JP5050626B2 - 溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法 - Google Patents

溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5050626B2
JP5050626B2 JP2007114928A JP2007114928A JP5050626B2 JP 5050626 B2 JP5050626 B2 JP 5050626B2 JP 2007114928 A JP2007114928 A JP 2007114928A JP 2007114928 A JP2007114928 A JP 2007114928A JP 5050626 B2 JP5050626 B2 JP 5050626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
induction heating
refractory
wear
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007114928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008267758A (ja
Inventor
正弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2007114928A priority Critical patent/JP5050626B2/ja
Publication of JP2008267758A publication Critical patent/JP2008267758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5050626B2 publication Critical patent/JP5050626B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

本発明は、溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法および装置に関する。
例えば、図2に示すような、溶鉱炉から出た銑鉄が凝固しないように保持しておくための貯銑炉(溶銑保持炉)には、内部の溶銑の温度降下を補償するための誘導加熱装置(インダクションヒーター)が備えられている。図2の例では、2台が手前に見えているが、実は、反対側にも2台の計4台が備えられている。
図2に示すような溶銑保持炉に付設された溶銑の誘導加熱装置(インダクションヒーター)は、溶銑保持炉から流路を通じて流入する溶銑(溶銑とそれを精錬した溶鋼は、総称して溶湯ともいう)を、該流路の周りに巻かれた誘導加熱用コイルに交流を通ずることで誘導加熱し、誘導加熱された溶銑は、図2中右に示すごとく、両サイドに分かれた流路を経て、溶銑保持炉に戻されるしくみになっている。このような形式の誘導加熱装置を、特に、溝型と呼んでいる。これに関する先行技術としては、特許文献1などがある。
以上説明した溝型のほかにも、また、溶銑に限らず、その他の溶融金属を加熱するものも含め、溶融金属の誘導加熱装置には、図3(a)に示すような、連続鋳造設備におけるタンディッシュ内の溶湯を加熱するもの(特許文献2)、図3(b)に示すような、略円筒平底の容器内の溶融金属を加熱するもの(特許文献3)、図3(c)に示すような、注入出部分および傾斜底をもつ略角筒の容器内の溶融金属を加熱するもの(特許文献4)のほか、さまざまな形式のものがある。
しかしながら、そのような形式の違いはあっても、共通していることは、誘導加熱装置は、直接に溶融金属と接しているわけではなく、間には、まず、ブッシングと呼ばれる水冷した銅のジャケットがあり、さらにその外側の溶融金属と接触する側には、耐火物があることであり、この耐火物の経時的な劣化により、溶融金属が漏洩(湯漏れともいう)してブッシングと接触し、さらにそれでも誘導加熱装置の運転を継続すると、漏洩の程度が拡大し、溶融金属が誘導加熱用コイルに接触して焼損させるおそれがあることである。
このため、先述の特許文献2、特許文献3、特許文献4などは、溶融金属と誘導加熱用コイルの間に電圧を印加し、電流の変化から、溶融金属の漏洩(湯漏れ)や耐火物の損耗度を検知するしくみを備えることにも言及している。
ここでは、一例として、図4に示すような溝型の誘導加熱装置の場合を例にとり、従来の、溶融金属の漏洩を検知するしくみについて、以下に説明する。
図4中、IHは誘導加熱装置であり、それを構成する要素を列記すると、Mは溶融金属、N1は耐火物、Cは耐火物N1に覆われた誘導加熱用コイル、N2は耐火物である。
従来は、太線で示す二次側ループ3と、細線で示す一次側ループ2と、を整流素子6を介して結び、さらに、一次側ループ2に変換器7を介して接続した、メータリレー8に付設の検出接点9がONして、ある一定の値を超える電流を検出した場合に、図示しない制御装置にて、溶融金属が漏洩したことを検知するしくみを構築していた。なお、図4中、10は、メータリレー8に電源供給の目的で接続される回路であり、メータリレー電源と呼ばれる。
正常時は、溶融金属Mと誘導加熱用コイルCとは耐火物N1を介して絶縁されているため、二次側ループ3には実質的に電流が流れない。異常時、すなわち耐火物N1が経時的に劣化すると、溶融金属設置極4から溶融金属Mを介して二次側ループ3に電流が流れるようになる。これを、一次側ループ2に変換器7を介して接続した、メータリレー8に付設の検出接点9がONし、ある一定の値を超える電流を検出した場合に、図示しない制御装置にて、溶融金属が漏洩したことを検知するのである。
特開2004−218038号公報 特開平09−004988号公報 実公平06−038393号公報 特開平06−313681号公報
しかしながら、以上説明した従来の方法では、溶融金属が漏洩して誘導加熱用コイルCに接触するところまでいかないと、その検知ができないため、検知できたときには誘導加熱用コイルCは即運転を停止する必要があった。その後も運転を継続すると漏洩の程度が拡大し、誘導加熱用コイルCの周りで溶融金属が固化して取り外せなくなり、もはや交換不能になるのを防ぐためである。
特許文献1などで対象としている溝型の誘導加熱装置は、先述のように、例えば、図2に示す溶銑保持炉に設置されているが、このような溶銑保持炉は、1日24時間連続操業し、3〜6ヶ月に1回、手前の2台の誘導加熱装置を2日程度かけて交換し、さらに3〜6ヶ月経つと反対側の2台の誘導加熱装置を同じ日数かけて交換する、という交換のパターンおよび頻度で操業している。
図2の例でいえば、略円筒状の溶銑保持炉は周方向に回動可能であり、例えば、手前の2台の誘導加熱装置を交換する作業中は反対側の2台の誘導加熱装置を運転することで、一応、操業を停止せずに、内部に溶銑を保持したまま交換作業を行うことができるようになっている。
ところが、ここで一つ問題がある。それは、溶融金属が漏洩したことを検知してから誘導加熱装置を代替品に交換しようとすると、そこから製造業者の方で代替品の誘導加熱装置を制作しはじめることから、2週間はかかってしまうことである。
事前に制作しておいた代替品の誘導加熱装置をスタンバイしておけば問題なさそうに思えるところ、実は、耐火物N1が、多くの場合、スタンプ材であることから、吸湿防止上、1ヶ月を超えて事前に制作したものをスタンバイしておけない。したがって、前述のように、溶融金属が漏洩したことを検知してから製造業者の方で代替品の誘導加熱装置を制作しはじめ、2週間もかかってしまう事態になるのである。
1〜2年に一度、溶銑保持炉は、1〜2ヶ月間停止して本格的に改修することになっており、その場合は予め予定もわかるため、そういう場合は停止期間が開始する1ヶ月前以降に制作に着手し、スタンバイした誘導加熱装置に、その改修期間中に交換することになる。
図2に示した溶銑保持炉には、図示していないものも含めると、4台の誘導加熱装置が設置されていることは先にも述べたが、そのうち1台で溶融金属の漏洩が発生すると、製造業者の方で代替品の誘導加熱装置を制作する2週間の間、あるいは、次の本格的な改修まで、残り3台で、さらにもう1台で溶融金属の漏洩が発生すると、残り2台で、という具合に減肺操業を強いられることになる。
従来の方法では、以上説明したような事態に至るのを未然に防止することができなかった。
わずかに先述の特許文献4に、図3(c)に示したごとく、検知用導体20を列設し、何番目の検知用導体20にまで溶融金属が達しているかを検知することで、耐火物の損耗度、すなわち、劣化の進行状況を検知することが記載されているものの、検知用導体20およびそれらに接続されるリード線を耐火物に埋設する必要があり、新品の容器の製作であっても煩雑であるのみならず、ましてや既存の容器への追加的埋設となると殆ど不可能に近いという問題があった。
また、耐火物の劣化が検知用導体20に近いところではなく、他で局部的に速く進行して、溶融金属が検知用導体20に接触する前にリード線の方に接触してしまうと、リード線が断線して、却って溶融金属の漏洩を検知できなくなりやすい問題もあった。
本発明は、以上説明したような、従来の方法のさまざまな問題を解決し、検知用導体やリード線の埋設などの煩雑な付帯機器や施工を必要とすることなく、溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度を検知する方法および装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1]溶融金属を、ブッシングとさらに該ブッシングの外側の耐火物を介して非接触で、誘導加熱用コイルに交流を通じて加熱する、溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法であって、前記溶融金属と前記ブッシングの間に電圧を印加し、前記溶融金属と前記ブッシングの間に流れる電流を検出することで、前記耐火物の損耗度を検知することを特徴とする溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法。
[2]溶融金属を、ブッシングとさらに該ブッシングの外側の耐火物を介して非接触で、誘導加熱用コイルに交流を通じて加熱する、溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知装置であって、前記溶融金属と前記ブッシングの間に電圧を印加し、前記溶融金属と前記ブッシングの間に流れる電流を検出することで、前記耐火物の損耗度を検知することを特徴とする溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知装置。
本発明によれば、検知用導体やリード線の埋設などの煩雑な付帯機器や施工を必要とすることなく、溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度を検知する方法および装置を提供できる。
以下、図1を参照しつつ、本発明の実施の形態の一例について説明する。図1に示した、溝型の誘導加熱装置における溶融金属の漏洩を検知するしくみは、先述の図4に示した、従来の、溝型の誘導加熱装置における溶融金属の漏洩を検知するしくみを基本的に踏襲したものである。ただし、二次側ループ3は、その一端が溶融金属設置極4を介して溶融金属Mに接触している点では共通しているものの、他端が誘導加熱用コイルCではなくてブッシングBに接続している点で相異する。溶融金属MとブッシングBの間に直流の電圧を印加する。
図1中の太い破線で囲った部分が、本発明の耐火物の損耗度検知装置DEである。これを設置した点も、先述の図4に示した、従来の、溝型の誘導加熱装置における溶融金属の漏洩を検知するしくみと相異する。
耐火物の経時的な劣化に伴い、耐火物の内部に徐々に溶融金属がしみこむ。その部分にクラックが発生し、ブッシングBにまで溶融金属が到達する。よって、本来電流ゼロであるはずのところ、耐火物の経時的な劣化に伴い、徐々に電流がアップして、ブッシングBにまで溶融金属が到達すると短絡状態になる。この過渡期の電流を検出し、それがある一定の値以上になったところで交換が必要な時期が近いと判断し、代替品の誘導加熱装置を制作しはじめよう、というのが本発明の狙いである。そうすれば実際に交換するまでの間、操業をそのまま継続でき、突発的に2週間もの減肺操業を強いられなくて済む。
さらに、以上説明したような、ブッシングBにまで溶融金属が到達する前の段階で、代替品の誘導加熱装置を制作しはじめれば、実際に交換するまでの間に、漏洩がブッシングBを通り越してさらに誘導加熱用コイルCにまで達し、固化して交換不能になる最悪の事態は実際上確実に回避できる。
変換器11のOUT側に接続した電流計12により検出した電流値を、図示しない制御装置でとらえ、その電流値の変化を、制御装置内部の詳説しないロジックにて検出する。
電流値の変化は、例えば、二次側ループ3に流れる直流の大きさが耐火物N1の損耗度によって変化すれば、一次側ループ2に流れる交流の電流値も変化するので、耐火物N1が新品の状態のときに対し、その交流の電流値がどれだけ変化するか、で検出するようにすればよい。
その変化の量で耐火物の損耗度を検出し、その変化の量の絶対値がある一定の閾値以上になった場合に、溶融金属MとブッシングBが短絡する時期が近いと判断すればよい。
ただ、これはあくまで一例であり、電流値の変化を閾値だけでなく微分量でも捉えるなどのロジックを組むなど、さまざまな方法でより確実な検出のしかたをしてもよい。
本発明の耐火物の損耗度検知装置DEにて耐火物N1の損耗度の検知を開始するのに先立って、二次側ループ3をテストボタン13にて短絡し、溶融金属MとブッシングBの間が短絡した場合の模擬回路を作成する。
この状態で一次側ループ2に、ここでは一例として250mAの電流が流れるように可変抵抗器5を操作する。この電流の大きさは特にここでの例に限るものではないが、市販の電流計の中でも安価なものを使用できる現実性を考えると、10mA〜1Aの電流が流れるように可変抵抗器5を操作するのが好ましい。
二次側ループ3に設置したテストボタン13をOFFにすることで、本発明の耐火物の損耗度検知装置DEにて耐火物N1の損耗度の検知を開始する。
もしも耐火物の経時的な劣化により、数十mAの電流が二次側ループ3に流れると、一次側ループ2の側には、その分だけ加算された電流(交流)が流れる。変換器11を介して増幅された電流を電流計12にて捉え、かつ、アナログ信号で図示しない制御装置にて電流値の変化を検出する。
以上のようなしくみにより、本実施の形態では、溶融金属設置極4を介して溶融金属MとブッシングBの間に電圧を印加し、溶融金属MとブッシングBの間に流れる電流を検出することで、耐火物N1の損耗度を検知する。
なお、以上説明した本発明の実施の形態は、あくまで一例であり、本発明の実施の形態は、以上の説明のものに限るものではない。
例えば、溶融金属MとブッシングBの間に印加する電圧は直流としたが、必ずしも直流に限らなくてもよい。
また、溶融金属Mには、溶融金属設置極4を介して電圧を印加するようにしているが、これに代わるものを用いてもよい。
さらに、耐火物N1の損耗度を検知するための、二次側ループ3に流れる電流は、必ずしも上記の実施の形態のように整流素子6を介して一次側ループ2の側に流れる電流によって、しかも必ずしも変換器11を介して検出しなくてもよく、変換器11なしで検出してもよいし、あるいは、一次側ループ2の側でなくて二次側ループ3の側で検出してもよいし、あるいはまた別な方法としては、一次電源1aの側で検出するなどしてもよい。
そして、溶融金属の誘導加熱装置としては、溝型のものに限らず、各種の形式のものに、本発明は適用できる。
図2に示した溶銑保持炉に設置している溝型の誘導加熱装置IHが新品のとき、耐火物N1も新品であり、図1に示した溶融金属の漏洩を検知するしくみによれば、電流計12で検出される電流の変化の量は0mAであったが、改修して1ヶ月操業後に、一次側ループ2に設置した変換器11を介してOUT側に設置した電流計12で検出した電流の変化の量は50mAとなった。
これは、耐火物N1に溶融金属Mがしみこむことで、耐火物N1が経時的に劣化し、絶縁性が低下したことを意味している。
5ヶ月操業後に電流の変化の量が急激に大きくなり、6ヶ月操業後には耐火物N1の絶縁抵抗が、遂にゼロになり、電流の変化の量は250mAとなった。この時点で溶融金属MとブッシングBが短絡する時期が近いと判断された。
かかる経験に基づき、5ヶ月操業後に電流の変化の量が急激に大きくなったことをもって、代替品の誘導加熱装置を制作しはじめ、6ヶ月経過する前にその誘導加熱装置を計画的に交換すれば、減肺操業を強いられることはなくなる。
電流の変化の量が急激に大きくなるのは5ヶ月操業後とは限らないが、以上のことからすると、電流の変化の量が急激に大きくなったら、1ヶ月以内に計画的に交換を行えば、減肺操業を強いられることはなくなることになる。
本発明の実施の形態の一例について説明するための線図 従来技術について説明するための線図 従来技術について説明するための線図 従来技術について説明するための線図
符号の説明
1 入力電源
2 一次側ループ
3 二次側ループ
4 溶融金属設置極
5 可変抵抗器
5a 抵抗器
6 整流素子
7 変換器
8 メータリレー
9 検出接点
10 メータリレー電源
11 変換器
12 電流計
20 検知用導体
DE 損耗度検知装置
IH 誘導加熱装置
M 溶融金属
N1 耐火物
N2 耐火物
B ブッシング
C 誘導加熱用コイル

Claims (2)

  1. 複数の誘導加熱装置で溶融金属を加熱する場合において、前記複数の誘導加熱装置の各々には、1つの溶融金属設置極と複数の誘導加熱用コイルとが設けられており、前記誘導加熱装置に保持される溶融金属を、前記複数の誘導加熱用コイルの周りのブッシングとさらに該ブッシングの外側の耐火物を介して非接触で、誘導加熱用コイルに交流を通じて加熱する、溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法であって、
    前記1つの溶融金属設置極を介して、前記溶融金属と前記ブッシングの間に電圧を印加し、前記溶融金属と前記ブッシングの間に流れる電流を検出して、
    前記複数の誘導加熱装置のうちのいずれかの前記耐火物の損耗度を検知することを特徴とする溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法。
  2. 前記電流の電流値の変化を微分量として捉えることで、前記損耗度を検知することを特徴とする、請求項1に記載の溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法。
JP2007114928A 2007-04-25 2007-04-25 溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法 Active JP5050626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007114928A JP5050626B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007114928A JP5050626B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008267758A JP2008267758A (ja) 2008-11-06
JP5050626B2 true JP5050626B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40047490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007114928A Active JP5050626B2 (ja) 2007-04-25 2007-04-25 溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5050626B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5526548B2 (ja) * 2009-01-06 2014-06-18 新日鐵住金株式会社 溝型誘導加熱装置の湯道内径制御方法
JP5526549B2 (ja) * 2009-01-19 2014-06-18 新日鐵住金株式会社 溝型誘導加熱装置の湯道内径制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178990A (ja) * 1982-04-12 1983-10-20 三菱電機株式会社 溝形誘導炉
JPS5966969A (ja) * 1982-09-17 1984-04-16 Toshiba Ceramics Co Ltd リ−ク検出回路付き溶湯容器
JPS63139506U (ja) * 1987-03-05 1988-09-14
JPH06313681A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Ngk Insulators Ltd 誘導炉等における耐火物ライニングの損耗度合検知方法及びその装置
JPH08303967A (ja) * 1995-05-08 1996-11-22 Hitachi Cable Ltd チャンネル型誘導炉における湯洩れ検出方法および検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008267758A (ja) 2008-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5693083B2 (ja) 軸受状態監視装置及び方法
US9400137B2 (en) Electric induction furnace with lining wear detection system
JP5050626B2 (ja) 溶融金属の誘導加熱装置における耐火物の損耗度検知方法
RU2766939C2 (ru) Способ и устройство для определения различных переменных в носке металлургического конвертера
US20080106830A1 (en) AC melt to bushing current detector
DE602008001069D1 (de) Verfahren zur Steuerung der Metallladungszuführung für elektrische Bogenöfen
JP4482549B2 (ja) 誘導加熱装置
JP4630976B2 (ja) ガラス溶融炉
JP2009039775A (ja) 電磁場発生装置の異常診断方法
KR20200110496A (ko) Dc 전기로의 멜트 다운 판단 장치 및 방법
JP3480786B2 (ja) 誘導溶解炉の湯漏れ検出装置
KR20130035084A (ko) 내화물 온도 측정이 가능한 전기로
CN110453023B (zh) 一种高炉炉缸象脚侵蚀预防分析方法
US12098886B2 (en) Electric induction furnace with lining wear detection system
JP2013244515A (ja) 取鍋の漏鋼防止方法
CN208787723U (zh) 一种焊接热输入控制系统
JP5796456B2 (ja) 連続鋳造設備における電磁場発生装置の異常診断装置及び異常診断方法、並びに連続鋳造方法
US6208682B1 (en) Channel inductor and melt furnace comprising such channel inductor
WO2016071391A1 (en) Method for detection of the loss of an electric arc furnace measurement reference
JP5298548B2 (ja) 永久磁石を有する電気機器のメンテナンス方法
JPH04169789A (ja) 耐火物の補修時期判断装置
JP2005226105A (ja) 高炉炉内溶融物レベルの計測方法及び装置
JP2925727B2 (ja) アーク炉における装入原料の溶解状況検知方法及びその装置並びにアーク炉用水冷パネル
JP3308950B2 (ja) 誘導加熱装置のピンチ検出方法
KR101264258B1 (ko) 채널형 유도로의 누탕 감지 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100325

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120321

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5050626

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250