JP5040598B2 - メッセージ返信システム、着信側電話装置、中継基地局装置、返信サービス方法、及びそのプログラム - Google Patents

メッセージ返信システム、着信側電話装置、中継基地局装置、返信サービス方法、及びそのプログラム Download PDF

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本発明は、電話網における着信応答にかかるメッセージ返信システム等にかかり、特に着信側電話機の状態に応じて応答メッセージを発信するためのメッセージ返信システム、着信側電話装置、中継基地局装置、返信サービス方法、及びそのプログラムに関する。
電話システムは、固定電話の普及に加え、さらに利便性の高い携帯電話機も急速に普及している。また、そのサービス内容も多様化し利便性の向上も著しい。そのようなサービスの一つとして、例えばメッセージ返信サービスがある。
例えば、発信側電話機が、電波の受信圏外や電源がオフ(OFF)状態の携帯電話に対して発信をしたときには、網側(基地中継局)から発信者側電話機にその旨を通知するメッセージが自動応答で通知されたり、また、留守番電話状態(モード)にある電話機への着信に対しては、電話機がその旨を通知する留守メッセージを自動的に発信者側電話機に通知されるなどである。
これまで、着信側電話機の何らかの状況の違いに応じて自動応答メッセージの内容を変更するシステムとしては、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、その通信時間帯に応じて留守電メッセージの内容を切替るシステムがある。
これは、着信時の時刻に応じてメッセージを切替るものであり、必ずしもユーザーの近況を反映した切替えではない。また、特許文献3に開示されているように、予め準備しておいた複数の応答メッセージを手動で切替るシステムもあるが、これはユーザーの手動操作が必要であり自動的なメッセージの切替えではない。
特開平05−236084号公報 特開平11−017802号公報 特開平06−232958号公報
上述したように、既存の技術では、例えば、着信側電話機のユーザーが事故や災害、病気等で電話機を操作できない状態となった場合に、その電話にかけてきた家族や知人等の発信者に対し、着信側電話機の使用者が電話に応答できない状態であることを通話不能メッセージや留守メッセージなど自動メッセージ返信で知らせることができても、それ以上に詳しい情報は通知できなかった。
そのため、着信側電話機の使用者の身辺に問題が発生して長期に電話に出られない状況が続いていたり、携帯電話が故障するなどして長期に使用不能になっていても、上記の自動返信メッセージはいつもと変わらないため、発信者側は、着信者側の状況を的確に知ることは出来ず、着信者側に連絡を取るために、再度同じ電話に対して発信を繰り返すことになる。
すなわち、これまでのメッセージ返信サービスでは、その着信時点での電話機の状態を示すメッセージを流すだけのものである。そのため、携帯電話機が通話不能(通話圏外あるいは電源OFF状態など)であった期間、あるいは留守番電話モード設定にしている期間が、長期のもので、電話をかけ直してもすぐ連絡が取れない状況にあるなど、発信者側の判断に役立つきめ細かい情報を得ることは困難であるという問題があった。
(発明の目的)
本発明は、上記問題点に鑑み、着信側電話機の通話不能状態やその使用者の不在状態等が長期に及ぶ場合に、発信側電話機からの無駄な再発呼の手間を有効に抑制することを可能としたメッセージ返信システム、メッセージ返信システム、着信側電話装置、中継基地局装置、返信サービス方法、及びそのプログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るメッセージ返信システムは、発信側電話装置及び着信側電話装置と、これら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とからなる電話通信網におけるメッセージ返信システムであって、前記着信側電話装置が、その装置外部から入力されその使用状態を示す着信情報等の情報を経時的に保持する履歴記録手段(データベース)と、前記経時的に保持した情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置が長期の不使用状態か否かを判別すると共に長期の不使用と判別された場合は通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信する留守メッセージ切替制御手段とを備えていることを特徴とする。
又、上記目的を達成するため、本発明に係る着信側電話装置は、発信側電話装置から中継基地局装置(電話網)を介して呼び出される着信側電話装置であって、外部から入力されその使用状態を示す着信情報等の情報を経時的に保持する履歴記録手段と、前記経時的に保持した情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置が長期の不使用状態か否かを判別すると共に長期の不使用状態と判別された場合には通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信する留守メッセージ切替制御手段と、を備えていることを特徴とする。
又、上記目的を達成するため、本発明に係る中継基地局装置は、発信側電話装置と着信側電話装置との通話を中継する中継基地局装置であって、呼び出された着信側電話装置の通話圏外を含む通信不能情報を経時的に保持する履歴記録手段と、前記通信不能情報の履歴から長期の通信不能状態であるか否かを判別すると共に長期の通信不能状態であると判別された場合には通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信するメッセージ切替制御手段と、を備えていることを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明に係るメッセージ返信サービス方法は、発信側電話装置及び着信側電話装置とこれら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とから成る電話通信網にあって、前述した着信側電話装置が、受信者の不在に際してはデータベースに予め格納された留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答する構成のメッセージ返信サービス方法において、外部から入力されその使用状態を示す着信情報等の情報を受信し且つ当該受信情報を前記データベースに経時的に記録する履歴記録工程と、 