JP5050598B2 - 非接触型信号伝送装置及び非接触型信号伝送方法 - Google Patents

非接触型信号伝送装置及び非接触型信号伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、非接触で電圧信号を光信号として伝送する装置及び方法に関し、更に詳しくは、半導体パッケージ又は集積回路チップ等の電子部品と、その電子部品を搭載する実装基板との間の電圧信号を、電気的に非接触な構造によって光信号に変換し、伝送する装置及び方法に関する。
現在、半導体パッケージ(以下、便宜的に「ICパッケージ」ともいう。)又は集積回路チップ(以下、「ICチップ」ともいう。)等の電子部品と、その電子部品を搭載する実装基板との間は、それぞれに設けられた電極端子間を半田付けし、あるいはその電極端子間に金属製の微小なボールをボールボンディングさせて、電気的な導通を持たせている。このような電極端子間の接続構造の問題点としては、半田付けやボールボンディングよる接点部の変形や腐食等が生じるおそれがあり、確実な電気的接続を維持するという点でやや難点がある。さらに、ICチップに形成されている集積回路の集積度の向上やICパッケージ上へのパッシブコンポーネントの集積化等により、電極端子の数が増加し、結果として配線の微細化やボールの微小化が進み、高度な材料技術や実装技術が必要とされるという課題がある。
こうしたICチップの電極端子数の増大等の課題に対応するため、入出力信号を伝送するための電極端子(以下、単に「電極」ともいう。)間を非接触とした信号伝送方法が試みられている。図8は、非接触型の信号伝送装置100の従来例を示す概略図である。この装置100は、ICチップ113を搭載したICパッケージ105に形成された電極103aと、実装基板であるプリント基板106に形成された電極103bとを対向するように配置し、両電極間の電磁的な結合を利用し、非接触での信号伝送を可能にしたものである。この装置100では、電気信号を電極の形状により電束や磁束の変化に変換し、非接触状態で信号伝送を行うことができるため、電極間の機械的な接続不良による伝送特性の劣化が生じないという利点がある。
具体的には、図8に示すように、対向する両電極103a,103bを平面状に形成すれば、電極間の静電容量が大きくなるので、これを利用し、電極間の容量性の結合で電気信号を伝送することができる。すなわち、図8に示す非接触型の信号伝送装置100は、電圧変動としてICパッケージ105上の電極103aに出力される電気信号を、電極間の容量性の結合を利用して伝送する例である。なお、図8の例では、直流は両電極をボール104によって直接接続することにより供給し、ICを動作させている。一方、対向する両電極103a,103bをスパイラルコイル状に形成すれば、相互誘導により信号を伝送することができる。
以上の方法の他にも、高速でICチップ間の信号伝送を行う方法として、光と電気の変換技術を用いて電気信号を直接光に変換して伝送する、光インタコネクション技術がある。この技術には、基板から垂直に光を放出する面発光レーザと呼ばれるレーザを使用して電気信号から光信号に変換する方法がある。これは、面発光レーザへの印加電圧を電気信号の”1””0”にあわせて”ON””OFF”し、その結果レーザ光が”点””滅”することで光信号に変換する方式であり、直接変調動作とも呼ばれている。この伝送技術は、LSIのデータ処理速度の向上を図る際に、それらLSIを搭載するボード間あるいはLSIチップ間のデータ伝送速度が追いつかないという問題を解決しようとするものである。なお、先行技術として、下記特許文献1,2を挙げる。
特開平8−262117号公報 特開平8−94692号公報
上述した非接触型の信号伝送装置は、図8に示すように、隣接するICパッケージ105,105’が数mmから数cmの距離で配置されており、比較的短距離間の信号伝送手段として利用されるものである。そのため、電極103bや配線107の密度が高くなり、高周波の伝送で一般的に利用されるストリップラインやマイクロストリップライン又はこれに類する伝送線路構造を形成することは実装密度上困難であった。
また、数cm以上の距離を伝送させる場合には信号の劣化が問題となるが、その信号の劣化を抑えるためには、電極構造の同軸化や配線の伝送線路化が必要となり、電極構造や配線のさらなる微小化、微細化が課題となる。
