JP2008291434A - シリンダ錠の防水構造 - Google Patents

シリンダ錠の防水構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008291434A
JP2008291434A JP2007135233A JP2007135233A JP2008291434A JP 2008291434 A JP2008291434 A JP 2008291434A JP 2007135233 A JP2007135233 A JP 2007135233A JP 2007135233 A JP2007135233 A JP 2007135233A JP 2008291434 A JP2008291434 A JP 2008291434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder lock
cap member
key
hole
front surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007135233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4986705B2 (ja
Inventor
Toshiharu Suzuki
寿治 鈴木
Yoichi Takahashi
洋一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2007135233A priority Critical patent/JP4986705B2/ja
Publication of JP2008291434A publication Critical patent/JP2008291434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4986705B2 publication Critical patent/JP4986705B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】鍵挿入時にキャップを外す必要がなく、ロータ等に水が浸入しにくい電気機器収納箱の扉の鎖錠装置に使用するシリンダ錠の防水構造を提供する。
【解決手段】シリンダ錠6の前面周縁に張設した円形鍔部62の周縁に係合させて該シリンダ錠6の前面を覆うキャップ部材9にシリンダ錠6の鍵穴63に対応させた鍵挿通孔9aを形成して、鍵操作時にシリンダ錠6と共にキャップ部材9が回動する構造を備えるものとする。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気機器収納箱の扉の鎖錠装置に使用するシリンダ錠の防水構造に関するものである。
電気機器収納箱の扉の鎖錠装置にはシリンダ錠が使用されいるが、電気機器収納箱を屋外に設置した場合にはシリンダ錠の前面全体が露出しているため、雨風がシリンダ錠の前面全体に当たり前面に付着した水滴がロータの周面から滲み込み、ロータやタンブラが錆びて動かなくなる虞がある。
そこで、これを解決するものとして特開2005−282009公報(特許文献1)のように、シリンダ錠の鍵穴に差し込むキー形状の差込バーにより取付て蓋部でシリンダ錠の前面を覆うキャップにより雨風が当たるのを防止するが知れている。しかしながら、これは、開錠時に鍵を挿入する際に外し、鎖錠後に嵌めなければならず嵌め忘れることがある。また、嵌め方が不完全で蓋部とシリンダ錠の前面との間に隙間を残した場合には、この隙間に入り込んだ雨水が差込バーを伝ってロータ内に浸入するという問題もある。
特開2005−282009公報(図1、図2及び段落0011参照)
本発明は前記のような問題点を解決して、鍵挿入時にキャップを外す必要がなく、ロータ等に水が浸入しにくい電気機器収納箱の扉の鎖錠装置に使用するシリンダ錠の防水構造を提供することを目的として完成されたものである。
本発明のシリンダ錠の防水構造は、シリンダ錠の前面周縁に張設した鍔部の周縁に係合させて該シリンダ錠の前面を覆うキャップ部材にシリンダ錠の鍵穴に対応させた鍵挿通孔を形成して、鍵操作時にシリンダ錠と共にキャップ部材が回動する構造を備えたものも基本の発明とする。
そして、この発明において、シリンダ錠の前面が臨むキャップ部材の内面に鎖錠時又は開錠時に下方へ水を誘導する誘導部を設けることが好ましい。これらの発明において、さらに、前面をキャップ部材により覆ったシリンダ錠を嵌合する貫通孔を有する取付カバーの前記貫通孔の前方を拡大孔部に形成してシリンダ錠の前方のキャップ部材により覆った覆辺部を保持したものとしてもよい。
前記のような本発明は、キャップ部材がシリンダ錠の前面周縁に張設した鍔部の周縁に係合させて該シリンダ錠の前面を覆っているので、雨風がシリンダ錠の前面全体に当たり前面に付着した水滴がロータの周面から滲み込むことがないので、ロータやタンブラが錆びて動かなくなることがないものである。また、キャップ部材にシリンダ錠の鍵穴に対応させた鍵挿通孔を形成して、鍵操作時にシリンダ錠と共にキャップ部材が回動する構造を備えたものであるので、鍵挿入時にキャップを外す必要がないものである。
また、シリンダ錠の前面が臨むキャップ部材の内面に鎖錠時又は開錠時に下方へ水を誘導する誘導部を設けたものおいては、鍵挿通孔から浸入した雨水は誘導部により下方に誘導されて外部に排水することができる。
さらに、前面をキャップ部材により覆ったシリンダ錠を嵌合する貫通孔を有する取付カバーの前記貫通孔の前方を拡大孔部に形成してシリンダ錠の前方のキャップ部材により覆った覆辺部を保持したものにあっては、キャップ部材の外周面と拡大孔部の内周面から浸入する雨水があっても、拡大孔部の基端の段部壁によりそれより奥への浸入が防止されて、シリンダ筒部のタンブラに到達することがないものである。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図を参照して説明する。
図1において、1はブレーカなどの電気機器を収納する電気機器収納箱の箱本体、2は該箱本体1の前面開口1aの一側に蝶番3により枢着して開閉する扉である。そして、この扉2の蝶番3側と対向する他側付近には鎖錠装置4が取り付けられている。
前記鎖錠装置4は、図1、図3及び図4に示すものである。すなわち、扉2の他側付近に表面側から内側に向けて形成した有底円筒状の凹状ハウジング5の内部にシリンダ錠6の外筒を兼ねる取付けカバー7を嵌め込み、この取付けカバー7の筒内側面には係止凹部73を設けて鍵を差し込まない場合に突出しているタンブラー61が係止するようにしてシリンダ錠6の回転を規制している。
さらに、凹状ハウジング5の内部のシリンダー錠6よりも奥側には、シリンダー錠6と一体的に回転可能な取付け部材8が挿入されている。この取付け部材8は周縁部にOリング8aを嵌める溝部81を形成するとともに、前方のソケット部80の周縁部にストッパープレート8bを挿入する切込82を設けており、ソケット部80に嵌合したシリンダー錠6の基端に設けたスリット64にストッパープレート8bを挿入して連結している。また、取付け部材8の後端部83は凹状ハウジング5の貫通孔から僅かに箱本体1側に突出されている。そして、この取付け部材8の後端部81には、ネジ84によって鎖錠片85が固定されている。このため、シリンダー錠6とともに取付け部材8が回転されたときには鎖錠片85も回転し、箱本体1側に設けられた受金具86と係合したり、あるいは離脱したりして鎖錠・開錠の操作を行うことができる。
前記凹状ハウジング5の内部に嵌め込んだシリンダ錠6の外筒を兼ねる取付けカバー7に埋設したシリンダ錠6は、鍵を差し込んだ場合にのみタンブラー61が後退してロータ60が回転できる周知の構造のものである。そして、このシリンダ錠6の前面は該シリンダ錠6の前面周縁に張設した円形鍔部62の周縁に係合させたキャップ部材9により覆われている。また、このキャップ部材9はシリンダ錠6の鍵穴63に対応させた鍵挿通孔9aを形成して、鍵操作時にシリンダ錠6と共に回動する構造とされいる。なお、シリンダ錠6と共に回動するキャップ部材9に鎖錠片85の位置を示す三角状の凹部9cを設けておくことが好ましい。
すなわち、前記キャップ部材9は、図5−図7に示すようにシリンダ錠6の前面周縁に張設した円形鍔部62の介入できる間隔91aを下方に形成した枠部91の内面にシリンダ錠6の前面周縁に係合する溝部91bを設けるとともに、該枠部91の間隔と対向側に円形鍔部62に設けた突起62aを嵌合する切欠部91cを形成したものである。そして、キャップ部材9を間隔91a側からスライドさせてシリンダ錠6の前面周縁に装着すれば、前記のとおりシリンダ錠6の前面は該シリンダ錠6の前面周縁に張設した円形鍔部62の周縁に係合させたキャップ部材9により覆われて覆辺部91dを形成することとなる。
このように、キャップ部材9がシリンダ錠6の前面周縁に張設した鍔部の周縁に係合させて該シリンダ錠6の前面を覆っているので、雨風がシリンダ錠6の前面全体に亘って当って水滴が付着しにくくなるので、水滴が鍵穴63やロータ60の周面から滲み込むことがなく、ロータ60やタンブラ61が錆びて動かなくなることがないものである。また、キャップ部材9にシリンダ錠6の鍵穴63に対応させた鍵挿通孔93を形成して、鍵操作時にシリンダ錠6と共にキャップ部材9が回動する構造を備えたものであるので、鍵挿入時にキャップ9を外す必要がないものである。
また、シリンダ錠6の前面が臨むキャップ部材9の内面92に鎖錠時又は開錠時に下方へ水を誘導する誘導部93を設け、鍵挿通孔9aから浸入した雨水は誘導部93により下方に誘導されて外部に排水することができる。なお、誘導部93は図7に示すものは下方広がりのテーパー状の浅凹部に形成したものであるが、溝状のものであってもよい。
さらに、前記した凹状ハウジング5の内部に嵌め込んだシリンダ錠6の外筒を兼ねる取付けカバー7を図8に示すように、前面をキャップ部材9により覆ったシリンダ錠6を嵌合する貫通孔71を有するものとして、該貫通孔71の前方を拡大孔部71aに形成してシリンダ錠6の前方のキャップ部材9により覆った部分を保持し、後方をロータ60が挿入可能な小径孔部71bと形成して、該小径孔部71bの内周に鎖錠時にロータ60から突出するタンブラ61が係合してロータ60の回動を阻止する係止凹部73が十字方向に設けられている。
これにより、キャップ部材9の外周面と拡大孔部71aの内周面から浸入する雨水があっても、拡大孔部71aの基端と小径孔部71bとの間に形成される段部壁71cにより奥への浸入が防止されて、シリンダ筒部のタンブラ61に到達することがないものである。
本発明の実施形態を示す従断面図である。 扉を閉じた状態の横断面図である。 要部の拡大断面図である。 要部の分解斜視図である。 キャップで覆ったシリンダ錠の斜視図である。 キャップを前面側から見た斜視図である。 キャップを後面側から見た斜視図である。 取付けカバーの斜視図である。
符号の説明
6 シリンダ錠
62 円形鍔部
63 鍵穴
9 キャップ部材

Claims (3)

  1. シリンダ錠の前面周縁に張設した鍔部の周縁に係合させて該シリンダ錠の前面を覆うキャップ部材にシリンダ錠の鍵穴に対応させた鍵挿通孔を形成して、鍵操作時にシリンダ錠と共にキャップ部材が回動する構造を備えたシリンダ錠の防水構造。
  2. シリンダ錠の前面が臨むキャップ部材の内面に鎖錠時又は開錠時に下方へ水を誘導する誘導部を設けた請求項1に記載のシリンダ錠の防水構造。
  3. 前面をキャップ部材により覆ったシリンダ錠を嵌合する貫通孔を有する取付カバーの前記貫通孔の前方を拡大孔部に形成してシリンダ錠の前方のキャップ部材により覆った覆辺部を保持した請求項1又は2に記載のシリンダ錠の防水構造。
JP2007135233A 2007-05-22 2007-05-22 シリンダ錠の防水構造 Expired - Fee Related JP4986705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007135233A JP4986705B2 (ja) 2007-05-22 2007-05-22 シリンダ錠の防水構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007135233A JP4986705B2 (ja) 2007-05-22 2007-05-22 シリンダ錠の防水構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008291434A true JP2008291434A (ja) 2008-12-04
JP4986705B2 JP4986705B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=40166453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007135233A Expired - Fee Related JP4986705B2 (ja) 2007-05-22 2007-05-22 シリンダ錠の防水構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4986705B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144893A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nitto Kogyo Co Ltd 電気機器収納用箱のハンドル用カバー
JP2019019619A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 三井金属アクト株式会社 車両のスライドドア干渉防止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214063U (ja) * 1985-07-10 1987-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214063U (ja) * 1985-07-10 1987-01-28

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144893A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nitto Kogyo Co Ltd 電気機器収納用箱のハンドル用カバー
JP2019019619A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 三井金属アクト株式会社 車両のスライドドア干渉防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4986705B2 (ja) 2012-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140125071A1 (en) Vehicle door handle assembly with concealed key cylinder
TWI534332B (zh) 接頭鎖
JP4986705B2 (ja) シリンダ錠の防水構造
JP6404099B2 (ja) ドアロック装置
JP2012119143A (ja) 受電側コネクタ
JP2017095882A (ja) ドアロック装置
JP5992415B2 (ja) 自動車ロックシステムのためのボルトロック
JP2016056549A (ja) 車両用ドアラッチ装置
KR200460758Y1 (ko) 배전반용 도어 잠금장치
JP2005061202A (ja) マンホール錠
JP4915941B2 (ja) 電気機器収納箱の扉の蝶番構造
JP5311746B2 (ja) 電気機器収納用箱
JP5460623B2 (ja) 施錠装置
JP5124052B1 (ja) 錠前の保護キャップ
KR20090007126U (ko) 침입 방지용 현관문 보조 기구
KR100948796B1 (ko) 샤시 도어용 잠금기구의 하우징
JP2008291450A (ja) ドア用補助錠
KR20130006122U (ko) 손잡이를 갖는 데드락용 하우징
KR200390363Y1 (ko) 도어 파손 방지 장치
JP2008150800A (ja) 錠装置
JP3201931U (ja) 人孔蓋の二重ロック機構
KR200477723Y1 (ko) 자물쇠 보호장치
KR101179880B1 (ko) 리모트 컨트롤러 모듈
KR20140066382A (ko) 안전 도어
JP2008121208A (ja) 電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees