JP5050980B2 - 走行支援システム - Google Patents

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本発明は、第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が第1車両の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、第1車両の横切り走行を支援する走行支援システム、および当該走行支援システムにおいて第1車両または第2車両に搭載される走行支援装置に関する。
従来文献(特許文献1)には、交差点において車両の走行を制御する交通制御システムの一例が示されている。この従来技術に係る交通制御システムでは、交差点において右折車両と直進車両が双方向通信を行い、通行の優先度に関する情報を交換する。右折車両は、待ち時間に応じて第1車両の優先度をカウントアップし、直進車両よりも優先度が高くなると、直進車両に通行許可を求める。そして、直進車両から通行許可を通知されると、交差点を右折する。
特開平11−110693号公報
しかしながら、上記の従来技術に係る交通制御システムでは、右折車両が直進車両に通行許可を求めても、交通法規上は直進車両が優先であり、直進車両が右折車両の通行許可に応じないおそれがあるため、右折車両が円滑に右折することができない場合がある。一方、右折車両の通行許可の求めに応じて直進車両が減速したり停止したりする場合には、直進車両において不要な速度調整が生じるため、直進車両が円滑に走行することができない場合がある。すなわち、上記の従来技術に係る交通制御システムでは、車両の円滑な交通が阻害されてしまうデメリットがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が第1車両の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、横切り位置における車両の交通を円滑にすることが可能な走行支援システム、および当該走行支援システムにおいて第1車両または第2車両に搭載される走行支援装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が第1車両の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、第1車両の横切り走行を支援する走行支援システムであって、第2車両が横切り位置に進入可能な状況であるか否かを判断する第2車両直進可否判断手段と、第2車両直進可否判断手段により第2車両が横切り位置に進入可能な状況でないことが判断された場合に、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行する走行支援手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の走行支援システムによれば、第2車両が横切り位置に進入不可能な状況で、第2車両において第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御が実行される。第2車両が横切り位置に進入不可能な状況では、第1車両が第2車線を横切るか否かに拘らず、第2車両は横切り位置に手前で減速したり停止したりすることになる。このため、第1車両が第2車線を横切って進んでも第2車両の走行に影響を与えることにはならない。よって、第2車両の走行に影響を与えないタイミングで第1車両の横切り走行を支援するため、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
本発明の走行支援システムにおいて、第2車両直進可否判断手段は、第2車両が横切り位置に進入すると交通法規を違反する場合に、第2車両が横切り位置に進入可能な状況でないことを判断することが好ましい。この構成によれば、第2車両が横切り位置に進入すると交通法規を違反する場合には、第2車両が横切り位置に進入可能な状況でないことが確実であるため、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行して、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
本発明の走行支援システムにおいて、第2車両直進可否判断手段は、第2車両の前方の交通状況に関する交通状況情報を取得し、当該交通状況情報に基づいて第2車両が横切り位置に進入すると交通法規を違反するか否かを判断することが好ましい。この構成によれば、第2車両の前方の交通状況に関する交通状況情報を取得し、当該交通状況情報に基づいて第2車両が横切り位置に進入すると交通法規を違反するか否かを判断するため、第2車両が横切り位置に進入すると交通法規を違反する状況を的確に判断することができる。
本発明の走行支援システムにおいて、第2車両直進可否判断手段は、第2車両の走行位置を示す位置情報を取得し、第1車両が第2車線を横切っている間に第2車両が横切り位置に進入可能な状況であるか否かを、位置情報に基づいて判断することが好ましい。この構成によれば、第2車両の走行位置によっては第1車両が第2車線を横切っても第2車両の走行に影響を与えないため、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行して、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
本発明の走行支援システムは、第1車両が第2車線を横切ることによる交通状況の変化を予測する交通状況予測手段をさらに備え、走行支援手段は、交通状況予測手段により予測される交通状況の変化が第2車両の直進を促進するものである場合に、走行支援制御を実行することが好ましい。この構成によれば、第1車両が第2車線を横切ることによる交通状況の変化を予測し、当該交通状況の変化が第2車両の直進を促進するものである場合に、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行する。これにより、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
本発明の走行支援システムにおいて、交通状況予測手段が、第1車両が第2車線を横切ることにより第1車両の後続車両を原因とする第2車線の渋滞が解消されることを予測した場合に、走行支援手段は走行支援制御を実行することが好ましい。この構成によれば、第1車両が第2車線を横切ることにより第1車両の後続車両を原因とする第2車線の渋滞が解消されることを予測した場合に、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行する。これにより、第2車線の渋滞を解消して、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
本発明の走行支援システムにおいて、交通状況予測手段が、第1車両が第2車線を横切ることにより横切り位置において第2車両が第1車両の後続車両の横を通過することが可能となることを予測した場合に、走行支援手段は走行支援制御を実行することが好ましい。この構成によれば、第1車両が第2車線を横切ることにより横切り位置において第2車両が第1車両の後続車両の横を通過することが可能となることを予測した場合に、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行する。これにより、第2車両が第1車両の後続車両の横を通過できない状況を回避して、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
本発明の走行支援システムにおいて、走行支援手段は、第2車両において走行支援制御を実行することが好ましい。この構成によれば、第2車両において走行支援制御を実行するため、第2車両の運転者に第1車両の横切り走行の受け入れを促したり、第2車両の挙動を第1車両の横切り走行の受け入れるように制御したりすることができ、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
また、本発明は、第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が第1車両の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、第1車両の横切り走行を支援する走行支援システムにおいて、第1車両に搭載された走行支援装置であって、第2車両が横切り位置に進入可能な状況であるか否かを判断する第2車両直進可否判断手段と、第2車両直進可否判断手段により第2車両が横切り位置に進入可能な状況でないことが判断された場合に、第2車両において第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行することを第2車両に対して要求する走行支援要求手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の走行支援装置において、走行支援要求手段は、走行支援制御の実行を要求するための要求信号、および、第1車両の横切り走行を支援すべき理由を知らせる通知信号を、第2車両に対して送信することが好ましい。この構成によれば、第1車両から第2車両に対して、走行支援制御の実行を要求するための要求信号、および、第1車両の横切り走行を支援すべき理由を知らせる通知信号を送信する。このため、第2車両において第1車両の横切り走行を支援すべき理由を確認することができるため、第2車両の運転者が第1車両の横切り走行を支援する可能性を高くして、横切り位置における車両の交通を円滑にすることができる。
また、本発明は、第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が第1車両の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、第1車両の横切り走行を支援する走行支援システムにおいて、第2車両に搭載された走行支援装置であって、第1車両に搭載された走行支援装置から走行支援制御を実行することの要求があった場合に、第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行する走行支援手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が第1車両の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、横切り位置における車両の交通を円滑にすることが可能な走行支援システム、および当該走行支援システムにおいて第1車両または第2車両に搭載される走行支援装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素または同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態の走行支援システム1を示す概略図である。走行支援システム1は、2本の道路R1,R2が交差する交差点C付近で走行している2台の車両V1,V2により構成される。2台の車両V1,V2は、直線状の1本の道路R1を走行している。一方の車両V1は、左側車線R1を走行しており、交差点Cにおいて左側車線R1の対向車線である右側車線R1を横切って右折しようとしている。他方の車両V2は、右側車線R1を走行しており、交差点Cを直進しようとしている。
交差点Cには信号機Sが設置されている。この信号機Sは、道路R1,R2を走行する各車両に対して、交差点Cへの進入許可または進入禁止の表示を行っている。図1に示される状況では、信号機Sは、道路R1を走行する2台の車両V1,V2に対して交差点Cへの進入許可の表示を行っている。交通法規によれば、直進車両V2は右折車両V1に優先して交差点Cを直進することができ、右折車両V1は交差点Cにて停止して直進車両V2が通過するのを待つこととなる。本実施形態の走行支援システム1は、このような状況下において右折車両V1の右折走行を支援するための走行支援制御を実行して、交差点Cにおける車両の交通を円滑にする。
なお、本実施形態の走行支援システム1は、右折車両V1が交差点Cを右折しようとしており直進車両V2が交差点Cを直進しようとする状況において走行支援制御を実行するが、本発明の走行支援システムは他の状況において走行支援制御を実行してもよい。すなわち、走行支援システムは、第1車線を走行する第1車両V1が第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、第2車線を走行する第2車両V2が第1車両V1の第2車線を横切る位置を直進しようとする状況において走行支援制御を実行するものであればよい。
例えば、本実施形態では交差点に信号機が設置されているが、他の実施形態では交差点に信号機が設置されていなくてもよい。また例えば、本実施形態では車両V1は交差点を右折しようとするが、他の実施形態では車両V1はT字路において対向車線を横切って右折しようとするものでもよい。また、他の実施形態では、車両V1は直線状の道路において対向車線を横切って路側の駐車場等に進入しようとするものでもよい。また例えば、本実施形態では、交通規則により左側通行が義務付けられており、右折車両が右折する状況を説明しているが、他の実施形態では、交通規則により右側通行が義務付けられており、左折車両が左折する状況であってもよい。
図2は、右折車両V1に搭載された走行支援装置10の構成を示すブロック図である。走行支援装置10は、車車間通信用アンテナ11、車車間通信装置12、車車間情報処理部13、路車間通信用アンテナ14、路車間通信装置15、路車間情報処理部16、情報提供判定部17、情報提供装置18、対向車両直進可否判断処理部19、交通状況予測処理部20、および走行支援要求処理部21を備えている。
車車間通信装置12は、通信可能エリア内にある他車両との間で、車車間通信用アンテナ11を介して車車間通信を行うためのものである。車車間通信装置12は、自車両V1と他車両との間で車車間通信を行うことにより、他車両の車両ID、他車両のGPS(Global Positioning System)により検出した他車両の絶対位置・速度・走行方向等の交通状況情報、他車両の車両型式(車長、車幅、車高等のデータを含む)、他車両から自車両に対して右折を許可するメッセージ等の情報を受信可能とされている。また、車車間通信装置12は、自車両V1と他車両との間で車車間通信を行うことにより、自車両の車両ID、自車両のGPSにより検出した自車両の絶対位置、自車両の速度、自車両の走行方向、自車両の車両型式、自車両から他車両に対して右折を許可するメッセージ等の情報を送信可能とされている。
車車間情報処理部13は、車車間通信装置12により受信した情報を取得し、これらの情報を関連付けて不図示のメモリに登録するためのものである。車車間情報処理部13が処理した情報は、過去数秒間において走行支援装置10の各処理部により参照可能とされる。
