JP5051853B2 - バックライト装置と液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶などの非発光のディスプレイに用いられるバックライト装置及びそれを用いた液晶表示装置に係り、特に、バックライトとして光の3原色である赤色、緑色、青色を発光する蛍光発光ガラスを搭載するバックライト装置とそれを用いた液晶表示装置に関する。
非発光タイプのディスプレイであるLCD(液晶表示装置)は、背面にバックライト装置を配して、第1の偏光板、液晶セル、光の3原色が独立して平面的に配置されたカラーフィルタ、第2の偏光板を通して可視化する方式が最も一般的である。
このバックライト装置には、光の3原色を含む白色光が最も適しており、明るい画面のためには、光源の輝度を高めることが重要であるものの、偏光板や液晶セル、あるいはカラーフィルタにおける光の透過損失が大きく、バックライト装置が発する光のわずか2,3%が観察者の目に届いているのが現状であり、光利用効率が低いという潜在的な課題があった。
このような課題に対しては、これまでも様々な改良がなされてきた。
例えば、特許文献1には「液晶表示装置」という名称で、液晶表示素子の背面又は表面に蛍光体を配置して、光源に紫外線源を用いるタイプの液晶表示装置において、蛍光体から発せられる全方位への散乱光である可視光を反射するための可視反射板を配置する発明が開示されている。
このように構成される液晶表示装置においては、蛍光体からの光利用効率を向上させて、消費電力の増大なしに液晶表示装置の輝度を向上することができる。
また、特許文献2においては、特許文献1と同一の出願人からほぼ同時期に出願された「液晶表示装置」が開示されている。
本発明も特許文献1に開示される発明と同様に、バックライト装置の光利用効率を向上させるものであり、さらに、高精細、高コントラストな液晶表示装置を提供するものであり、その構成は、カラーフィルタ中にそのカラーフィルタと同系色の光を発光する蛍光体を分散し、蛍光管より発せられた紫外線及び青色光により励起発光させ、この蛍光体カラーフィルタを液晶層に対して偏光板より外側に配置する。
このようにカラーフィルタに蛍光体を含ませて、しかも偏光板よりも外側に配置することでカラーフィルタにおいて低下する透過率を改善することができ、高コントラストを実現することができる。
特許文献3は、「カラー液晶表示装置」という名称で、半透過反射型の液晶表示パネルと、液晶表示パネルの表面側に配置されたフロントライトと、液晶表示パネルの裏面側に配置されたバックライトを備えた発明が開示されている。フロントライトには光の3原色を発光可能なフロント側光源として赤色、緑色、青色のLED(発光ダイオード)が、バックライトにも光の3原色を発光可能なバック側光源として赤色、緑色、青色のLEDが備えられており、これらのフロント側光源とバック側光源を制御して各光源からの光を交番光として液晶パネル側に照射させるコントローラと、交番光に同期して液晶表示パネルの表示を制御する制御回路を有している。
このような構成とすることで、明るい場所では反射型のフィールドシーケンシャル方式による表示が可能であり、また、暗い場所では透過型のフィールドシーケンシャル方式による表示が可能となる。
このフィールドシーケンシャル方式というのは、特開平11−14988号公報に記載されるとおり、赤色光、緑色光、青色光を高速で順次点灯させて、それらに合わせてTN(ツイステッドネマティック)型の液晶表示パネルではモノクロ画像表示を行なうものである。この方式において色の切り替えによる目のちらつき(フリッカ)を防止するためには、3色を1フレーム時間(3色で1セットの画面表示時間)である約1/60s、すなわち1色あたり約1/180s、すなわち約6msで切り替えるようにしている。また、各色の画像の切り替え、すなわち画像の電気的書込みと液晶の応答に、例えば、この時間の2/3を割り当て、残りの1/3の時間でバックライトを点灯させるようにすると、画面の電気的書込みに1msを割り当てれば液晶の応答時間を概ね3ms以内にする必要があると記載されている。
最後に、特許文献4には「液晶表示装置」という名称で、バックライト部の光源を赤色系発光ダイオード、緑色系発光ダイオード、青色系発光ダイオードとから構成して、各発光ダイオードの使用数を青色系発光ダイオードの数をそれぞれ赤色系発光ダイオードの数、緑色系発光ダイオードの数以上にすることを特徴とするものである。
この特許文献4に開示される発明も特許文献3と同じくフィールドシーケンシャル方式を採用し、光源としてLEDを用いるものである。具体的な構成は特許文献4の図1に開示されるように、バックライト部として、赤色、緑色、青色の3色のLEDと、これらのLEDから発せられる光を液晶に導光する導光部を備えている。
ただ、特許文献4に開示される発明は、それぞれのLEDについて青みがかった白色が好まれるという利用者のニーズに合わせるためにその使用数を規定するものである。上記のように構成することで、利用者のニーズに適合した液晶表示装置を提供することができる。
特開2003−287746号公報 特開2003−255320号公報 特開2005−338485号公報 特開2002−196323号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された従来の技術では、確かに、カラーフィルタにおける光の減衰を防止することができるが、液晶表示装置の表示単位としての1画素(ピクセル)に対して、3原色それぞれの蛍光体をカバーするには1つのセルを3つに分割して1/3の大きさのカラーフィルタの発光を制御しなければならない。
この1/3の蛍光体の発光の制御について、従来から行なわれているカラー液晶表示装置の制御方法を基に図7を参照しながら説明する。
図7は、従来の液晶表示装置の発光状態を模式的に示す概念図である。図7において、バックライト装置51は偏光板52aの背面側に設けられ、バックライト装置51で発生する白色光55は偏光板52aを透過して、分割液晶セル53a〜53cへ導かれる。この分割液晶セル53a〜53cは、赤色カラーフィルタ54a、緑カラーフィルタ54b、青色カラーフィルタ54cにそれぞれ対応するように設けられている。
