであるということを考慮することが必要である。結果として、最大厚さ、特に個々の支持ウエブ(backing webs)の紙厚さは好ましくは70g/m2に限定されるべきであり、そして固定補助体のための組立体の全体の厚さは140g/m2の最大値を越えるべきではない。組立体の厚さを減少させるために、相対的に薄い紙ウエブをより厚い湿式コーティングされた支持ウエブ上にラミネートすることも可能である。反りの場合を回避するために、使用される紙ウエブの湿式強度処理は許容されうるが、特に操作条件下に十分な再パルプ可能性を依然として許容する方式で行われるべきである。
【0024】
非常に薄い紙の場合に湿式ラミネーションは可能ではないならば、極性ワックス、樹脂及び例えばステアリン酸のように剥離ワックス及び必要ならば好ましくは水溶性可塑剤とブレンドされた、ポリビニルピロリドン及び/又は対応するコポリマー又はヒドロキシプロピルセルロースをベースとするホットメルト接着剤、好ましくは再パルプ可能な材料を使用することも可能である。紙支持ウエブの1つがこの種のホットメルト接着剤でコーティングされた後、第2のウエブは熱的にラミネートされる。ホットメルト接着剤はできるかぎり120℃以上の高い軟化範囲を有するべきであり。その結果、抄紙機の熱乾燥シリンダーとの接触時に、これらの区域にホットメルト接着剤(粘着物)が殆ど又は全然付着しない。ホットメルト接着剤は製紙において潜在的汚染物として分類されるので、このラミネーションの方法が使用されるのは好ましくはない。
【0025】
一緒にラミネートされた支持ウエブは次いで両側に剪断抵抗性の且つ好ましくは再パルプ可能な感圧性接着組成物を好ましくは各場合に15〜40g/m2のフイルム厚さで設けられ、約100mm〜約400mmのウエブ幅に切断され、そして両側剥離支持材料(double−sided release backing material)、例えばシリコーン処理された紙の挿入を伴ってロールに巻き取られる。この方法で得られた固定補助体はその後非常に広い種類のスプライシングテープに接合されうる。ドイツ特許公開公報第19628317号において、この例は、一側感圧接着コーティングされたスプライシングテープを有して記載されている。感圧性接着スプライシングテープ上への固定補助体の固着は、例えば、一側のみに感圧性接着コーティングを有する固定補助体によっても可能である。この場合の接合は例えば接着剤コートにより行うことができる。かくして一体化された固定補助体を備えたスプライシングテープは、例えば剥離紙を挿入されて、慣用の方法でロール製品として与えられることができる。
【0026】
所定の破断ゾーンは一般にラミネーティング組成物とラミネートされた紙ウエブとの間の接着破壊(adhesive fracture)の形態で活性になる。固定補助体が層間剥離され、層間剥離された半部が両方とも300mm/分の速度でラミネートされた組立体に対して90゜の角度で分離されるとき、所定の破断ゾーンを層間剥離するための剥離力は好ましくは3〜40、特に5〜35cN/cmの範囲内で確立されるべきである。層間剥離するのが容易な組立体は、主として鋭敏紙(sensitive papers)又は軽量紙(lightweight papers)のスプライシングを目的としている。特定の用途では、もちろん上記の限界を越えることも可能である。
【0027】
スプライシングゾーンの再パルプ可能性が必要とされない用途においては、従って問題に対する解決は簡単にされうる。その場合に、一体化された固定補助体のための支持材料として使用されるフイルムは、ラミネーティング組成物として、上記したブレンド限界内の例えばポリビニルステアリルカルバメートをベースとする剥離ワックス又はタルク等のような剥離添加剤を有するホットメルト接着剤を使用して一緒にラミネートされることもできる。例えば、水混和性剥離添加剤を有するポリアクリレート又はポリ(ブタジエン−スチレン)をベースとする水性分散液の形態にある結合剤もその場合に適当である。
【0028】
【実施例】
本発明を実施例を参照して以下に説明するが、それにより本発明を不必要に限定するものではない。
【0029】
実施例1
1.1 ポリマー剥離剤:スチレン及びN−ステアリルモノマレアミドを乳化剤を添加しないで9のpHでアンモニア性水性媒体中で85℃で3/1のモル比で遊離基共重合して、30重量%の固体含有率を有するポリマー分散液を得る。
【0030】
1.2 結合剤: エムスランドステルケ社(EmslandstaerkeGmbH))からのデンプン誘導体エムゾール(Emsol)K55を80〜85℃で水に溶解して25重量%の固体含有率を有する均一な溶液を得る。
【0031】
