JP5052154B2 - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、受光面保護材と裏面保護材との間に、配線用のタブにより電気的に接続された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールの製造方法に関する。
太陽電池は、クリーンで無尽蔵に供給される太陽光を直接電気に変換する。従って、太陽電池は、新しいエネルギー源として期待されている。
太陽電池1枚当りの出力は数W程度である。従って、家屋やビル等の電源として太陽電池を用いる場合には、複数の太陽電池が電気的に直列又は並列に接続された太陽電池モジュールが用いられる。
具体的には、図1に示すように、太陽電池モジュール100は、受光面保護材1と裏面保護材2との間に、配線用のタブ3により電気的に接続された複数の太陽電池10を備える。一般的に、タブ3は、太陽電池10にハンダを用いて熱接着される(例えば、特許文献1参照)。
また、太陽電池10は、光電変換部4と光電変換部上に積層された集電電極5とを備える。集電電極5は、光電変換部4との接着面積を広くすることにより接着性を確保することができる。この場合、集電電極5の内部抵抗は十分に小さいため、集電電極5の厚み(高さ)は小さくしてもよい。しかしながら、光電変換部4の受光面側に設けられる受光面側集電電極5aは、太陽光の受光を妨げないように、幅を細く形成することが好ましい。さらに、受光面側集電電極5aは、内部抵抗を小さくするために、厚み(高さ)を大きく形成することが好ましい。
特開2005−217148号公報
ここで、タブ3及び集電電極5の線膨張係数は、光電変換部4の線膨張係数よりも大きいため、タブ3を太陽電池10に熱接着する際の温度変化により、光電変換部4と集電電極5との界面には応力が発生する。集電電極5a、5bが対称の場合には、応力の大きさは、光電変換部4の受光面側と裏面側とで略同等である。
しかしながら、前述の通り、太陽電池の出力を向上させるためには、受光面側集電電極5aは裏面側集電電極5bよりも幅を細く、高さを大きくすることが好ましい。このようにすると、図2に示すように、受光面側集電電極5aの厚みが裏面側集電電極5bの厚みよりも大きいことに起因して、受光面側向きの力のモーメントは、裏面側向きの力のモーメントよりも大きくなる。その結果、太陽電池10は裏面側に向かって凸形状になるように反る。
このような反りは、光電変換部4、集電電極5或いは光電変換部4と集電電極5の界面にダメージを蓄積させ、太陽電池特性を劣化させる可能性があった。また、光電変換部4の厚みが薄くなるにしたがって反りは顕著に現れるため、コスト削減を目的とした光電変換部4の薄板化を実現するにも制限があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、太陽電池の反りを抑制し、信頼性の高い太陽電池モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴に係る太陽電池モジュールの製造方法は、受光面保護材と裏面保護材との間に、配線用のタブにより電気的に接続された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールの製造方法であって、受光によりキャリアを生成する光電変換部を形成するステップAと、前記光電変換部の受光面上に、前記キャリアを集電する第1の集電電極を積層するステップBと、前記光電変換部の裏面上に、前記キャリアを集電する第2の集電電極を、前記第1の集電電極と異なる高さで積層するステップCと、前記第1の集電電極と前記タブとを、第1の温度に加熱することにより接続するステップDと、前記第2の集電電極と前記タブとを、第2の温度に加熱することにより接続するステップEとを含み、前記第1の集電電極の高さを前記第2の集電電極の高さよりも大きくすると共に、前記第1の温度は前記第2の温度よりも低くすることを要旨とする。
本発明の第1の特徴に係る太陽電池モジュールの製造方法によれば、第1の集電電極の厚み(高さ)を、第2の集電電極の厚み(高さ)よりも大きくすると共に、第1の集電電極とタブとを接続する際の温度を、第2の集電電極とタブとを接続する際の温度よりも低くしている。
従って、タブを熱接着する際の温度変化により、集電電極とタブとが膨張・収縮する度合いを、厚みの大きい集電電極の側で小さくすることができる。即ち、光電変換部と第1の集電電極との界面に発生する応力を、光電変換部と第2の集電電極との界面に発生する応力よりも小さくすることができる。従って、光電変換部にかかる力のモーメントを、受光面側向きと裏面側向きとで略同等とすることができる。これにより、太陽電池の反りの発生を抑制することができるため、太陽電池特性を向上することができるとともに、光電変換部の薄板化を図ることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴にかかり、前記タブは、導電性接着層を介して前記第1電極及び前記第2電極に接続されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴にかかり、前記導電性接着層は、半田により形成されることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第2の特徴にかかり、前記導電性接着層は、導電性粒子を含む樹脂により形成されることを要旨とする。
本発明によれば、太陽電池の反りを抑制し、信頼性の高い太陽電池モジュールの製造方法を提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
〈太陽電池モジュールの概略構成〉
本実施形態に係る太陽電池モジュール100の断面図を図3に示す。図3(a)は、モジュール化工程前の太陽電池モジュール100の断面図である。また、同図(b)は、モジュール化工程後の太陽電池モジュール100の断面図である。
太陽電池モジュール100は、太陽電池ストリングス20、受光面保護材1、裏面保護材2及び封止材6を備えている。
太陽電池ストリングス20は、配線用のタブ3によって複数の太陽電池10を互いに電気的に接続することにより形成されている。
タブ3は、薄板状或いは縒り線状に成型された銅等の導電材である。一のタブ3は、一の太陽電池10の受光面側に設けられた集電電極5と、当該一の太陽電池10に隣接する他の太陽電池10の裏面側に設けられた集電電極5とに接続されている。タブ3は、半田や熱硬化性樹脂等の導電性接着剤により太陽電池10と接着される。このようにして、一の太陽電池10と、当該一の太陽電池10に隣接する他の太陽電池10とが電気的に接続される。太陽電池10の構成については後に詳説する。
受光面保護材1は、太陽電池10が吸収できる波長の光の大半を透過させる部材を用いて構成される。受光面保護材1は、太陽電池ストリングス20の受光面側に配置される。受光面保護材1として、例えば、透光性及び遮水性を有するガラス、透光性プラスチック等を用いることができる。
裏面保護材2は、太陽電池ストリングス20の裏面側に配置される。裏面保護材2として、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)フィルムやフッ素樹脂フィルム等の樹脂フィルム、シリカやアルミナ等の金属酸化物の蒸着膜が形成された樹脂フィルム、アルミ箔等の金属フィルム、及びこれらの積層フィルムなどを用いることができる。
封止材6は、太陽電池ストリングス20を、受光面保護材1と裏面保護材2との間で封止している。封止材6は、透光性の樹脂を用いて構成することができる。例えば、封止材6として、EVA(エチレン・ビニル・アセチレート)やPVB(ポリ・ビニル・ブチラール)、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、フッ素系樹脂、アイオノマー樹脂、シラン変性樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、酸変性ポリオレフィン系樹脂、エポキシ系樹脂などの樹脂材料を用いることができ、これらの樹脂の2種類以上を混合して用いても良い。
以上により太陽電池モジュール100は構成されているが、更に、モジュールとしての強度を増加させ、架台に強固に取り付けるために、太陽電池モジュール100の周囲にAlフレーム(不図示)を取り付けてもよい。
〈太陽電池10の構成〉
次に、太陽電池10の詳細な構成について説明する。図4(a)は、本実施形態に係る太陽電池10の上面図である。また、図4(b)は、同図(a)のA−A断面図である。
