JP5044525B2 - 自動車用ウォータポンプ - Google Patents
自動車用ウォータポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5044525B2 JP5044525B2 JP2008276323A JP2008276323A JP5044525B2 JP 5044525 B2 JP5044525 B2 JP 5044525B2 JP 2008276323 A JP2008276323 A JP 2008276323A JP 2008276323 A JP2008276323 A JP 2008276323A JP 5044525 B2 JP5044525 B2 JP 5044525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water pump
- pump
- automobiles
- shaft
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
該ポンプ軸に固定されて、回転軸方向へ延出する複数の羽根を有するインペラと、
該インペラが内部に回転自在に収容され、該インペラの回転軸中心側から外周側に向かって設けられた吐出部に不凍液を吐出するポンプ室を有する導電性材料のハウジングと、
前記ポンプ軸に固定される導電性材料の内側支持部材と、前記ハウジングに固定される導電性材料の外側支持部材と、前記両支持部材の間に介装されたシール部材と、該シール部材の外周側において前記両支持部材が不凍液を介して対向する部位と、を有するメカニカルシールと、
通電されることにより前記ポンプ軸の回転を可変にする可変機構と、
を備え、
前記可変機構に通電するためのプラス端子をバッテリー電源のプラス側端子に接続すると共に、マイナス端子をバッテリー電源のマイナス側端子に接続したことを特徴としている。
〔第1の実施形態〕
図1〜図6は本発明の自動車用ウォータポンプの第1の実施形態を示し、この自動車用ウォータポンプ1は、ラジエータとエンジンの間で冷却水である不凍液(エチレングリコール)を循環させるエンジンの冷却装置に適用され、ラジエータとエンジン内部のウォータジャケットなどを接続する配管中に介装されている。
図9〜図11は第2の実施形態を示し、基本構造は第1の実施形態と同様であるが、前記プーリー5の収容溝5bの内底部に円環状の永久磁石51を設けて、電磁コイル27への非通電時に、前記永久磁石51の磁力によってクラッチ板26を摩擦面21側に吸引するように構成したものである。なお、第1の実施形態と共通の構成箇所には同一の符番を付して具体的な説明を省略する。
2…シリンダブロック
3…ハウジング
4…ポンプ室
5…プーリー(回転伝達部材)
6…第1ボールベアリング(軸受)
7…ポンプ軸
8…第2ボールベアリング(軸受)
9…インペラ
10…メカニカルシール
11…電磁クラッチ
14…吸入ポート
15…吐出ポート(吐出部)
21…摩擦面
23…ハブ
25…付勢機構
26…クラッチ板
27…電磁コイル
28…コイルヨーク
31…弾性体
32…作動軸
34・35…ハーネス
37…プラス端子
38…マイナス端子
39…バッテリー電源
39a…プラス側端子
39b…マイナス側端子
40…内側支持部材
41…外側支持部材
40c…外周片
41d…規制片
43・44…第1、第2シール部材
50…対向部位間
51…永久磁石
Claims (19)
- 回転力が伝達される導電性材料のポンプ軸と、
該ポンプ軸に固定されて、回転軸方向へ延出する複数の羽根を有するインペラと、
該インペラが内部に回転自在に収容され、該インペラの回転軸中心側から外周側に向かって設けられた吐出部に不凍液を吐出するポンプ室を有する導電性材料のハウジングと、
前記ポンプ軸に固定される導電性材料の内側支持部材と、前記ハウジングに固定される導電性材料の外側支持部材と、前記両支持部材の間に介装されたシール部材と、該シール部材の外周側において前記両支持部材が不凍液を介して対向する部位と、を有するメカニカルシールと、
通電されることにより前記ポンプ軸の回転を可変にする可変機構と、
を備え、
前記可変機構に通電するためのプラス端子をバッテリー電源のプラス側端子に接続すると共に、マイナス端子をバッテリー電源のマイナス側端子に接続したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項1に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記内側支持部材と外側支持部材は、それぞれが金属板を塑性変形させることによって成形され、
前記シール部材の外周側において前記内側支持部材と外側支持部材が対向する部位は、それぞれの部材が向き合う方向に折り曲げられていることを特徴とする自動車用ウォータポンプ。
自動車用ウォータポンプ。 - クランクシャフトから回転力が伝達される回転伝達部材と、
該回転伝達部材から回転力が伝達される導電性材料のポンプ軸と、
該ポンプ軸に固定されて、回転軸方向へ延出する複数の羽根を有するインペラと、
前記ポンプ軸を回転自在に軸受すると共に、前記インペラを内部に収容しかつ回転軸中心側から外周側に設けられた吐出部に不凍液を吐出するポンプ室を有する導電性材料のハウジングと、
前記ポンプ軸に固定される導電性材料の内側支持部材と、前記ハウジングに固定される導電性材料の外側支持部材と、前記両支持部材の間に介装されたシール部材と、該シール部材の外周側において前記両支持部材が不凍液を介して対向する部位と、を有するメカニカルシールと、
通電されることにより前記ポンプ軸の回転を可変にする可変機構と、
を備えた自動車用ウォータポンプであって、
前記可変機構に通電するプラス端子をバッテリー電源のプラス側端子に接続すると共に、マイナス端子をウォータポンプの構成部材以外の部材に接続したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項3に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記可変機構は、通電することによって前記回転伝達部材とポンプ軸とを断続する電磁クラッチであることを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項3に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記マイナス端子を、バッテリー電源のマイナス側端子に接続したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項3に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記マイナス端子を、車両のボディあるいはフレームに接続したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項4に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記プラス端子とマイナス端子にそれぞれ接続された各ハーネスを、前記ハウジングと回転伝達部材との間から外部に引き出したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項7に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記プラス端子とマイナス端子を、互いに隣接した位置に設けたことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項4に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記回転伝達部材は、前記ハウジングのポンプ室側に開口した環状空間が設けられていると共に、内周部が前記ハウジングの外周に軸受されている一方、
前記電磁クラッチは、軸方向一端側が開口し、内部に電磁コイルを収容保持したコイルヨークと、前記回転伝達部材の前記コイルヨークの軸方向一端側の外面に設けられた摩擦面と、コイルヨークへの通電あるいは非通電によって前記摩擦面側に移動して前記ポンプ軸と共に回転するクラッチ板と、を備え、
前記環状空間内に前記電磁クラッチのコイルヨークを収容配置したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項9に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記クラッチ板は、前記摩擦面から離間する方向へ付勢されていると共に、前記電磁コイルへの通電によって摩擦面側に吸引されて前記回転伝達部材の回転力をポンプ軸に伝達するように構成したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項10に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記クラッチ板は、弾性体によって前記摩擦面から離間する方向へ付勢されていることを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項11に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記弾性体は、ゴム材によって形成されていることを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項11に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記弾性体は、クラッチ板の円周方向の複数箇所に設けられていることを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項9に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記クラッチ板は、前記電磁コイルへの非通電により前記摩擦面に当接して回転伝達部材の回転力を前記ポンプ軸に伝達すると共に、前記電磁コイルへの通電によって前記クラッチ板が前記摩擦面から離間して回転伝達部材からポンプ軸への回転伝達を遮断することを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項9に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記コイルヨークの一端側開口側に永久磁石を設け、該永久磁石の磁力によって前記クラッチ板と摩擦面の当接状態を維持すると共に、前記電磁コイルへの通電によって生じる磁束が前記永久磁石の磁束を打ち消すように作用することを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項15に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記クラッチ板を、前記摩擦面と離間する方向へ付勢したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項16に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記クラッチ板を、ゴム材によって付勢したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項4に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記電磁クラッチは、通電されることによって前記回転伝達部材からポンプ軸に回転力を伝達し、非通電されることによって前記回転力の伝達を遮断するように構成したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。 - 請求項4に記載の自動車用ウォータポンプにおいて、
前記電磁クラッチは、非通電されることによって前記回転伝達部材から前記ポンプ軸に回転力を伝達し、通電されることによって前記回転力の伝達を遮断するように構成したことを特徴とする自動車用ウォータポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008276323A JP5044525B2 (ja) | 2008-10-28 | 2008-10-28 | 自動車用ウォータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008276323A JP5044525B2 (ja) | 2008-10-28 | 2008-10-28 | 自動車用ウォータポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010106663A JP2010106663A (ja) | 2010-05-13 |
JP5044525B2 true JP5044525B2 (ja) | 2012-10-10 |
Family
ID=42296368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008276323A Expired - Fee Related JP5044525B2 (ja) | 2008-10-28 | 2008-10-28 | 自動車用ウォータポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5044525B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107191260A (zh) * | 2017-05-10 | 2017-09-22 | 苏州睿昕汽车配件有限公司 | 一种新型电磁水泵离合器 |
CN110566599A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-12-13 | 嘉兴兴涛汽车零部件有限公司 | 一种水泵离合器通电差速断电全速装置 |
CN112032071B (zh) * | 2020-09-18 | 2024-06-21 | 李家豪 | 一种适用于污泥环境的污水泵 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60113017A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-19 | Toyota Motor Corp | 二系統冷却式内燃機関の冷却ファンの運転制御方法 |
JPS62210287A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-16 | Aisin Seiki Co Ltd | ウオ−タポンプ |
JP2005188559A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Ntn Corp | 電磁クラッチ |
JP4835059B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2011-12-14 | アイシン精機株式会社 | ウォータポンプ |
JP2008106673A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Toyota Motor Corp | メカニカルシール付き流体ポンプ |
JP5074005B2 (ja) * | 2006-10-26 | 2012-11-14 | 臼井国際産業株式会社 | 外部制御式ファン・カップリング装置の制御方法 |
-
2008
- 2008-10-28 JP JP2008276323A patent/JP5044525B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010106663A (ja) | 2010-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6634476B2 (en) | Magnet type fan clutch apparatus | |
US8794909B2 (en) | Water pump for vehicle | |
US20150184575A1 (en) | Control Methods and Systems for Dual Mode Cooling Pump | |
US9279460B2 (en) | Accessory drive with friction clutch and electric motor | |
US20130085037A1 (en) | Clutch water pump, control system thereof, and control method thereof | |
CN101233338A (zh) | 用于内燃机的冷却剂泵 | |
US8714939B2 (en) | Pump having an electromagnetic clutch system | |
JP5044525B2 (ja) | 自動車用ウォータポンプ | |
JP2010273423A (ja) | 電動機 | |
US20110116921A1 (en) | Water pump provided with a bearing | |
EP1510714A2 (en) | Electromagnetic clutch | |
CN109154337B (zh) | 包括多附件驱动装置的原动机系统及其控制方法 | |
JP2010242623A (ja) | ウォータポンプ | |
JP5781091B2 (ja) | 機械的な燃焼機関冷却材ポンプ | |
US10711684B2 (en) | Fluid fan clutch | |
JP2007126065A (ja) | ハイブリッド原動機におけるモータ回転軸の軸受け装置 | |
JP6096451B2 (ja) | ウォータポンプ | |
JP5469117B2 (ja) | 電動流体ポンプ | |
JP2017078359A (ja) | 流体ポンプ | |
JP6096308B2 (ja) | ウォータポンプ | |
CN113043824A (zh) | 传动系装置 | |
US20140174875A1 (en) | Accessory On-Off Drive With Friction Clutch | |
JP2007139119A (ja) | 電磁クラッチ | |
JP2013189886A (ja) | ウォータポンプ | |
JP2011174552A (ja) | 電磁クラッチ機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120313 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120510 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120619 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |