JP5042988B2 - 陳列什器 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡や携帯電話、宝飾品、装身具などの陳列什器に関する。
眼鏡やアクセサリーなどの比較的小型軽量の陳列品を店頭や展示会場で展示する場合、複数の同種の陳列品を立体的に保持して展示する陳列スタンドが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開平02−103344号公報
眼鏡の陳列スタンドは、眼鏡フレームを穴や溝に挿入して、フレームが少し開いた状態にして眼鏡を保持するものや、眼鏡の鼻受を保持してフレームが全開した状態で保持するものが一般的である。これら陳列スタンドは、眼鏡を安定して保持し、ある程度意匠性よく展示するが、特に意匠性よく展示する点にデザイン的な改善の余地が残されている。
本発明の目的は、眼鏡などの意匠性に優れた陳列品を、その意匠性をさらに高めて陳列させる陳列什器を提供することにある。
本発明は、支持板と、前記支持板の片面に支持された互いに離隔して対向する複数の仕切板と、前記複数の仕切板を板厚方向から順に貫通して各仕切板それぞれに保持される複数の陳列用シャフトを備え、前記仕切板は前記シャフトが挿脱自在に貫通する取付孔を有し、前記シャフトは両端部に、前記複数の仕切板の配列方向両端の仕切板の前記取付孔に係止する係止溝を有し、前記複数の仕切板は、前記支持板に支持される側の縁部と反対側の縁部が二次曲線状であり、この二次曲線状縁部に合う二次曲線状配列で複数の前記取付孔を形成したことを特徴とする陳列什によって上記目的を達成するものである。
ここで、支持板と仕切板、シャフトはアクリル樹脂などの樹脂製品が強度、外観に優れることから望ましく、これら支持板、仕切板、シャフトの全表面に帯電防止処理を施すことができる。支持板の片面(内面)に複数の仕切板が支持板とほぼ直交させて支持され、この複数の仕切板に複数のシャフトが貫通して、複数の仕切板で複数の各シャフトが支持され、複数のシャフトで離隔する複数の各仕切板の間隔が安定に維持される。支持板は、1枚板構造の他、複数の板を分離可能に連結した複合板が適用できる。支持板に複数の仕切板を組立分解可能に取付ける、或いは、一体に固定する。隣接する仕切板の間のシャフトに、眼鏡などの比較的小型軽量の陳列品が載せ置き、引っ掛けなどにより保持され、そのままの状態で店頭や陳列車などで陳列される。複数のシャフトの全体の配列形態や、隣接するシャフトの間隔、方向性は、保持する陳列品の種類に応じて変更する。
本発明においては、複数の仕切板は、支持板に支持される側の縁部と反対側の縁部が二次曲線状で、この二次曲線状縁部に合う二次曲線状配列で複数の取付孔を形成することができる。この場合、複数のシャフトが配列方向で二次曲線状にに並び、二次曲線に沿う二次曲面で複数の陳列品を陳列することで、意匠効果に優れた陳列ができる。
また、本発明においては、複数の仕切板の二次曲線状縁部に陳列品を着脱自在に保持する凹凸部を形成し、この凹凸部とシャフトに陳列品を着脱自在に保持して陳列することができる。ここでの仕切板の凹凸部は、二次曲線状縁部に部分的に形成した切欠きや突片であり、この凹凸部とシャフトで陳列品を保持することで仕切板の二次曲線状縁部が有効利用ができ、陳列品をより安定した姿勢で陳列できる。
また、本発明においては、複数のシャフトに屈曲可能なものを使用することができる。このシャフトは、屈曲させると弾性復帰する弾性体が望ましい。かかるシャフトは、直線状のまま複数の仕切板の取付孔に貫通させて使用する他、隣接する仕切板の間でシャフトを屈曲させて使用することができる。複数の仕切板の間を蛇行するように貫通させて取り付けたシャフトは、二次曲線や三次曲線を描き、陳列品を意匠効果に優れた二次曲面展示や三次曲面展示で陳列することができる。また、隣接する仕切板の間で屈曲したシャフトは、屈曲方向と反対方向に弾性復帰する力で仕切板の取付孔に弾圧されるため、仕切板とシャフトの係止力が増大し、陳列什器の組立強度が増す。
また、本発明においては、支持板に対して仕切板を、仕切板を取り付ける支持板の片面に平行な方向にスライド移動自在に支持することができる。支持板に仕切板を、シャフトの軸方向にスライド移動自在に取り付けると、隣接する仕切板の間隔が調整できる。また、支持板に仕切板を、シャフトの軸方向と直交方向に取り付けると、仕切板にシャフトを貫通させて取り付けた後、隣接する一方の仕切板に対して他方の仕切板を相対的にスライドさせることでシャフトを屈曲させることができる。
さらに、本発明においては、支持板は、互いに着脱容易な係合手段をそれぞれに有して当該係合手段の係合で所定の交差角度で組立分解可能に連接される第1支持板と第2支持板を備え、この連接された第1支持板と第2支持板の対向する内面側に複数の仕切板の縁部を第1支持板と第2支持板のそれぞれの内面に形成した係合溝に組立分解可能に連接した構造とすることができる。
ここでの支持板の第1支持板と第2支持板の一方は、陳列棚の上面に載せ置きできる水平な底板(台板、座板)、または、陳列棚の下面に取付ける天板とすることができ、他方は陳列什器の背面を構成する背板(背面カバー)とすることができる。第1支持板と第2支持板の互いに着脱容易な係合手段は、差し込み溝(係合溝)と差し込み片(係合片)の組合せが望ましい。このような係合手段で第1支持板と第2支持板を連接することで、陳列什器の組立分解が容易になる。
また、支持板に第1支持板と第2支持板を使用した陳列什器においては、複数の仕切板を第1支持板の係合溝に挿脱自在に係合し、第2支持板の係合溝に係合後に固定手段で固定することができる。
ここでの固定手段は、ユリヤネジなどの意匠性の良いビスが適用できる。この場合、複数の仕切板に挿脱自在に係合させた第1支持板が仕切板から外れ易いため、陳列什器が埃などで汚れた場合、第1仕切板のみを取り外すことで陳列什器の掃除がし易くなる。
本発明によれば、支持板と複数の仕切板とシャフトといった形状がシンプルにでき、量産が容易で部品コストの安価なものを組み合わせるため、全体としての構造が複雑になるが製造組立が容易であり、安価に提供できる。また、複数の仕切板とシャフトの組み合わせて複数の陳列品を二次曲面展示や三次曲面展示といった意匠性に優れた展示ができ、眼鏡や携帯電話などの意匠性に優れた陳列品を、その意匠性をさらに高めて陳列させることが容易にできる優れた効果を奏する。
図1は、第1の実施形態を示す陳列什器(陳列スタンド)の斜視図である。 図2は、図1の陳列什器の組立時の斜視図である。 図3は、図2の陳列什器の拡大側面図である。 図4は、図1の陳列什器の分解斜視図である。 図5(A)および(B)は、図3の陳列什器の部分拡大側面図および組立時の側面図である。 図6は、図1の陳列什器の清掃時の分解斜視図である。 図7は、第2の実施形態を示す陳列什器の斜視図である。 図8は、図7の陳列什器の組立時の斜視図である。 図9は、図7の陳列什器の組立時の平面図である。
符号の説明
1a、1b 陳列品(眼鏡、携帯電話)
2 陳列什器(陳列スタンド)
10 支持板
11 第1支持板
12 第2支持板
13 係合手段
15、16 係合溝
18 固定手段
20 仕切板
20a、20b 縁部
20c 二次曲線状縁部
21 取付孔
22 凹凸部
30 シャフト
31 係止溝
以下、本発明に係る陳列什器の実施の形態を、図1〜図9を参照して説明する。