この保持された情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置の長期の不使用如何を判別すると共に当該着信側電話装置が長期不使用と判別された場合に通常の留守メッセージとは異なる留守メッセージで予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に着信応答として返信する留守メッセージ切替制御工程と、を設けたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るメッセージ返信サービス方法は、発信側電話装置及び着信側電話装置とそれら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とからなる電話通信網にあって、前述した中継基地局装置が、受信者の不在に際してはデータベースに予め格納された留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答するように構成されたメッセージ返信サービス方法において、呼び出された着信側電話装置が通話圏外に在る場合等の通信不能状態の有無を判別すると共にこれを履歴記録手段(データベース)に経時的に記録する判別記録工程と、前記通信不能状態にかかる情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置が長期の通信不能状態であるか否かを判別すると共に長期の通信不能状態であると判別された場合には通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に着信応答として返信するメッセージ切替制御工程と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るメッセージ返信制御プログラムは、発信側電話装置及び着信側電話装置とこれら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とを備え、前記中継基地局装置が前記着信側電話装置にかかる動作経歴を記録する履歴記録手段(データベース)を備えた電話通信網にあって、前記着信側電話装置側の受信者不在に際しては、所定の留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答するように前記中継基地局装置が有するコンピュータを駆動制御する構成のメッセージ返信制御プログラムにおいて、前記中継基地局装置の呼び出しの対象となる着信側電話装置が通話圏外又は電源オフ等の通話不能状態にあるか否かを当該着信側電話装置の前記動作経歴に基づいて判別する状態判別処理、上記判別処理の結果得られる判別情報を履歴記録手段(データベース)に経時的に記録する情報入出力処理、前記着信側電話装置が通話不能と判別された場合に前記履歴記録手段(データベース)に記録された情報に基づいて前記着信側電話装置の長期通話不能状態が長期のものか否かを判別する履歴判別処理、前記着信側電話装置が長期通話が不能の状態であると判別された場合に、通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを発信側電話装置に返信するメッセージ選択送出処理、
を前記コンピュータに実行させるよう構成したことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明に係るメッセージ返信制御プログラムは、発信側電話装置及び着信側電話装置と、この両装置間の通話を中継する中継基地局装置とからなる電話通信網にあって、前記着信側電話装置側の受信者の不在に際しては、所定の留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答するように前記着信側電話装置が有するコンピュータを駆動制御する構成のメッセージ返信制御プログラムにおいて、前記発信側電話装置側からの着信があったとき着信側電話装置が留守電モードに設定されているか否かを当該着信側電話装置が備えている履歴記録手段(データベース)の記録に基づいて判定する留守設定判定処理、前記履歴記録手段(データベース)に蓄積された履歴に基づいて留守電モード状態が予め定められた期間以上継続した長期留守状態か否かを判別する留守履歴判別処理、長期留守状態と判別された場合には通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出処理、を前記コンピュータに実行させるように構成したことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明に係るメッセージ返信制御プログラムは、発信側電話装置及び着信側電話装置と、この両装置間の通話を中継する中継基地局装置とを有し、前記着信側電話装置が電子メール送受信機能と受信メール記憶部と着信メールを経時的に記録する履歴記録手段とを備えてなる電話通信網にあって、前記着信側電話装置側の受信者の不在に際しては、所定の留守メッセージを発信側電話装置に向けて着信応答するように前記着信側電話装置が有するコンピュータを駆動制御する構成のメッセージ返信制御プログラムにおいて、前記着信側電話装置が留守電モード状態か否かを判別する留守状態判別処理と、前記メール記憶部のオーバフローに際しては予め前記履歴記録手段に記録された電子メール受信処理情報に基づいて当該電子メール受信不可情報が予め定められた期間以上継続しているか否か判別する履歴判別処理、この電子メール受信不可状態が長期継続と判断された場合には通常の留守メッセージと異なる予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出処理、をコンピュータに実行させるよう構成したことを特徴とする。