太陽電池10は、光電変換部4、受光面側集電電極5a及び裏面側集電電極5bとを備える。受光面側集電電極5aは、フィンガー電極51aとバスバー電極52aとから構成されている。
光電変換部4は、受光面側から光を受けてキャリアを生成する。キャリアとは、入射光が光電変換部4に吸収されることにより生成される一対の正孔と電子をいう。光電変換部4は、pn接合又はpin接合等の半導体接合を有する。光電変換部4として、単結晶Si、多結晶Si等の結晶系半導体材料、非晶質Si系合金或いはCuInSe等の薄膜半導体材料、或いはGaAs、InP等の化合物半導体材料等の半導体材料、色素増感型等の有機材料を用いることができる。
フィンガー電極51aは、光電変換部4からキャリアを集電する集電電極である。本実施形態では、フィンガー電極51aは、図4(a)に示すように、光電変換部4の受光面における略全域にわたって、所定間隔のライン状に形成されている。
バスバー電極52aは、複数のフィンガー電極51aからキャリアを集電する集電電極である。バスバー電極52aは、図4(a)に示すように、フィンガー電極51aと交差して、所定間隔のライン状に形成される。バスバー電極52a上には、タブ3が接続される。
このように、本実施形態では、受光面側集電電極5aは、光電変換部4の受光面上に櫛形状に形成されている。
裏面側集電電極5bは、光電変換部4からキャリアを集電する集電電極である。本実施形態では、裏面側集電電極5bは、光電変換部4の裏面側全面を覆うように形成されている。裏面側集電電極5b上には、タブ3が接続される。尚、本発明は、裏面側集電電極5bの形状を限定するものではなく、例えば、櫛形状に形成することもできる。
ここで、受光面側集電電極5aは、光電変換部4の受光面積を大きくするため、即ち、光電変換部4の露出部分の面積を大きくするために、できるだけ小さい面積になるように設けられる。本実施形態では、受光面側集電電極5aは、電極幅を細くして、櫛型状に形成されている。さらに、電極幅が細い受光面側集電電極5aは、内部抵抗を小さくするために、厚み(高さ)を大きく形成されている。一方、裏面側集電電極5bは、光電変換部4の裏面側全面を覆うように形成され内部抵抗が十分に小さいため、厚み(高さ)は小さく形成されている。即ち、図4(b)に示すように、受光面側集電電極5aの高さは、裏面側集電電極5bの高さよりも大きい。
なお、本実施形態に係る受光面側集電電極5a及び裏面側集電電極5bとして、銀粒子やガラスフリット等の導電性粒子をフィラーとした導電性ペーストを用いることができる。このような導電性ペーストには、熱硬化性樹脂をバインダーとした樹脂ペーストや、高温で焼結させるセラミックペースト等を用いることができる。
次に、本実施形態に係る太陽電池10の構成について、光電変換部4の構成に着目して説明する。図5は、図4(b)のB−B断面図である。図5に示すように、光電変換部4は、ITO膜20a及び20g、p型非晶質シリコン層20b、i型非晶質シリコン層20c及び20e、n型単結晶シリコン基板20d、n型非晶質シリコン層20fを備える。具体的には、n型単結晶シリコン基板20dの受光面には、i型非晶質シリコン層20cを介して、p型非晶質シリコン層20bが形成されている。また、p型非晶質シリコン層20bの受光面には、ITO膜20aが形成される。一方、n型単結晶シリコン基板20dの裏面には、i型非晶質シリコン層20eを介して、n型非晶質シリコン層20fが形成されている。また、n型非晶質シリコン層20fの裏面側には、ITO膜20gが形成される。ITO膜20aの受光面には受光面側集電電極5aが形成され、ITO膜20gの裏面には裏面側集電電極5bが形成されている。このような構成の太陽電池10を有する太陽電池モジュール100は、HIT型太陽電池モジュールと呼ばれる。
〈太陽電池モジュール100の製造方法〉
本実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法について説明する。以下においては、HIT型太陽電池モジュールを例として説明する。
まず、n型単結晶シリコン基板20dをアルカリ水溶液で異方性エッチング加工することにより、表面に微細な凹凸を形成する。又、n型単結晶シリコン基板20dの表面を洗浄して、不純物を除去する。
次に、RFプラズマCVD法或いはCat−CVD法等の気相成長法を用いて、n型単結晶シリコン基板20dの受光面上に、i型非晶質シリコン層20c、p型非晶質シリコン層20bを順次積層する。同様に、n型単結晶シリコン基板20dの裏面上に、i型非晶質シリコン層20e、n型非晶質シリコン層20fを順次積層する。
次に、マグネトロンスパッタ法を用いて、p型非晶質シリコン層20bの受光面上に、ITO膜20aを形成する。同様に、n型非晶質シリコン層20fの裏面上に、ITO膜20gを形成する。以上により、光電変換部4が形成される。
次に、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等の印刷法を用いて、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを、ITO膜20aの受光面上に、図4(a)に示すような櫛形状に積層する。これにより、光電変換部4の受光面上に、受光面側集電電極5aが形成される。なお、受光面側集電電極5aは、フィンガー電極51aとバスバー電極52aとを含む。
次に、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを、ITO膜20gの裏面側全面に積層する。これにより、光電変換部4の裏面上に、裏面側集電電極5bが形成される。
ここで、受光面側集電電極5aの厚み(高さ)は、裏面側集電電極5bの厚み(高さ)より大きく形成されている。
次に、銀ペーストを所定条件で加熱して溶剤を揮発させた後、さらに加熱して本乾燥する。以上により、太陽電池10が製造される。
次に、光電変換部4の受光面側に積層された受光面側集電電極5aとタブ3とを接着する。具体的には、導電性接着剤を介して、バスバー電極52aとタブ3とを加熱することにより接着する。同様に、光電変換部4の裏面側に積層された裏面側集電電極5bとタブ3とを接着する。なお、導電性接着剤としては、半田や熱硬化性樹脂等を用いることができる。
集電電極(バスバー電極52a、裏面側集電電極5b)とタブ3との接着は、図6に示す加熱装置を用いて、熱風を吹き当てることにより、又は、ヒーターを内蔵する金属ブロックを押し当てることにより行われる。図6に示す加熱装置は、太陽電池10の受光面側と裏面側とで独立して加熱温度を制御することができる。
ここで、本実施形態では、受光面側集電電極5aの厚み(高さ)が、裏面側集電電極5bの厚み(高さ)よりも大きい。従って、太陽電池10の受光面側を加熱する温度が、裏面側を加熱する温度よりも低くなるように加熱装置を制御する。具体的には、図6に示すように、裏面側集電電極5bとタブ3とを加熱する温度をT℃と設定する一方、受光面側集電電極5aとタブ3とを加熱する温度をT−α℃(αは正数)と設定する。
以上により、太陽電池ストリングス20が製造される。
次に、ガラス基板(受光面保護材1)上に、EVAシート(封止材6)、太陽電池ストリングス20、EVAシート(封止材6)及び裏面保護材2を順次積層して積層体とする。
次に、積層体を、真空雰囲気において加熱圧着することにより仮圧着した後、所定条件で加熱することによりEVAを完全に硬化させる。
以上により、太陽電池モジュール100が製造される。尚、太陽電池モジュール100には、端子ボックスやAlフレーム等を取り付けることができる。
〈作用及び効果〉
本実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法によれば、受光面側集電電極5aの厚みを、裏面側集電電極5bの厚みよりも大きくするとともに、受光面側集電電極5a(具体的には、バスバー電極52a)とタブ3とを接続する際の温度T−α(℃)を、裏面側集電電極5bとタブ3とを接続する際の温度T(℃)よりも低くしている。
従って、タブ3を熱接着する際の温度変化により、集電電極(5a、5b)及びタブ3が膨張・収縮する度合いは、裏面側よりも受光面側の方が小さくなる。即ち、光電変換部4と受光面側集電電極5aとの界面に発生する応力を、光電変換部4と裏面側集電電極5bとの界面に発生する応力よりも小さくすることができる。従って、光電変換部4にかかる受光面側向きの力のモーメントを、裏面側向きの力のモーメントと略同等とすることができる。これにより、太陽電池10の反りの発生を抑制することができるため、太陽電池特性を向上することができるとともに、光電変換部4の薄板化を図ることができる。
このように、本実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法によれば、太陽電池の反りの発生を抑制し、太陽電池特性の向上した太陽電池モジュールを提供することができる。
〈その他の実施形態〉
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態では、HIT型太陽電池モジュールについて説明したが、熱拡散法によって接合が形成された結晶系の太陽電池等を用いた太陽電池モジュールであってもよい。
又、上記実施形態に係る太陽電池モジュール100では、フィンガー電極51aとバスバー電極52aとを櫛形状に交差させたが、それぞれは直交している必要はなく、斜めに交差していてもよい。
又、上記実施形態では、裏面側集電電極5bを光電変換部4の裏面側全面に形成したが、フィンガー電極とバスバー電極とを櫛形状に形成しても良い。この場合においても、裏面側集電電極5bの厚み(高さ)は、受光面側集電電極5aの厚み(高さ)よりも小さい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
以下、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法について、実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明は、下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することができるものである。
〈実施例1〉
本発明の実施例1に係るHIT型太陽電池を以下のように製造した。
まず、寸法104mm角、厚み170μmと250μmのn型単結晶シリコン基板を用いて光電変換部を作成した。そして、厚み170μmのn型単結晶シリコン基板を用いた光電変換部と、厚み250μmのn型単結晶シリコン基板を用いた光電変換部との各々について以下のようにして太陽電池を製造した。
光電変換部の受光面に、スクリーン印刷法を用いて、フィンガー電極とバスバー電極とから構成される受光面側集電電極を櫛形状に形成した。受光面側集電電極には、エポキシ系樹脂と銀粒(約1μmφの球状粉と約10μmφのフレーク粉との混粉)とを10:90〜20:80wt%の割合で混錬したエポキシ系熱硬化型の銀ペーストを使用した。また、銀ペーストの粘度を、銀ペーストの重量に対して約0.5〜5.0%の有機溶剤を添加することにより調整した。
また、スクリーン印刷法の版の仕様は、290本/inchメッシュ(16μmφ)、乳剤厚み30μm、総厚み60〜65μm、フィンガー電極用開口幅80μm、バスバー電極用開口幅1.5mmとした。このような版を用いて、厚み(高さ)40μm、幅100μmのフィンガー電極と、厚み(高さ)50μm、幅1.5mmのバスバー電極とを形成した。
同様に、光電変換部の裏面に、スクリーン印刷法を用いて、フィンガー電極とバスバー電極とから構成される裏面側集電電極を櫛形状に形成した。裏面側集電電極には、受光面側集電電極と同様のエポキシ系熱硬化型の銀ペーストを使用した。
また、スクリーン印刷法の版の仕様は、290本/inchメッシュ(16μmφ)、乳剤厚み5μm、総厚み37〜40μm、フィンガー電極用開口幅100μm、バスバー電極用開口幅1.5mmとした。このような版を用いて、厚み(高さ)25μm、幅120μmのフィンガー電極と、厚み(高さ)30μm、幅1.5mmのバスバー電極とを形成した。
次に、タブのバスバー電極に接する面に、有機溶剤、ロジン、ハロゲン等からなるフラックスを塗布することにより、タブ表面の酸化物を除去した。タブには、幅1.5mm、厚み(高さ)150μmの銅線を用いた。タブは、厚み約40μmのSnAgCu系半田を上下面にメッキ処理され、総厚み230μmとされている。
次に、タブの一端を一の太陽電池の受光面側に形成されたバスバー電極上に配置するとともに、タブの他端を他の太陽電池の裏面側に形成されたバスバー電極の下に配置した。このようにタブにより太陽電池を挟み込んだ状態で、図6(a)に示す加熱装置により熱風を吹き当てて加熱することにより、タブと各バスバー電極とを接着した。ここで、加熱温度条件は、受光面側で250℃、裏面側で270℃とした。
以上のようにして、実施例1に係るHIT型太陽電池を製造した。なお、厚み170μmのn型単結晶シリコン基板を用いたものを実施例1−1とし、厚み250μmのn型単結晶シリコン基板を用いたものを実施例1−2とする。
<実施例2>
本発明の実施例2に係るHIT型太陽電池を以下のように製造した。本実施例では、上記実施例1の製造方法と異なる部分について記載する。
本実施例では、導電性接着剤として、半田に代わり、導電性粒子を含む樹脂を用いた。具体的には、導電性接着剤は、速硬性エポキシ樹脂に10μmφのNi粒を30wt%配合し、有機溶剤で希釈されている。
受光面側及び裏面側のバスバー電極に導電性粒子を含む樹脂を厚み30μm程度塗布し、タブで太陽電池を挟み込んだ。
次に、図6(b)に示す加熱装置の金属ブロックを押し当てて加熱することにより、タブと各バスバー電極とを接着した。ここで、加熱温度条件は、受光面側で180℃、裏面側で200℃とした。
以上のようにして、実施例2に係るHIT型太陽電池を製造した。なお、厚み170μmのn型単結晶シリコン基板を用いたものを実施例2−1とし、厚み250μmのn型単結晶シリコン基板を用いたものを実施例2−2とする。
<比較例1〜7>
比較例1〜7に係るHIT型太陽電池を以下のように製造した。上記実施例1の製造方法とは、加熱装置における温度条件のみが異なる。
厚み170μmのn型単結晶シリコン基板を用いた太陽電池について、加熱温度を、受光面側で250℃、裏面側で250℃として比較例1を製造し、受光面側で270℃、裏面側で250℃として比較例2を製造し、受光面側で270℃、裏面側で270℃として比較例3を製造し、受光面側で250℃、裏面側で290℃として比較例4を製造した。
また、厚み250μmのn型単結晶シリコン基板を用いた太陽電池について、加熱温度を、受光面側で250℃、裏面側で250℃として比較例5を製造し、受光面側で270℃、裏面側で250℃として比較例6を製造し、受光面側で270℃、裏面側で270℃として比較例7を製造した。
<比較例8〜14>
比較例8〜14に係るHIT型太陽電池を以下のように製造した。上記実施例2の製造方法とは、加熱装置における加熱温度条件のみが異なる。
厚み170μmのn型単結晶シリコン基板を用いた太陽電池について、加熱温度を、受光面側で180℃、裏面側で180℃として比較例8を製造し、受光面側で200℃、裏面側で180℃として比較例9を製造し、受光面側で200℃、裏面側で200℃として比較例10を製造し、受光面側で180℃、裏面側で220℃として比較例11を製造した。
また、厚み250μmのn型単結晶シリコン基板を用いた太陽電池について、加熱温度を、受光面側で180℃、裏面側で180℃として比較例12を製造し、受光面側で200℃、裏面側で180℃として比較例13を製造し、受光面側で200℃、裏面側で200℃として比較例14を製造した。
<太陽電池の反り測定>
上記実施例1−1、1−2、2−1、2−2、上記比較例1〜14を各10枚ずつ製造し、反りの大きさを測定した。測定は、タブの長手方向と直交する一方の辺を押さえた場合の、他方の辺の高さを計測することによって平均値を求めた。
実施例1及び比較例1〜7についての測定結果を下表に示す。
Figure 0005052154
測定結果より、基板(光電変換部)の厚みが薄いほど、大きな反りが発生することが確認された。これは、光電変換部の厚みが小さければ、受光面側向きの力のモーメントの影響を受けやすいことに起因する。
また、受光面側と裏面側との加熱温度が同じ場合には、太陽電池の受光面側が凹形状に反ることが確認された。これは、受光面側集電電極の厚みが裏面側集電電極の厚みよりも大きいために、受光面側向きの力のモーメントが、裏面側向きの力のモーメントよりも大きくなることに起因する。
また、加熱温度を高くするに従って、反りが大きくなることが確認された。これは、加熱温度が高くなることにより、タブ及び集電電極が膨張・収縮する度合いが大きくなるために、光電変換部にかかる受光面側向きの力のモーメントも大きくなることに起因する。
一方、実施例1−1及び1−2では、反りが発生しなかった。これは、受光面側集電電極とタブとを接続する際の温度を、裏面側集電電極とタブとを接続する際の温度よりも低くしたことにより、光電変換部にかかる受光面側向きの力のモーメントを、裏面側向きの力のモーメントと略同等とすることができたためである。特に、基板(光電変換部)の厚みが小さい実施例1−1においても反りが発生しないことが確認できたため、本発明により、基板の薄板化を実現できることが確認された。
次に、実施例2及び比較例8〜14についての測定結果を下表に示す。
Figure 0005052154
測定結果より、上記表1と同様の結果が確認された。即ち、集電電極とタブとの間に形成される導電性接着層の材料に関わらず、本発明の効果が得られることが確認できた。
<比較例15>
比較例15に係るHIT型太陽電池を以下のように製造した。比較例15では、スクリーン印刷法の版の仕様のみが、上記実施例1−1の製造方法と異なる。
比較例15のスクリーン印刷法の版は、290本/inchメッシュ(16μmφ)、乳剤厚み10μm、総厚み40〜45μm、フィンガー電極用開口幅80μm、バスバー電極用開口幅1.5mmとした。この版を用いて、厚み(高さ)20μm、幅100μmのフィンガー電極と、厚み(高さ)30μm、幅1.5mmのバスバー電極とを形成した。
<受光面側集電電極の厚みと抵抗値との関係>
次に、受光面側集電電極の厚みと抵抗値との関係を調べた。具体的には、実施例1−1と比較例15とにおけるフィンガー電極の抵抗値を測定することにより、フィンガー電極の厚み(高さ)を小さくすると内部抵抗値が増加することを確認する。測定結果を下表に示す。
Figure 0005052154
測定結果によれば、比較例のFF値は、フィンガー電極の内部抵抗が大きくなったことを反映して、実施例1−1のFF値よりも大きな値となった。その結果として、太陽電池特性の低下を招いている。
以上により、フィンガー電極の幅を細くした場合には、厚み(高さ)を大きくする必要があることが確認された。
従来の太陽電池モジュール100の断面図である。 従来の太陽電池10の断面図である。 実施形態に係る太陽電池モジュール100の断面図である。 実施形態に係る太陽電池10の断面図である。 実施形態に係る光電変換部4の断面図である。 実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を説明するための図である。
符号の説明
1…受光面保護材、2…裏面保護材、3…タブ、4…光電変換部、5…集電電極、5a…受光面側集電電極、5b…裏面側集電電極、6…封止材、10…太陽電池、20…太陽電池ストリングス、20a…ITO膜、20b…p型非晶質シリコン層、20c…i型非晶質シリコン層、20d…n型単結晶シリコン基板、20e…i型非晶質シリコン層、20f…n型非晶質シリコン層、20g…ITO膜、51a…フィンガー電極、52a…バスバー電極、100…太陽電池モジュール

Claims (4)

  1. 受光面保護材と裏面保護材との間に、配線用のタブにより電気的に接続された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールの製造方法であって、
    受光によりキャリアを生成する光電変換部を形成するステップAと、
    前記光電変換部の受光面上に、導電性ペーストを用いて前記キャリアを集電する第1の集電電極を積層するステップBと、
    前記光電変換部の裏面上に、前記第1の集電電極と同様の導電性ペーストを用いて前記キャリアを集電する第2の集電電極を、前記第1の集電電極と異なる高さで積層するステップCと、
    前記第1の集電電極と前記タブとを、第1の温度に加熱することにより接続するステップDと、
    前記第2の集電電極と前記タブとを、第2の温度に加熱することにより接続するステップEとを含み、
    前記第1の集電電極の高さを前記第2の集電電極の高さよりも大きくすると共に、前記第1の温度を前記第2の温度よりも低くして前記ステップDとステップEとを同時に行うことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 前記タブは、導電性接着層を介して前記第1の電極及び前記第2の電極に接続されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 前記導電性接着層は、半田により形成されることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記導電性接着層は、導電性粒子を含む樹脂により形成されることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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