路車間通信装置15は、通信可能エリア内にある路側装置との間で、路車間通信用アンテナ14を介して路車間通信を行うためのものである。路側装置とは、例えば、交差点Cや路側に設置された光ビーコンなどである。路車間通信装置15は、自車両V1と路側装置との間で路車間通信を行うことにより、交差点Cに設置された信号機Sの信号サイクル等の信号機情報を受信可能とされている。信号機情報には、信号機Sが表示する交差点Cへの進入許可または進入禁止を示す情報が含まれている。また、路車間通信装置15は、自車両V1と路側装置との間で路車間通信を行うことにより、周囲の道路に関する情報(渋滞の有無等の交通状況情報、道路線形情報等)を受信可能とされている。
路車間情報処理部16は、路車間通信装置15により受信された情報を取得し、これらの情報を関連付けて不図示のメモリに登録するためのものである。路車間情報処理部16が処理した情報は、過去数秒間において走行支援装置10の各処理部により参照可能とされる。
対向車両直進可否判断処理部19は、車車間情報処理部13および路車間情報処理部16が取得した情報に基づいて、対向車線を走行している直進車両V2が交差点Cを直進できるか否かを判断するためのものである。本実施形態では、対向車両直進可否判断処理部19は、直進車両V2が交差点Cに進入しても交通法規を違反しない場合に、直進車両V2が交差点Cに進入可能な状況であることを判断し、また、直進車両V2が交差点Cに進入すると交通法規を違反する場合に、直進車両V2が交差点Cに進入可能な状況でないことを判断する。また、本実施形態では、対向車両直進可否判断処理部19は、直進車両V2の位置情報を取得し、自車両V1が交差点Cを横切っている間に直進車両V2が交差点Cに進入可能な状況であるか否かを、直進車両V2の位置情報に基づいて判断する。対向車両直進可否判断処理部19は、特許請求の範囲に記載の対向車両直進可否判断手段として機能する。
交通状況予測処理部20は、車車間情報処理部13および路車間情報処理部16が取得した情報に基づいて、自車両V1の周辺の交通状況の変化を予測するためのものである。例えば、交通状況予測処理部20は、交差点Cにおいて自車両V1が右折する結果、周辺の車両の位置がどのように変化するのかを予測し、これにより直進車両V2の直進が促進されるか否かを判断する。交通状況予測処理部20は、特許請求の範囲に記載の交通状況予測手段として機能する。
走行支援要求処理部21は、他車両V2において自車両V1の右折を支援するための走行支援制御を実行することを直進車両V2に対して要求するものである。具体的には、対向車両直進可否判断処理部19により対向車両V2が交差点Cに進入可能な状況でないことが判断された場合に、走行支援要求処理部21は、車車間通信装置12を用いて車車間通信を実行することにより、走行支援制御の実行を要求するための要求信号を、他車両V2に対して送信する。また、走行支援要求処理部21は、自車両V1の右折を支援すべき理由を知らせる通知信号を、要求信号と共に他車両V2に対して送信する。走行支援要求処理部21は、特許請求の範囲に記載の走行支援要求手段として機能する。
情報提供装置18は、液晶ディスプレイやスピーカなどの情報を自車両V1の運転者に提供するためのものである。情報提供装置18は、走行支援要求処理部21により要求信号および通知信号を送信するための処理を行われた場合に、自車両V1の運転者に右折を促すための情報を提供する。また、情報提供装置18は、直進車両V2が接近している時に、注意を喚起する情報を運転者に提供する。情報提供装置18は、特許請求の範囲に記載の走行支援手段として機能する。
図3は、直進車両V2に搭載された走行支援装置30の構成を示すブロック図である。走行支援装置30は、車車間通信用アンテナ31、車車間通信装置32、車車間情報処理部33、路車間通信用アンテナ34、路車間通信装置35、路車間情報処理部36、走行支援制御部37、および走行支援実行部38を備えている。
車両V2の走行支援装置30に含まれる車車間通信および路車間通信を行うための構成31〜36は、車両V1の走行支援装置10に含まれる車車間通信および路車間通信を行うための構成11〜16と同じものである。車車間通信および路車間通信を行うための構成31〜36についての説明は、車車間通信および路車間通信を行うための構成11〜16についての上記の説明を参照することとし、省略する。
右折車両V1が走行支援制御の要求信号および通知信号を送信した場合には、直進車両V2は走行支援制御の要求信号および通知信号を受信する。具体的には、直進車両V2の車車間通信装置32が、車車間通信用アンテナ31を介して走行支援制御の要求信号および通知信号を受信する。車車間情報処理部33は、車車間通信装置32により受信した要求信号および通知信号を取得し、要求信号および通知信号を不図示のメモリに登録する。
