JP5041592B2 - 車両用スロープ装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両に格納搭載し、車椅子等の乗降時には、車外にスロープ状に展開し使用するスロープ装置に関し、特に電動スライド展開方式のスロープ装置に係る。
駆動源により自動で車外に展開及び車内に格納する車両用のスロープ装置としては、特許文献1,2のものが公知である。
しかし、両文献に開示するように、スロープ装置が2枚のスロープを二つ折りに折り畳む構造になっていると、スロープが車外に展開し、スロープ先端が路面等に接地する角度は路面高さの相異により、必ずしも一定ではないために次のような問題があった。
路面が凸状になっていたりして、所定よりも接地位置が高いと、2枚のスロープがへの字の状態でスロープ先端が路面に当たり、駆動部に過度の負荷がかかったり、への字状のスロープ面では車椅子の乗降に支障をきたす場合も生じる。
逆に、所定の高さよりも路面が低い場合には、スロープ先端が路面に接地する前に展開が完了してしまい、スロープ先端が路面から浮いた状態になり、路面との間に隙間が生じてしまう問題があった。
上記のような問題を解決したものとして、特許文献3,4が公知である。
特許文献3に開示の技術は、スロープの自由端部が路面に接地したときの駆動モータの電流波形や電流値の変化を検出して自動停止させるものであるがスロープが折り畳み構造になっているかぎり、上記問題を根本的に解決したものでない。
特許文献4は、ニールダウン装置によりスロープ面に折れ曲がりが生じるのを防止しているが、構造が複雑でスロープ中央部にも駆動部を設けてあるために、見栄えがよくなく、展開に2段階の操作が必要である。
特開平10−86739号公報 特開2005−41263号公報 特開平11−113961号公報 特開2002−316584号公報
本発明は上記従来技術に内在する技術的課題に鑑みて、簡単な構造でありながら、路面の高低差を吸引でき、耐久性に優れた車両用スロープ装置の提供を目的とする。
本発明の技術的要旨は、車両に搭載するスロープ装置であって、ベーススロープと、ベーススロープからスライド伸縮するスライドスロープとを備え、前記ベーススロープは、基端部を車両の床部に回動自在に連結し、格納方向に回動するように牽引可能な格納牽引ワイヤーロープと、展開方向に回動するように牽引可能な展開牽引ワイヤーロープとの2本のワイヤーロープの協働にて車内に格納した格納状態と車外に展開した最大展開状態の間の任意の展開角度にて停止保持可能であり、前記スライドスロープは、当該スライドスロープを伸長する方向に牽引する伸長牽引ワイヤーロープと、収納する方向に牽引する収納牽引ワイヤーロープとの2本のワイヤーロープの協働にて収納状態から最伸長状態までの任意の位置にて停止保持可能であり、前記ベーススロープを格納及び展開する駆動モーターと、前記スライドスロープを伸縮する駆動モーターとを別々に制御することで、前記スライドスロープの伸縮時間が前記ベーススロープの格納及び展開時間よりも短くなるように制御されていることを特徴とする。
ベーススロープは、格納方向に回動するように牽引可能な格納牽引ワイヤーロープと、展開方向に回動するように牽引可能な展開牽引ワイヤーロープとの2本のワイヤーロープの協働にて回動自在になっていると、スロープ装置を展開及び格納する動作は、回動させる側に配置したワイヤーロープを引っ張り、他方のワイヤーロープをその動きに追随するように緩めることになる。
2本のワイヤーロープを上記のように協働させる手段としては各種方法を採用することができる。
例えば、2本のワイヤーロープの駆動側の端をシューの作動方向前後にそれぞれ連結し、このシューをガイドレールに沿って前後に移動操作する方法がある。
また、他の方法としては、1つのプーリーに2本のワイヤーロープを巻き取り方向が相互に逆になるように連絡し、プーリーの回転によりベーススロープの展開動作又は格納動作ができる。
