JP5047325B2 - 情報入力装置及び情報入力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示画面上で文字等の情報を入力する情報入力装置及び情報入力方法に関するものである。
従来から、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン等のタッチパネルを搭載した情報入力端末においては、情報入力のための様々な仕組みが導入されている。例えば、タッチパネル上の所定キーに対応する位置を指でタッチする回数を検出することによって入力文字を選択したり、所定キーへの接触の検出に応じて、所定キーを基準にして文字候補を十字状や直線状に複数表示させ、指が文字候補キーにスライドして離されるのを検出して入力文字を確定することが実現されている。文字候補キーを表示する仕組みによれば、指による無駄な操作が減るので入力操作が簡単になるという利点がある。
上記のような情報入力端末では、タッチパネル等の表示画面上での指等の物体の接近に応じて文字候補を表示させているため、物体の接近範囲によっては文字候補が物体に隠れてしまうことも考えられる。このような問題に対処するための技術としては、タッチパネルに接触した指の接触位置に応じて指の位置にかからない画像表示領域を設定する画像表示方法が知られている(下記特許文献1参照)。
特開2005−234993号公報
ここで、上述した従来の画像表示方法は、タッチパネルで検出された指の位置を避けるように本来の撮像画像を縮小して画像表示面の隅に寄せて表示させるものである。従って、このような従来技術を情報入力端末に採用したとしても、複数の文字候補を指の接触位置を基準にして配列して表示させる場合には、指の位置によっては依然として指の位置と文字候補の位置が重なってしまい、入力候補の視認性が低下してしまう場合がある。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、面積の限られた表示画面上における入力候補の視認性を高めることにより、円滑な情報入力を可能にする情報入力装置及び情報入力方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の情報入力装置は、表示画面上で物体の接触を検出することにより情報の入力を受け付ける情報入力装置であって、表示画面上に接近する物体の範囲の座標を検出する検出手段と、表示画面上に所定パターンの複数のテンプレートキーを表示させ、検出手段によって物体のテンプレートキーへの接近が検出された場合に、テンプレートキーに対応する複数の選択候補キーを並べて表示させる表示制御手段と、表示画面上に表示された選択候補キーへの物体の接触が検出された場合に、選択候補キーに対応する情報の入力を受け付ける入力受付手段とを備え、表示制御手段は、物体の範囲の座標に基づいて物体の範囲及び傾き方向を検出し、範囲及び傾き方向に応じて複数の選択候補キーが物体の範囲に重ならないように、複数の選択候補キーの配列位置を決定する。
或いは、本発明の情報入力方法は、表示画面上で物体の接触を検出することにより情報の入力を受け付ける情報入力方法であって、情報入力装置が、表示画面上に接近する物体の範囲の座標を検出する検出ステップと、情報入力装置が、表示画面上に所定パターンの複数のテンプレートキーを表示させ、物体のテンプレートキーへの接近が検出された場合に、テンプレートキーに対応する複数の選択候補キーを並べて表示させる表示制御ステップと、情報入力装置が、表示画面上に表示された選択候補キーへの物体の接触が検出された場合に、選択候補キーに対応する情報の入力を受け付ける入力受付ステップとを備え、表示制御ステップでは、物体の範囲の座標に基づいて物体の範囲及び傾き方向を検出し、範囲及び傾き方向に応じて複数の選択候補キーが物体の範囲に重ならないように、複数の選択候補キーの配列位置を決定する。
このような情報入力装置及び情報入力方法によれば、表示画面上に複数のテンプレートキーが表示され、指やタッチペン等の物体のテンプレートキーへの接近が検出されると、そのテンプレートキーに対応する複数の選択候補キーが表示される。そして、選択候補キーへの物体の接触が検出されると、その選択候補キーに対応する情報の入力が受け付けられる。このとき、検出された物体の範囲及び物体の方向に応じて、複数の選択候補キーが物体の範囲に重ならないように配列されるので、複数の入力候補が表示画面上の物体の範囲を基準に配列される場合に、それらが物体に重なることを回避することができる。その結果、入力候補の視認性を高めることにより、円滑な情報入力を実現することができる。
表示制御手段は、範囲及び傾き方向に応じて、複数の選択候補キーが物体の範囲に重ならない角度間隔で、複数の選択候補キーを円弧上に配列する、ことが好ましい。かかる表示制御手段を備えれば、面積の限られた表示画面上で、複数の入力候補が物体に重なることを回避しながら候補を容易に選択することが可能になる。これにより、情報入力をより一層円滑化することができる。
また、表示制御手段は、傾き方向に応じて、複数の選択候補キーの配列方向をさらに決定する、ことも好ましい。かかる構成を採れば、指等の物体の傾き方向に応じて入力候補の配列順序を変えることができるので、入力操作をユーザの感覚にマッチさせることができる。
さらに、表示制御手段は、物体による複数の選択候補キーに対応するそれぞれの座標への接近が連続的に検出された場合に、複数の選択候補キーの表示を切り換える、ことも好ましい。この場合、ひらがなやカタカナ等の入力候補の種類を切り換える際にそれ専用のキーを操作しなくても済むので、円滑な入力候補の切り換えが可能になる。
本発明によれば、面積の限られた表示画面上における入力候補の視認性を高めることにより、円滑な情報入力を実現することができる。
本発明の好適な一実施形態にかかる携帯電話機の概略構成図である。 図1の表示制御部によって表示画面上に表示されるテンプレートキーを示す概念図である。 図1の携帯電話機における情報入力処理を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機における情報入力時の画面遷移を示す図である。
以下、図面とともに本発明による情報入力装置及び情報入力方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の好適な一実施形態にかかる携帯電話機1の概略構成図である。本実施形態にかかる携帯電話機1は、通話機能およびデータ通信機能を有するとともに、ユーザからのテキスト情報等の情報の入力を受け付ける情報入力装置としても機能する通信端末である。ここで、本発明は、携帯電話機以外にも、PDAやスマートフォン等の各種の情報入力端末に適用されてもよい。
同図に示すように、携帯電話機1には、情報表示用デバイス及び情報入力用デバイスとしてのタッチパネル装置11が内蔵されている。このタッチパネル装置11は、液晶ディスプレイ等で構成される表示画面(図示せず)上における指等の導電性物体の接近および接触を検出することができる、いわゆる静電容量方式のタッチパネル装置である。詳細には、タッチパネル装置11は、表示画面の内側に2次元的に形成された線状抵抗体等を含むセンサ回路を有し、表示画面上への導電性物体の接近および接触を検出する検出回路15と、後述する表示制御部12からの画像信号に応じて表示画面に画像を表示させるデータ表示部16とを備えている。
この検出回路15は、導電性物体の表示画面上での接近範囲を多点で同時に検出し、検出した接近範囲の座標を示す信号を出力する機能と、導電性物体の表示画面上での接触位置を検出し、検出した接触位置の座標を示す信号を出力する機能とを有する。なお、検出回路15の出力する信号は、接近範囲を特定できるものであればよく、例えば、接近範囲に含まれる全座標点を表す信号、表示画面上の接近範囲の端点(境界点)の座標を表す信号、又は接近範囲の中心点とその中心点からの境界の範囲とを示す信号等が使用される。
さらに、携帯電話機1は、タッチパネル装置11の他、機能的な構成要素として、表示制御部12、表示画像データ格納部13、及び入力受付部14を備えている。これらの表示制御部12、表示画像データ格納部13、及び入力受付部14は、CPU、メモリ等を含む演算回路上に実現されている。
表示制御部12は、タッチパネル装置11の表示画面上での各種画像の表示を制御する。このとき、表示制御部12は、表示画像データ格納部13に格納される画像データを参照しながら、その画像データをタッチパネル装置11のデータ表示部16で読み取り可能な信号形式の画像信号に変換し、その画像信号をデータ表示部16に送出することによって、画像表示の制御を実行する。
詳細には、表示制御部12は、タッチパネル装置11の検出回路15を介してユーザからの所定の指示入力を受け付けた場合や、携帯電話機1が起動された場合等に、表示画面上にユーザにテキスト情報を入力させるための複数のテンプレートキーを予め定められたパターンで表示させるように制御する。このテンプレートキーは、入力しようとするテキスト情報の変換候補を表示させるための親キーである。図2には、表示制御部12によって表示画面D上に表示されるテンプレートキーの一例を示している。このように、テンプレートキーGpとして「あ」「か」「さ」…等の文字を枠で囲んだ画像が2次元的に配列されて表示されている。ここで、図2においては、ユーザを基準にして、表示画面Dに沿った右方向を+X軸方向、上方向を+Y軸方向と定義する。このとき使用される画像データとしては、複数のテンプレートキーGp毎に分離して表示画面上の位置を示す情報と関連付けて表示画像データ格納部13に格納されてもよいし、複数のテンプレートキーGpを含んだ画像データとして表示画像データ格納部13に格納されてもよい。
さらに、表示制御部12は、検出回路15の出力する信号に基づいて、導電性物体である指の表示画面D上のテンプレートキーGpへの接近が検出された場合に、その検出結果に応じてテンプレートキーGpに対応する複数の選択候補キーを並べて表示させるように制御する。すなわち、表示制御部12は、検出回路15の出力信号を元に指の接近範囲Afを特定し、その接近範囲Afの座標から、接近範囲Afの先端点Pの座標と、先端点Pを通る接近範囲Afの中心線Lの傾き方向θとを算出する。そして、表示制御部12は、先端点Pの座標から±X軸方向に距離Rだけ離れた点Pに、テンプレートキーGpの示す文字に対応する選択候補文字を示す第1の選択候補キーGS1を表示させると同時に、第2〜第N(Nは2以上の整数)の選択候補キーGS2〜GSNを、先端点Pを中心とした半径Rの円弧上に順に並ぶように表示させる。このような選択候補キーGS1〜GSNの画像データは、テンプレートキーGpの示す文字に対応付けて、表示画像データ格納部13に予め格納されている。
このとき、表示制御部12は、中心線Lの傾き方向θに基づいて、選択候補キーGS1〜GSNが接近範囲Afに重ならないように、上記円弧状の配列位置を決定する。例えば、図2に示すように、テンプレートキーGp「ら」に対して4つの選択候補キーGS1〜GS4「り」「る」「れ」「ろ」が設定されている場合を想定する。この場合、表示制御部12は、第1の選択候補キーGS1の点Pを半径Rの円弧上に沿って30度間隔で回転移動させた点P〜Pを、第2〜第4の選択候補キーGS2〜GS4の位置として決定する。ここで、表示制御部12は、中心線Lが表示画面D上において先端点Pから右下方向に傾いている場合には、第1の選択候補キーGS1を先端点Pの座標から−X軸方向に離れた位置に表示させると共に、選択候補キーGS1〜GS4を円弧上に時計回りに配列されるように制御する。これに対して、表示制御部12は、中心線Lが表示画面D上において先端点Pから左下方向に傾いている場合には、第1の選択候補キーGS1を先端点Pの座標から+X軸方向に離れた位置に表示させると共に、選択候補キーGS1〜GS4を円弧上に反時計回りに配列されるように制御する。このN個の選択候補キーGS1〜GSNの円弧上における角度間隔は、接近範囲Afに重ならない角度が適宜設定されるが、ユーザによる入力操作の容易性と視認性を両立する観点からは、90/(N−1)度に設定されることが好適である。また、半径Rの数値も、接近範囲Afに重ならない数値が適宜設定される。
なお、表示画像データ格納部13に予め格納される選択候補キーGS1〜GSNに対応する画像データとしては、表示画面Dにおける円弧上の配置角度に応じて予め文字画像が回転されたものであってもよいし、表示制御部12によって円弧上の配置角度に応じて回転させるようにその都度画像処理が施されてもよい。
また、表示制御部12は、いったんN個の選択候補キーGS1〜GSNが表示画面D上に表示された後に、ユーザの指が選択候補キーGS1〜GSNに順番に接近したことを検出した場合には、選択候補キーGS1〜GSNの表示を別の文字画像に切り換えるように制御する。すなわち、表示制御部12は、検出した接近範囲Afの先端点Pの座標が、選択候補キーGS1〜GSNの中心座標P〜Pに、所定時間内にこの順で接近したことを検出した場合に、テンプレートキーGp及び選択候補キーGS1〜GSNの表示を、カタカナ表示とひらがな表示との間で相互に切り換える。
図1に戻って、入力受付部14は、表示制御部12を経由して検出回路15から指の接触位置の座標を示す信号を受け取り、この信号の示す座標からテンプレートキーGp及び選択候補キーGS1〜GSNに対する指の接触を検出し、テンプレートキーGp及び選択候補キーGS1〜GSNに対応する文字情報の入力を受け付ける。そして、入力受付部14は、受け付けた文字情報をCPU上のアプリケーションプログラム(図示せず)等の後続の処理部に引き渡す。
次に、図3を参照して、携帯電話機1の動作について説明するとともに、併せて携帯電話機1を用いた情報入力方法について詳述する。図3は、携帯電話機1における情報入力処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザからの所定の指示入力が受け付けられたことを契機に、表示制御部12によって、タッチパネル装置11の表示画面上に複数のテンプレートキーGpが表示される(ステップS101)。その後、表示制御部12によって、タッチパネル装置11の検出回路15において指の接近が検出されたか否かが判定される(ステップS102)。判定の結果、指の接近が検出されていない場合には(ステップS102;NO)、この判定処理が所定周期で繰り返される。
一方、指の接近が検出された場合には(ステップS102;YES)、表示制御部12によって、検出回路15の出力信号を基に表示画面上の指の接近範囲Afの座標が読み取られ、接近範囲Afが特定される(ステップS103)。次に、表示制御部12によって、接近範囲Afの先端点Pの座標と、接近範囲Afの中心線Lの傾き方向θとが算出される(ステップS104)。さらに、表示制御部によって、中心線Lの傾き方向θに応じて、先端点Pの座標から±X軸方向に半径Rだけ離れた座標が、選択候補キーGS1〜GSNの起点座標Pとして求められる(ステップS106)。そして、表示制御部12によって、表示画面上の起点座標Pの位置を中心として第1の選択候補キーGS1が表示される(ステップS106)。
それと同時に、表示制御部12によって、中心線Lの傾き方向θが先端点Pから右下方向であるか否かが判定される(ステップS107)。その結果、傾き方向θが右下方向であると判定された場合には(ステップS107;YES)、第2〜第Nの選択候補キーGS2〜GSNの中心座標P〜Pが、先端点Pを中心とした半径Rの円弧上に時計回りに並ぶように算出される(ステップS108)。一方、傾き方向θが左下方向であると判定された場合には(ステップS107;NO)、中心座標P〜Pが、先端点Pを中心とした半径Rの円弧上に反時計回りに並ぶように算出される(ステップS109)。そして、表示制御部12によって、算出した中心座標P〜Pに対応する表示画面D上の位置に、第2〜第Nの選択候補キーGS2〜GSNが配列して表示される(ステップS110)。その後、入力受付部14によって、選択候補キーGS1〜GSNへの指の接触が検出されて、その選択候補キーGS1〜GSNに対応する文字情報の入力が受け付けられる(ステップS111)。
図4は、携帯電話機1における情報入力時の画面遷移の一例を示す図である。同図に示す画像GT0には、情報入力の開始時に表示画面D上に表示される複数のテンプレートキーGpが含まれている。この画像GT0が表示された表示画面D上で右利きのユーザがテンプレートキーGpに右下から指をかざすと、画像GT1を表示する画面に遷移する。この画像GT1では、1つのテンプレートキーGpの周りに時計回りに配置された選択候補キーGS1〜GS4が重畳表示されている。また、画像GT2は、ユーザが指を選択候補キーGS2にかざしたときに表示される画像、画像GT3は、ユーザが指を選択候補キーGS2にタッチして入力を確定したときに表示される画像を示している。
さらに、画像GT4〜GT6は、左利きのユーザが、画像GT0が表示された表示画面D上で、テンプレートキーGp及び選択候補キーGS3に順に指をかざした後に、選択候補キーGS3にタッチして入力を確定したときに表示される画像を示している。
また、画像GT7,GT8は、ユーザによって画像GT1が表示された表示画面D上で4つの選択候補キーGS1〜GS4に順に指がかざされたときに、テンプレートキーGp及び選択候補キーGS1〜GS4の表示が切り換えられる状態を示している。
以上説明した携帯電話機1によれば、表示画面D上に複数のテンプレートキーGpが表示され、指のテンプレートキーGpへの接近が検出されると、そのテンプレートキーGpに対応するN個の選択候補キーGS1〜GSNが表示される。そして、選択候補キーGS1〜GSNへの指の接触が検出されると、その選択候補キーGS1〜GSNに対応する情報の入力が受け付けられる。このとき、検出された指の接近範囲Af及び指の傾き方向θに応じて、N個の選択候補キーGS1〜GSNが接近範囲Afに重ならないように配列されるので、複数の入力候補が表示画面D上の指の範囲を基準に配列される場合に、それらが指に重なることを回避することができる。その結果、入力候補の視認性を高めることにより、円滑な情報入力を実現することができる。
また、N個の選択候補キーGS1〜GSNが接近範囲Afに重ならない角度間隔で円弧上に配列されるので、面積の限られた表示画面D上で、複数の入力候補が指に重なることを回避しながら候補を容易に選択することが可能になる。これにより、タッチパネルを利用した情報入力をより一層円滑化することができる。
また、本実施形態においては、指の傾き方向θに応じてN個の選択候補キーGS1〜GSNの配列方向を時計回りと反時計回りで切り換えている。これにより、ユーザの利き手に対応して入力候補の配列順序を変えることができるので、選択文字をなぞるときの操作感をユーザの感覚にマッチさせることができる。
さらに、本実施形態では、指でN個の選択候補キーGS1〜GSNが順番になぞられた場合に選択候補キーGS1〜GSNの表示を切り換えるので、ひらがなやカタカナ等の入力候補の種類を切り換える際にそれ専用のキーを操作しなくても済む。従って、ユーザにとって円滑な入力候補の種類の切り換えが可能になる。
S1〜GSN…選択候補キー、Gp…テンプレートキー、1…携帯電話機、11…タッチパネル装置、12…表示制御部(表示制御手段)、14…入力受付部(入力受付手段)、15…検出回路(検出手段)。

Claims (8)

  1. 表示画面上で物体の接触を検出することにより情報の入力を受け付ける情報入力装置であって、
    前記表示画面上に接近する前記物体の範囲の座標を検出する検出手段と、
    前記表示画面上に所定パターンの複数のテンプレートキーを表示させ、前記検出手段によって前記物体の前記テンプレートキーへの接近が検出された場合に、前記テンプレートキーに対応する複数の選択候補キーを並べて表示させる表示制御手段と、
    前記表示画面上に表示された前記選択候補キーへの前記物体の接触が検出された場合に、前記選択候補キーに対応する情報の入力を受け付ける入力受付手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記物体の範囲の座標に基づいて前記物体の範囲及び傾き方向を検出し、前記範囲及び前記傾き方向に応じて前記複数の選択候補キーが前記物体の範囲に重ならないように、前記複数の選択候補キーの配列位置を決定する、
    ことを特徴とする情報入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記範囲及び前記傾き方向に応じて、前記複数の選択候補キーが前記物体の範囲に重ならない角度間隔で、前記前記複数の選択候補キーを円弧上に配列する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記傾き方向に応じて、前記複数の選択候補キーの配列方向をさらに決定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報入力装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記物体の範囲の座標から前記物体の先端点を算出し、前記先端点の位置及び前記傾き方向に応じて前記複数の選択候補キーの配列位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報入力装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記先端点を通る前記範囲の中心線の傾きを前記傾き方向として算出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報入力装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記先端点の座標から前記傾き方向に応じた方向に所定距離離れた座標点を、前記複数の選択候補キーの配列位置として決定する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報入力装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記物体による前記複数の選択候補キーに対応するそれぞれの座標への接近が連続的に検出された場合に、前記複数の選択候補キーの表示を切り換える、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報入力装置。
  8. 表示画面上で物体の接触を検出することにより情報の入力を受け付ける情報入力方法であって、
    情報入力装置が、前記表示画面上に接近する前記物体の範囲の座標を検出する検出ステップと、
    前記情報入力装置が、前記表示画面上に所定パターンの複数のテンプレートキーを表示させ、前記物体の前記テンプレートキーへの接近が検出された場合に、前記テンプレートキーに対応する複数の選択候補キーを並べて表示させる表示制御ステップと、
    前記情報入力装置が、前記表示画面上に表示された前記選択候補キーへの前記物体の接触が検出された場合に、前記選択候補キーに対応する情報の入力を受け付ける入力受付ステップとを備え、
    前記表示制御ステップでは、前記物体の範囲の座標に基づいて前記物体の範囲及び傾き方向を検出し、前記範囲及び前記傾き方向に応じて前記複数の選択候補キーが前記物体の範囲に重ならないように、前記複数の選択候補キーの配列位置を決定する、
    ことを特徴とする情報入力方法。
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