JP5043044B2 - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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Description

本発明は、半導体記憶装置の製造技術に関し、特に、カルコゲナイド膜を記憶層に用いる相変化メモリの製造に適用して有効な技術に関する。
情報機器、家電機器、車載機器などには、プログラムやデータを格納するためのフラッシュメモリを混載した組込み機器向けマイコン(メモリ混載マイコン)が搭載されている。近年は、これらの機器の機能向上に伴って、メモリ混載マイコンの高性能化の要求が高まっており、混載するフラッシュメモリに対しても、書換え耐性の向上や集積度のさらなる向上が要求されている。
また、汎用メモリであるDRAMにおいても、さらなる高集積化の要求に応えるためにメモリセルの微細化が進められている。しかし、キャパシタに蓄えられる電荷の量で情報を記憶するDRAMは、キャパシタの面積を小さくすると、蓄積容量が減ってしまうという問題がある。また、キャパシタの誘電体材料を一定値以下に薄膜化すると、リーク電流の増加してしまうという問題もある。これまでは、キャパシタを深いトレンチ内に形成するなどして面積の低下を防いできたが、さらなる微細化を推進しようとすると、トレンチのアスペクト比が加工の限界に達し、最先端の加工技術を駆使しても歩留りよくデバイスを作ることができなくなる。
このような状況に鑑み、最近は、カルコゲナイド材料の相変化を利用した相変化メモリ(Phase change RAM;PRAM)、磁性体のスピンを利用したMRAM(Magnetic RAM)、有機分子の酸化・還元を利用した分子メモリ、強相関電子系と呼ばれる物質を用いるRRAM(Resistance RAM)など、様々な新しい半導体記憶素子の開発が進められている。なかでも、相変化メモリは、書込み・読出しが高速で行なえ、高い書換え耐性や集積化に有利であるという特徴から、次世代のメモリ混載マイコン用フラッシュメモリやDRAMの代替メモリとして注目されている。
相変化メモリは、記憶層を構成するカルコゲナイド膜が熱によって電気抵抗の異なる非晶質状態(高抵抗)から結晶状態(低抵抗)に可逆変化することを利用し、膜を流れる電流量の違いを“1”と“0”の情報として記憶と読み出しを行うメモリである。記憶層材料である多元系カルコゲナイドは、すでにCD−RWやDVD−RAMのような光ディスクの記録層材料として使用されている実績があることから、上記した他の半導体記憶素子で使用する材料に比べて扱いが容易であるという特徴がある。
光ディスクや半導体ウエハの表面にカルコゲナイド膜を形成するには、スパッタリング法が用いられている。例えば下記の特許文献1及至6は、スパッタリング法によって、基板温度を制御しながらカルコゲナイド膜を成膜する技術を開示している。
特開2006−156886号公報(特許文献1)は、カルコゲナイド膜形成時の基板温度を室温から150℃の範囲で制御する技術を開示している。
特開2006−140395号公報(特許文献2)は、カルコゲナイド膜形成時の基板温度を100℃付近の狭い範囲で制御する技術を開示している。
特開2006−202823号公報(特許文献3)は、カルコゲナイド膜形成時の基板温度を50℃以上100℃以下の範囲で制御する技術を開示している。
特開2006−45675号公報(特許文献4)は、カルコゲナイド膜形成時の基板温度を100℃から350℃の範囲で制御する技術を開示している。
特開2006−225390号公報(特許文献5)は、カルコゲナイド膜形成時の基板温度を200℃から350℃の範囲で制御する技術を開示している。
特表2000−509204号公報(特許文献6)は、カルコゲナイド膜形成時の基板温度を周囲温度から300℃の範囲で制御する技術を開示している。
特開2006−156886号公報 特開2006−140395号公報 特開2006−202823号公報 特開2006−45675号公報 特開2006−225390号公報 特表2000−509204号公報
半導体チップは、配線基板などに実装される際、例えば半田付け工程で250℃、数分、圧着工程で180℃、数時間というように、その動作温度よりも高い温度環境に晒される。例えばメモリ混載マイコンの場合は、メモリ部分にプログラムを記憶させた後に実装を行うのが一般的であるため、実装工程での熱負荷によってデータが消去されてしまうことがないよう、動作温度よりある程度高い温度環境下でもデータ保持特性を保証する必要がある。
ところが、相変化メモリの記憶層材料であるカルコゲナイドは、高抵抗の非晶質状態は準安定相であるため、高温環境では結晶化(低抵抗化)が急速に進行してしまうという問題がある。例えば、本発明者らは、相変化メモリの記憶層材料として、Ge(ゲルマニウム)、Sb(アンチモン)およびTe(テルル)からなる3元系カルコゲナイド(GeSbTe)の使用を検討して来たが、例えばGeSbTe膜を250℃の高温環境に晒すと、数秒で非晶質状態から結晶状態に変化してデータが失われてしまうので、実用に適さないことを見出している。
そこで、本発明者らは、高温環境下においても優れたデータ保持特性を発揮する相変化メモリを実現するために、上記したGeSbTe膜よりも耐熱性の高い記憶層材料として、GeSbTe膜にIn(インジウム)を添加したInGeSbTe膜の使用を検討している。例えば、In20Ge15Sb10Te55膜は、250℃の高温環境に晒しても数分間は非晶質状態を保つため、半田付け工程や圧着工程でデータが失われることはない。
しかし、記憶層にInGeSbTeを用いると、相変化メモリの製造工程中に、材料組成に起因した新たな課題が生じる。相変化メモリの製造工程では、記憶層形成後の配線工程で少なくとも300℃以上の熱処理が必要である。Inが添加されたGeSbTeは安定組成ではないため、配線工程中の熱によってInTeの相分離が起こりやすい。相分離が発生すると、電気的特性のばらつきや書換え回数の低下の原因となる。このため、InGeSbTeの相分離を発生させずに相変化メモリを製造する手段が求められる。なお、上記の説明では添加元素としてInを挙げたが、GeSbTeとの間で安定組成にならない添加元素と組成であれば同様の課題が生じる。
本発明の目的は、カルコゲナイド膜、特に、Inを添加したGeSbTeの製造工程中の相分離を抑制できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本願の一発明は、Ge、SbおよびTeからなるGeSbTeを母材とし、Inが添加されたInGeSbTe膜を形成する工程において、母材のGeSbTeのその場結晶化温度と、InGeSbTeのその場結晶化温度との間に半導体基板の温度を保った状態で、その半導体基板上にInGeSbTe膜をスパッタリングによって形成するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
記憶層を構成するInGeSbTe膜をスパッタリング法で堆積する際、高品質な非晶質のInGeSbTe膜を形成することができるので、相変化メモリの製造工程中にInGeSbTe膜中に相分離が発生する不具合を抑制することができる。これにより、高温環境下においても優れたデータ保持特性を発揮する相変化メモリを歩留まり良く製造することができる。
本発明の一実施の形態である半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図1に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図2に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図3に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図4に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図5に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図6に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 図7に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図8に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図9に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図10に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図11に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図12に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図13に続く半導体記憶装置の製造方法を示す要部断面図である。 図14に続く半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 リテンション時間のIn添加量依存性を示す説明図である。 基板温度を変えて堆積したIn20Ge15Sb10Te55膜を300℃で後熱処理し、シート抵抗の標準偏差を比較したグラフである。 InGeSbTeのその場結晶化温度のIn添加量依存性を示すグラフである。 (a)50℃、(b)180℃、(c)240℃と基板温度を変えて堆積したIn20Ge15Sb10Te55膜を用いて相変化メモリを形成し、それぞれのリセット電圧の分布を比較したグラフである。 非晶質状態から昇温したZnGeSbTe膜の電気伝導率の温度依存性を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、本願におけるGe、SbおよびTeからなる3元系カルコゲナイドの組成式はGeSbTeであり、その組成比x、y、zが任意の場合は省略してGeSbTeと示す場合がある。また、4元系およびそれ以上の系のカルコゲナイドについても同様とし、例えば、Ge、Sb、TeおよびInからなる4元系カルコゲナイドの組成式はInGeSbTeであり、その組成比x、y、z、wが任意の場合は省略してInGeSbTeと示す場合がある。
図1〜図15を用いて、本実施の形態による相変化メモリの製造方法を工程順に説明する。まず、図1に示すように、面方位(100)の単結晶シリコンからなるp型の半導体基板(以下、基板という)1を用意する。基板1としては、単結晶シリコン基板の他、例えばSOI(Silicon On Insulator)基板、単結晶Ge基板、GOI(Ge On Insulator)基板、結晶に歪み応力を加えた歪みシリコン基板などを用いても差し支えない。
次に、窒化シリコン膜をマスクとして用いたドライエッチングによって基板1に開口を形成した後、この開口内に酸化シリコン膜を埋め込む。続いて、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法によって基板1の表面を平坦化し、素子分離溝2を形成することにより、トランジスタが形成される活性領域を画定する。
次に、基板濃度調整用のイオン注入と引き延ばし熱処理、およびしきい値電圧調整用のイオン注入と活性化熱処理を行う。続いて、基板1の表面を希釈フッ酸水溶液によって洗浄した後、熱酸化処理を行うことにより、基板1の表面に膜厚3nm程度の酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜3を形成する。ゲート絶縁膜3としては、酸化シリコン膜以外の絶縁膜、例えば表面付近を窒化処理した酸窒化シリコン膜(SiON膜)や種々の金属を酸化または窒化処理したhigh−k膜、あるいはこれらの積層膜などを用いても差し支えない。
次に、図2に示すように、ゲート絶縁膜3上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法で多結晶シリコン膜4nを堆積した後、多結晶シリコン膜4n上にCVD法で酸化シリコン膜からなるキャップ絶縁膜5を堆積する。多結晶シリコン膜4nには、その導電型をn型にするために、成膜中にリンまたはヒ素を導入する。多結晶シリコン膜4nは、ゲート電極材料となるものであるが、多結晶シリコン膜4n以外のゲート電極材料、例えばシリサイド膜や金属膜などを用いても差し支えない。
次に、図3に示すように、フォトレジスト膜をマスクに用いたドライエッチングでキャップ絶縁膜5と多結晶シリコン膜4nとをパターニングしてゲート電極4を形成し、続いて、基板1にリンまたはヒ素をイオン注入してn型拡散層6を形成する。
次に、図4に示すように、基板1上にCVD法で堆積した窒化シリコン膜を異方性エッチングしてゲート電極4の側壁にサイドウォールスペーサ7を形成し、続いて、基板1にヒ素をイオン注入した後、活性化熱処理を行うことにより、ソース、ドレインを構成するn拡散層8を形成する。ここまでの工程により、nチャネル型のメモリセル選択用MISFETが完成する。
なお、上記ゲート電極4は、ダミーゲートプロセスによって形成することもできる。ダミーゲートプロセスでは、まずゲート絶縁膜上に堆積したダミーゲート用の導電膜(多結晶シリコン膜など)を加工してダミーゲート電極を形成し、続いてソースおよびドレインを形成した後、ゲート絶縁膜およびダミーゲート電極を除去する。次に、ゲート絶縁膜を再度形成し、続いてその上部にゲート用の導電膜(金属膜など)を堆積した後、この導電膜を加工してゲート電極を形成する。ダミーゲートプロセスを用いた場合は、結晶化温度の低いhigh−k材料を用いてゲート絶縁膜を形成することもできる。
次に、図5に示すように、基板1上にCVD法で酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜10を堆積し、続いてその表面をCMP法で平坦化した後、n拡散層8(ソース、ドレイン)の上部の層間絶縁膜10にコンタクトホール11を形成し、コンタクトホール11の内部にプラグ12を形成する。プラグ12は、次の工程で層間絶縁膜10上に形成する記憶層と下層のメモリセル選択用MISFETとを電気的に接続する役割をするもので、例えばTiN(窒化チタン)膜とW(タングステン)膜との積層膜で構成する。
次に、図6に示すように、層間絶縁膜10の上部に、第1層目の配線13を形成する。配線13は、例えば層間絶縁膜10の上部にスパッタリング法でW膜を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでこのW膜をパターニングすることによって形成する。配線13は、コンタクトホール11の内部のプラグ12を介してn拡散層8と電気的に接続される。
次に、図7に示すように、基板1上にCVD法で酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜14を堆積し、続いてその表面をCMP法で平坦化した後、前記コンタクトホール11およびプラグ12を形成した方法と同様の方法により、配線13の上部の層間絶縁膜14にスルーホール15およびプラグ16を形成する。
次に、Ta金属ターゲットを用いてアルゴン雰囲気中でスパッタリングすることによって、基板1(ウエハ)の表面にTa(タンタル)膜18aを形成する(図8)。次に、Ta膜18aをラジカル酸化することによって、酸化タンタル(Ta)膜からなる界面層18を形成する(図9)。界面層18は、層間絶縁膜14とその上部に形成する記憶層材料(カルコゲナイド膜19a)との剥離を防止する接着層としての役割と、情報の書き換え時にジュール熱が記憶層からプラグ16に逃げるのを抑制する熱抵抗層としての役割を兼ねている。界面層18の材料は、酸化タンタルに限らず、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、酸化ニオブ、酸化クロム、酸化コバルト、酸化ニッケル、などを用いてもよい。なお、図8〜図14では、図面を見易くするために、配線13よりも下層の部分の図示を省略している。
次に、InGeSbTeを記憶層に用いる場合、母材のGeSbTeのその場結晶化温度と、InGeSbTeのその場結晶化温度との間に基板1の温度を保った状態で、例えばInを20原子%添加したGeSbTeターゲットを用いてアルゴン雰囲気中でスパッタリングすることによって、界面層18上に膜厚が50nm程度のカルコゲナイド膜19aを形成する(図10)。スパッタリング条件にも依存するが、母材をGeTeSbとした場合のその場結晶化温度は100℃程度であり、InGeSbTeをIn20Ge15Sb10Te55とした場合のその結晶化温度は240℃程度であるので、基板1の温度を例えば180℃としてカルコゲナイド19aを形成する。なお、その場結晶化とは、膜形成中に結晶化することをいう。
Inを20原子%添加したGeSbTeターゲットを用いたスパッタリングの場合、カルコゲナイド膜19aはInの濃度が20原子%のInGeSbTe(In20Ge15Sb10Te55)となる。なお、カルコゲナイド膜19aからなる記憶層の相変化温度を調整するために、例えば、アルゴンと共に酸素(O)や窒素(N)などの雰囲気でスパッタリングすることが考えられる。また、種々のターゲットを用いた同時スパッタリングによってカルコゲナイド膜19aを形成しても良い。
また、本実施の形態では、カルコゲナイド膜19a中のInの濃度が20原子%とするが、10原子%以上であれば良い。この点について図16を参照して以下に説明する。図16はリテンション時間のIn添加量の依存性を示す説明図である。なお、リテンション時間とは、非晶質状態のカルコゲナイド材料を一定温度に保持し、抵抗が半減するまでの時間である。また、図中のGSTはGeSbTeを示す。
図16に示すように、In添加量を増やせばリテンション時間が長くなることがわかる。180℃で1時間の熱負荷でもデータが消去されないようにするためには、Inを10%以上添加しなければならない。このことからカルコゲナイド膜19aは、Inの濃度が10原子%以上であればよい。Inの濃度が10原子%のカルコゲナイド膜19aを形成する場合、例えば、Inを10原子%添加したGeSbTeターゲットを用いてアルゴン雰囲気中でスパッタリングすることによって形成することができる。
また、本実施の形態では、カルコゲナイド膜19aの成膜方法としてスパッタリング法を用いている。カルコゲナイド膜19aを形成する他の方法として、CVD法、ゾル・ゲル法を用いることができる。CVD法の場合は、原料が十分に分解されるように基板の温度を高くしなければならないので、本発明のように、基板温度を、母材となるカルコゲナイド膜の結晶化温度より高く、添加元素を含むカルコゲナイド膜の結晶化温度より低い温度に制御することは困難であると考えられる。また、ゾル・ゲル法は形成する膜厚の制御が困難であると考えられる。一方、スパッタリング法の場合は、基板温度を任意に選択することが可能であるため、本発明の実施にはスパッタリング法を用いるのが望ましい。
続いて、Wターゲットを用いてアルゴン雰囲気中でスパッタリングすることによって、カルコゲナイド膜19a上にW膜20aを堆積する(図11)。
次に、図12に示すように、W膜20aの上にCVD法で酸化シリコン膜を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでこの酸化シリコン膜をパターニングすることにより、ハードマスク21を形成する。続いて、図13に示すように、ハードマスク21をマスクにしたドライエッチングでW膜20aをパターニングすることにより、上部電極20を形成する。
次に、ハードマスク21を除去した後、図14に示すように、上部電極20をマスクにしたドライエッチングでカルコゲナイド膜19aをパターニングし、続いてカルコゲナイド膜19aの下層の界面層18をパターニングする。ここまでの工程により、層間絶縁膜14の上部にカルコゲナイド膜19aからなる記憶層19が形成される。この記憶層19は、相変化に伴う電気抵抗値の差によって情報を記憶するものである。
次に、図15に示すように、上部電極20の上部にCVD法で酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜22を堆積し、続いてその表面をCMP法で平坦化した後、前記スルーホール15およびプラグ16を形成した方法と同様の方法により、上部電極20の上部の層間絶縁膜22にスルーホール23およびプラグ24を形成する。次に、前記第1層目の配線13を形成した方法と同様の方法により、層間絶縁膜22の上に第2層目の配線25を形成する。配線25は、スルーホール23の内部のプラグ24を介して上部電極20と電気的に接続される。
以上の工程により、相変化メモリ(半導体記憶装置)が略完成する。その製造工程中の層間絶縁膜22、プラグ24および配線25を形成する工程では、300℃以上の熱処理が必要となる。しかしながら、カルコゲナイド膜19aを形成する工程において、母材のGeSbTeのその場結晶化温度と、InGeSbTeのその場結晶化温度との間に基板1の温度を保った状態で、カルコゲナイド膜19aを形成することによって、相変化メモリの製造工程中にInGeSbTe膜が相分離する不具合を抑制できるため、電気的特性の均一性の高い相変化メモリが得られる。この点について以下に詳説する。
まず、本実施の形態のカルコゲナイド膜19aの成膜工程において、望ましい基板温度について説明する。基板温度を変化させてIn20Ge15Sb10Te55膜を堆積し、300℃の後熱処理を行った。シート抵抗の標準偏差を比較したグラフを図17に示す。基板温度が100℃以下及び240℃以上では標準偏差が大きい、すなわち、ばらつきが大きいことがわかる。
基板温度が100℃以下で、ばらつきが大きくなる原因は以下のように説明できる。GeSbTeにInが添加されてなるIn20Ge15Sb10Te55膜は、その母材であるGeSbTe膜の結晶化温度が約100℃であるため、In20Ge15Sb10Te55膜を100℃より高い基板温度で形成すれば膜中に結晶核が生成する。その結果、In20Ge15Sb10Te55膜は高品質な非晶質となり、抵抗のばらつきが小さくなる。一方、In20Ge15Sb10Te55膜を100℃以下の基板温度で形成すると膜中の欠陥が多くなり、抵抗のばらつきが大きくなる。
ここで、母材となるGeSbTeの結晶化温度はその組成によって変化する。例えば、非特許文献(Journal of Applied Physics, Vol.69, pp.2849〜2856 (1991年).)によると、GeSbTeの結晶化温度は117℃、GeSbTeは135℃、GeSbTeは143℃である。ただし、結晶化温度は圧力や時間に依存するため、構造や雰囲気によって多少変化する。また、上記の結晶化温度は、後熱処理によって非晶質状態から結晶状態に変化する温度であり、本発明の結晶化温度とは、成膜中にその場結晶化する温度を指す。通常、その場結晶化温度は、後熱処理による結晶化温度よりも40〜50℃程度低いことから、例えば、GeSbTeの結晶化温度は70℃程度、GeSbTeは90℃程度、GeSbTeは100℃程度と考えてよい。
基板温度が240℃以上で、ばらつきが大きくなる原因は以下のように説明できる。In20Ge15Sb10Te55膜の結晶化温度は約240℃であるため、In20Ge15Sb10Te55膜を240℃より高い基板温度で形成すればその場結晶化する。この場合、In20Ge15Sb10Te55膜は安定組成ではないため、結晶化に伴って原子はエネルギー的により安定な構造を取ろうと表面を移動する結果、膜中に局所的な組成のばらつきが生じる。本発明者らは、後熱処理後にInTeが相分離していることを確認した。相分離が発生すると、抵抗のばらつきが大きくなる。
ここで、相分離は以下の方法で確認した。シリコン基板上に膜厚が100nm程度の酸化シリコン膜を形成し、スパッタリング法を用いてIn20Ge15Sb10Te55膜を240℃の基板温度で堆積した。窒素雰囲気中300℃で30分間の後熱処理を施し、X線回折法を用いて結晶構造を分析したところ、FCC(Face Centered Cubic)構造に結晶化したInGeSbTeに起因する回折線に加えて、InTeに起因する回折線が出現していることを確認した。これは、In20Ge15Sb10Te55膜が熱処理によって相分離したことを示す。一方、基板温度が180℃で堆積したIn20Ge15Sb10Te55膜の場合は、300℃熱処理後にFCC構造のInGeSbTeに起因する回折線は確認できるが、InTeに起因する回折線は観察されなかった。これは、堆積時の基板温度を制御することによって相分離を抑制できたことを示す。
まとめると、本実施の形態では、母材のGeSbTeにInが添加されてなるInGeSbTeを形成する時の基板温度を、母材のGeSbTeの結晶化温度より高く、InGeSbTeの結晶化温度より低い温度に制御している。図18は、その場結晶化温度のIn添加量依存性を示す。図18に示すように、In添加量を増やすと結晶化温度は高くなることがわかる。成膜時の基板温度を、母材となるGeSbTe膜の結晶化温度より高く、Inが添加されたGeSbTe膜の結晶化温度より低い温度に制御するということは、すなわち、図18の矢印で示した範囲内に制御することである。例えば、Inの添加量が20原子%であれば、基板温度を100℃から240℃の範囲内で制御すればよい。
図19は基板温度を変化させて堆積したIn20Ge15Sb10Te55膜を用いた相変化メモリのリセット電圧の分布を比較した結果であり、(a)〜(c)はそれぞれ50℃、180℃、および240℃の基板温度で堆積したIn20Ge15Sb10Te55膜を用いた相変化メモリのリセット電圧の分布図である。リセット電圧とは、In20Ge15Sb10Te55膜を非晶質化(高抵抗化)させるのに必要な電圧である。図19のグラフは確率分布になっており、傾きが小さいほどばらつきが大きいことを示す。基板温度が180℃では、50℃と240℃の場合に比べてリセット電圧のばらつきが小さいことがわかる。この理由は、In20Ge15Sb10Te55膜を180℃で形成すると、図17で示したように、結晶状態の抵抗のばらつきが小さいため、リセットに必要な電圧のばらつきが小さくなる結果と考えられる。
このように、本実施の形態では、カルコゲナイド膜19aをスパッタリング法で堆積する際に、基板温度を適切に制御することによって高品質な非晶質InGeSbTe膜が形成されるので、堆積後の相変化メモリの製造工程中にInGeSbTe膜の相分離を抑制することができ、電気的特性の均一性の高い相変化メモリが得られる。
これにより、耐熱性の高いカルコゲナイド膜19aからなる記憶層19を備え、高温環境下においても優れたデータ保持特性を発揮する相変化メモリを歩留まり良く製造することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態では、1種類の添加元素(In)を用いたが、複数の添加元素を用いた場合でも、GeSbTeとの間で安定組成ではない組成であれば同様の課題が生じるため、本発明の技術を適用することができる。例えば、3族から13族の元素の群(望ましくは9族から13族の元素の群)の中から選ばれた2種類以上の元素を添加したカルコゲナイド膜に対して適用してもよいし、3族から13族の元素の群(望ましくは9族から13族の元素の群)の中から選ばれた1種類以上の元素に加えて酸素や窒素を添加したカルコゲナイド膜に対して適用してもよい。
例えば、3族から13族の元素の群の中から選ばれた少なくとも1種類以上の元素を用いた場合において、MGeSbTe(Mは添加元素)は安定組成ではないため、配線工程中の熱によって添加元素(M)を含む結晶が相分離する場合がある。このため、記憶層にMGeSbTeを適用する場合、GeSbTeがその場結晶化する温度と、MGeSbTeがその場結晶化する温度との間に半導体基板の温度を保った状態で、MGeSbTe膜を形成する本発明の技術を適用することによって、前記実施の形態で説明した同様の効果を得ることができる。
また、9族から13族の元素の群の中から選ばれた少なくとも1種類以上の添加元素、例えばIn(インジウム)、Zn(亜鉛)、Co(コバルト)およびAg(銀)は、母材となるGeSbTeのGe、Sb、Teとイオン半径が近いため、GeSbTeと混ざりやすい。このため、9族から13族の元素の群の中から選ばれた少なくとも1種類以上の元素が添加されたカルコゲナイド膜は記憶層に適用し易い。
例えば、母材のGeSbTeにZnを添加した場合も、Inを添加した前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。図20は、非晶質状態から昇温したZnGeSbTe膜の電気伝導率の温度依存性をGeSbTeと比較して示す。図20に示すように、GeSbTe膜にZnを添加すると、結晶化温度(電気伝導率が急激に増大する温度)は約100℃向上することがわかる。すなわち、記憶層を構成するZnGeSbTe膜を形成する際に、その母材のGeSbTeのその場結晶化温度と、ZnGeSbTeのその場結晶化温度との間に半導体基板温度が保たれた状態であれば、抵抗のばらつきを抑制することができる。
また、前記実施の形態では、母材のGeSbTeがその場結晶化する100℃と、InGeSbTeがその場結晶化する240℃との間に半導体基板の温度を保った状態でInGeSbTe膜を形成したが、基板温度の範囲は、これに限ったものではない。すなわち、MGeSbTe膜(Mは添加元素)を用いる際に、その母材となるGeSbTeのその場結晶化温度(Ge、Sb、Teの組成によって異なる)より高く、MGeSbTeのその場結晶化温度(添加元素や組成によって異なる)より低い温度であればよい。
本発明は、記憶層としてカルコゲナイド膜を用いる相変化メモリの製造に適用することができる。

Claims (7)

  1. 相変化に伴う電気抵抗値の差によって情報を記憶する記憶層を半導体基板上に形成する工程を備えた半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記記憶層は、ゲルマニウム、アンチモンおよびテルルを母材とし、3族から13族の元素の群の中から選ばれた少なくとも1種類以上の元素が添加されたカルコゲナイド膜から構成され、
    前記母材がその場結晶化する第1温度と、前記カルコゲナイド膜がその場結晶化する第2温度との間に前記半導体基板の温度を保った状態で、非晶質の前記カルコゲナイド膜を形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 前記カルコゲナイド膜は、前記母材に、9族から13族の元素の群の中から選ばれた少なくとも1種類以上の元素が添加されてなることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記カルコゲナイド膜は、前記母材に、インジウム、亜鉛、コバルトおよび銀の群の中から選ばれた少なくとも1種類以上の元素が添加されてなることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 相変化に伴う電気抵抗値の差によって情報を記憶する記憶層を半導体基板上に形成する工程を備えた半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記記憶層は、ゲルマニウム、アンチモンおよびテルルを母材とし、インジウムが添加されたカルコゲナイド膜から構成され、
    前記母材がその場結晶化する第1温度と、前記カルコゲナイド膜がその場結晶化する第2温度との間に前記半導体基板の温度を保った状態で、非晶質の前記カルコゲナイド膜を形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記カルコゲナイド膜を構成する前記インジウムの濃度は10原子%以上であることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 前記カルコゲナイド膜は、スパッタリング法を用いて形成することを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 前記第1温度を100℃、前記第2温度を240℃とすることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置の製造方法。
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