JP5048734B2 - クリップ - Google Patents

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Description

この発明は書類等を持するクリップに関するものである。
書類をまとめる場合には、ダブルクリップと称されるクリップが広く用いられている。従来の一般的なダブルクリップは、板状の弾性体を折り曲げて形成された一対の持片と、これらを連結する連結片と、持片先端縁に回動自在に取り付けられた一対のレバーとで構成されており、クリップの開閉や書類を捲る場合にはレバーをクリップ後方に倒し、書類を保管する場合は、レバーを前に倒して使用する。
しかしながら、前記ダブルクリップには、綴った書類を捲る際に、レバーが邪魔となる問題点があった。
さらには、綴った書類の閲覧時や保管時、またはクリップの開閉時の各時点に応じてレバーを前後に倒す操作を行わなければならないといった煩わしさがあった。
これらの問題点を解消するため、持片表面に沿って回動するレバーを設けたダブルクリップが発明され、その結果、書類が捲りやすくなり、書類の閲覧時や保管時のレバー操作の煩わしさも解消された(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)。しかしながら上記発明においても、レバーもしくはその結合部は外面に露出しており、コンパクトさが無く、その露出しているレバー等の部分に物が引っ掛かったりする問題点があった。
特開平8−72453 特開平10−315673 実公昭60−18950
そこで本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、コンパクトで、使い勝手及び外観体裁く、レバーが収納時に容易に動かないクリップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、板状の弾性体を折り曲げることにより形成される一対の持片と、前記持片を連結する連結片と、各持片の先端縁から各々の持片に沿って隙間を保って外側へ折り返してなる補助片と、前記持片を開閉するための一対のレバーと、前記隙間には各レバーを支える軸部とを備え、各レバーは、略楕円形状の環体であって、該環体内に収まる軸部を支点として前記持片の開閉操作をする起立位置と該起立位置から略90度回動した倒れた位置とを移動可能であると共に、倒れた位置では隙間外に露出している各レバーを隙間内に軸部をガイドとして収納方向にスライド移動できることを特徴とする。軸部は持片内面又は補助片内面に、直接加工で設けても良いし、別部材を固着して設けても良い。このように構成すると、クリップの不使用時に、各レバーを起立位置から略90度回動した倒れた位置に移動させ、隙間外に露出している各レバーを、軸部をガイドとして収納方向にスライド移動させると、各レバーを隙間内に収納することができる。これにより、回動操作時に摘むためのレバーの一部を除き、レバーが外部に露出することがない。
本発明においては、レバーの開閉操作する位置で回動規手段ともなる、収納したレバー と交差するように突条を設けることにより、隙間の幅が各レバーの太さと略一致している ことから、レバーが収納されたときには、レバーを隙間内で強く押圧して収納状態を安定 させることができる。このように構成すると、レバーは開閉操作する位置にて停止するた め、レバー開閉操作が容易に可能ともなる。当該突条は、挟持片内面又は補助片内面に設 ければ良く、それを設ける手段としては、直接加工しても良いし、又は別部材を接合して も良い。また、各レバーに対して一個だけでも良いが、複数個設けても良い。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次効果がえられる。持片と補助片との隙間に軸部を設け、回動操作によりレバーを前記隙間内に収納できるように構成することによって、クリップ不使用時には少なくとも一部を除きレバーを外側に露出しないようにしたので、書類の保管時や書類を捲る際にはレバーが邪魔になることはなく、非常に使い勝手が良く、しかも、レバーは外部からの衝撃を受け難く丈夫な構造であり、外観的にも体裁の良いクリップを供給できるものである。さらに、レバーの収納時に当該レバ ーは隙間内で強く押圧され収納状態が安定し、衝撃等により不意にレバーが回動して外に 出ることがない。
