JP5040900B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5040900B2
JP5040900B2 JP2008303889A JP2008303889A JP5040900B2 JP 5040900 B2 JP5040900 B2 JP 5040900B2 JP 2008303889 A JP2008303889 A JP 2008303889A JP 2008303889 A JP2008303889 A JP 2008303889A JP 5040900 B2 JP5040900 B2 JP 5040900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
air amount
intake air
learning
throttle valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008303889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010127212A (ja
Inventor
孝宏 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008303889A priority Critical patent/JP5040900B2/ja
Publication of JP2010127212A publication Critical patent/JP2010127212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5040900B2 publication Critical patent/JP5040900B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

本発明は、気筒毎の分岐通路のそれぞれにスロットル弁が設けられた内燃機関に適用される内燃機関の制御装置に関する。
スロットル弁の周辺や吸気ポート等の吸気系に付着するデポジット等の経年変化を原因としたアイドル運転時の吸入空気量の減少が相殺されるように、アイドル運転時に必要な要求吸入空気量の学習値を更新する学習処理を繰り返し行う内燃機関の制御装置が周知である。また、気筒毎に分岐した分岐通路のそれぞれにスロットル弁を設けたいわゆる独立スロットル式の内燃機関も周知である(例えば特許文献1及び2参照)。
実公平3−53009号公報 特開平7−189820号公報
学習処理が繰り返されて学習値が経年変化を反映した適正値に更新された後に、バッテリが外される等によって制御装置が記憶する学習値がクリアされた場合、そのクリア後に学習値が適正値に復帰するまでには学習処理を繰り返す必要があるため時間がかかる。そのため、学習値が適正値に復帰するまでの間にアイドル運転時の吸入空気量が不足してエンジンストール等の問題が誘発されてアイドル運転が不安定になるおそれがある。特に、独立スロットル式の内燃機関の場合、スロットル弁の下流の容積に余裕がないため、スロットル開度の変化に対する吸入空気量の変化が大きい。このため、スロットル弁の下流にサージタンクが設けられた標準的な内燃機関に比べて、独立スロットル式の内燃機関は学習値のクリア後に学習値が適正値に復帰するまでにこうした問題が起こり易い。
そこで、本発明は、アイドル運転時の吸入空気量の学習値がクリアされた場合でも、その後の運転で吸入空気量不足を回避できる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関の制御装置は、気筒毎に分岐した分岐通路を有する吸気通路と、各分岐通路に設けられて吸入空気量を調整可能なスロットル弁と、燃料タンク内で生じた蒸発燃料を各分岐通路へ導く蒸発燃料供給通路と、前記蒸発燃料供給通路に接続されて空気を導く空気供給通路と、前記空気供給通路に設けられて前記蒸発燃料供給通路へ導かれる空気の供給量を調整する空気量調整弁とを備えた内燃機関に適用されアイドル運転時において機関回転数をアイドル回転数に維持するために必要な要求吸入空気量を、前記アイドル回転数と実際の機関回転数との偏差に基づいて補正し、その補正後の前記要求吸入空気量の値を学習値として記憶手段に記憶させる学習処理を繰り返し実行するアイドル運転学習手段と、アイドル運転時の吸入空気量が前記学習処理の結果を反映した値となるように前記スロットル弁を制御するとともに、前記記憶手段が記憶する前記学習値がクリアされた場合、そのクリア後に続く前記内燃機関の始動時において、アイドル運転時の吸入空気量が吸入空気量不足を回避可能な値となるように前記スロットル弁を制御するアイドル運転制御手段と、前記学習値に応じて前記空気量調整弁の開度を補正する調整弁開度補正手段と、前記記憶手段が記憶する前記学習値がクリアされた場合、そのクリア後における前記空気量調整弁の開度の補正を前記学習処理の進行状況に基づいて禁止する補正禁止手段と、を備えたものである(請求項1)。
