JP5046970B2 - 用紙判別装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、用紙の種類を判別することが可能な用紙判別装置及び当該用紙判別装置を備える画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置では、印刷画質の向上を図るために、印刷用紙の種類(普通紙、光沢紙、OHP等)に応じて最適な印刷条件を設定する必要がある。従来では、光学センサを用いて印刷用紙の光反射率を検出することにより、印刷用紙の種類を判別していた(下記特許文献1参照)。
特開2007−69430号公報
ところで、各種類の印刷用紙は、厚さに応じて種別される場合がある(例えば、普通紙の薄紙や厚紙など)。上記従来技術、つまり光反射率による用紙種類判別では、確かに印刷用紙の材質に関する種類(普通紙なのか、光沢紙なのか、OHPなのか)を判別することはできるが、印刷用紙の厚さに関する種類(薄紙なのか、厚紙なのか)を判別することはできなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、印刷用紙の厚さに関する種類を判別可能な用紙判別装置及び当該用紙判別装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、用紙判別装置に係る第1の解決手段として、用紙に対して超音波を送信する超音波送信子と、前記用紙を透過した超音波を受信する超音波受信子と、前記用紙を透過したことによる前記超音波の減衰率を算出する減衰率算出回路と、前記用紙の厚さに関する種類と前記減衰率との対応関係を表すデータを予め記憶している記憶回路と、前記記憶回路に記憶されている前記データを基に、前記減衰率算出回路によって算出された減衰率に対応する前記用紙の厚さに関する種類を判別する判別回路と、を具備することを特徴とする。
用紙を透過したことによる超音波の減衰率は、用紙の厚さに依存して変化する。従って、予め実験により用紙の厚さに関する種類(例えば、薄紙、厚紙など)と前記減衰率との対応関係を表すデータを求めて記憶回路に記憶しておくことにより、この記憶回路に記憶されている前記データを基に、減衰率算出回路によって算出された減衰率に対応する用紙の厚さに関する種類を判別することができる。
また、用紙判別装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記超音波送信子に所定電圧及び所定周波数のパルス信号を供給することで当該パルス信号に応じた超音波を送信させるパルス発振回路と、前記パルス発振回路から出力されるパルス信号を積分する第1積分回路と、前記超音波受信子が前記超音波を受信したことで発生するパルス信号を積分する第2積分回路と、を備え、前記減衰率算出回路は、前記第2積分回路にて算出される積分値を前記第1積分回路にて算出される積分値で除算することにより前記減衰率を算出することを特徴とする
このような手段を用いることにより、用紙を透過したことによる超音波の減衰率を簡単な回路構成で算出することができる。
また、用紙判別装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記記憶回路は、前記超音波送信子に供給するパルス信号の電圧または周波数を複数の値に変化させた場合における各値毎に、前記用紙の厚さに関する種類と前記減衰率との対応関係を表すデータを予め記憶しており、前記減衰率算出回路は、前記超音波送信子に供給するパルス信号の電圧または周波数を複数の値に変化させた場合における各値毎の前記減衰率を算出し、前記判定回路は、前記記憶回路に記憶されている前記データと、前記減衰率算出回路によって各値毎に算出された減衰率とを基に前記用紙の厚さに関する種類を判別することを特徴とする。
このように、1枚の用紙に対して、超音波送信子に供給するパルス信号の電圧または周波数を複数の値に変化させた場合における各値毎の減衰率を求め、これら複数の減衰率を基にその用紙の厚さに関する種類を判別することにより、判別精度の向上を図ることができる。
さらに、本発明では、画像形成装置に係る解決手段として、用紙に画像を形成する画像形成装置であって、上述した第1〜第3のいずれかの解決手段を有する用紙判別装置を備え、当該用紙判別装置によって判別された用紙の厚さに関する種類に応じて前記用紙に画像を形成する際の動作条件を設定することを特徴とする。
このような画像形成装置によると、用紙の厚さに関する種類を判別することが可能となるため、使用する用紙の厚さに関する種類(薄紙か、厚紙か)に応じて最適な動作条件を設定することができる。
本発明によれば、印刷用紙の厚さに関する種類を判別可能な用紙判別装置及び画像形成装置を提供することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明に係る用紙判別装置及び画像形成装置の一実施形態について説明する。
〔用紙判別装置〕
図1は、本実施形態に係る用紙判別装置10の機能ブロック図である。この図1に示すように、本実施形態に係る用紙判別装置10は、パルス発振回路1、超音波送信子2、超音波受信子3、第1積分回路4、第2積分回路5、減衰率算出回路6、記憶回路7及び用紙判別回路8から構成されている。
パルス発振回路1は、所定電圧V1及び所定周波数f1のパルス信号(以下、送信パルス信号と称す)を発生し、この送信パルス信号を超音波送信子2及び第1積分回路4に出力する。超音波送信子2と超音波受信子3は、用紙Pを挟んで互いに対向する位置に設置されている。超音波送信子2は、上記パルス発振回路1から入力される送信パルス信号に応じた超音波を発生し、この超音波を用紙Pに向けて送信する。超音波受信子3は、用紙Pを透過した超音波を受信し、この受信した超音波に応じたパルス信号(以下、受信パルス信号と称す)を第2積分回路5に出力する。
第1積分回路4は、上記パルス発振回路4から入力される送信パルス信号に積分処理を施し、この積分処理によって得られる積分値(以下、送信パルス積分値S1と称す)を減衰率算出回路6に出力する。第2積分回路5は、上記超音波受信子3から入力される受信パルス信号に積分処理を施し、この積分処理によって得られる積分値(以下、受信パルス積分値S2と称す)を減衰率算出回路6に出力する。減衰率算出回路6は、上記第2積分回路5から入力される受信パルス積分値S2を、上記第1積分回路4から入力される送信パルス積分値S1で除算することにより、用紙Pを透過したことによる超音波の減衰率β(=S2/S1)を算出する。また、この減衰率算出回路6は、上記のように算出した減衰率βを表す減衰率信号を用紙判別回路8に出力する。
ここで、超音波の減衰率βは、受信パルス積分値S2を送信パルス積分値S1で除算した値であるので、図2(a)に示すように、送信パルス信号の電圧V1が大きくなる程、減衰率βは小さくなるという特性がある。また、図2(b)に示すように、用紙Pの厚さが大きくなる程、減衰率βは大きくなるという特性がある。このような2つの特性を基に、例えば用紙Pの厚さに関する種類「A」、「B」、「C」の各々について、減衰率β−電圧V1特性を測定すると、図2(c)のような特性曲線が得られる。なお、種類「A」の用紙Pは比較的厚さが小さく、種類「C」の用紙Pは比較的厚さが大きく、種類「B」の用紙Pは「A」と「C」との中間程度の厚さであるものとする。
すなわち、送信パルス信号の電圧V1をある値に設定した場合に得られる減衰率βが、種類「A」の特性曲線上に存在するのか、種類「B」の特性曲線上に存在するのか、または、種類「C」の特性曲線上に存在するのかを確認することにより、用紙Pの厚さに関する種類を判別することができる。
このような超音波の特性を利用するために、本実施形態における記憶回路7は、送信パルス信号の電圧V1を複数の値(本実施形態では5Vと10Vとの2値とする)に変化させた場合における各値毎に、用紙Pの厚さに関する種類と減衰率βとの対応関係を表すテーブルデータを予め記憶している。図3に、この記憶回路7に記憶されているテーブルデータの一例を示す。なお、このようなテーブルデータは、用紙Pの材質に関する種類(普通紙、光沢紙、OHPなど)毎に予め設定しておくことが望ましい。これは、超音波の減衰率βは用紙Pの厚さだけでなく、材質にも依存して変化するためである。
用紙判別回路8は、上記記憶回路7に記憶されているテーブルデータを基に、上記減衰率算出回路6によって算出された減衰率βに対応する用紙Pの厚さに関する種類を判別し、この用紙種類判別結果を外部に出力する。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る用紙判別装置10の用紙判別動作について説明する。
まず、パルス発振回路1は、電圧V1=5V及び所定周波数f1の送信パルス信号を発生し、この送信パルス信号を超音波送信子2及び第1積分回路4に出力する。これにより、超音波送信子2から送信パルス信号に応じた超音波が用紙Pに向けて送信される一方、用紙Pを透過した超音波は超音波受信子3によって受信され、この受信された超音波に応じた受信パルス信号が第2積分回路5に出力される。
第1積分回路4は、送信パルス信号の積分処理によって得られる送信パルス積分値S1を減衰率算出回路6に出力し、第2積分回路5は、受信パルス信号の積分処理によって得られる受信パルス積分値S2を減衰率算出回路6に出力する。減衰率算出回路6は、受信パルス積分値S2を送信パルス積分値S1で除算することにより、用紙Pを透過したことによる超音波の減衰率β(=S2/S1)を算出し、この算出した減衰率βを表す減衰率信号を用紙判別回路8に出力する。
そして、用紙判別回路8は、記憶回路7に記憶されているテーブルデータ(図3参照)を基に、減衰率算出回路6によって算出された減衰率βに対応する用紙Pの厚さに関する種類を判別する。例えば、減衰率β=0.3であった場合、図3に示すテーブルデータから、送信パルス信号の電圧V1が5Vの場合に減衰率β=0.3に対応する用紙Pの厚さに関する種類は「A」であると判別することができる。
続いて、パルス発振回路1は、電圧V1=10V及び所定周波数f1の送信パルス信号を発生し、この送信パルス信号を超音波送信子2及び第1積分回路4に出力する。以下同様に、超音波送信子2から送信パルス信号に応じた超音波が用紙Pに向けて送信される一方、用紙Pを透過した超音波は超音波受信子3によって受信され、この受信された超音波に応じた受信パルス信号が第2積分回路5に出力される。
第1積分回路4は、送信パルス信号の積分処理によって得られる送信パルス積分値S1を減衰率算出回路6に出力し、第2積分回路5は、受信パルス信号の積分処理によって得られる受信パルス積分値S2を減衰率算出回路6に出力する。減衰率算出回路6は、受信パルス積分値S2を送信パルス積分値S1で除算することにより、用紙Pを透過したことによる超音波の減衰率β(=S2/S1)を算出し、この算出した減衰率βを表す減衰率信号を用紙判別回路8に出力する。
そして、用紙判別回路8は、記憶回路7に記憶されているテーブルデータを基に、減衰率算出回路6によって算出された減衰率βに対応する用紙Pの厚さに関する種類を判別する。例えば、減衰率β=0.1であった場合、図3に示すテーブルデータから、送信パルス信号の電圧V1が10Vの場合に減衰率β=0.1に対応する用紙Pの厚さに関する種類は「A」であると判別することができる。このように、送信パルス信号の電圧V1を5Vと10Vに設定し、用紙判別動作を2回行うことで、より正確に用紙Pの厚さに関する種類を判別することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る用紙判別装置10によれば、用紙Pの厚さに関する種類を判別することができる。さらに、上述したように、超音波の減衰率βは用紙Pの厚さだけでなく、材質にも依存して変化するので、図3に示すテーブルデータを、用紙Pの材質に関する種類(普通紙、光沢紙、OHPなど)毎に予め設定しておくことにより、用紙Pの厚さに関する種類だけでなく、材質に関する種類も判別することが可能となる。
なお、上記実施形態では、送信パルス信号の電圧V1を5Vと10Vの2値に設定し、用紙判別動作を2回行うことで用紙判別精度の向上を図ったが、送信パルス信号の電圧V1をある1つの値に設定し、用紙判別動作を1回だけ行うようにしても良く、また、送信パルス信号の電圧V1を3値以上の複数の値に設定して、用紙判別動作を複数回行うようにしても良い。テーブルデータは、送信パルス信号の電圧設定数に応じて適宜変更すれば良い。
また、上記実施形態では、受信パルス信号の積分値(受信パルス積分値S2)を、送信パルス信号の積分値(送信パルス積分値S1)で除算することにより、用紙Pを透過したことによる超音波の減衰率β(=S2/S1)を算出した。これは、減衰率βが送信パルス信号の電圧V1に依存して変化するという特性があるからである。その一方で、送信パルス信号の周波数f1が大きくなる程、減衰率βは大きくなるという特性もある。すなわち、送信パルス信号の電圧V1ではなく、周波数f1を変化させることにより、超音波の減衰率βを算出しても良い。この場合、送信パルス信号の電圧V1は固定し、周波数f1を2値設定すれば良い。図4に、電圧V1の代わりに周波数f1を用いた場合におけるテーブルデータの一例を示す。
〔画像形成装置〕
次に、上述した用紙判別装置10を備える画像形成装置100について説明する。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置100の機能ブロック図である。本実施形態に係る画像形成装置100は、例えばコピー機及びプリンタの機能を有する複合機であり、用紙判別装置10の他、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、各種センサ群23、用紙搬送部24、原稿読取部25、画像形成部26、操作表示部27及び通信I/F部28を備えている。なお、符号200は、外部から画像形成装置100へ印刷指示するためのPC(Personal Computer)である。
CPU20は、ROM21に記憶されている制御プログラムを実行して、用紙判別装置10から出力される用紙種類判別結果、各種センサ群23から出力される検出信号、原稿読取部25によって読取った原稿の画像データ、操作表示部27から出力される操作信号、通信I/F部28を介してPC200から受信した印刷指示信号及び印刷用画像データに基づいて画像形成装置100の全体動作を制御する。
ROM21は、CPU20で使用される制御プログラムやその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。RAM22は、CPU20が制御プログラムを実行して各種演算処理を行う際に、データの一時保存先に用いられるワーキングメモリである。各種センサ群23は、例えば用紙切れ検出センサや、用紙位置検出センサ、温度センサ等の画像形成動作に必要な各種センサであり、それぞれで検出した各種の情報を検出信号としてCPU20に出力する。用紙搬送部24は、図示しない用紙トレイに収納されている用紙を画像形成部26に搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータや、画像形成処理後の用紙を図示しない排紙トレイに搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータなどから構成されている。
原稿読取部25は、図示しない原稿台にセットされた原稿に対して走査状に照明光を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサによって受光してアナログ電圧信号に変換した後、当該アナログ電圧信号をデジタル変換することにより、読取った原稿の画像データを生成する。画像形成部26は、CPU20の制御の下、原稿読取部25によって生成された画像データやPC200から受信した印刷用画像データに基づいて、用紙搬送部24から搬送される用紙にトナー像を転写し、当該トナー像の定着処理(画像形成)を行う。
操作表示部27は、例えばタッチパネルによって構成されており、CPU20の制御の下、各種操作キーや各種情報を報知する画面を表示すると共に、タッチパネル上に表示される各種操作キーの操作入力情報を操作信号としてCPU20に出力する。通信I/F部28は、画像形成装置100(詳しくはCPU20)と外部のPC200との間で通信を行うためのインタフェースであり、LAN(Local Area Network)等のネットワークによってPC200と接続されている。
このような構成の画像形成装置100において、用紙判別装置10の超音波送信子2及び超音波受信子3は、用紙トレイから用紙をピックアップする給紙ローラからレジストローラまでの用紙搬送経路に設置することが望ましい。すなわち、用紙搬送中に用紙判別装置10によって用紙の種類を判別することにより、用紙の厚さに関する種類に応じて、用紙に画像を形成する際の動作条件を設定することが可能となる。具体的には、搬送速度の設定(例えば、用紙が薄紙ならば搬送速度を下げることにより、紙詰まりやシワの発生を防止する)や、転写高圧の設定(例えば、用紙が薄紙ならば転写高圧を上げることにより、画質の低下を防止する)などを行うことができ、その結果、使用する用紙の厚さに関する種類(薄紙か、厚紙か)に応じて最適な動作条件を設定することができる。
なお、上記実施形態では、用紙判別装置10を備える画像形成装置100として複合機を例示して説明したが、この他、プリンタ(印刷機)やコピー機(複写機)、ファクシミリなど、用紙を用いて画像形成を行うものであればどのような画像形成装置にも本実施形態に係る用紙判別装置10を備えることができる。
本発明の一実施形態に係る用紙判別装置10の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る用紙判別装置10の用紙判別原理に関する説明図である。 本発明の一実施形態に係る用紙判別装置10の記憶回路7に記憶されているテーブルデータの一例である。 本発明の一実施形態に係る用紙判別装置10の記憶回路7に記憶されているテーブルデータの他の例である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の機能ブロック図である。
符号の説明
10…用紙判別装置、1…パルス発振回路、2…超音波送信子、3…超音波受信子、4…第1積分回路、5…第2積分回路、6…減衰率算出回路、7…記憶回路、8…用紙判別回路、100…画像形成装置、20…CPU、21…ROM、22…RAM、23…各種センサ群、24…用紙搬送部、25…画像読取部、26…画像形成部、27…操作表示部、28…通信I/F部、200…PC

Claims (2)

  1. 用紙に対して超音波を送信する超音波送信子と、
    前記用紙を透過した超音波を受信する超音波受信子と、
    前記超音波送信子に所定電圧及び所定周波数のパルス信号を供給することで当該パルス信号に応じた超音波を送信させるパルス発振回路と、
    前記パルス発振回路から出力されるパルス信号を積分する第1積分回路と、
    前記超音波受信子が前記超音波を受信したことで発生するパルス信号を積分する第2積分回路と、
    前記第2積分回路にて算出される積分値を前記第1積分回路にて算出される積分値で除算することにより、前記用紙を透過したことによる前記超音波の減衰率を算出する減衰率算出回路と、
    前記用紙の厚さに関する種類と前記減衰率との対応関係を表すデータを、前記超音波送信子に供給するパルス信号の電圧または周波数を複数の値に変化させた場合における各値毎に予め記憶している記憶回路と、
    前記記憶回路に記憶されている前記データを基に、前記減衰率算出回路によって算出された減衰率に対応する前記用紙の厚さに関する種類を判別する判別回路と、
    を具備し、
    前記減衰率算出回路は、前記超音波送信子に供給するパルス信号の電圧または周波数を複数の値に変化させた場合における各値毎の前記減衰率を算出し、
    前記判別回路は、前記記憶回路に記憶されている前記データと、前記減衰率算出回路によって前記超音波送信子に供給するパルス信号の電圧または周波数の各値毎に算出された減衰率とを基に前記用紙の厚さに関する種類を判別する
    ことを特徴とする用紙判別装置。
  2. 用紙に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1に記載の用紙判別装置を備え、
    前記用紙判別装置によって判別された用紙の厚さに関する種類に応じて前記用紙に画像を形成する際の動作条件を設定することを特徴とする画像形成装置。
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