図1に示す陳列什器2は、複数の眼鏡1aを陳列する。陳列什器2は、図示しない陳列棚上に設置される陳列スタンド構造で、以下、必要に応じて陳列スタンド2と称する。陳列スタンド2は、支持板10と、複数例えば3枚の同一サイズの仕切板20と、複数例えば6本の同一長さのシャフト30を備える。支持板10は、横幅が同じ矩形の第1支持板11と第2支持板12を組立分解可能に連結した複合板である。第1支持板11は陳列棚の上面に載置されて使用されることから、以下、これを必要に応じて底板11と称する。また、第2支持板12は、底板11の背面に起立して使用されることから、以下、これを必要に応じて背板12と称する。これら底板11と背板12と、3枚の仕切板20は、カラーレンズやフレームを有する眼鏡1aの展示に有効なアクリル樹脂板が適用され、シャフト30にはアクリルクリア丸棒が適用される。なお、これらスタンド構成部品の材質は樹脂製に限らず、陳列品の種類、陳列形態に応じて適宜に選択される。
図1の陳列スタンド2は組立式で、全体の分解斜視図が図4に示される。図2は、概ね組み立てられた陳列スタンド2の3枚の仕切板20に最終の1本のシャフト30を貫通させるときの斜視図である。
支持板10を構成する底板11と背板12は、組立分解が容易なように概ね同様なサイズ、形状を成す。底板11は横長矩形の水平板であり、背板12は横長矩形の垂直板である。底板11の後辺の縁部と、背板12の下辺の縁部に、図5に示すように互いに着脱容易な差し込み式の係合手段13(13aと13b)が形成される。図5に示す底板11の係合手段13aは、図4で上面になる底板内面の後辺側の縁部に形成されたレール溝13aである。このレール溝13aは、底板11の後辺の縁部上に一体に立設された一対のレール板13’aの間に形成される。背板12の係合手段13bは、背板12の下辺側の縁部13bである。この縁部13bは、全長に亘り平板状で、図5(A)(B)に示すように、レール溝13aに真上から差し込んで係合させ、真上に抜けるようにしてある。縁部13bをレール溝13aに差し込むことで、底板11の後端部と背板12の下端部がほぼ直角の交差角度θで連接される。
図4に示すように底板11は、内面に底板縦幅方向に3条の係合溝15を有する。係合溝15は、底板11の内面に一体に突設された一対のレール板15’の間に形成されたレール溝である。3条の係止溝15は互いに一定の間隔で離隔し、各係止溝15の後方端はレール溝13aの内側レール板13’aに達する。係止溝15の溝幅は、平板状の仕切板20の板厚にほぼ等しく、仕切板20の下辺の縁部20aが係止溝15に差し込まれる。
図4に示すように背板12も、内面に縦方向に3条の係合溝16を有する。係合溝16は、背板12の内面に一体に突設された一対のレール板16’の間に形成されたレール溝である。係止溝16の溝幅は、底板11の係止溝15の溝幅と同じで、仕切板20の後辺の縁部20bが係止溝16に差し込まれる。3条の係止溝16は、底板11の3条の係止溝15と同じ間隔、位置で互いに離隔する。各係止溝15のレール板16’は、背板12の係止手段13である下辺の縁部13bから上方に延在する。底板11と背板12を直交させて連結すると、底板11の各係合溝15の後端部開口と背板12の各係合溝16の下端部開口が連通する。また、3条の係止溝16のそれぞれのレール板16’の中央1箇所に固定手段、例えばビス18を取り付けるための止め穴17が形成される。後述するように係止溝16に差し込まれた仕切板20の縁部20bがレール板16’に、固定手段であるビス18で適宜に固定される。