この制御装置によれば、学習値のクリア後に続く始動時においてアイドル運転時の吸入空気量の不足が回避されるため、内燃機関のストール等を誘発することなくアイドル運転が安定化する。
料タンク内で生じた蒸発燃料は空気供給通路から導かれた空気によって希釈されてから各分岐通路へ導かれるので各気筒に吸入される蒸発燃料量のばらつきを緩和できる。従って、仮に、アイドル運転時に蒸発燃料を各分岐通路に導いて処理してもアイドル運転を過剰に不安定にさせることはない。また、本発明においてアイドル運転時の学習処理が進むと学習値は内燃機関の運転状態に見合った値となるように減少方向に収束する。学習値の収束前の学習処理の進行過程で空気量調整弁の開度を学習値に応じて補正すると、学習値が実態に即した適正値よりも大きな値となっているため空気量調整弁の開度が増加方向に過度に補正されることになる。本発明によれば、空気量調整弁の開度の補正が学習処理の進行状況に基づいて禁止されるため、空気量調整弁の開度が過度に補正されることを防止できる。これにより、蒸発燃料の希釈のための空気量が過剰になることを抑制できる。
本発明の制御装置の一態様において、前記アイドル運転制御手段は、前記記憶手段が記憶する前記学習値がクリアされた場合、そのクリア後に続く前記内燃機関の始動時において、アイドル運転時の吸入空気量が吸入空気量不足を回避可能な値となるように前記スロットル弁を制御し、その後、前記学習処理の進行に応じてアイドル運転時の吸入空気量が徐々に小さくなるように前記スロットル弁を制御してもよい(請求項)。この態様によれば、学習値のクリア後に吸入空気量の不足が回避された後に、学習処理の進行に伴ってアイドル運転時の吸入空気量が徐々に小さくなる。このため、学習値のクリア後の吸入空気量不足を回避した後に吸入空気量の急変を防止できる。これにより、学習値がクリアされてから学習処理が繰り返されてアイドル運転時の吸入空気量が適正値に落ち着くまでの間に安定したアイドル運転を確保することができる。
以上説明したように、本発明によれば、学習値のクリア後に続く始動時においてアイドル運転時の吸入空気量の不足が回避されるため、内燃機関のストール等を誘発することなくアイドル運転が安定化する。また、空気量調整弁の開度の補正が学習処理の進行状況に基づいて禁止されるため、空気量調整弁の開度が過度に補正されることを防止できる。これにより、蒸発燃料の希釈のための空気量が過剰になることを抑制できる。
図1は本発明の一形態に係る制御装置が適用された内燃機関の要部を示している。図2は図1のII−II線に関する断面を拡大した断面模式図である。図1に示すように、内燃機関1は4つの気筒2が一方向に並べられた直列4気筒火花点火内燃機関として構成されている。各気筒2には吸気通路3及び排気通路4がそれぞれ設けられている。吸気通路3は気筒2毎に分岐された分岐通路5と、各分岐通路5が接続されたサージタンク6とを有している。サージタンク6の上流側には空気濾過用のエアクリーナ7が設けられ、そのエアクリーナ7とサージタンク6との間には吸入空気量を検出できるエアフローメータ8が設けられている。各分岐通路5には、吸入空気量を調整できるように開度調整可能なスロットル弁9が一つずつ設けられるとともに、スロットル弁9の下流側に燃料を噴射するインジェクタ10が一つずつ設けられる。各スロットル弁9は各分岐通路5を貫くように延びる弁軸12に取り付けられ、その弁軸12はアクチュエータ13にて回転駆動される。これにより、各スロットル弁9はいわゆる独立スロットル弁として機能する。なお、スロットル弁9の開度を検出するため、弁軸12にはスロットル開度センサ14が取り付けられている。
図2にも示したように、各スロットル弁9の下流側には、各分岐通路5間の圧力差を緩和するため、各分岐通路5をスロットル弁9の下流側の位置で互いに連通するバランス通路15が設けられている。また、分岐通路5には、燃料タンク20(図1)を発生源とする蒸発燃料を導くための蒸発燃料供給通路16がバランス通路15に対向するようにして接続されている。蒸発燃料供給通路16はスロットル弁9の下流側の位置で各分岐通路5を互いに連通する連通部17を有している。バランス通路15及び連通部17のそれぞれは、バランス通路15の通路面積が連通部17の通路面積よりも大きくなるように構成されている。連通部17の通路面積の絶対的な大きさは適宜に設定してよく、その通路面積は連通部17内に脈動が発生しない、或いは極めて小さな脈動が発生する程度の大きさとすることが好ましい。連通部17はバランス通路15の通路面積よりも小さな通路面積を有しているので、その連通部17の流路抵抗により連通部17の圧力が各分岐通路5よりも高くなって、図2の矢印で示すような定常的な流れが形成される。その流れを利用することにより、蒸発燃料を各分岐通路5へ効果的に導入することができる。
図1に示すように、蒸発燃料供給通路16は蒸発燃料を吸着するキャニスタ21を介して燃料タンク20に接続される。キャニスタ21は大気に開放する空気導入管22にて空気を導入しつつ内蔵する活性炭で燃料タンク20から導かれた蒸発燃料を吸着する周知の装置である。蒸発燃料供給通路16には空気供給通路25が接続されていて、その空気供給通路25によって蒸発燃料供給通路16に空気が導かれる。空気供給通路25の一端25aはサージタンク6に接続され、その他端25bはキャニスタ11よりも下流側の位置で蒸発燃料供給通路16に接続されている。空気供給通路25はスロットル弁9の下流側に生じる負圧を利用してサージタンク6から空気を取り出して、その空気を蒸発燃料供給通路16へ導入する。
