JP5044556B2 - 溝付逆止部材を備えた燃料噴射器 - Google Patents

溝付逆止部材を備えた燃料噴射器 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、流体の流れを制御する方法及び機器、より詳しくは、流体の噴射を制御する方法及び機器に関する。
噴射ノズルを通してエンジンの燃焼室内に加圧燃料を送るための、様々な燃料噴射装置が設計されている。一般に、噴射ノズルは、その端部に形成された1つ以上のオリフィスを有し、選択的に移動可能な逆止部材が、加圧燃料が噴射オリフィスを通してノズルから出ることを選択的に可能にする又は阻止するよう、ノズルの内側に配置される。ノズル逆止アセンブリの幾何学的構造が、たとえば(i)噴射装置の寿命、(ii)噴射装置のコスト、(iii)燃料噴射繰返し精度、及び(iv)エンジンの排気物質レベルのような、様々な噴射装置特性にかなり影響を及ぼすことがある。
(特許文献1)では、その中に少なくとも1つの噴射ポートを有するノズル本体と、ノズル本体内で変位可能なニードル弁とを備えた、燃料噴射ノズルについて開示している。ニードル弁は、放射状の肩部と、この肩部の下流に、噴射ポートへと延在する環状の溝とを有する。放射状の肩部は、恐らく生産のばらつきによる影響を減少するために、非常に鋭い縁部を有して具現化される。本明細書に引用する、(特許文献1)に開示されている発明の目的は、信頼できる燃料調整を提供することである。
噴射装置の寿命及びコスト、噴射繰返し精度、及びエンジンの排気物質の影響のバランスを効果的に調整する新規な構造及び方法を提供することにより、これまでの燃料噴射装置が改良されることがある。
米国特許出願公開第2003/0057299A1号明細書
本発明は、これまでの流体の噴射を制御する装置及び方法に関連する1つ以上の欠点を克服する又は改良することを目的とする。
本発明の一形態においては、第1及び第2の本体部分を有するノズル本体と、第2の本体部分内の少なくとも1つの流体噴射オリフィスとを備えた、流体噴射器が開示される。ノズル本体は、第1の本体部分からオリフィスの方に流体を送るよう構成されることがある。流体噴射器はまた、オリフィスを通る流体の流れに影響を及ぼすようノズル本体の内側に移動可能に配置され、かつ(i)窪んだ領域及び(ii)窪んだ領域の少なくとも一部分を形成する略凸状の領域、を画定する外形付き外面を有する逆止部材を含むことがある。
本発明の別の形態においては、流体噴射器を通して機械に流体を供給する方法が開示される。この方法は、ノズル本体の第1の部分から、ノズル本体の第2の部分内に画定された少なくとも1つの流体噴射オリフィスの方に、流体を送ることを含むことがある。この方法は、(i)逆止部材の外面の周囲の窪んだ領域及び(ii)窪んだ領域の少なくとも一部分を形成する逆止部材の略凸状の外面、を通って流体を送るように、ノズル本体内に配置された逆止部材を移動することをさらに含むことがある。
上記の一般的な記述及び以下の詳細な記述は両方とも、例示及び説明のためであり、特許請求の範囲に記載の本発明を限定するものではないことを理解されたい。
本明細書に組み込まれており、かつ本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の例示的実施形態又は特徴を例示しており、以下の記述と合わせて、本発明の原理を説明するためのものである。
図面は、本発明の例示的実施形態又は特徴を表しているが、必ずしも一定の割合に拡大縮小したものではなく、本発明をより良く例示し説明するために、ある特徴が誇張されていることがある。本明細書に記載されている例は、本発明の例示的実施形態又は特徴を例示しているものであり、この例は、いかなる形であれ、本発明の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
次に、本発明の実施形態又は特徴について詳細に言及する。これらの例が添付図面に例示されている。可能なかぎり、同じ又は対応する部品について言及する場合には、図面全体に渡って同じ又は対応する参照符号が使用される。
ここで、図1を参照すると、燃料噴射器10のような流体噴射器が、ノズル本体14と、ノズル本体14の内側に移動可能に配置された逆止部材18とを含むことがある。ノズル本体14は、第1の本体部分22と第2の本体部分又はノズル先端26とを含むことがある。第1の本体部分22は、逆止部材18を収容するための円筒形の内部構造を有し、ノズル先端26と一体に形成されることがある。ノズル先端26は、略円錐形の内部構造を有し、その中に形成された1つ以上の流体噴射オリフィス30を有することがある。ノズル本体14は、(燃料ポンプからの燃料のような)加圧流体を第1の本体部分22を通してオリフィス30の方に送るよう構成されることがあることを理解されたい。
一実施形態においては、ノズル先端26は、ノズル本体14の端部部分36に略湾曲した内部の壁34を有する。たとえば、図1に示されている略湾曲した内部の壁34は、逆止部材18の端部部分を取り囲む、略円形の又は弓形の壁の形態を有する。
逆止部材18は、ノズル本体14内に移動可能に配置されることがある。たとえば、逆止部材18は、バネ(図示せず)を介してノズル本体14の内部の壁34の方に偏倚し、(図1に示されている)第1の位置に保持されることがあり、ここで、逆止部材18は、逆止部材表面の1つ以上の弁座位置38cでオリフィス30と隣接する先端26で、1つ以上の逆止シート位置38aと接触する。このような配置構成により、逆止部材18は、少なくとも一部分のオリフィス30を覆うためのバルブカバーオリフィスの種類の構造内のオリフィス30を通って、下流に延在するよう構成されることがある。当業者は、逆止部材18が、オリフィス30を通る燃料の送達を可能にするよう、逆止シート38aから離れる方向に選択的に移動可能であることを理解されるであろう。
図1及び図2を参照すると、逆止部材18は、1つ以上の略凸状の領域R1、R2、R3、R4、R5と、1つ以上の略凹状の領域RA、RBとを画定する、外形付き外面42を有し得る。その上、逆止部材18の外形付き外面42は、所定の流体量を有する窪んだ領域46を画定することがある。一実施形態においては、窪んだ領域46は、逆止部材18が流れ遮断位置にある場合には、弁座位置38cから開始する又はこれに近接する上流と、オリフィス30の下流の位置(たとえば、ノズル本体14の近接領域39a)で逆止部材18に置かれた領域39cから開始する又はこれに近接する下流とを有することがある。したがって、逆止部材が流れ遮断位置にある場合には(図1)、窪んだ領域46は、噴射オリフィス30の上流の位置から噴射オリフィス30の下流の位置へと延在することがある。窪んだ領域46は、逆止部材18の周囲の環状の溝48を画定することがある。窪んだ領域46は、窪んだ領域46の最も深い一部である底部部分50(たとえば、先端26の円錐形の内部の壁の平面から最も遠い、図1の窪んだ領域46の一部)を含む。
一実施形態においては、(溝48の形態のような)窪んだ領域46は、約0.2mm以下の容積を有して構成されることがある。たとえば、例示的実施形態においては、窪んだ領域46は、約0.15mmの容積又は約0.075mmの容積のような、約0.2mm〜約0.07mmの範囲内の容積を有して構成されることがある。
逆止部材18の外面42は、略凸状の領域を画定することがあり、この中心が、全体的に、図1にR1で示されている。略凸状の領域R1は、窪んだ領域46に隣接し、相互接続され、窪んだ領域46の一部分を形成することがある。略凸状の領域R1は、窪んだ領域46の底部部分50の上流に(即ち、先端26に送る加圧燃料源の方に、図1では、第1の本体部分22は先端26より上流にある)配置される。
逆止部材18の外面42は、さらに、略凸状の領域R1の上流に置かれ、かつ略凸状の領域R1とは異なる曲率を有する、別の略凸状の領域R2を画定することがある。たとえば、略凸状の領域R2は、略凸状の領域R1より小さい曲率を有することがある。図1の実施形態においては、略凸状の領域R2は、逆止部材18の略円筒形の外面54と略凸状の領域R1との間に配置される。一実施形態においては、略凸状の領域R2は、窪んだ領域46の上流開始点を形成し、窪んだ領域46内に延在する。
逆止部材18の外面42は、逆止部材18の略円筒形の外面54と略凸状の領域R2との間の略凸状の領域R2の上流に置かれた、さらに別の略凸状の領域R3を画定することがある。略凸状の領域R3は、略凸状の領域R2とは異なる曲率を有する。たとえば、略凸状の領域R3は、略凸状の領域R2より大きい曲率を有することがある。
逆止部材18の外面42は、窪んだ領域46の底部部分50と逆止部材18の端部部分58との間の窪んだ領域46の底部部分50の下流に置かれた、別の略凸状の領域R4を画定することがある。略凸状の領域R4は、窪んだ領域46と相互接続され、これに隣接することがある。一実施形態においては、略凸状の領域R4は、窪んだ領域46の下流開始点を形成し、窪んだ領域46内に延在する。
逆止部材18の外面42は、略凸状の領域R4と逆止部材18の端部部分58との間の略凸状の領域R4の下流に置かれた、さらに別の略凸状の領域R5を画定することがある。略凸状の領域R5は、略凸状の領域R4とは異なる曲率を有する。たとえば、略凸状の領域R5は、略凸状の領域R4より小さい曲率を有することがある。
逆止部材18の外面42はまた、たとえば、略凸状の領域R1とR4との間の略凸状の領域R1の下流に置かれた、略凹状の領域RAを画定することがある。略凹状の領域RAは、略凸状の領域R1に隣接し、相互接続され、また窪んだ領域46の一部分を画定することがある。図2の実施形態においては、略凹状の領域RAは、窪んだ領域46の底部部分50を形成する。
逆止部材18の外面42は、略凹状の領域RAと逆止部材18の端部部分58との間の略凹状の領域RAの下流に置かれた、別の略凹状の領域RBを画定することがある。より具体的には、略凹状の領域RBは、略凸状の領域R5と逆止部材18の端部部分58との間の、略凸状の領域R5の下流に置かれることがある。
逆止部材18はまた、逆止部材18の端部部分58に、略湾曲した領域62を含むことがある。その上、略湾曲した領域62は、先端26の略湾曲した内部の壁34の外形に実質的に一致する外形を有することがある。たとえば、図1の実施形態は、先端26の略湾曲した内部の壁34と実質的に同じ又はほぼ同じ曲率を有する、略凸状の湾曲した領域62を含む。逆止部材18の略湾曲した領域62と先端26の略湾曲した内部の壁34との外形が実質的に一致することにより、あるエンジンの燃焼排気特性を維持する又は減少することを助けるよう、この間に形成された(以下に記述する)容積チャンバ66を減少することが容易となる。
本発明は、エンジン内への燃料の噴射を制御する機器及び方法を提供する。本明細書に記述されている機器は、エンジンの排気とコスト効果とのバランスを調整しつつ、繰り返し可能かつ信頼できる噴射性能を促進する、寿命の長い機器であることが予測される。本明細書に記述されている構成要素及び配置構成は、当業者により、(たとえば、電子制御ユニット噴射器、油圧作動式電子制御ユニット噴射器、機械作動式噴射器、又はポンプ及びライン燃料システム(pump and line fuel system)に結合された噴射器を含むが、これらに制限されるものではない)様々な噴射器の設計に適用されることを理解されたい。
当業者は、逆止部材18が、流れ遮断位置(図1)及び流れ通過位置(図3)へと移動することを理解されよう。
流れ遮断位置(図1)において、逆止部材18の上流の弁座位置38cは、先端26の逆止シート位置38aに載ることがあり、したがって流体が、オリフィス30の上流から、ノズル本体14内から噴射オリフィス30内に流れることが阻止される。その上、図1に示されている実施形態のバルブカバーオリフィス構造は、オリフィス30の下流からオリフィス30を通る流体の流れを少なくとも阻止することがある。図1の実施形態においては、流れ遮断位置において、溝48を形成する窪んだ領域46は、噴射オリフィス30に近接して置かれ、噴射オリフィス30と流体連通して配置される。より具体的には、窪んだ領域46の底部部分50は、噴射オリフィス30に近接して置かれ、オリフィス30の少なくとも1つの長手軸A上に略中心が決められる。図1の実施形態と同様に、窪んだ領域46の底部部分50は、オリフィス30のすべての長手軸A、A上に略中心が決められることがある。図1の逆止部材18が流れ遮断位置に配置された場合には、窪んだ領域46は、少なくとも部分的に、オリフィス30の上流にある逆止シート位置38aとオリフィス30の下流にあるノズル本体14の領域39aとの間に配置されることを理解されたい。
流れ遮断位置において、チャンバ容積66、又は嚢容積が、逆止部材18の端部部分58とノズル本体14の端部部分36との間に存在する。逆止部材18の略湾曲した領域62は、チャンバ容積66が、少なくとも一部、逆止部材18の略湾曲した領域62及びノズル本体14の略湾曲した壁34によって境界づけられるように、チャンバ容積66内に配置されることがある。
一実施形態においては、チャンバ容積66は、逆止部材18が流れ遮断位置にある場合には、約0.7mm以下の容積を有して構成されることがある。たとえば、例示的実施形態においては、チャンバ容積66は、約0.67mmの容積又は約0.35mmの容積のような、約0.7mm〜約0.3mmの範囲内の容積を有して構成されることがある。
逆止部材18が流れ通過位置に移動する場合には(図3)、弁座位置38cは逆止シート位置38aから持ち上げられ、流体が、第1の本体部分22から、逆止部材の略円筒形の外面54を通って、略凸状の領域R3、R2、及びR1、及び逆止シート位置38aを通って、たとえばエンジンの燃焼室内のような機械内に送るために、流体噴射オリフィス30内へと、先端26の方に送られる。流体のいくらかが、オリフィス30及び略凸状の領域R4及びR5を通って送られ、チャンバ容積66領域に入ることを理解されたい。
流れ通過位置において、略凸状の領域R1、R2は、噴射オリフィス30に隣接して置かれることがある。その上、略凸状の領域R1、R2の少なくとも一部分が、少なくとも噴射オリフィス30のやや上流に配置され、したがって、流体が、オリフィス30に入る前に、略凸状の領域R1、R2と連通することがある。その上、窪んだ領域46の底部部分50はまた、噴射オリフィス30の上流に少なくとも部分的に配置され、したがって、流体が、オリフィス30に入る前に、底部部分50と連通することがある。したがって、流体がノズル本体14の第1の本体部分22から略凸状の領域R3通って噴射オリフィス30の方に下流に流れる時に、流体は、ノズル本体14の壁及び逆止部材18の窪んだ領域46によって画定された、徐々に広くなっている経路に近づき、ここを通って流れ、したがって、流体がオリフィス30に入る前に、流体の速度が低減することがある。より具体的には、流体の速度が、オリフィス30に入る前に、逆止部材18の略凸状の領域R1、R2及び逆止部材18の窪んだ領域46を通って流れる及びこれに流体連通する時に低減することがある。本明細書に開示されている構造により、噴射器を通して送られる加圧流体の、オリフィス30に近接する又はオリフィス30内での流体分離現象が低減されることが予想され、これにより、先端26内の流体空洞化の影響が減じられ、最終的に、噴射器が損傷する可能性が低減し、噴射器の寿命が増加する。その上、たとえばチェックリフト特性(check lift characteristics)が向上したことにより、噴霧が均一となることが予想される。