1.3 弾性化剤: メルク(Merck)からのポリエチレングリコール10,000。
【0032】
1.1〜1.3で列挙された成分から、合計で25重量%の固体を含有する水性調製物を混合し、その固体フラクションはポリマー剥離剤50重量%、結合剤45重量%及び弾性化剤5重量%を含有して成り、そしてそれはラミネーティング組成物として使用される。
【0033】
40g/m2の坪量を有する紙支持体、Hannover Papier AGからのLeinekraft、をラミネーティング組成物でコーティングする。13g/m2の坪量を有する薄葉紙(tissue paper)をこの湿潤コーティング上にラミネートする。次いでこの組立体を120℃で乾燥しそして再湿潤(rewetting)によりカレンダー加工する。乾燥したラミネーティング組成物のフイルム厚さは6.8g/m2である。
【0034】
次いで、この組立体の各側を再パルプ化可能な感圧性接着組成物20g/m2でコーティングする。
【0035】
300mm/分の層間剥離速度での引張試験機における層間剥離力の試験は25〜33cN/cmの結果を与える。
【0036】
実施例2
弾性化剤を省きそして更なる剥離剤としてNorwegian Talcからのミクロ・タルクム・エキストラ(Micro−Talcum Extra)を加えて、実施例1の手順を繰り返す。乾燥ラミネーティング組成物はポリマー剥離剤5重量%、結合剤40重量%及びミクロタルク55重量%を含んで成る。6.5g/m2のラミネーティング組成物フイルム厚さで、上記した方法により測定した得られる剥離力は8〜15cN/cmである。
【0037】
実施例3
デンプン(Emsland−Staerkeからのエムゾール K55)60重量%、ポリエチレングリコールMW10,000を30重量%、及び実施例1に記載の如きステアリル含有コポリマー15重量%及びシリカゲル(DegussaからのAerosil 200)10重量%を含有して成る、36重量%の固体フラクションを含んで成る水性配合物を、20%の開口面積を有する50メッシュのスクリーンを使用して回転スクリーン印刷により紙ウエブ(Leinekraft40)に塗布し、そしてコーティングの直後に、コーティングされていない同じ紙ウエブをラミネートしそして120℃で乾燥する。乾燥したラミネーティング組成物の量は6.5g/m2である。この組立体に次いで実施例1に記載の如き感圧性接着コーティングを与える。上記方法により測定したラミネートの剥離力(層間剥離力)は38cN/cmである。
【0038】
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
【0039】
1.フライングリール交換(フライングスプライス)のためのリールを備え付けるためのスプライシングテープの下側における固定補助体の使用であって、
a) 該固定補助体を使用して、巻かれたリールの最上層から2目のウエブに該スプライシングテープを接着させ、そして
b) 固定補助体のある面とは反対側のスプライシングテープの上側において、接着するようにされたスプライシングテープの上面の少なくとも一部が別の巻きだしリールの高速ウエブに接合するために露出するように、該スプライシングテープを該巻かれたリールの最上ウエブの前縁にも粘着させ、
c) 固定補助体はスプライシングテープの下側に粘着させられそして2つのラミネートされたシート状材料から形成された支持材料を具備し、
d1) このラミネートにより前記2つのシート状材料の間に所定の破断ゾーンが形成され、
d2) 該ラミネートは、ラミネーティング組成物によって行われ、
d3) 固定補助体はその下側において感圧接着性とされている
ことを特徴とする、前記使用。
【0040】
2.固定補助体の層間剥離中所定の破断ゾーンを層間剥離させるための剥離力が、300mm/分の速度でラミネートされた組立体に対して90°の角度での層間剥離半部の分離において測定されて、3〜40cN/cmであることを特徴とする上記1に記載の使用る
3.所定の破断ゾーンを層間剥離するための剥離力は、スクリーン印刷又はグラビア印刷によって製造されうる、接着区域の数及び/又は大きさによって、ラミネーティング組成物の全面積ラミネーション又は部分的不連続コーティングにより確立されることを特徴とする上記1に記載の使用。
【0041】
4.ラミネーティング組成物がステアリン酸Ca、タルク又はステアリルを有するポリマーのような弱い剥離添加剤(weakly releasing additives)を含んで成ることを特徴とする上記1に記載の使用。
【0042】
5.固定補助体のシート状材料が、フイルム又は特に紙、特に10〜70g/m2の坪量を有する紙であることを特徴とする上記1に記載の使用。