空気供給通路25には蒸発燃料供給通路16への空気の導入量を調整するための空気量調整弁26が設けられている。空気供給通路25によって蒸発燃料供給通路16に対して空気が導かれることにより、蒸発燃料供給通路16を流れる蒸発燃料はその空気によって希釈され、各分岐通路5には希釈された蒸発燃料が導かれる。そのため、各気筒2に吸入される蒸発燃料量のばらつきによるトルク変動等の悪影響を緩和できる。なお、空気供給通路25はスロットル弁9の上流から空気を取り出してスロットル弁9の下流に導いてスロットル弁9を迂回させる性質上、過剰な空気供給を制限すべくその通路面積は分岐通路5などと比べて小さく設定されている。また、空気と蒸発燃料との混合を促進するため、空気供給通路25の接続位置よりも下流側には混合促進部19が設けられている。混合促進部19は蒸発燃料供給通路16が蛇行することにより構成されている。
図1に示したスロットル弁9及び空気量調整弁26の動作は内燃機関1を制御するエンジンコントロールユニット(ECU)30にて制御される。ECU30はマイクロプロセッサ及びその動作に必要なROM、記憶手段としてのバックアップRAM等の周辺装置を備えたコンピュータとして構成されている。ECU30には上述したエアフロメータ8やスロットル開度センサ14の他に、内燃機関1の回転速度(回転数)に応じた信号を出力するクランク角センサ31等の各種のセンサからの信号が入力されるようになっている。ECU30はROMに保持された制御プログラムを実行し、各種のセンサからの情報に基づいてインジェクタ10や不図示の点火プラグを操作することにより内燃機関1の運転状態を適正に制御する。ここでは、ECU30が行う制御のうち本発明に関連するものを説明し、その他の制御に関しては説明を省略する。
内燃機関1のアイドル運転時には、ECU30にてスロットル弁9及び空気量調整弁26が操作されることにより吸入空気量が制御されている。ECU30は、アイドル運転時の機関回転数をアイドル回転数に維持するため、アイドル回転数と実際の機関回転数との偏差に基づいてアイドル運転時の要求吸入空気量(目標吸入空気量)を補正し、その補正後の要求吸入空気量の値を学習値として記憶させる。こうした学習処理を行うのは、内燃機関1の稼働時間とともに吸気系へのデポジット等の付着が進行して流量損失が増えていく傾向にあるため、要求吸入空気量を固定していたのでは偏差が大きくなって機関回転数の適正値(アイドル回転数)への収束が緩慢になるからである。そして、ECU30は、アイドル運転時の要求吸入空気量がその学習値となるようにスロットル弁9及び空気量調整弁26を制御する。つまり、本形態は、アイドル運転時の要求吸入空気量を達成するためにその操作対象としてスロットル弁9の他に空気量調整弁26を用い、アイドル運転時に蒸発燃料の処理も同時に行うようにしている。
図3はECU30が行う学習処理の制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムはECU30のROMに保持されており、ECU30によって適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。
ステップS1では、クランク角センサ31からの出力信号に基づいて内燃機関1の機関回転数Neを取得する。
ステップS2では、ステップS1で取得した機関回転数Neと予め設定されているアイドル回転数Neiとを比較して、これらの偏差δを算出する。
ステップS3では、ステップS2で算出した偏差δの大きさが補正実行判定値δthを超えているか否かを判定し、偏差δが判定値δthを超えている場合はステップS4に進み、そうでない場合はステップS4〜ステップS6をスキップしてステップS7に進む。この補正実行判定値δthは無用な補正を防止する観点で定められている。
ステップS4では、アイドル運転時の要求吸入空気量Qgを偏差δに基づいて補正する。この補正は、偏差δを減少させるため、補正前の要求吸入空気量Qgに補正値が加減算されることにより行われる。なお、一回の処理で加減算される補正値は所定の大きさの一定値であってもよい。
ステップS5では、ステップS4の補正後の要求吸入空気量Qgの値を学習値eqgとしてECU30のバックアップRAMに記憶させる。なお、このバックアップRAMはECU30への電力供給が停止してから所定時間経過するとこの学習値eqgが含まれる記憶内容がクリアされるようになっている。例えば、ECU30に接続される不図示のバッテリが外された場合、その時から所定時間が経過するとバックアップRAMに記憶されていた情報は消去される。
ステップS6では、要求吸入空気量Qgを更新する。即ち、要求吸気量Qgに学習値eqgを代入する(Qg←eqg)。
ステップS7では、学習値eqgがクリアされたか否かを判定し、学習値eqgがクリアされている場合はステップS8に進み、そうでない場合はステップS8をスキップして今回のルーチンを終える。
ステップS8では、要求吸入空気量Qgを初期化する。即ち、要求吸入空気量Qgに初期値Qgfを代入する(Qg←Qgf)。この初期値Qgfは、アイドル運転時の吸入空気量が吸入空気量不足を回避可能な値として予め設定されている。この初期値Qgfは、学習処理がある程度進行してから学習値eqgがクリアされた場合でも内燃機関1がストールすることがないように十分大きな値に設定されている。
図3の処理が繰り返し実行されることにより、アイドル運転時の要求吸入空気量Qgが学習されるため、内燃機関1が経年変化した場合でもアイドル運転を安定させることができる。図3の処理がECU30にて実行されることにより、ECU30は本発明に係るアイドル運転学習手段として機能する。
また、学習値eqgがクリアされてステップS8で要求空気量Qgが初期化された場合は、初期値Qgfが十分に大きな値であるため、その後、図3の処理が繰り返されることにより、ステップS4で要求吸入空気量Qgが徐々に減量補正されて行く。つまり、学習値eqgのクリア後に要求吸入空気量Qgが急変することなく徐々に小さくなるようにスロットル弁9が制御されることになるため、学習値がクリアされてから要求吸入空気量Qgの適正値に落ち着くまでの間に安定したアイドル運転を確保することができる。
ECU30は、アイドル運転時の要求吸入空気量の実現を空気調整弁26の側にも一部分担させるため、空気量調整弁26を経由させる分割流量を算出するとともに、この分割流量を図3の学習処理の進行に応じて更新する。
図4は分割流量更新処理の制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムはECU30のROMに保持されており、ECU30によって適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。
ステップS11では、分割流量eqiscvqgを更新するための更新条件が成立しているか否かを判定する。この更新条件は適宜定めてよいが、本形態では、次の(1)及び(2)の要件の全てを満たした場合に更新条件が成立することとしている。
(1)イグニッションスイッチがONされ、かつ内燃機関1が始動前(機関回転数が始動判定値到達前)であること
(2)分割流量eqiscvqgの算出が完了していないこと、具体的には分割流量eqiscvqgの算出ないし更新状態を管理する後述の分割流量算出完了フラグexqiscvqgがOFFに、即ちその値が「0」であること
ステップS12では、現在の学習処理結果に対応する最新の分割流量t_qiscvqgを算出する。この分割流量t_qiscvqgは、学習値eqgから基本流量QISCVBとスロットル弁9に関わる流量Qthとの合計を減算した値として算出される。即ち、t_qiscvqg=eqg−(QISCVB+Qth)である。ここでいうスロットル弁9に関わる流量Qthの内訳は次式の通りである。
Qth=QTAISC+QPG+DLQIMX
ここで、QTAISCはスロットル弁9の閉じ余裕相当流量、QPGは蒸発燃料の導入に伴うスロットル弁9の閉じ余裕相当流量、DLQIMXはスロットル弁9の制御のばらつきを吸収するためのばらつき吸収相当流量である。なお、閉じ余裕とはスロットル弁9の開度を絞ることにより内燃機関1の回転数を下げることができる閉じ側の開度範囲を意味する。つまり、仮にこれらの閉じ余裕を確保せずに要求吸入空気量を空気量調整弁26の側に分担させるとスロットル弁9の開度を絞って回転数を低下側に調整不能になることを意味する。
ステップS13では、前回演算時の分割流量を読み出して、これを前回値eqiscvqgoldとして再定義する(eqiscvqgold←eqiscvqg)。
ステップS14では、ステップS12及びステップS13の各処理結果を利用して、分割流量eqiscvqgの変化量t_dlqiscvqgを算出する。即ち、次式にて演算する。
t_dlqiscvqg=t_qiscvqg−eqiscvqgold
ステップS15では、学習処理における学習値eqgが有意に変化したか否か、換言すれば分割流量eqiscvqgを更新すべきか否かを判定する。学習値eqgが有意に変化した場合はステップS16に進み、そうでない場合はステップS16及びステップS17をスキップしてステップS19に進む。仮に、学習値eqgの変化に即応して分割流量eqiscvqgの更新が頻発されると吸気系の制御である空燃比制御やアイドル運転制御等に無用な外乱を与えるおそれがあるためである。学習値eqgの変化が有意であるかどうかは適宜定めた判定値とステップS14で算出した変化量t_dlqiscvqgとを比較することにより行われる。本形態では、正の閾値A1と負の閾値A2とをそれぞれ設定し、変化量t_dlqiscvqgが次の関係(1)又は(2)のいずれか一方を満たした場合に学習値eqgが有意に変化したと判定する。
(1)t_dlqiscvqg≧A1 (2)t_dlqiscvqg≦A2
ステップS16では、分割流量eqiscvqgの更新後の変化が過大とならないように、変化量t_dlqiscvqgに対してガード処理を行う。具体的には、変化量t_dlqiscvqgの値を、負の閾値B2から正の閾値B1までの所定範囲内に収まるようにする。つまり、変化量t_dlqiscvqgの値がその範囲内にあればその値を維持するとともに、変化量t_dlqiscvqgの値が、正の閾値B1を超えている場合はその値を閾値B1に、負の閾値B2を下回る場合はその値を閾値B2に、それぞれ変更する。なお、上述した閾値A1、A2と閾値B1、B2との大小関係は、A2≦B2≦B1≦A1となるように設定される。
ステップS17では、前回演算時の分割流量eqiscvqgoldと、ガード処理済みの変化量t_dlqiscvqgとに基づいて分割流量eqiscvqgを更新する(eqiscvqg←eqiscvqgold+t_dlqiscvqg)。
ステップS18では、学習値eqgが有意に変化していないことから、分割流量eqiscvqgを更新せずに維持する(eqiscvqg←eqiscvqgold)。
ステップS19では、分割流量算出完了フラグexqiscvqgをセット即ち「1」に設定して、これをECU30のバックアップRAMに記憶させる(exqiscvqg←1)。上述したように、分割流量算出完了フラグexqiscvqgがセットされている限り、ステップS11の更新条件が不成立となるので、分割流量eqiscvqgは更新されないこととなる。
ECU30は、分割流量eqiscvqgの更新を管理するため、分割流量算出完了フラグexqiscvqgを制御する分割流量更新制限処理を行う。図5は分割流量更新制限処理の制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムはECU30のROMに保持されており、ECU30によって適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。
ステップS21では、分割流量算出完了フラグexqiscvqgをECU30のバックアップRAMから読み出し、これを制御フラグt_xqiscvqgとして再定義する。
ステップS22では、分割流量eqiscvqgの更新制限を解除するための更新制限解除条件が成立しているか否かを判定し、この解除条件が成立している場合はステップS23に進み、そうでない場合はステップS23をスキップしてステップS24に進む。この解除条件は適宜定めてよいが、本形態では、次の(1)及び(2)の要件の全てを満たした場合に解除条件が成立することとしている。
(1)内燃機関1が始動後であること
(2)学習値eqgが収束していること
学習値eqgが収束しているか否かは適宜の方法で判断してよい。本形態では、学習値eqgの更新回数(要求吸入空気量Qgの更新回数)をカウントしてその更新回数が閾値以上になっていること、又は、分割流量eqiscvqgの更新条件(図4のステップS11)が所定時間連続若しくは積算して成立していること、のいずれか一方が成立した場合に学習値eqgが収束していると判断している。
ステップS23では、更新制限の解除により分割流量eqiscvqgの更新を許容するため、制御フラグt_xqiscvqgをクリア、即ち「0」を代入する(t_xqiscvqg←0)。
ステップS24では、分割流量算出完了フラグexqiscvqgを更新して(exqiscvqg←t_xqiscvqg)、今回のルーチンを終える。
図5の処理によれば、更新制限解除条件が設定されることにより、過大な分割流量eqiscvqgの算出を防止できる。例えば、学習値eqgがクリアされて、要求吸入空気量Qgが初期化された場合、上述のようにその初期値Qgfはクリア前に学習処理がある程度進行していた場合でも内燃機関1がストールすることがないように十分大きな値に設定されている。学習処理が進むと学習値eqgは内燃機関1の運転状態に見合った値(多くの場合は初期値Qgfよりも小さい値)に収束する。このような収束前の学習処理の進行過程で図4の処理が無制限に行われると、分割流量eqiscvqgの変化量t_dlqiscvqgが閾値を超えている限りにおいて、分割流量eqiscvqgが増加方向に更新され続けることになる。実態に即した適正な学習値eqg、つまり学習処理が進んだ段階の学習値eqgは未収束ものに比べてより小さい値であるから、こうした無制限な更新処理により得られた分割流量eqiscvqgは過大なものとなってしまう。そのため、本形態では、上記の更新制限解除条件を設定し、その解除条件が成立しない限り分割流量eqiscvqgの更新(補正)が禁止されるのでこうした不具合を防止することができる。
図3〜図5の処理の実行によって更新ないし算出された要求吸入空気量Qgを実現するため、ECU30はスロットル弁9及び空気量調整弁26を操作するアイドル運転制御を実行する。図6はアイドル運転制御の制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。
ステップS31では、ECU30のバックアップRAMに記憶されている要求吸入空気量Qg及び分割流量eqiscvqgをそれぞれ読み出す。