本明細書に記述されている幾何学的要素及び構造要素(たとえば、1つ以上の略凸状の領域)により、噴射器が流れが通過する状態にある場合には、滑らかな速度移行領域及び/又は燃料噴射器内の均一な圧力分散、(たとえば、ノズル本体14に繰り返して係合したことから生じる)逆止部材の作動中に逆止部材18内で生成される応力及び圧力の有益な管理、及び向上した製造可能性を提供するなどの、燃料噴射の1つ以上の望ましい特性が促進されることがさらに予想される。
前述の記載より、本発明の特定の実施形態が例示目的で本明細書に記述されているが、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく、様々な修正形態が作られることを理解されよう。当業者には、本明細書及び図について考えることにより、かつ本明細書に開示されている本発明を実践することにより、本発明の他の実施形態が明らかとなろう。本明細書及び開示されている例は、単なる例示と考えられるべきであり、本発明の真の範囲及び趣旨は、頭記の特許請求の範囲及びそれらの等価物に示されている。したがって、本発明は、特許請求の範囲以外によって制限されるものではない。
本明細書に記述した燃料噴射器の一部を示す断面側面図である。 図1に示されている逆止部材の一部を倍尺で示す図である。 図1に示されている燃料噴射器を示す断面側面図である。同図では、逆止部材は流れ通過位置にある。

Claims (38)

  1. 円筒形の第1の本体と、該第1の本体から受容した流体を少なくとも1つの噴射オリフィスを介して噴射可能な円錐形の第2の本体と、から構成されたノズル本体と、
    前記ノズル本体の内側において、前記噴射オリフィスを通る流体の流れに影響を及ぼすように流れ通過位置と流れ遮断位置の間を移動可能に配置された逆止部材と
    を備えた流体噴射器であって、
    前記逆止部材は前記ノズル本体の内部において前記第1の本体に対しほぼ平行に移動可能な円筒形の外面と、前記第2の本体の円錐形の先端に近接可能な端部と、前記第2の本体の内壁に沿って配置可能であり窪んだ領域が形成された円錐形の側面を備えており、
    前記窪んだ領域は、(i)該窪んだ領域において前記円筒形の外面に最も近い位置に配置され前記窪んだ領域の上流開始点を画定する第2の凸部領域と、(ii)前記窪んだ領域の最も深い一部である底部と、(iii)前記窪んだ領域において前記端部に最も近い位置に配置され前記窪んだ領域の下流開始点を画定する第3の凸部領域と、(iv)前記窪んだ領域において前記第2の凸部領域と前記底部の間に配置され前記第2の凸部領域とは異なる曲率を有する第1の凸部領域を有し、
    前記逆止部材が前記流れ遮断位置にある場合は、前記噴射オリフィスの長手軸上に前記底部の中心が配置されている
    ことを特徴とする流体噴射器。
  2. 前記窪んだ領域は、前記逆止部材の周囲に環状の溝を画定していることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  3. 前記窪んだ領域は、凹部領域を更に有することを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  4. 前記底部は、前記窪んだ領域に画定された凹状の領域であることを特徴とする請求項3に記載の流体噴射器。
  5. 前記逆止部材が前記流れ通過位置にあるとき、前記第1の凸部領域は前記噴射オリフィスよりも上流に位置していることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  6. 前記逆止部材が前記流れ通過位置にあるとき、前記底部は前記噴射オリフィスよりも上流に位置していることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  7. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記第2の凸部領域は、前記ノズル部材の内壁と係合することによって、前記流体が前記噴射オリフィスへ流入するのを阻止することを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  8. 前記逆止部材は、前記側面において、前記円筒形の外面と前記第2の凸部領域の間に、前記第2の凸部領域とは異なる曲率を有する第4の凸部領域をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  9. 前記逆止部材は、前記側面において、前記端部と前記第3の凸部領域の間に、前記第3の凸部領域とは異なる曲率を有する第5の凸部領域をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  10. 前記逆止部材は、前記側面において、前記端部と前記第3の凸部領域の間に凹部領域をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  11. 前記ノズル本体は前記噴射オリフィスを複数有し、前記逆止部材が前記流れ遮断位置にある場合は、前記複数の噴射オリフィスの全てにおいて、その長手軸上に前記底部の中心が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射器。
  12. 機械に流体を供給する方法であって、
    ノズル本体において、円筒形の第1の部分から少なくとも1つの噴射オリフィスを備えた円錐形の第2の部分に流体を送る工程と、
    前記ノズル本体の内側において、逆止部材を、前記噴射オリフィスに流入する流体の流れに影響を及ぼすように移動させる工程と、を有し、
    前記移動の際、流体は、前記逆止部材の外面の周囲に備えられた窪んだ領域と、該窪んだ領域の一部分に配置された第1の凸部を通って前記噴射オリフィスに流入することを特徴とする方法。
  13. 前記移動の際、流体は、前記窪んだ領域と前記第1の凸部を通ることにより、前記噴射オリフィスに流入する速度が低減されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記移動の際、流体は、前記逆止部材の周囲に形成され前記窪んだ領域によってその一部が画定された環状の溝に連通されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記移動の際、流体は、前記窪んだ領域の一部分に配置された前記第1の凸部から凹部に流れることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記移動の際、流体は、前記第1の凸部を通った後に前記噴射オリフィスに流入することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 前記移動の際、流体は、前記窪んだ領域の底部部分を通った後に前記噴射オリフィスに流入することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記移動の際、流体は、前記逆止部材の円筒形の側面を通過した後に、前記第1の凸部よりも上流に形成された前記第1の凸部とは異なる曲率半径を有する第2の凸部を通過することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  19. 前記移動の際、流体は、前記窪んだ領域の底部部分を通った後に凸部を通過することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  20. 円筒形の第1の本体と、該第1の本体から受容した流体を少なくとも1つの噴射オリフィスを介して噴射可能な円錐形の第2の本体と、から構成されたノズル本体と、
    前記ノズル本体の内側において、前記噴射オリフィスを通る流体の流れに影響を及ぼすように流れ通過位置と流れ遮断位置の間を移動可能に配置された逆止部材と
    を備えた流体噴射器であって、
    前記逆止部材は前記ノズル本体の内部において前記第1の本体に対しほぼ平行に移動可能な円筒形の外面と、前記第2の本体の円錐形の先端に近接可能な端部と、前記第2の本体の内壁に沿って配置可能であり窪んだ領域が形成された円錐形の側面を備えており、
    前記窪んだ領域は、(i)前記窪んだ領域において前記円筒形の外面に最も近い位置に配置され前記窪んだ領域の上流開始点を画定する第2の凸部領域と、(ii)前記窪んだ領域の最も深い一部である底部と、(iii)前記窪んだ領域において前記端部に最も近い位置に配置され前記窪んだ領域の下流開始点を画定する第3の凸部領域と、(iv)前記窪んだ領域において前記第2の凸部領域と前記底部の間に配置され前記第2の凸部領域と異なる曲率を有する第1の凸部領域を有し、
    前記逆止部材が前記流れ遮断位置にある場合は、前記逆止部材の前記端部と前記ノズル本体の前記湾曲した内部壁との間にチャンバ容積が存在することを特徴とする流体噴射器。
  21. 前記逆止部材の前記端部と前記ノズル本体の前記湾曲した内部壁とが、実質的に一致する外形を有することを特徴とする請求項20に記載の流体噴射器。
  22. 前記逆止部材の前記端部と前記ノズル本体の前記湾曲した内部壁とが、実質的に一致する弓形の又は円形の外形を有することを特徴とする請求項21に記載の流体噴射器。
  23. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記第2の凸部領域は、前記ノズル部材の内壁と係合することによって、前記流体が前記噴射オリフィスへ流入するのを阻止することを特徴とする請求項20に記載の流体噴射器。
  24. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記第2の凸部領域および前記第3の凸部領域が前記ノズル部材の内壁と係合することによって、前記窪んだ領域が前記噴射オリフィスを覆うことを特徴とする請求項23に記載の流体噴射器。
  25. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記窪んだ領域は、前記第2の凸部領域と前記噴射オリフィスの下流に置かれた前記逆止部材の領域との間に部分的に配置されることを特徴とする請求項23に記載の流体噴射器。
  26. 前記窪んだ領域は、前記逆止部材の周囲に0.2mm以下の容積を有する環状の溝を画定していることを特徴とする請求項20に記載の流体噴射器。
  27. 前記溝が、0.2mm〜0.07mmの容積を有することを特徴とする請求項26に記載の流体噴射器。
  28. 前記溝が、0.075mm以下の容積を有することを特徴とする請求項27に記載の流体噴射器。
  29. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にある場合、前記チャンバ容積が、0.7mm以下であることを特徴とする請求項20に記載の流体噴射器。
  30. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にある場合、前記チャンバ容積が、0.7mm〜0.3mmであることを特徴とする請求項29に記載の流体噴射器。
  31. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にある場合、前記チャンバ容積が、0.35mm以下であることを特徴とする請求項30に記載の流体噴射器。
  32. 機械に流体を供給する方法であって、
    ノズル本体において、円筒形の第1の部分から、少なくとも1つの噴射オリフィスと湾曲した先端を備える第2の部分に流体を送る工程と、
    前記ノズル本体の内側において、逆止部材を、前記噴射オリフィスに流入する流体の流れに影響を及ぼすように、流れ通過位置から流れ遮断位置へ移動させる工程と、を有し、
    前記移動の際、流体は、前記逆止部材の外面の周囲に備えられた窪んだ領域と、該窪んだ領域の一部分に配置された第1の凸部を通って前記噴射オリフィスに流入し、
    前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記逆止部材の前記端部と前記ノズル本体の前記湾曲した内部壁との間にチャンバ容積が存在することを特徴とする方法。
  33. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記逆止部材の周囲に形成され前記窪んだ領域によってその一部が画定された環状の溝が前記噴射オリフィスに近接していることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記逆止部材の側面の一部が前記噴射オリフィスの上流において前記ノズル部材の内壁と係合することによって、前記流体が前記噴射オリフィスへ流入するのを阻止することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  35. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記逆止部材の側面の一部が前記噴射オリフィスの上流および下流において前記ノズル部材の内壁と係合することによって、前記噴射オリフィスを覆うことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記窪んだ領域は、前記ノズル部材の内壁と係合する前記逆止部材の側面の一部と前記噴射オリフィスの下流に置かれた前記逆止部材の領域との間に部分的に配置されることを特徴とする請求項34に記載の流体噴射器。
  37. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記窪んだ領域は、前記噴射オリフィスと流体連通する位置にあることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  38. 前記逆止部材が前記流れ遮断位置にあるとき、前記前記逆止部材の側面の一部が前記噴射オリフィスの上流および下流において前記ノズル部材の内壁と係合することによって、上流からも下流からも流体が前記噴射オリフィスのへ流入するのを阻止することを特徴とする請求項32に記載の方法。
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