JP5052357B2 - 端末装置およびキー制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のキーを有する端末装置およびキー制御方法に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)などに代表される電子機器は、小型化と軽量化に加えて高機能化が進んでいる。その結果、通話やメールといった通信関連の機能のみでなく、カメラ、音楽再生、テレビジョンなど、コンピュータに劣らないほどの機能が取り込まれてきている。
このように高機能化するに伴って、様々なタスク(アプリケーション)を快適に使用するために、表示領域の大画面化の要請がある。しかし、大画面化と小型化という相反する要請から、大画面化すれば操作部のための面積が減少し、同じ操作キーにいくつもの機能を兼用させたり、メニューの階層が深くなったりしており、ユーザにとって操作性が不明瞭化または煩雑化する傾向にある。
そこで、自機器が有する機能の説明やその操作方法の支援などを行ういわゆるヘルプ機能が設けられている。しかしながら、ヘルプ機能による説明は詳しすぎることもあり、一度読むだけでは再現するのが難しい。
そこで、ヘルプ機能にある操作入力手順を発光手段つきのキースイッチを順次発光させることによってユーザに教示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
しかし、特許文献1に記載されたような技術はヘルプ機能の支援であるため、たとえキースイッチの発光によって視覚的に再現したとしても、複雑な手順についてすべてのキースイッチの発光の順番を覚えるのは困難である。したがって、ユーザが実際に操作しようとした場合に繰り返し再現するのは不可能であった。
そこで、連続キー入力による所定機能の選択・実行指示操作の待ち受け待機時に、次にキー押下が有効なキーのみを発光させてユーザに対して押下有効なキーを提示しキー操作案内をする技術が開示されている(例えば特許文献2)。
特開2000−322179号公報 特開2002−163063号公報
しかし、上述した特許文献2に記載された技術のように、キーを操作手順に従って順次点灯させる技術では、所定時間押下有効なキーを点灯させ、所定時間内にユーザによって点灯したキーの押下がされない場合、キーの点灯を停止してしまう。
したがって、複数のキーが有効である場合、ユーザがキーを選択している間に突然すべてのキーが消灯し、操作入力手順の誘導機能を果たさなくなることもある。
また、上記問題を回避するために所定時間を十分長くした場合には、消費電力が増大し、電源の充電を頻繁に行わなければならなくなるという問題も発生する。
本発明は従来の操作入力手順の教示方法に関する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、プログラムの操作実行を伴った操作入力手順を教示する場合において、押下有効なキーのユーザへの注意喚起を工夫することで、ユーザの意に反する操作手順の教示の中断を回避することが可能な、端末装置およびキー制御方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる端末装置の代表的な構成は、発光部を備えた複数のキーからなる操作部と、複数のキーのうち入力を受付可能な有効なキーと当該有効なキー以外のキーとが操作の場面に応じて変化するプログラムを記憶する記憶部と、プログラムの操作の場面に応じて有効なキーを点灯して操作手順を誘導し、当該点灯した時点から所定時間が経過するまで当該有効なキーへの入力がなければ当該有効なキーを点滅させるキー点灯部と、を備え、キー点灯部は、点滅が開始された時点からの経過時間に応じて点滅速度を変化させ、キー点灯部はさらに、プログラムの操作の順番に応じて点滅速度または点滅回数を変化させることを特徴とする。
上記構成により、プログラムの実行中にキーの入力を受付可能である場合、有効なキーは点灯され、所定時間入力がない場合点滅へと変化する。このように有効なキーが入力されない場合有効なキーの発光状態を段階的に変化させるため、ユーザに視覚を通じて経過時間を喚起させることが可能となる。したがって、ユーザによる有効なキーへの入力を促進することができるため、プログラムを迅速かつ確実に完了させることができる。また、操作手順の誘導が突然終了することがなくなるため、ユーザはプログラムが完了するまで操作手順の誘導を受けることが可能となる。
また、キー点灯部は、点滅が開始された時点からの経過時間に応じて点滅速度を変化させてもよい。
たとえば、経過時間が進むにつれて点滅速度を速くさせれば、有効なキーへの押下を効果的にユーザに促すことができる。
また、キー点灯部は、プログラムの操作の順番に応じて点滅速度を変化させてもよい。たとえば、プログラムの終わりに近づくにつれて有効なキーの点滅速度を早くすればプログラムの操作が終わりに近づいていることをユーザに認識させることができる。
また、キー点灯部は、プログラムの操作の順番に応じて点滅回数を変化させてもよい。これにより、ユーザは有効なキーの点滅回数を見るだけで、現在行っている操作がプログラムの何番目の操作であるのかを認識することができる。
また、キー点灯部は、当該有効なキーと当該有効なキー以外のキーを交互に点滅させてもよい。
有効なキーと有効なキー以外のキー(無効なキー)を交互に点滅させることにより、有効なキーへの押下をさらに効果的にユーザに促すことができる。
キー点灯部は、有効なキーを略中心として操作部を略波紋状に点滅させてもよい。これにより、有効なキーへの押下をさらに効果的にユーザに促すことができる。
上記の端末装置は、ユーザによるキーの押下継続時間を計時する押下時間計時部と、計時された押下継続時間が所定値を越えているか否かを判定する押下時間判定部と、プログラムの実行中であり押下時間判定部が有効なキーの押下継続時間が所定値を超えていると判定した場合、それ以降ユーザによる有効なキーの入力をしなくともプログラムを最後まで実行させるプログラム完了部と、を備えてもよい。
これにより、ユーザが途中で操作手順の誘導を中断したくなった場合であっても、確実にプログラムを完了させることができる。したがって、途中まで行った操作入力が無駄になることがなくなる。
また、上記の端末装置は、プログラムの実行中であり押下時間判定部が有効なキー以外のキーの押下継続時間が所定値を超えていると判定した場合、プログラムの実行を中断するプログラム中断部をさらに備えてもよい。
これにより、ユーザが途中で操作手順の誘導を中断したくなった場合、迅速かつ容易に中断することができる。
また、経過時間はプログラム全体の実行時間に応じて変更可能であってもよい。経過時間を判断するだけで、プログラム全体の実行時間がどれくらいであるかを認識することができる。
上記課題を解決するために、本発明のキー制御方法の代表的な構成は、発光部を備えた複数のキーからなる操作部と、複数のキーのうち入力を受付可能な有効なキーと当該有効なキー以外のキーとが、操作の場面に応じて変化するプログラムを記憶する記憶部とを備える端末装置を用いたキー制御方法であって、プログラムの実行中に操作の場面に応じて有効なキーを点灯させて操作手順を誘導し、当該点灯させた時点から所定時間が経過するまで当該有効なキーへの入力がなければ当該有効なキーを点滅させ、点滅が開始された時点からの経過時間に応じて点滅速度を変化させ、プログラムの操作の順番に応じて点滅速度または点滅回数を変化させることを特徴とする。
上述した端末装置の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該キー制御方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の端末装置およびキー制御方法によれば、プログラムの実行を伴った操作入力手順を教示する場合において、押下有効なキーのユーザへの注意喚起を工夫することで、ユーザの意に反する操作手順の教示の中断を回避することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
(PHS端末100)
図1は、本実施形態にかかる端末装置としてのPHS端末100の概略的な機能を示した機能ブロック図であり、図2は、PHS端末100の外観斜視図である。かかるPHS端末100は、端末制御部102と、記憶部104と、操作部106と、表示部116と、音声入力部118と、音声出力部120と、無線通信部122と、を含んで構成される。ここでは、端末装置としてPHS端末を挙げているが、かかる場合に限られず、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等複数のキーからなる操作部を有する様々な電子機器を用いることもできる。
端末制御部102は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS端末100全体を管理および制御する。端末制御部102は、記憶部104のプログラムを用いて、ウェブ閲覧機能、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も実行する。
記憶部104は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末制御部102で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。特に本実施形態では、複数のキーのうち入力を受付可能な有効なキーと当該有効なキー以外のキーとが操作の場面に応じて変化するプログラムを記憶する。