【0043】
6.シート状材料のラミネーションを乾燥状態で接着力を持たないラミネーティング組成物を使用して行うことを特徴とする上記1に記載の使用。
【0044】
7.ラミネーティング組成物を再生利用することができ、そして固定補助体を有するスプライシングテープの他の成分は紙の再生利用を妨害せず、従って特に、製品のすべての支持材料は紙及び接着組成物を含んで成り、そしてラミネーティング組成物が再パルプ化可能であることを特徴とする上記4に記載の使用。
【0045】
8.ラミネーティング組成物は、結合剤及び剥離活性成分に加えて、弾性化添加剤も含んで成りそして特に水をベースとする組成物を含んで成ることを特徴とする上記4に記載の使用。
【0046】
9.ラミネーティング組成物が結合剤10〜90重量%、剥離剤10〜90重量%、所望により弾性化剤60重量%以下、充填剤30重量%以下及び増粘剤を含んで成り、使用される結合剤は特に変性されたデンプンであり、使用される剥離剤は特にタルク、ステアリル誘導体又はポリマーシリコーン不含有且つフッ素不含有剥離剤の分散液であり、そして使用される弾性化剤は特に水溶性ポリグリコール又はアラビアゴムであることを特徴とする上記4に記載の使用。
【0047】
10.乾燥後のラミネーティング組成物が5〜25g/m2のフイルム厚さで存在していることを特徴とする上記4に記載の使用。
【0048】
11.固定補助体を有するスプライシングテープが両側剥離性支持材、特にシリコン処理された紙(siliconized paper)でライニングされており、そしてこの材料と一緒に巻かれてロールを形成することを特徴とする上記1に記載の使用。
【0049】
12.固定補助体が弾性構成であることを特徴とする上記1に記載の使用。
【0050】
13.上記1〜10のいずれかに記載の固定補助体を有するスプライシングテープ。

Claims (17)

  1. フライングリール交換のためのリールをスプライスするためのスプライシングテープの下側における固定補助体の使用であって、
    a)該固定補助体を介して、走行中のウエブを巻きだしているリールの最上層から2層目のウエブに該スプライシングテープを接着させ、そして、固定させ
    b)固定補助体のある面とは反対側のスプライシングテープの上側において、接着するようにされたスプライシングテープの上面の少なくとも新たに供給されるリールの高速ウエブに接合するために露出するように、該スプライシングテープを該走行中のウエブを巻きだしているリールの最上層ウエブの前縁にも粘着させ、
    c)固定補助体はスプライシングテープの下側に粘着させられ、そして2つのラミネートされたシート状材料から形成された支持材料を具備し、
    d1)このラミネートにより前記2つのシート状材料の間に所定の破断ゾーンが形成され、
    d2)該ラミネートは、ラミネーティング組成物によって行われ、
    d3)固定補助体はその下側において感圧接着性とされており、
    そして、
    ラミネーティング組成物が、結合剤と、弱い剥離作用を有するシリコーン不含有添加剤を含んで成る水をベースとする組成物であり、
    弱い剥離作用を有するシリコーン不含有添加剤が剥離添加剤であり、剥離添加剤として、タルク、ステアリル誘導体、ステアリル基を含むポリマー、ステアリルメタクリレート又はマレイン酸のステアリル誘導体とスチレンとのコポリマーをベースとする分散液から選択される
    ことを特徴とする、前記使用。
  2. 固定補助体の層間剥離中所定の破断ゾーンを層間剥離させるための剥離力が、300mm/分の速度でラミネートされた組立体に対して90°の角度での層間剥離半部の分離において測定されて、3〜40cN/cmであることを特徴とする、請求項1に記載の使用。
  3. 所定の破断ゾーンを層間剥離するための剥離力は、スクリーン印刷又はグラビア印刷によって製造されうる、接着区域の数及び/又は大きさによって、ラミネーティング組成物の全面積ラミネーション又は部分的不連続コーティングにより確立されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の使用。
  4. 結合剤として、変性されたデンプンが使用されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用。
  5. 弱い剥離作用を有するシリコーン不含有添加剤が、ステアリン酸Ca、タルク、ステアリルを有するポリマー、ステアリルメタクリレート、又はマレイン酸のステアリル誘導体とスチレンとのコポリマーをベースとする分散液である剥離添加剤であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用。
