JP5041453B1 - 装身具用止金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピンの着脱のための操作が容易であり、しかも組立作業が単純で大幅なコストダウンが可能な装身具用止金具を提供する。
【解決手段】筒状の止金具本体と、前記止金具本体の筒状部分に進退可能にはめ込まれ、長さ方向に設けたピン挿通筒の先端に止金具本体のテーパ状傾斜面に当接してその間隔を拡縮可能とした複数の小球を内蔵し、かつピン挿通筒に沿ってコイルバネを設けたピン把持部材とを有し、
前記筒状の止金具本体とピン把持部材を組み付けた状態において各端部にフランジ部を設け、該一対のフランジ部間における前記筒状の止金具本体の外周に筒状弾性体を装着したものであり、
該筒状弾性体を指で挟んで任意の位置で押圧することにより前記フランジ部間の間隔を拡げ、前記小球をテーパ状傾斜面から後退させて小球間に挟着されたピンを抜き取ることができるようにしたことを特徴とする装身具用止め金具。
【選択図】図4

Description

この発明は、装飾体を取付けたピンを耳たぶの孔に挿通して裏側で止金具でピンを把持するよう構成した装身具用止金具に関するものである。
この種の装身具用止金具は、装飾体を取付けたピンを耳たぶの表側から耳たぶに開けた孔を通して裏側に突き刺し、耳たぶの裏側において止金具で前記ピンを係合して把持するものであった。
このような従来の装身具用止金具は、装飾体を取付けたピンを止金具に内蔵した把持部材により把持するものであり、その把持解除は、止金具の後部より突出したピン把持部材の頭部(つまみ)を指で後方に引くことにより行われていた。
しかしながら、前記ピン把持部材の頭部は非常に小さく、指でこれを引きながらピンを外すことは容易ではなかった。すなわち、前記ピン把持部材の頭部は非常に小さいため、止金具と該頭部との間に爪を差し込んで後方に引くことが多く、ネイルアート等のために爪を伸ばしていると爪が傷んだり、またはがれてしまうという問題があった。
そのため、実開昭62−11408号公報(特許文献1参照)に記載されたような、両脚部を外方にくの字状に湾曲させたU字状板バネの開放端を止金具前部裏面に当接させ、その中央底部を止金具の後部より突出したピン把持部材の頭部と連結し、U字状板バネのく字状両脚部を押圧することにより、ピン把持部材をバネ圧に抗して移動させてピンの把持状態を解放するようにしたネクタイピンが提案されている。
実開昭62−11408号公報
前記従来のネクタイピンにおいては、両脚部を外方にくの字状に湾曲させたU字状板バネを用い、くの字状の両脚部を指で挟んで押圧することにより、ピン把持部材をバネ圧に抗して移動させてピンの把持状態を解放するものであるため、くの字状の両脚部を指で挟んで押圧する必要があって操作しにくいという問題があった。
また、両脚部を外方にくの字状に湾曲させたU字状板バネの開放端を止金具前部裏面に当接させ、その中央底部を止金具の後部より突出したピン把持部材の頭部と連結するという組立作業を行わなければならず、不良品が発生しやすい上にコスト低減も難しいという問題があった。
この発明は、ピンの着脱のための操作が容易であり、しかも組立作業が単純で大幅なコストダウンが可能な装身具用止金具を提供することを目的とするものである。
この発明の装身具用止金具は、閉鎖端部にピン挿通孔を備えるとともに、内奥にテーパ状傾斜面を設けた筒状の止金具本体と、前記止金具本体の筒状部分に進退可能にはめ込まれ、長さ方向に設けたピン挿通筒の先端に前記テーパ状傾斜面に当接してその間隔を拡縮可能とした複数の小球を内蔵し、かつピン挿通筒の外周に沿ってコイルバネを配置したピン把持部材とを有し、
前記筒状の止金具本体とピン把持部材を組み付けた状態においてそれぞれの端部にフランジ部を設けるとともに、該一対のフランジ部間における前記筒状の止金具本体の外周に筒状弾性体を装着したものであり、
該筒状弾性体を指で挟んで任意の位置で押圧することにより前記フランジ部間の間隔を拡げ、前記ピン把持部材に内蔵した小球を前記筒状の止金具本体のテーパ状傾斜面から後退させて小球間に挟着されたピンを抜き取ることができるようにしたことを特徴とするものである。
この発明の装身具用止金具において、筒状弾性体は、その外周面をフランジ部よりも大きい径に形成したことをも特徴とするものである。
この発明の装身具用止金具において、筒状弾性体は、その外周面をフランジ部よりも大きい径に形成し、かつ鼓状の膨らみを備えた形状としたことをも特徴とするものである。
この発明の装身具用止金具において、筒状弾性体は、その外周面をフランジ部よりも大きい径に形成し、かつほぼ中央部分に周溝を備えた形状としたことをも特徴とするものである。
この発明の装身具用止金具は、筒状弾性体を指で挟んで押圧することによってピンの把持状態を解放するものであるため操作が非常に簡単で、前記した従来例のようにくの字状の両脚部を指で挟んで押圧する必要はなく、筒状弾性体のどこを指で押圧してもピンの把持状態を解放することができるため非常に操作しやすいものとなった。
特に爪の長い女性であっても指の腹で押圧することができるので爪を痛めることがなく、例えばネイルアートを施した女性でも使用できるため、非常に有用性の高いものとなった。
また、従来例のような複雑な組立作業を行う必要がなく組立作業が単純で、不良品も発生しにくくなるために大幅なコストダウンが可能な装身具用止金具を提供することができる。
この発明による装身具用止金具の構成を示す断面図である。 ピン把持部材の断面図である。 その端面図である。 (a)、(b)はそれぞれ筒状弾性体の取付前、取付後の状態を示す概略側面図である。 (a)〜(f)はそれぞれ筒状弾性体の別の例を示す概略側面図である。
図1ないし図3に示すように、この発明による装身具用止金具10は、筒状の止金具本体11とピン把持部材21とで構成されている。
すなわち、前記筒状の止金具本体11は一方の閉鎖端部にピアスイヤリングやネクタイピンなどの装飾体に取り付けられたピン(図示せず)を刺し通すピン挿通孔12を備えるとともに、内奥にはテーパ状の傾斜面13が形成されている。
もちろん、このテーパ状傾斜面13の傾斜角度は、後述する小球によるピンの挟持力を勘案して適宜決定することが望ましい。
また、前記ピン把持部材21は、前記止金具本体11の筒状部分に進退可能にはめ込まれるものであって、その長さ方向に設けたピン挿通筒22の先端の小球収納部23には、前記テーパ状傾斜面13に当接してその間隔を拡縮可能とした複数の小球24が内蔵されている。
この小球の数は、2個ないし3個とすることができ、図では誤作動の少ない3個の場合を例示している。
25は、前記ピン挿通筒22の外周に沿って配置したコイルバネで、このコイルバネ25は、前記小球収納部23と前記止金具本体11の筒状部分の後端との間にあって、常態ではピン挿通筒22の先端の小球収納部23を前記テーパ状傾斜面13に当接方向に押して、前記ピン把持部材21が前記止金具本体11の筒状部分内に収納された状態に保持する機能を持っている。
前記筒状の止金具本体11とピン把持部材21は、図1のように組み付けた状態において、それぞれの端部(付近)外周にフランジ部31,32を設けるとともに、該一対のフランジ部31,32間における前記筒状の止金具本体11の外周には、図4(a),(b)に示すように、筒状の弾性体33が装着してある。
この筒状弾性体33はその素材として、シリコンゴム等の弾性を有するプラスチックやゴム等から適宜選択することができるが、耐久性や肌アレルギーの問題を考慮するとシリコンゴムを用いることが望ましい。
なお、前記筒状弾性体33は、その外周面をフランジ部31,32よりも大きい径に形成し、かつ鼓状の膨らみを備えた形状としてある。
以上のように構成したこの発明の装身具用止金具においては、前記筒状弾性体33を指で挟んで任意の位置で押圧することにより、筒状弾性体33が押しつぶされて長さ方向に伸長し、前記フランジ部31,32はその間隔を拡げられることとなる。したがって、前記コイルバネ25の押圧力に抗して、常態のピン挿通筒22の先端の小球収納部23内の小球24が前記テーパ状傾斜面13に当接している状態からピン把持部材21が引き戻され、ピンは小球24による挟持を解かれて簡単に引き抜くことができるようになる。