本発明は、上述したように着信側電話機の不使用状態が長期にわたって継続している場合には通常のメッセージとは異なる特別メッセージに切替えて発信側電話機に状況を知らせるので、着信側電話機の発信者は、着信側電話機を介して着信側の電話機或いはその使用者に関する情報を従来よりもきめ細かく得ることができ、これにより、発信側電話機からの無駄な再発呼の手間を有効に抑制することができるという従来にない優れたメッセージ返信システム、メッセージ返信システム、着信側電話装置、中継基地局装置、返信サービス方法、及びそのプログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
最初に基本的構成内容およびその動作について説明し、その後に具体的内容について詳述する。
まず、図1において、メッセージ返信システム1は、発信側電話機(発信側電話装置)2と、その呼を中継する通信網の中継基地局装置3と、着信側電話機(着信側電話装置)4とを備えて構成されている。
中継基地局装置3は、呼び出された着信側電話機(受信側電話機ともいう)4が通話圏外あるいは電源がオフ(OFF)等の通話不能状態にあるか否かの情報を経時的に保持する履歴記録手段(データベース)5と、その情報の履歴から長期の通話不能状態か否かを判別すると共に長期の通話不能状態と判別された場合には通常のメッセージとは異なる特別メッセージに切替えて発信側電話機2に返信するメッセージ切替制御手段6を備えて構成されている。
又、着信側電話機4は、着信側電話装置4の留守電モード設定情報を経時的に保持する履歴記録手段(データベース)7と、この経時的に保持した情報の履歴に基づいて着信側電話機4が長期の不使用状態か否かを判別すると共に長期の不使用状態と判別された場合は通常の留守メッセージとは異なる特別メッセージを発信側電話機2に返信する留守メッセージ切替制御手段8とを備えて構成されている。
本メッセージ返信システム1では、電話機の種類などで様々な構成が可能である。ここでは、以下、着信側電話機4を携帯電話機であるとして、中継基地局3では通話圏外等の通話不能メッセージが返信され、着信側電話機4では留守メッセージの返信が成されるメッセージ返信システム1について説明する。
ここで、上記発信側電話機2は、固定電話機であっても携帯電話機であってもよい。又、着信側電話機4が携帯電話機の場合には、以下説明するように、中継基地局3と着信側電話機4の両方の履歴記録手段5,7とメッセージ切替制御手段6、留守メッセージ切替制御手段8を備えた構成であってもよいし、中継基地局3と着信側電話機4のどちらか片方の履歴記録手段とメッセージ切替制御手段のみを備えて構成してもよい。
着信側電話機4が固定電話機の場合には、通常、中継基地局3における履歴記録手段5とメッセージ切替制御手段6は不要であり、着信側電話機4が履歴記録手段7とメッセージ切替制御手段8を備えた構成となる。
(基本的な動作内容)
次に、本メッセージ返信システム1の基本的な動作を説明し、その後に、中継基地局3及び着信側電話機4における各メッセージ切替制御手段6,8の構成とその動作内容について説明する。
図2に、本メッセージ返信システムの基本的な動作を示す。
この図2において、発信側電話機2から着信側電話機4を管轄している中継基地局3に対して発呼がなされると、中継基地局3のメッセージ切替制御手段6では、先ず、呼び出される着信側電話機4が通話不能(通話圏外又は電源オフ状態など)か否かが判別する(状態判別工程)と共に、その結果情報が履歴記録手段(データベース)5に経時的に記録される(履歴記録工程)。この状態判別工程と履歴記録工程とによって本実施形態では判別記録工程が実行されるようになっている。
次に、呼ばれた着信側電話機4が通話不能と判別されると、本メッセージ返信システム1では、履歴記録手段(データベース)5に経時的に記録された情報から長期にわたる通話不能状態が続いているか否かの状態履歴判別がなされ(履歴判別工程)、その結果、長期にわたる通話不能状態と判別されると、通常の通話不能メッセージとは異なる特別の通話不能メッセージを選択送出して、発信側電話機2に通知する(メッセージ選定送出工程)。この履歴判別工程とメッセージ選定送出工程とによって本実施形態ではメッセージ切替制御工程が実行されるようになっている。
一方、中継基地局3で、着信側電話機4との通話可能と判断された場合は、中継基地局3から着信側電話機4に着信信号が送られ、着信側電話機4ではその電話機自体が留守番電話(留守電)モードに設定されているか否かが判別され(留守状態判別工程)、続いてその結果情報が着信側電話機4に設けられている履歴記録手段(データベース)7に記録される(留守履歴記録工程)。この留守状態判別工程と留守履歴記録工程とにより、本実施形態では留守判別記録工程が実行されるようになっている。
留守電モード設定か否かが判別されると、履歴記録手段(データベース)7の情報履歴をもとに、長期不在か否かが判別され(留守履歴判別工程)、もし長期不在と判別されたときは通常の不在メッセージと区別される特別の応答メッセージを選択して発信側電話機2に向けて通知される(留守メッセージ選択送出工程)。この留守履歴判別工程と留守メッセージ選択送出工程とにより、本実施形態では留守メッセージ切替制御工程が実行されるようになっている。
上述したように、中継基地局3及び着信側電話機4からの夫々の特別の応答メッセージ返信によって、発信者は受信者の状況をこれまでのメッセージ返信システムよりも、より的確に判断できる材料を得られるので、従来、知らずして実行していた無駄な電話の繰り返し操作を回避することができるだけでなく、別の連絡手段をとるなど的確な対応をとることが可能になる。
ここで、上述した中継基地局3における動作フローを示す各工程の内、状態記録工程およびメッセージ切替制御工程を備えたサービス方法が中継基地局におけるメッセージ返信サービス方法を構成する。また、同じく状態判別工程,履歴記録工程,履歴判別工程,及びメッセージ選択送出工程を備えたサービス方法は中継基地局におけるメッセージ返信サービス方法を構成する。
また、上述した着信側電話装置4における動作フローである留守状態記録工程,及び留守メッセージ切替制御工程を備えたサービス方法が着信側電話機におけるメッセージ返信サービス方法を構成する。更に、同じく留守電状態判別工程,履歴記録工程,履歴判別工程,及びメッセージ選択送出工程を備えたサービス方法が着信側電話機におけるメッセージ返信サービス方法を構成する。
更に、上述した中継基地局3における状態判別工程,状態記録工程,履歴判別工程,及びメッセージ選択送出工程の各工程については、その各処理内容をプログラム化し、コンピュータに実行させるよう構成してもよい(メッセージ返信制御プログラム)。
また、上述の着信側電話装置における留守電状態判別工程,留守電記録工程,留守履歴判別工程,及び留守メッセージ選択送出工程の各工程については、その各処理内容をプログラム化し、コンピュータに実行させるよう構成してもよい(留守メッセージ返信制御プログラム)。
上述した通話不能及び留守メッセージ返信制御プログラムは、機能の追加・変更に対する柔軟性が高いので、通話不能及び留守メッセージ切替制御手段6,8の実現、ひいてはサービス返信システム1の構築に貢献する。
(具体的な構成)
次に、本実施形態における上述したメッセージ返信システム1の具体的な内容を、図3に基づいて更に詳述する。
この図3は、中継基地局3に備わる通話不能メッセージ返信のためのメッセージ切替制御手段6を示すものである。
この図3に開示した中継基地局3におけるメッセージ切替制御手段6は、呼び出された着信側電話機4が通話不能状態にあるか否かの判別を行なう状態判別部62と、その判別結果情報を経時的に履歴記録手段(データベース)5に書き込みあるいは読み出す情報入出力部64と、その履歴記録手段5に記録された情報から通話不能状態が予め定められた期間以上継続しているか否か判別する履歴判別部66と、長期通話不能状態と判別されると特別メッセージを選択・送出する通話不能メッセージ選択送出部68とを備えて構成されている。
状態判別部62は、呼び出された着信側電話機4が通話不能状態、即ち、通話圏外或いは電源オフ状態等にあって通話できない状況にあるか否かの判別を行なう。そして、判別結果を記録するよう記録指令を情報入出力部64を介して履歴記録手段(データベース)5へ送る。
履歴記録手段5は、情報入出力部64からの記録指令を受けて、その判別結果の情報をその履歴が分かるように経時的に記録する。
履歴判別部66は、履歴記録手段(データベース)5に記録された情報を情報入出力部64を介して受け取り、通話不能状態が予め定められた期間以上継続しているか否か判別する。
メッセージ選択送出部68は、履歴判別部66において長期通話不能状態と判別されると通常の通話不能メッセージに替えて長期通話不能状態を示す特別メッセージを選択・送出するよう構成されている。
続いて、図4に基づいて、受信側電話機4に備わる留守メッセージ切替制御手段8の構成を説明する。
この図4に示すように、この受信側電話機4の留守メッセージ切替制御手段8は、着信側電話機4が留守番電話モード(留守電モード)に設定されているか否かを判別する留守電設定判別部82と、その判別結果の情報を履歴記録手段(データベース)7に記録する入出力情報部84と、その履歴記録手段(データベース)7から入出力情報部84を介して受け取った留守電モード設定の状態が予め定められた期間以上継続しているか否か判別する履歴判別部86と、長期留守モード状態に対応する特別メッセージを選択・送出する留守メッセージ選択送出部88とを備えて構成されている。
履歴記録手段(データベース)7は、着信側電話機4の留守番電話モード(留守電モード)の設定、解除の情報を、入出力情報部84を介して、その度に、又は、着信の度に経時的に記録する。
留守電設定判別部82は、着信があったとき着信側電話機4が留守番電話モード(留守電モード)に設定されているか否かを判別する。その判別結果の情報は、履歴記録手段(データベース)7に、情報入出力部84を介して以前の記録に追加する形で経時的に記録する。もし留守電モードであれば留守履歴判別部86に制御を移す。
履歴判別部86は、履歴記録手段(データベース)7から、情報入出力部84を介して記録された情報を得て、留守番電話モードの状態が予め定められた期間以上継続しているか否かを判別する。
留守メッセージ選択送出部88は、留守履歴判別部86において長期留守モード状態と判別されると、通常の留守メッセージに替えて長期留守モード状態を示す特別の留守メッセージを選択・送出するよう構成されている。
(全体的な動作)
続いて、上述した本メッセージ返信システム1の全体的な動作を図5に基づいて説明する。
まず、発信側電話機2が、着信側電話機4と通話するために、中継基地局3に対して発信する(ステップS201)。
続いて、中継基地局3では、メッセージ切替制御手段6の状態判別部62において、受信側電話機4が通話不能状態(着信側電話機4が電波受信圏外又は電源オフ、故障状態など)にあるかどうかを判別する(ステップS202:状態判別工程)。
更に、中継基地局3では、着信側電話機4が通話不能状態か否かの判別情報を、履歴記録手段(データベース)5に、以前の記録に追加する形で記録する。即ち、もし電話機4が通話不能状態である場合は、履歴記録手段(データベース)5に、受信不能であるという情報が情報入出力部64を介して追加される(ステップS203:履歴記録工程)。
この状態判別工程と履歴記録工程とにより判別記録工程が構成されている。
もし着信側電話機4が通話可能状態である場合は、同様に履歴記録手段(データベース)5に、通話可能(受信圏内)であるという情報が情報入出力部64を介して追加される(ステップS204:記録工程)。これらの情報の記録は、前回までの記録に追加する形で行われる。
着信側電話機4が通話不能状態であった場合は、履歴判別部66では、履歴記録手段(データベース)5から情報入出力部64を介して、着信側電話機4の通話不能状態の情報履歴を参照し、着信側電話機4が長期に渡って通話不能状態でないかが判別される(ステップS205:履歴判別工程)。もし通話不能状態が長期に渡って連続していなければ、通話不能メッセージ選択送出部68において、発信側電話機2に対して、着信側電話期4が現在通話不能であることを通知する通常の通話不能(圏外)メッセージが選択送出される(ステップS206)。
もし通話不能状態が長期にわたって連続していた場合、メッセージ選択送出部68において、発信側電話装置2に対して、着信側電話装置4が現在通話不能(圏外、電源オフ等)であることに加えて、長期間通話不能の状態が連続していることを伝える特別のメッセージの選択送出が行なわれる(ステップS207:メッセージ選定送出工程)。
そして、前述した履歴判別工程とメッセージ選定送出工程とにより、メッセージ切替制御工程が構成されている。
一方、着信側電話装置4が通話可能状態(電波の受信圏内で電源ON)にあった場合、中継基地装置3は着信側電話機4に対し着信信号を送信する(ステップS208)。
中継基地局装置3からの着信信号を受信した着信側電話機4では、留守メッセージ切替制御手段8の留守電設定判定部82において、現在、着信側電話機4自身が留守番電話モードの設定状態になっているか否かが判別される(ステップS209:留守状態判別工程)。
もし、着信側電話機4が留守電状態でない場合は、電話機4は履歴記録手段(データベース)7に情報入出力部84を介して、留守電状態以外で着信が発生したという情報を追加する(ステップS210:履歴記録工程)。
これに対し、着信側電話機4が留守電状態であった場合、着信側電話機4は履歴記録手段(データベース)7に、着信が発生した時に、留守電状態であったという情報を追加する(ステップS211:履歴記録工程)。この記録は前回までの記録に追加する形で行われる。一方、着信側電話機4が留守電状態でない場合には、着信側電話機4は通常の着信動作を行う(ステップS212)。
又、着信側電話機4が留守電状態である場合には、留守履歴判定部86において、履歴記録手段(データベース)7から情報入出力部84を介して、着信側電話機4の留守電状態の履歴を参照し、着信側電話機4が長期に渡って留守電状態で、着信に対して応答できていない状態でないかが確認される(ステップS213:履歴判別工程)。
そして、もし留守電状態が長期にわたって連続していなければ、留守メッセージ選択送出部88は、前記発信側電話機2に対して、電話機4が現在留守電状態であることを知らせる通常のメッセージを再生して返信する(ステップS214:留守メッセージ選択送出工程)。
これに対し、留守電状態が長期にわたって連続しており、着信側電話機4が長期にわたって着信応答ができない状態である場合には、留守メッセージ選択送出部88において、発信側電話機2に対して、着信側電話機4が現在留守電状態であることに加えて、長期間留守電状態であることを伝える特別の留守メッセージが選択送出される(ステップS215:留守メッセージ選択送出工程)。
ここで、上述した中継基地局装置3のメッセージ切替制御手段6における動作フローである状態判別工程、記録部記録工程、履歴判別工程、メッセージ選択送出工程の各工程について、その各処理内容をプログラム化し、中継基地局装置3に予め装備されたコンピュータに、若しくは中継基地局装置3に併設されたコンピュータに実行させるように構成しても良い。これにより、中継基地局3にて着信側電話機4の通話不能が判断された場合に実行されるメッセージ返信制御プログラムが構成されることとなる。
また、上述した着信側電話機4の留守メッセージ切替制御手段6における動作フローである留守状態判別工程、履歴記録工程、履歴判別工程、留守メッセージ選択送出工程の各工程について、その各処理内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成しても良い。これにより、着信側電話機4における留守メッセージ返信制御プログラムが形成される。
以上のように、本実施形態におけるメッセージ返信システム1は、網側中継基地局3のサービス又は着信側電話機4のサービスとして、着信側電話機4が通話不能状態(通話圏外又は電源OFF状態)、又は着信側電話機が留守電状態の場合に、常に同じメッセージを返すのではなく、その電話機の利用状況を経時的に記録した履歴情報から判別し、長期に不使用状況が続いている場合には、通常のメッセージとは異なる特別メッセージに切替え発信者に状況を知らせる。これにより、発信者は、ただ電話による連絡を繰り返すだけでなく、他の手段を使って連絡をとるなど、迅速で効果的な行動が可能になる。
更に、本実施形態によると、間接的ではあるが、発信側電話機2の発信回数がシステム全体では経時的に大幅に低減され、かかる点において電話通信回線の混雑の低減も期待することができるという利点もある。
(他の実施形態)
次に、他の実施形態を図6乃至図8基づいて説明する。
ここで、図6は本メッセージ返信システム10の概念的なブロック図である。
この図6に示すメッセージ返信システム10は、発信側電話機20と、その呼を中継する通信網の中継基地局30と、電子メール機能付き着信側電話機(以下、「着信側電話機」と称す)40と、更に、メールサーバ25とを備えて構成されている。
電子メール機能付きの着信側電話機40は、受信した電子メールを蓄積するメール記憶部42と、電子メール受信処理情報(正常受信又は受信不能情報)の履歴を記録する履歴記録手段(データベース)44、及びその経時的に保持した情報の履歴に基づいて着信側電話装置40が長期の不使用状態か否かを判別すると共に長期の不使用と判別された場合は通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信する留守メッセージ切替制御手段46から構成されている。
ここで、本実施形態にあっては、メール記憶部42の容量は有限であり、一定数の電子メールのみしか蓄積できないよう構成されている。
また、本実施形態では、「その装置外部から入力されその使用状態を示す情報」として、電子メールの受信処理状態(正常受信又は受信不能)の情報を用いる点が、前述した図1の実施形態での着信電話機の留守電設定状態の情報を用いるのと異なるが、その他の構成動作は、基本的に同じである。
更に、留守メッセージ切替制御手段46は、図6(B)に示すように、着信側電話装置40が留守電モード状態か否かを判別する留守状態判別部46Aと、前述したメール記憶部42がオーバフローした時は予め電子メール受信不能の情報を記録しておいた前記履歴記録手段44からの前記電子メールの受信処理情報の履歴に基づいて電子メール受信不能の状態が予め定められた期間(例えば1週間)以上継続しているか否かを判別する履歴判別部46Bと、長期メール受信不可状態と判別された場合に通常の留守メッセージと異なる予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出部46Cとを備えて構成されている。
次に、図6に示した他の実施形態におけるメッセージ返信システム10の動作を、図7乃至図8のフローチャートに基づいて説明する。
最初に、着信側電話機40へのメール着信時の動作を図7に基づいて説明する。
メールサーバ25は、着信側電話機40宛のメールを保持し、中継基地局30を経由して着信側電話機40に対して発信する(ステップS401)。着信側電話機40は、まず、メール記憶部42に空き領域が存在するか確認する(ステップS402)。もし空き領域がある場合は、メールを受信してメール記憶部42に保存し(ステップS403)、メールサーバ45上のメールを削除するよう応答を返す(ステップS404)。その後、メールを正常受信したという履歴を、履歴記録手段(データベース)44に記録する。この記録は前回までの記録に追加する形で行われる。
受信したメールのそれまでの蓄積によってメール記憶部42に空き領域が存在せず、これ以上のメールの受信が出来ない場合は、着信側電話機40はメールの保存を行なわず、また、メールサーバ45に対してのメール削除の応答を行わず、メールを正常に受信できなかった受信不能の記録を履歴記録手段(データベース)44に追加するのみとする。
一旦、受信メールの蓄積によってメール記憶部42の空き領域がなくなると、通常はユーザーの操作によってメールを削除する以外に、メール記憶部42の空き領域を作ることが出来ない。このため、ユーザーが電話機を操作しない状態が続くと、以後のメール着信時の保存処理が行われなくなり、メール受信不能の記録が履歴記録手段(データベース)44に記録され蓄積されていく。
次に、電話機40が、留守電状態での着信に対するメッセージを切替え返信する動作を図8を用いて説明する。図8は、留守電状態での着信に対するメッセージを切替え動作を示すフローチャートである。
まず、発信側電話機20が、着信側電話機40と通話するために、中継基地局30に対して発信する(ステップS501)。
中継基地30は、電話機40に対し、着信のための信号を送信する(ステップS502)。中継基地30から着信のための信号を受信した着信側電話機40は、現在、電話機自身が留守電状態になっているか判別する(ステップS503:留守状態判別工程)。もし、着信側電話機40が留守電状態でない場合、着信側電話機40は通常の着信動作を行う(ステップS504)。
着信側電話機40が留守電状態である場合、着信側電話機40は、履歴記録手段(データベース)44から、着信側電話機40のメール送受信履歴を参照し、着信側電話機40が長期に渡ってメール受信できない状態であるかを確認する(ステップS505:履歴判別工程)。
もしメールが正常に受信されない状態が長期に渡って連続していない場合、着信側電話機40は、発信側電話機20に対して着信側電話機40が現在留守電状態であることを伝える通常メッセージを再生する(ステップS506:留守メッセージ選択送出工程)。
もしメールが正常に受信されない状態が長期に渡って連続している場合、着信側電話機40は発信側電話機20に対して、着信側電話機40が現在留守電状態であることに加えて、長期間メール受信が行われていない状態であることを伝える特別のメッセージを選択送出する(ステップS507:留守メッセージ選択送出工程)
上記の動作によって、発信側電話機20のユーザー側に、着信側電話機40が留守電状態であることに加えて、着信側電話機40が最近操作されているかどうかの情報を伝えることが出来る。
その他の構成およびその作用効果については、前述した図1乃至図5に開示した実施形態と同一となっている。
ここで、上述したメール機能付きの着信側電話装置40における留守状態判別工程,履歴判別工程,及びメッセージ選択送出工程の各工程については、その各処理内容をプログラム化してコンピュータに実行させるように構成してもよい(留守メッセージ返信制御プログラム)。
この場合、上述した電子メール利用の留守メッセージ返信制御プログラムは、機能の追加・変更に対する柔軟性が高いので、メッセージ返信システム1の構築に有効である。
以上の構成と動作を行なう上述した他の実施形態におけるメッセージ返信システム10は、留守電状態の場合に、メール受信操作状況を判別することで、常に同じメッセージを返すのではなく、その電話機ユーザの長期不在等を判別し、長期に不使用状況が続いている場合には通常の留守メッセージとは異なる特別なメッセージに切替えを行い、発信者に特別の状況を知らせることができる。
本実施形態は、電話とは別の独立した通信手段である電子メールの受信操作情報に基づいて使用者の長期不在(不使用)情報を得るという新たなメッセージ返信システムを開示している。これにより、発信者は、ただ電話による連絡を繰り返すだけでなく、他の手段を使って連絡をとるなど、迅速で効果的な行動が可能になる。
着信および応答を必要とする通信関係全てに適用されるもので、有線/無線を問わず、採用されるべき内容であり、汎用性の高い内容である。
本発明の一実施形態にかかるメッセージ返信システムを示すブロック図である。 図1 に開示した自動応答メッセージ切替システムの基本的な動作を示すフローチャート図である。 中継基地局に備わる通話不能メッセージ切替手段の内容を示すブロック図である。 着信側電話機に備わる留守メッセージ切替手段の内容を示すブロック図である。 図1に開示したメッセージ返信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態にかかるメッセージ返信システムを示すブロック図で、図6(A)は全体構成図、図6(B)は留守メッセージ切換え手段の構成例を示すブロック図である。 図6に開示したメッセージ返信システムにおける着信側電話機へのメール着信時の動作を示すフローチャートである。 図6に開示したシステムの留守電状態におけるメッセージ切替え動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,10 メッセージ返信システム
2,20 発信側電話機(発信側電話装置)
3,30 中継基地局(中継基地局装置)
4 着信側電話機(着信側電話装置)
5,7 履歴記録手段(データベース)
6,46 メッセージ切替制御手段
8 留守メッセージ切替制御手段
25 メールサーバ
40 メール機能付き着信側電話機(着信側電話機)
42 メール記憶部
44 履歴記録手段
46A 留守状態判別部
46B,66 履歴判別部
46C,88 留守メッセージ選択送出部
62 状態判別部
64,84 情報入出力部
66 履歴判別部
68 メッセージ選択送出部
82 留守設定判別部
86 留守履歴判別部

Claims (16)

  1. 発信側電話装置及び着信側電話装置とこれら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とからなる電話通信網におけるメッセージ返信システムであって、
    前記着信側電話装置が、その装置外部から入力されその使用状態を示す着信情報等の情報を経時的に保持する履歴記録手段と、前記経時的に保持した情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置が長期の不使用状態か否かを判別すると共に長期の不使用と判別された場合は通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信する留守メッセージ切替制御手段とを備えていることを特徴としたメッセージ返信システム。
  2. 前記請求項1に記載のメッセージ返信システムにおいて、
    前記着信側電話装置に前記装置外部から入力され履歴記録手段で保持される前記使用状態を示す情報は、前記着信側電話装置の留守電モード設定情報であることを特徴としたメッセージ返信システム。
  3. 前記請求項1に記載のメッセージ返信システムにおいて、
    前記着信側電話装置は電子メール受信機能を備え、前記着信側電話装置に前記装置外部から入力され履歴記録手段で保持される前記使用状態を示す情報は、電子メール受信処理情報であることを特徴としたメッセージ返信システム。
  4. 発信側電話装置から中継基地局装置(電話網)を介して呼び出される着信側電話装置であって、
    外部から入力されその使用状態を示す着信情報等の情報を経時的に保持する履歴記録手段と、前記経時的に保持した情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置が長期の不使用状態か否かを判別すると共に長期の不使用状態と判別された場合には通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信する留守メッセージ切替制御手段と、
    を備えていることを特徴とする着信側電話装置。
  5. 前記請求項4に記載の着信側電話装置において、
    前記留守メッセージ切替制御手段は、
    着信があったとき着信側電話装置が留守電モードに設定されているか否かを判定する留守設定判定部と、前記判定結果の情報を前記履歴記録手段に書き込む情報入出力部と、前記履歴記録手段からの情報の履歴に基づいて留守電モード状態が予め定められた期間以上継続しているか否か判別する留守履歴判別部と、前記留守履歴判別部にあって長期留守状態と判別された場合には、通常の留守メッセージとは異なる留守メッセージで予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出部と、
    を備えて構成されていること特徴とした着信側電話装置。
  6. 前記請求項4に記載の着信側電話装置であって、
    受信電子メールを累積して記憶していくメール記憶部を備え、
    前記留守メッセージ切替制御手段は、
    前記着信側電話装置が留守電モード状態か否かを判別する留守状態判別部と、前記メール記憶部がオーバフローした時は予め当該電子メール受信不能の情報を記録しておいた前記履歴記録手段からの前記電子メールの受信処理情報の履歴に基づいて電子メール受信不可の状態が予め定められた期間以上継続しているか否かを判別する履歴判別部と、長期メール受信不可状態と判別された場合には通常の留守メッセージと異なる留守メッセージで予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出部と、
    を備えて構成されていること特徴とする着信側電話機装置。
  7. 発信側電話装置と着信側電話装置との通話を中継する中継基地局装置であって、
    呼び出された着信側電話装置の通話圏外を含む通信不能情報を経時的に保持する履歴記録手段と、前記通信不能情報の履歴から長期の通信不能状態であるか否かを判別すると共に長期の通信不能状態であると判別された場合には通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に返信するメッセージ切替制御手段と、
    を備えていることを特徴とする中継基地局装置。
  8. 前記請求項7に記載の中継基地局装置において、
    前記メッセージ切替制御手段は、
    前記着信側電話装置の通話圏外等の通信不能状態を判別する状態判別部と、その判別結果情報を前記履歴記録手段に記録する情報入出力部と、上記判別結果が通話不能状態であるときは、上記履歴記録部に記録された情報から、通話不能状態が予め定められた期間以上継続しているか否かを判別する履歴判別部と、長期通話不能状態と判別されると、通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを選択送出するメッセージ選択送出部と、
    を備えたことを特徴とする中継基地局装置。
  9. 発信側電話装置及び着信側電話装置とこれら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とから成る電話通信網にあって、前記着信側電話装置が、受信者の不在に際しては履歴記録手段に予め格納された留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答する構成のメッセージ返信サービス方法において、
    外部から入力されその使用状態を示す着信情報等の情報を受信し且つ当該受信情報を前記データベースに経時的に記録する履歴記録工程と、
    この保持された情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置の長期の不使用如何を判別すると共に当該着信側電話装置が長期不使用と判別された場合に通常の留守メッセージとは異なる留守メッセージで予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に着信応答として返信する留守メッセージ切替制御工程と、
    を設けたことを特徴とするメッセージ返信サービス方法。
  10. 前記請求項9に記載のメッセージ返信サービス方法において、
    前記外部から入力され使用状態を示す情報として前記データベースに蓄積される履歴情報は、前記着信側電話装置の留守電モード設定情報であることを特徴とするメッセージ返信サービス方法。
  11. 前記請求項9に記載のメッセージ返信サービス方法において、
    前記外部から入力され使用状態を示す情報として前記データベースに蓄積される履歴情報は、前記着信側電話装置の電子メール受信処理情報であることを特徴とするメッセージ返信サービス方法。
  12. 発信側電話装置及び着信側電話装置と、それら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とからなる電話通信網にあって、前記中継基地局装置が、受信者の不在に際しては履歴記録手段に予め格納された留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答するように構成されたメッセージ返信サービス方法において、
    呼び出された着信側電話装置が通話圏外に在る場合等の通信不能状態の有無を判別すると共にこれを前記履歴記録手段に経時的に記録する判別記録工程と、
    前記通信不能状態にかかる情報の履歴に基づいて前記着信側電話装置が長期の通信不能状態であるか否かを判別すると共に長期の通信不能状態であると判別された場合には通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを前記発信側電話装置に着信応答として返信するメッセージ切替制御工程と、
    を備えていることを特徴とするメッセージ返信サービス方法。
  13. 前記請求項12に記載のメッセージ返信サービス方法において、
    前記判別記録工程は、呼び出された着信側電話装置が通話圏外等の通信不能状態にあるか否かを判別する状態判別工程と、その判別結果情報を履歴記録手段に経時的に記録する履歴記録工程とを備え、
    前記メッセージ切替制御工程は、通話不能と判別されたとき、履歴記録部に経時的に記録された情報から長期通話不能状態を判別する履歴判別工程と、長期通話不能状態であると判別されると通常の通話不能メッセージとは異なる特別メッセージを発信側電話装置に着信応答として返信するメッセージ選択送出工程と、
    を備えたことを特徴とするメッセージ返信サービス方法。
  14. 発信側電話装置及び着信側電話装置と、それら両装置間の通話を中継する中継基地局装置とを有し、前記中継基地局装置が前記着信側電話装置にかかる動作経歴を記録する履歴記録手段を備えた電話通信網にあって、前記着信側電話装置側の受信者不在に際しては、所定の留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答するように前記中継基地局装置が備えているコンピュータを駆動制御する構成のメッセージ返信制御プログラムにおいて、
    前記中継基地局装置の呼び出しの対象となる着信側電話装置が通話圏外又は電源オフ等の通話不能状態にあるか否かを当該着信側電話装置の前記動作経歴に基づいて判別する状態判別処理、
    上記判別処理の結果得られる判別情報を履歴記録手段に経時的に記録する情報入出力処理、
    前記着信側電話装置が通話不能と判別された場合に前記履歴記録手段に記録された情報に基づいて前記着信側電話装置の長期通話不能状態が長期のものか否かを判別する履歴判別処理、
    前記着信側電話装置が長期通話が不能の状態であると判別された場合に、通常の通話不能メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを発信側電話装置に返信するメッセージ選択送出処理、
    を前記コンピュータに実行させるよう構成したことを特徴とするメッセージ返信制御プログラム。
  15. 発信側電話装置及び着信側電話装置と、この両装置間の通話を中継する中継基地局装置とからなる電話通信網にあって、前記着信側電話装置側の受信者の不在に際しては、所定の留守メッセージを前記発信側電話装置に向けて着信応答するように前記着信側電話装置が有するコンピュータを駆動制御する構成のメッセージ返信制御プログラムにおいて、
    前記発信側電話装置側からの着信があったとき着信側電話装置が留守電モードに設定されているか否かを当該着信側電話装置が備えている履歴記録手段の記録に基づいて判定する留守設定判定処理、
    前記履歴記録手段に蓄積された履歴に基づいて留守電モード状態が予め定められた期間以上継続した長期留守状態か否かを判別する留守履歴判別処理、
    長期留守状態と判別された場合には通常の留守メッセージとは異なる予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出処理、
    を前記コンピュータに実行させるように構成したことを特徴とするメッセージ返信制御プログラム。
  16. 発信側電話装置及び着信側電話装置と、この両装置間の通話を中継する中継基地局装置とを有し、前記着信側電話装置が電子メール送受信機能と受信メール記憶部と着信メールを経時的に記録する履歴記録手段とを備えてなる電話通信網にあって、前記着信側電話装置側の受信者の不在に際しては、所定の留守メッセージを発信側電話装置に向けて着信応答するように前記着信側電話装置が有するコンピュータを駆動制御する構成のメッセージ返信制御プログラムにおいて、
    前記着信側電話装置が留守電モード状態か否かを判別する留守状態判別処理と、
    前記メール記憶部のオーバフローに際しては予め前記履歴記録手段に記録された電子メール受信処理情報に基づいて当該電子メール受信不可情報が予め定められた期間以上継続しているか否か判別する履歴判別処理、
    この電子メール受信不可状態が長期継続と判断された場合には通常の留守メッセージと異なる予め準備された特別メッセージを選択送出する留守メッセージ選択送出処理、
    をコンピュータに実行させるよう構成したことを特徴とするメッセージ返信制御プログラム。
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