走行支援制御部37は、右折車両V1より走行支援制御の要求があった場合に、走行支援制御を実行するために情報提供装置38または速度制御装置39を制御する。情報提供装置38は、液晶ディスプレイやスピーカなどの情報を運転者に提供するための装置である。情報提供装置38は、走行支援制御部37からの指示に応じて、右折車両V1の右折を優先すべき旨を映像または音声により運転者に伝える。情報提供装置38が表示する映像の一例を、図4に示す。速度制御装置39は、駆動制御装置や制動制御装置などの車速を制御するための装置である。速度制御装置39は、走行支援制御部37からの指示に応じて、右折車両V1の右折が優先されるように車速の制御を支援する。走行支援制御部37、情報提供装置38および速度制御装置39は、特許請求の範囲に記載の走行支援手段として機能する。
以下、図5および図6を参照して、本実施形態の走行支援システム1の動作について説明する。図5は、本実施形態の走行支援システム1の処理を示すフローチャートである。図6は、図5の処理が適用される状況を示す模式図である。なお、以下の処理は、1サイクル数ms〜数百ms程度の頻度で繰り返し実行される。
右折車両側の走行支援装置10は、自車両V1が交差点Cの中央付近まで進むと、自車両V1の位置および挙動に基づいて自車両V1が右折を行うことを判断する(S501)。次に、右折車両側の走行支援装置10は、車車間通信および路車間通信を行って周囲の情報を取得する(S502)。ここで、右折車両側の走行支援装置10が取得する情報は、直進車両V2の位置や速度などの情報、直進車両V2の前方および後方にある他車両の位置や速度などの情報、右折車両V1の前方および後方にある他車両の位置や速度などの情報、交差点に設置された信号機Sの信号機情報、周囲の道路に関する情報(渋滞の有無等の交通状況情報、道路線形情報等)などである。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、周囲の各車両(直進車両V2および他車両)の位置や速度などの情報に基づいて、N秒後までの期間における周囲の各車両の位置および速度の推移を演算する(S503)。そして、右折車両側の走行支援装置10は、周囲の各車両の位置および速度の推移に基づいて、右折車両V1が右折すべきタイミングを算出する(S504)。例えば、右折車両側の走行支援装置10は、右折車両V1が右折すべきタイミングとして、周囲の各車両(右折車両V1、直進車両V2および他車両)の平均車速を最大とするようなタイミングを算出する。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、直進車両V2が交差点に進入可能な状況であるか否かを判断する(S505)。すなわち、右折車両側の走行支援装置10は、直進車両V2が交差点Cに進入すると交通法規を逸脱するか否かを判断する。本実施形態では、右折車両側の走行支援装置10は、図6に示されるように直進車両V2の前方が交通渋滞となっており、直進車両V2が交差点Cに進入すると交差点C内で立ち往生してしまう場合には、直進車両V2が交差点Cに進入すると交通法規を逸脱することを判断する。なお、右折車両側の走行支援装置10が交通法規の逸脱を判断する状況は上記に限られず、例えば、信号機Sの設置されていない交差点Cにおいて横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるような状況においても直進車両V2が交差点に進入すると交通法規を逸脱することを判断してもよい。
右折車両側の走行支援装置10は、直進車両V2が交差点に進入すると交通法規を逸脱すると判断した場合には、ステップ506の処理に進む。一方、右折車両側の走行支援装置10は、直進車両V2が交差点に進入しても交通法規を逸脱しないと判断した場合には、ステップ502の処理に戻る。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、走行支援制御の実行を要求するための要求信号、および自車両V1の右折を支援すべき理由を知らせる通知信号を、直進車両V2に対して送信する。直進車両側の走行支援装置30は、右折車両V1からの要求信号および通知信号を受信すると、情報提供装置38を用いて右折車両V1の右折を優先すべき旨およびその理由を映像または音声により運転者に伝える(S506)。なお、直進車両側の走行支援装置30は、速度制御装置39を用いて右折車両V1の右折が優先されるように、直進車両V2の減速制御を支援してもよい。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、自車両V1の位置および挙動に基づいて自車両V1の右折が完了したか否かを判断する(S507)。ここで、右折車両側の走行支援装置10は、自車両V1の右折が完了したことを判断した場合には、処理を終了する。一方、右折車両側の走行支援装置10は、自車両V1の右折が完了していないことを判断した場合には、ステップ502の処理に戻る。
なお、上述したステップ505の処理では、右折車両側の走行支援装置10は、直進車両V2が交差点に進入すると交通法規を逸脱するか否かを判断したが、他の手法により直進車両V2が交差点に進入可能な状況であるか否かを判断してもよい。例えば、右折車両側の走行支援装置10は、直進車両V2の位置が交差点より所定距離L(m)以上手前であり、右折車両V1が交差点を右折しても直進車両V2の走行に影響を与えない場合に、ステップ506に進んでもよい。ここで、距離の閾値Lは、直進車両V2の車速上限閾値vと、右折車両V1が右折に要する最大時間tとを乗ずることにより算出することができる(L=v*t)。なお、交差点が上り坂の頂上付近にある場合には、上り坂の頂上付近における徐行義務を考慮して直進車両V2の車速上限閾値vを決定してもよい。
以下、図7、図8および図9を参照して、別の実施形態に係る走行支援システムの動作について説明する。図7は、別の実施形態に係る走行支援システムの処理を示すフローチャートである。図8および図9は、図7の処理が適用される状況を示す模式図である。なお、以下の処理は、1サイクル数ms〜数百ms程度の頻度で繰り返し実行される。
右折車両側の走行支援装置10は、自車両V1が交差点Cの中央付近まで進むと、自車両V1の位置および挙動に基づいて自車両V1が右折を行うことを判断する(S701)。次に、右折車両側の走行支援装置10は、車車間通信および路車間通信を行って周囲の情報を取得する(S702)。ここで、右折車両側の走行支援装置10が取得する情報は、直進車両V2の位置や速度などの情報、直進車両V2の前方および後方にある他車両の位置や速度などの情報、右折車両V1の前方および後方にある他車両の位置や速度などの情報、交差点に設置された信号機の信号機情報、周囲の道路に関する情報(渋滞の有無等の交通状況情報、道路線形情報等)などである。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、周囲の各車両(直進車両V2および他車両)の位置や速度などの情報に基づいて、N秒後までの期間における周囲の各車両の位置および速度の推移を演算する(S703)。そして、右折車両側の走行支援装置10は、周囲の各車両の位置および速度の推移に基づいて、右折車両V1が右折すべきタイミングを算出する(S704)。例えば、右折車両側の走行支援装置10は、右折車両V1が右折すべきタイミングとして、周囲の各車両(右折車両V1、直進車両V2および他車両)の平均車速を最大とするようなタイミングを算出する。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、車車間通信および路車間通信により取得される情報に基づいて、右折車両V1が右折することによる対向車線における直進車両V2の前方の交通状況の変化を予測し、当該交通状況の変化が直進車両V2の直進を促進するものであるか否かを判断する(S705)。直進車両V2の直進を促進すると判断される交通状況の変化は、特定の状況に限定されないが、例えば図8や図9に示される状況である。
図8に示される状況では、右折車両V1の後方で交通渋滞が生じており、右折車両V1の後続車両V3が他車両V4の右折を妨げている。右折車両V1が交差点Cを右折すると、右折車両V1の後続車両V3が移動するため、他車両V4が右折できるようになり、右折車両V1の後続車両V3を原因とする対向車線の渋滞が解消される。右折車両側の走行支援装置10は、このような交通状況の変化を予測し、当該交通状況の変化が直進車両V2の直進を促進するものであることを判断する。
図9(a)に示される状況では、右折車両V1の後方に後続車両V5があり、この後続車両V5の車幅が大きすぎるため、直進車両V2が後続車両V5とすれ違うことができない。図9(b)に示されるように、右折車両V1が交差点Cを右折すると、後続車両V5が交差点Cまで移動するため、直進車両V2が後続車両V5の横を通過することができるようになる。右折車両側の走行支援装置10は、このような交通状況の変化を予測し、当該交通状況の変化が直進車両V2の直進を促進するものであることを判断する。
右折車両側の走行支援装置10は、交通状況の変化が直進車両V2の直進を促進するものであると判断した場合には、ステップ706の処理に進む。一方、右折車両側の走行支援装置10は、交通状況の変化が直進車両V2の直進を促進するものでないと判断した場合には、ステップ702の処理に戻る。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、走行支援制御の実行を要求するための要求信号、および自車両V1の右折を支援すべき理由を知らせる通知信号を、直進車両V2に対して送信する。直進車両側の走行支援装置30は、右折車両V1からの要求信号および通知信号を受信すると、情報提供装置38を用いて右折車両V1の右折を優先すべき旨およびその理由を映像または音声により運転者に伝える(S706)。なお、直進車両側の走行支援装置30は、速度制御装置39を用いて右折車両V1の右折が優先されるように、直進車両V2の減速制御を支援してもよい。
次に、右折車両側の走行支援装置10は、右折車両V1の位置および右折車両V1の挙動に基づいて右折車両V1の右折が完了したか否かを判断する(S707)。ここで、右折車両側の走行支援装置10は、右折車両V1の右折が完了したことを判断した場合には、処理を終了する。一方、右折車両側の走行支援装置10は、右折車両V1の右折が完了していないことを判断した場合には、ステップ702の処理に戻る。
上述した走行支援システムの処理によれば、交差点Cにおいて右折車両V1が右折することによる対向車線における直進車両V2の前方の交通状況の変化を予測し、当該交通状況の変化が直進車両V2の直進を促進するものである場合に、直進車両V2において右折車両V1の右折を支援するための走行支援制御を実行する。これにより、交差点における車両の交通を円滑にすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
実施形態に係る走行支援システムを示す概略図である。 右折車両に搭載された走行支援装置の構成を示すブロック図である。 直進車両に搭載された走行支援装置の構成を示すブロック図である。 情報提供装置が表示する映像の一例を示す画像図である。 走行支援システムの処理を示すフローチャートである。 図5の処理を説明するための模式図である。 走行支援システムの別の処理を示すフローチャートである。 図7の処理を説明するための模式図である。 図7の処理を説明するための模式図である。
符号の説明
1…走行支援システム、10…走行支援装置、11…車車間通信用アンテナ、12…車車間通信装置、13…車車間情報処理部、14…路車間通信用アンテナ、15…路車間通信装置、16…路車間情報処理部、17…情報提供判定部、18…情報提供装置、19…対向車両直進可否判断処理部、20…交通状況予測処理部、21…走行支援要求処理部、30…走行支援装置、31…車車間通信用アンテナ、32…車車間通信装置、33…車車間情報処理部、34…路車間通信用アンテナ、35…路車間通信装置、36…路車間情報処理部、37…走行支援制御部、38…情報提供装置、38…走行支援実行部、39…速度制御装置。

Claims (7)

  1. 第1車線を走行する第1車両が当該第1車線に対向する第2車線を横切って進もうとしており、当該第2車線を走行する第2車両が前記第1車両の前記第2車線を横切る位置を直進しようとする状況で、前記第1車両の横切り走行を支援する走行支援システムであって、
    前記第1車両に搭載された、前記第2車両が前記横切り位置に進入すると交通法規を違反するか否か、すなわち、前記第2車両の前方が交通渋滞となっており、前記第2車両が交差点に進入すると交差点内で停止してしまう状況であるか否かを判断する第2車両直進可否判断手段と、
    前記第1車両に搭載された、前記第2車両直進可否判断手段により前記第2車両が前記横切り位置に進入すると交通法規を違反することが判断された場合に、前記第1車両の横切り走行を支援するための走行支援制御を実行する走行支援手段と、
    を備えることを特徴とする走行支援システム。
  2. 前記第2車両直進可否判断手段は、前記第2車両の前方の交通状況に関する交通状況情報を取得し、当該交通状況情報に基づいて前記第2車両が前記横切り位置に進入すると交通法規を違反するか否かを判断することを特徴とする請求項に記載の走行支援システム。
  3. 前記第2車両直進可否判断手段は、前記第2車両の走行位置を示す位置情報を取得し、前記第1車両が前記第2車線を横切っている間に前記第2車両が前記横切り位置に進入可能な状況であるか否かを、前記第2車両の位置情報に基づいて判断することを特徴とする請求項1または2に記載の走行支援システム。
  4. 前記第1車両が前記第2車線を横切ることによる交通状況の変化を予測する交通状況予測手段をさらに備え、
    前記走行支援手段は、前記交通状況予測手段により予測される前記交通状況の変化が前記第2車両の直進を促進するものである場合に、前記走行支援制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の走行支援システム。
  5. 前記交通状況予測手段が、前記第1車両が前記第2車線を横切ることにより前記第1車両の後続車両を原因とする前記第2車線の渋滞が解消されることを予測した場合に、前記走行支援手段は前記走行支援制御を実行することを特徴とする請求項に記載の走行支援システム。
  6. 前記交通状況予測手段が、前記第1車両が前記第2車線を横切ることにより前記横切り位置において前記第2車両が前記第1車両の後続車両の横を通過することが可能となることを予測した場合に、前記走行支援手段は前記走行支援制御を実行することを特徴とする請求項に記載の走行支援システム。
  7. 前記走行支援手段は、前記第2車両において前記走行支援制御を実行することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の走行支援システム。
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