ステップS32では、ステップS31で読み出した要求吸入空気量Qg及び分割流量eqiscvqgに基づいてスロットル弁9及び空気量調整弁26の開度を算出する。スロットル弁9の側が分担する吸入空気量は、要求吸入空気量Qgから分割流量eqiscvqgを減算したものに相当するため、その減算値を実現できるスロットル弁9の開度を算出する。この開度の算出は、吸入空気量を変数としてスロットル弁9の開度を与える不図示のマップを検索することにより実現できる。また、空気量調整弁26の側が分担する吸入空気量は分割流量eqiscvqgに相当するので、その分割流量eqiscvqgを実現できる空気量調整弁26の開度を算出する。この開度の算出も、スロットル弁9の場合と同様のマップを検索することにより実現されている。
ステップS33では、ステップS32で算出した開度が得られるようにスロットル弁9を操作する。続くステップS34では、ステップS32で算出した開度が得られるように空気量調整弁26を操作する。その後、今回のルーチンを終了する。
図6の処理によれば、スロットル弁9及び空気量調整弁26の各開度の算出の基礎である要求吸入空気量Qg及び分割流量eqiscvqgが図3〜図5の処理によって更新されているため、アイドル運転時におけるスロットル弁9及び空気量調整弁26のそれぞれの開度も学習値eqgに応じて補正される。従って、スロットル弁9及び空気量調整弁26はアイドル運転時の吸入空気量が学習処理の結果を反映した値となるように制御されることとなる。また、学習値eqgがクリアされた場合は、図3のステップS8によって要求吸入空気量Qgとして吸入空気量不足を回避可能な値である初期値Qgfが設定される。そして、図6の処理によって、学習値eqgのクリア後に続く始動時において、初期値Qgfに相当する吸入空気量が得られるようにスロットル弁9及び空気量調整弁26が制御される。従って、学習値eqgのクリア後に続く始動時においてアイドル運転時の吸入空気量の不足が回避されるため、内燃機関1のストール等を誘発することなくアイドル運転が安定化する。よって、ECU30が図6の処理を実行することにより、ECU30は本発明に係るアイドル運転制御手段として機能する。
以上の形態において、ECU30が図3及び図4の処理を実行することにより学習値eqgに応じた分割流量eqiscvqgが算出されるとともに、図5の処理によりその分割流量eqiscvqgを実現する空気量調整弁26の開度が算出されるから、空気量調整弁26の開度は学習値eqgに応じて補正されることになる。従って、ECU30が図3及び図4の処理を実行することにより、ECU30は本発明に係る調整弁開度補正手段として機能する。また、学習値eqgがクリアされた場合は、学習値eqgが未収束なため図5のステップS22で更新解除条件の成立が否定されて分割流量eqiscvqgの更新が禁止される結果、学習値eqgに応じた空気量調整弁26の開度の補正が禁止されることになる。つまり、学習処理の進行状況に基づいて空気量調整弁26の開度の補正が禁止される。従って、図5の処理をECU30が実行することによりECU30は本発明に係る補正禁止手段として機能する。
本発明は以上の各形態に限定されず、種々の形態にて実施できる。以上の形態は、蒸発燃料処理装置が搭載された独立スロットル式の内燃機関に本発明を適用したものであるが、蒸発燃料処理装置が搭載されていない独立スロットル式の内燃機関に対しても本発明を適用できる。このような内燃機関に本発明を適用した場合でも、アイドル運転時における吸入空気量の学習値がクリアされた場合、そのクリア後の始動時に、吸入空気量不足を回避できる値となるようにスロットル弁が制御されるためアイドル運転が安定化する。
上記の形態で説明した図5の処理における更新制限解除条件(ステップS22)は一例にすぎない。学習値は時間経過とともに学習処理が進行して収束していく性質であるから、更新が禁止される時間が予め定めた一定時間となるように更新制限解除条件を変更してもよい。また、学習値がクリアされてから内燃機関が運転した積算時間が所定の閾値に達したことを更新制限解除条件としてもよい。要するに、更新制限解除条件を設定することにより、学習処理の進行状況に基づいて分割流量の更新(空気量調整弁の開度補正)が禁止されるようにできればよい。
また、分割流量eqiscvqgの過大な補正を回避するため、上記の形態では図5の処理により分割流量eqiscvqgの更新を制限したがこの方法は一例にすぎない。例えば、分割流量eqiscvqgが大きくなりすぎて、スロットル弁の閉じ側余裕が所定値よりも小さくなった場合、その閉じ側余裕が所定値を超えるまで、分割流量eqiscvqgを徐々に減少させてもよい。この場合、分割流量eqiscvqgを徐々に減少させているため、吸入空気量の急激な変動に伴う機関回転数の回転変動を抑制することができる。
上述した分割流量eqiscvqgの算出ないし更新方法は一例に過ぎない。例えば、学習値eqgが所定値以上変化する毎に、上記の分割流量t_qiscvqgに所定の係数Kを乗ずることにより分割流量eqiscvqgを更新するようにしてもよい。即ち、次式に基づいて分割流量eqiscvqgを算出することもできる。
eqiscvqg=t_qiscvqg×K=(eqg−(QISCVB+Qth))×K
ここで、0<K<1である。
上記の式を用いて係数Kを乗ずる条件や係数Kの値は適宜定めてよい。図7はこの算出方法を説明する概念図である。この図は、学習処理の進行に応じて分割流量eqgbaseがどのように算出されるかを示している。この図の場合では、上述した係数Kが0.2で一定であり、学習値eqgが0.5L/sec以上変化したことを係数Kを乗じる条件としている。
図示するように、状態Aから状態Bへ変化した場合、後述の基礎値eqgbase(=3.0)から学習値eqgが0.5以上変化したことになるため、上記の式に基づいて分割流量の基礎値t_qiscvqg(=0.5)に係数K(=0.2)を乗じることにより、分割流量eqiscvqg(=0.1)を演算する。そして、基礎値eqgbaseを変化後の学習値eqg(=3.5)に更新してECU30のバックアップRAMに記憶する。次に、学習処理の進行に伴って状態Bから状態Cへ変化した場合、記憶済みの基礎値eqgbase(=3.5)から学習値eqgが0.5以上変化したことになるため、同様に、基礎値t_qiscvqg(=1.0)に係数K(=0.2)を乗じることにより、分割流量eqiscvqg(=0.2)を演算する。そして、基礎値eqgbaseを変化後の学習値eqg(=4.0)に更新して記憶する。このような演算方法によっても、分割流量eqiscvqgの算出に学習処理の結果を反映させることができる。
本発明の一形態に係る制御装置が適用された内燃機関の要部を示した図。 図1のII−II線に関する断面を拡大した断面模式図。 学習処理の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 分割流量更新処理の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 分割流量更新制限処理の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 アイドル運転制御の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 他の形態に係る分割流量の算出方法を説明する概念図。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気通路
5 分岐通路
9 スロットル弁
16 蒸発燃料供給通路
25 空気供給通路
26 空気量調整弁
30 ECU(アイドル運転学習手段、アイドル運転制御手段、調整弁開度補正手段、補正禁止手段)

Claims (2)

  1. 気筒毎に分岐した分岐通路を有する吸気通路と、各分岐通路に設けられて吸入空気量を調整可能なスロットル弁と、燃料タンク内で生じた蒸発燃料を各分岐通路へ導く蒸発燃料供給通路と、前記蒸発燃料供給通路に接続されて空気を導く空気供給通路と、前記空気供給通路に設けられて前記蒸発燃料供給通路へ導かれる空気の供給量を調整する空気量調整弁とを備えた内燃機関に適用され
    アイドル運転時において機関回転数をアイドル回転数に維持するために必要な要求吸入空気量を、前記アイドル回転数と実際の機関回転数との偏差に基づいて補正し、その補正後の前記要求吸入空気量の値を学習値として記憶手段に記憶させる学習処理を繰り返し実行するアイドル運転学習手段と、アイドル運転時の吸入空気量が前記学習処理の結果を反映した値となるように前記スロットル弁を制御するとともに、前記記憶手段が記憶する前記学習値がクリアされた場合、そのクリア後に続く前記内燃機関の始動時において、アイドル運転時の吸入空気量が吸入空気量不足を回避可能な値となるように前記スロットル弁を制御するアイドル運転制御手段と、前記学習値に応じて前記空気量調整弁の開度を補正する調整弁開度補正手段と、前記記憶手段が記憶する前記学習値がクリアされた場合、そのクリア後における前記空気量調整弁の開度の補正を前記学習処理の進行状況に基づいて禁止する補正禁止手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記アイドル運転制御手段は、前記記憶手段が記憶する前記学習値がクリアされた場合、そのクリア後に続く前記内燃機関の始動時において、アイドル運転時の吸入空気量が吸入空気量不足を回避可能な値となるように前記スロットル弁を制御し、その後、前記学習処理の進行に応じてアイドル運転時の吸入空気量が徐々に小さくなるように前記スロットル弁を制御する請求項に記載の制御装置。
JP2008303889A 2008-11-28 2008-11-28 内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP5040900B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008303889A JP5040900B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008303889A JP5040900B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010127212A JP2010127212A (ja) 2010-06-10
