JP7062755B2 - デュアルブレードロック機構 - Google Patents

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    • B26B1/02Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade
    • B26B1/04Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position
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Description

(関連出願の相互参照)
この出願は、2017年8月23日に出願された米国仮特許出願第62/549,270号の先の出願日の優先権を主張し、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、折りたたみ工具に関し、特に、独立に開き、同じロック機構を用いて開位置にロックされる2つ以上のブレードなどの器具を有する折りたたみ工具に関する。工具は、1つ以上の器具を閉位置に保持する保持機構をさらに含む。
マルチブレード折りたたみナイフは、日常生活の様々な場面で使用される貴重な工具であり、折りたたみナイフには多くの種類とスタイルがある。「手動」折りたたみナイフは、ブレードの鋭いエッジがハンドル内に安全に保持される閉位置または収納位置と、ブレードが作用可能な位置に展開された開位置との間でユーザがブレードを手動で移動できる従来タイプの工具である。
手動操作の折りたたみナイフでは、ユーザは、ブレードを掴むか、ブレードを開位置に回転させるためにブレードから突出するノブを押すことによって、ブレードを開く。多くの折りたたみナイフは、主に安全機能として、ブレードを開いた位置にロックする機構も含む。これらのロックにはさまざまなタイプがある。
実施形態は、添付の図面および添付の特許請求の範囲と関連する以下の詳細な説明によって容易に理解される。実施形態は、限定するものとしてではなく例とし示されている。
様々な実施形態に係る、オープンブレードロック機構およびクローズドブレード保持システムを有するデュアルブレード折りたたみナイフの分解斜視図である。 様々な実施形態に係る、第1ブレードがロックされ、開かれた展開位置にあり、第2ブレードが部分的に開位置にある、組み立てられた状態の図1のナイフの側面図である。 様々な実施形態に係る、戻り止めアームの屈曲を示す、図1のナイフのライナーの上面図である。 様々な実施形態に係る、ブレードが折りたたまれた閉位置にある、図1のナイフの断面図である。 様々な実施形態に係る、ブレードロック機構およびブレード保持機構に焦点を当てた、図1のナイフの正面図である。 様々な実施形態に係る、図1のナイフのロック機構および保持機構の動作を示す一連の側面図である。 様々な実施形態に係る、図1のナイフのロック機構および保持機構の動作を示す一連の側面図である。 様々な実施形態に係る、図1のナイフのロック機構および保持機構の動作を示す一連の側面図である。 様々な実施形態に係る、第2ブレードストッパに焦点を当てた、図1のナイフの側面図である。 様々な実施形態に係る、第2ブレードストッパに焦点を当てた、図1のナイフの側面図である。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成する添付の図面を参照する。添付の図面では、実施され得る実施形態を例として示している。本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態を用いることもでき、構造的または論理的な変更を行うこともできることを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は、限定する意味で捉えられるべきものではなく、実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定義される。
実施形態の理解の助けとなり得るように、様々な操作を複数の別個の操作として順番に説明するが、説明の順番は、これらの操作が順序に依存することを意味すると解釈されるべきではない。
説明は、上下、前後、および頂部/底部などの観点別の説明を用いる。このような説明は、議論を容易にするために用いられるものに過ぎず、本開示の実施形態の用途を制限するようには意図されていない。
「連結された(coupled)」および「接続された(connected)」という用語、ならびにそれらの派生語が用いられる場合がある。これらの用語は、互いの同義語として意図されていないと理解されたい。そうではなく、特定の実施形態では、「接続された」は、2つ以上の要素が互いに直接物理的に接触していることを示すために用いられ得る。「連結された」は、2つ以上の要素が直接物理的に接触していることを意味し得る。ただし、「連結された」はまた、2つ以上の要素が互いに直接には接触していないが、それでも互いに協働または相互作用することも意味し得る。
本説明において、「A/B」または「Aおよび/またはB」の形の句は、(A)、(B)、または(AおよびB)を意味する。本説明において、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」の形の句は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)、または(A、B、およびC)を意味する。本説明において、「(A)B」の形の句は、(B)または(AB)、すなわち、Aは任意の要素であることを意味する。
本説明では、「実施形態(embodiment)」または「実施形態(embodiments)」という用語を用いる場合があり、これはそれぞれ、同じまたは異なる実施形態のうちの1つ以上を指す場合がある。また、実施形態に関して用いられる「備える(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」などの用語は、同義語であり、一般に「オープンな(open)」用語を意図している(例えば、「含む(including)」は、「含むが、これらに限定されない(including but not limited to)」と解釈すべきであり、「有する(having)」は、「少なくとも有する」と解釈すべきであり、「含む(includes)」は、「含むが、これらに限定されない(includes but is not limited to)と解釈すべきであるなど)。
本明細書において複数形および/または単数形の用語の使用について、当業者は、文脈および/または用途に適切であるように、複数から単数に、および/または、単数から複数に変換し得る。様々な単数/複数の置換が、明確のために本明細書にて明示され得る。
本開示は、開いた展開位置にロックできおよび/または閉じた折りたたみ位置に保持できる2つ以上の折りたたみ器具(implements)を有する折りたたみ工具に関する。いくつかの実施形態では、折りたたみ工具は折りたたみナイフであり、少なくとも1つの器具はナイフブレードである。開示される工具は、ロック機構、例えば、米国特許第RE41,259号に記載されるような軸ロックを含み、ブレードの一方または両方を開いた展開位置にしっかりとロックする。折りたたみ工具は、工具が閉じているときにブレードが自由にスイングできないように、ブレードを閉じた位置に効果的に保持するブレード保持機構も含む。機能性と安全性の両方のために、一方のブレードが開いた展開位置にロックされる場合、またはこの位置に回転している場合、他方のブレードは閉位置に保持されることが望ましいので、この特徴は2つ以上のブレードを有するナイフの場合に特に重要である。
実施形態では、折りたたみナイフなどの開示される折りたたみ工具は、ブレード溝などの器具溝を形成するように間隔をおいて保持される第1ハンドルハーフおよび第2ハンドルハーフを有するハンドルを含む。いくつかの実施形態では、第1ハンドルハーフおよび第2ハンドルハーフはそれぞれ、側壁およびライナーを含む。折りたたみ工具は、第1ハンドルハーフと第2ハンドルハーフとの間にピボット軸によって回動可能に接続されるナイフブレード、鋸などの2つ以上の器具を含む。典型的には、器具は、タングと、展開されたブレードなどの作用部と、を有する。タングは、突合せ端と考えることができ、通常、器具はピボットピンでハンドルハーフに取り付けられる。器具は、開位置と閉位置との間を移動可能である。いくつかの実施形態では、複数のブレードのタングの間にベアリングまたはブッシュを配置することにより、例えばピボット軸の周り且つ複数のブレード間にベアリングまたはブッシュを配置することにより、複数のブレードの互いに対する移動は容易になる。いくつかの実施形態では、ベアリンはスラストベアリングである。
折りたたみ工具はさらに、器具を開いた展開位置にロックする器具ロック機構を含む。いくつかの実施形態では、器具ロック機構は、第1位置と第2位置との間を移動可能なロックバーを含み、第1位置では1つ以上の器具が開位置にロックされ、ロックバーを第2位置に移動させると、1つ以上の器具が開位置にロックされた状態から解放される。いくつかの実施形態では、ロックバーは、例えば1つ以上のばねを使用して、ロック位置に付勢される。
開示された折りたたみ工具の独特の特徴は、クローズド器具保持システムを含むことである。このクローズド器具保持システムは、閉じた器具を閉位置に維持するように機能し、以下で説明するように、ロック機構と連動して部分的に開いた器具を閉じるように機能する。いくつかの実施形態では、クローズド器具保持システムは、器具のタング上の戻り止め穴または小さな窪みと、戻り止め保持ばねと、戻り止めボールと、を含む。器具が閉位置にあるとき、戻り止め穴は戻り止めボールと整列し、それによりブレードを閉位置に保持する。実施形態では、戻り止めボールは、単一の、通常は金属球であり、戻り止め機構を実行するタングに対して当該ボールを押す戻り止め保持ばねの圧力に抗して、穴の開いたシリンダ内でスライドする。実施形態では、戻り止め機構は、ボールよりも小さい直径の穴、例えば戻り止め穴である。穴と戻り止めボールの位置が一致すると、戻り止めボールは戻り止め保持ばねの圧力を受けて部分的に穴に落ちる。タングに開放力が加えられると、戻り止め保持ばねが圧縮され、タングひいては器具が閉位置から移動できるようになる。戻り止め保持ばねは、圧縮ばねまたは板ばねなど、戻り止め穴および戻り止めボールに圧力を提供することができる任意の種類のばねとすることができる。いくつかの実施形態では、戻り止め保持ばねは、戻り止めアーム、例えば、そこに結合された戻り止めボールを有する板ばねであり、戻り止めボールは、例えば、完全なボール、または半球やその一部などの完全なボールの一部である。実施形態では、戻り止めアームは複数のライナーのうちの1つに結合される。いくつかの実施形態では、戻り止めアームおよびライナーは、単一の一体的材料片であり、戻り止めアームはライナーの平面から離れるように曲げられ、ばねに力を提供する。いくつかの実施形態では、戻り止めアームは、遠位端に穴またはくぼみを含み、戻り止めボールは穴に保持される。いくつかの例では、戻り止めボールは、単一の材料片から形成されるか、または他の方法で互いに結合されるなど、ばねと一体である。
軸ロックおよびクローズドブレード保持システムを使用する利点の1つは、これらの機構が連携して部分的に開いたブレードを閉じることです。一例として、図6A~6Cに関して以下で詳細に説明するように、ロックバーからのプライマリサックバック(primary suck back)は、ロックバーが開いたブレードをロックする前に、戻り止めアーム内の戻り止めボールと係合するのに十分なだけ、閉じたブレードを回転させる。ロックバーが開いたブレードをロックすると、閉じたブレードへのサックバックを停止する。しかしながら、その直前には、閉じたブレードのタングに設けられた穴の縁が、戻り止めアームの戻り止めボールの中心線を通過する。次に、戻り止め穴は、サックバックを終了し、閉じたブレードを閉位置への所望の付勢力で保持する。実施形態では、戻り止め保持システムは、約1.5~2.5ポンドの力を及ぼす。サックバックとは、ブレードが特定のポイントを超えて回転するまで、ブレードを閉じた位置に付勢するロックバー機構を指す。
いくつかの実施形態では、折たたみ工具はさらに閉位置ストッパを含み、器具のタングは閉位置で閉位置ストッパに支持され、ロックバーには支持されない。この機能を含むことで、閉じたブレードがロックバーに支持されてロックバーの自由な動きを妨げるのを防ぐ。実施形態では、タングは、開位置でロックバーと相互作用する第1傾斜面を含む。実施形態では、タングは、閉位置で閉位置ストッパと相互作用する第2傾斜面を含む。
ここで図面を参照すると、本開示の2つのブレードを有する折りたたみナイフ10が図1~8に示される。2つのブレードは独立して開き、同じロック機構を使用して当該2つのブレードを開位置にロックする。ナイフ10は、一方のブレードが閉位置から開位置に関節運動しているまたは開位置にロックされているときに、他方のブレードを閉位置に保持するブレード保持システムをさらに含む。
本開示に係るナイフ10は、図1に分解斜視図で示されている。ナイフ10は、図2に完全に組み立てられて示されている。図1に示すように、折りたたみナイフ10は、第1側壁14およびそれに関連する第1ライナー20を有する第1ハンドルハーフ13と、第2側壁18およびそれに関連する第2ライナー22を有する第2ハンドルハーフ17と、を含む細長いハンドル12を含む。ハンドルはさらに、ハンドル12内に配置されるスペーサブロック11を含む。第1ブレード15および第2ブレード16は、第1ハンドルハーフ13と第2ハンドルハーフ17との間で、本明細書ではハンドル12の「前」端と呼ばれるハンドル12の一端に、回動可能に取り付けられる。第1ブレード15および第2ブレード16は、ピボットピン25を中心に、ブレード平面に沿って開位置と閉位置との間を回動可能である。ブレード15、16の互いに対するスムーズな移動を可能にするために、スラストベアリング36がピボットピン25の周りでブレード15とブレード16との間に配置される。他の相対的な方向の用語はこの慣例に対応する。ハンドル12の「後」端または突合せ端は、前端の反対側である。ブレードの「上」部は鈍い非作用部分であり、ブレードの「下」部は鋭利な作用部分である。「内側(inner)」または「内側(inward)」は、ナイフの構造上の中心などを指す。X-Y平面は、ハンドル12およびブレード15、16の平面に平行な平面である。ブレード15、16は、閉位置と開位置との間で回転するときに、X-Y平面内を移動する。Z平面はX-Y平面およびブレードを横断する平面であり、ピボットピン25はZ平面において延在する。
ナイフ10のロック機構は、ハンドル12の平面を横切って延びるロックバー26を含み、ロックバー26の両端は側壁14、18のスロット27内に延び、ライナー20、22の一対のスロット29と動作可能に整列する。ロックバー26には、2つのU字形または馬蹄形のロックばね60がばね荷重されており、そのようなばねの1つはライナー20、22のそれぞれに関連づけられており、側壁14、18と、それらに関連づけられた隣接するライナー20、22との間に配置される。各ロックばねの第1端は関連するライナーに固定され、ロックばねの第2端はロックバー26に取り付けられているため、ロックバーはばねによって常に「前方」方向、すなわちブレードが開位置にあるときのハンドル12からブレード15、16の先端に向かう方向に駆動される。ロックバー26と、ブレード15、16を開位置にロックするためにロックバー26に作用するばねとは、例えば、米国特許第RE41,259号に示されている。ブレード15または16の一方または両方が完全に開いているとき、例えば開位置にあるとき、ロックバー26は前方に駆動され、ブレード15の傾斜部分32および/またはブレード16の傾斜部分33と相互作用して、ブレード(複数可)を開いた状態にロックする。オープンブレードストップピン30は、ブレード15、16の肩部34、35がオープンブレードストップピン30に当接する開位置でブレード15、16の回転を停止する。
開示されるように、折りたたみナイフ10は、クローズドブレード保持システムを含む。クローズドブレード保持システムの一部として、ライナー20、22は、ライナー20、22に結合された後方端と、戻り止めボール44、49を保持する自由端とを含む戻り止めアーム40、42を含む。戻り止めボール44、49は、ブレード15、16が閉位置にあるとき、ブレード15、16のタング上の戻り止め穴48(図1には1つのみが示されている)と相互作用する。戻り止めボール44、49と戻り止め穴48との相互作用は、ユーザがブレード15、16の一方または両方を開放位置に向けて動かすときまでブレード15、16を閉鎖位置に保持する役割を果たす。ライナーの戻り止めアーム40、42は、他のブレードが開閉している間、閉じたブレードが開くのを抑制する。戻り止めアーム40、42の端部にある戻り止めボール44、49は、ブレード15、16のタングに配置された戻り穴48に押し込まれ、閉じたブレードが自由に回らないようにする。
ナイフ10は、第2ストップピン50をさらに含み、その目的は、以下の説明で明らかになる。
図3は、戻り止めアーム40が一体に結合されたライナー20を示す。図3に示すように、戻り止めボール44を含む戻り止めアーム40は、ライナー20の前後軸から離れるように軽く曲げられている。このわずかな屈曲は、戻り止めアーム40を板ばねに変換し、戻り止めボールをブレードのタングに設けられた戻り止め穴に保持する力を提供する。いくつかの実施形態では、戻り止めアーム40は、約1.5ポンド~2.5ポンドの力または圧力を提供する。
図4は、戻り止めボール44、49を通る横断面におけるナイフ10の断面図を示す。ナイフ10は、ブレード15、16の両方が閉位置にあり、戻り止めボール44、49がブレード15、16のタングに設けられた戻り穴48と完全に係合している状態で示されている。戻り止めアーム40、42の板ばね作用は、戻り止めボール44、49を戻り止め穴48に保持し、ブレード15、16を閉位置に効果的に保持する。戻り止めアーム40、42によって加えられる圧力は、ユーザが手動でブレード15、16を閉位置から完全に展開または開かれたロック位置に動かすまで、ブレード15、16を閉位置に保持するのに十分である。
図5および図6A~6Cは、明確にするために側壁が取り除かれた、ブレード保持システムに焦点を当てたナイフ10の側面図を示す。図6A~図6Cは、ブレード16が完全に閉じた位置に移動される際のロック機構およびブレード保持システムの順次の動作を示すナイフ10の側面図を示す。この機構のタイミングおよび寸法は、ブレードを精密に閉じることができる。
図6Aは、矢印の方向にナイフ10の前部に向かって付勢されているロックバー26からのプライマリサックバック(サックバックは、ブレードが特定の点を越えて回転するまでブレードを閉位置に付勢するロックバー機構を指す)を示す。ロックバー26は、タングフック56を押し、ロックバー26が開いたブレード15をロックする
閉じたブレード16を回転させる。
図6Bに示すように、開いたブレード15をロックバー26がロックすると、閉じたブレード16へのサックバックを停止する。しかしながら、その直前には、戻り止めボール49の中心線が閉じたブレード16のタング上の戻り止め穴48の縁を通過するようにブレード16が回転される。
図6Cに示されるように、次に、戻り止め穴48がサックバックを終了し、戻り止めアーム42の圧力を使用して、閉じたブレード16を閉位置への所望の付勢力で保持する。
図7、8は、閉じたブレード16および第2ストップピン50の位置に焦点を当てたナイフ10の側面図である。第2ストップピン50はブレードが閉位置にあるときにブレードのタングと相互作用する。開示されたナイフの開発中に、閉じたブレードをロックバー上に載せると(これは単一ブレードナイフでは一般的あるが)、ロックバー機構がわずかに拘束され、ロックバーの動きが妨げられることがわかった。第2ストップピン50は、閉じたブレード16がロックバー26上に載らないように、閉じたブレード16に載置スポットを提供するために含まれる。ブレード16のタングは、第2ストップピン50に支えられる傾斜面52を含む。図8に示すように、これにより、ロックバーが開いたブレードをロックし、かつ、閉じたブレードの載置場所を提供するという二重の目的から解放される。
いくつかの実施形態が本明細書に図示され、説明されているが、同じ目的を達成するために計算された広範な代替および/または均等な実施形態もしくは実施が、本範囲から逸脱することなく、図示され、説明された実施形態と置換され得ることを理解するであろう。当業者であれば、実施形態が非常に広範な方法で実施され得ることを容易に理解するであろう。この出願は、本明細書で説明した実施形態の任意の適合または変形を包含することを意図している。したがって、実施形態は特許請求の範囲およびその均等例によってのみ限定されることが明白に意図されている。

Claims (12)

  1. 折りたたみ工具であって、
    器具溝を形成するように間隔をおいて保持される第1ハンドルハーフおよび第2ハンドルハーフを有するハンドルと、
    前記第1ハンドルハーフと前記第2ハンドルハーフとの間にピボット軸によって回動可能に接続され、開位置と閉位置との間を移動可能であり、それぞれがタングおよび作用部を有する2つ以上の器具と、
    第1位置と第2位置との間を移動可能なロックバーであって、前記第1位置では1つ以上の器具を開位置にロックし、ロックバーを前記第2位置に移動させると、前記1つ以上の器具が前記開位置にロックされた状態から解放される、ロックバーと、
    クローズド器具保持システムと、
    を備え、
    前記クローズド器具保持システムは、
    各タングに設けられた戻り止め機構と、
    戻り止め保持ばねと、
    戻り止めボールと、を備え、
    少なくとも1つの前記器具が前記閉位置にあるとき、前記戻り止め機構は前記戻り止めボールと整列し、それにより前記器具を前記閉位置に保持し、
    本折りたたみ工具は閉位置ストッパをさらに含み、前記器具の前記タングは、前記閉位置で前記閉位置ストッパに支持され、前記ロックバーに支持されない、折りたたみ工具。
  2. 前記戻り止め保持ばねは、それに結合されたボールを有する戻り止めアームを備える、請求項1に記載の折りたたみ工具。
  3. 前記第1ハンドルハーフおよび前記第2ハンドルハーフはそれぞれ、側壁と、ライナーと、を備え、各ライナーは、それに結合された戻り止めアームを有する、請求項2に記載の折りたたみ工具。
  4. 前記戻り止めアームは、遠位端に穴を含み、前記戻り止めボールは前記穴に保持される、請求項2に記載の折りたたみ工具。
  5. 前記戻り止めアームおよび前記ライナーは、単一の一体的材料片である、請求項に折りたたみ工具。
  6. 前記器具が、ベアリングまたはブッシングによって互いに離間している、請求項1から5のいずれかに記載の折りたたみ工具。
  7. 前記ベアリングはスラストベアリングである、請求項6に記載の折りたたみ工具。
  8. 前記ロックバーは、1つ以上のばねによって前記第1位置に付勢される、請求項1から7のいずれかに記載の折りたたみ工具。
  9. 少なくとも1つのタングは、前記開位置で前記ロックバーと相互作用する第1傾斜面を含む、請求項1から8のいずれかに記載の折りたたみ工具。
  10. 少なくとも1つのタングは、前記閉位置で前記閉位置ストッパと相互作用する第2傾斜面を含む、請求項に記載の折りたたみ工具。
  11. 前記戻り止め保持システムは、約1.5~2.5ポンドの力を及ぼす、請求項1から10のいずれかに記載の折りたたみ工具。
  12. 前記器具の1つ以上がナイフブレードを含む、請求項1から11のいずれかに記載の折りたたみ工具。
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