JP5045027B2 - 静電気放電保護回路及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は静電気放電保護回路及び半導体装置に関し、特に静電気放電によって電源電圧に加えられた過電圧から内部回路を保護する静電気放電保護回路及び半導体装置に関する。
半導体装置は、微細化加工技術が進み、トランジスタのゲート酸化膜の膜層が薄くなったことなどから、静電気放電(Electro Static Dischage;以下、ESDとする)による破壊を防ぐための対策が重要な課題となっている。
ESDから素子を保護するESD保護回路について説明する。図10は、従来の半導体装置におけるESD保護回路の一例を示した回路図である。
図の例では、電源分離された回路ブロック910と、回路ブロック920とが、同一半導体基板上に配置され、回路ブロック910は、電位がVDD1の電源と、電位がVSSの接地(GND)との間に内部回路保護用のクランプ回路911が設けられている。同様に、回路ブロック920には、電位がVDD2の電源と、VSSのGNDとの間に、クランプ回路921が設けられている。
ここで、回路ブロック910から回路ブロック920への出力信号として、回路ブロック920の制御用に使われる制御信号が、信号線940を介して送られるとする。この制御信号として固定信号を出力する場合には、制御信号のレベルは、High(電源電位)、またはLow(GND電位)にクリップされている場合がある。図の例は、High側に固定されている例である。
この状態において、ESDによってVDD1に通常時よりもはるかに高い電圧がかかると、クランプ回路911には、電流パスaが設けられる。そして、電流パスaを通ってGNDに電流が流れ込み、VDD1−VSS間に高い電位差が発生することを防ぎ、回路ブロック920側の2つの入力トランジスタのゲート酸化膜の絶縁破壊を防ぐ。
また、電源系統に対応した複数の保護回路を設け、パッケージに静電気が帯電されると、保護回路を介して、その電荷を外部接続端子に放電する半導体回路装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−36245号公報(第1図)
ところで、静電気破壊モデルには、MM(Machine Model;マシンモデル)、HBM(Human Body Model;人体帯電モデル)、及びCDM(Charged Device Model;デバイス帯電モデル)がある。MMやHBMについては、従来から、耐性基準が決められているなど、研究も進んでおり、図10に示したような従来のESD保護回路によって、良好な耐圧レベルを保持することができる。一方、CDMは、近年になってから耐圧の保証が求められるようになってきたことなどから、従来のESD保護回路では、必ずしも十分な耐圧レベルを維持できないという問題点があった。
ここで、それぞれのモデルの特徴を、モデルをシミュレートする試験回路とともに説明する。図11は、ESDモデルの試験回路の概略構成を示した図である。(A)は、MM及びHBM、(B)は、CDMの試験回路の概略構成を示している。
MMは、デバイスを取り扱う金属製の設備(たとえば、ロボット)に帯電した電荷がデバイス端子に触れて放電される場合のモデルである。また、HBMは、帯電した人体が直接半導体デバイスに触れて放電される場合のモデルである。
MM及びHBMによる破壊現象をシミュレートする場合には、(A)に示したように、人体あるいは金属製の設備に相当する容量を持つコンデンサCに電荷を溜めておき、リレーを切り替え、抵抗Rを介して、コンデンサCに溜められた電荷をデバイス(図ではDUT)950に放電するコンデンサ放電法を用いる。MMの場合には、金属物体が電荷の発生源であるので、たとえば、コンデンサCの放電容量=200pF、抵抗Rに放電抵抗=0Ωが設定される。HBMの場合には、人体が電荷の発生源であるので、たとえば、コンデンサCに人体容量に相当する放電容量=100pF、抵抗Rに人体皮膚抵抗に相当する放電抵抗=1.5kΩが設定される。
CDMは、自動搬送機などによる摩擦による帯電や、帯電物体からの誘電帯電などにより、デバイス自体が帯電し、これがテスタや治工具との接触で放電されるモデルである。CDMによる破壊現象をシミュレートする場合には、(B)に示したように、電源とDUT950を接続して帯電させておく。そして、リレーを切り替えて、放電抵抗R=1Ωを介してDUT950内の電荷を放電するデバイス帯電法を用いる。
