JP5042504B2 - 製品情報処理システム及び製品情報処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、電設資器材を選択する電設資器材管理提供システムに適応して好適な製品情報処理システム及び製品情報処理方法に関するものである。
詳しくは、情報入力装置と情報提供装置とが通信手段により接続され、情報入力装置では、使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報を入力し、情報提供装置では、この使用目的情報をキー情報にして製品を検索し、この検索によって得られた使用目的情報に対応する製品の情報を通信手段を通じて当該情報入力装置に送信するようになされ、使用目的に応じた製品を迅速、かつ、的確に選択できるようにすると共に、専門知識がなくても、必要とする製品を簡単に選択できるようにする。
従来、ユーザは、販売元が提供するカタログやCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などに記載された多くの電設資器材の製品群の中から必要とする製品を製品仕様を参考にして選択したり、また、販売元に直接該当する製品を聞くなどして製品を選択し、選択した製品の製品番号などを口頭または指定様式の用紙に記入して販売元に注文してきた。
このような従来の例に関連して、特許文献1には、建設資材の販売を管理する建設資材販売管理システムが開示されている。この建設資材販売管理システムによれば、資材メーカ端末2、代理店端末3、設計者端末4、施工者端末5の間でやり取りされる情報を建設資材販売管理システム1で一元管理し、この一元管理された商品情報を各業者が所有する端末により参照する。これにより、資材の選択及び見積取得、資材発注、資材納品の業務を効率よく行えるようにしたというものである。
また、特許文献2には、資材調達を支援する住宅資材発注方法およびシステムが開示されている。この住宅資材発注方法およびシステムによれば、住宅の基本的な設計内容を示す設計データが情報処理装置に入力され、この情報処理装置は、入力された設計データに基づいて住宅の建築に必要な部材の仕様および数量を詳細設計し、詳細設計の結果に基づき、部材の発注内容を示す発注リストを作成して発注リストを発注先に送信する。これにより、発注リストの作成を自動化できるようにしたというものである。
また更に、特許文献3には、バーコードを使用した販売システムが開示されている。この販売システムによれば、バーコードをスキャンする携帯端末2を備え、この携帯端末2により商品と端末装置のバーコード情報をカタログ等から読み取り、読み取った情報をパソコン5に送信する。これにより、納品書等を入力する手間を省略できるようにしたというものである。
特開2002−133189号公報(第4頁、第1図) 特開2001−188813号公報(第3頁、第1図) 特開2001−101262号公報(第2頁、第2図)
ところで、従来例によれば、複数の製品の中から選択した製品を販売元に注文する場合、口頭、又は文字で伝えている為、口頭での注文ミスや、指定様式の用紙へ記入する際の手間、及び記入ミスが発生することが考えられる。このため、作業の効率が低下する恐れがある。
また、特許文献1乃至3に係るシステムによれば、製品を選択する際に、製品仕様などの情報を参照して製品を選択するので、ユーザに製品の専門的な知識がない場合、必要とする製品を簡単に選択できないことがある。
そこで、本発明はこのような従来例に係る課題を解決したものであって、使用目的に応じた製品を迅速、かつ、的確に選択できるようにすると共に、専門知識がなくても必要とする製品を簡単に選択できるようにした製品情報処理システム及び製品情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の製品情報処理システムは、製品情報を処理するシステムであって、複数の製品を使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報及び顧客の顧客情報を入力する情報入力装置と、前記情報入力装置によって入力された前記使用目的情報に基づいて前記製品の製品情報を検索し、当該検索結果によって得られる前記使用目的情報に対応する前記品情報を提供する情報提供装置と、前記情報入力装置と前記情報提供装置とを接続する通信手段と、前記情報提供装置に前記通信手段を介して接続され、前記顧客毎の電気設備情報が記憶された顧客情報管理装置とを備え、前記顧客情報管理装置は、前記情報提供装置の検索により得られた前記使用目的情報に対応する前記製品情報及び前記顧客情報が前記情報提供装置から送信された場合、前記顧客情報を検索キーにして前記顧客の前記電気設備情報を検索し、当該検索で前記顧客情報に合致した電気設備情報に前記情報提供装置から送信された前記製品情報が対応しているかを比較し、当該比較結果により前記電気設備情報に対応する製品情報を前記通信手段を通じて前記情報提供装置へ送信し、前記情報提供装置は、前記通信手段を介して前記顧客情報管理装置から送信された前記電気設備情報に対応する前記品情報を前記情報入力装置に送信することを特徴とするものである。
本発明に係る製品情報処理システムによれば、製品情報を処理する場合であって、情報入力装置は、複数の製品を使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報を入力する。情報提供装置は、情報入力装置によって入力された使用目的情報に基づいて製品の情報を検索し、当該検索結果によって得られる使用目的情報に対応する製品の情報を提供する。また、前記情報提供装置は、情報入力装置と情報提供装置とを接続する通信手段を介して検索結果によって得られた使用目的情報に対応する製品の情報を情報入力装置に送信する。これにより、製品注文者側で使用目的に対応した製品の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた製品を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。
上述した課題を解決するために、請求項7に記載の製品情報処理方法は、製品情報を処理する方法であって、情報入力装置が複数の製品の情報を使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報及び顧客の顧客情報を入力する第1のステップと情報提供装置が前記第1のステップで入力された前記使用目的情報に基づいて前記製品の情報を検索し、当該検索によって得られた前記使用目的情報に対応する製品の製品情報を提供する第2のステップと、顧客情報管理装置が、前記第2のステップの検索により得られた前記使用目的情報に対応する前記製品情報及び前記顧客情報が前記情報提供装置から送信された場合、当該顧客情報を検索キーにして前記顧客の前記電気設備情報を検索し、当該検索で前記顧客情報に合致した電気設備情報に前記情報提供装置から送信された前記製品情報が対応しているかを比較し、当該比較結果により前記電気設備情報に対応する製品情報を前記通信手段を通じて前記情報提供装置へ送信する第3のステップと、前記情報提供装置が前記第3のステップで送信された前記電気設備情報に対応する前記製品情報を前記情報入力装置に送信する第4のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る製品情報処理方法によれば、使用目的に対応した製品の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた製品を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。これにより、専門知識がなくても、必要とする製品を簡単に選択することができる。
本発明に係る製品情報処理システム及び製品情報処理方法によれば、情報入力装置と情報提供装置とが通信手段により接続され、情報入力装置では、使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報を入力し、情報提供装置では、この使用目的情報をキー情報にして製品を検索し、この検索によって得られた使用目的情報に対応する製品の情報を通信手段を通じて当該情報入力装置に送信するようになされる。
この構成によって、製品注文者側で使用目的に対応した製品の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた製品を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。これにより、専門知識がなくても、必要とする製品を簡単に選択することができる。
続いて、本発明に係る製品情報処理システム及び製品情報処理方法について、図面を参照しながら説明をする。
図1は、本発明に係る実施例としての電設資器材管理提供システム100の構成例を示す概念図である。図1に示す電設資器材管理提供システム100は、製品情報処理システムの一例であり、端末1、管理サーバ2、自動倉庫3、及び顧客情報管理サーバ30から構成される。
端末1は、情報入力装置の一例であり、図2に示す内蔵モデム4を介して電話回線8に接続されている。電話回線8は電話会社局内に設置されたインターネット接続装置に接続されている。端末1には、ノートパソコンを使用する。端末1は、モニタ6、複数の図示しないUSB(Universal Serial Bus)インターフェースを備えており、各USBインターフェースには、キーボード7及びマウス8が接続されている。キーボード7には、例えば、かな漢字変換などで利用するためのキートップが備えられた106型キーボードが使用される。マウス8には、例えば、光学式センサーが接地面を断続的にスキャンすることで移動を検出する光学式マウスが使用される。マウス8が平面上で上下左右に移動されると、モニタ6の画面上に表示された図6に示すカーソル17が上下左右に移動する。
端末1は、複数の電設資器材を使用目的毎に分類した製品分類情報の一例となる電設資器材分類データリスト50に対応する使用目的データをキーボード7及びマウス8を使用して入力するようになされる。使用目的データとは、例えば、電設資器材を使用目的毎に分類する「絶縁抵抗を測りたい」、「接地抵抗を測りたい」などの情報をいう。電設資器材分類データリスト50とは、電設資器材を使用目的データ毎に分類したものをいう。例えば、「絶縁抵抗を測りたい」の使用目的データが入力されると、電設資器材分類データリスト50を参照して、該当する電設資器材の製品データがモニタ6に表示されるか、もしくは、更に、使用目的データを入力することを促す画面がモニタ6に表示される。電設資器材の製品データには、製品名、製品コード、及び仕様などのデータが含まれる。この製品コードを使用して電設資器材の製品データが検索される。
管理サーバ2は、情報提供装置の一例であり、管理サーバ2a、2bから構成され、Web(World Wide Web)アプリケーションサーバとして機能する。管理サーバ2a、2bは同じ装置構成であり、通常、デュアルモードで運転されている。ここで、デュアルモードとは、サーバ2aが動作状態であり、サーバ2bが待機状態である。例えば、動作中のサーバ2aに問題が発生してダウンした場合に、待機中のサーバ2bが起動されて動作中となり、ダウンしたサーバ2aにかわって処理を行う。また、動作中のサーバ2aにアクセスが集中した場合、待機中のサーバ2bも起動する。これにより、サーバ2の信頼性や処理能力を向上することができる。
管理サーバ2は、内蔵モデム4を介して電話回線8に接続され、電話回線8は電話会社局内に設置されたインターネット接続装置に接続されている。管理サーバ2には、OS(Operating System)としてUNIX(登録商標)がインストールされている。また、図2に示す制御部20が備えられている。
制御部20は、端末1によって入力された使用目的データに基づいて電設資器材の製品データを検索し、この検索結果によって得られる使用目的データに対応する電設資器材の製品データを提供する。この提供方法は、電話回線8を介して当該検索結果によって得られた使用目的データに対応する電設資器材の製品データを端末1に送信する。
例えば、ユーザが使用目的データである「絶縁抵抗を測りたい」などをキーボード7又はマウス8を使用して端末1から入力すると、入力された使用目的データは管理サーバ2に送信される。管理サーバ2は、使用目的データを受信し、電設資器材分類データリスト50を参照して、受信した使用目的データに該当する電設資器材の製品データを選択して製品データを端末1へ送信するか、もしくは、更に、異なる使用目的データの入力を要求するデータを端末1へ送信する。端末1は、製品データを受信した場合、電設資器材の製品情報をモニタ6に表示する。使用目的データの入力を要求するデータを受信した場合、使用目的の項目をモニタ6に表示する。これにより、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。従って、専門知識がなくても、必要とする電設資器材を簡単に選択することができる。
自動倉庫3は図示しない発送管理サーバを備え、発送管理サーバは、内蔵モデムを介して電話回線8に接続され、電話回線8は、電話会社局内に設置されたインターネット接続装置に接続されている。自動倉庫3は、管理サーバ2から電設資器材の発送データD30を受信し、受信したこの発送データD30に基づいて電設資器材を自動的に発送する。この発送データD30は、顧客コード、氏名、発送先、及びメールアドレスから構成されている。
例えば、自動倉庫3は、図示しない多段高層の棚、スタッカークレーン及び制御装置などを備え、管理サーバ2から電設資器材の発送データD30を受信すると、制御装置に制御されたスタッカークレーンによって、棚に積まれた電設資器材が取り出され、取り出された電設資器材に配送先が指定される。これにより、倉庫から電設資器材を自動的に発送することができる。
顧客情報管理サーバ30は、管理サーバ2に専用線31を介して接続されて電力会社に設置される。顧客情報管理サーバ30には、顧客の電気設備データが記憶されている。電気設備データとは、契約種別、供給方式、契約容量、引込柱、負荷設備、及び図面(結線図や配線図)などのデータである。この電気設備データは図示しないハードディスクに保存されている。顧客情報管理サーバ30は、管理サーバ2から顧客データ及び製品データが送信された場合に、電気設備データを参照して使用可能な製品データを提供する。
例えば、顧客情報管理サーバ30は、管理サーバ2から顧客データ及び製品データが入力され、この顧客データを検索キーにして顧客の電気設備データを検索し、合致した電気設備データと製品データとを比較し、比較結果を専用線31を通じて管理サーバ2へ送信する。
具体的には、顧客情報管理サーバ30は、管理サーバ2から電気の需給契約番号、氏名、又は住所などの顧客データ、及び電気配線が図面どおりに工事されているかを確認するための製品である電気工事チェッカー、三相3線式200V回路確認用チェッカーなどの製品データが入力され、この顧客データを検索キーにして顧客の電気設備データを検索し、例えば合致した電気設備データの1つである「単相回路のみであるか、又は三相3線式200V回路が存在するか」のデータと入力された各チェッカーの製品データとを比較する。比較後、各チェッカーが電気設備データに対応しているか否かを専用線31を通じて管理サーバ2へ送信する。これにより、顧客の電気設備の状況をいちいち調べなくても、該当する製品を購入することができる。
図2は、管理サーバ2の制御系の構成例を示すブロック図である。図2に示す制御部20には、内蔵モデム4、CPU10、RAM11、ハードディスク12及びCPUバス14が備えられる。
内蔵モデム4は、CPUバス14を介して電話回線8に接続されている。内蔵モデム4は、CPU10によりCPUバス14を介して出力されるデジタルデータを音声信号に変換して電話回線8に出力する。また、電話回線8を通じて伝送される音声信号をデジタルデータに変換してCPUバス14を介してCPU10へ出力する。これにより、電話回線8を介してインターネット通信網に接続し、データの送受信を行うことができるようになる。
CPU10は、CPUバス14に接続されており、CPU10の駆動クロックは700MHz程度である。CPU10は、端末1から送信された使用目的データをCPUバス14を介して受信する。CPU10は、受信した使用目的データに基づいて電設資器材の製品データを検索し、この検索結果によって得られる使用目的データに対応する電設資器材の製品データ、もしくは、更に、異なる使用目的データの入力を要求するデータをCPUバス14、内蔵モデム4を介して電話回線8を使用して送信する。
例えば、CPU10は、「絶縁抵抗を測りたい」などの使用目的データを受信し、電設資器材分類データリスト50を参照して、受信した使用目的データに該当する電設資器材の製品データを選択してこの製品データを端末1へ送信する。
端末1は、電設資器材の製品データを受信した場合、電設資器材をモニタ6に表示する。使用目的データの入力を要求するデータを受信した場合、使用目的の項目をモニタ6に表示する。これにより、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。従って、専門知識がなくても、必要とする電設資器材を簡単に選択することができる。
ハードディスク12は、記憶手段の一例であり、CPUバス14を介してCPU10に接続される。ハードディスク12には、電設資器材の製品情報処理ソフト、電設資器材分類データリスト50及び電設資器材の製品データが記憶されている。また、顧客ごとに顧客コード、顧客名、発送先、及びメールアドレスが記憶されており、CPU10により顧客コードを使用して顧客名、発送先、及びメールアドレスを検索する。例えば、図5に示すように、顧客コード「0012」、顧客名「山田太郎」、電設資器材発送先「東京都・・・・・」、メールアドレス「y_taro@xxxx.co.jp」と記憶されており、電設資器材が発注された時の注文データD31に顧客コード「0012」が含まれており、このコードを検索キーとして顧客名、発送先、及びメールアドレスを検索する。
ハードディスク12の容量は100Gバイト程度であり、増設も可能である。電設資器材の製品情報処理ソフトは、Webアプリケーション・ソフトウェアである。この製品情報処理ソフトのバージョンを更新する場合、例えば、ソフト開発ベンダのホームページから更新用のソフトがダウンロードされ、ダウンロードされたソフトが解凍され、解凍された実行ソフトが実行される。これにより、製品情報処理ソフトのバージョンが更新される。
電設資器材分類データリスト50は、使用目的データごとに電設資器材の製品データが分類された情報である。例えば、CPU10は、この電設資器材分類データリスト50を参照して、「絶縁抵抗を測りたい」などの使用目的データに該当する電設資器材の製品データを抽出する。電設資器材の製品データの更新は、FTP(File Transfer Protocol)ソフトを使用して、修正したファイルをアップロードして更新する。また、新しく電設資器材の製品データを追加する場合も同様にして追加ファイルをアップロードする。
RAM11は、CPUバス14を介してCPU10に接続され、このRAM11の容量は、256Mバイト程度である。RAM11は、例えば、ハードディスク12に記憶された電設資器材の製品情報処理ソフト、電設資器材分類データリスト50及び電設資器材の製品データがCPU10により展開される。
図3は、電設資器材分類データリスト50の構成例を示す説明図である。図3に示す電設資器材分類データリスト50はハードディスク12に保存されている。大項目分類データD20、中項目分類データD21、小項目分類データD22に分類されて構築されている。
大項目分類データD20は、使用目的別に分類した項目から形成されている。具体的には、「絶縁抵抗を測りたい」D1、「分電盤の型式番号を選択したい」D2、「接地抵抗を測りたい」D3、「漏電遮断器の動作をテストしたい」D4、「停電時に電源をバックアップしたい」D5、及び「電気配線が図面どおりに工事されているか確認したい」D15である。
中項目分類データD21は、個々の大項目分類データD20を更に分類した項目から形成されている。具体的には、一例として上述した「絶縁抵抗を測りたい」D2を更に分類した、「任意の箇所の絶縁抵抗を測りたい」D6、「電動工具の絶縁抵抗を測りたい」D7である。
小項目分類データD22は、個々の中項目分類データD21を更に分類した項目から形成されている。具体的には、一例として上述した「絶縁抵抗を測りたい」D7を更に分類した、「据置型」D8、及び「携帯型」D9である。電設資器材の製品データ群D23は、電設資器材の製品データの集合であり、電設資器材の製品コード別にD10〜D14を一例として列挙している。
例えば、大項目分類データD20で「絶縁抵抗を測りたい」D2が選択され、中項目分類データD21で「任意の箇所の絶縁抵抗を測りたい」D6が選択されると、製品コードがMC−1Bのメグオームチェッカ(以下メグオームチェッカ(MC−1B)という)の製品データD10がCPU10により抽出される。大項目分類データD20で「絶縁抵抗を測りたい」D2が選択され、中項目分類データD21で「絶縁抵抗を測りたい」D7が選択され、小項目分類データD22で「据置型」D8が選択されると、製品コードがMC−2EHの電動工具絶縁チェッカ(以下電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)という)の製品データD11が抽出される。
大項目分類データD20で「絶縁抵抗を測りたい」D1が選択され、中項目分類データD21で「絶縁抵抗を測りたい」D7が選択され、小項目分類データD22で「携帯型」D9が選択されると、製品コードがMC−3Aの電動工具絶縁チェッカ(以下電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)という)の製品データD12が抽出される。大項目分類データD20で「接地抵抗を測りたい」D3が選択されると、製品コードがERT−1Aのアーステスタ(以下アーステスタ(ERT−1A)という)の製品データD13が抽出される。大項目分類データD20で「電気配線が図面どおりに工事されているか確認したい」D15が選択されると、製品コードがECR00の電気工事チェッカー(以下電気工事チェッカー(ECR00)という)の製品データD14が抽出される。このようにすることで、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。これにより、専門知識がなくても、必要とする電設資器材を簡単に選択することができる。
電設資器材分類データリスト50は、ブラウザ16を使用して変更することができる。例えば、中項目分類データD21の「任意の箇所の絶縁抵抗を測りたい」D6を削除する場合、先ず、ブラウザ16に表示される電設資器材分類データリスト50の変更・削除画面(図示しない)を開く。次に「任意の箇所の絶縁抵抗を測りたい」D6項目を選択して、削除ボタンをクリックする。これにより、「任意の箇所の絶縁抵抗を測りたい」D6項目を削除することができる。
例えば、中項目分類データD21に項目を追加する場合、先ず、ブラウザ16に表示される電設資器材分類データリスト50の追加画面(図示しない)を開く。次に、表示される中項目分類データD21をクリックして、表示される追加欄にキーボード7から追加する文章を入力する。これにより、中項目分類データD21の項目を追加することができる。
図4は、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品データD11の構成例を示す説明図である。図4に示す電動工具絶縁チェッカの製品データは、製品名、製品コード、特徴、接続手続き、注意事項および仕様などの項目から構成されている。これらの項目は固定されるものではなく、電設資器材ごとに変更することが可能である。
この製品データは、ハードディスク12にファイル形式で保存されている。製品データは、ブラウザ16を使用して変更することができる。例えば、先ず、ブラウザ16から電設資器材の製品データの変更・削除画面(図示しない)を開く。次に、電設資器材群の中から電動工具絶縁チェッカの項目を選択して、変更ボタンをクリックする。クリックすると、ファイル形式で電動工具絶縁チェッカの製品データがブラウザ16に表示される。表示された電動工具絶縁チェッカの製品データの変更箇所にカーソル17を合せてクリックし、キーボード7から文字を入力して保存ボタンをクリックする。これにより、電動工具絶縁チェッカの製品データを変更することができる。
図5は、発送データリスト51の構成例を示す説明図である。図5に示す発送データリスト51は、顧客コード、氏名、発送先、及びメールアドレスから構成され、ハードディスク12に保存されている。この発送データリスト51は、管理サーバ2が端末1から電設資器材の注文データD31を受信し、受信した注文データD31に含まれている顧客コードを検索キーとして氏名、及び発送先が検索される。また、見積もり要求データを受信し、受信した見積もり要求データに含まれている顧客コードを検索キーとしてメールアドレスが検索され、このメールアドレスに見積もりデータを送信する。
注文データD31を受信した場合、検索された顧客コードから氏名、及び発送先を検出し、検出されたこれらの情報を含んだ発送データD30を自動倉庫3へ送信する。自動倉庫3は、発送データD30を受信し、受信した発送データD30を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。これにより、電設資器材の注文から発送まで自動化することができるで、電設資器材の発送先の記入ミスや連絡ミスを解消することができる。
図6は、製品メニュー一覧の表示例を示す説明図である。図6に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、ハードディスク12に保存されている電設資器材の製品情報処理ソフトがCPU10により起動されて表示される製品メニュー一覧が表示されている。
ブラウザ16に表示された製品メニュー一覧には、リンクボタンである計測器L1ボタン、警報器L2ボタン、配線用遮断器L3ボタン、住宅用分電盤L4ボタン、標準分電盤L5ボタン、配線用遮断器L6ボタン、「目的」から製品を選択するL7ボタンが表示されている。マウス8を移動することでカーソル17を計測器L1ボタンにシフトし、ここでマウス8をクリックしてこの製品メニュー一覧の画面から図7に示す計測器一覧画面へ移動する。
また、警報器L2ボタンをクリックすると図示しない警報器一覧画面へ移動する。同様にして、配線用遮断器L3ボタン、住宅用分電盤L4ボタン、標準分電盤L5ボタン、配線用遮断器L6ボタンをクリックすると各々の機器一覧画面へ移動する。「目的」から製品を選択するL7ボタンをクリックすると図8に示す目的別選択メニュー一覧の画面へ移動する。
これにより、ユーザは、ブラウザ16に表示された製品メニュー一覧画面から上述したリンクボタンL1〜L6をクリックすることにより、各々の機器一覧画面へ移動することができる。また、リンクボタンL7をクリックすることにより、目的別選択メニュー一覧の画面へ移動する。従って、各々の機器一覧画面と目的別選択メニュー一覧画面とから電設資器材を選択することができる。これにより、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できると共に、専門知識がなくても、必要とする電設資器材を簡単に選択することができる。
図7は、計測器一覧の表示例を示す説明図である。図7に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図6に示した計測器L1ボタンがクリックされると表示される計測器一覧画面が表示されている。
ブラウザ16に表示された計測器一覧画面には、見出しである計測器M1がブラウザ16の上部に表示され、計測器M1の下に各々の電設資器材画像と共にリンクボタンであるメグオームチェッカ(MC−1B)L23ボタン、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)L24ボタン、電動工具絶縁チェッカ(ERT−3A)L25ボタン、アーステスタ(ERT−1A)L26ボタン、電気工事チェッカ(ECR00)L31ボタン、及び1つ前へL13ボタンが表示されている。
メグオームチェッカ(MC−1B)L23ボタンにカーソル17を合わせてマウス8を使用してクリックすると、図11に示すメグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報を表示する。電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)L24ボタンをクリックすると、図12に示す電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報を表示する。電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)L25ボタンをクリックすると、図13に示す電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報を表示する。アーステスタ(ERT−1A)L26ボタンをクリックすると、図14に示すアーステスタ(ERT−1A)の製品情報を表示する。電気工事チェッカ(ECR00)L31ボタンをクリックすると、図15に示す電気工事チェッカ(ECR00)の製品情報を表示する。
また、1つ前へL13ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。これにより、ユーザは、ブラウザ16に表示された計測器一覧から上述したリンクボタンL23〜L26、及びL31をクリックすることにより、各々の機器の製品情報を表示する画面へ移動することができる。
図8は、目的別選択メニュー一覧の表示例を示す説明図である。図8に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図6に示した「目的」から製品を選択するL7ボタンにカーソル17を合わせてクリックすると表示される「目的から製品を選択」画面が表示されている。
ブラウザ16に表示された「目的から製品を選択」画面には、見出しである「目的から製品を選択」M2がブラウザ16の上部に表示され、目的から製品を選択M2の下にリンクボタンである絶縁抵抗を測りたいL8ボタン、分電盤の型式番号を選択したいL9ボタン、接地抵抗を測りたいL10ボタン、漏電遮断器の動作をテストしたいL11ボタン、停電時に電源をバックアップしたいL12ボタン、電気配線が図面どおりに工事されているか確認したいL30ボタン、及び1つ前へL13ボタンが表示されている。
絶縁抵抗を測りたいL8ボタンをクリックすると、図9に示す目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>)を表示する。接地抵抗を測りたいL10ボタンをクリックすると、図14に示すアーステスタ(ERT−1A)の製品情報を表示する。
分電盤の型式番号を選択したいL9ボタンをクリックすると、図示しない目的別選択メニュー一覧(分電盤の型式番号を選択したい>)、又は製品情報を表示する。漏電遮断器の動作をテストしたいL11ボタンをクリックすると、図示しない目的別選択メニュー一覧(漏電遮断器の動作をテストしたい>)、又は製品情報を表示する。停電時に電源をバックアップしたいL12ボタンをクリックすると、図示しない目的別選択メニュー一覧(停電時に電源をバックアップしたい>)、又は製品情報を表示する。電気配線が図面どおりに工事されているか確認したいL30ボタンをクリックすると、図15に示すアーステスタ(ERT−1A)の製品情報を表示する。
図示していない目的別選択メニュー一覧に表示される目的別に選択する為のリンクボタンは、各々の製品情報の条件にあわせて設定される。1つ前へL13ボタンをクリックすると図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。
これにより、ユーザは、ブラウザ16に表示された目的別選択メニュー一覧から上述したリンクボタンL8〜L12をクリックすることによって、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。
図9は、目的別選択メニュー一覧の表示例を示す説明図である。図9に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図8に示した絶縁抵抗を測りたいL8ボタンにカーソル17を合わせてクリックすると表示される目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>)が表示されている。
ブラウザ16に表示された目的別選択メニュー一覧画面には、見出しである「絶縁抵抗を測りたい>」M3がブラウザ16の画面上部に表示され、その下に、電動工具の絶縁抵抗を測りたいL16ボタン、及び任意の箇所の絶縁抵抗を測りたいL17ボタンが表示されている。更に、ブラウザ16の右下にはリンクボタンである。1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
電動工具の絶縁抵抗を測りたいL16ボタンをクリックすると、図10に示す目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>電動工具の絶縁抵抗を測りたい>)を表示する。任意の箇所の絶縁抵抗を測りたいL17ボタンをクリックすると、図11に示すメグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報を表示する。
1つ前へL13ボタンをクリックすると、図8に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。
これにより、ユーザは、ブラウザ16に表示された目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>)から上述したリンクボタンL16及びL17をクリックすることによって、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。
図10は、目的別選択メニュー一覧の表示例を示す説明図である。図10に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図9に示した電動工具の絶縁抵抗を測りたいL16ボタンにカーソル17を合わせてクリックすると表示される目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>電動工具の絶縁抵抗を測りたい>)が表示されている。
ブラウザ16に表示された目的別選択メニュー一覧画面には、見出しである「絶縁抵抗を測りたい>電動工具の絶縁抵抗を測りたい>」M4が画面上部に表示され、その下に、携帯型L18ボタン、及び据置型L19ボタンが表示されている。更に、画面右下にはリンクボタンである。1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
携帯型L18ボタンをクリックすると、図13に示す電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報を表示する。据置型L19ボタンをクリックすると、図12に示す電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報を表示する。また、1つ前へL13ボタンをクリックすると、図9に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。
これにより、ユーザは、ブラウザ16に表示された目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>電動工具の絶縁抵抗を測りたい>)から上述したリンクボタンL18及びL19をクリックすることによって、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。
図11は、メグオームチェッカ(MC−1B)の製品データの表示例を示す説明図である。図11に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図9に示した任意の箇所の絶縁抵抗を測りたいL17ボタンにカーソル17を合わせてマウス8をクリックすると表示されるMC−1Bの製品情報が表示されている。
ブラウザ16に表示されたメグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報には、該当製品であることを示す「該当する製品は次の形式です」M5が画面上部に表示され、続いて、製品名、電設資器材の製品コードを示す「計測器:メグオームチェッカ MC−1B」M7が表示されている。更に続いて、製品の特徴が表示されている。現在、ブラウザ16には表示されていないが、製品の特徴に続いて、図4に示した製品情報のデータ構成例のように、注意事項、仕様などを表示する。現在ブラウザ16に表示されていない部分は、ブラウザ16をスクロールすることにより表示する。
画面下部には、区切り線19が表示され、この区切り線19から画面左下部には、見出しである「類似製品」M9が表示され、その下には、リンクボタンであるMC−2EH(据置型)L21ボタン、MC−3A(携帯型)L20ボタンが表示されている。画面右下部には、リンクボタンである注文L27ボタン、見積もりL28ボタン、1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
注文L27ボタンをクリックすると、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)が表示される。ここで予め登録した顧客コードとパスワードをキーボード7から入力して送信ボタンをクリックすると、端末1から管理サーバ2へメグオームチェッカ(MC−1B)の注文データD31が送信される。
管理サーバ2は端末1からこの注文データD31を受信し、受信した注文データD31に含まれている顧客コードとパスワードからパスワード認証を行い、認証された場合、顧客コードを検索キーにして発送データリスト51から氏名及び発送先を検出し、これらの検出結果を発送データD30として自動倉庫3へ送信する。認証されなかった場合、管理サーバ2は端末1に顧客コード又はパスワードが間違っていることを示すデータを送信する。自動倉庫3は、発送データD30を受信し、受信した発送データD30を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。
見積もりL28ボタンをクリックすると、ブラウザ16に表示されたメグオームチェッカ(MC−1B)の見積もり請求データが端末1から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2は、端末1からこの見積もり請求データを受信し、受信した見積もり請求データに含まれている製品コードを検索キーにして製品の売価、在庫数、納期などの情報が記憶されている製品在庫管理リストを検索し、メグオームチェッカ(MC−1B)の売価、在庫数、納期などの情報を抽出する。これらの情報に基づいて予め定められた様式の見積書を作成する。
作成された見積書は、受信した見積もり請求データに含まれている顧客コードを検索キーにして図5に示した発送データリスト51から検索されたメールアドレスに送信される。または、見積書を請求した送信元アドレスに送信してもよい。
これにより、ブラウザ16に表示されたメグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報から上述したリンクボタンL27及びL28をクリックすることによって、製品の注文及び見積もりを自動的に行うことができる。
1つ前へL13ボタンをクリックすると、図9に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。MC−2EH(据置型)L21ボタンをクリックすると、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報を表示する。MC−3A(携帯型)L20ボタンをクリックすると、電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報を表示する。これにより、類似製品を簡単に参照して注文、又は見積書を要求することができる。
図12は、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品データの表示例を示す説明図である。図12に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図10に示した据置型L19ボタンカーソル17を合わせてマウス8をクリックすると表示される電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報が表示されている。
ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報には、該当製品であることを示す「該当する製品は次の形式です」M5が画面上部に表示され、続いて、製品名、電設資器材の製品コードを示す「計測器:電動工具絶縁チェッカ MC−2EH」M6が表示されている。更に続いて、製品の特徴が途中まで表示されている。現在ブラウザ16には表示されていないが、製品の特徴に続いて、図4に示した製品情報のデータ構成例のように、注意事項、仕様などを表示する。現在ブラウザ16に表示されていない部分は、ブラウザ16をスクロールすることにより表示する。
画面下部には、区切り線19が表示され、この区切り線19から画面左下部には、見出しである「類似製品」M9が表示され、その下には、リンクボタンであるMC−1B(携帯型)L23ボタン、及びMC−3A(携帯型)L20ボタンが表示されている。画面右下部には、リンクボタンである注文L27ボタン、見積もりL28ボタン、1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
注文L27ボタンをマウス8によりクリックすると、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)が表示される。ここで予め登録した顧客コードとパスワードをキーボード7から入力して送信ボタンをクリックすると端末1から管理サーバ2へ電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の注文データD31が送信される。
管理サーバ2は端末1からこの注文データD31を受信し、受信した注文データD31に含まれている顧客コードとパスワードからパスワード認証を行い、認証された場合、顧客コードを検索キーにして発送データリスト51から氏名及び発送先を検出し、これらの検出結果を発送データD30として自動倉庫3へ送信する。認証されなかった場合、管理サーバ2は端末1に顧客コード又はパスワードが間違っていることを示すデータを送信する。自動倉庫3は、発送データD30を受信し、受信した発送データD30を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。
見積もりL28ボタンをクリックすると、ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の見積もり請求データが端末1から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2は、見積もり請求データを受信して見積書を作成し、見積もり請求データに含まれている顧客コードを検索キーにして図5に示した発送データリスト51から検索したメールアドレスに作成された見積書を送信する。これにより、ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報から上述したリンクボタンL27及びL28をクリックすることによって、製品の注文及び見積もりを自動的に行うことができる。
1つ前へL13ボタンをクリックすると、図10に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。MC−1B(携帯型)L23ボタンがクリックされると、メグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報を表示する。MC−3A(携帯型)L20ボタンがクリックされると、電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報を表示する。これにより、類似製品を簡単に参照して注文、又は見積書を要求することができる。
図13は、電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品データの表示例を示す説明図である。図13に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図10に示した携帯型L18ボタンカーソル17を合わせてマウス8をクリックすると表示される電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報が表示されている。
ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報には、該当製品であることを示す「該当する製品は次の形式です」M5が画面上部に表示され、続いて、製品名、電設資器材の製品コードを示す「計測器:電動工具絶縁チェッカ MC−3A」M5が表示されている。更に続いて、製品の特徴が途中まで表示されている。現在ブラウザ16には表示されていないが、製品の特徴に続いて、図4に示した製品情報のデータ構成例のように、注意事項、仕様などを表示する。現在ブラウザ16に表示されていない部分は、ブラウザ16をスクロールすることにより表示する。
画面下部には、区切り線19が表示され、この区切り線19から画面左下部には、見出しである「類似製品」M9が表示され、その下には、リンクボタンであるMC−1B(携帯型)L23ボタン、及びMC−2EH(据置型)L21ボタンが表示されている。画面右下部には、リンクボタンである注文L27ボタン、見積もりL28ボタン、1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
注文L27ボタンをクリックすると、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)が表示される。ここで予め登録した顧客コードとパスワードをキーボード7から入力して送信ボタンをクリックすると端末1から管理サーバ2へ電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の注文データD31が送信される。
管理サーバ2は端末1からこの注文データD31を受信し、受信した注文データD31に含まれている顧客コードとパスワードからパスワード認証を行い、認証された場合、顧客コードを検索キーにして発送データリスト51から氏名及び発送先を検出し、これらの検出結果を発送データD30として自動倉庫3へ送信する。認証されなかった場合、管理サーバ2は端末1に顧客コード又はパスワードが間違っていることを示すデータを送信する。自動倉庫3は、発送データD30を受信し、受信した発送データD30を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。
見積もりL28ボタンをクリックすると、ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の見積もり請求データが端末1から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2は、見積もり請求データを受信して見積書を作成し、見積もり請求データに含まれている顧客コードを検索キーにして図5に示した発送データリスト51から検索したメールアドレスに作成された見積書を送信する。これにより、ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品情報から上述したリンクボタンL27及びL28をクリックすることによって、製品の注文及び見積もりを自動的に行うことができる。
1つ前へL13ボタンをクリックすると、図10に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。MC−1B(携帯型)L23ボタンがクリックされると、メグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報を表示する。MC−2EH(据置型)L21ボタンがクリックされると、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報を表示する。これにより、類似製品を簡単に参照して注文、又は見積書を要求することができる。
図14は、アーステスタ(ERT−1A)の製品データの表示例を示す説明図である。図14に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図8に示した接地抵抗を測りたいL10ボタンにカーソル17を合わせてマウス8をクリックすると表示されるアーステスタ(ERT−1A)の製品情報が表示されている。
ブラウザ16に表示されたアーステスタ(ERT−1A)の製品情報には、該当製品であることを示す「該当する製品は次の形式です」M5が画面上部に表示され、続いて、製品名、電設資器材の製品コードを示す「計測器:アーステスタ ERT−1A」M8が表示されている。更に続いて、製品の特徴が途中まで表示されている。現在ブラウザ16には表示されていないが、製品の特徴に続いて、図4に示した製品情報のデータ構成例のように、注意事項、仕様などを表示する。現在ブラウザ16に表示されていない部分は、ブラウザ16をスクロールすることにより表示する。
画面下部には、区切り線19が表示され、この区切り線19から画面左下部には、見出しである「類似製品」M9が表示され、その下には、リンクボタンであるMC−1B(携帯型)L23ボタン、及びMC−2EH(据置型)L21ボタンが表示されている。画面右下部には、リンクボタンである注文L27ボタン、見積もりL28ボタン、1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
注文L27ボタンをクリックすると、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)が表示される。ここで予め登録した顧客コードとパスワードをキーボード7から入力して送信ボタンをクリックすると端末1から管理サーバ2へアーステスタ(ERT−1A)の注文データD31が送信される。
管理サーバ2は端末1からこの注文データD31を受信し、受信した注文データD31に含まれている顧客コードとパスワードからパスワード認証を行い、認証された場合、顧客コードを検索キーにして発送データリスト51から氏名及び発送先を検出し、これらの検出結果を発送データD30として自動倉庫3へ送信する。認証されなかった場合、管理サーバ2は端末1に顧客コード又はパスワードが間違っていることを示すデータを送信する。自動倉庫3は、発送データD30を受信し、受信した発送データD30を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。
見積もりL28ボタンをクリックすると、ブラウザ16に表示されたアーステスタ(ERT−1A)の見積もり請求データが端末1から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2は、見積もり請求データを受信して見積書を作成し、見積もり請求データに含まれている顧客コードを検索キーにして図5に示した発送データリスト51から検索したメールアドレスに作成された見積書を送信する。これにより、ブラウザ16に表示されたアーステスタ(ERT−1A)の製品情報から上述したリンクボタンL27及びL28をクリックすることによって、製品の注文及び見積もりを自動的に行うことができる。
1つ前へL13ボタンをクリックすると、図8に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。MC−1B(携帯型)L23ボタンをクリックすると、メグオームチェッカ(MC−1B)の製品情報を表示する。MC−2EH(据置型)L21ボタンをクリックすると、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報を表示する。これにより、類似製品を簡単に参照して注文、又は見積書を要求することができる。
図15は、電気工事チェッカ(ECR00)の製品データの表示例を示す説明図である。図15に示すモニタ6の表示画面15にはブラウザ16が表示されており、このブラウザ16には、図8に示した電気配線が図面どおりに工事されているか確認したいL30ボタンにカーソル17を合わせてマウス8をクリックすると表示される電気工事チェッカ(ECR00)の製品情報が表示されている。
ブラウザ16に表示された電気工事チェッカ(ECR00)の製品情報には、該当製品であることを示す「該当する製品は次の形式です」M5が画面上部に表示され、続いて、製品名、電設資器材の製品コードを示す「計測器:電気工事チェッカ ECR00」M10が表示されている。更に続いて、製品の特徴が途中まで表示されている。現在ブラウザ16には表示されていないが、製品の特徴に続いて、図4に示した製品情報のデータ構成例のように、注意事項、仕様などを表示する。現在ブラウザ16に表示されていない部分は、ブラウザ16をスクロールすることにより表示する。
画面下部には、区切り線19が表示され、この区切り線19から画面左下部には、見出しである「類似製品」M9が表示されている。画面右下部には、リンクボタンである注文L27ボタン、見積もりL28ボタン、1つ前へL13ボタン、及びTopへL14ボタンが表示されている。
注文L27ボタンをクリックすると、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)が表示される。ここで予め登録した顧客コードとパスワードをキーボード7から入力して送信ボタンをクリックすると端末1から管理サーバ2へ電気工事チェッカ(ECR00)の注文データD31が送信される。
管理サーバ2は端末1からこの注文データD31を受信し、受信した注文データD31に含まれている顧客コードとパスワードからパスワード認証を行い、認証された場合、顧客コードを検索キーにして発送データリスト51から氏名及び発送先を検出し、これらの検出結果を発送データD30として自動倉庫3へ送信する。認証されなかった場合、管理サーバ2は端末1に顧客コード又はパスワードが間違っていることを示すデータを送信する。自動倉庫3は、発送データD30を受信し、受信した発送データD30を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。
見積もりL28ボタンをクリックすると、ブラウザ16に表示された電気工事チェッカ(ECR00)の見積もり請求データが端末1から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2は、見積もり請求データを受信して見積書を作成し、見積もり請求データに含まれている顧客コードを検索キーにして図5に示した発送データリスト51から検索したメールアドレスに作成された見積書を送信する。これにより、ブラウザ16に表示された電気工事チェッカ(ECR00)の製品情報から上述したリンクボタンL27及びL28をクリックすることによって、製品の注文及び見積もりを自動的に行うことができる。
1つ前へL13ボタンをクリックすると、図8に示した目的別選択メニュー一覧を表示する。TopへL14ボタンをクリックすると、図6に示した製品メニュー一覧画面を表示する。
図16は、製品の注文及び発送例を示すシーケンスチャートである。図16に示す端末1は、端末1の表示画面15に表示されたブラウザ16に、管理サーバ2のURLが指定されると、管理サーバ2へ接続要求信号S1を送信する。管理サーバ2は、送信された接続要求信号S1を受信し、接続応答信号S2を端末1へ送信する。端末1は、接続応答信号S2を受信して管理サーバ2への接続が完了し、図6に示した製品メニュー一覧をモニタ6に表示する。
例えば、ここで、モニタ6に表示された「目的」から製品を選択するL7ボタンをクリックすると、図8に示した目的別選択メニュー一覧の画面を表示する。この画面から接地抵抗を測りたいL10ボタンをクリックすると、製品データ要求信号S3を管理サーバ2へ送信する。製品データ要求信号S3を受信した管理サーバ2は、製品データ応答信号S4に続いてアーステスタ(ERT−1A)の製品データを端末1へ送信する。これにより、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。
端末1は、アーステスタ(ERT−1A)のデータを受信して図14に示したようにアーステスタ(ERT−1A)の製品情報をモニタ6に表示する。表示された画面の注文L27ボタンをクリックすると、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)が表示される。ここで予め登録した顧客コードとパスワードをキーボード7から入力して送信ボタンをクリックすると、端末1は、アーステスタ(ERT−1A)の注文データD31を送信する。
管理サーバ2は、送信されたアーステスタ(ERT−1A)の注文データD31を受信して注文を受け付けたことを示す注文確認データD32を端末1へ送信する。注文確認データD32を受信した端末1は、モニタ6に「注文完了」などのメッセージを表示する。管理サーバ2は、受信した注文データD31に含まれている顧客コードを検索キーにして、氏名及び発送先などの情報を含んだ発送データリスト51を検索する。
検索した氏名及び発送先などの情報を含んだ発送データD31を自動倉庫3へ送信する。送信された発送データD31を受信した自動倉庫3は、発送データD31を参照して指定されている発送先へ注文された電設資器材を自動的に発送する。自動倉庫3は、注文された電設資器材を発送後、発送確認データD33を管理サーバ2へ送信する。これにより、電設資器材の注文から発送まで自動化することができるで、電設資器材の発送先の記入ミスや連絡ミスを解消することができる。
続いて、図11〜図14に示した電設資器材の製品の中から、使用目的に応じて図12に示した電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品を注文、及び見積もり請求する例を示す。
図17は、端末1の動作例を示すフローチャートである。端末1はインターネットに接続可能である。これを製品を注文する条件として、図17に示すステップT1で、端末1の表示画面15に表示されたブラウザ16に管理サーバ2のURLを指定して接続する。管理サーバ2へ接続すると、管理サーバ2から図6に示した製品メニュー一覧のデータが送信され、このデータを受信してブラウザ16に表示してステップT2へ移行する。
ステップT2では、分類された製品のデータに対応する使用目的データが入力される。例えば、図6に示した製品メニュー一覧に表示された「目的」から製品を選択するL7ボタンがクリックされて使用目的データが入力され、図8に示した目的別選択メニュー一覧の画面を表示する。
この画面から、リンクボタンL8〜L12、又はL30がクリックされると、ステップT3へ移行する。ステップT3では、顧客情報を照会するか否かが指定されるポップアップメッセージをブラウザ16に表示する。顧客情報を照会する場合には、このポップアップメッセージに対して「はい」が指定され、顧客データ入力画面を表示して顧客ステップT4へ移行する。
ステップT4では、顧客データ入力画面に顧客データが入力される。例えば、顧客データ入力画面には、電気の需給契約番号、氏名、又は住所などの入力欄を表示し、これらの入力欄に需給契約番号、氏名、又は住所の何れか1つがキーボード7から入力され、ステップT5へ移行する。
顧客情報を照会しない場合は、このポップアップメッセージに対して「いいえ」が指定され、ステップT4の処理がパスされてステップT5へ移行する。ステップT5では、製品情報を表示する。例えば、ステップT2で、接地抵抗を測りたいL10ボタンがクリックされた場合、図9に示した目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>)を表示する。表示された画面から、電動工具の絶縁抵抗を測りたいL16ボタンがクリックされると、図10に示した目的別選択メニュー一覧(絶縁抵抗を測りたい>電動工具の絶縁抵抗を測りたい>)を表示する。表示された画面から、据置型L19ボタンがクリックされると、図12に示した電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報を表示する。これにより、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。
ステップT6へ移行し、表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品情報画面の注文L27ボタンをクリックする。クリック後、顧客コードとパスワードを入力する画面(図示しない)を表示する。ここで予め登録した顧客コードとパスワードがキーボード7から入力されて送信ボタンがクリックされると、端末1は、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の注文データD31を管理サーバ2へ送信して電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の注文が終了となる。また、ここで、見積もりL28ボタンがクリックされると、ブラウザ16に表示された電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の見積もり請求データが管理サーバ2へ送信される。
図18は、管理サーバ2の動作例を示すフローチャートである。管理サーバ2はインターネット接続可能である。管理サーバ2に備えられたハードディスク12には、電設資器材の製品情報処理ソフト、電設資器材分類データリスト50及び電設資器材の製品データが記憶されている。また、顧客ごとに顧客コード、氏名、発送先、及びメールアドレスが記憶されている。電設資器材の製品情報処理ソフトが起動されている。
これらを電設資器材の情報を処理する条件として、図18に示すステップU1で、端末1から接続要求を受信し、この接続要求に対して接続応答を端末1へ送信してステップU2へ移行する。ステップU2では、例えば、図17で端末1が送信した使用目的データ「絶縁抵抗を測りたい>電動工具の絶縁抵抗を測りたい>据置型」を受信し、複数の製品のデータを使用目的毎に分類した電設資器材分類データリスト50を参照して、受信したこの使用目的データに基づいて電設資器材の製品データを検索し、検索によって得られた使用目的データに対応する電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品データを端末1へ送信する。
ここで、例えば、端末1から顧客データを受信した場合、入力された使用目的データに該当する全ての製品の製品データと受信した顧客データを顧客情報管理サーバ30へ送信する。送信後、顧客情報管理サーバ30から顧客データに基づく製品データを受信して、この製品データを端末1へ送信する。これにより、例えばユーザは、顧客の電気設備の状況をいちいち調べなくても、該当する製品を購入することができる。
ステップU3へ移行し、端末1から注文又は見積もり要求データを受信する。ステップU4へ移行し、受信したデータが電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の注文データD31であるか、又は電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の見積もり要求データであるかをCPU10により判断する。受信したデータが注文データD31であった場合、ステップU5へ移行する。
ステップU5では、例えば、受信した電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の注文データD31に含まれている顧客コードとパスワードからパスワード認証をCPU10により行い、認証された場合、製品コードを検索キーとして、売価などの情報を管理している製品在庫管理リストから売価を検索する。検索された売価を、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品発送時に添付する。また、製品在庫管理リストにおける電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の在庫個数を発送個数だけマイナスして更新する。また更に、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品を発送することにより、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の納期が変更される場合、製品在庫管理リストにおける電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の納期情報を変更する。
ステップU6へ移行し、受信した顧客コードを検索キーにして発送データリスト51の顧客コードを検索する。検索して合致した発送データリスト51の顧客コードから氏名及び発送先を検出する。ステップU7へ移行し、検出された氏名及び発送先を製品コード及び個数と共に発送データD30として自動倉庫3へ送信する。
受信したデータが見積もり請求データであった場合、ステップU8へ移行する。ステップU8では、例えば、受信した見積もり請求データに含まれている電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品コードを検索キーにして電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の在庫、売価、納期などの情報を管理している製品在庫管理リストを検索し、電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の売価、在庫数、納期などの情報を抽出する。ステップU10移行し、抽出した電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の売価、在庫数、納期の情報から予め定められた様式の見積書を作成する。
ステップU11へ移行し、受信した顧客コードを検索キーにして発送データリスト51の顧客コードを検索する。検索して合致した発送データリスト51の顧客コードからメールアドレスを検出して、このメールアドレスに電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の見積もりデータを送信する。または、見積書を請求した送信元アドレスに送信してもよい。
図19は、顧客情報管理サーバ30の動作例を示すフローチャートである。顧客情報管理サーバ30の図示しないハードディスクに電気設備データが保存されている。これを条件として、図19に示すステップW1で、管理サーバ2から顧客データ、製品データを受信する。例えば、管理サーバ2から電気の需給契約番号、氏名、又は住所などの顧客データ、及び電気配線が図面どおりに工事されているかを確認するための製品である電気工事チェッカー、三相3線式200V回路確認用チェッカーなどの製品データを受信する。
続いてステップW2へ移行し、受信した顧客データを検索キーにして顧客の電気設備データを検索する。例えば、電気の需給契約番号を検索キーにし、顧客の電気設備データを検索してステップW3へ移行する。
ステップW3では、検索の結果、例えば、合致した電気設備データの1つである「単相回路のみであるか、又は三相3線式200V回路が存在するか」のデータと受信した電気工事チェッカー、三相3線式200V回路確認用チェッカーなどの製品データとを比較する。比較後、各チェッカーの製品データが電気設備データに対応していれば、ステップW5へ移行する。
ステップW5では、ステップW1で受信した顧客データに対応した各チェッカーの製品データを管理サーバ2へ送信して処理の終了となる。例えば、合致した電気設備データに「単相回路のみ」と記憶されており、電気工事チェッカーの製品データが「単相回路のみ対応」、三相3線式200V回路確認用チェッカーの製品データが「三相3線式200V回路のみ対応」となっている場合、電気工事チェッカーの製品データだけを管理サーバ2へ送信する。なお、合致した電気設備データに該当する製品が電気工事チェッカーだけの場合であっても、三相3線式200V回路確認用チェッカーを三相3線式200V回路用の製品として送信することも考えられる。
各チェッカーの製品データが電気設備データに対応していなければ、ステップW6へ移行する。ステップW6では、ステップW1で受信した各チェッカーの製品データが電気設備データに対応しなかったことを示す非対応のデータを送信して処理の終了となる。これにより、例えばユーザは、顧客の電気設備の状況をいちいち調べなくても、該当する製品を購入することができる。
図20は、自動倉庫3の動作例を示すフローチャートである。自動倉庫3は図示しない発送管理サーバを備え、この発送管理サーバは、インターネットに接続可能である。これを製品を自動的に発送する条件として、図20に示すステップV1で、管理サーバ2から電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の発送データD30を受信する。この発送データD30は、製品コード、発注個数などの製品情報と共に顧客コード、氏名、発送先、及びメールアドレスから構成されている。
ステップV2へ移行し、受信した電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の発送データD30に基づいて電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の発送手続きを行う。例えば、自動倉庫3は、制御装置に制御されたスタッカークレーンによって、棚に積まれた電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)が取り出され、取り出された電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)に配送先が指定される。これにより、倉庫から電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)を自動的に発送することができる。発送完了後、ステップV3へ移行し、管理サーバ2へ発送確認データD33を送信する。
このように、本発明に係る電設資器材管理提供システム100及び電設資器材管理提供方法によれば、端末1と管理サーバ2が電話回線8により接続され、端末1では、使用目的毎に分類された電設資器材分類データリスト50に対応する使用目的データを入力し、管理サーバ2では、この使用目的データをキー情報にして電設資器材の製品データを検索し、この検索によって得られた使用目的データに対応する電設資器材の製品データを電話回線8を通じて端末1に送信するようになされる。
従って、ユーザは、使用目的に対応した電設資器材の選択候補を絞り込むことができるので、使用目的に応じた電設資器材を迅速、かつ、的確に選択できるようになる。これにより、専門知識がなくても、必要とする電設資器材を簡単に選択することができる。
勿論、電設資器材の製品情報を処理する場合に限らず、例えば、コンピュータ、コンピュータの周辺機器、及び家電などの製品情報を処理する場合も考えられる。
本発明は、電設資器材を選択する電設資器材管理提供システムなどに適用して好適である。
本発明に係る実施例としての電設資器材管理提供システム100の構成例を示す概念図である。 管理サーバ2の制御系の構成例を示すブロック図である。 電設資器材分類データリスト50の構成例を示す説明図である。 電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品データD11の構成例を示す説明図である。 発送データリスト51の構成例を示す説明図である。 製品メニュー一覧の表示例を示す説明図である。 計測器一覧の表示例を示す説明図である。 目的別選択メニュー一覧の表示例を示す説明図である。 目的別選択メニュー一覧の表示例を示す説明図である。 目的別選択メニュー一覧の表示例を示す説明図である。 メグオームチェッカ(MC−1B)の製品データの表示例を示す説明図である。 電動工具絶縁チェッカ(MC−2EH)の製品データの表示例を示す説明図である。 電動工具絶縁チェッカ(MC−3A)の製品データの表示例を示す説明図である。 アーステスタ(ERT−1A)の製品データの表示例を示す説明図である。 電気工事チェッカ(ECR00)の製品データの表示例を示す説明図である。 製品の注文及び発送例を示すシーケンスチャートである。 端末1の動作例を示すフローチャートである。 管理サーバ2の動作例を示すフローチャートである。 顧客情報管理サーバ30の動作例を示すフローチャートである。 自動倉庫3の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 端末(情報入力装置)
2 管理サーバ(情報提供装置)
3 自動倉庫
9 電話回線(通信手段)
12 ハードディスク(記憶手段)
50 電設資器材分類データリスト(製品分類情報)
100 電設資器材管理提供システム

Claims (7)

  1. 製品情報を処理するシステムであって、
    複数の製品を使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報及び顧客の顧客情報を入力する情報入力装置と、
    前記情報入力装置によって入力された前記使用目的情報に基づいて前記製品の製品情報を検索し、当該検索結果によって得られる前記使用目的情報に対応する前記品情報を提供する情報提供装置と、
    前記情報入力装置と前記情報提供装置とを接続する通信手段と
    前記情報提供装置に前記通信手段を介して接続され、前記顧客毎の電気設備情報が記憶された顧客情報管理装置とを備え、
    前記顧客情報管理装置は、前記情報提供装置の検索により得られた前記使用目的情報に対応する前記製品情報及び前記顧客情報が前記情報提供装置から送信された場合、前記顧客情報を検索キーにして前記顧客の前記電気設備情報を検索し、当該検索で前記顧客情報に合致した電気設備情報に前記情報提供装置から送信された前記製品情報が対応しているかを比較し、当該比較結果により前記電気設備情報に対応する製品情報を前記通信手段を通じて前記情報提供装置へ送信し、
    前記情報提供装置は、前記通信手段を介して前記顧客情報管理装置から送信された前記電気設備情報に対応する前記品情報を前記情報入力装置に送信する
    ことを特徴とする製品情報処理システム。
  2. 前記電気設備情報は、少なくとも、各顧客の契約種別、供給方式、契約容量、引込柱、負荷設備、結線図及び配線図のいずれか一以上の情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の製品情報処理システム。
  3. 前記情報提供装置は、
    前記複数の製品を使用目的毎に分類した製品分類情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の製品情報処理システム。
  4. 前記製品情報には、
    製品識別コードが含まれることを特徴とする請求項1に記載の製品情報処理システム。
  5. 前記記憶手段には、
    顧客ごとに顧客コード、顧客名、及び製品発送先が記憶されており、
    前記情報提供装置は、
    前記顧客コードを使用して前記顧客名および前記製品発送先を検索することを特徴とする請求項に記載の製品情報処理システム。
  6. 前記情報提供装置から前記製品の発送情報を受信し、受信した前記発送情報に基づいて前記製品を自動的に制御して発送する自動倉庫を備えることを特徴とする請求項1に記載の製品情報処理システム。
  7. 製品情報を処理する方法であって、
    情報入力装置が複数の製品の情報を使用目的毎に分類した製品分類情報に対応する使用目的情報及び顧客の顧客情報を入力する第1のステップと
    情報提供装置が前記第1のステップで入力された前記使用目的情報に基づいて前記製品の情報を検索し、当該検索によって得られた前記使用目的情報に対応する製品の製品情報を提供する第2のステップと、
    顧客情報管理装置が、前記第2のステップの検索により得られた前記使用目的情報に対応する前記製品情報及び前記顧客情報が前記情報提供装置から送信された場合、当該顧客情報を検索キーにして前記顧客の前記電気設備情報を検索し、当該検索で前記顧客情報に合致した電気設備情報に前記情報提供装置から送信された前記製品情報が対応しているかを比較し、当該比較結果により前記電気設備情報に対応する製品情報を前記通信手段を通じて前記情報提供装置へ送信する第3のステップと、
    前記情報提供装置が前記第3のステップで送信された前記電気設備情報に対応する前記製品情報を前記情報入力装置に送信する第4のステップとを有する
    ことを特徴とする製品情報処理方法。
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