JP5040843B2 - 会議システム、サーバ装置、会議端末装置等 - Google Patents

会議システム、サーバ装置、会議端末装置等 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備え、サーバ装置から送信された会議に出席する複数の参加メンバーの役割に基づく会議組織情報が各会議端末装置によって受信されて表示される会議システム等の技術分野に関する。
従来より、遠隔地にいる複数人がディスプレイ上でお互いの顔画像や顔映像を見ながら会議をするテレビ会議システムがある。このようなテレビ会議システムは、複数の場所で夫々テレビ会議システム用のカメラ、音声入力マイク、ディスプレイ、スピーカーなどを具備したテレビ会議端末装置を用いて、カメラやマイクに向かって発話し、また、ディスプレイやスピーカーを通して他の場所で会議に参加する相手と会話を行なうように構成されている。
ところで、通常、いわゆる「会議」では、上座にはその会議のプロジェクトに対して決定権のある役職の高い地位にある者が座るなど、その席次に意味があることがある。テレビ会議システムの場合、ディスプレイに映し出された遠隔地にいる同プロジェクトに参加するメンバーと会議をする際、着席位置を選ぶように、各メンバーのプロジェクトに対する重要度(例えば発言頻度や役職等)に応じて、ディスプレイ上における各メンバーの顔を映し出す位置を決めるという提案がある(特許文献1参照)。
特開2007-96974号公報
しかしながら、プロジェクトが長期間にわたる場合など、プロジェクトの企画、立ち上げ時、計画策定時、展開時、業務分析時、完成時などのプロジェクトの遂行段階に応じて参加するメンバーが頻繁に変わる状況においては、会議の席次はそのプロジェクトのある時点での重要度を明示するに留まり、プロジェクトに参加するメンバーの当該プロジェクト全体における役割が不明であるという問題があった。
本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を各会議端末装置にて階層表示させ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を表示させることが可能な会議システム、サーバ装置、会議端末装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムであって、前記サーバ装置は、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーについて、前記各参加メンバーの在不在を示す在不在情報を前記各会議端末装置から受信する在不在情報受信手段と、受信した在不在情報に基づいて前記各参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報を生成する会議参加状態情報生成手段と、前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、前記会議参加状態情報と、を含む会議組織情報を記憶する記憶手段と、前記各会議端末装置に前記会議組織情報を送信する会議組織情報送信手段と、を有し、前記各会議端末装置は、当該会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーの前記在不在情報を前記サーバ装置に送信する在不在情報送信手段と、前記会議組織情報を受信する会議組織情報受信手段と、前記受信した会議組織情報に含まれる前記階層情報に基づいて前記複数の参加メンバーを階層表示し、かつ、前記会議組織情報に含まれる前記会議参加状態情報に基づいて前記複数の参加メンバーの会議参加状態を表示するための表示データを送信する表示データ送信手段と、を有することを特徴とする会議システムである。
これによれば、各拠点の各会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーが、階層表示を参照しながら会議を行なうことができるため、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握しつつ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる会議システムを実現することができる。
上記課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムにおける前記サーバ装置であって、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーについて、前記各参加メンバーの在不在を示す在不在情報を前記各会議端末装置から受信する在不在情報受信手段と、受信した在不在情報に基づいて前記各参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報を生成する会議参加状態情報生成手段と、前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、前記会議参加状態情報と、を含む会議組織情報を記憶する記憶手段と、前記各会議端末装置に前記会議組織情報を送信する会議組織情報送信手段と、を有することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、各拠点の各会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーが、階層表示を参照しながら会議を行なうことができるため、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握しつつ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる会議システムを実現することができる。
上記課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のサーバ装置であって、前記プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、会議に招待すべく2以上の参加メンバーを指定する指定手段を有し、前記在不在情報受信手段は、前記指定手段によって指定された参加メンバーの前記在不在情報を受信し、前記会議参加状態情報生成手段は、前記指定手段にて指定されたか否かを示す招待情報と前記在不在情報に基づいて前記会議参加状態情報を生成することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、会議に招待した参加メンバーと会議に招待していない参加メンバーを区別して会議参加状態情報に反映させることができる。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のサーバ装置であって、前記会議組織情報送信手段は、一の前記会議端末装置に対して、前記各参加メンバーのうち当該一の会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーと、他の前記会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーと、を区別する自拠点情報を前記各会議端末装置に送信する自拠点情報送信手段を有することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、自拠点情報を受信した各会議端末装置にて、他の拠点で会議に出席している参加メンバーと、自拠点で会議に出席している参加メンバーとを、区別して、夫々異なる表示とすることができる。
上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、前記会議組織情報送信手段は、前記在不在情報の送信元である前記会議端末装置を示す拠点情報を前記各会議端末装置に送信する拠点情報送信手段を有することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、拠点情報を受信した各会議端末装置にて、各参加メンバーが会議に出席している拠点を夫々異なる表示とすることができるため、何れの参加メンバーが何れの拠点から会議に出席しているかを容易に把握になる。
上記課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、前記在不在情報受信手段は、前記参加メンバーの会議への出席を示す出席メッセージ、又は前記参加メンバーの会議への退席を示す退席メッセージ、の少なくとも何れか一方であって、当該参加メンバーを特定する個人認証情報を含む前記在不在情報を受信することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、サーバ装置が各参加メンバーの会議への出席又は退席をID情報等の個人認証情報によって簡便に管理することができる。
上記課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項8に記載のサーバ装置であって、前記在不在情報受信手段が、前記指定手段にて指定された参加メンバーのうち、所定時刻までに前記出席メッセージを受信しなかった前記参加メンバーを前記出席メッセージに含まれる前記個人認証情報に基づいて特定する特定手段を有し、前記会議参加状態情報生成手段は、前記特定された参加メンバーを不在であるとする前記会議参加状態情報を生成することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、あらかじめ既定した会議開始時刻や開始後1時間経過後などの所定時刻までに、会議に招待されているが未だ出席していない参加メンバーの出席メッセージが受信されなかった場合には、当該参加メンバーを欠席として管理することができる。
上記課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項2乃至請求項7のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、前記各会議端末装置から前記会議システムに拠点登録する旨の拠点登録メッセージを受信する拠点登録メッセージ受信手段を有し、前記会議組織情報送信手段は、前記拠点登録メッセージを送信してきた前記会議端末装置に対して前記会議組織情報を送信することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、会議システムへの会議端末装置の登録を確実に行なうことができる。
上記課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、請求項2乃至請求項8のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、前記在不在情報受信手段が前記在不在情報を受信した場合には、前記会議参加状態情報生成手段は、当該在不在情報に基づいて前記会議参加状態情報を更新し、前記会議組織情報送信手段は、更新後の前記会議参加状態情報を含む前記会議組織情報を前記各会議端末装置に対して送信することを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、会議参加状態が変わったときに、すぐに会議組織情報に反映させることができ、各会議端末装置にて常に最新の会議参加状態を表示させることが可能になる。
上記課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項2乃至請求項9のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、前記会議組織情報は、前記各参加メンバーの顔画像又は顔映像を示す顔情報を含むことを特徴とするサーバ装置である。
これによれば、各参加メンバーの役割や組織構成を把握しやすくなるだけでなく、顔映像によって各参加メンバーを容易に認識することができ、また、顔映像を見ながら会議ができるため、より臨場感のある会議システムを実現することができる。
上記課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムにおける前記会議端末装置であって、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、当該会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーの在不在を示す在不在情報を前記サーバ装置に送信する在不在情報送信手段と、前記複数の参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報と、前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、を含む会議組織情報を受信する会議組織情報受信手段と、前記受信した会議組織情報に含まれる前記階層情報に基づいて前記複数の参加メンバーを階層表示し、かつ、前記会議組織情報に含まれる前記会議参加状態情報に基づいて前記複数の参加メンバーの会議参加状態を表示するための表示データを送信する表示データ送信手段と、を有することを特徴とする会議端末装置である。
これによれば、各拠点の各会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーが、階層表示を参照しながら会議を行なうことができるため、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握しつつ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる会議システムを実現することができる。
上記課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の会議端末装置であって、前記会議参加状態情報は、前記複数の参加メンバーのうち、会議に招待された参加メンバーであるか否かを示す情報を含み、前記表示データ送信手段は、前記会議参加状態情報に基づいて、会議に招待されていない参加メンバーを非表示とするか、又は会議に招待された参加メンバーと会議に招待されていない参加メンバーとを異なる表示とするよう指示する前記表示データを送信することを特徴とする会議端末装置である。
これによれば、会議に招待されていない参加メンバーと、会議に招待され呼び出し中である参加メンバーとを区別して、夫々異なる表示とすることができる。
上記課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項11又は請求項12に記載の会議端末装置であって、前記会議参加状態情報は、前記複数の参加メンバーのうち、会議に出席しているか又は会議を退席したかを示す情報を含み、前記表示データ送信手段は、前記会議参加状態情報に基づいて、会議に出席している参加メンバーと、会議を退席した参加メンバーと、を異なる表示とするよう指示する前記表示データを送信することを特徴とする会議端末装置である。
これによれば、会議に出席している参加メンバーと、会議を退席した参加メンバーとを区別して、夫々異なる表示とすることができる。
上記課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の会議端末装置であって、各前記参加メンバーを特定する個人認証情報を取得する個人認証情報取得手段を有し、前記在不在情報送信手段は、前記参加メンバーが当該会議端末装置を介して会議に出席する際、当該参加メンバーの前記個人認証情報を含む出席メッセージを前記サーバ装置に送信し、かつ、前記参加メンバーが会議を退席する際、当該参加メンバーの前記個人認証情報を含む退席メッセージを前記サーバ装置に送信することを特徴とする会議端末装置である。
これによれば、サーバ装置が各参加メンバーの会議への出席又は退席を個人認証情報によって管理することができる。
上記課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、請求項11乃至請求項14のいずれか一項に記載の会議端末装置であって、前記会議組織情報は、前記各参加メンバーの顔画像又は顔映像を示す顔情報を含み、前記表示データ送信手段は、前記顔情報に基づいて前記各参加メンバーの顔画像又は顔映像によって階層表示をするための前記表示データを送信することを特徴とする会議端末装置である。
これによれば、各参加メンバーの役割や組織構成を把握しやすくなるだけでなく、顔映像によって各参加メンバーを容易に認識することができ、また、顔映像を見ながら会議ができるため、より臨場感のある会議システムを実現することができる。
上記課題を解決するために、請求項18に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムにおける表示データ送信方法であって、前記各会議端末装置が、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、当該会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーの在不在情報を前記サーバ装置に送信する在不在情報工程と、前記サーバ装置が、前記各会議端末装置から前記参加メンバーの在不在を示す在不在情報を受信する在不在情報受信工程と、前記サーバ装置が、受信した在不在情報に基づいて前記各参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報を生成する会議参加状態情報生成工程と、前記サーバ装置が、前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、前記会議参加状態情報と、を含む会議組織情報を記憶する工程と、前記サーバ装置が、前記各会議端末装置に前記会議組織情報を送信する会議組織情報送信工程と、前記各会議端末装置が、前記サーバ装置から前記会議組織情報を受信する会議組織情報受信工程と、前記各会議端末装置が、前記受信した会議組織情報に含まれる前記階層情報に基づいて前記複数の参加メンバーを階層表示し、かつ、前記会議組織情報に含まれる前記会議参加状態情報に基づいて前記複数の参加メンバーの会議参加状態を表示するための表示データを送信する表示データ送信工程と、を有することを特徴とする表示データ送信方法である。
本発明によれば、各拠点の各会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーが、階層表示を参照しながら会議を行なうことができるため、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握しつつ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる会議システムを実現することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、会議システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.会議システムの構成等]
始めに、図1を参照して、会議システムの概要構成等について説明する。
図1は、本実施形態に係る会議システムにおけるサーバ装置及び各会議端末装置の接続態様の一例を示す図である。
図1に示すように、会議システムSは、インターネット等のネットワークを介して相互に接続されたサーバ装置1及び複数の会議端末装置2(2A、2B、2C)を備えて構成されている。なお、ネットワークは、サーバ装置1と各会議端末装置2A〜2Cが互いに通信することができれば、どのような媒体によって構成されたネットワークであっても適用可能である。
各会議端末装置2A〜2Cは、それぞれが離れた拠点に設置されており、本実施形態では、会議端末装置2Aは本社会議室に、会議端末装置2Bは研究所会議室に、会議端末装置2Cは東京支部に、それぞれ設置されているものとする。
また、サーバ装置1及び各会議端末装置2A〜2Cには、固有のIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられており、当該IPアドレスは、サーバ装置1及び複数の会議端末装置2A〜2C間で重複しないものである。
このサーバ装置1は、一般のサーバコンピュータを適用可能であり、会議システムSで検討されるプロジェクトを管理する。具体的には、各拠点に設置された会議端末装置2A〜2Cの会議システムSへの拠点登録を管理し、当該プロジェクトに参加する全参加メンバーの名前、役割、及び当該役割に基づいて形成される役職階層を登録すると共に、参加メンバーの出欠状態などの会議参加状態を管理する。そして、サーバ装置1は、図2に示すように、これら役職階層や会議参加状態等の情報を会議組織情報に含んで会議端末装置2A〜2Cに送信する。
そして、会議端末装置2A〜2Cは、サーバ装置1から会議組織情報を受信すると、当該装置に具備する(或いは外部接続された)ディスプレイやモニタ等からなる表示部に表示データを送信して、当該表示部に会議組織情報に含まれる役職階層に基づいて、参加メンバーを複数の階層からなるツリーにて表示させる。このとき、会議組織情報に含まれる会議参加状態情報に基づいて、各参加メンバーが会議に出席しているのか、呼ばれていない(欠席)なのか等を表示する。これにより、各拠点で会議に出席する参加メンバーが、当該ツリー表示を参照しながら会議を行なうことができ、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握することができ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる。
以下、サーバ装置1から会議端末装置2A〜2Cに送信される会議組織情報について詳細に説明する。なお、以下の説明において、会議端末装置2A〜2Cのうち何れかの会議端末装置を示す場合には、便宜上、会議端末装置2という場合がある。
[2.会議組織情報]
先ず初めに、会議組織情報を生成する基となるプロジェクトデータベースDBについて説明する。
サーバ装置1から会議端末装置2A〜2Cに送信される会議組織情報は、サーバ装置1の後述する記憶部で管理されるプロジェクトデータベースDBの情報に基づいて生成される。表1にプロジェクトデータベースDBの一例を示す。
Figure 0005040843
このプロジェクトデータベースDBは、参加メンバーの一人であるプロジェクトリーダーが、プロジェクト発足時にサーバ装置1に対して新規プロジェクトの登録をすることにより構築される。
プロジェクトリーダーとは、例えば、プロジェクト中最も高い地位にある者であって、本実施形態においては、ID002の〈安曇〉とする。
プロジェクトリーダーによる新規プロジェクトの登録とは、例えば、リーダーがサーバ装置1の入出力インターフェースを直接操作して、サーバ装置1に対して新規プロジェクトに参加する複数の参加メンバーの情報を入力して登録を行なう。例えば、プロジェクトの参加メンバーを特定する個人認証情報としてのID情報、参加メンバーの名前、メールアドレス、所属組織(会社名等)、プロジェクトにおける役割、役職階層(階層情報の一例)等が入力される。そして、サーバ装置1が、入力された情報をそれぞれ対応付けて登録(記憶)してプロジェクトデータベースDBを構築する。なお、リーダーがサーバ装置1とネットワークを介して通信可能な他のPC等の装置を操作して、上記ID情報、参加メンバーの名前、メールアドレス等の情報を入力し、サーバ装置1が上記ネットワークを介してこれら入力された情報を受信(取得)して登録するよう構成してもよい。
役職階層とは、参加メンバーをツリー形状にて表示するための階層情報の一例であり、当該役職階層が会議組織情報に含んで各会議端末装置2に送信され、各会議端末装置2にて当該役職階層に基づく参加メンバーの階層表示が行われる。図3に表1のプロジェクトデータベースDBの役職階層に基づく階層表示の一例を示す。同図に示す例の場合、リーダーを最上位とし、当該リーダーの直近下位階層からプロジェクトにおける役割毎(企画、開発、販売)に3つに枝分かれしたツリーが形成されることとなる。つまり、本実施形態においては、役職階層(X−Y−Z)の第1層目(X)がプロジェクトを特定し、第2層目(Y)が役割を特定し、(Z)が担当者各人を特定する。
サーバ装置1は、以上説明したプロジェクトデータベースDBの各情報に基づいて会議組織情報を生成する。
続いて、会議組織情報について説明する。
会議組織情報は、リーダーがサーバ装置1に対して会議の開催予約を指示したときに、生成される。具体的には、リーダーが上記プロジェクトデータベースDBを参照して、プロジェクトに参加する参加メンバーのうち、会議に招待する参加メンバーを少なくとも2人以上指定し(指定手段)、プロジェクトデータベースDBに登録されたメールアドレスを利用して指定した各参加メンバーに会議の開催日時や議題等の情報を含む会議開催を知らせる招待メッセージを送信する。このとき、リーダーは操作する他のPC等の装置(又はサーバ装置1)の表示部にプロジェクトデータベースDBの役職階層に基づく階層表示(図3参照。)を行ない、当該階層表示を参照しながら会議に招待する参加メンバーを指定するよう構成してもよい。
そして、サーバ装置1は、リーダーの指定した参加メンバーのID、名前、会議参加状態、拠点、役職階層の各情報をプロジェクトデータベースDBから抽出して会議組織情報を生成してサーバ装置1の記憶部に記憶する(会議組織情報記憶手段)。表2に、会議組織情報の一例を示す。
Figure 0005040843
表2中、「会議参加状態」は、各参加メンバーが会議に出席しているか否かを示す在不在情報、更には会議に招待されたか否かを示す招待情報に基づいて生成される(会議参加状態生成手段)。具体的には、リーダーから会議に招待された参加メンバー、つまり、招待メッセージが送信された参加メンバーは「呼び出し中」、リーダーから会議に招待されていない参加メンバーは「欠席」、何れかの会議端末装置2を介して会議に出席し、出席認証がされると「出席」、また、退席認証がされると「退席」、として夫々登録(記憶)される。
また、表2中、「拠点」とは、参加メンバーが会議に出席している場所を示すものであり、言い換えれば、どの会議組織端末を介して会議に出席しているのか、を示すものである。この「拠点」は、招待メッセージが送信された直後など、会議に出席している者がいない場合は表2に示すように空であるが、会議が開始されると、各参加メンバーがそれぞれ都合のいい場所や予め決められている場所に設置されている会議端末装置2を介して会議に出席して出席認証を行なうことにより、登録されていく。本実施形態では、参加メンバーが会議端末装置2Aを介して出席認証を行なった場合には、拠点が「本社会議室」として記憶され、会議端末装置2Bを介して参加認証を行なった場合には、拠点が「研究所会議室」となり、会議端末装置2Cを介して参加認証を行なった場合には、拠点が「東京支部」となる。
ところで、ある拠点で参加メンバーが会議に出席しようとする際には、自己の出席認証をする前に、先ず、当該拠点に設置された会議端末装置2を操作して当該会議端末装置の会議システムSへのログイン(拠点登録)を行なう。図4は、会議システムSへの拠点登録の様子を示す図である。同図に示すように、会議端末装置2は、サーバ装置1に対して当該会議端末装置を特定する固有のIPアドレス情報を含む拠点登録メッセージを送信(破線にて図示)し、会議端末装置2の拠点登録を行なう。
そして、サーバ装置1は、会議端末装置2から拠点登録メッセージを受信すると、メッセージ送信元の会議端末装置2に記憶部に記憶している会議組織情報を送信する(会議組織情報送信手段)。そして、会議組織情報を受信した会議端末装置2にて会議組織情報の役職階層等に基づいて参加メンバーの階層表示がされる。図4に示す例の場合、サーバ装置1は、会議端末装置2Aから拠点登録メッセージを受信し(一点鎖線にて図示)、会議端末装置2Aに対して会議組織情報を送信(破線にて図示)している。
続いて、参加メンバーの出席認証及び退席認証について説明する。
図5は会議端末装置2Aを介して行われる出席認証及び退席認証の様子を示す説明図である。同図は、会議端末装置2A〜2Cが全て拠点登録済みであるものとする。
リーダーから会議に招待された参加メンバーが、会議に出席する際には、拠点登録が行われた会議端末装置2から出席認証を行なう。
先ず、同図に示すように、会議端末装置2Aが、自己のIPアドレス情報と、参加メンバーを特定する固有の個人認証情報としてのID情報を含む出席メッセージ(在不在情報の一例)をサーバ装置1に送信する(在不在情報送信手段)。具体的には、招待メッセージが送信された参加メンバーが、個人を特定するID情報を会議端末装置2Aに具備したID入力装置などを介して入力したり、又は、会議端末装置2Aに具備した入力部を介してパスワード等を伴うコード入力によって上記ID情報を入力したり、又は、会議端末装置2Aを設置した会議室等への入室/退室管理装置にてID情報を読み取りその情報を会議端末装置2Aにて取得する、などの構成により、会議端末装置2Aが会議に出席する参加メンバーのID情報を取得する。そして、破線にて図示するように、当該会議端末装置2AのIPアドレス情報と共に出席メッセージに含んでサーバ装置1へ送信する。そして、出席メッセージを受信したサーバ装置1は、会議組織情報について、受信したIPアドレス情報に基づいて参加メンバーの拠点を「本社会議室」として登録して、送信されたID情報に対応する参加メンバーを「出席」として会議参加状態を更新する。
そして、一点鎖線にて図示するように、サーバ装置1が、拠点登録された全ての会議端末装置2に対して更新後の会議参加状態、拠点等を含む会議組織情報を送信する。
また、参加メンバーが退席した際にも同様にして更新後の会議参加状態、拠点等を含む会議組織情報が各会議端末装置2に対して送信される。具体的には、サーバ装置1が会議端末装置2Aから自己のIPアドレス情報と、参加メンバーのID情報を含む退席メッセージを受信すると、サーバ装置1は、会議組織情報について、受信したIPアドレス情報に基づいて参加メンバーの拠点の情報を消去して、送信されたID情報に対応する参加メンバーを「退席」として会議参加状態を更新する。そして、サーバ装置1が、拠点登録された全ての会議端末装置2に対して更新後の会議参加状態、拠点等を含む会議組織情報を送信する。
以下、会議組織情報と当該会議組織情報に基づく参加メンバーの階層表示の種々の実施例について説明する。
<会議組織情報の例1>
表3は、サーバ装置1の記憶部に記憶された会議組織情報の一例である。
Figure 0005040843
この会議組織情報は、プロジェクトの参加メンバーのうち、リーダーによって指定された2以上の参加メンバーに対して招待メッセージが送信された後(表2参照。)、サーバ装置1が、本社会議室に設置された会議端末装置2Aと、東京支部に設置された会議端末装置2Cの拠点登録を行ない、会議端末装置2AからID002とID103の参加メンバーの出席メッセージを受信し、会議端末装置2CからID549及びID031の参加メンバーの出席メッセージを受信して、会議参加状態等が更新された会議組織情報である。
会議参加状態は、出席メッセージを受信したID002、ID103、ID549及びID031の参加メンバーは「出席」、会議に招待されているが未だ出席していないID120及びID315の参加メンバーは「呼び出し中」、会議に招待されていないID003及びID600の参加メンバーは「欠席」、となっている。
なお、会議開催を予約したとき等にあらかじめ既定した会議開始時刻や開始後1時間経過後などの所定時刻までに、会議に招待されているが未だ出席していない参加メンバーの出席メッセージが受信されなかった場合には、当該参加メンバーの会議参加状態を「欠席」とするよう構成してもよい。
(表示例1−1)
次に、表3に示す会議組織情報に基づいて表示される階層表示及び会議参加状態について説明する。本実施形態では、サーバ装置1から会議組織情報を受信した会議端末装置2が、当該会議端末装置2に具備した表示部に表示データを送信し、これを受けた表示部にて階層表示等が行われるよう構成する。
図6に各拠点の会議端末装置2の表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例を示す。
会議端末装置2は、表3に示す会議組織情報を受信して、当該会議組織情報の役職階層に基づいて参加メンバーを階層表示し、会議参加状態情報に基づいて、各参加メンバーの会議参加状態を表示する。本実施形態では、図6に示すように「欠席」の参加メンバーを黒塗り丸(●)表示し、「呼び出し中」の参加メンバーを雲形の白抜き表示をする等、参加メンバーの会議参加状態に応じて異なる状態表示マークを用いて階層表示を行なうよう構成した。従って、会議に出席する参加メンバーは、当該階層表示により、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握することができ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる。
また、本実施形態では、表3の会議組織情報に拠点情報を含んで各会議端末装置2へ送信するよう構成した(拠点情報送信手段)。従って、これを受けた各会議端末装置2では、会議組織情報に含まれる拠点情報に基づいて、各参加メンバーが会議に出席している拠点を夫々異なる形状を用いて表示したので、何れの参加メンバーが何れの拠点から会議に出席しているかが容易にわかる。
更に、本実施形態では、会議に出席している参加メンバーと呼び出し中の参加メンバーの「名前」を明示して表示したので、参加メンバーや組織構成をよりわかりやすく表示することができる。
<会議組織情報の例2>
表4〜表6は、サーバ装置1の記憶部に記憶された会議組織情報の他の例である。会議組織情報に自拠点情報の一例として「自拠点フラグ」を付加して各会議組織情報に送信するよう構成した(自拠点情報送信手段)なお、表4〜表6中、各拠点のIPアドレスは表と説明を簡略にするため記載を省略する。
Figure 0005040843
Figure 0005040843
Figure 0005040843
「自拠点フラグ」は、各会議端末装置2に対して、当該会議端末装置自身を介して会議に出席する前記参加メンバーと、他の会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーと、を区別するための情報である。
表4は、サーバ装置1から会議端末装置2Aに送信される会議組織情報の一例であり、当該会議端末装置2Aを介して会議に出席する参加メンバーは自拠点フラグ「1」とし、それ以外の参加メンバー(他の会議端末装置2B又は2Cを介して会議に出席する参加メンバー、又は欠席の参加メンバー)は自拠点フラグ「0」とした。
表5は、サーバ装置1から会議端末装置2Bに送信される会議組織情報の一例であり、当該会議端末装置2Bを介して会議に出席する参加メンバーは自拠点フラグ「1」とし、それ以外の参加メンバーは自拠点フラグ「0」とした。
表6は、サーバ装置1から会議端末装置2Cに送信される会議組織情報の一例であり、該会議端末装置2Cを介して会議に出席する参加メンバーは自拠点フラグ「1」とし、それ以外の参加メンバーは自拠点フラグ「0」とした。
(表示例2−1)
図7(A)に表4に示す会議組織情報に基づいて、本社会議室に設置された会議端末装置2Aの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例を示す。
同図に示すように、会議端末装置2Aは、本社会議室にて会議に出席しているID002とID103の参加メンバーは、白抜き丸(○)表示をするよう構成し、会議端末装置2A以外の拠点から、つまり、会議端末装置2B又は2Cを介して会議に出席する参加メンバーを記名して表示をするよう構成した。具体的には、会議組織情報の自拠点フラグに基づいて「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバーを白抜き丸(○)表示、「自拠点フラグ」が「0」である参加メンバーであって、かつ、出席中の参加メンバーを、記名して表示する。そして、更に、欠席の参加メンバーを黒塗り丸(●)表示をする。
なお、同様にして図7(B)は、表5に示す会議組織情報に基づいて研究所会議室に設置された会議端末装置2Bの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例であり、図7(C)は、表6に示す会議組織情報に基づいて東京支部に設置された会議端末装置2Cの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例である。
図7(B)に示すように、会議端末装置2Bは、研究所会議室にて会議に出席しているID120とID315の参加メンバー(「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバー)は、白抜き丸(○)表示をするよう構成し、図7(C)に示すように、会議端末装置2Cは、東京支部にて会議に出席しているID549とID031の参加メンバー(「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバー)は、白抜き丸(○)表示をするよう構成した。
そして、図7(B)及び図7(C)共に、「自拠点フラグ」が「0」である参加メンバーであって、かつ、出席中の参加メンバーを記名して表示するよう構成し、欠席の参加メンバーを黒塗り丸(●)表示をするよう構成した。
(表示例2−2)
更に、上述した表4〜表6に示す会議組織情報に基づく他の表示例について説明する。
図8(A)は、表4に示す会議組織情報に基づいて、本社会議室に設置された会議端末装置2Aの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例であり、図8(B)は、表5に示す会議組織情報に基づいて、研究所会議室に設置された会議端末装置2Bの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例であり、図8(C)は、表6に示す会議組織情報に基づいて、東京支部に設置された会議端末装置2Cの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例である。
この表示例では、会議組織情報の「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバーを白抜き丸(○)表示、「自拠点フラグ」が「0」である参加メンバーであって、かつ、出席中の参加メンバーを記名して表示するよう構成し、欠席であるメンバーを非表示とした。
(表示例2−3)
更に、上述した表4〜表6に示す会議組織情報に基づく他の表示例について説明する。
図9(A)は、表4に示す会議組織情報に基づいて、本社会議室に設置された会議端末装置2Aの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例であり、図9(B)は、表5に示す会議組織情報に基づいて、研究所会議室に設置された会議端末装置2Bの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例であり、図9(C)は、表6に示す会議組織情報に基づいて、東京支部に設置された会議端末装置2Cの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例である。
この表示例では、会議組織情報の「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバー及び欠席であるメンバーを非表示とし、「自拠点フラグ」が「0」である参加メンバーであって、かつ、出席中の参加メンバーを記名して表示する構成とした。
なお、図9(A)に示す表示例では、会議組織情報の「自拠点フラグ」が「0」である参加メンバーを表示しつつ、深さ最小のツリー構造を構成するために、ID002の安曇は、表4によれば「自拠点フラグ」が「1」ではあるが、非表示ではなく記名表示するよう構成した。
このように、非表示とすべき「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバーを、深さ最小のツリー構造を構成するために、表示するという構成の他、役割が「リーダー」である者は、常に記名表示するよう構成することもできる。この場合、リーダーは、役職階層が第1層のみから構成されていることから、各会議端末装置2では、役職階層が「1」である参加メンバーは常に記名表示するよう構成するか、又は、サーバ装置1が各会議端末装置2に会議組織情報を送信する際に、役割が「リーダー」である参加メンバーを指示する情報を付加して送信するよう構成すればよい。
<会議組織情報の例3>
更に、会議組織情報の他の例について説明する。本実施例では、各会議端末装置2が、表示部にそれぞれ別の拠点で会議に出席する参加メンバーの様子を映し出すと共に、スピーカーにより音声を再生する。また、会議端末装置2は、更に自身の映像を撮影するためのWebカメラなどの撮影装置及び音声を取り込むためのマイクロフォンとを備えており、参加メンバーの顔映像を取得し、各会議端末装置2にて会議に出席する参加メンバーの顔映像が映し出されるようになっている。
表7は、サーバ装置1から会議端末装置2Aに送信される会議組織情報の他の例であり、会議組織情報に会議端末装置2B及び2Cを介して会議に出席する参加メンバーの顔映像(顔情報)を登録する。
Figure 0005040843
また、同様にして、サーバ装置1から会議端末装置2Bに送信される会議組織情報は、会議端末装置2A及び2Cを介して会議に出席する参加メンバーの顔映像を含み、サーバ装置1から会議端末装置2Cに送信される会議組織情報は、会議端末装置2B及び2Cを介して会議に出席する参加メンバーの顔映像を含む。
なお、各参加メンバーの顔を特定する手法としては、例えば、本社会議室で会議端末装置2の撮影装置で撮影されたID002〈安曇〉の顔映像を会議端末装置2の表示部に表示して、切り出し処理を行ない、切り出し処理後の顔映像データをID情報(ID002)を付加してサーバ装置1に送信する。そして、サーバ装置1にて受信した顔映像データを、ID情報を参照して対応する会議組織情報の顔映像に登録する。
また、他の手法として、サーバ装置1が、予め参加メンバーの顔の画像データを認証用顔画像データとして各参加メンバーのID情報と対応付けてプロジェクトデータベースDBに登録しておく(表8参照。)。なお、表8は表を簡単にするため、表1にあるようなメールアドレス、所属組織、役割の情報を省略した。
Figure 0005040843
そして、サーバ装置1が、各会議端末装置2の撮影装置で撮影された映像と、予め登録しておいた認証用顔画像とを対比して顔認証(マッチング)を行なうことにより、各参加メンバーの顔を特定してもよい。顔認証は人の顔の画像データから特徴を抽出し、あらかじめ保存されたデータと照合することで個人を特定する従前からの手法を用いることができる。
このように、各会議端末装置2が、参加メンバーの顔映像を含む会議組織情報を受信すると、表示ツリーにて名前に変わり顔映像を表示させることができる。なお、本実施例では、各参加メンバーの顔映像を例に説明したが、各参加メンバーの顔画像であってもよい。
(表示例3−1)
図10は、表7に示す会議組織情報に基づいて、本社会議室に設置された会議端末装置2Aの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の他の例である。
本社会議室の会議端末装置2Aは、サーバ装置1から会議組織情報を受信すると、図に示すように会議組織情報に基づいて会議端末装置2B及び2Cを介して会議に出席する参加メンバーの顔映像を表示する。
同図に示す例によれば、「研究所会議室」のフレームには、会議端末装置2Bを介して会議に出席する参加メンバーID120とID315の両名が映し出されており、「東京支部」のフレームには、会議端末装置2Cを介して会議に出席する参加メンバーID594とID031の両名が映し出されている。そして更に、「プロジェクト階層」のフレームには、「自拠点フラグ」が「1」である参加メンバーは、白抜き丸(○)表示とし、欠席の参加メンバーを黒塗り丸(●)表示とし、「自拠点フラグ」が「0」である参加メンバーであって、かつ、出席中の参加メンバー(言い換えれば、会議組織情報に顔映像が登録されている参加メンバー)を、顔映像にて表示した。
このように、各参加メンバーを役職階層に基づいて階層表示する際に顔映像を利用することにより、各参加メンバーの役割や組織構成を把握しやすくなるだけでなく、顔映像によって各参加メンバーを容易に認識することができ、また、顔映像を見ながら会議ができるため、より臨場感のある会議システムを実現することができる。
(表示例3−2)
更に、図11は、以下の表9に示す会議組織情報に基づいて、本社会議室に設置された会議端末装置2Aにて表示される階層表示及び会議参加状態の他の例である。なお、表9は、サーバ装置1から会議端末装置2Aに送信される顔映像を含む会議組織情報の他の例である。
Figure 0005040843
上述した表示例3−1では、「研究所会議室」のフレームと「東京支部」のフレームを比較的大きく、「プロジェクト階層」のフレームを比較的小さく表示したが、本表示例では、図11に示すように、「プロジェクト階層」のフレームを比較的大きくメインフレームとして表示し、サブフレームとして「研究所会議室」のフレームと「東京支部」のフレームを比較的小さく表示した。更に、階層表示を行なう際、会議組織情報を参照してプロジェクト最上位(第1階層)であるリーダーの下流(第2階層)の夫々の役割(企画、開発、販売)を表示した。
このような表示例によれば、リーダー以下、接続される各参加メンバーのプロジェクトにおける役割をより把握し易くなる。また、参加メンバーの名前を切り出し顔映像や各状態表示マークに付して表示すれば、更にユーザビリティを向上させることができる。
更に、サーバ装置2は、会議組織情報に各参加メンバーの所属する会社名等(所属組織)を示す情報を含んで送信することもできる。この場合には、各会議端末装置2では、参加メンバーの所属する会社名等(所属組織)を切り出し顔映像や各状態表示マークに付して表示するよう構成してもよい。
(表示例3−3)
更に、図12は、表7に示す会議組織情報に基づいて、本社会議室に設置された会議端末装置2Aの表示部にて表示される階層表示及び会議参加状態の他の例である。
本表示例では、会議の資料を示すフレームと共に、「プロジェクト階層」のフレームを表示させるよう構成した。このように、会議の資料を表示する同じ画面上に参加メンバーの階層表示や会議参加状態を表示することにより、参加メンバーは目線を画面に合わせたまま、会議の資料の情報と参加メンバーの役割などの情報を得ることができる。
なお、上述した各会議組織情報とその表示例において、会議に出席していたが、途中で退席認証処理を行って会議を中座した(退席)参加メンバーの表示例は図示による説明を省略したが、出席の参加メンバー、呼び出し中の参加メンバー、欠席(会議に呼び出されていない参加メンバー)と、区別して夫々異なる表示とすればよい。
[3.各装置の構成例]
[3−1.サーバ装置1の構成例]
次に、図13を参照して、サーバ装置1の構成及び機能について説明する。図13は、サーバ装置1の概要構成例を示す図である。
サーバ装置1は、一般のサーバコンピュータを適用可能であり、図13に示すように、演算機能を有するCPU,作業用RAM,各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成されたコンピュータとしての制御部11と、プロジェクトデータベースDBを含む各種データ及びプログラム等を記憶(格納)するHDD等から構成された記憶部12と、ネットワークを通じて各会議端末装置2との間の通信制御を行なうための通信部13と、例えば、キーボード、マウス、或いは操作パネル等の入出力インターフェースと接続され、ユーザ(例えばリーダー)からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部11に対して与える入出力部14、を備えて構成され、これらの各構成要素、制御部11、記憶部12、通信部13、入出力部14は、バス15を介して相互に接続されている。
このような構成において、制御部11は、CPUが記憶部12等に記憶されたプログラム(本発明のサーバ処理プログラムを含む)を読み出して実行することにより、全体を統括制御すると共に、本発明のサーバ装置の指定手段、在不在情報受信手段、会議参加状態情報生成手段、記憶手段、会議組織情報送信手段、特定手段、拠点登録メッセージ受信手段として機能し、後述する各種処理を行なうようになっている。
なお、サーバ処理プログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
[3−2.会議端末装置2の構成例]
次に、図14を参照して、会議端末装置2の構成及び機能について説明する。
図14は、会議端末装置2の概要構成例を示す図である。
会議端末装置2は、図14に示すように、演算機能を有するCPU,作業用RAM,各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成されたコンピュータとしての制御部21と、各種データ(例えば、サーバ装置1のIPアドレス等)、サーバ装置1から受信した会議組織情報(表2等参照)及びプログラム等を記憶保存(格納)するためのHDD等から構成された記憶部22と、ネットワークを通じてサーバ装置1との間の通信制御を行なうための通信部23と、例えば、キーボード、マウス、或いは操作パネル、会議組織情報に基づいて階層表示や会議参加状態を表示させるディスプレイやモニタ等の表示部等の入出力インターフェースと接続され、ユーザ(例えば各会議端末装置2を介して会議に出席する参加メンバー)からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部21に対して与え、また、制御部21からの表示データを入出力インターフェースの表示部に対して送信する入出力部24、を備えて構成され、これらの各構成要素、制御部21、記憶部22、通信部23、入出力部24は、バス25を介して相互に接続されている。なお、上述した<会議組織情報の例3>を適用する場合には、入出力インターフェースとしてwebカメラ等の撮影装置及び音声を取り込むためのマイクロフォンを具備して、別の拠点で会議に出席している各参加メンバーの顔映像を表示部に映し出しつつ、自拠点の参加メンバーを撮影装置で撮影しながら、マイクロフォンを通して会議が行われるように構成する。
このような構成において、制御部21は、CPUが記憶部22等に記憶されたプログラム(本発明の端末処理プログラムを含む)を読み出して実行することにより、全体を統括制御すると共に、本発明の会議端末装置の在不在情報送信手段、会議組織受信手段、表示データ送信手段として機能し、後述する各種処理を行なうようになっている。
なお、端末処理プログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
[4.会議システムの動作]
次に、会議システムSの動作について説明する。
[4−1.サーバ装置1の処理]
図15は、サーバ装置1の制御部11における処理を示すフローチャートである。サーバ装置1の電源がオンとされることにより、本発明のサーバ処理プログラムが制御部11の制御に基づいて実行される。
先ず、電源がオフとされたか否かを判定し(ステップS1)、オフとされていない場合(ステップS1:No)には、ステップS2以下の処理へ移行する。
そして、制御部11は、プロジェクトのリーダーが入出力部14等を操作することにより、会議の予約が指示(会議予約指示)されたか否かを判定し(ステップS2)、会議の予約が指示された場合(ステップS2:Yes)には、「会議予約処理」を行なう(ステップS3)。
一方、会議の予約が指示されていない場合(ステップS2:No)には、ステップS4へ移行して、拠点登録メッセージを受信したか否かを判定し(ステップS4)、拠点登録メッセージを受信した場合(拠点登録メッセージ受信手段、ステップS4:Yes)には、拠点登録メッセージを送信してきた会議端末装置2に対して会議組織情報を送信する(ステップS5)。
一方、拠点登録メッセージを受信していない場合(ステップS4:No)には、ステップS6へ移行して、出席メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS6)。
そして、出席メッセージを受信した場合(在不在情報受信手段、ステップS6:Yes)には、「出席認証処理」を行ない(ステップS7)、出席メッセージを受信していない場合(ステップS6:No)には、ステップS8へ移行して、退席メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS8)。
そして、退席メッセージを受信した場合(在不在情報受信手段、ステップS8:Yes)には、「退席認証処理」を行ない(ステップS9)、退席メッセージを受信していない場合(ステップS8:No)には、ステップS10へ移行する。
次いで、何れかの会議端末装置2から会議終了メッセージを受信したか否かを判定し(ステップS10)、会議終了メッセージを受信した場合(ステップS10:Yes)には、全ての会議端末装置2に対して終了指示メッセージを送信し、会議終了処理を実行する(ステップS11)。
一方、会議終了メッセージを受信していない場合(ステップS10:No)には、ステップS1へ戻り、電源がオフとされる(ステップS1:Yes)まで、上記ステップS1〜S11の処理が繰り返し行なわれる。
<ステップS3における会議予約処理>
次に、上記ステップS3における「会議予約処理」について説明する。当該処理は、リーダーが会議の開催日時を指定して、プロジェクトデータベースDBを記憶部12に構築する処理である。図16は、サーバ装置1の制御部11における上記ステップS3の会議予約処理を示すフローチャートである。
先ず、制御部11は、プロジェクトの参加メンバーのID情報、名前、メールアドレス、所属組織、役割、役職階層等を取得する(ステップS21)、具体的には、上記の各情報の入力をユーザであるリーダーに促して、リーダーが入出力部14に接続された入出力インターフェースを操作すること等によりサーバ装置1が入力された情報を装置内部に取得する。
そして、取得した情報に基づいて記憶部12内にプロジェクトデータベースDBを構築する(ステップS22)。次いで、参加メンバーのうち、会議開催を知らせる招待メッセージを送信する参加メンバーを指定する(指定手段、ステップS23)。具体的には、参加メンバーの指定をユーザであるリーダーに促して、リーダーが入出力部14に接続された入出力インターフェースを操作すること等により参加メンバーが指定される。
そして、指定された参加メンバーに対して、プロジェクトデータベースDBのメールアドレスを参照して会議開催を知らせる招待メッセージがメール送信される(ステップS24)。
そして、招待メッセージが送られたか否かに基づいて会議参加状態情報を生成し(会議参加状態情報生成手段)、生成した会議参加状態情報とプロジェクトデータベースDBの情報を抽出して会議組織情報を生成し、生成した会議組織情報を記憶部12に記憶して(記憶手段)処理を終了する(ステップS25)。ここで生成される会議参加状態情報は、ステップS23で指定された全ての参加メンバーについて「呼び出し中」を示す情報となる。
<ステップS7における出席認証処理>
続いて、図17のフローチャートを用いて、会議端末装置2から出席メッセージを受信したときに行なわれる出席認証処理について説明する。
図17は、サーバ装置1の制御部11における上記ステップS7の出席認証処理を示すフローチャートである。
先ず、出席メッセージに含まれるID情報等を取得し(ステップS31)、記憶部12に記憶されている会議参加状態情報等を更新する(ステップS32)、具体的には、ID情報に対応する参加メンバーの会議参加状態を「出席」とし、出席メッセージに含まれるIPアドレス情報に基づいて拠点情報を更新する。
そして、更新後の新たな会議組織情報を各会議端末装置2に送信(ステップS33)して処理を終了する。
<ステップS9における退席認証処理>
続いて、図18のフローチャートを用いて、会議端末装置2から退席メッセージを受信したときに行なわれる退席認証処理について説明する。
図18は、サーバ装置1の制御部11における上記ステップS9の退席認証処理を示すフローチャートである。
先ず、退席メッセージに含まれるID情報等を取得し(ステップS41)、記憶部12に記憶されている会議参加状態情報等を更新する(ステップS42)、具体的には、ID情報に対応する参加メンバーの会議参加状態を「退席」とし、退席メッセージに含まれるIPアドレス情報に基づいて拠点情報を削除する更新を行なう。
そして、更新後の新たな会議組織情報を各会議端末装置2に送信(ステップS43)して処理を終了する。
[4−2.会議端末装置2の処理]
図19は、会議端末装置2の制御部21における処理を示すフローチャートである。会議端末装置2の電源がオンとされることにより、本発明の端末処理プログラムが制御部21の制御に基づいて実行される。
先ず、電源がオフとされたか否かを判定し(ステップS81)、オフとされていない場合(ステップS81:No)には、ステップS82以下の処理へ移行する。
そして、制御部21は、当該会議端末装置2を介して会議に出席する参加メンバーが入出力部24等を操作することにより、拠点登録が指示されたか否かを判定し(ステップS82)、拠点登録が指示された場合(ステップS82:Yes)には、拠点登録メッセージをサーバ装置1に送信する(ステップS83)。
一方、拠点登録が指示されていない場合(ステップS82:No)には、ステップS84へ移行して、出席申請があるか否かを判定し(ステップS84)、出席申請があった場合(ステップS84:Yes)には、出席メッセージをサーバ装置1に送信する(在不在情報送信手段、ステップS85)。具体的には、参加メンバーが、個人を特定するID情報を入力する等してID情報の入力を行なって出席を申請すると、制御部21は、入力されたID情報を出席メッセージに含んでサーバ装置1へ送信する。
次いで、出席申請が無い場合(ステップS84:No)には、ステップS86へ移行して、退席申請があるか否かを判定し(ステップS86)、退席申請があった場合(ステップS86:Yes)には、退席メッセージをサーバ装置1に送信する(在不在情報送信手段、ステップS87)。具体的には、参加メンバーが、個人を特定するID情報を入力する等してID情報の入力を行なって退席を申請すると、制御部21は、入力されたID情報を退席メッセージに含んでサーバ装置1へ送信する。
そして、退席申請が無い場合(ステップS86:No)には、ステップS88へ移行して、会議組織情報を受信したか否かを判定し(ステップS88)、会議組織情報を受信した場合(会議組織情報受信手段、ステップS88:Yes)には、入出力部24を介して表示部に表示データを送信して(表示データ送信手段、ステップS89)、表示部にて会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の表示を行なう。なお、既に階層表示が行なわれている場合には、受信した(最新の)会議組織情報に基づいて表示を更新する。
次いで、会議組織情報を受信していない場合(ステップS88:No)には、ステップS90へ移行して、サーバ装置1から終了指示メッセージを受信したか否かを判定し(ステップS90)、終了指示メッセージを受信した場合には(ステップS90:Yes)、会議システムSからログオフするなどの所定の会議終了処理を実行する(ステップS91)。
一方、終了指示メッセージを受信していない場合(ステップS90:No)には、ステップS81へ戻り、電源がオフとされる(ステップS81:Yes)まで、上記ステップS81〜S91の処理が繰り返し行なわれる。
以上説明したように、本実施形態の会議システムSによれば、サーバ装置1が、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーについて、会議に出席しているか否かの在不在情報に基づいて会議参加状態を生成するよう構成した。そして、更に各参加メンバーについてプロジェクトにおける役割に基づいて役職階層を定め、役職階層と、生成した会議参加状態などを、会議組織情報としてサーバ装置1にて記憶するよう構成した。そして、各会議端末装置2からの拠点登録時や、会議参加状態の更新時などに、サーバ装置1が各会議端末装置2に対して上記会議組織情報を送信し、各会議端末装置にて会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の表示が行われるよう構成した。このような構成により、各拠点で会議に出席する参加メンバーが、階層表示を参照しながら会議を行なうことができるため、プロジェクトに参加する参加メンバーの役割や組織構成を容易に把握しつつ、かつ、各参加メンバーの会議参加状態を一目で確認することができる会議システムを実現することができる。
更に、本実施形態では、会議に出席しているか否かの在不在情報だけでなく、プロジェクトに参加している参加メンバーのうち、会議に招待されたか否かを否かを示す招待情報に基づいて会議参加状態を生成するよう構成したので、会議に招待された参加メンバーと招待されていない参加メンバーとを区別して表示させることができる。
また、会議組織情報に自拠点情報を含むよう構成したので、各会議端末装置2にて、他の拠点で会議に出席している参加メンバーと、自拠点で会議に出席している参加メンバーとを、区別して、夫々異なる表示とすることができる。
また、会議組織情報に拠点情報を含むよう構成したので、各会議端末装置2にて、各参加メンバーが会議に出席している拠点を夫々異なる表示とすることができるため、何れの参加メンバーが何れの拠点から会議に出席しているかを容易に把握になる。
さらに、各会議端末装置2が参加メンバーを特定するID情報を含む出席メッセージ又は退席メッセージをサーバ装置1に送信するよう構成したので、サーバ装置1が各参加メンバーの会議への出席又は退席をID情報によって簡便に管理することができる。
さらに、サーバ装置1が、出席メッセージ又は退席メッセージを受信した場合には、会議参加状態情報を更新し、更新後の会議参加状態情報を含む会議組織情報を各会議端末装置2に対して送信するよう構成したので、会議参加状態が変わったときに、すぐに会議組織情報に反映させることができ、各会議端末装置2にて常に最新の会議参加状態を表示させることが可能になる。
本実施形態に係る会議システムにおける各会議端末装置の接続態様の一例を示す図である。 サーバ装置1が会議組織情報を会議端末装置2A〜2Cに送信する様子を示す図である。 表1のプロジェクトデータベースDBの役職階層に基づくツリー表示の一例を示す図である。 会議システムSへの拠点登録の様子を示す図である。 会議端末装置2Aを介して行われる出席認証及び退席認証の様子を示す説明図である。 各拠点の会議端末装置2にて表示される階層表示及び会議参加状態の一例である。 (A)は表4に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例であり、(B)は表5に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例であり、(C)は表6に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例である。 (A)は表4に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例であり、(B)は表5に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例であり、(C)は表6に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例である。 (A)は表4に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例であり、(B)は表5に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例であり、(C)は表6に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例である。 表7に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例である。 表9に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例である。 表7に示す会議組織情報に基づく階層表示及び会議参加状態の一例である。 サーバ装置1の概要構成例を示す図である。 会議端末装置2の概要構成例を示す図である。 サーバ装置1の制御部11における処理を示すフローチャートである。 会議予約処理を示すフローチャートである。 出席認証処理を示すフローチャートである。 退席認証処理を示すフローチャートである。 会議端末装置2の制御部21における処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 サーバ装置
2、2A、2B、2C 会議端末装置
11、21 制御部
12、22 記憶部
13、23 通信部
14、24 入出力部
15、25 バス
S 会議システム

Claims (21)

  1. ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムであって、
    前記サーバ装置は、
    プロジェクトに参加する複数の参加メンバーについて、前記各参加メンバーの在不在を示す在不在情報を前記各会議端末装置から受信する在不在情報受信手段と、
    受信した在不在情報に基づいて前記各参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報を生成する会議参加状態情報生成手段と、
    前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、前記会議参加状態情報と、を含む会議組織情報を記憶する記憶手段と、
    前記各会議端末装置に前記会議組織情報を送信する会議組織情報送信手段と、を有し、
    前記各会議端末装置は、
    当該会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーの前記在不在情報を前記サーバ装置に送信する在不在情報送信手段と、
    前記会議組織情報を受信する会議組織情報受信手段と、
    前記受信した会議組織情報に含まれる前記階層情報に基づいて前記複数の参加メンバーを階層表示し、かつ、前記会議組織情報に含まれる前記会議参加状態情報に基づいて前記複数の参加メンバーの会議参加状態を表示するための表示データを送信する表示データ送信手段と、
    を有することを特徴とする会議システム。
  2. ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムにおける前記サーバ装置であって、
    プロジェクトに参加する複数の参加メンバーについて、前記各参加メンバーの在不在を示す在不在情報を前記各会議端末装置から受信する在不在情報受信手段と、
    受信した在不在情報に基づいて前記各参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報を生成する会議参加状態情報生成手段と、
    前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、前記会議参加状態情報と、を含む会議組織情報を記憶する記憶手段と、
    前記各会議端末装置に前記会議組織情報を送信する会議組織情報送信手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項2に記載のサーバ装置であって、
    前記プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、会議に招待すべく2以上の参加メンバーを指定する指定手段を有し、
    前記在不在情報受信手段は、前記指定手段によって指定された参加メンバーの前記在不在情報を受信し、
    前記会議参加状態情報生成手段は、前記指定手段にて指定されたか否かを示す招待情報と前記在不在情報に基づいて前記会議参加状態情報を生成することを特徴とするサーバ装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のサーバ装置であって、
    前記会議組織情報送信手段は、一の前記会議端末装置に対して、前記各参加メンバーのうち当該一の会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーと、他の前記会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーと、を区別する自拠点情報を前記各会議端末装置に送信する自拠点情報送信手段を有することを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記会議組織情報送信手段は、前記在不在情報の送信元である前記会議端末装置を示す拠点情報を前記各会議端末装置に送信する拠点情報送信手段を有することを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記在不在情報受信手段は、前記参加メンバーの会議への出席を示す出席メッセージ、又は前記参加メンバーの会議への退席を示す退席メッセージ、の少なくとも何れか一方であって、当該参加メンバーを特定する個人認証情報を含む前記在不在情報を受信することを特徴とするサーバ装置。
  7. 請求項6に記載のサーバ装置であって、
    前記在不在情報受信手段が、前記指定手段にて指定された参加メンバーのうち、所定時刻までに前記出席メッセージを受信しなかった前記参加メンバーを前記出席メッセージに含まれる前記個人認証情報に基づいて特定する特定手段を有し、
    前記会議参加状態情報生成手段は、前記特定された参加メンバーを不在であるとする前記会議参加状態情報を生成することを特徴とするサーバ装置。
  8. 請求項2乃至請求項7のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記各会議端末装置から前記会議システムに拠点登録する旨の拠点登録メッセージを受信する拠点登録メッセージ受信手段を有し、
    前記会議組織情報送信手段は、前記拠点登録メッセージを送信してきた前記会議端末装置に対して前記会議組織情報を送信することを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項2乃至請求項8のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記在不在情報受信手段が前記在不在情報を受信した場合には、
    前記会議参加状態情報生成手段は、当該在不在情報に基づいて前記会議参加状態情報を更新し、
    前記会議組織情報送信手段は、更新後の前記会議参加状態情報を含む前記会議組織情報を前記各会議端末装置に対して送信することを特徴とするサーバ装置。
  10. 請求項2乃至請求項9のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記会議組織情報は、前記各参加メンバーの顔画像又は顔映像を示す顔情報を含むことを特徴とするサーバ装置。
  11. ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムにおける前記会議端末装置であって、
    プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、当該会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーの在不在を示す在不在情報を前記サーバ装置に送信する在不在情報送信手段と、
    前記複数の参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報と、前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、を含む会議組織情報を受信する会議組織情報受信手段と、
    前記受信した会議組織情報に含まれる前記階層情報に基づいて前記複数の参加メンバーを階層表示し、かつ、前記会議組織情報に含まれる前記会議参加状態情報に基づいて前記複数の参加メンバーの会議参加状態を表示するための表示データを送信する表示データ送信手段と、
    を有することを特徴とする会議端末装置。
  12. 請求項11に記載の会議端末装置であって、
    前記会議参加状態情報は、前記複数の参加メンバーのうち、会議に招待された参加メンバーであるか否かを示す情報を含み、
    前記表示データ送信手段は、前記会議参加状態情報に基づいて、会議に招待されていない参加メンバーを非表示とするか、又は会議に招待された参加メンバーと会議に招待されていない参加メンバーとを異なる表示とするよう指示する前記表示データを送信することを特徴とする会議端末装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の会議端末装置であって、
    前記会議参加状態情報は、前記複数の参加メンバーのうち、会議に出席しているか又は会議を退席したかを示す情報を含み、
    前記表示データ送信手段は、前記会議参加状態情報に基づいて、会議に出席している参加メンバーと、会議を退席した参加メンバーと、を異なる表示とするよう指示する前記表示データを送信することを特徴とする会議端末装置。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の会議端末装置であって、
    各前記参加メンバーを特定する個人認証情報を取得する個人認証情報取得手段を有し、
    前記在不在情報送信手段は、前記参加メンバーが当該会議端末装置を介して会議に出席する際、当該参加メンバーの前記個人認証情報を含む出席メッセージを前記サーバ装置に送信し、かつ、前記参加メンバーが会議を退席する際、当該参加メンバーの前記個人認証情報を含む退席メッセージを前記サーバ装置に送信することを特徴とする会議端末装置。
  15. 請求項11乃至請求項14のいずれか一項に記載の会議端末装置であって、
    前記会議組織情報は、前記各参加メンバーの顔画像又は顔映像を示す顔情報を含み、
    前記表示データ送信手段は、前記顔情報に基づいて前記各参加メンバーの顔画像又は顔映像によって階層表示をするための前記表示データを送信することを特徴とする会議端末装置。
  16. コンピュータを、請求項2乃至10のいずれか一項に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とするサーバ処理プログラム。
  17. コンピュータを、請求項11乃至15のいずれか一項に記載の会議端末装置として機能させることを特徴とする端末処理プログラム。
  18. ネットワークを介して互いに通信可能な複数の会議端末装置とサーバ装置を備えた会議システムにおける表示データ送信方法であって、
    前記各会議端末装置が、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、当該会議端末装置を介して会議に出席する参加メンバーの在不在情報を前記サーバ装置に送信する在不在情報工程と、
    前記サーバ装置が、前記各会議端末装置から前記参加メンバーの在不在を示す在不在情報を受信する在不在情報受信工程と、
    前記サーバ装置が、受信した在不在情報に基づいて前記各参加メンバーの会議参加状態を示す会議参加状態情報を生成する会議参加状態情報生成工程と、
    前記サーバ装置が、前記プロジェクトにおける役割に基づいて前記各参加メンバーについて複数の階層を形成するための階層情報と、前記会議参加状態情報と、を含む会議組織情報を記憶する工程と、
    前記サーバ装置が、前記各会議端末装置に前記会議組織情報を送信する会議組織情報送信工程と、
    前記各会議端末装置が、前記サーバ装置から前記会議組織情報を受信する会議組織情報受信工程と、
    前記各会議端末装置が、前記受信した会議組織情報に含まれる前記階層情報に基づいて前記複数の参加メンバーを階層表示し、かつ、前記会議組織情報に含まれる前記会議参加状態情報に基づいて前記複数の参加メンバーの会議参加状態を表示するための表示データを送信する表示データ送信工程と、
    を有することを特徴とする表示データ送信方法。
  19. 請求項18に記載の表示データ送信方法であって、
    前記サーバ装置が、プロジェクトに参加する複数の参加メンバーのうち、会議に招待すべく2以上の参加メンバーを指定する指定工程を有し、
    前記サーバ装置の前記在不在情報受信工程は、前記指定工程にて指定された参加メンバーの前記在不在情報を受信し、
    前記サーバ装置の前記会議参加状態情報生成工程は、前記指定工程にて指定されたか否かを示す招待情報と前記在不在情報に基づいて前記会議参加状態情報を生成することを特徴とする表示データ送信方法。
  20. 請求項18又は請求項19に記載の表示データ送信方法であって、
    前記サーバ装置の前記会議組織情報送信工程は、一の前記会議端末装置に対して、前記各参加メンバーのうち当該一の会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーと、他の前記会議端末装置を介して会議に出席する前記参加メンバーと、を区別する自拠点情報を前記各会議端末装置に送信する工程を有し、
    前記各会議端末装置の前記会議組織情報受信工程は、前記自拠点情報を受信する工程を有し、
    前記各会議端末装置の前記表示データ送信工程は、前記受信した自拠点情報に基づいて、当該会議端末装置自身を介して会議に出席している参加メンバーと、他の前記会議端末装置介して会議に出席している参加メンバーと、を異なる表示とするよう指示する前記表示データを送信することを特徴とする表示データ送信方法。
  21. 請求項18乃至請求項20に記載の表示データ送信方法であって、
    前記サーバ装置の前記在不在情報受信工程は、前記参加メンバーの会議への出席を示す出席メッセージ、又は前記参加メンバーの会議への退席を示す退席メッセージ、の少なくとも何れか一方であって、当該参加メンバーを特定する個人認証情報を含む前記在不在情報を受信し、
    前記サーバ装置は、前記在不在情報受信工程にて、前記在不在情報を受信すると、前記在不在情報に含まれる前記個人認証情報にて特定される前記参加メンバーについて前記会議参加状態情報を更新する工程を有し、
    前記サーバ装置の前記会議組織情報送信工程は、前記更新後の会議参加状態情報を含む前記会議組織情報を前記各会議端末装置に送信することを特徴とする表示データ送信方法。
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