操作部106は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の複数のキー(スイッチ)から構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。本実施形態において操作部106を構成するキーは発光部を備えて構成されている。
図3は、キー108の構造を説明するための断面図である。図3に示すように、キー108は、キートップ110と、キー検出部112と、発光部114を含んで構成されている。キートップ110は、文字やマーク部分のみ透明または半透明に形成された樹脂からなる。キー検出部112は、キートップ110に併設されキートップ110の押下を検出する。本実施形態では、キー検出部112は、略半球形状の突出部112aがキートップ110の押下によってへこまされ内部に配された端子を短絡させる、いわゆるメタルスイッチで形成される。また本実施形態においてキートップ110は、文字やマーク部分のみ透明または半透明に形成されているが、これに限定されず文字やマーク部分以外を透明または半透明とし透光可能に形成してもよい。
発光部114は、LED(Light Emitting Diode)、EL(Electro Luminescence)発光体、その他の照光可能な電子部品からなり、キー検出部112を投影した領域内に配置される。したがって、キートップ110を投影した領域内の発光部114はキートップ110を個別に照光することができる。かかる構成によると、発光部114はキートップ110に対応した位置、即ちキートップ110の直下に配置されるので、キートップ110を直接的かつ限定的に照光することができる。本実施形態において、発光部114はキー108ごとに設けられているが、これに限定されず、例えば十字キーではキーに4つ発光部114を設け4方向それぞれを点灯させることもできる。また、複数のキー108に1つの発光部114を備える構成をとってもよい。
表示部116は、液晶ディスプレイ、EL、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、記憶部104に記憶された、または通信網を介してセンターサーバから提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
音声入力部118は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS端末100内で処理可能な電気信号に変換する。
音声出力部120は、スピーカで構成され、PHS端末100で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部106の操作音、アラーム音等も出力できる。
無線通信部122は、本実施形態において通信網における基地局との無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれPHS端末100のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等が採用されている。
また本実施形態において端末制御部102は、キー点灯部130、経過時間測定部132、経過時間判定部134としても機能する。
図4は、キー点灯部130による有効なキー108aの点灯を説明するための説明図である。図4中黒は点灯を、白は消灯を、斜線は点滅を示す。
キー点灯部130は、ユーザによる操作部106を介した操作入力に応じて記憶部104に記憶されたプログラムの実行が開始され、プログラムにおいてキー108の入力を受付可能である場合、有効なキー108aに備えられた発光部114に信号を送り、有効なキー108aのみを点灯させる(図4(a))。
経過時間測定部132は、キー点灯部130によって点灯された有効なキー108aへのユーザによる入力がなされない点灯時からの時間を測定する。
経過時間判定部134は、経過時間測定部132による測定時間が所定時間を経過したか否かを判定する。キー点灯部130は、有効なキー108aのみを点灯させた後、経過時間判定部134によって所定時間たとえば10秒が経過したと判定された場合、有効なキー108aを点滅させる(図4(b))。
本実施形態において経過時間判定部134にて用いられる所定時間は固定値としているが、これに限定されず、プログラム全体の実行時間に応じて変更可能であってもよい。例えば、プログラム全体の実行時間が長い場合、比較的早期に点滅を開始し、そのキーの押下を催促する。かかる構成により、点灯から点滅までの時間間隔によって感覚的にプログラム全体の実行時間がどれくらいであるかを認識することができる。
上述したキー点灯部130による点滅は、経過時間に応じて点滅速度を変化させることもできる。たとえば、経過時間が進むにつれて点滅速度を早くさせれば、有効なキー108aへの押下を効果的にユーザに促すことができる。
さらに、経過時間測定部132は、キー点灯部130によって点滅された有効なキー108aへのユーザによる入力がなされない時間(点滅開始からの時間)を測定し、経過時間判定部134は、経過時間測定部132による測定時間が所定時間を経過したか否かを判定する。キー点灯部130は、有効なキー108aのみを点滅させた後、所定時間たとえば10秒が経過したと判定された場合、有効なキー108aと有効なキー以外のキー108b(以下、無効なキーとする。)を交互に点滅させる(図4(c))。
上記構成により、プログラムの実行中にキー108の入力を受付可能である場合、有効なキー108aは点灯され、所定時間入力がない場合点滅へと変化し、さらに所定時間入力がない場合有効なキー108aと無効なキー108bが交互に点滅する。このように有効なキー108aが入力されない場合有効なキー108aの発光状態を段階的に変化させるため、ユーザに視覚を通じて経過時間を喚起させることが可能となる。したがって、ユーザによる有効なキー108aへの入力を促進することができるため、プログラムを迅速かつ確実に完了させることができる。また、操作手順の誘導が突然終了することがなくなるため、ユーザはプログラムが完了するまで操作手順の誘導を受けることが可能となる。
本実施形態において、有効なキー108aと無効なキー108bを交互に点滅させているが、これに限定されず、有効なキー108aへの押下をユーザに促せれば足りる。
図5は、キー点灯部130による有効なキー108aの点灯の他の例を説明するための説明図である。図5に示すように、キー点灯部130が、有効なキー108aを略中心として操作部106を略波紋状に点滅させてもよい。
なお、操作部106だけでなく、表示部116における表示を反転させたり、有効なキー108aを略中心として略波紋状に表示部116をグラデーション状に表示させたりすることもできる。
また、有効なキー108aをユーザに喚起するために、キー点灯部130による有効なキー108aの点灯だけでなく、表示部116に有効なキー108aを特定できる情報を表示してもよい。表示部116では、有効なキー108aを拡大した図を表示できたり、色によって有効なキー108aを引き立たせて表示させたりすることができるため、ユーザにさらに有効なキー108aを喚起させることができる。
図6は、表示部116に有効なキー108aを特定できる情報を表示させた図である。図6(a)に示すように、表示部116に操作部106の全体像を表示し、表示部116上の有効なキー108aの位置の色を変えたり、図6(b)に示すように、有効なキー108aを特定可能な情報たとえばキー108に割り当てられた文字を表示部116上に表示したりしてもよい。
図6では表示部全体に108aを特定可能な情報を表示しているが、これに限定されず、表示部116の一部たとえば右下の一角に表示してもよい。
また、本実施形態において、プログラムの実行中にキー108の入力を受付可能である場合、有効なキー108aは点灯され、所定時間入力がない場合点滅へと変化し、さらに所定時間入力がない場合有効なキー108aと無効なキー108bが交互に点滅する構成を採っているが、有効なキー108aの点滅時に点滅回数や点滅速度を工夫することでプログラムの進捗状況をユーザに知らせる事もできる。
すなわち、キー点灯部130は、プログラムの操作の順番に応じて点滅速度を変化させてもよい。例えば、プログラムの終わりに近づくにつれて有効なキー108aの点滅速度を早くすればプログラムの操作が終わりに近づいていることをユーザに認識させることができる。
また、キー点灯部130は、プログラムの操作の順番に応じて点滅回数を変化させてもよい。例えば、プログラムにおいてキー108の入力を受付可能である操作が合計で6回ある場合、4回目に受付可能である操作において有効なキー108aを4回点滅させてもよいし、残りの操作数として3回点滅させてもよい。
これにより、ユーザは有効なキー108aの点滅回数を見るだけで、現在行っている操作がプログラムの入力を受付可能な操作の何番目であるのかを認識することができる。
また点滅に含まれる複数の点灯時間をそれぞれ変化させることで、同一の点滅回数を複数回繰り返してユーザに認識させることもできる。例えば、3回点滅させる場合、点灯時間を「短」、「短」、「長」を繰り返せば「長」で点滅回数の教示の区切り(境界)を示すこともできる。
さらに、プログラムの操作の順番に応じて有効なキー108aと無効なキー108bを交互に点滅する回数を変化させてもよいし、有効なキー108aを点灯させておき操作の順番に応じた数だけ無効なキー108bを点滅させてもよい。
(キー制御方法)
続いて、上述したPHS端末100を用いたキー制御方法を説明する。図7は、PHS端末100を用いたキー制御方法の流れを示したフローチャートである。
まず、プログラムの実行中にキーの入力を受付可能である場合、キー点灯部130によって有効なキー108aが点灯され(S200:点灯ステップ)、経過時間測定部132が、キー点灯部130によって点灯された有効なキー108aへのユーザによる入力がなされない時間を測定する(S202:点灯時間測定ステップ)。点灯時間測定ステップS202にて測定された時間が所定値を超えたか否かを経過時間判定部134が判定し(S204:所定値判定ステップ)、所定値を超えた場合、キー点灯部130は、有効なキー108aを点灯から点滅に変更する(S206:点滅ステップ)。
さらに経過時間測定部132が、キー点灯部130によって点滅された有効なキー108aへのユーザによる入力がなされない時間を測定する(S208:点滅時間測定ステップ)。点滅時間測定ステップS208にて測定された時間が所定値を超えたか否かを経過時間判定部134が判定し(S210:点滅所定値判定ステップ)、所定値を超えていない間は点滅を繰り返す(S206)。ここで、測定時間の経過に比例して点滅の周波数を高くして点滅速度を上げ、ユーザに押下を促すこともできる。点滅所定値判定ステップ(S210)において所定値を超えた場合、キー点灯部130は、有効なキー108aと有効なキー以外のキー108bを交互に点滅させる(S212:交互点滅ステップ)。
本実施形態において、交互点滅時間測定ステップS214にて測定された時間が所定値を超えたか否かを経過時間判定部134が判定し、所定値を超えた場合、キー点灯部130は、有効なキー108aを消灯するが、これに限定されず、所定値を超えていたとしても、交互に点滅させ続けてもよい。
(第2実施形態:PHS端末200)
図8は、第2実施形態にかかるPHS端末200を説明するための機能ブロック図である。かかるPHS端末200は、端末制御部202と、記憶部104と、操作部106と、表示部116と、音声入力部118と、音声出力部120と、無線通信部122と、を含んで構成される。上述した第1実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において端末制御部202は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によって構成され、PHS端末200全体を管理および制御し、キー点灯部130、経過時間測定部132、経過時間判定部134、点灯機能判定部204と、押下時間計時部206、押下時間判定部208、プログラム完了部210、プログラム中断部212としても機能する。
点灯機能判定部204は、キー点灯部130による有効なキー108aと無効なキー108bの識別が行われているか否かを判定する。すなわち、有効なキー108aが点灯しているか、点滅しているか、および無効なキー108bと交互に点滅しているか否かを判定する。
押下時間計時部206は、ユーザによるキー108の押下継続時間を計時する。
押下時間判定部208は、押下時間計時部206によって計時された押下継続時間が所定値を越えているか否かを判定する。
プログラム完了部210は、プログラムの実行中であり、点灯機能判定部204が有効なキー108aと無効なキー108bの識別が行われていると判定し、さらに押下時間判定部208が有効なキー108aの押下継続時間が所定値を超えていると判定した場合、それ以降ユーザによる有効なキー108aの入力をしなくともプログラムを最後まで実行させる。
これにより、ユーザが途中で操作手順の誘導を中断したくなった場合であっても、確実にプログラムを完了させることができる。したがって、途中まで行った操作入力が無駄になることがなくなる。
プログラム中断部212は、プログラムの実行中であり、点灯機能判定部204が有効なキー108aと無効なキー108bの識別が行われていると判定し、さらに押下時間判定部208が無効なキー108bの押下継続時間が所定値を超えていると判定した場合、プログラムの実行を中断する。
これにより、ユーザが途中で操作手順の誘導を中断したくなった場合、迅速かつ容易に中断することができる。
(キー制御方法)
続いて、上述したPHS端末200を用いたキー制御方法を説明する。図9は、PHS端末200を用いたキー制御方法の流れを示したフローチャートである。
まず、点灯機能判定部204が、キー点灯部130による有効なキー108aと無効なキー108bの識別が行われているか否かを判定する(S400:点灯機能判定ステップ)。点灯機能判定ステップS400にて識別が行われていると判定された場合、押下されたキー108の押下継続時間を押下時間計時部206が測定する(S402:押下継続時間測定ステップ)。押下継続時間測定ステップS402にて、測定された押下継続時間が所定値を越えたか否かを押下時間判定部208が判定する(S404:押下時間判定ステップ)。