  6. 固定補助体のシート状材料が、フイルム又は10〜70g/mの坪量を有する紙であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の使用。
  7. シート状材料のラミネーションを乾燥状態で接着力を持たないラミネーティング組成物を使用して行うことを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の使用。
  8. ラミネーティング組成物を再生利用することができ、そして固定補助体を有するスプライシングテープの他の成分は紙の再生利用を妨害せず、従って、製品のすべての支持材料は紙及び接着組成物を含んで成り、そしてラミネーティング組成物が再パルプ化可能であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の使用。
  9. ラミネーティング組成物が結合剤10〜90重量%、剥離剤10〜90重量%を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
  10. ラミネーティング組成物は、結合剤及び剥離活性成分に加えて、弾性化添加剤も含んで成ることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の使用。
  11. ラミネーティング組成物が、さらに弾性化剤60重量%以下、充填剤30重量%以下及び増粘剤を含んで成ることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使用。
  12. 弾性化剤が、水溶性ポリグリコール又はアラビアゴムであることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の使用。
  13. 乾燥後のラミネーティング組成物が5〜25g/mのフイルム厚さで存在していることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の使用。
  14. 固定補助体が弾性構成であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の使用。
  15. 固定補助体を有するスプライシングテープであって、
    該固定補助体が、フライングリール交換のためのリールをスプライスするためのスプライシングテープの下側で使用されるものであり、
    a)該固定補助体を介して、走行中のウエブを巻きだしているリールの最上層から2層目のウエブに該スプライシングテープを接着させ、そして、固定させ、
    b)固定補助体のある面とは反対側のスプライシングテープの上側において、接着するようにされたスプライシングテープの上面の少なくとも新たに供給されるリールの高速ウエブに接合するために露出するように、該スプライシングテープを該走行中のウエブを巻きだしているリールの最上層ウエブの前縁にも粘着させ、
    c)固定補助体はスプライシングテープの下側に粘着させられ、そして2つのラミネートされたシート状材料から形成された支持材料を具備し、
    d1)このラミネートにより前記2つのシート状材料の間に所定の破断ゾーンが形成され、
    d2)該ラミネートは、ラミネーティング組成物によって行われ、
    d3)固定補助体はその下側において感圧接着性とされており、
    そして、
    ラミネーティング組成物が、結合剤と、弱い剥離作用を有するシリコーン不含有添加剤を含んで成る水をベースとする組成物であり、
    弱い剥離作用を有するシリコーン不含有添加剤が剥離添加剤であり、剥離添加剤として、タルク、ステアリル誘導体、ステアリル基を含むポリマー、ステアリルメタクリレート又はマレイン酸のステアリル誘導体とスチレンとのコポリマーをベースとする分散液から選択される
    ことを特徴とする、スプライシングテープ。
  16. 弱い剥離作用を有するシリコーン不含有添加剤が、ステアリン酸Ca、タルク、ステアリルを有するポリマー、ステアリルメタクリレート、又はマレイン酸のステアリル誘導体とスチレンとのコポリマーをベースとする分散液である剥離添加剤であることを特徴とする、請求項15に記載のスプライシングテープ。
  17. 固定補助体を有するスプライシングテープが両側剥離性支持材であるシリコン処理された紙でライニングされていることを特徴とする、請求項15又は16に記載のスプライシングテープ。
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