さらに、多チャンネル化等により高速で動作する入出力用の電極端子数が増加すると、実装基板側の配線スペースが少なくなり、その配線スペースを確保するためには実装基板の層数の増加が考えられる。しかし、実装基板を積層した場合、配線間の電磁干渉を抑制しながら伝送するためには、ビアのシールド構造化が必要となるので、高密度実装上不利となる。
一方、光インタコネクション技術を用いる方法は、ICチップ上又はICパッケージ上に光導波路を形成してレーザに接続し、光信号の伝送を行うので、高価で特殊なデバイスやコンポーネントが必要であり、特に面発光レーザ等の半導体レーザを各電極に設置しなければならないので、ICチップやICパッケージの実装面積が大きくなるという難点がある。
以上のように、図8に示す形態の非接触型の信号伝送技術は、高速伝送や長距離伝送ができないという欠点があり、また、光インタコネクション技術は、ICチップやICパッケージの小型化、電極サイズの微小化が難しいという欠点がある。したがって、電極サイズの微小化に対応し、さらに高速な電気信号を離れたチップ間やボード間において、高速伝送や長距離伝送を可能とする技術は存在していなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、電極の微小化に対応し、さらに、離れたチップ間やボード間においても、電気信号の高速伝送や長距離伝送を可能とする非接触型信号伝送装置及び方法を提供することにある。
上記の課題を解決するための、本発明の非接触型信号伝送装置は、半導体パッケージ又は集積回路チップに設けられた第1電極と、実装基板に設けられ且つ前記第1電極の近接位置に配置された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置された光電界素子と、前記光電界素子に接続された光伝送線路と、前記光伝送線路の他方の側から前記光電界素子に対して光を入射する光入射手段と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、両電極間に光電界素子を配置し、その光電界素子に入射した光の反射光を光伝送線路で伝送するように構成したので、その光電界素子は両電極間で生じる電界の変化に対応して屈折率が変化し、その光電界素子での反射光は電界の変化に対応した変調光として検出できる。その結果、非接触状態で電極間の電圧情報を光の変調情報として抽出し、高速伝送可能で劣化しにくい光信号として伝送することができる。また、この発明によれば、電極数が増して電極サイズを微小化させた場合や、多層基板とした場合であっても、非接触で電圧信号の検出が可能となり、さらに離れたチップ間やボード間において、電気信号の高速伝送や長距離伝送が可能となる。
本発明の非接触型信号伝送装置において、前記第2電極が、2以上の前記光電界素子に対する共通電極として設けられているように構成できる。この発明によれば、特に電極数が増して電極を微小化させた場合や多層基板とした場合に好ましく適用できる。
本発明の非接触型信号伝送装置において、(1)前記第1電極の平面部と前記第2電極の平面部とが平行又は非平行に配置され、その間に前記光電界素子が設けられているように構成することができ、また、(2)前記第1電極の平面部と前記光電界素子の平面部とが平行又は非平行に配置され、前記第2電極が当該光電界素子の対向する側面に設けられているように構成することができる。
また、本発明の非接触型信号伝送装置において、(a)前記光電界素子が、前記実装基板の表面に形成され又は内部に埋設されているように構成することができ、また、(b)前記光電界素子が、チップ又は膜として設けられているように構成することができる。
また、本発明の非接触型信号伝送装置において、前記変調光を電気信号に変換する信号処理手段をさらに有するように構成することができる。
上記課題を解決する本発明の非接触型信号伝送方法は、半導体パッケージ又は集積回路チップに設けられた第1電極と、実装基板に設けられ且つ前記第1電極の近接位置に配置された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置された光電界素子と、前記光電界素子に接続された光伝送線路とを少なくとも有する非接触型信号伝送装置を用い、前記光伝送線路の他方の側から前記光電界素子に対して光を入射し、前記光電界素子内で反射した光を前記光伝送線路を経由して検出し、その反射光の変調を、前記第1電極と第2電極との間で生じる電界の変化として抽出することを特徴とする。
本発明の非接触型信号伝送装置及び方法によれば、光電界素子での反射光を両電極間に生じた電界の変化に対応した変調光として検出できるので、非接触状態で電極間の電圧情報を光の変調情報として抽出することができ、高速伝送可能で劣化しにくい光信号として伝送することができる。また、本発明によれば、電極数が増して電極サイズを微小化させた場合や、多層基板とした場合であっても、非接触で電圧信号の検出が可能となり、さらに離れたチップ間やボード間において、電気信号の高速伝送や長距離伝送が可能となる。
以下、本発明の非接触型信号伝送装置及び方法について、図面を参照しつつ説明する。以下に示す各実施形態は本発明の一例であって、本発明の技術的範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の非接触型信号伝送方法の電極構造と原理の説明図であり、(A)は断面構成図であり、(B)は実装基板の上面図である。また、図2は、信号処理手段の説明図である。図1に示す電極構造は、第1電極3aと第2電極3bとの間に光電界素子1が配置された構造である。
図1に示す電極構造において、ICパッケージ5上の配線11はICチップ13と第1電極3aに接続されており、そのICチップ13から出力された信号出力は、ICパッケージ5上の配線11を経由して第1電極3aに電圧変化を生じさせる。第1電極3aと第2電極3bは近接して設置されているので、第1電極3aと第2電極3bとの間に電界(電場)が生じ、この電界が光電界素子1の内部を透過する際に光電界素子1の屈折率を変化させる。このとき、その光電界素子1に光(レーザ光)を入射させ、その反射光を光伝送線路で伝送するように構成すれば、光電界素子1の屈折率の変化に対応した反射光の変調を検出することにより、電界の変化として抽出することができる。さらに、信号処理を行うことによって、電圧信号の変化として復元させることができる。
こうした原理を実現するため、光電界素子1には、光伝送線路2が接続され、光伝送線路2の他方の側には、光電界素子1に対して光を入射する光入射手段31を少なくとも有する光学処理装置21と、光電界素子1内で反射した変調光を電気信号に変換する信号処理手段41とが設けられている。
以下、本発明の非接触型信号伝送装置の構成について説明する。
第1電極3aは、ICパッケージ5(半導体パッケージ)又はICチップ(集積回路チップ)に設けられた電極であり、詳しくは、ICチップの端子であるパッドに接続され、かつ第2電極3bに近接して設けられている。第1電極3aが形成されたICパッケージ5やICチップの形態は特に限定されず、公知の形態からなるものを適用できるが、いずれの場合であっても、実装基板6が備える第2電極3bに近接する位置に第1電極3aが設けられている。なお、「近接位置」とは、第1電極3aと第2電極3bとの間で、その電極間に配置された光電界素子1に電界9を印加可能な距離の範囲をいい、例えば図1のように両電極3a,3bが対向配置されている場合には、その電極間距離は数十μmから数百μmであるように構成されることが好ましく、また、例えば図3(A)に示すように両電極3a,3bが非平行(図示の例では直角)になるように配置されている場合にも、上記同様、両電極3a,3bが数十μmから数百μmであるように構成されることが好ましい。
最近ではICパッケージ5がシリコンウェハで製作される場合もあるが、そのような場合には、ICチップとICパッケージ5が一体化していてもよい。なお、ICチップ上のパッドは、ICパッケージ5上の配線11の末端に形成されているパッドと、ボールを用いてボールボンディングされるほか、ボンディングワイヤにより接続されることもある。
図1に示す例では、ICパッケージ5の一方の面には配線11が形成され、実装基板6側である他方の面には第1電極3aが形成され、その配線11と第1電極3aとを電気的に接続するビア12が形成されている。なお、ICパッケージ5は、ICチップと実装基板6上の配線とを相互接続する役割を担うため、インターポーザと呼ばれることもある。また、図1では単純構造のICパッケージ5を例示しているが、そのICパッケージの形態としては種々のものであってもよく、ICチップを平面内に複数有するICパッケージであってもよいし、ICチップが多層配置されたICパッケージであってもよい。