JP5040900B2 true JP5040900B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=42327779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008303889A Expired - Fee Related JP5040900B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5040900B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104053891B (zh) * 2012-01-19 2016-10-26 日产自动车株式会社 内燃发动机启动控制装置及控制方法
JP5878460B2 (ja) * 2012-12-21 2016-03-08 トヨタ自動車株式会社 エンジンの制御装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3891786B2 (ja) * 2001-03-27 2007-03-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の吸気制御装置
JP4543589B2 (ja) * 2001-07-13 2010-09-15 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の吸気制御装置
JP4391275B2 (ja) * 2004-03-09 2009-12-24 三菱電機株式会社 多気筒エンジンの運転制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010127212A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4089601B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4672048B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP4659785B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4626630B2 (ja) フィードバック制御システム
JP4446804B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US7171960B1 (en) Control apparatus for an internal combustion engine
CN111156099B (zh) 内燃机系统
WO2010119524A1 (ja) 可変動弁機構を有する内燃機関の制御装置
JP2006348901A (ja) 蒸発燃料処理装置及び過給機付エンジンの蒸発燃料処理装置
JP6350425B2 (ja) エンジンの制御装置
JP3632985B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP5040900B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH07293362A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP6299801B2 (ja) エンジンの制御装置
JP5977019B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US20130184972A1 (en) Air-fuel ratio control apparatus for internal combustion engine and control method
JP6844576B2 (ja) 空燃比制御装置
JP2007177768A (ja) 吸気量制御装置
JP3378304B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
JP3339258B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JPH0733797B2 (ja) アイドル回転数制御方法
JP2005351120A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2002070659A (ja) 内燃機関のパージ制御装置
JP3932022B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転速度制御装置
JP2009162203A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5040900

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees