JP5043589B2 - 断面試料作成システム及び断面試料作成方法 - Google Patents

断面試料作成システム及び断面試料作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、断面試料作成システム及び断面試料作成方法に関し、特に、試料として不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成システム及び断面試料作成方法に関するものである。
近年、半導体製品の分野において、その高集積化、高機能化を実現する一つの手段として、SiP(System in Package)といった新しいパッケージ形態の製品(以下、「SiP型半導体パッケージ」と呼ぶ。)が登場してきている。このSiP型半導体パッケージは、複数のLSIチップとその駆動に必要な受動素子等がビルドアップ基板内に形成され、これらの素子が基板上の配線或いはLSI製造プロセスを用いて形成された配線を介して相互接続されて、同一パッケージ内に複数の素子が集積されたものである。
SiP型半導体パッケージは、QFP、DIPといった従来の半導体パッケージとは異なり、LSIチップを当該パッケージに設けられた外部端子へ接続するために形成される配線の微細化及び多層化がより進んだ形態となっている。
例えば、SiP型半導体パッケージに関するある技術文献(IEEE Transactions on Advanced Packaging,vol.27,no.2,p315-325,2004)によれば、今後の半導体デバイスへの機能要求に伴いSiP化が進んで容量、抵抗、インダクタといった受動素子が集積され、これらを相互接続するためにパッケージ内の配線層において8層かつ10μm幅以下の配線パターンが必要となるとしている。
ところで、SiP型半導体パッケージの内部に形成された配線に不具合が生じた場合、その不具合の原因を特定するためには当該不具合を引き起こす欠陥箇所の配線構造状態の確認が不可欠であり、走査型電子顕微鏡(SEM)、透過型電子顕微鏡(TEM)、収束イオンビーム(FIB)、光学顕微鏡等の観察手段を用いてその確認が行われる。このとき、SiP型半導体パッケージ内部の配線構造を観察する必要があることから、観察前処理として当該パッケージ中の所望の位置(欠陥箇所)の断面を露出するための加工が必要となる。
しかしながらSiP型半導体パッケージでは上述のように配線の微細化、多層化がより進んでいることから、当該パッケージ内部の所望の観察部位を含む一定領域の断面を正確に作成することが困難となってきている。
従来、SiP型半導体パッケージのような不透明なエポキシ樹脂等でシールドされた試料の断面加工には主に機械的研磨法を用いて所望の観察断面を露出させる方法が取られてきた。これはダイヤモンドスラリー、コロイダルシリカ懸濁液等の研磨材を回転式研磨盤に流しながら試料表面に加重を掛けて機械的に研磨していく方法である。
しかしながらこの方法では作成した断面の研磨傷、界面つぶれ、研磨材食い込みといったこの手法由来の欠陥が頻繁に生じ、また断面の作成位置の制御も作業者の技量によって大きく変わるため、微細な配線構造を持つSiP型半導体パッケージの断面作成に適用することは困難である。
断面作成手法由来の欠陥の少ない、より平滑な断面を得る手段としては機械的研磨法で得られた断面を更に収束イオンビームで加工し、研磨由来のダメージ領域を除去する方法も試みられているが(例えば、特許文献1参照)、その加工領域は数十μm程度が事実上限界であり、また数百μm〜数mmの厚さを有する試料断面を均一に平滑化することは困難である。
他の断面加工手段としてはイオンミリング法がある。このイオンミリング法では、機械的研磨法で作成した断面に見られるような加工ダメージがなく、数mm程度の広い領域に亘って平滑な断面が得られるが、加工箇所を任意に選択することができないため特定箇所をターゲットにした加工はできない。
近年、イオンミリング法を用いた試料の断面加工において、光学顕微鏡等で試料表面を観察しながら加工領域を制御する遮蔽材を所望の加工位置に移動させ、この遮蔽材越しに試料にイオンビームを照射することによって所望の位置の断面を作成する方法及び装置が出現している(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−26449号公報 特開2005−37164号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の方法では、通常不透明なSiP型半導体パッケージの内部構造を直接観察することは不可能であり、そのため遮蔽材を試料内部の所望の加工位置に配置することができず、所望の加工断面を正確に得ることができない。
また、装置構成上、操作性を高めるため光学顕微鏡の鏡筒がコンパクトになっており、必然的に観察可能な最大倍率が制限されているため遮蔽材位置を決める精度にも限界があり、微細な配線構造を持つSiP型半導体パッケージの特定部位の断面を作成することは前記機械的研磨法同様に困難であった。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、イオンミリング法による半導体パッケージ、特にSiP型半導体パッケージでの断面試料を作成するために通常光学顕微鏡等の試料表面観察手段では観察できない試料内部構造中の所望の断面を正確に得ることができる断面作成方法及び作成システムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、試料としての不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成方法において、大気圧中で行われる試料内部観察手段により前記構造体の内部観察画像を取得する試料内部取得工程と、大気圧中で行われる試料表面観察手段により前記構造体の表面観察画像を取得する表面画像取得工程と、前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示部に表示する画像表示工程と、前記表示部に前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示させて、真空中でイオンミリングによる前記構造体の断面加工を行う断面加工工程とを有し、前記試料内部取得工程の前に、前記構造体表面にグリッド状マークを貼り付けるマーク貼付工程と、前記試料内部観察手段により前記グリッド状マーク越しに前記所望の部位を含む前記構造体の内部観察画像を取得する画像取得工程と、前記画像取得工程で取得された前記内部観察画像であらかじめ確認した前記グリッド状マークと前記所望の部位との相対位置に基づいて前記所望の部位近辺まで前記構造体を別途、研削研磨する研削研磨工程とを有し、前記断面加工工程には、イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを前記構造体上の所望の領域にのみ照射されるように前記構造体上に遮蔽材を移動させる遮蔽材移動工程を含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の断面試料作成方法において、前記画像表示工程は、前記表面観察画像に前記内部観察画像を重ね合わせて前記表示部に表示することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の断面試料作成方法において、前記試料内部観察手段は、X線を前記構造体に照射して、前記構造体の内部観察画像を取得するものであり、前記グリッド状マークはX線透過能の低い材質又は組成で構成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、試料としての不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成システムであって、大気圧中で前記構造体の内部観察画像を取得する試料内部観察装置と、大気圧中で前記構造体の表面観察画像を取得する試料表面観察装置と、前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示部に表示する画像処理部と、真空中でイオンビームを発生するイオンビーム発生装置と、前記イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを前記構造体上の領域のうち所望の領域にのみ照射されるように配置される遮蔽材とを備え、前記画像処理部は、前記試料内部観察装置により取得した前記内部観察画像の倍率、コントラスト及び輝度のうち少なくともいずれか1つを調節可能として前記表示部で表示し、前記表示部の表示領域上に前記表面観察画像と前記内部観察画像と前記各画像に現れているグリッド状マークの中心を通る各任意の大きさのグリッド状ラインを同時に表示し、前記ラインを構成するグリッドの繰り返し数、間隔及びライン太さを調節する画像処理を行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、試料としての不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成システムであって、大気圧中で前記構造体の内部観察画像を取得する試料内部観察装置と、大気圧中で前記構造体の表面観察画像を取得する試料表面観察装置と、前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示部に表示する画像処理部と、真空中でイオンビームを発生するイオンビーム発生装置と、前記イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを前記構造体上の領域のうち所望の領域にのみ照射されるように配置される遮蔽材とを備え、前記画像処理部は、前記試料内部観察装置により取得した前記内部観察画像の倍率、コントラスト及び輝度のうち少なくともいずれか1つを調節可能として前記表示部で表示し、前記表示部の表示領域上に前記表面観察画像と前記内部観察画像と前記各画像に現れているグリッド状マークの中心を通る各任意の大きさのグリッド状ラインを同時に表示し、前記ラインを前記表示領域上で任意に回転、移動する画像処理を行うことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の断面試料作成システムにおいて、前記画像処理部は、前記表面観察画像に前記内部観察画像を重ね合わせて前記表示部に表示することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項4〜のいずれか1項に記載の断面試料作成システムにおいて、前記構造体上における前記遮蔽材の位置を調整する遮蔽材位置調整部を備えたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項4〜のいずれか1項に記載の断面試料作成システムにおいて、前記試料表面観察装置は、少なくとも100倍以上の最大拡大倍率と任意の倍率可変機能を有する顕微鏡を備えことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の断面試料作成システムにおいて、少なくとも前記構造体を保持する試料ホルダと、前記遮蔽材と、前記顕微鏡とを備えた試料表面観察装置を、前記イオンビーム発生装置の筐体内に配置するときに、前記顕微鏡を前記イオンビーム発生装置外に退避する退避機構を有することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項4〜のいずれか1項に記載の断面試料作成システムにおいて、前記画像処理部は、前記試料内部観察装置により取得した前記内部観察画像を前記表示部の表示領域上で移動及び回転させる画像処理を行うことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項〜10のいずれか1項に記載の断面試料作成システムにおいて、前記試料内部観察装置は、X線を発生するX線発生部と、前記試料に前記X線が照射されることによって得られる内部観察画像を撮像する撮像素子とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、イオンミリング法による半導体パッケージ試料の断面を作成するに際して通常光学顕微鏡等の試料表面観察手段では確認できない半導体パッケージなどの不透明な構造体内部の所望の部位の断面を正確に決定でき、所望の断面を露出した断面観察用試料(以下、「断面試料」とする。)をより精度よく安定して作成することができる。
本発明に係る断面試料作成システム及び断面試料作成方法の実施形態について、図面を参照して説明する。ここでは、試料としての不透明な構造体としてSiP型半導体パッケージを一例に挙げ、このSiP型半導体パッケージを加工して、所望の部位の断面を有するSiP型半導体パッケージの断面試料を作成する態様について説明する。
[1.断面試料作成システムSの構成]
まず、本発明の一実施形態である断面試料作成システムSの全体概要について、図面を参照して説明する。図1は本実施形態の断面試料作成システムSの概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の断面試料作成システムSは、試料内部観察手段としての試料内部観察装置Aと、イオンミリングを行うイオンミリング装置B1と試料表面観察手段としての試料表面観察装置B2を備えたイオンミリング装置部Bと、表示部であるディスプレイC1と画像処理部等として機能するワークステーションC2とを備えた画像処理装置Cとを有している。
この断面試料作成システムSは、試料としてSiP型半導体パッケージ(以下、「試料M」とする。)を加工して、当該試料Mの所望の部位の断面を作成するために用いられるものであり、試料内部観察装置Aによって試料Mの内部観察画像を取得し、試料表面観察装置B2により試料Mの表面観察画像を取得する。そして、内部観察画像と表面観察画像とをディスプレイC1に表示させ、作業者はこれらの画像を見ながら、イオンミリング装置B1のイオンミリングによる試料Mの断面加工を行うことができるようにしている。
[2.試料内部観察装置Aの構成]
以下、試料内部観察装置Aの構成について図面を参照して説明する。図2は本実施形態の試料内部観察装置Aの具体的構成を示す図である。
試料内部観察装置Aは、X線等によって試料Mの内部を観察する装置であり、例えばX線透過観察装置を適用することができる。ここでは、試料内部観察装置Aとして、開放管型X線透過観察装置を例に挙げて説明する。
図2に示すように、試料内部観察装置Aは、電子線発生部1、収束レンズ部2、X線ターゲット3、試料Mを載置する試料ステージ4、X線像撮像部5、画像信号処理部6、電子線発生部1内の真空状態保持及び部内清浄化を行う真空ポンプ7などにより構成される。
この試料内部観察装置Aでは、電子線発生部1で発生させた電子線εを収束レンズ部2で収束してX線ターゲット3に照射し、この照射によってX線ターゲット3で発生したX線χを試料Mに照射し、この試料Mを透過してくるX線をX線像撮像部5で撮像し画像信号処理部6で処理する。
画像信号処理部6は、電子線発生部1により発生させる電子線εを制御して、試料Mに照射するX線χを制御するX線制御コントローラ60と、X線像撮像部5を制御し、このX線像撮像部5から出力される撮像画像を処理するカメラコントローラ61と、カメラコントローラ61で処理された撮像画像を表示するディスプレイ62とからなり、ディスプレイ62上に試料MのX線撮像による内部構造の状態を内部観察画像として表示する。なお、電子線発生部1、収束レンズ部2、X線ターゲット3及びX線制御コントローラ60によりX線発生部が構成される。
このように、試料内部観察装置Aでは、試料Mの内部構造の状態を示す内部観察画像を取得し、ディスプレイ62で表示することができ、これにより不透明な試料Mの内部に構成された配線等を観察することができる。また、試料内部観察装置Aでは、X線像撮像部5によって撮像された試料Mの内部観察画像を画像処理装置Cに送信する。
試料内部観察装置Aとしては、X線透過観察装置に限らず、半導体基板(シリコン)を透過する波長の光源を用いた赤外顕微鏡を備えた試料内部観察装置、赤外レーザー顕微鏡等を備えた試料内部観察装置などを用いることも可能である。
[3.イオンミリング装置部Bの構成]
次に、イオンミリング装置部Bの構成について図面を参照して説明する。図3は本実施形態のイオンミリング装置部Bの具体的構成を示す図である。
イオンミリング装置部Bは、図1に示すように、イオンミリング装置B1と試料表面観察装置B2を備えている。
イオンミリング装置部Bのイオンミリング装置B1は、図3に示すように、真空チャンバ8、この真空チャンバ8に取り付けられ、真空チャンバ8内にイオンビーム(例えば、アルゴンイオンビーム)を放出するイオンビーム発生装置であるイオン銃9、真空チャンバ8と着脱自在に嵌合する試料ステージ引き出し機構10、試料ステージ11、試料Mの位置を調整する遮蔽材位置調整部としての試料位置調節機構12、試料Mを保持する試料ホルダ13、後述の遮蔽材16の位置を調整する遮蔽材位置調節機構14、遮蔽材16の傾倒を行う遮蔽材傾倒機構15、イオン銃9により発生されたイオンビームを試料Mの領域のうち所望の領域にのみ照射するために用いられる遮蔽材16、この遮蔽材16を保持する遮蔽材保持機構17、真空チャンバ8内の空気を排気する排気装置18、イオンミリング法で試料Mを加工する空間である試料加工室19などから構成される。
また、イオンミリング装置部Bの試料表面観察装置B2は、図3に示すように、光学顕微鏡20、光学顕微鏡20の位置を調整する光学顕微鏡位置調節機構21、真空チャンバ8を試料ステージ引き出し機構10に嵌合するときに光学顕微鏡20を真空チャンバ8から退避させる光学顕微鏡退避機構22、光学顕微鏡20で取得した試料Mの表面観察画像を表示するディスプレイ23などから構成される。
このイオンミリング装置部Bでは、まず、試料Mの加工前に光学顕微鏡退避機構22により光軸WをZ方向に向け、光学顕微鏡20を試料Mの上部に移動させる。そして、光学顕微鏡20によって試料ステージ11に固定した試料Mの表面観察画像(光学顕微鏡画像)を取得する。
そして、ディスプレイ23に表示された試料Mの表面観察画像を確認しながら、試料Mの断面作成位置を決め、遮蔽材位置調節機構14を操作して遮蔽材16をY方向に移動させる。このように試料Mの断面作成位置を決めた後、光学顕微鏡退避機構22を用いて光学顕微鏡20を試料Mの上部より退避させイオンビームIbを遮蔽材16越しに試料Mに照射して、試料Mのイオンミリング加工を行う。
従って、遮蔽材16の端面を境界とした試料Mの断面作成位置にイオンビームIbが正確に照射されて試料Mが切削され、所望の断面を有する断面試料を作成することができる。
(光学顕微鏡20について)
遮蔽材16の位置決めの正確さは、試料断面作成の位置の正確さを決めることから、試料Mと遮蔽材16の位置を観察するための光学顕微鏡20はできる限り高い拡大倍率を備えていることが望ましい。
上記特許文献1の断面試料作成装置に装備される試料表面観察のための光学顕微鏡は単眼かつ倍率固定の光学顕微鏡であり、微細で多様な内部構造をもつ試料M中の所望の位置の断面を作成する上で遮蔽材の位置を判別する顕微鏡の解像度に限界があった。
そこで、本実施形態の断面試料作成システムSでは、より高精度かつ試料Mにおける内部構造の微細化の程度に応じた適切な拡大視野で試料Mの断面作成位置を決めることができるように、光学顕微鏡20として、拡大倍率可変かつ少なくとも100倍以上の拡大倍率での観察が可能な光学顕微鏡を用いており、この光学顕微鏡20は例えば、倍率可変かつ少なくとも100倍以上の拡大倍率での観察可能なCCD撮像素子とモニタとを備えている。
(光学顕微鏡20の退避構造について)
上述のように、本実施形態の断面試料作成システムSでは、真空チャンバ8を試料ステージ引き出し機構10に嵌合してイオンミリング加工を行うが、この嵌合の際、光学顕微鏡退避機構22を用いて光学顕微鏡20を試料Mの上部より退避可能な構成としている。
光学顕微鏡20は、鏡筒がより長くかつディスプレイ23へ画像送信するためのケーブル20”を備える。従って、例えば、図4(a)に示すように試料Mのイオンミリング加工時に支点r1を中心にYZ平面上を回転させ、光学顕微鏡20と光学顕微鏡位置調節機構21を試料ステージ引き出し機構10の上方(光学顕微鏡20の鏡筒20’がZ軸と直交する方向)に退避させる構造とした場合、ケーブル20”が干渉して鏡筒20’を試料Mの上部(試料表面観察位置)に移動させるごとに、光学顕微鏡20の観察視野に位置ズレが生じる。しかも、試料Mのイオンミリング加工時(光学顕微鏡20の退避時)にはイオンミリング装置B1の前面に光学顕微鏡20の長い鏡筒20’が突き出す形態となり操作安全上の問題もある。
そこで、本実施形態の試料表面観察装置B2では、図4(b)に示すように、光学顕微鏡20が試料ステージ引き出し機構10の側部に移動できるように支点r2を有する光学顕微鏡退避機構22を設けることとし、試料Mのイオンミリング加工時には支点r2を中心にXY平面上で回転して光学顕微鏡20の鏡筒20’を光軸Wと平行に退避できるようにしている。
これにより、光学顕微鏡20に接続されるケーブル20”の干渉を軽減し、試料Mの観察位置へ鏡筒20’を繰り返し移動させる場合の安定性を確保すると共にイオンミリング装置B1の周囲への光学顕微鏡20の過剰な突き出しがなくなり、操作安全性の高い装置形態となる。
[4.画像処理装置Cの構成]
次に、画像処理装置Cの構成について図面を参照して説明する。図5は本実施形態におけるワークステーションC2の構成図である。
画像処理装置Cは、図1に示すように、表示部であるディスプレイC1と、画像加工処理プログラムを格納し、画像処理部として機能するワークステーションC2とを備えている。なお、ここでは、画像処理装置CのディスプレイC1として、イオンミリング装置部Bに装備されたディスプレイ23を用いることとしている。
ワークステーションC2は、図5に示すように、制御部100、画像加工処理プログラム110を格納したハードディスク(HDD)101、入力部102、通信インタフェイス103、画像出力部104などから構成され、これらはバス105で接続されている。
制御部100は、ハードディスク101から画像加工処理プログラム110を読み出して実行することによって画像処理部として機能する。
例えば、制御部100は画像処理部として、試料内部観察装置Aにより取得された内部観察画像を試料内部観察装置Aから通信インタフェイス103を介して取り込み、ディスプレイ23へ表示し、また、試料表面観察装置B2により取得された表面観察画像を試料表面観察装置B2から通信インタフェイス103を介して取り込み、ディスプレイ23へ表示する。
また、制御部100は画像処理部として、内部観察画像や表面観察画像をディスプレイ23へ表示する際に、入力部102への操作に応じて、各画像の透明度、コントラスト及び輝度を調整する画像処理、各画像のディスプレイ23の表示画面上での移動、回転及び任意倍率への拡大縮小などの画像処理、ディスプレイ23の表示画面上での任意の大きさの基準グリッド状ライン表示及びライン調整(グリッドの繰り返し数、間隔及びラインの太さなどの調節、グリッド状ラインのディスプレイ23の表示画面上での移動や回転)などの画像処理を行う。
制御部100は、ハードディスク101から画像加工処理プログラム110を読み出して実行することによって試料内部観察装置Aやイオンミリング装置部Bを制御する制御部としても機能する。
(重ね合わせ方法について)
制御部100は画像処理部として、入力部102への操作に応じて、内部観察画像を光学顕微鏡20より出力される表面観察画像に重ね合わせる画像処理を行うことができ、以下、内部観察画像を表面観察画像と重ね合わせる方法の概要を図面を参照して具体的に説明する。図6は試料Mにグリッド状マークを貼り付けた状態を示す図、図7はディスプレイ23に表示される内部観察画像及び表面観察画像を示す図である。
まず、制御部100は、試料内部観察装置Aで取得した試料Mの内部観察画像24を通信インタフェイス103を介して取得し、ディスプレイ23上に表示する(図7(a)の左図参照)。ここでは、所望の断面作成位置を相対的に把握するための目盛りとして試料Mの表面に貼り付けたグリッド状マーク27(図6参照)のX線画像24’も内部観察画像24中に同時に表示される。
次に、試料Mを試料表面観察装置B2に導入する。制御部100は、試料表面観察装置B2の光学顕微鏡20によって取得された表面観察画像25を通信インタフェイス103を介して取得し、ディスプレイ23上に表示する。この際、グリッド状マーク27の光学顕微鏡画像25’も同時に表面観察画像25中に表示される(図7(a)の右図参照)。
次に、表面観察画像25に現れている試料Mの座標位置が内部観察画像24に現れている試料Mの内部構造の座標位置と合致するように内部観察画像24のディスプレイ23上での位置、角度、倍率を入力部102への操作によって制御部100により調整して各々の画像に現れているグリッド状マーク27の画像24’、25’を目安としてディスプレイ23内で表面観察画像25に内部観察画像24を重ね合わせる(図7(b)、(c)参照)。なお、入力部102への操作ではなく、制御部100による動的な画像処理によって表面観察画像25に内部観察画像24を重ね合わせるようにしてもよい。
この時、表面観察画像25と内部観察画像24のコントラスト輝度のどちらかが強すぎると目視での重ね合わせが困難となるので、制御部100は、各々の画像の透明度を調整する。また、制御部100は、画像を高い拡大倍率下で合わせるための目安として画像上のグリッド状マーク27の画像24’、25’の中心を通るグリッド状ラインLを表示し、これを基準にしてより詳細に各々の画像24、25のグリッド状マークの画像24’、25’同士を重ね合わせることができる(図7(c)参照)。制御部100は、このグリッド状ラインLをグリッド状マークの画像24’、25’の移動や回転に合わせて移動や回転を行うようにしている。また、制御部100は、入力部102への操作に応じて、グリッド状ラインLの太さなどを調整する。
なお、上記グリッド状マーク27は、断面作成したい試料Mの内部位置を相対的に把握するため、グリッドパターン(格子状の繰り返しパターン)となっていることが望ましい。例えば、TEM観察の際に試料Mを保持するために用いられる金属メッシュが利用できる。グリッド(格子)のメッシュ間隔は数μm〜数mmと幅広い種類があるため、試料Mにおける内部構造の微細化の程度に応じて選択できる。また、試料内部観察装置AにX線を用いた場合、透過してくるX線による内部観察画像24内には試料Mの表面に貼り付けたグリッド状マーク27と試料Mの内部構造の双方の画像が現れる必要があるため、Cu、Mo、W、AuなどX線透過能の小さい材質で構成されていることが望ましい。
[5.断面試料作成方法]
以上のように構成された断面試料作成システムSを用いて、試料Mの所望の部位の断面を作成する工程について図面を参照して詳細に説明する。図8は本実施形態における断面試料作成システムSによる加工工程の概略を示す図、図9〜図14は本実施形態における断面試料作成方法の説明図である。
(グリッド状マーク貼付工程)
まず、微細な内部配線構造を有する試料M(例えば、不透明なSiP型半導体パッケージ)の表面にグリッド状マーク27を熱硬化性エポキシ樹脂等を用いて接着する(図8のS1、図6参照)。
このとき、グリッド状マーク27の表面が試料Mの表面に対して傾斜していると、試料Mの表面を光学顕微鏡20で観察するとき、その観察位置によってはグリッド状マーク27表面に対する光学顕微鏡20の画像焦点位置が変化し、その後に行う内部観察画像との重ね合わせの位置精度が悪化する。従って、グリッド状マーク27は可能な限り試料Mの表面に近くかつ試料Mの表面に平行に接着する。
(画像取得工程)
次に、グリッド状マーク27を貼り付けた試料Mを図2に示したような試料内部観察装置Aの試料ステージ4に導入し、X線ターゲット3より発生するX線χを試料Mに照射する。この状態でX線像撮像部5により試料内部観察画像αとグリッド状マーク画像βを含む内部観察画像28を取得して、ディスプレイ62又はイオンミリング装置部Bに装備されたディスプレイ23に表示し、試料内部観察画像αに含まれる欠陥等の被断面加工箇所γを確認する(図8のS2、図9参照)。このとき、被断面加工箇所γとグリッド状マーク画像βとの相対位置も目視で同時に確認しておく。
(研削研磨工程)
次に、上記工程であらかじめ確認した試料M内の被断面加工箇所γの手前付近まで回転式研磨盤等(図示せず)を用いて研削研磨し、イオンミリング断面加工前の試料M1を得る(図8のS3〜S5、図10参照)。内部観察画像28によってあらかじめ確認しておいたグリッド状マーク画像βと被断面加工箇所γの相対位置を目安にすることにより、従来の機械的研磨法のように研磨処理毎に露出断面を観察して研磨進行度合いを確認する手間を省くことができ、被断面加工箇所γの数十μ程度手前で容易に研磨面を制御できる。
(内部観察画像取得及び表示工程)
次に、ワークステーションC2の制御部100は、再度試料内部観察装置Aを用いて上記工程で作成した試料M1の内部観察画像30を取得する(図8のS6、図11参照)。図11には、試料Mの研削研磨処理後の試料M1の表面に残留したグリッド状マーク画像β’及び試料M1の内部に残留した試料内部観察画像α’及び被断面加工箇所γが示されている。取得した画像は画像処理装置C内のワークステーションC2のHDD101へ保存する。
(表面観察画像取得及び表示工程)
次に、試料M1を図3に示したイオンミリング装置B1への導入のために試料ホルダ13に接着し、この試料ホルダ13を試料ステージ11上に配置される試料位置調節機構12に固定する(図8のS7参照)。その後、光学顕微鏡20を試料M1上に移動させ、試料位置調節機構12によって観察視野を適宜調整しながら試料M1の端面と所望の断面作成位置近辺の領域とを含む領域の表面観察画像31を試料内部構造の微細化程度に応じて拡大倍率を調整しディスプレイ23の表示領域上に表示する(図8のS8)。表面観察画像31の取得及び拡大倍率の調整は、ワークステーションC2の入力部102を操作に応じて、制御部100の処理により行われるものであるが、制御部100によって自動的に行うようにしてもよい。
(画像重ね合わせ工程)
次に、ワークステーションC2の制御部100は、あらかじめ取得した試料内部構造情報を含む内部観察画像30をHDD102から読み出して表面観察画像31が表示されているディスプレイ23表示領域上に同時に表示する。
そして、ワークステーションC2の入力部102への操作に応じて、制御部100により被断面加工箇所γを中心とし、ディスプレイ23の表示領域上に表示されている内部観察画像30を表面観察画像31の視野に合致した位置、倍率、画像傾きとなるように調整し、表面観察画像31内に現れる試料M1表面のグリッド状マーク27の各グリッド点(格子点)が内部観察画像30に現れているグリッド状マーク画像β’の各グリッド点と完全に一致するように内部観察画像30をディスプレイ23上で移動させて目視にて重ね合わせ、合成画像32を得る(図8のS9、図12、図13参照)。
通常、グリッド状マーク27は表面観察画像31中では照明の反射によって輝度が非常に大きくなり、画像重ね合わせの工程時に内部観察画像30が判別しにくくなることが多いため、表面観察画像31の透明度を適宜変えて各々の画像を目視で最も合わせやすいコントラストに調整する。表面観察画像31の透明度の調整は、入力部102への操作に応じて制御部100によって行うことができる。
また、各々の画像のグリッド状マーク画像β,β’同士をできるだけ正確に重ね合わせるためには各々の画像で表示されているグリッド状マーク画像β,β’の相対位置を把握するための基準が必要となるが、本実施形態の断面試料作成システムSでは、制御部100の処理により、ディスプレイ23の表示領域上にグリッド状マーク27のグリッド(格子)間隔に合わせて任意に大きさを調整できるグリッド状ラインLを表面観察画像31上に現れているグリッド状マーク画像β,β’の各グリッド点を通るように重ね表示できるので、これを基準にして内部観察画像30と表面観察画像31をより詳細に重ね合わせることができる。
(遮蔽材移動工程)
次に、上記工程で作成した合成画像32をディスプレイ23上で確認しながら、この合成画像32に現れている被断面加工箇所γを横切るように遮蔽材位置調節機構14によって、イオンミリング装置B1に装備される遮蔽材16の端面を断面作成箇所に移動させた後、この遮蔽材16を磁気によって固定する(図8のS10、図14参照)。なお、遮蔽材位置調節機構14は、ワークステーションC2の入力部102への操作に応じて制御部100によって制御することができる。
ここで、合成画像32が表示されたディスプレイ23の表示領域上ではイオンミリング加工される被加工領域以外は前記遮蔽材16表面のみ表示されていることになる。このようにして光学顕微鏡では確認できない不透明な試料Mに対してその内部構造中の所望の位置を明らかにしながら断面作成位置を正確に決定することができる。
(イオンミリングによる切削工程)
次に光学顕微鏡20をイオンミリング装置B1から退避させた後、イオンビームIbを遮蔽材16越しに試料M1に照射する。試料M1はイオンビームIbによって遮蔽材16で覆われていない領域が削り取られて目的とする所望の断面が出現する(図8のS11参照)。
本実施形態における断面試料作成方法によって、回転式研磨盤等を用いて研削研磨したときであれば確認できない(例えば、図15(b)参照)場合であっても、図15(a)に示すように、Au線ボンド切れの欠陥状態を示す断面を確認することができる。
以上のように本実施形態における断面試料作成方法は、不透明な構造体(一例としてSiP型半導体パッケージ)である試料Mを加工して、当該試料Mの所望の部位の断面を作成する断面試料作成方法であり、試料内部観察装置Aにより試料Mの内部観察画像を取得し、さらに、試料表面観察装置B2により試料Mの表面観察画像を取得して、内部観察画像と表面観察画像とを表示部であるディスプレイ23に表示する。そして、このようにディスプレイ23に内部観察画像と表面観察画像とを表示させて、イオンミリング法による試料Mの断面加工を行うようにしている。
従って、イオンミリング法によるSiP型半導体パッケージなどの不透明な構造体である試料M1の断面を作成するに際して、光学顕微鏡等の通常の試料表面観察装置では確認できない試料M1内部の所望の部位の断面を正確に決定でき、所望の断面を露出した断面試料を精度よく安定して作成することができる。
また、表示部に内部観察画像と表面観察画像とを表示させるときに、表面観察画像に内部観察画像を重ね合わせることができるようにしている。
従って、表面観察画像と内部観察画像の合成画像により試料M1内部の所望の部位の断面を正確に決定できる。
さらに、イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを試料M1上の所望の領域にのみ照射されるように試料M1上に遮蔽材16を高倍率で観察しながら移動させることができるようにしている。
従って、所望の断面を露出した断面試料をより精度よく安定して作成することができる。
また、前処理として、試料Mの表面にグリッド状マークを貼り付け、試料内部観察手段によりグリッド状マーク越しに所望の部位を含む試料Mの内部観察画像を取得し、この内部観察画像に基づいて所望の部位近辺まで試料Mを研削研磨するようにしてもよい。
これにより、所望の断面を露出した断面試料をより効率よく作成することができる。
本発明の一実施形態である断面試料作成システムの概略構成図である。 図1に示す試料内部観察装置の具体的構成を示す図である。 図1に示すイオンミリング装置部の具体的構成を示す図である。 図3に示す光学顕微鏡位置調節機構の説明図である。 図1に示すワークステーションの構成図である。 試料にグリッド状マークを貼り付けた状態を示す図である。 ディスプレイに表示される内部観察画像及び表面観察画像を示す図である。 図1に示す断面試料作成システムによる加工工程の概略を示す図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法の説明図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法の説明図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法の説明図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法の説明図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法の説明図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法の説明図である。 本発明の一実施形態である断面試料作成方法での断面作成結果を示す図である。
符号の説明
S 断面試料作成システム
A 試料内部観察装置
B イオンミリング装置部
B1 イオンミリング装置
B2 試料表面観察装置
C 画像処理装置
C1,23,62 ディスプレイ
C2 ワークステーション
M,M1 試料
1 電子線発生部
2 収束レンズ部
3 X線ターゲット
4 試料ステージ
5 X線像撮像部
6 画像信号処理部
7 真空ポンプ
8 真空チャンバ
9 イオン銃(イオンビーム発生装置)
10 試料ステージ引き出し機構
11 試料ステージ
12 試料位置調節機構
13 試料ホルダ
14 遮蔽材位置調節機構
15 遮蔽材傾倒機構
16 遮蔽材
17 遮蔽材保持機構
18 排気装置
19 試料加工室
20 光学顕微鏡
21 光学顕微鏡位置調節機構
22 光学顕微鏡退避機構
24、28、30 内部観察画像
25、31 表面観察画像
32 合成画像
60 X線制御コントローラ
61 カメラコントローラ
100 制御部
101 ハードディスク
102 入力部
103 通信インタフェイス
104 画像出力部

Claims (11)

  1. 試料としての不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成方法において、
    大気圧中で行われる試料内部観察手段により前記構造体の内部観察画像を取得する試料内部取得工程と、
    大気圧中で行われる試料表面観察手段により前記構造体の表面観察画像を取得する表面画像取得工程と、
    前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示部に表示する画像表示工程と、
    前記表示部に前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示させて、真空中でイオンミリングによる前記構造体の断面加工を行う断面加工工程とを有し、
    前記試料内部取得工程の前に、
    前記構造体表面にグリッド状マークを貼り付けるマーク貼付工程と、
    前記試料内部観察手段により前記グリッド状マーク越しに前記所望の部位を含む前記構造体の内部観察画像を取得する画像取得工程と、
    前記画像取得工程で取得された前記内部観察画像であらかじめ確認した前記グリッド状マークと前記所望の部位との相対位置に基づいて前記所望の部位近辺まで前記構造体を別途、研削研磨する研削研磨工程とを有し、
    前記断面加工工程には、イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを前記構造体上の所望の領域にのみ照射されるように前記構造体上に遮蔽材を移動させる遮蔽材移動工程を含むことを特徴とする断面試料作成方法。
  2. 前記画像表示工程は、前記表面観察画像に前記内部観察画像を重ね合わせて前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の断面試料作成方法。
  3. 前記試料内部観察手段は、X線を前記構造体に照射して、前記構造体の内部観察画像を取得するものであり、
    前記グリッド状マークはX線透過能の低い材質又は組成で構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の断面試料作成方法。
  4. 試料としての不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成システムであって、
    大気圧中で前記構造体の内部観察画像を取得する試料内部観察装置と、
    大気圧中で前記構造体の表面観察画像を取得する試料表面観察装置と、
    前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示部に表示する画像処理部と、
    真空中でイオンビームを発生するイオンビーム発生装置と、
    前記イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを前記構造体上の領域のうち所望の領域にのみ照射されるように配置される遮蔽材とを備え、
    前記画像処理部は、
    前記試料内部観察装置により取得した前記内部観察画像の倍率、コントラスト及び輝度のうち少なくともいずれか1つを調節可能として前記表示部で表示し、
    前記表示部の表示領域上に前記表面観察画像と前記内部観察画像と前記各画像に現れているグリッド状マークの中心を通る各任意の大きさのグリッド状ラインを同時に表示し、前記ラインを構成するグリッドの繰り返し数、間隔及びライン太さを調節する画像処理を行うこと、を特徴とする断面試料作成システム。
  5. 試料としての不透明な構造体を加工して、当該構造体の所望の部位の断面を作成する断面試料作成システムであって、
    大気圧中で前記構造体の内部観察画像を取得する試料内部観察装置と、
    大気圧中で前記構造体の表面観察画像を取得する試料表面観察装置と、
    前記内部観察画像と前記表面観察画像とを表示部に表示する画像処理部と、
    真空中でイオンビームを発生するイオンビーム発生装置と、
    前記イオンビーム発生装置により発生されたイオンビームを前記構造体上の領域のうち所望の領域にのみ照射されるように配置される遮蔽材とを備え、
    前記画像処理部は、
    前記試料内部観察装置により取得した前記内部観察画像の倍率、コントラスト及び輝度のうち少なくともいずれか1つを調節可能として前記表示部で表示し、
    前記表示部の表示領域上に前記表面観察画像と前記内部観察画像と前記各画像に現れているグリッド状マークの中心を通る各任意の大きさのグリッド状ラインを同時に表示し、前記ラインを前記表示領域上で任意に回転、移動する画像処理を行うこと、を特徴とする断面試料作成システム。
  6. 前記画像処理部は、前記表面観察画像に前記内部観察画像を重ね合わせて前記表示部に表示することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の断面試料作成システム。
  7. 前記構造体上における前記遮蔽材の位置を調整する遮蔽材位置調整部を備えたことを特徴とする請求項4〜のいずれか1項に記載の断面試料作成システム。
  8. 前記試料表面観察装置は、少なくとも100倍以上の最大拡大倍率と任意の倍率可変機能を有する顕微鏡を備えることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の断面試料作成システム。
  9. 少なくとも前記構造体を保持する試料ホルダと、前記遮蔽材と、前記顕微鏡とを備えた試料表面観察装置を、前記イオンビーム発生装置の筐体内に配置するときに、前記顕微鏡を前記イオンビーム発生装置外に退避する退避機構を有することを特徴とする請求項に記載の断面試料作成システム。
  10. 前記画像処理部は、前記試料内部観察装置により取得した前記内部観察画像を前記表示部の表示領域上で移動及び回転させる画像処理を行うことを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の断面試料作成システム。
  11. 前記試料内部観察装置は、
    X線を発生するX線発生部と、
    前記試料に前記X線が照射されることによって得られる内部観察画像を撮像する撮像素子と、を備えることを特徴とする請求項10のいずれか1項に記載の断面試料作成システム。
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