3枚の仕切板20は、同一サイズの扇形の平板で、下辺と後辺の直交二辺の縁部20a、20bと、1/4円弧の二次曲線を描く二次曲線状縁部20cを有する。直交二辺の縁部20a、20bが支持板10側に支持される縁部であり、この縁部と反対側の縁部が二次曲線状縁部20cである。3枚の各仕切板20は、二次曲線状縁部20cの近くにシャフト30が貫通する取付孔21を板厚方向に貫通させて有する。1枚の仕切板20の取付孔21は、シャフト30の本数(6本)に合わせて6箇所に形成され、その配列は二次曲線状縁部20cに合わせて二次曲線状に並ぶようにしてある。二次曲線状縁部20cに、陳列品である眼鏡1aを着脱自在に保持する凹凸部22を形成している。この凹凸部22は眼鏡1aの鼻受として使用される切欠きで、1つの二次曲線状縁部20cにシャフト30の本数(6本)に合わせて6箇所に形成される。
また、各仕切板20の後辺側縁部20bの下端部には、図5(B)に示すような切欠き23を形成している。仕切板20の下辺の縁部20aを底板11の係止溝15に差し込んだとき、切欠き23に底板11の内外一対のレール板13’aの内側レール板が嵌入するようにして、仕切板20が安定して取付けられるようにしてある。この切欠き23は、支持板10に仕切板20を取付ける際の方向性の目印としても利用できる。
6本の各シャフト30は同一線径、同一長さの丸棒で、それぞれに両端部に係止溝31を有する。係止溝31は、図2の部分拡大図に示すように、シャフト30の周方向全周に形成される。シャフト30の線径は、仕切板20の取付孔21の孔径より若干大きく、1本のシャフト30が取付孔21に多少の摩擦抵抗で挿通できるようにしてある。係止溝31の溝幅は、仕切板20の板厚とほぼ同じである。シャフト30を取付孔21に挿通して、係止溝31が取付孔21の位置で停止すると、取付孔21の両エッジが係止溝31の両エッジに係止する。1本のシャフト30の両端部のみに形成した2箇所の係止溝31の離間距離は、複数の仕切板20の配列方向で両端にある2枚の仕切板の離間距離に設定される。仕切板20が3枚の場合、両側2枚の仕切板20の取付孔21にシャフト30の両端部の係止溝31が係止して、両側2枚の仕切板20の間隔が規制され、維持される。
以上の陳列スタンド2の組立は、次のように行うことができる。底板11の各係止溝15に1枚ずつ仕切板20の下辺の縁部20aを真上から差し込む。この場合、係止溝15の先端開口から縁部20aの切欠き23のある端部から差し込むようにしてもよい。図5(B)に示すように切り欠き23をレール板13’aに嵌入する。次に、3枚の仕切板20の後辺の縁部20bを背板12の対応する係止溝16に差し込み、背板12の下辺の縁部13bを底板11の後辺のレール溝13aに差し込んで、縁部20bを係止溝16にビス18で固定する。このような底板11と背板12と仕切板20の差し込み式組付けとビス止めは、手作業で簡易に行える。
なお、別の組付順序としては、背板12と仕切板20を組み付けてから底板11を組み付けることが可能であり、さらに、底板11と背板12を組み付けてから、この両者に仕切板20を組み付けることもできる。
図2に示すように、底板11と背板12と仕切板20の三者を組み付けてから、3枚の仕切板20に計6本のシャフト30を1本ずつ取付ける。1本のシャフト30を、3枚平行に並ぶ仕切板20の最外側1枚から中間の1枚、最後に残った1枚の各仕切板20の取付孔21に挿通する。シャフト30の両端部の係止溝31を最外側2枚の仕切板20の取付孔21に係止させて、1本のシャフト30の取付が終了する。3枚の仕切板20の二次曲線状縁部20cの近くを6本のシャフト30が貫通して支持することで、3枚の仕切板20の姿勢が安定し、陳列スタンド2の組付強度が高く安定する。
陳列スタンド2での眼鏡1aの陳列は、図1に示すように行える。1個の眼鏡1aの鼻受を仕切板20の任意の1箇所の凹凸部22に載せ掛けて、眼鏡1aの両側フレームを1本のシャフト30に載せ掛ける。このようにすることで陳列スタンド2には、仕切板6の枚数とシャフト30の本数を掛けた3×6=18個の眼鏡1aが陳列できる。縦一列の6個の眼鏡1aが1/4円弧状の二次曲線展示されるので、6個全てが見易く、展示の意匠性に優れる。
陳列スタンド2を分解する場合は、上記の組立順序と逆の手順で行えばよい。また、陳列スタンド2が埃などで汚れた場合は、全体を分解して掃除することもできるが、図6に示すように、底板11のみを分解して掃除することができる。陳列スタンド2に埃は主に底板11の上に溜まり、掃除は主に底板11に対して行われる。底板11は背板12や仕切板20に差し込み式に係合されているのみであるので、底板11に対して背板12と仕切板20を持ち上げると、底板11が容易に外れて、掃除がし易くなる。底板11を外すとき、背板12に仕切板20がビス18で固定されているので、底板11の取外し作業が容易になり、掃除後の底板取付け作業も容易になる。
次に、図7〜図9を参照して第2の実施形態を説明する。
図7の陳列什器2で陳列される陳列品は携帯電話1bである。この陳列什器2の支持板10は、横長矩形の1枚板のみで構成している。支持板10は、図示しない陳列室などの壁面に鉛直姿勢で直接に、又は、間隔を開けてビス止めされる。支持板10の陳列側となる前面(内面)に複数枚、例えば5枚の仕切板20を直交させて設置し、各仕切板20を横方向に複数本、例えば6本のシャフト30が貫通する。ここでの5枚の各仕切板20は、支持板10の前面に縦方向に支持される直線状縁部20aと、この縁部20aの両端から前方に半円弧状に延在する二次曲線状縁部20cを有する。各仕切板20は、二次曲線状縁部20cの近くに、6本のシャフト30の取付孔21を有する。図9に示すように、シャフト30は、両端部に係止溝31を有する。仕切板20とシャフト30の取付構造は、基本的に図1の場合と同様であることから、詳細説明は省略する。
図7の陳列什器2の図1陳列スタンドと相違するところは、サイズの異なる複数の仕切板20に、屈曲可能な弾性を有するシャフト30を蛇行状に屈曲させて貫通させたことである。5枚の仕切板20を図8で手前側から第1仕切板20−1、第2仕切板20−2、第3仕切板20−3、第4仕切板20−4、第5仕切板20−5とすると、図9に示すように、支持板10の前面からの各仕切板の突出長Lを大小相違させる。図9においては、第1仕切板20−1の突出長が第2仕切板20−2より大きく、第2仕切板20−2と第3仕切板20−3の突出長がほぼ同じである。また、第4仕切板20−4の突出長を第3仕切板20−3と第5仕切板20−5の突出長より大きくしてある。
図8と図9に示すように、1本の屈曲可能なシャフト30を第1仕切板20−1の取付孔21に挿通し、続いて第2仕切板20−2と第3仕切板20−3の取付孔21へと挿通する。シャフト30を第2仕切板20−2から第3仕切板20−3に向かわせるとき、各仕切板の突出長の差でシャフト30が円弧状に屈曲する。最終的に1本のシャフト30は、5枚の各仕切板20の間で前後方向に屈曲して蛇行した状態で、5枚の各仕切板20の取付孔21に係止される。弾性のシャフト30は屈曲方向と反対方向に弾性復帰しようとし、この復帰力が図9の鎖線矢印で示す方向に作用して、シャフト30の5箇所が対応する取付孔21に弾圧的に係止する。この弾圧係止により、シャフト30の取付強度が増し、5枚の仕切板20の姿勢が安定する。また、横方向で蛇行する6本のシャフト30が仕切板20の縦方向の二次曲線状縁部20cに沿うように縦方向に二次曲線状に配列されるため、6本のシャフト30が三次曲面に沿う配列となる。この6本のシャフト30に複数の携帯電話1bを保持させることで、複数の携帯電話1bを三次曲面で意匠効果よく展示することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、図1の陳列什器2においては、上下を逆にして底板11を陳列棚の下面などに取付ける天板として使用することも可能である。同様に図7の陳列什器2は、1枚板の支持板10を天板としてしようして、各シャフト30に陳列品を吊り下げて展示する用途などが可能である。
また、図7の陳列什器2の場合、支持板10に対して複数の各仕切板20を上下方向にスライド移動自在に取り付けることができる。この取付けは、支持板10の前面に縦方向にレール溝を形成し、このレール溝に仕切板20の縁部20aを上下に摺動自在に係合させることで取り付けることで容易に可能となる。このようにすると、複数の仕切板20の一部を上下にスライドさせることでシャフト30の屈曲形態を変更させることができる。或いは、複数の仕切板20にシャフト30を直線状にしたまま貫通させて取り付けてから、仕切板20を適宜にスライドさせてシャフト30を屈曲させることができる。仕切板20にシャフト30を直線状にして貫通させることで、シャフト取付作業が容易になる。
また、図1の陳列スタンド2や図7の陳列什器2のいずれにおいても、支持板10に対して複数の各仕切板20をその板厚方向にスライド移動自在に取り付けることができる。この場合、図1の陳列スタンド2においては、レール板15’、16’を支持板10に対して横方向にスライド自在に取り付ければよい。このように各仕切板20を横方向にスライド自在に取り付けることで、隣接する仕切板の間隔が陳列品の種類に合わせて適宜に調整できる。

Claims (7)

  1. 支持板と、前記支持板の片面に支持された互いに離隔して対向する複数の仕切板と、前記複数の仕切板を板厚方向から順に貫通して各仕切板それぞれに保持される複数の陳列用シャフトを備え、前記仕切板は前記シャフトが挿脱自在に貫通する取付孔を有し、前記シャフトは両端部に、前記複数の仕切板の配列方向両端の仕切板の前記取付孔に係止する係止溝を有し、前記複数の仕切板は、前記支持板に支持される側の縁部と反対側の縁部が二次曲線状であり、この二次曲線状縁部に合う二次曲線状配列で複数の前記取付孔を形成したことを特徴とする陳列什器。
  2. 前記陳列用シャフトの線径を、前記仕切板の取付孔の孔径より若干大きくし、前記陳列用シャフトを前記取付孔に摩擦抵抗で挿通するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の陳列什器。
  3. 前記仕切板は、前記二次曲線状縁部に陳列品を着脱自在に保持する凹凸部を有し、この凹凸部と前記シャフトで陳列品を着脱自在に保持して陳列することを特徴とする請求項2に記載の陳列什器。
  4. 前記複数のシャフトが屈曲可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の陳列什器。
  5. 前記支持板に対して前記仕切板を、当該仕切板を取り付ける前記支持板の片面に平行な方向にスライド移動自在に支持したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の陳列什器。
  6. 前記支持板は、互いに着脱容易な係合手段をそれぞれに有して当該係合手段の係合で所定の交差角度で組立分解可能に連接される第1支持板と第2支持板を備え、この連接された第1支持板と第2支持板の前記交差角度で対向する内面側に前記複数の仕切板の縁部を第1支持板と第2支持板のそれぞれの内面に形成した係合溝に組立分解可能に連接したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の陳列什器。
  7. 前記複数の仕切板を、前記第1支持板の係合溝に挿脱自在に係合し、前記第2支持板の係合溝に係合後に固定手段で固定することを特徴とする請求項6に記載の陳列什器。
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