分割液晶セル53a〜53cにはそれぞれ電圧が印加され、液晶分子にねじれを生じさせたりねじれを取ったりする。このねじれの度合いによって、分割液晶セル53a〜53cを挟む2つの偏光板52a,52bを光が透過できるか否かが決定される。分割液晶セル53a〜53cを透過することでねじれを生じた白色光56は、それぞれのカラーフィルタ54a〜54cを透過して、赤色光57a、緑色光57b、青色光57cとなり、さらに偏光板52bを透過する。この偏光板52bを透過する際に、先の分割液晶セル53a〜53cで生じたねじれの度合いによって赤色、緑色、青色の強度が調整され、赤色光58a、緑色光58b、青色光58cとなり、人間の目にはこれらの3原色が混ざった状態で様々な色に見えるのである。
この図7においては、光を矢印で、その強度を矢印の長さで示しているが、3原色をそれぞれ独立に発色させるために、3つのカラーフィルタに対してそれぞれ3つの液晶セルが必要となっている。なお、図7においては、表示単位の1画素に対応させて縦方向の点線を引いている。点線間に存在する3つのセルやフィルタは、これら3つが1つの画素のためにセットとして存在するものである。
特許文献1及び2の開示される発明においては、この3色のカラーフィルタに蛍光体を用いて、これを紫外線や青色光で発光させるというもので、表示単位の1画素に対して、1つのセルを3つに分割して1/3の大きさで制御しなければならないという課題があった。
すなわち、セルもカラーフィルタも画素の3倍の解像度を持つサブピクセルが必要となる課題があったのである。
一方、特許文献3及び4では、フィールドシーケンシャル方式を採用することによって、特許文献1や2に開示された発明のような制御の複雑さや解像度の課題は解決されている。
しかしながら、これらの文献に開示される発明においては、バックライトあるいはフロントライトの光源としてLEDを採用するものであり、光源の均一性という点で課題があった。特許文献4に開示されるとおり、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のLEDを光源とするバックライト装置においては、光源を構成するLEDの数が複数で配列が複雑となってしまう。一般的にはLEDチップは0.3mm角と極めて小さく、小型のLCDの場合でも4個、中型で10個、大型では100個から1000個の複数個配列がなされる。
巧妙な導光板で点光源から出た光を分散させて均一な面照明を行なう方式が多く提案されているが、特許文献3では図2に、特許文献4においては図1に開示されるとおり側方から発せられる複数の点光源からの光ではムラは依然として残り、複数個配列による消費電力や熱発生、コストは解決されるべき課題であった。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、光利用効率を高めると同時に、制御が容易で、輝度ムラのない高解像度かつ高コントラストを実現可能なバックライト装置と液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求の範囲1項記載の発明であるバックライト装置は、紫外線発生部と、この紫外線発生部によって発光された紫外線を可視光に変換する可視光変換部と、この可視光変換部によって発光された可視光を伝播する透明の平板媒体部とを有するバックライト装置であって、前記可視光変換部は、独立に3系統設けられ、紫外線をそれぞれ赤色光、緑色光、青色光に変換し、前記平板媒体部は、独立に3系統設けられた前記可視光変換部に対応して、独立に3層間隙を有してあるいは間隙なしに重ねて設けられてなり、かつ、前記平板媒体部の平面のうち、いずれか一方の側面は斜面を形成し、前記紫外線発生部の近傍から遠ざかるにつれて、その一方の平面に垂直に形成される断面の面積が狭くなるように形成され、該斜面近傍の平板媒体部を構成する多孔化したガラス中に紫外線を反射する粒子がドープ、分散されてなるものである。
上記構成のバックライト装置では、紫外線発生部を備えて紫外線を発生させて、可視光変換部で、赤、緑、青という光の3原色の可視光に独立に変換するという作用を有する。また、赤、緑、青という可視光に変換されたそれぞれの光は独立に平板媒体部を伝播するという作用を有する。
そして、特に、このバックライト装置は、前記平板媒体部の平面のうち、いずれか一方の平面は斜面を形成し、前記紫外線発生部の近傍から遠ざかるにつれて、その一方の側面に垂直に形成される断面の面積が狭くなるように形成されるものであることから、紫外線発生部の近傍の平板媒体部の端面から入射する紫外線が、均一に前記斜面で反射されて散乱するという作用を有する。紫外線発生部から遠ざかるにつれて、平板媒体部の平面に垂直な断面の面積が狭くなるように斜面が形成されるため、紫外線の導波路が紫外線発生部から遠ざかるにつれて狭くなり、斜面で反射される紫外線が均一に発生するという作用を有する。
また、このバックライト装置は、前記平板媒体部の一方の平面に形成された斜面近傍に、紫外線を反射させるナノ粒子、例えばチタニアがドープされるものであることから、紫外線反射ナノ粒子、例えばチタニアが前記平板媒体部の一方の平面に形成された斜面近傍にドープされることで、斜面で反射された紫外線が、蛍光材料や蛍光元素に衝突する前に、散乱を促進する作用を有する。なお、チタニアとは、二酸化チタン(TiO )を意味するものである。さらに、ナノ粒子とは本発明においては1nmから100nmの範囲にあるナノサイズの粒子を指す。
また、請求の範囲2項に記載の発明であるバックライト装置は、請求の範囲1項に記載の発明において、前記可視光(41a,41b,41c)を発生させる蛍光材料又は蛍光元素(16)が、平板媒体部(2d)を構成する多孔化したガラス中に、前記紫外線発生部(3)から照射される紫外線強度の分布とは逆の蛍光強度分布となるように、ドープ、分散されてなるものである。また、インクジェットなどの手法を用いて同様に逆の蛍光強度分布とすることも可能である。
上記構成のバックライト装置においては、蛍光材料又は蛍光元素が、紫外線発生部から照射される紫外線強度の分布とは逆の蛍光強度分布となるようにドープされるので、紫外線強度が強い部分では蛍光材料又は蛍光元素が少なく、逆に紫外線強度が弱い部分では蛍光材料又は蛍光元素が多く分布するようにドープされるという作用を有する。
また、請求の範囲項に記載の発明であるバックライト装置は、請求の範囲1項又は請求の範囲2項に記載の発明において、前記独立に3層設けられたそれぞれの平板媒体部の表面には可視光を透過し、紫外線を遮断する薄膜が形成されるものである。
上記構成のバックライト装置では、赤色、緑色、青色の各色を発して伝播する平板媒体部から、紫外線が漏れて他の色を発する平板媒体部への混入を防止するという作用を有する。
さらに、請求の範囲項に記載の発明であるバックライト装置は、請求の範囲1項乃至請求の範囲3項のいずれか1項に記載の発明において、前記紫外線発生部は、電子放出源をカソード電極とし、紫外線蛍光体をアノード電極とし、電子引出グリッドを設けて電子を引き出して加速して前記紫外線蛍光体に衝突させて紫外線を発生させるものである。
上記構成のバックライト装置では、紫外線蛍光体をアノード電極として、カソード電極で発生する電子を電子引出グリッドによって引き出して、アノード電極である紫外線蛍光体に衝突させて紫外線を発生させるという作用を有する。
本請求の範囲項では、紫外線発生部に紫外線蛍光体を含むものが規定されているが、紫外線発生部として、紫外線蛍光体を持たない、紫外線発光ダイオード(UV−LED)や冷陰極蛍光管(CCFL)を用いることも可能である。すなわち、紫外線発生部としては、本請求の範囲項に記載されるもののみに限定するものではなく、紫外線を発生するものであれば、どのような紫外線源を用いてもよい。
請求の範囲項に記載の発明であるバックライト装置は、請求の範囲1項又は請求の範囲4項のいずれか1項に記載の発明において、前記平板媒体部は、独立の3層のガラスであり、独立に3系統設けられた前記可視光変換部は、このガラスの内部に導入されそれぞれ赤色光、緑色光、青色光を発生させる蛍光材料又は蛍光元素であるものである。
上記構成のバックライト装置においては、独立3層のガラス内部にそれぞれ導入された赤色光、緑色光、青色光を発生させる蛍光材料又は蛍光元素が、紫外線を吸収してそれぞれ光の3原色を発生させるという作用を有する。なお、いったん可視光に変換された光は、他のガラス面を照射しても励起エネルギーが異なるため、発光することはない。すなわち、LCDパネルには常に赤、青、緑のうち単色が入射することになる。
請求の範囲項に記載の発明であるバックライト装置は、請求の範囲1項乃至請求の範囲項のいずれか1項に記載の発明において、表示装置を構成する液晶部が赤色光、緑色光、青色光の各色光を時間差をもって透過させるように駆動するための制御信号と同期した制御信号を受信して、前記独立して3系統設けられた可視光変換部がそれぞれ前記赤色光、緑色光、青色光を発生させるように前記紫外線発生部を駆動するバックライト発光回路部を有するものである。
上記構成のバックライト装置においては、表示装置を構成する液晶を駆動するための制御信号と同期した制御信号をバックライト発光回路部が受信して紫外線発生部が駆動されるので、液晶による光シャッターと紫外線発生部が、光の3原色のそれぞれで同期するように制御されるという作用を有する。
請求の範囲項に記載の発明である液晶表示装置は、請求の範囲項に記載されたバックライト装置と、液晶部とこの液晶部に電圧を印加する電極を備えた光シャッター層と、前記液晶部に印加される電圧を発生する液晶駆動回路部と、同期回路部を備えて前記赤色光、緑色光、青色光毎に光シャッター層を透過及びバックライトを発光させるために同期した制御信号を前記液晶駆動回路部及び前記バックライト発光回路部にそれぞれ送信する制御部とを有するものである。
上記構成の液晶表示装置では、同期回路部を備えた制御部から光の3原色毎に同期した制御信号を液晶駆動回路部及びバックライト発光回路部にそれぞれ送信して、光の3原色を独立に発光させるバックライト装置を光シャッター層と同期させてフィールドシーケンシャル方式を実現するという作用を有する。
本発明の請求の範囲1項記載のバックライト装置では、独立に構成される可視光変換部で光の3原色である可視光を独立に発生させると同時に、独立に形成される平板媒体部内を伝播させることで、バックライトとして赤、緑、青の3色を独立に制御することが可能である。このようにバックライト装置において光の3原色を発生させることで、このバックライト装置を利用すれば、カラーフィルタを用いることなくカラーディスプレイを実現することが可能である。
さらに、このバックライト装置では、紫外線発生部の近傍の平板媒体部の端面から入射する紫外線が、均一に前記斜面で反射されて散乱するので、紫外線発生部からの距離に対して紫外線の強度分布が生じることがなく、平板媒体部内における均一な紫外線散乱分布を担保可能であり、よって蛍光材料や蛍光元素から発生される可視光が均一となり、もって、輝度ムラのない均一な可視光を発生する発光面を備えたバックライト装置を提供することができる。
また、このバックライト装置では、紫外線反射ナノ粒子、例えばチタニアが斜面で反射された紫外線の散乱を促進して、より多くの蛍光材料や蛍光元素に衝突して可視光をより多く発生させるので、均一であるのみならず、輝度の高いバックライト装置を実現することができる。
本発明の請求の範囲2項に記載のバックライト装置では、請求の範囲1項に記載の発明の効果に加えて、紫外線発生部から照射される紫外線強度の平板媒体部における分布と、蛍光材料又は蛍光元素の平板媒体部における分布が、互いに相殺し合うことで、均一で輝度ムラのない可視光を発生する発光面を備えたバックライト装置を提供することができる。
また、本発明の請求の範囲項に記載のバックライト装置では、請求の範囲1項又は請求の範囲2項に記載の発明の効果に加えて赤色、緑色、青色の各色を発して伝播する平板媒体部から紫外線が漏洩して他の色を発する平板媒体部への混入を防止することが可能で、各色の独立性を高く維持することができる。
本発明の請求の範囲項に記載のバックライト装置においては、請求の範囲1項乃至請求の範囲項に記載の効果に加えて、カソード電極に電子放出源を採用することによって多くの電子を生成することができる。さらに、電子引出グリッドを採用することによってカソードから発生する電子を引き出して加速することができる。また、アノード電極として電子を照射することで紫外線を発生させる紫外線蛍光体を用いることで、電子が直接衝突して効率的に紫外線を発生させて、可視光変換部へより効率的に紫外線を供給することができる。
本発明の請求の範囲項に記載のバックライト装置では、平板媒体部を独立3層のガラス、3系統独立の可視光変換部をガラスの内部に導入された蛍光材料又は蛍光元素とすることで、均一に発光させると同時に、その光を伝播させることができる。また、ガラスに導入する蛍光材料又は蛍光元素の密度を変化させることで発光強度を自由に変更することができる。また、この密度の変化は点状光源に比較すると配置や配線を考慮する必要もなく自由度が大きく、バックライト装置の小型化に対するスペース確保という観点から優位性がある。
本発明の請求の範囲項に記載のバックライト装置においては、光の3原色毎に、表示装置を構成する液晶を駆動するための制御信号と同期した制御信号を受信して紫外線発生部が駆動されるので、液晶による光シャッターと紫外線発生部を同期させることができ、これによって光の3原色毎に独立した3系統の可視光変換部も同期発光させて、光の3原色である可視光の発生を液晶の駆動と同期させて、カラーフィルタなしでもカラー液晶表示装置を構成可能なバックライト装置を実現することができる。
本発明の請求の範囲項に記載の液晶表示装置では、液晶駆動回路部とバックライト発光回路部を光の3原色毎に同期させることで、光の3原色を独立に発光させるバックライト装置を光シャッター層と同期させてフィールドシーケンシャル方式を採用して、カラーフィルタを用いることなく、光利用効率が高く、高精細で高コントラストを備えたカラー液晶表示装置を実現することができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係るバックライト装置を図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るバックライト装置の断面図であり、図2は本実施の形態に係るバックライト装置に液晶表示装置の光シャッター層などを加えて示す概念図である(ただし、蛍光ガラス2a〜2cについては、図3及び図4参照。)
図1において、バックライト装置1aは大きく分けて、蛍光ガラス2aと紫外線発生装置3aとバックライト発光回路部14から構成されている。
蛍光ガラス2aは、光を伝播する多孔質のガラスに蛍光材料又は蛍光元素16を導入したものであり、その端部を、封止フランジ4を介して紫外線発生装置3aに挿入するように構成されている。蛍光材料は、蛍光化合物を含む概念であり、蛍光元素は蛍光イオンを含む概念である。また、蛍光材料としては、例えば粒子状の蛍光体粒子も含まれる。
また、蛍光ガラス2aは図2に示されるように平板状であり、紫外線発生装置3aに挿入された側の端部は、スパッターなどの方法を用いてITO(インジウム錫酸化物)がコーティングされ、さらに紫外線蛍光体5が形成されている。この形成の方法は、紫外線蛍光体5が粒子状なら電着法、印刷法、インクジェット法、ディスペンシング法などを用いるとよい。また、フレーク状、薄板状なら、導電性を有する無機系の接着剤で貼付けることも可能である。形成後には適当な熱処理を施しておく。
蛍光ガラス2aは、隙間なく貫通する開口部を備えたガラス又はセラミック製の封止フランジ4に対して封着材8によって補強、固定されている。また、封止フランジ4と紫外線発生装置3aを構成する真空容器18は、低融点合金あるいはフリットガラスによってハーメチックシールされている。
図1に示される蛍光ガラス2aには、紫外線蛍光体5から発せられる紫外線を吸収すると赤色光を発する粒子状の蛍光材料又は蛍光元素16が導入されている。すなわち、蛍光材料又は蛍光元素16は可視光変換部として機能するものである。
紫外線発生装置3aは、封止フランジ4と、内部に電子引出グリッド6及びカーボンナノチューブ7を設けた真空容器18から構成されている。
真空容器18内部の下方端部には電子放出源であるカーボンナノチューブ7がカソード電極として設けられており、カソードケーブル11を介して0電位にして電子を発生させる。このカーボンナノチューブ7の表面から約100μmほど離れた上部に、グリッド電極としての電子引出グリッド6が設けられており、この電子引出グリッド6にグリッド電源9を介して電圧をかけることで、効果的に電子が引き出される。電圧は、先の100μmの間隔の場合であれば50V〜100Vの電圧が適当と考えられる。
さらに、アノード電源10によってアノードケーブル13を介して正電圧をアノード電極としての紫外線蛍光体5にかけることで電子を加速しながら紫外線蛍光体5に衝突させて紫外線を発生させる。この正電圧は、グリッド電圧の3乃至5倍程度の電圧をかけるとよい。電子引出グリッド6は発光制御信号15を受けてスイッチ19が作動し、グリッドケーブル12を介して電圧を印加するようにバックライト発光回路部14において制御されており、発光制御信号15を受信していない場合にはカーボンナノチューブ7で発生する電子が電子引出グリッド6を通過して紫外線蛍光体5に到達することはない。
発生した紫外線は蛍光ガラス2aを進行し、蛍光材料又は蛍光元素16に衝突することで赤色光を発生させる。蛍光材料又は蛍光元素16は蛍光ガラス2a内に均一に分布させており均一でムラのない赤色光を放出することができる。発生した赤色光は蛍光ガラス2a内を伝播する。すなわち、蛍光ガラス2aは平板媒体部として機能するものである。
なお、本実施の形態においては、紫外線発生装置3aを蛍光ガラス2aに対して一方の端部にしか設けていないが、これを蛍光ガラス2aの他の端部にも同様に設けることによれば、2倍の輝度を得ることができる。
また、この蛍光ガラス2aは光の3原色のうち、赤色光を発生させるためのバックライト装置1aであり、通常のバックライト装置1は、図2に示されるように赤色光の他に、緑色光及び青色光を発生させるそれぞれ蛍光ガラス2b,2cが図1に示される構成と同様の構成を具備して設けられ、これらの独立3系統が重ねて3層で備えられている。従って、それぞれの蛍光ガラス2a〜2cから紫外線が漏洩して他の蛍光ガラスに混入して、他の色の光を発光しないように蛍光ガラスの表面には可視光を透過しつつ紫外線のみを透過させない紫外線遮蔽フィルム17が設けられている。
図2は、光の3原色の光をそれぞれ発光する蛍光ガラス2a〜2cが間隔を持って3層重ねて設けられたバックライト装置1を示しており、さらに、偏光板21a,21bとこれに挟まれるようにして構成される光シャッター層22を示している。各蛍光ガラス2a〜2cで発光される赤色光、緑色光、青色光は、バックライト発光回路部14によって制御されており、このバックライト発光回路部14は光シャッター層22の液晶部を駆動する液晶制御信号と同期を取った発光制御信号15によって制御される。バックライト発光回路部14と紫外線発生装置3は、それぞれの蛍光ガラス2a〜2cを発光させるために独立の電極ケーブル25a〜25cをもって電力が供給されている。なお、図1においては、紫外線発生装置3aに電力を供給するケーブルとしてカソードケーブル11、グリッドケーブル12、アノードケーブル13が示されているが、図2の電極ケーブル25aは、これらの3本のケーブルを総称して示しているものである。以下、図5においても同様である。
なお、紫外線発生装置3は、本図では一体に形成されているものの、電極ケーブル25a〜25cを経て独立に供給される電力によって、蛍光ガラス2a〜2cをそれぞれ独立に発光させることができるように内部で、それぞれの蛍光ガラス2a〜2c用に別個独立に設けられるものである。また、蛍光ガラス2a〜2cは間隔を介して3層重ねて設けられているが、この間隔は発光の拡散や減衰という観点及び紫外線発生装置3を含めたそのスペースの確保の観点から設定されるべきものであるが、特に間隙を設けることなく密着させるようにして3層を構成してもよい。
光シャッター層22は、詳細には図5において示されるように液晶部を基板ガラス等で挟んで構成され、液晶駆動回路部24によってその駆動を制御されるものである。液晶駆動回路部24もまた発光制御信号15と同期を取った液晶制御信号によって制御されるものである。液晶駆動回路部24から光シャッター層22に接続されている電源ケーブル26a,26bは、液晶部の両面に設けられる2つの配線電極(本図では図示せず)にそれぞれ接続されている。
液晶駆動回路部24を制御する液晶制御信号は、重ねて3層に設けられた蛍光ガラス2a〜2cの時差発光に同期しながら液晶部が赤色光、緑色光、青色光のそれぞれを時間差をもって透過させるように駆動を制御して、液晶部がフィールドシーケンシャル方式で動作するように供する。
このように構成されるバックライト装置1においては、従来用いられていた白色のバックライトではなく、光の3原色をそれぞれ発光可能な蛍光材料又は蛍光元素16をガラス内に導入することで、独立に光の3原色を発光可能な蛍光ガラス2a〜2cを構成することができる。従って、非発光のデバイスを用いた場合にカラーフィルタを備えなくともカラー表示装置を構成することが可能となり、光利用効率が高いカラー表示装置を提供することができる。
さらに、ガラス、特に多孔質のガラスに蛍光材料又は蛍光元素を導入することで、バックライト装置において光を放出する平板の媒体部自身に可視光変換部を均一に分散させたので、輝度ムラなく均一に発光するばかりでなく、発光してから蛍光ガラス2a〜2c表面から放出されるまでの距離が短いため光の減衰が少なくなり、ここでも光損失を低減して光利用効率を向上させることができる。
また、液晶部を備えたような光シャッター層を有する液晶表示装置に対しては、本実施の形態に係るバックライト装置1は、蛍光ガラス2a〜2cの発光を、液晶部の駆動と光の3原色の色毎に同期させることができ、フィールドシーケンシャル方式を採用するカラー表示装置を構成させることが可能である。このようなフィールドシーケンシャル方式を採用するので、表示単位の1画素に対して、1つのセルを3つ等に分割して1/3等の大きさで制御しなければならないということはなく、解像度を精細にすることができると同時に高コントラストを実現可能なバックライト装置を提供することができる。
また、紫外線遮蔽フィルム17をそれぞれの蛍光ガラス2a〜2cの表面に形成させることで、紫外線を他の蛍光ガラス内に漏洩させることなく、混色を防止することができる。蛍光材料又は蛍光元素16を蛍光ガラス内に導入する密度を容易に調整可能であり、蛍光ガラス2a〜2cの発光強度をそれぞれ独立に調整することが可能である。
次に、図3及び図4を参照しながら、可視光変換部として図2に示される蛍光ガラス2a〜2cを、より均一な面発光体とする、本発明の最良の実施の形態に係るバックライト装置の施例について説明を追加する。
図3(a)は、本実施例に係るバックライト装置に用いられる蛍光ガラスの構造を模式的に示す概念図であり、(b)は図中符号Cで示される箇所を拡大して示す概念図である。図3(a)において、蛍光ガラス2dの中を透過する紫外線43の散乱分布を均一にするために、蛍光ガラス2dの紫外線光源側端面45を紫外線光源逆側端面46に比較して大きくとり、蛍光ガラス2dの一方の平面を斜面44としている。この斜面44は、研磨されることが望ましい。紫外線光源28から照射される紫外線43は、紫外線光源側端面45から入射し、図3(b)に示されるように、この斜面44において紫外線入射光39が反射され、紫外線光導波路29において紫外線反射粒子30、例えばチタニアに衝突して紫外線散乱光40となり、この紫外線散乱光40が蛍光体27に衝突することで可視光42が放出される。なお、紫外線反射粒子30は、紫外線反射ナノ粒子も含む概念である。
紫外線光源側端面45から紫外線光源逆側端面46にかけて、斜面44を形成しているため、徐々に紫外線光導波路29が狭くなり、斜面44によって、紫外線43(紫外線入射光39)は、紫外線光源28から離れる方向、すなわち紫外線光源側端面45から紫外線光源逆側端面46へ向かう方向で、一定の光量で反射され、均一な紫外線散乱光40及び可視光42を得ることができる。よって、均一な面発光体としての蛍光ガラス2dを提供することができるのである。
図3(a)に示されるような蛍光ガラス2dは、以下のように作製される。
まず、厚さ1.5mm程度の9NaO-23B-65SiO-3Al のガラスを作製し、 酸処理することで多孔化する。そのガラスの片面に蛍光体溶液(緑:Tb3+,青:Eu2+,赤:Eu3+ 0.3M程度)を、紫外線光源28の紫外強度と相殺するように濃淡をつけてドープする。その際には、図中符号Aで示される矢印の方向からドープする。
濃淡は、蛍光体溶液をインクジェットで塗布するか、または、マスクパターンをフォトレジストなどによってガラス上に塗布することでつけることができる。その後、そのガラスを1120℃まで昇温し、緻密化する。その後、図3(a)に示すような傾きをつけるように研磨を行う。予め型に流し込んで斜面を形成することも可能である。
紫外線光源側端面45から紫外線光源28で紫外線43を導入すると紫外線43は図3(a)のように導波され、紫外線光導波路29に紫外線反射粒子30、例えばチタニアのパターンを、チタニア溶液を塗布することで作製したところ、散乱能の増加が見られ、輝度が向上する。すなわち、チタニア30は、紫外線43の散乱促進材として用いることができる。なお、チタニア30は蛍光ガラス2dにおいて斜面44側にドープして、斜面44で反射した紫外線43を散乱する必要があるため、図中符号Bで示される矢印の方向からドープする。
なお、本実施例では、緑色を発光する蛍光体27としてTb3+、青色を発光する蛍光体27としてEu2+、赤色を発光する蛍光体27としてEu3+を用いたが、これらは図2に示されるように、独立別個の蛍光ガラス2dにドープされる。また、蛍光体27として本実施例にて示されるものに限定されるものではなく、他の蛍光材料や蛍光元素を用いてもよい。
次に、図4(a)乃至(c)を参照しながら、蛍光ガラス2dを作製する際に、材料となるガラス上に施されるマスクパターン例を説明する。マスクパターンを用いることで、輝度ムラを抑制して均一な面発光体としての蛍光ガラス2dを提供するものである。
図4(a)は、スポット状の紫外線光源28を用いた場合の紫外線の照射分布を示す概念図であり、(b)は(a)で示される紫外線照射分布の場合に、この照射分布とは逆様のマスクパターンを形成した状態を示す概念図であり、(c)は(b)で示されるマスクパターン時に蛍光体溶液を含浸させ、その含浸濃度を模式的に示す概念図である。
発光ダイオード(LED)などのスポット状あるいは冷陰極蛍光管(CCFL)などの線状の紫外線光源28を用いた場合には、紫外線光源28に近い部分の輝度が向上し、光源から離れるほど距離の二乗に反比例して輝度が低下する。
例えば、図4(a)において、符号Dで示されるように、紫外線光源28の近傍は強い紫外線が照射されるため、均一の紫外線発光体がドープされていると、高輝度発光部となってしまう。また、符号Eで示される部分は、紫外線光源28の中間では、紫外線が弱くなっているため、低輝度部を形成することになる。さらに、符号Fで示される部分は、紫外線光源28から最遠部となるため、最低輝度部となってしまう。
蛍光ガラス2dが、このように発光体として輝度分布を形成してしまうと、例えばバックライトなど均一な発光面が必要な装置に用いるには不適である。そこで、蛍光体を含浸させる場合に、図4(a)に示されるパターンとは逆様のマスクパターンを用いて、蛍光体を含浸させることで、均一な蛍光体の発光を促すようにしたのである。具体的には、例えば、図4(b)に示されるようなマスクパターンを予めガラスの表面に形成させておいて蛍光体を含浸させる。この図4(b)に示されるマスクパターンでは、図4(a)に示される紫外線光源28の照射分布とは逆の濃淡を示すマスクパターンが形成されている。図4(b)では、黒色部ほど蛍光体の含浸が妨げられる。このようなマスクパターンを用いて蛍光体を含浸させると、紫外線光源28の近傍ほど濃度の薄い蛍光体の分布を得ることができる。図4(c)では、このような蛍光体の分布を示している。色の濃いところほど蛍光体濃度が高くなっている。図4(a)で示した符号Dの箇所では蛍光体はほとんど含浸されておらず、逆に、符号Fで示される箇所では、蛍光体はかなり多く含浸されていることがわかる。マスクパターンで濃度差を設けると同様の効果をインクジェットで溶液を図4(c)のごとく噴射して形成することも可能である。
紫外線光源28がスポット状あるいは線状ではなく、均一に紫外線を照射可能であれば、このような蛍光体の含浸濃度に分布を持たせる必要はないことは言うまでもないが、本発明の主旨であるガラス端面からの紫外線導入では必然的に距離に反比例して輝度の濃淡が生じる。さらに、端部から反対側まで紫外線を導波するには、図3を参照しながら説明したとおり、紫外線光源側端面45から紫外線光源逆側端面46にかけての斜面44を形成することで、紫外線光源28から照射される紫外線43の散乱の分布を均一にすることができるので有用である。
次に、図5及び図6を参照しながら本発明の実施の形態に係る液晶表示装置について説明する。図5は、本実施の形態に係る液晶表示装置を示す概念図であり、図6は蛍光ガラスの発光の制御と液晶の駆動の制御を説明するための概念図である。
図5において、液晶表示装置31はバックライト装置1と偏光板21a,21bに挟まれた光シャッター層22を備え、その駆動はそれぞれバックライト発光回路部14と液晶駆動回路部24によってなされている。また、これらバックライト発光回路部14と液晶駆動回路部24を制御するために同期回路部23を内蔵する制御部38を備えている。
バックライト装置1については、図1及び図2を参照しながら既に説明したが、3系統の独立した蛍光ガラス2a〜2cが設けられており、それぞれ赤色光、緑色光、青色光という光の3原色を発する。これらの蛍光ガラス2a〜2cは、それぞれ独立した紫外線発生装置3a〜3cに接続されており、この中でカーボンナノチューブに電圧をかけて電子を紫外線蛍光体に衝突させて紫外線を発生させ、蛍光ガラス2a〜2c内に導入されているそれぞれの色の可視光を発生させる蛍光材料又は蛍光元素に吸収させるものである。
紫外線発生装置3a〜3cに電力を供給するのはバックライト発光回路部14であり、このバックライト発光回路部14の駆動を制御するのも同期回路部23を内蔵する制御部38である。バックライト発光回路部14の制御は、同期回路部23によって液晶制御信号と同期をとった発光制御信号によって行なわれる。
なお、蛍光ガラス2a〜2cは、光シャッター層22に近い方から青色光、緑色光、赤色光という順序となっているが、この順序に限定されるものではなく、適宜順序を変更してもよい。また、各蛍光ガラス間には隙間が形成されているが、前述のとおり隙間をなくして密着させるようにしてもよい。
光シャッター層22は、光の入射側と出射側に配された2枚の偏光板21a,21bによって挟まれており、これらの偏光板を組み合わせることで、バックライト装置1から放出される光の偏光方向によって透過を制御するものである。また、2枚のガラス基板32a,32bは、配線電極37a,37bを挟むように構成されており、これらの電極からの漏電を防止する。液晶部34は、シール材35a,35bによって漏出しないように封止され、液晶分子36を一定方向に並べるための配向膜33a,33bに挟まれるように構成されている。この配向膜33a,33bは、一般にポリイミド樹脂製の膜であり、液晶分子36の方向を動作モードに適した状態に揃える役割を備えており、液晶部34にとって重要なものである。
ガラス基板32a,32bには、無ソーダガラスあるいは表面をソーダの流出を防ぐための保護膜で覆った普通ガラスが用いられ、シール材35a,35bには、紫外線又は熱硬化形のエポキシ樹脂などが用いられる。
配線電極37a,37bは、液晶駆動回路部24に接続されており、同期回路部23によってバックライト装置1の発光制御信号と同期を取った液晶制御信号によって、液晶を駆動するための電力が電源ケーブル26a,26bによって供給される。
液晶の駆動方式にはスタティック駆動、マトリックス駆動、アクティブ駆動などがあり、いずれの駆動方式においてもよいが、特に、本実施の形態に係る液晶表示装置のようにカラーで表示する場合には、液晶セルの個々の画素に薄膜トランジスタ(TFT)と付加容量を接続し、これらを介して各画素を制御するようにしたアクティブ駆動方式が適している。
なお、制御部38は同期回路部23を内蔵しているが、この同期回路部23を制御部38とは別に設けて、接続するようにしてもよい。
次に、図6を参照しながら本実施の形態に係る液晶表示装置の制御方法について説明を加える。図6において、(a)は蛍光ガラス2aの発光の制御の状態を示している。白丸でしめされた数字は、画素を示している。
図6(a)において、蛍光ガラス2a以外の蛍光ガラス2b,2cは発光していない状態である。蛍光ガラス2aで発光された光は、偏光板21a,21b及び光シャッター層22によって画素毎に透過あるいは不透過が決定される。前述のとおり、蛍光ガラス2cを駆動するバックライト発光回路部14と光シャッター層22を駆動する液晶駆動回路部24は、それぞれ発光制御信号及び液晶制御信号で制御されており、この2つの制御信号は同期回路部23によって同期が取られている。従って、これらの制御信号によって、液晶表示装置を構成する多数の画素毎に、蛍光ガラスからの発光の透過を制御することができる。
例えば、図6(a)では、画素1,2,4,8において赤色光41aが透過されるように制御されている。蛍光ガラス2aによって発光される赤色光に同期して光シャッター層22は駆動されているのである。また、この状態の時間は約3乃至5msである。
その後、今度は図6(b)で示されるように蛍光ガラス2bが発光し、偏光板21a,21b及び光シャッター層22を介して緑色光41bが放出される。この蛍光ガラス2bで発光された緑色光41bは、同期して駆動された光シャッター層22によって、画素1,3,4,6,8のみが透過するように制御され放出されているのである。この状態の時間も約3乃至5msである。
そして、最後に図6(c)に示されるように蛍光ガラス2cが発光し、偏光板21a,21b及び光シャッター層22を介して青色光41cが放出される。蛍光ガラス2bの発光はバックライト発光回路部14によって制御されるが、その発光制御信号は光シャッター層22を駆動する液晶制御信号と同期が取られており、画素1,2,3,7のみが光シャッター層22を透過して放出されているのである。この間も約3乃至5msである。
これらの独立した3系統の蛍光ガラス2a〜2cで構成されたバックライト装置1から発光される各色光は、わずかな時間差で液晶表示装置の画素毎に制御されるため、人間の網膜には、図6(d)に示されるようにそれぞれ赤色光41a、緑色光41b、青色光41cが放出されて残像としてそれらが混ざって見え、様々な色として感じ取ることが可能である。例えば、画素1では、光の3原色すべてが発光、透過されているので白く見え、画素2では、赤色光と青色光のみが混ざって見えてピンク色に見え、画素3では、緑色光と青色光のみが混ざって見えて水色に見え、画素5では、光の3原色すべてが不透過となって黒く見えることになる。
この図6と背景技術を説明した際の図7を比較すると明確であるが、本実施の形態に係る液晶表示装置においては、画素毎に発色を制御できているものの、図7に示される従来技術の場合では、画素を3分割した細かなセル毎にしか制御できないため、画素レベルで考えると本実施の形態に係る液晶表示装置の方が高精細と高コントラストを発揮することが可能である。すなわち、従来技術が空間的に3原色に関する制御を行なっていたのに対して、本実施の形態においては時間的に制御するために、解像度とコントラストの高い緻密な画像や映像を表現することが可能となったのである。
また、カラーフィルタを用いることなく蛍光ガラス2a〜2cを採用しているので光損失が少なく高い光利用効率を実現することができる。さらに、前述のとおり、特に多孔質のガラスに蛍光材料又は蛍光元素を導入することで、バックライト装置において光を放出する平板の媒体部自身に可視光変換部を均一に分散させたので、輝度ムラがないように均一に発光し、発光してから蛍光ガラス2a〜2c表面から放出されるまでの距離が短いため光の減衰が少なくなり、ここでも光損失を低減させることができる。
以上説明したように、本発明の請求の範囲1項乃至請求の範囲項に記載された発明は、液晶テレビやモニター装置をはじめ、携帯電話、デジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、電話、ファクシミリなど様々な液晶表示装置に採用可能である。
本発明の実施の形態に係るバックライト装置の断面図である。 本実施の形態に係るバックライト装置に液晶表示装置の光シャッター層などを加えて示す概念図である。 (a)は、本実施例に係るバックライト装置に用いられる蛍光ガラスの構造を模式的に示す概念図であり、(b)は図中符号Cで示される箇所を拡大して示す概念図である。 (a)は、スポット状の紫外線光源28を用いた場合の紫外線の照射分布を示す概念図であり、(b)は(a)で示される紫外線照射分布の場合に、この照射分布とは逆様のマスクパターンを形成した状態を示す概念図であり、(c)は(b)で示されるマスクパターン時に蛍光体溶液を含浸させ、その含浸濃度を模式的に示す概念図である。同様の効果はインクジェット装置をプログラムすることでも得られる。 本実施の形態に係る液晶表示装置を示す概念図である。 本実施の形態に係る蛍光ガラスの発光の制御と液晶の駆動の制御を説明するための概念図である。 従来の液晶表示装置の発光状態を模式的に示す概念図である。
1…バックライト装置
1a…バックライト装置
2…蛍光ガラス
2a…蛍光ガラス
2b…蛍光ガラス
2c…蛍光ガラス
2d…蛍光ガラス
3…紫外線発生装置
3a…紫外線発生装置
3b…紫外線発生装置
3c…紫外線発生装置
4…封止フランジ
5…紫外線蛍光体
6…電子引出グリッド
7…カーボンナノチューブ
8…封着材
9…グリッド電源
10…アノード電源
11…カソードケーブル
12…グリッドケーブル
13…アノードケーブル
14…バックライト発光回路部
15…発光制御信号
16…蛍光材料又は蛍光元素
17…紫外線遮蔽フィルム
18…真空容器
19…スイッチ
21a…偏光板
21b…偏光板
22…光シャッター層
23…同期回路部
24…液晶駆動回路部
25a…電極ケーブル
25b…電極ケーブル
25c…電極ケーブル
26a…電源ケーブル
26b…電源ケーブル
27…蛍光体
28…紫外線光源
29…紫外線光導波路
30…紫外線反射粒子
31…液晶表示装置
32a…ガラス基板
32b…ガラス基板
33a…配向膜
33b…配向膜
34…液晶部
35a…シール材
35b…シール材
36…液晶分子
37a…配線電極
37b…配線電極
38…制御部
39…紫外線入射光
40…紫外線散乱光
41a…赤色光
41b…緑色光
41c…青色光
42…可視光
43…紫外線
44…斜面
45…紫外線光源側端面
46…紫外線光源逆側端面
51…バックライト装置
52a…偏光板
52b…偏光板
53a…分割液晶セル
53b…分割液晶セル
53c…分割液晶セル
54a…赤色カラーフィルタ
54b…緑カラーフィルタ
54c…青色カラーフィルタ
55…白色光
56…白色光
57a…赤色光
57b…緑色光
57c…青色光
58a…赤色光
58b…緑色光
58c…青色光

Claims (7)

  1. 紫外線発生部(3)と、この紫外線発生部(3)によって発光された紫外線を可視光(41a,41b,41c)に変換する可視光変換部(16)と、この可視光変換部(16)によって発光された可視光(41a,41b,41c)を伝播する透明の平板媒体部(2a,2b,2c)とを有するバックライト装置(1)であって、前記可視光変換部(16)は、独立に3系統設けられ、紫外線をそれぞれ赤色光(41a)、緑色光(41b)、青色光(41c)に変換し、前記平板媒体部(2a,2b,2c)は、独立に3系統設けられた前記可視光変換部(16)に対応して、独立に3層間隙を有してあるいは間隙なしに重ねて設けられてなり、かつ、前記平板媒体部(2d)の平面のうち、いずれか一方の側面は斜面(44)を形成し、前記紫外線発生部(28)の近傍から遠ざかるにつれて、その一方の平面に垂直に形成される断面の面積が狭くなるように形成され、該斜面(44)近傍の平板媒体部(2d)を構成する多孔化したガラス中に紫外線(43)を反射する粒子(30)がドープ、分散されてなることを特徴とするバックライト装置(1)。
  2. 前記可視光(41a,41b,41c)を発生させる蛍光材料又は蛍光元素(16)平板媒体部(2d)を構成する多孔化したガラス中に、前記紫外線発生部(3)から照射される紫外線強度の分布とは逆の蛍光強度分布となるように、ドープ、分散されてなることを特徴とする請求の範囲項に記載のバックライト装置(1)。
  3. 前記独立に3層設けられたそれぞれの平板媒体部(2a,2b,2c)の表面には可視光(41a,41b,41c)を透過し、紫外線を遮断する薄膜(17)が形成されることを特徴とする請求の範囲1項又は請求の範囲2項に記載のバックライト装置(1)。
  4. 前記紫外線発生部(3)は、電子放出源をカソード電極(7)とし、紫外線蛍光体(5)をアノード電極とし、電子引出グリッドを設けて電子を引き出して加速して前記紫外線蛍光体(5)に衝突させて紫外線を発生させるものであることを特徴とする請求の範囲1項乃至請求の範囲3項のいずれか1項に記載のバックライト装置(1)。
  5. 前記平板媒体部(2a,2b,2c)は、独立の3層のガラスであり、独立に3系統設けられた前記可視光変換部(16)は、このガラスの内部に導入されそれぞれ赤色光(41a)、緑色光(41b)、青色光(41c)を発生させる蛍光材料又は蛍光元素(16)であることを特徴とする請求の範囲1項乃至請求の範囲のいずれか1項に記載のバックライト装置(1)。
  6. 表示装置を構成する液晶部(34)が赤色光(41a)、緑色光(41b)、青色光(41c)の各色光を時間差をもって透過させるように駆動するための制御信号と同期した制御信号を受信して、前記独立して3系統設けられた可視光変換部がそれぞれ前記赤色光(41a)、緑色光(41b)、青色光(41c)を発生させるように前記紫外線発生部(3)を駆動するバックライト発光回路部(14)を有することを特徴とする請求の範囲1項乃至請求の範囲項のいずれか1項に記載のバックライト装置(1)。
  7. 請求の範囲項に記載されたバックライト装置(1)と、液晶部(34)とこの液晶部(34)に電圧を印加する電極を備えた光シャッター層(22)と、前記液晶部(34)に印加される電圧を発生する液晶駆動回路部(24)と、同期回路部(23)を備えて前記赤色光(41a)、緑色光(41b)、青色光(41c)毎に光シャッター層(22)を透過及びバックライトを発光させるために同期した制御信号を前記液晶駆動回路部(24)及び前記バックライト発光回路部(14)にそれぞれ送信する制御部(38)とを有することを特徴とする液晶表示装置(31)。
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