第2電極3bは、ICパッケージ5又はICチップを搭載する実装基板6に設けられた電極であり、上述した第1電極3aの近接位置に設けられている。図1の例では、プリント基板に代表される実装基板6のICパッケージ側の面には、配線10(インターポーザ配線)が形成され、その配線10の端部に第2電極3bが上記の第1電極3aに対向するように設けられている。なお、インターポーザ配線とは、ICチップ間やICチップの層間の接続配線を形成する中継用配線であり、積層型のマルチチップ・モジュールやCSP(chip scale package)を例示でき、他のICパッケージや周辺回路等に接続される。
図2においては、直流接続端子についてのみICパッケージ5側の電極と実装基板6側の電極とを直接接続し、ICを動作させる形態を示している。このときの接続はボール4によるボールボンディングで行っており、そのボール4は、実装基板6上の電極パッドとICパッケージ5上の電極パッドとを機械的に接続する。
光電界素子1は、第1電極3aと第2電極3bとの間に設けられている。この光電界素子1は、電界9(電場)によりその内部の屈折率が変化するものであればよく、例えばPLZT(鉛・ランタン・ジルコニウム・チタン酸化物)等の光電界効果を持つ材料からなるものであればよい。その形状も特に限定されず、チップ形状からなる固体物であってもよいし、膜として成膜されたものであってもよい。図1に示すように第1電極3aと第2電極3bとの間に生じた電界9(電場)が光電界素子1を透過すると、光電界素子1はその屈折率が変化するので、その光電界素子1に光(レーザ光)を入射させ、その反射光を検出するように構成すれば、光電界素子1の屈折率の変化に対応した反射光の変調を検出することができ、電界の変化として抽出することができる。
こうした光電界素子1は、通常、実装基板6側に設けられるが、ICパッケージ5側に設けても構わない。チップ状の光電界素子1を用いた場合、その光電界素子1を実装基板6又はICパッケージ5の表面に載せてもよいし、実装基板6又はICパッケージ5の凹部に埋設してもよい。また、膜状の光電界素子1を用いた場合、その光電界素子1を実装基板6又はICパッケージ5の表面に成膜してもよいし、実装基板6又はICパッケージ5の凹部に成膜してもよい。
以上説明した第1電極3aと第2電極3bと光電界素子1との位置関係は、第1電極3aと第2電極3bとが近接して設けられ、且つ光電界素子1が両電極の間に配置されて、第1電極3aと第2電極3bとの間に生じた電界(電場)によって光電界素子1の屈折率が変化するようにそれぞれ配置されていればよい。なお、その形態は後述する。
光伝送線路2は、その一端が光電界素子1に接続され、他の一端が光学処理装置21に接続されている。この光伝送線路2は、光電界素子1に入射する光を伝送し、且つその光電界素子1で反射した光を伝送することができるものであれば特に限定されず、例えば一般的な光ファイバを用いたものであってもよいし、コア層とクラッド層で構成された光導波路を形成したものであってもよい。光ファイバや光導波路と光電界素子1との接続は、両者を接着又は融着等することによって行うことができる。なお、光伝送線路2は通常、実装基板6側に固定又は形成されるが、実装基板6の表面に固定又は形成してもよいし、実装基板6に凹部を形成し、その凹部内に固定又は形成してもよい。
光学処理装置21は、図2に示すように、光入射手段31を少なくとも有するものであり、さらに、入射光と反射光とを分けるための光サーキュレータ36を有していてもよい。
光入射手段31は、図2の例では、レーザ光発信器32と、分配器33と、偏波コントローラ34とで構成されている。レーザ光発信器32は、所定の波長のレーザ光を発信させるものであり、そのレーザ光の種類としては特に限定されないが、例えば半導体レーザや固体レーザ等を挙げることができる。レーザの種類や波長などの特性は、光電界素子の応答特性、必要な出力、実装できる程度に小型であるか等を考慮して選択すればよい。分配器33は、レーザ光発信器32から出射されたレーザ光を複数の光伝送線路2に分配するものであり、公知の分配器を用いることができる。また、偏波コントローラ34は、光伝送線路2内を通過する光の偏差を修正し、所望の偏光状態で出力するものであり、例えば公知のインライン型やマルチチャンネル型の偏波コントローラ等を用いることができる。
光サーキュレータ36は、光伝送線路2に設けられ、入射光と出射光とを分離する機能を持つ3端子以上のデバイスであり、公知の光サーキュレータを用いることができる。具体的には、光入射手段21から光伝送線路2に入射した光を光電界素子1の方向の光伝送線路2に送ると共に、光電界素子1からの反射光を検光子35の方向の光伝送線路2に分離するものである。なお、検光子35は、特定の方向に振動する光だけを取り出すことができる光学素子であり、ここでは、反射光から電圧信号に対応した光のみを取り出す検波素子が用いられる。
信号処理手段41は、検光子35を通過した光を例えば電気信号に信号処理する装置であり、図2の例では、O/E変換器等を挙げることができる。このO/E変換器は、第1電極3aと第2電極3bとの間の電圧変化によって変調された光信号を、再び電圧変化として復元させるものであり、そのO/E変換器からは電圧信号として出力される。
こうした非接触型信号伝送方法において、図2に示すように、レーザ光発信器32から出た入射光(レーザ光)は、分配器33、偏波コントローラ34、光サーキュレータ36を経由し、円偏光モードで光伝送線路2内を伝搬し、光電界素子1に達する。光電界素子1内に到達した光は、さらにその先端に達して反射し、反射光として光電界素子1内部を伝搬し、光伝送線路2に達する。光電界素子1の先端には、必要に応じて反射効率を上げるための反射膜14が設けられていることが好ましい。その反射膜14は、誘電材料あるいは金属で成膜される。光電界素子1に入射したレーザ光は、光電界素子1内を通過して光伝送線路2との接続面に戻ってくるまでに偏光状態が変わり、楕円偏光となる。この楕円偏光した光は、光伝送線路2内を伝搬して光サーキュレータ36に達するが、その光サーキュレータ36では、光の偏光の状態に応じて分離し、反射光のみを検光子35及びO/E変換器等の信号処理手段41の側に送る。検光子35を通過した光は、電圧信号に対応した光になっているので、例えばその後に信号処理手段41に接続すれば、電圧信号に変換してから他の回路に出力することができる。このとき、光電界素子1からの反射光は、光ファイバ等の光伝送線路2内を進むので、信号の減衰を抑えることができ、数十cmから数mまでの比較的長距離伝送を可能にすることができる。
(第1実施形態)
図3は、本発明の第1実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は全体の断面図であり、(B)は実装基板の上面図である。第1実施形態に係る装置51は、図3に示すように、本発明の特徴部分である電極構造Aと電極構造Bとを有している。電極構造Aは、第1電極3aの平面部と第2電極3bの平面部とが平行に配置され、その間に光電界素子1が設けられている態様であり、電極構造Bは、第1電極3aの平面部と第2電極3bの平面部とが非平行(図示の例では直角であるが、直角には限定されない。)に配置され、その間に光電界素子1が設けられている態様である。この実施形態では電極構造Aと電極構造Bが両方設けられているが、本発明においてはいずれか一種のみが設けられたものであってもよい。なお、図3中、符号3は電極を表している。
具体的には、実装基板6であるプリント基板上には、第2電極3bが設けられ、その第2電極3bは、平面部がプリント基板の表面と平行になるように設けられている。一方、電極構造Aの第1電極3aは、その平面部が第2電極3bの平面部と平行になるようにICパッケージ5の表面(図3においては下面側)に対向して設けられており、電極構造Bの第1電極3aは、その平面部が第2電極3bの平面部と非平行になるようにICパッケージ5の側端面(図3においては左側面側)に設けられている。
この実施形態において、ICパッケージ5に設けられた第1電極3aは、金属の配線パターンで形成されており、ICチップ13上のパッドとボンディングワイヤ又はフリップチップ実装用ボールにより接続される。
ここで、第1電極3aを信号の出力端子とすると、出力信号は電圧変化を第1電極3aに生じる。第2電極3bは第1電極3aと対向するように近接して設置されているので、容量性の結合を持つ。このため静電誘導により第2電極3bに電圧変化を生じ、実装基板6の表面又は内層に形成されている配線7で接続された他の電極3cと、その電極3cに対向して設けられた電極3dを経由して、隣接する他のICパッケージ15に静電誘導によって生じた電圧信号が伝送される。さらに、本発明の特徴的な構成である光電界素子1を第1電極3aと第2電極3bとの間に設けて電極構造A,Bを構成しているので、電界9による変調作用を光に対して及ぼすことができ、上記の静電誘導によって生じた電圧信号と同じ電圧情報を光伝送線路2に乗せ、高速かつ低減衰状態でさらに離れたICパッケージに対して長距離伝送することができる。
すなわち、電極構造A,Bでの信号伝送は、静電容量の変化に基づく電圧信号を配線7によって伝送する経路と、光電界素子1での光の変調作用に基づく電圧信号を光ファイバ等の光伝送線路2によって伝送する経路との2種類を同時に可能としている。なお、対向させる場合の電極間の距離は、数十μmから数百μmである。
図3中には、光電界素子1が設けられていない電極構造Cも形成されているが、この電極構造Cでは、電極間の容量性の結合で電気信号を伝送するのみである。また、電極構造A,B,Cのように非接触で電圧信号を伝送できるのは交流のみであり、電源などの直流を供給する場合は、対向する電極3h,3i間をボール4で接続し、機械的な接触を保っている。また、電極間に挿入する形態をとれば光電界素子1を近接させるだけで信号検出が可能なので、検査手段として使うこともできる。
図3に例示した光電界素子1は角型の結晶であり、その結晶を光ファイバである光伝送線路2に接着又は融着する構造になっている。この光電界素子1は、結晶状態で第1電極3agと第2電極3b間に挿入することが可能である。また、第1電極3a又は第2電極3b上にスパッタ法やエアロゾル・ディポジション法などの製造プロセスにより形成した光電界素子1を、あらかじめ成膜しておくことも可能である。特に、ゾル化した材料を高速でターゲットに吹き付けて成膜するエアロゾル・ディポジション法を用いれば、常温で厚膜の形成が可能であるので、PLZT(鉛・ランタン・ジルコン・チタン)などの光電界効果を持つ酸化物セラミックス材料を光ファイバ先端に直接成膜することができる。したがって、第1電極3aと第2電極3bとの間に挿入する光電界素子1の大幅な小型化を図ることができる。
光電界素子1と光ファイバ等の光伝送線路2とを用いた利点は、実装基板6であるプリント基板上で離れた位置に実装されている他のICパッケージとのパッケージ間接続や、異なる実装基板に実装されているICパッケージとのボード間接続が容易になることにある。
図4は、本発明の非接触型信号伝送装置を実装基板6に実装されているLSI間の接続に適用した場合の模式平面図である。ICパッケージ15aと、それに隣接するICパッケージ15b及びICパッケージ15cとの間の電圧信号の伝送は、実装基板6上の配線で行うことが可能であるが、ICパッケージ15aから位置的に離れているICパッケージ15dやICパッケージ15eへの電圧信号の伝送は、その接続用の配線について他のICパッケージを迂回するように配線しなければならず、配線が長くなるために信号の劣化につながる。例えばボード間接続になると、10cm〜数mのケーブルで接続することになるが、同軸ケーブル等を用いて接続を行う場合、同軸ケーブルを接続するためのコネクタがプリント基板上に必要になり、高密度化に逆行してしまう。これに対し、本発明の非接触型信号伝送装置を用いて信号を伝送すれば、プリント基板の表面又は内層での配線及び配線スペースが不要となり、他のICパッケージとの寸法的な干渉をすることなく、例えば図4に示すICパッケージ15eの信号端子に接続することが可能となる。
また、レーザで直接電気信号を変調し、光信号に変換する従来の光インタコネクション技術では、信号端子ごとに面発光型のレーザダイオードが必要となるので、面発光レーザなどのデバイスをシリコン基板やICパッケージ上に形成するという高度な技術を要する。一方、本発明の非接触型信号伝送装置のように分配器33を使用すれば、信号端子ごとにレーザ光発信器32を設ける必要はなく、かつシリコン基板やICパッケージ上にレーザ光発信器32を設ける必要がないので、LSI側の負担が少ないという利点がある。
なお、図3に示すように、電極構造Aは、第1電極3aと第2電極3bとが幾何学的に対向する位置関係で設置しているが、電極構造Bは、電極3fがICパッケージ5の側面に形成されている。この場合、電極3fの平面部は、実装基板6上の電極3gの平面部に対して90度の位置関係で配置されているが、電極3fと電極3gは近接位置に配置されているので、電極3fと電極3gとの間に電界9を形成することができる。したがって、電極3fあるいは3g上に光電界素子膜1が形成されていれば、光電界素子膜1の内部を電界が通過することができるので、電気信号を光の変調信号として検出することが可能である。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は全体の断面図であり、(B)は実装基板の上面図である。第2実施形態に係る装置52は、図5に示すように、本発明の特徴部分である電極構造Dを有している。電極構造Dは、2以上の第1電極3aと対になる第2電極3bが、2以上の光電界素子1に対する共通電極17として設けられている態様である。この実施形態では、電極構造Dに加え、他の電極構造A及び電極構造Cが設けられているが、他の電極構造の併設は特に限定されない。こうした第2実施形態によれば、第1電極3aと対になるような第2電極3bを個々に設けるのではなく、一体化した共通電極17を新たに設けているので、特に電極数が増して電極を微小化させた場合や多層基板とした場合に好ましく適用できる。
この実施形態において、2以上の第1電極3aと対になる第2電極3bを形成する理由は、図3で示したように、その第2電極3bと他のICパッケージ15に対応する第2電極3cとを配線7によって直接接続する場合があるからであり、図5の電極構造A,Cのように、配線7によって他のICパッケージ15に接続する必要がなく、光伝送線路2での伝送で十分である場合には、必ずしも対にする必要はない。しかしながら、電極数が増えて第1電極3aや第2電極3bが微細なパターンになる場合は、隣接する第1電極3a間での電磁的な干渉が増大し、対となる第1電極3aと第2電極3bとの間で電界9が形成できないおそれがあるので、共通電極17を実装基板6のグランドと接続することが好ましい。その場合、2以上の第1電極3aと共通電極17との間で安定した電界を形成できる。
さらに、通常、ICパッケージ5の製造プロセスは、ICチップ13の製造プロセスに対応するため、実装基板6の製造プロセスよりも微細加工可能なプロセスを用いている。この場合、実装基板6であるプリント基板側に、ICパッケージ5ほど微細なパターンを精度よく形成することができないため、電極形成部の高密度化に制限が生じる。しかしながら、図5に示すような一体化型の共通電極17を実装基板6側に形成すれば、実装基板6側のプロセスの限界を考慮することなく、ICパッケージ5側の微細化の限界のみを考慮した電極形成部の設計が可能となる。また、信号の性質上共通化できない場合は、個別に第1電極3aを設ければよい。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は全体の断面図であり、(B)は実装基板の上面図である。第3実施形態に係る装置53は、図6に示すように、本発明の特徴部分である電極構造Eを有している。電極構造Eは、光電界素子1が実装基板6の表面に設けられている上記実施形態とは異なり、光電界素子1が実装基板6の内部(凹部)に埋設されている態様である。この実施形態も、電極構造Eに加え、他の電極構造A,B,Cの併設については特に限定されない。
この実施形態においては、第1電極3aに対向する第2電極3bを共通グランド18とし、光電界素子1を実装基板6内に埋め込むようにして形成し、さらに光伝送線路2である光ファイバを接続した構成になっている。予め加工されたチップ状の光電界素子1を埋め込むことも可能であるが、エアロゾル・ディポジッション技術を用いれば、光電界素子1や共通グランド18をプリント配線基板などの実装基板6内に常温で直接形成することが可能である。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は断面図であり、(B)は電極構造Fの拡大平面図であり、(C)は、電極構造Fの原理図である。第4実施形態に係る装置54は、図7に示すように、本発明の特徴部分である電極構造Fを有している。電極構造Fは、第2電極3bを光電界素子1の下側に形成せず、光電界素子1の対向する側面8,8に設けた例である。電界9は、図7(C)に示すように、第1電極3aから出て、光電界素子1の側面8,8に設けられた第2電極3bに向かう過程で、光電界素子1の内部を通過し、光電界効果を発生させる。
本発明の非接触型信号伝送方法の電極構造と原理の説明図であり、(A)は断面構成図であり、(B)は実装基板の上面図である。 信号処理手段の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は全体の断面図であり、(B)は実装基板の上面図である。 本発明の非接触型信号伝送装置を実装基板に実装されているLSI間の接続に適用した場合の模式平面図である。 本発明の第2実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は全体の断面図であり、(B)は実装基板の上面図である。 本発明の第3実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は全体の断面図であり、(B)は実装基板の上面図である。 本発明の第4実施形態に係る非接触型信号伝送装置を示す構成図であり、(A)は断面図であり、(B)は電極構造Fの拡大平面図であり、(C)は、電極構造Fの原理図である。 非接触型の信号伝送装置の従来例を示す概略図である。
符号の説明
1 光電界素子
2 光伝送線路
3a 第1電極
3b 第2電極
3,3c〜3i 電極
4 ボール
5 ICパッケージ
6 実装基板
7 配線
8 光電界素子の側面
9 電界
10 配線(インターポーザ配線)
11 配線(ICパッケージ上の配線)
12 ビア
13 ICチップ
14 反射膜
15a〜15e ICパッケージ
16 信号処理回路
17 共通電極
18 共通グランド
21 光学処理装置
31 光入射手段
32 レーザ光発信器
33 分配器
34 偏波コントローラ
35 検光子
36 光サーキュレータ
41 信号処理手段
51,52,53,54 非接触型信号伝送装置
A〜F 電極構造

Claims (7)

  1. 半導体パッケージ又は集積回路チップに設けられた第1電極と、
    実装基板に設けられ且つ前記第1電極の近接位置に配置された第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に配置された光電界素子と、
    記光電界素子に対して光を入射する光入射手段と、
    一端が前記光電界素子に接続され、他の一端が前記光入射手段に接続され、該光入射手段から該光電界素子に対して入射する光と、該光電界素子内で反射した反射光とを伝送するための光伝送線路と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の電圧変化によって変調された前記反射光を電界の変化として抽出する信号処理手段と、
    を有することを特徴とする非接触型信号伝送装置。
  2. 前記第2電極が、2以上の前記光電界素子に対する共通電極として設けられている、請求項1に記載の非接触型信号伝送装置。
  3. 前記第1電極の平面部と前記第2電極の平面部とが平行又は非平行に配置され、その間に前記光電界素子が設けられている、請求項1又は2に記載の非接触型信号伝送装置。
  4. 前記第1電極の平面部と前記光電界素子の平面部とが平行又は非平行に配置され、前記第2電極が当該光電界素子の対向する側面に設けられている、請求項1に記載の非接触型信号伝送装置。
  5. 前記光電界素子が、前記実装基板の表面に形成され又は内部に埋設されている、請求項1〜4のいずれかに記載の非接触型信号伝送装置。
  6. 前記光電界素子が、チップ又は膜として設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の非接触型信号伝送装置。
  7. 半導体パッケージ又は集積回路チップに設けられた第1電極と、実装基板に設けられ且つ前記第1電極の近接位置に配置された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置された光電界素子と、前記光電界素子に接続された光伝送線路とを少なくとも有する非接触型信号伝送装置を用い、
    前記光伝送線路の他方の側から前記光電界素子に対して光を入射し、前記光電界素子内で反射した光を前記光伝送線路を経由して検出し、その反射光の変調を、前記第1電極と第2電極との間で生じる電界の変化として抽出することを特徴とする非接触型信号伝送方法。
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