もちろん、前記筒状弾性体33を指で挟んで押圧することを止めれば、ピン把持部材21は前記止金具本体11の筒状部分内に収納された状態に自動的に復帰する。
図5は外周面をフランジ部31,32よりも大きい径に形成した前記筒状弾性体33のいくつかの例を示すものである。
(a)は筒状弾性体33の膨らみ部分34がほぼ等しい径で延長されている。(b)は膨らみ部分34が中央部で突出している。
(c)は膨らみ部分34の突出部がフランジ部31側に偏っており、(d)は膨らみ部分34がフランジ部31側に径が大きくなるよう延長されている。このように膨らみ部分34をフランジ部31側に径が大きくなるよう形成しておくことにより、膨らみ部分34を指で挟み付けた際に膨らみ部分34の肉厚でフランジ部31側に向けて確実に押圧力が働く。
(e)は膨らみ部分34が波状に凹凸を形成されており、(f)はフランジ部32側の波の山が大きい径に形成されているものを示している。このように膨らみ部分34に波状の凹凸を形成しておくことにより、膨らみ部分34を指で挟み付けた際に指で掴みやすいくなるという効果が期待できる。
なお、筒状弾性体33の断面形状は以上の例に限られるものではないことはいうまでもない。
また、筒状弾性体33の内周は、前記止金具本体11の筒状部分に当接している形状であっても、また前記膨らみ部分34に沿って浮き上がっている形状であってもよい。
いずれにしても、前記筒状弾性体33をどの位置で押しても筒状弾性体33が長さ方向に伸長し、前記フランジ部31,32間を押し拡げる機能を持っていることが重要である。
そしてこのように構成したことにより、特に爪の長い女性であっても指の腹で押圧することができるので爪を痛めることがなく、例えばネイルアートを施した女性でも使用できるため、非常に有用性が高い。
この発明の装身具用止金具によれば、ピアスイヤリングやネクタイピンのみならず、ピンを使用する装身具の止金具として、幅広い用途に使用することができる。
10 装身具用止金具
11 止金具本体
12 ピン挿通孔
13 テーパ状の傾斜面
21 ピン把持部材
22 ピン挿通筒
23 小球収納部
24 小球
25 コイルバネ
31,32 フランジ部
33 筒状弾性体
34 膨らみ部分

Claims (4)

  1. 閉鎖端部にピン挿通孔を備えるとともに、内奥にテーパ状傾斜面を設けた筒状の止金具本体と、前記止金具本体の筒状部分に進退可能にはめ込まれ、長さ方向に設けたピン挿通筒の先端に前記テーパ状傾斜面に当接してその間隔を拡縮可能とした複数の小球を内蔵し、かつピン挿通筒の外周に沿ってコイルバネを配置したピン把持部材とを有し、
    前記筒状の止金具本体とピン把持部材を組み付けた状態においてそれぞれの端部にフランジ部を設けるとともに、該一対のフランジ部間における前記筒状の止金具本体の外周に筒状弾性体を装着したものであり、
    該筒状弾性体を指で挟んで任意の位置で押圧することにより前記フランジ部間の間隔を拡げ、前記ピン把持部材に内蔵した小球を前記筒状の止金具本体のテーパ状傾斜面から後退させて小球間に挟着されたピンを抜き取ることができるようにしたことを特徴とする装身具用止め金具。
  2. 筒状弾性体は、その外周面をフランジ部よりも大きい径に形成したことを特徴とする請求項1に記載の装身具用止め金具。
  3. 筒状弾性体は、その外周面をフランジ部よりも大きい径に形成し、かつ鼓状の膨らみを備えた形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の装身具用止め金具。
  4. 筒状弾性体は、その外周面をフランジ部よりも大きい径に形成し、かつほぼ中央部分に周溝を備えた形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の装身具用止め金具。
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