JP5048607B2 - ドア付属郵便等受口具の防犯用閉塞具 - Google Patents

ドア付属郵便等受口具の防犯用閉塞具 Download PDF

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Description

本発明は、玄関ドア等に設ける防犯具、なかでも特に、ドア付属郵便等受口具の防犯用閉塞具に関するものである。
マンション等の玄関ドアは据付用郵便等受口具とドア用施錠を同一ドアに近接した位置に取付けた設計構造となっており、現在これらのドア構造を悪用してドア前面に設けた郵便等受口具を破壊し又は変形拡大して外部より手を挿入してドアの施錠を解錠または破壊して、住宅内に侵入する盗難事件が続発している。
これに対し、発明者は、ドアに設けられた郵便等差込口を閉鎖する強力な閉鎖具を提案した(特許文献1)。
特許第3826089号公報
前記特許文献1の閉鎖具は、これを郵便等差込口に取付ける際に、郵便等差込口を覆う形でドア前面に据付けられている郵便等受口具を撤去する作業が不可避で、煩雑さを伴うため、これを省略できる閉塞具が要望されたがいまだ実現されていないという課題があった。
本発明は、前記課題を解決するために、防犯具として十分機能し、既設の郵便等受口具への固設が可能であって、該郵便等受口具をドアから撤去する作業が不要になる、防犯用閉塞具を提案するものである。
すなわち、本発明は、郵便等受口具の裏面長手方向の2箇所をドア裏面側からネジ止めされた前記郵便等受口具に取付ける防犯用閉塞具であって、
C字形断面形状立体の長手方向の後端開口を封鎖し、先端開口から同立体内側に前記郵便等受口具全体を挿入可能とし、かつ前記2箇所中第1箇所のネジ止め用ネジ断面を緩く収容可能な開切欠形成部を設けてなる莢具と、
コの字形平面形状立体のコの字形内側を前記郵便等受口具の長手方向一端部全体の収容可能域とし、コの字の平行部を前記莢具の先端開口から同莢具内側に挿入可能とし、かつ前記2箇所中第2箇所のネジ止め用ネジ断面を緩く収容可能な長穴形成部を設けてなる莢蓋具と、
前記莢具と前記莢蓋具を相互結合する結合手段と
を有することを特徴とする、ドア付属の郵便等受口具の防犯用閉塞具である。
本発明によれば、ドア前面に固定された郵便等受口具を莢具および莢蓋具の内側に収容し、莢具と莢蓋具を相互結合し、これらを郵便等受口具固定用の既存のネジを利用してドア裏面から強固に固定できるので、十分な防犯性能を有し、かつ既設の郵便等受口具の撤去を必要としない、防犯用閉塞具が実現する。
図3に示すように、本発明の適用対象である既設の郵便等受口具11は、ドア10の前面の、ドア10に開けられた郵便等差込口12を囲う位置に配置されている。郵便等受口具11の裏面長手方向の2箇所にはネジ穴具14が溶接15で固定されている。一方、郵便等差込口12の左右外側にはネジ穴具14のネジ孔配置位置と対応する位置にネジ13の通し穴が開けられている。この通し穴にドア裏面側からネジ13を通してネジ穴具14のネジ穴と螺合させて締付けることにより、郵便等受口具11は、その裏面長手方向の2箇所をドア裏面側からネジ止めされて、ドア前面に固定される。
本発明では、閉塞具の固定手段として前記ネジ13によるネジ止め機構を利用する。
図1は、本発明の実施形態の1例を示す立体模式図であり、図示のように、本発明の閉塞具は、莢具1と、莢蓋具2とで構成される。
莢具1は、C字形断面形状立体の長手方向の両端のいずれか一方を先端、他方を後端として、後端開口を封鎖し、先端開口から同立体内側に郵便等受口具11全体を挿入可能に形成し、さらに、後端封鎖部付近には、前記2箇所中第1箇所のネジ止め用ネジ断面13Sを緩く収容可能な開切欠形成部3を設けた形態を有する。開切欠形成部3は、前記第1箇所のネジ軸13Aが開切欠形成部3中の開切欠を通るように配位されている。
莢蓋具2は、コの字形平面形状立体のコの字形内側を郵便等受口具11の長手方向一端部全体の収容可能域とし、コの字形の平行部を莢具1の先端開口から同莢具1内側に挿入可能として形成し、さらに、前記2箇所中第2箇所のネジ止め用ネジ断面13Sを緩く収容可能な長穴形成部4を設けた形態を有する。長穴形成部4は、前記第2箇所のネジ軸13Aが長穴形成部3中の長穴を通るように配位されている。
なお、上記の第1箇所と第2箇所とは、2つのネジ止め箇所のうちのいずれか一方と他方を指すにすぎず、両者の実空間内位置は互いに交換されてもよい。
さらに、本発明では、莢具1と莢蓋具2を相互結合する手段として、この例では、莢蓋具2を莢具1内側に挿入したときに両者が重なり合って重なり部が形成されるが、この重なり部の外層側になる莢具1側の対応箇所には小ネジ通し穴5、前記重なり部の内層側になる莢蓋部2側の対応箇所には小ネジ穴6を、それぞれ設け、小ネジ7を小ネジ通し穴5から小ネジ穴6に螺合し締付ける方法(ネジ止め法)を用いている。
なお、ネジ止め法の代わりに、前記重なり部になる莢具1と莢蓋具2の対応部分同士を接着剤にて互いに接合する方法(接着法)を用いてもよい。
莢具および莢蓋具の素材としては、堅固性、耐食性の観点から、ステンレス鋼材、めっき鋼材、硬質プラスチック材等を用いるのが好ましい。さらに、廉価性の点を重視した場合、めっき鋼材を用いるのがより好ましい。
図1の本発明閉塞具を図3の郵便等受口具に適用した場合の外観は図2(a)に示すようになる。郵便等受口具11は莢具1と莢蓋具2で堅固に包まれている。なお、図2(b)、(c)はそれぞれ、図2(a)のC部、D部の概略断面図である。
この閉塞具の取付けは、例えば次のような手順で行えばよい。ここで、説明の便宜上、郵便等受口具11の2つのネジ止め個所(ネジ穴具14の固定箇所)のうち、先に莢具1内側に入る方を第1箇所とし、残りを第2箇所とする。
(1)まず、第1、第2箇所のネジ13を緩めて郵便等受口具11とドア10間に隙間をつくる。
(2)次に、莢具1をそのC字形の内側がドア前面を向くように配向し、その長手方向端部の開口を郵便等受口具11の長手方向の一端部にあてがい、莢具1の内面を郵便等受口具11の外面に滑らせながら、前記開口を郵便等受口具11の前記一端部が莢具1の長手方向の封鎖端(反開口側の端部)に当接するまで移動させる。これで、郵便等受口具11全体が莢具1の内側に挿入され、第1箇所のネジ13のネジ断面13Sは開切欠形成部3中の開切欠内に収まる。
(3)次に、第2箇所のネジ13をさらに緩めてネジ穴具14から一旦外し、莢具1の開口に莢蓋具2を図1の姿勢で挿入して、第2箇所のネジ13を長穴部4中の長穴内に通して再びネジ穴具14と緩く螺合させる。
(4)次に、小ネジ7を小ネジ通し穴5から小ネジ穴6に螺合し締め付けて、莢具1と莢蓋具2とを相互結合する。
(5)最後に、ネジ13を締め付けて、取付けが完了する。
この最終締め付けによって、第1箇所側では図2(b)のように開切欠形成部3がネジ穴具14でドア前面に強く押し付けられ、かつ、第2箇所側では図2(c)のように長穴形成部4がネジ穴具14でドア前面に強く押し付けられ、さらに、これらに加え、莢具1のC字形断面形状の平行部に連なる曲がり爪形状部が長手方向の大部分に亘って郵便等受口具の裏面側の縁部でドア前面に強く押し付けられる。
よって、本発明の閉塞具は、ドア裏面側からのネジ締め付けによってドア前面に強固に固定でき、十分な防犯性能を有するものである。そして、既設の郵便等受口具は、閉塞具内にコンパクトに収容され、撤去の必要がない。
また、上述の取付け手順からわかるように、本発明の閉鎖具によれば、一般の人でもドライバ1本で容易に閉鎖具の取付け作業を行うことができる。
本発明の実施形態の1例を示す立体模式図である。 本発明の防犯用閉塞具の取付け状態を示す(a)は前面外観図、(b)、(c)はそれぞれ(a)のC部、D部の概略断面図である。 既設の郵便等受口具の取付け状態を示す(a)は前面外観図、(b)は(a)のA部またはB部の概略断面図である。
符号の説明
1 莢具
2 莢蓋具
3 開切欠形成部
4 長穴形成部
5 小ネジ通し穴
6 小ネジ穴
7 小ネジ
10 ドア
11 郵便等受口具
12 郵便等差込口
13 ネジ
13A 第1箇所または第2箇所のネジ軸
13S ネジ断面
14 ネジ穴具
15 溶接

Claims (1)

  1. 郵便等受口具の裏面長手方向の2箇所をドア裏面側からネジ止めされた前記郵便等受口具に取付ける防犯用閉塞具であって、
    C字形断面形状立体の長手方向の後端開口を封鎖し、先端開口から同立体内側に前記郵便等受口具全体を挿入可能とし、かつ前記2箇所中第1箇所のネジ止め用ネジ断面を緩く収容可能な開切欠形成部を設けてなる莢具と、
    コの字形平面形状立体のコの字形内側を前記郵便等受口具の長手方向一端部全体の収容可能域とし、コの字の平行部を前記莢具の先端開口から同莢具内側に挿入可能とし、かつ前記2箇所中第2箇所のネジ止め用ネジ断面を緩く収容可能な長穴形成部を設けてなる莢蓋具と、
    前記莢具と前記莢蓋具を相互結合する結合手段と
    を有することを特徴とする、ドア付属の郵便等受口具の防犯用閉塞具。
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