押下時間判定ステップS404にて、押下継続時間が所定値を越えたと判定された場合、当該キー108が有効なキー108aであるか否かを判定し(S406:有効キー判定ステップ)、有効なキー108aであれば、プログラム完了部210がプログラムを完了する(S408:プログラム完了ステップ)。
有効キー判定ステップS406にて、当該キー108が有効なキー108aでないと判定された場合、すなわち無効なキー108bであると判定された場合、プログラム中断部212がプログラムを中断する(S410:プログラム中断ステップ)。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、有効なキーと無効なキーを発光部による照光のオン/オフ(点灯、点滅)によって区別しているが、発光部の発色によって区別してもよい。たとえば、有効なキーを赤色に点灯させ、無効なキーを青色に点灯させたりすることもできる。
なお、本明細書のキー制御方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
本発明は、端末装置およびキー制御方法に利用することができる。
第1実施形態にかかる端末装置としてのPHS端末の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 PHS端末の外観斜視図である。 キーの構造を説明するための断面図である。 キー点灯部による有効なキーの点灯を説明するための説明図である。 キー点灯部130による有効なキー108aの点灯の他の例を説明するための説明図である。 表示部に有効なキーを特定できる情報を表示させた図である。 第1実施形態にかかるPHS端末を用いたキー制御方法の流れを示したフローチャートである。 第2実施形態にかかるPHS端末を説明するための機能ブロック図である。 第2実施形態にかかるPHS端末を用いたキー制御方法の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100、200 …PHS端末
102、202 …端末制御部
104 …記憶部
106 …操作部
108 …キー
108a …有効なキー
108b …無効なキー
110 …キートップ
112 …キー検出部
112a …突出部
114 …発光部
116 …表示部
118 …音声入力部
120 …音声出力部
122 …無線通信部
130 …キー点灯部
132 …経過時間測定部
134 …経過時間判定部
204 …点灯機能判定部
206 …押下時間計時部
208 …押下時間判定部
210 …プログラム完了部
212 …プログラム中断部

Claims (4)

  1. 発光部を備えた複数のキーからなる操作部と、
    前記複数のキーのうち入力を受付可能な有効なキーと該有効なキー以外のキーとが操作の場面に応じて変化するプログラムを記憶する記憶部と、
    前記プログラムの操作の場面に応じて有効なキーを点灯して操作手順を誘導し、該点灯した時点から所定時間が経過するまで該有効なキーへの入力がなければ該有効なキーを点滅させるキー点灯部と、を備え、
    前記キー点灯部は、前記点滅が開始された時点からの経過時間に応じて点滅速度を変化させ、
    前記キー点灯部はさらに、前記プログラムの操作の順番に応じて点滅速度または点滅回数を変化させることを特徴とする端末装置。
  2. 前記キー点灯部はさらに、前記有効なキーと該有効なキー以外のキーを交互に点滅させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記キー点灯部はさらに、前記有効なキーを略中心として前記操作部を略波紋状に点滅させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 発光部を備えた複数のキーからなる操作部と、前記複数のキーのうち入力を受付可能な有効なキーと該有効なキー以外のキーとが、操作の場面に応じて変化するプログラムを記憶する記憶部とを備える端末装置を用いたキー制御方法であって、
    前記プログラムの実行中に操作の場面に応じて有効なキーを点灯させて操作手順を誘導し、該点灯させた時点から所定時間が経過するまで該有効なキーへの入力がなければ該有効なキーを点滅させ、前記点滅が開始された時点からの経過時間に応じて点滅速度を変化させ、プログラムの操作の順番に応じて点滅速度または点滅回数を変化させることを特徴とするキー制御方法。
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