本発明において、ベーススロープはベースパネルとベースレールとを有し、スライドスロープはスライドパネルとスライドレールとを有し、スライドレールはベースレールに嵌合スライドするようになっていて、スライドスロープを収納する方向に牽引する収納牽引ワイヤーロープは、一端をスライドパネルの突出側の端部に連結するとともにスライドパネル及びベースパネルの裏面を経由して配設してあり、スライドスロープを伸長する方向に牽引する伸長牽引ワイヤーロープは、一端をスライドパネルの収納側の端部に連結するとともに、スライドパネルの裏面からベースパネルの突出側の端部及び当該ベースパネルの裏面を経由して配設してあり、収納牽引ワイヤーロープと伸長牽引ワイヤーロープとの協働にて伸縮自在になっているのがよい。
2本のワイヤーロープを用いて、それらの協働によりスライドスロープを伸縮自在にする手段は各種方法を採用できる。
例えば、ベーススロープの回動手段と同様に2本のワイヤーロープの駆動側の端をシューの作動方向前後にそれぞれ連結し、このシューをガイドレールに沿って前後に移動操作する方法を採用すると、ベーススロープの展開及び格納動作のシューの動きと、スライドスロープの伸縮動作のシューの動きを個別の2つの駆動モーターにて制御することも1つ駆動モーターにて両方のシューを作動させることもできる。
また、1つのプーリーに2本のワイヤーロープを巻き取り方向が相互に逆になるように連絡し、プーリーの回転により協働させる手段を採用するとベーススロープの展開、格納動作とスライドスロープの伸縮動作とを個々のプーリーを用いるのみならず同軸プーリーを用いて1つの駆動モニターにて制御することも可能になる。
本発明においては、スライドスロープの突出側の先端部が路面に接地した時点で展開動作が完了するように電気制御されているのがよい。
本発明に係る車両用スロープ装置においては、ベーススロープに対してスライドスロープがスライド方式にて伸縮し、ベーススロープの展開動作とスライドスロープの伸長動作が並行して進行するので、従来の折り畳み式スロープと異なり、展開途中でスロープ自由端側の先端が路面等に接地してもスロープ面は常にフラット面であり、車椅子の乗降に支障をきたすことはない。
スロープ装置を車内に格納する際に、スライドスロープのベーススロープへの収納動作がベーススロープが起立して格納される動作より早く設定すると、格納途中でスロープ重心が車両との回動連結基端部側に移動するので操作荷重の低減に効果的であり、出力の小さい駆動モニターにて作動可能となる。
本発明に係る車両用スロープ装置の実施例を、以下図面に基づいて説明する。
図1は、スロープを車両の車外に展開した状態の斜視図である。
足の不自由な人や、介護を要する人を車椅子に乗せて、車内に乗せたり、車内から降りたりするタイプの車両は、一般に、車両のバックドアを開放して、スロープ装置を車外に展開するものが多い。
本発明に係るスロープ装置は、必ずしも車両の後方に展開するものでなくても良いが、図1に示した形態は、図示を省略した車両の後部床面にフラッパー40を連結固定し、このフラッパー40とベーススロープ10とを回動軸16にて回動自在に連結し、ベーススロープ10からスライドスロープ20がスライド伸縮する例になっている。
ベーススロープ10はベースパネル11と、このベースパネル11の展開方向の両サイドにベースレール12,12を設けた例になっていて、スライドスロープ20は、スライドパネル21と両サイドのスライドレール22,22から構成してあり、ベースレール12の内側にスライドレール22が嵌合スライドする。
図2にスロープを車内に起立させて格納した状態を示し、図3にベースレール12とスライドレール22の嵌合状態(ワイヤーロープの図示省略してある。)を示し、図4にスロープの展開の動作を時系列に示し、図5〜図7にベーススロープ10の展開の流れを示し、図8〜図12にスライドスロープ20がベーススロープ10から伸長する動作をパネル裏面から見た説明図を示す。
本実施例においては、図3に示すように、ベースレール12とスライドレール22をアルミ押出形材で製作してある。
略L字形のベースレール12に嵌合凹部を形成し、スライドレール22を上下から挟み込むようにしてスライド保持させている。
ベースパネル11とスライドパネル21は車椅子が乗降するスロープ面を形成するのが目的であり、材質、構造は特に限定されないが、図8、図9に示した実施例は中空形状の押出形材11a、11b、・・・を嵌合連結してフラット面を形成した例で、軽量であり強度も確保しやすい。
図1及び図5〜図7に基づいてベーススロープ10の展開動作を説明する。
ベースレール12の側面に略L字形状したL字アーム30を取り付けてあり、このL字アーム30のベースパネル11に対して垂直方向に起立させた起立アーム31に格納牽引ワイヤーロープ13を連結し、L字アーム30のベースレール12に沿って延在させた水平アーム32に展開牽引ワイヤーロープ14を連結してある。
格納牽引ワイヤーロープ13は、車両側に固定具13eで固定したアウターケーブル13a内を摺動させて後述する駆動部と連結してある。
展開牽引ワイヤロープ14は、車両側に固定具14eで固定したアウターケーブル14a内を摺動させて駆動部と連結してある。
なお、図5〜図7には便宜上、固定具及びアウターケーブルを重ねて図示してある。
ワーヤーロープ、ケーブルは取り回し自由度が高く、ベーススライドレールの途中にワイヤーロープを連結してベーススロープを回動制御してもよいが、本実施例のように、略L字アームを用いると、コンパクトで、取付スペースが少なくてすむ。
図5に示した起立格納状態から格納牽引ワイヤーロープ13を緩めながら展開牽引ワイヤーロープ14を引っ張ると、図6に示すように、スロープの自由端側が車外に向けて倒れる。
ベーススロープ10が車外に倒れ込むように展開する動作に連動して、ベースレール12からスライドレール22が伸長し、スライドスロープ20突出してくるがこの動作については後述する。
さらに格納牽引ワイヤーロープ13を緩めながら展開牽引ワイヤーロープ14を引っ張ると図7に示す状態になり、スロープの自由端側が路面に設置し、車両の床面と路面の間にスロープ面を形成する。
路面が傾斜していたり、路面に凹凸があると、スロープ面の展開角度(スロープ面の傾斜角度)にバラツキが生じるが、ベーススロープは、車両の床部に連結した基端部を回動中心にして車内に格納した格納状態から車外に最も急なスロープ状に展開することができる最大展開状態までの任意の展開角度にて停止保持可能になっているので、例えば、リモコン操作で自由端が路面に設置するまで操作制御してもよい。
また、自由端側が路面に設置した場合の駆動部モーターに生じる電流変化等を検出して自動停止するように電気制御しても良い。
逆に、展開した図7の状態から図5に示す起立状態にして車内に格納する場合には、展開牽引ワイヤーロープ14を緩めながら格納牽引ワイヤーロープ13を引っ張る。
図15に、リンク機構を用いて、ベーススロープを回動制御する実施例を示す。
駆動部との関係を模式的に示したもので、駆動モーター73とギヤ伝達やベルト伝達等の駆動伝達手段74に駆動リンク75と補助リンク76とを連結し、ベースレール12と回動連結した例である。
次に、スライドスロープ20の伸縮動作を図1及び図8〜図12に基づいて説明する。
図8はスライドスロープ20がベーススロープ10に完全に収納された状態のパネルの裏面視で、図9は最も伸長した状態のパネルの裏面から見た状態である。
図10(a)に図8のC−C線断面図を示し、図10(b)にA−A線断面図を示す。
図11に図8のB−B線断面図を示し、図12に伸長状態である図9のD−D線断面図を示す。
スライドパネル21の突出側(自由端側)の端部で、且つ、幅方向の約中央部裏側に収納牽引ワイヤーロープ23の一端を固定部23bで固定連結し、この収納牽引ワイヤーロープ23はスライドパネル21の裏面を経由して、ベースパネル11の裏面に固定具23cで固定したアウターケーブル23a内を摺動可能に、後述する駆動部に連結してある。
スライドパネル21の収納側端部で且つ、幅方向の約中央部裏面に伸長ワイヤーロープ24の一端を固定部24bで固定連結し、この伸長ワイヤーロープ24をベースパネル11の展開側の先端部及び裏面に配設したアウターケーブル24a内を摺動可能に、後述する駆動部に連結してある。
図8に示すスライドスロープ20の収納状態から、収納牽引ワイヤーロープ23を緩めながら伸長牽引ワイヤーロープ24を引っ張ると図9に示す伸長状態にスライド動作する。
このように、伸長牽引ワイヤーロープ24の一端をスライドパネル21の収納側端部に固定具で連結すると、図16にベースレール12とスライドレール22の関係を示すように、ベースレールを倒しながらスライドパネルを伸長方向に引っ張る際に、スライドレール22の収納側端部が下方向に引っ張られ、スライドレール22が上方に起きるように摺動する。
仮に、ワイヤーロープを収納側端部に連結することなく、スライドレールを突出方向に摺動させると、スライドパネルの重心がベースパネルから離れた位置に移動するので、ベースレール12のb部分とスライドレール22のa部分が強く擦れ摩耗しやすいが上記のように、スライドレールが上方に起きるように引っ張ると、摺動しやすく耐久性も向上する。
図9に示したスライドスロープ20の伸長状態から図8に示した収納状態に動作させるには、上記とは逆に、伸長牽引ワイヤーロープ14を緩めながら、収納牽引ワイヤーロープ23を引っ張る。
また、収納牽引ワイヤーロープ23、格納牽引ワイヤーロープ24をパネルの幅方向の概ね中央部に配設したので、それぞれ、1本のワイヤーロープでスライドスロープの伸縮制御が可能である。
次ぎに、ベーススロープ10の展開、格納動作及びスライドスロープ20の伸縮動作をそれぞれ2本のワイヤーロープの協働動作で行う駆動制御方法を図13及び図14に基づいて説明する。
図13はシューの動作方向前後に2本のワイヤーロープを連結し、シューを前後に移動動作させる例を示す。
図13(a)は、シュー61の前後に、ベーススロープ10の格納牽引ワイヤーロープ13と展開牽引ワイヤーロープ14を連結して、駆動モーター51でシュースライダー61aをガイドレール61bに沿って、前後移動制御し、且つ、シュー62の動作方向前後に、スライドスロープ20の収納牽引ワイヤーロープ23と伸長牽引ワイヤーロープ24を連結してベーススロープ10とは別の駆動源52にてシュースライダー62a、ガイドレール62bを会して前後移動制御した例である。
なお、各ワイヤーロープのアウターケーブル13a、14a、23a、24aの駆動部側は、それぞれ対応する固定部13d、14d、23d、24dで固定してある。
これに対して図13(b)は、1つの駆動源53で両方のシュー61,62を移動制御した例である。
図14はスライドシューの替わりに、プーリーに2本のワイヤーロープを相互に逆方向に巻き取るようにワイヤーロープを連結した例である。
図14(a)は、4つの溝90a、90b、90c、90dのある同軸プーリー90に、格納牽引ワーヤーロープ13と展開牽引ワイヤーロープ14を相互に逆方向に巻き取るように連結し、収納牽引ワイヤーロープ23と伸長牽引ワイヤーロープ24を相互に逆に巻き取るように連結した例である。
プーリー90は駆動モーター70のギヤ81と減速ギヤ82等で駆動連結してあり、巻き取り速度は溝部の外径にて調整してある。
これにより、ベーススロープ10の2本のワイヤーロープとスライドスロープ20の2本のワーヤーロープは一方を巻き取ると、他方のワーヤーロープを緩めることになり、1つの駆動モーターで無端ベルト的に制御できる。

図14(b)は、ベーススロープ10とスライドスロープ20を別々の2溝プーリー91と92にて2つの駆動モーター71、72を用いて制御する例である。
この場合には、プーリー91に溝91a、91bを形成してベーススロープ10の2本のワイヤーロープを逆方向にに巻き取るように連結し、プーリー92に溝92a、92bを形成し、スライドスロープの2本のワイヤーロープを相互に、逆方向に巻き取るように連結する。
図14(a)のように、同軸プーリー90を用いて、1つの駆動モーターで制御すると構造が簡単で、部品を少なくできる。
一方、図14(b)のように、ベーススロープ10とスライドスロープ10を別々の駆動モーターで制御すると、ベーススロープ10の展開、格納速度とスライドスロープ20伸縮速度を個別に制御でき、ベーススロープ10を任意の角度で停止保持したり、スライドスロープ20を任意の伸長長さで停止保持する制御が可能になる。
本発明におけるベーススロープ10の動作と、スライドスロープ20の動作との関係を図4に示す。
図4の格納状態から(b)に示すように車外に展開し始めるとベーススロープ10の倒れる動作と並行してスライドスロープ20が伸長動作をする。
図4(c)に示すように、スライドスロープの伸長動作の方が、ベーススロープ10の傾斜展開より早く完了し、スライドパネルが伸長完了した状態で、図4(d)に示すように自由端側の先端が路面に設置する。
自由端側の先端が路面に接地すると、モータにかかる負荷を検出し、自動停止する。
逆に、格納動作ではスライドスロープ20がベーススロープ10に収納しながらこのベーススロープ10が起立するので、例えば、図4の(b)に示した状態では、スロープの重心が回動中心側に移動しつつベーススロープ10が起立するので、格納牽引ワイヤーロープ13にかかる負荷が少なくて済む。
本発明に係るスロープ装置の外観斜視図を示す。 スロープ装置の格納状態を示す。 スライドパネルとベースパネルの嵌合状態を示す。 スロープ装置の展開動作を示す。 ベーススロープの起立状態を示す。 スロープの展開途中の状態を示す。 自由端側の先端が路面に接地した状態を示す。 スライドスロープがベーススロープに収納した状態のパネル裏面を示す。 スライドスロープがベーススロープからに伸長した状態のパネル裏面を示す。 (a)はC−C線断面図を示し、(b)はA−A線断面図を示す。 B−B線断面図を示す。 D−D線断面図を示す。 シューのスライド制御による駆動部の例を示す。 プーリーによる駆動部の例を示す。 リンク機構による回動制御の例を示す。 ベースレールとスライドレールの関係を示す。
符号の説明
10 ベーススロープ
11 ベースパネル
12 ベースレール
13 格納牽引ワイヤーロープ
14 展開牽引ワイヤーロープ
15 ワイヤー折り返し
20 スライドスロープ
21 スライドパネル
22 スライドレール
23 収納牽引ワイヤーロープ
24 伸長牽引ワイヤーロープ
30 L字アーム
40 フラッパー
61,62 シュー
90,91,92 プーリー

Claims (3)

  1. 車両に搭載するスロープ装置であって、
    ベーススロープと、ベーススロープからスライド伸縮するスライドスロープとを備え、
    前記ベーススロープは、基端部を車両の床部に回動自在に連結し、格納方向に回動するように牽引可能な格納牽引ワイヤーロープと、展開方向に回動するように牽引可能な展開牽引ワイヤーロープとの2本のワイヤーロープの協働にて車内に格納した格納状態と車外に展開した最大展開状態の間の任意の展開角度にて停止保持可能であり、
    前記スライドスロープは、当該スライドスロープを伸長する方向に牽引する伸長牽引ワイヤーロープと、収納する方向に牽引する収納牽引ワイヤーロープとの2本のワイヤーロープの協働にて収納状態から最伸長状態までの任意の位置にて停止保持可能であり、前記ベーススロープを格納及び展開する駆動モーターと、前記スライドスロープを伸縮する駆動モーターとを別々に制御することで、
    前記スライドスロープの伸縮時間が前記ベーススロープの格納及び展開時間よりも短くなるように制御されていることを特徴とする車両用スロープ装置。
  2. ベーススロープはベースパネルとベースレールとを有し、
    スライドスロープはスライドパネルとスライドレールとを有し、
    スライドレールはベースレールに嵌合スライドするようになっていて、
    スライドスロープを収納する方向に牽引する収納牽引ワイヤーロープは、一端をスライドパネルの突出側端部に連結するとともにスライドパネル及びベースパネルの裏面を経由して配設してあり、
    スライドスロープを伸長する方向に牽引する伸長牽引ワイヤーロープは、一端をスライドパネルの収納側の端部に連結するとともに、スライドパネルの裏面からベースパネルの突出側の端部及び当該ベースパネルの裏面を経由して配設してあることを特徴とする請求項1に記載の車両用スロープ装置。
  3. スライドスロープの突出側の先端部が路面に接地した時点で展開動作が完了するように電気制御されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用スロープ装置。
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