本発明のクリップの実施例1を示す斜視図である。 図1において、クリップ開閉使用時の正面図である。 図1において、レバー収納時の正面図である。 図2のAーA線における断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に斜視図を、図2はクリップ開閉時の正面図を、図3はレバー収納時の正面図、図4に断面図を示す。クリップ本体1は板状の弾性体のより形成され、一対の持片2,2と、これら狭持片2,2を連結且つ一対の持片2,2を挟む方向に付勢する連結片3と、各持片の先端縁より各々の持片に沿って隙間8,8を保つよう外側に折り返してなる補助片4,4とを備えている。
前記一対の持片2,2の内面に、各隙間内に突出する軸部6,6を、プレス加工を施すことにより直接形成し、各軸部6には、クリップ本体1を開閉操作するためのレバー5,5が回動またはスライド操作可能に軸支されている。レバー5,5は、クリップ本体1の横幅よりも長い略楕円形状の環体に形成してある。さらに、持片2,2の内面には回動規制手段として、隙間側に突出する線上の突状7,7が、収納時のレバー5に略直交する形で、軸部6の左右位置にプレス加工により直接形成してある。なお、隙間8の幅はレバー5の厚さ(太さ)と略一致するよう形成する。
以上のように構成された本発明に係るクリップは、レバー5,5を隙間8,8に安定的に収納でき、開閉操作も容易であり、回動操作も安定して行うことができる。以下に本発明に係るクリップの具体的な使用方法を説明する。
クリップ本体1の開閉は、まず、レバー5,5を図2に示す起立位置に回動させる。この回動の際、レバー5,5が一方の突条7を乗り越えて前記位置に達すると、レバー5,5は一対の突条7、7に挟み込まれて位置決めされる。次に位置決めされたレバー5,5の端部を摘み込むと、梃の原理によりクリップ本体1が開閉し、クリップ本体1を書類へ挟み込みこんだり、書類から抜き取ったりすることができる。この際、レバー5,5が位置決めされているため、安定してレバー5、5を摘み込むことができる。
レバー5、5の収納方法は、図3に示す様に、レバー5,5を起立位置から略90度回動した倒れた位置に移動させた後、軸部6、6をガイドとしてレバー5,5をスライド移動すれば隙間8,8に収納できる。収納された各レバー5は、補助片4と一対の突条7,7に強く押圧されているため収納状態が安定し、衝撃等により不意にレバー5,5が回動して外に出ることがない。
本発明に係るクリップの使用形態は、通常はレバー5,5を隙間8,8に収納しておき、クリップ本体1の開閉時のみレバー5,5を回動させれば良い。このようにすると、書類を捲る際にレバー5,5が邪魔にならず、また頻繁にレバー操作をする必要もないので、非常に使い勝手が良い。また、レバー5,5を隙間8,8に収納したことにより、レバー5,5は外部の衝撃から保護され、外観的にもクリップの体裁が良くなる。さらに、クリップ自体をケース等に収納する場合にも、嵩張らない。
本発明は、クリップを製造する産業で利用される。
1 クリップ本体
持片
3 連結片
4 補助片
5 レバー
6 軸部
7 突条(回動規制手段)
8 隙間

Claims (1)

  1. 板状の弾性体を折り曲げることにより形成される一対の持片(2,2)と、前記持片(2,2)を連結する連結片(3)と、各持片(2,2)の先端縁から各々の持片に沿って隙間(8,8)を保って外側へ折り返してなる補助片(4,4)と、前記持片を開閉するための一対のレバー(5,5)と、前記隙間(8,8)には各レバー(5,5)を支える軸部(6,6)とを備え、各レバー(5,5)は、略楕円形状の環体であって、該環体内に収まる軸部(6,6)を支点として前記挟持片の開閉操作をする起立位置と該起立位置から略90度回動した倒れた位置とを移動可能であると共に、倒れた位置では隙間(8,8)外に露出している各レバー(5,5)を隙間(8,8)内に軸部(6,6)をガイドとして収納方向にスライド移動でき、隙間(8,8)の幅が各レバー(5,5 )の太さと略一致しており、当該隙間(8,8)内には一対のレバー(5,5)を開閉操 作する位置で位置決めするための突条(7,7)である回動規制手段(7,7)を隙間( 8,8)内への各レバー(5,5)の収納時に当該レバー(5,5)と交差するように設 けてあることを特徴とするクリップ。
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