このようなモデルの違いから、コンデンサ放電法によってシミュレートされるMMやHBMと比較し、CDMは、きわめて短時間に放電された電荷が流れ込むという特徴を有する。これらの静電気破壊モデルが、従来のESD保護回路に与える影響について説明する。
図10に示した従来のESD保護回路(クランプ回路)では、ESDによってVDD1−VSS間が過電圧となることを防止している。しかし、このとき、ESD保護回路には、電流が流れるため、ESD保護回路によるIRドロップ(電圧降下)が発生する。
図12は、従来のESD保護回路におけるESD発生時の制御信号波形を示した図である。(A)は、MMの場合の波形、(B)は、HBMの場合の波形、(C)は、CDMの場合の波形をそれぞれ示している。
制御信号の受け側である回路ブロック920にかかる制御信号の電圧の変化は、(A)のMMの場合、及び(B)のHBMの場合には、比較的幅の広いパルス信号になり、たとえば、数十nm程度のパルス幅になる。このため、発生する電圧が、ゲート酸化膜耐圧のレベルを超えることはない。したがって、従来のESD保護回路による対策で十分に静電破壊を防止することができる。
これに対し、(C)のCDMの場合は、急峻なパルス信号になる。(A)のMMの場合のパルス信号に対し、パルス幅は百分の1程度になる。CDMでは、きわめて短い時間で電流が流れるため、流れる電流量はさほど多くないが、ピーク電流量は高くなる。ピーク電流に応じて制御信号の電圧変化も大きくなり、制御信号の受け側のトランジスタにかかる電圧がゲート酸化膜耐圧を超えてしまうという現象が発生する。MOSデバイスのゲート酸化膜は、数nm〜100nm程度の薄い膜であるため、耐圧より高い電圧が印加されると、破壊される。この結果、CDMによって、信号を受ける側の入力トランジタのゲート酸化膜の絶縁破壊が引き起こされてしまう。
このように、従来のESD保護回路及び半導体装置は、CDMのような急峻な変化をする静電気放電から半導体装置の破壊を防止することが難しいという問題点があった。
また、パッケージに帯電された電荷を電源系統に対応して設けたESD保護回路を介して外部接続端子に放電する特許文献1の方法では、必ず外部端子に配線しなければならず、好ましくない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、特に、高周波の静電気放電による半導体装置の破壊を防止することが可能なESD保護回路及び半導体装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すようなESD(静電気放電)保護回路が提供される。本発明に係るESD保護回路は、それぞれ異なる電源系統に属する回路ブロック10及び回路ブロック20に配置され、ESDによって電源電圧に加えられた過電圧から、回路ブロック10及び回路ブロック20の内部回路を保護する。
ESD保護回路は、回路ブロック10に設けられたクランプ回路13、回路ブロック20に設けられたクランプ回路23を備えた第1の保護回路と、回路ブロック10と回路ブロック20との間で所定の信号を伝達する信号線40上に設けられた第2の保護回路14を有する。クランプ回路13は、回路ブロック10内の電源線11に過電圧が加えられたときに、電流パスを形成して過電圧による電荷を接地線12に流すことによって過電圧をクランプする。クランプ回路23も同様である。第2の保護回路は、信号線40を介して伝達される所定の信号に過電圧が加わったことによる信号レベルの増加を抑える。
このようなESD保護回路によれば、たとえば、ESDによって、電源線11にVDD1よりはるかに高い電圧がかかると、VDD1−VSS間に高い電位差が発生する。このとき、クランプ回路13は、過電圧による電荷を接地線12に流す電流パスを形成する。これにより、回路ブロック10のGNDに電流が流れ込み、VDD1−VSS間に高い電位差が発生することを防止する。さらに、このとき、信号線40に加わる過電圧は、保護回路14によって、急峻なレベル変動が抑えられる。これにより、信号線40に接続する受け側のトランジスタ(図の例では、ペアトランジスタ24)にかかる電圧のピークを抑え、トランジスタのゲート酸化膜の絶縁破壊を防ぐ。
また、上記課題を解決するために、それぞれが異なる電源系統の複数の回路ブロックで構成され、前記回路ブロックごとに静電気放電によって電源電圧に加えられた過電圧から内部回路を保護する静電気放電保護回路を有する半導体装置において、前記回路ブロック内の電源線に過電圧が加えられたときに、電流パスを形成して前記過電圧による電荷を接地線に流すことによって前記過電圧をクランプするクランプ回路を有する第1の保護回路と、前記第1の保護回路で接続される回路ブロック間で所定の信号を伝達する信号線上に設けられ、前記信号線を介して伝達される前記所定の信号に前記静電気放電による過電圧が加わったことによる信号レベルの増加を抑える第2の保護回路と、を具備することを特徴とする半導体装置、が提供される。
このような半導体装置では、電源系統が異なる複数の回路ブロックで構成されており、それぞれの回路ブロックには第1の保護回路が配置され、回路ブロック間で所定の信号を伝達する信号線には、第2の保護回路が配置される。これにより、回路ブロックの内部回路をESDから保護する。
本発明にかかるESD保護回路によれば、電源系統の異なる回路ブロック間で、ESDなどで発生する過電圧が各電源系統に発生した場合に、回路ブロック間を接続する信号線上に保護回路を設けることによって、この信号線を介して回路ブロック間で伝達される信号に生じる信号レベルの大きな変動を抑えることができる。これにより、信号線に接続する受け側の回路ブロックの入力トランジスタに過電圧がかかることを防止し、結果として、この入力トランジスタの破壊を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に適用される保護回路を示した回路図である。
本発明に係る半導体装置は、電源が分離された複数の回路ブロックから構成される。図は、その回路ブロック群に属し、信号線40によって制御信号が伝達される2つのブロック、制御信号を送出する側の回路ブロック(出力側)10と、受け取る側の回路ブロック(入力側)20とを示している。また、回路ブロック10と回路ブロック20は、共通の接地線12によって接続される。
制御信号を送る側の回路ブロック10は、電源線11と接地線12に接続するクランプ回路13、及び電源線11と接続する信号線40上の保護回路14を有する。電源線11にかかる電源電圧をVDD1、接地線12の電圧をVSSとする。このクランプ回路13は、電位がVDD1の電源と電位VSSの接地(以下、GNDとする)との間に直列に接続される。ESDによって、VDD1が通常時よりも高い電圧になると、過電圧による電荷をGNDへ流す電流パスが設けられる。保護回路14は、入力信号の信号レベルの急激な増加を抑制する抵抗成分を有する素子で構成される。このため、たとえば、保護回路14には、抵抗、ダイオード、トランジスタ、バッファなどが用いられる。
制御信号を受ける側の回路ブロック20は、電源線21と接地線12に接続するクランプ回路23、及び信号線40に接続するペアトランジスタ24を有する。電源線21にかかる電源電圧をVDD2とする。クランプ回路23は、クランプ回路13と同様である。
回路ブロック10から回路ブロック20に、信号線40を介して伝達される制御信号として、固定信号が出力される場合には、制御信号のレベルは、High(電源電位)、またはLow(GND電位)にクリップされることが多い。図は、High側に固定されている例である。
以下、このような回路構成の半導体装置に、ESDによって電源線11に過電圧が発生した場合について説明する。なお、VSSを基準(GND)とする。
ESDによって、電源線11にVDD1よりはるかに高い電圧がかかったとき、VSSはGND電位であるので、VDD1−VSS間に高い電位差が発生する。このとき、クランプ回路13がオンになり、電源線11と接地線12とを接続する電流パスが形成される。電流パスが形成されている間、回路ブロック10のGNDに電流が流れ込み、VDD1−VSS間に高い電位差が発生することを防止する。
さらに、CDMなどによる急峻に変動する過電圧によって、信号線40に接続する保護回路14に短い時間幅で急激にピーク値の高い電流が流れ込むと、保護回路14は、ピーク値の電流量を下げるように働く。これにより、CDMなどによって急峻に変動する制御信号の変化を抑え、制御信号の受け側のペアトランジスタ24にかかる電圧のピークが、ペアトランジスタ24の各々のゲート酸化膜耐圧の範囲内に収まる。このようにして、VDD1−VSS間に高い電位差が発生することを防ぎ、回路ブロック20側の入力ペアトランジスタ24のゲート酸化膜の絶縁破壊を防ぐ。
その後、電源線11にかかっていた過電圧が解消されると、クランプ回路13はオフし、形成されていた電流パスが解消される。
図2は、本発明に係る保護回路のESD発生時の制御信号波形を示した図である。
保護回路14を介して後段の回路ブロックに出力される制御信号の信号波形は、図12に示した保護回路14のない従来の信号波形と比べ、なまっている。すなわち、過電圧のピーク値が、制御信号の入力側のトランジスタのゲート酸化膜の耐圧レベルよりも下げられている。この結果、CDMなどでシミュレートされる急激に電荷が流れ込む現象が発生したときに、回路ブロック20のペアトランジスタ24にかかるピーク電圧を、ペアトランジスタ24のゲート酸化膜耐圧よりも低く抑えることができる。
以上のように、本発明の実施の形態では、MM及びHBMによってシミュレートされるESDに対して効果的なクランプ回路13,23を有するESD保護回路に、さらに、CDMによってシミュレートされる高周波のESDに対する保護回路14を組み込んだESD保護回路を構成する。保護回路14は、抵抗成分を有する遅延素子で構成され、回路ブロック10から回路ブロック20に制御信号を伝達する信号線40上に生じる短い時間幅の波形変動を抑える。これによって、信号線40を介して回路ブロック10から回路ブロック20に伝達される制御信号に、CDMのようなESDに起因する変動量の大きい過電圧波形が生じないようにする。
このように、本発明の実施の形態によれば、MM及びHBMでシミュレートされるESDに対する耐圧を劣化させることなく、CDMでシミュレートされる高周波のESDに対する耐圧を向上させることができる。また、信号線上に保護回路を追加するのみであるので、回路面積を増やすことなく、容易に実装できるという利点もある。
以下、本発明の実施の形態の回路構成例を順に説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態の回路構成を示した図である。図1と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
本発明の第1の実施の形態では、保護回路を抵抗14aで構成する。電源線11を介してCDMによって高周波で過電圧が印加された場合に、抵抗14aによってピーク電流値を下げ、従来の制御信号の波形よりもなまらせることができる。これにより、回路ブロック20の受け側のペアトランジスタ24に印加されるピーク電圧を減らすことができ、結果として、ゲート酸化膜を保護することができる。
図4は、本発明の第2の実施の形態の回路構成を示した図である。図1と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態では、保護回路をダイオード14bで構成する。
ダイオード14bは、アノード側がVDD1に接続し、カソード側が回路ブロック20のペアトランジスタ24に接続する。電源線11にCDMによる過電圧が印加されると、アノード、カソード間に順方向のバイアスがかかる。このとき、ダイオード14bの持つ抵抗成分が抵抗14aと同様に機能し、制御信号のピーク電流値を下げ、受け側トランジスタのゲート酸化膜を保護する。
図5は、本発明の第3の実施の形態の回路構成を示した図である。図1と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
本発明の第3の実施の形態では保護回路をトランジスタ14cで構成する。トランジスタ14cのゲートは、電源線11に接続しており、制御信号は、トランジスタ14cを通して伝達する。電源線11にCDMによる過電圧が印加されると、トランジスタ14cの持つ抵抗成分が抵抗14aと同様に機能し、制御信号のピーク電流値を下げ、受け側トランジスタのゲート酸化膜を保護する。
図6は、本発明の第4の実施の形態の回路構成を示した図である。図1と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
本発明の第4の実施の形態では保護回路をバッファ14dで構成する。
バッファ14dは、緩衝増幅器として機能し、入力される制御信号をそのまま出力する。電源線11にCDMによる過電圧が印加された場合には、バッファ14dの持つ抵抗成分が抵抗14aと同様に機能し、制御信号のピーク電流値を下げ、受け側トランジスタのゲート酸化膜を保護する。
このように、本発明の実施の形態のESD保護回路によれば、CDMによってシミュレートされる極めて短時間に印加される過電圧から、内部回路、特に、制御信号の受け側のトランジスタのゲート酸化膜を保護することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、同様の機能を有するESD保護回路であれば、どのような素子でも使用することができる。
以上の説明のESD保護回路は、複数の電源分離された回路ブロックから構成される半導体装置に適用される。図7は、本発明の実施の形態のESD保護回路が適用される半導体装置の構成図である。
本発明に係る半導体装置100は、電源系統が分離された複数の回路ブロック111,112,113,114,115,116,117を具備し、周囲には、端子121が配置されている。この回路ブロック111,112,113,114,115,116,117間において、第1の回路ブロックの電源線または接地線に接続される固定出力信号を、第2の回路ブロックに出力するような構成をとる場合には、それぞれの回路ブロックに配置されるクランプ回路と固定出力信号を伝達する信号線上の保護回路と、から構成される上記説明のESD保護回路を配置する。これにより、半導体装置100に、MMやHBMによってシミュレートされるESDと、CDMでシミュレートされるESDという特性の異なるESDどちらにも有効なESD保護回路が形成される。
ところで、半導体装置に装備されるESD保護回路は、通常、CAD(Computer AidedDesign)プログラムをコンピュータに実行させて実現する設計支援システムを用いて作成される。このような設計支援システムを用いて半導体装置の回路ブロックの回路設計を行うとき、必要に応じてESD保護回路が設定される。
上記の説明のように、CDMによってシミュレートされる短時間にピーク値の高い状態となる過電圧の発生は、特に、制御信号として回路ブロック間を伝達される信号線が、電源線または接地線に接続する固定出力信号である回路に悪影響を及ぼす。そこで、本発明に係るESD保護回路作成プログラムでは、ESD保護回路の作成処理において、このような箇所を検出し、図1に示した保護回路14を挿入する。
ここで、CADプログラムを実行する設計支援装置のハードウェア構成について説明する。図8は、設計支援装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
設計支援装置200は、CPU(Central Processing Unit)201によって装置全体が制御されている。CPU201には、バス207を介してRAM(Random Access Memory)202、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)203、グラフィック処理装置204、入力インタフェース205、通信インタフェース206が接続されている。
RAM202には、CPU201に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM202には、CPU201による処理に必要な各種データが格納される。HDD203には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。グラフィック処理装置204には、モニタ208が接続されており、CPU201からの命令に従って画像をモニタ208の画面に表示させる。入力インタフェース205には、キーボード209aやマウス209bが接続されており、キーボード209aやマウス209bから送られてくる信号を、バス207を介してCPU201に送信する。通信インタフェース206は、ネットワーク220に接続されており、ネットワーク220を介して端末装置との間でデータの送受信を行う。
このようなハードウェア構成によって、ESD保護回路作成の処理機能を実現することができる。
図9は、本発明の実施の形態の設計支援装置におけるESD保護回路作成の処理機能を示したブロック図である。
本発明の実施の形態のESD保護回路作成処理は、第1の保護回路設定手段221、検出手段222、及び第2の保護回路設定手段223によって実行される。
第1の保護回路設定手段221は、指定された回路ブロックの電源線と接地線との間に、電源線に過電圧が加えられたときに、電流パスを形成して過電圧による電荷を接地線に流すことによって過電圧をクランプするクランプ回路を有する第1の保護回路を配置する。
検出手段222は、第1の保護回路が設定された回路ブロック間で所定の制御信号を伝達する信号線を調べる。そして、その信号線が、出力側の回路ブロックの電源線または接地線に接続され、直接に入力側の回路ブロックのトランジスタ素子に接続されているものを検索する。すなわち、出力側の回路ブロックから、電源電位または接地電位の固定出力信号が制御信号として直接入力側の回路ブロックに伝達されているものを検出する。このような信号線が検出された回路ブロックに関する情報は、第2の保護回路設定手段223に通知する。
第2の保護回路設定手段223は、検出手段222により検出された信号線上に、信号線を介して伝達される信号に静電気放電による過電圧が加わったことによる信号レベルの増加を抑える第2の保護回路を配置する。
このような設計支援装置では、第1の保護回路設定手段221によって、電源系統が異なる回路ブロックに、クランプ回路を有する第1の保護回路が配置される。続いて、検出手段222が、第1の保護回路が配置された回路ブロックを検索し、回路ブロック間を接続する信号線が、出力側の回路ブロックの電源線または接地線と、入力側の回路ブロックとを直接接続するものを検出する。検出された場合には、第2の保護回路設定手段223が、この信号線上に第2の保護回路を配置する。
これにより、MMやHBMによってシミュレートされるESDに加え、さらに、CDMによってシミュレートされる極めて短時間に印加される過電圧から内部回路を保護するESD保護回路を自動的に作成することができる。
なお、上記の説明の各処理を個別に実行するなど、操作上の機能は、本発明に係るESD保護回路作成プログラムが属するCADプログラムに準拠する。
上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ESD保護回路作成支援処理の内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本発明の実施の形態に適用される保護回路を示した回路図である。 本発明に係る保護回路のESD発生時の制御信号波形を示した図である。 本発明の第1の実施の形態の回路構成を示した図である。 本発明の第2の実施の形態の回路構成を示した図である。 本発明の第3の実施の形態の回路構成を示した図である。 本発明の第4の実施の形態の回路構成を示した図である。 本発明の実施の形態のESD保護回路が適用される半導体装置の構成図である。 設計支援装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の設計支援装置におけるESD保護回路作成の処理機能を示したブロック図である。 従来の半導体装置におけるESD保護回路の一例を示した回路図である。 ESDモデルの試験回路の概略構成を示した図である。 従来のESD保護回路におけるESD発生時の制御信号波形を示した図である。
符号の説明
10 回路ブロック(出力側)
11、21 電源線
12 接地線
13、23 クランプ回路
14 保護回路
20 回路ブロック(入力側)
40 信号線

Claims (4)

  1. 第1電源電圧が第1電源線に供給され、出力信号を出力する第1回路ブロックと、
    前記第1電源電圧とは異なる第2電源電圧が第2電源線に供給され、前記出力信号を受ける入力素子を有する第2回路ブロックと、
    を有する半導体装置の前記第1回路ブロックに配設される静電気放電保護回路において、
    前記第1電源線に過電圧が加えられたときに、電流パスを形成して前記過電圧による電荷を接地線に流すことによって前記第1電源線が前記過電圧になることを防止する第1の保護回路と、
    前記第1回路ブロックの出力部に設けられ、前記第1電源線または前記接地線からの固定電位の信号を、抵抗成分を有する遅延素子を介して、前記出力信号として前記入力素子へ出力する第2の保護回路と、
    を有し、
    前記遅延素子は、前記第1電源線に前記過電圧が加えられたときに、前記過電圧により変動した前記固定電位の信号を遅延させて、前記出力信号のレベルの変動を抑えることを特徴とする静電気放電保護回路。
  2. 前記第2の保護回路は、デバイス帯電モデルによって模擬される短い時間で急激に電荷が流れ込む静電気放電による信号レベルの急峻な変動を抑える、
    ことを特徴とする請求項1記載の静電気放電保護回路。
  3. 前記第2の保護回路は、抵抗、ダイオード、トランジスタ、またはバッファを有することを特徴とする請求項1記載の静電気放電保護回路。
  4. 第1電源電圧が第1電源線に供給され、出力信号を出力する第1回路ブロックと、
    前記第1電源電圧とは異なる第2電源電圧が第2電源線に供給され、前記出力信号を受ける入力素子を有する第2回路ブロックと、
    を有し、
    前記第1回路ブロックは、
    前記第1電源線に過電圧が加えられたときに、電流パスを形成して前記過電圧による電荷を接地線に流すことによって前記第1電源線が前記過電圧になることを防止する第1の保護回路と、
    前記第1回路ブロックの出力部に設けられ、前記第1電源線または前記接地線からの固定電位の信号を、抵抗成分を有する遅延素子を介して、前記出力信号として前記入力素子へ出力する第2の保護回路と、
    を有し、
    前記遅延素子は、前記第1電源線に前記過電圧が加えられたときに、前記過電圧により変動した前記固定電位の信号を遅延させて、前記出力信号のレベルの変動を抑えることを特徴とする半導体装置。
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