JP5039966B2 - 画素混合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーフィルタアレイ(CFA)を有する高画素の固体撮像素子を持つ撮像装置において、その固体撮像素子から出力される画像信号数を削減するために、撮像素子における複数の画素を混合する画素混合方法に関する。
近年、例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の固体撮像素子を持つ撮像装置の市場拡大が著しい。また、このような撮像装置に使用されている固体撮像素子(例えば、CCDやCMOSなどの撮像素子)の画素数は著しく増加している。
その一方で、非常に大きな画素数を持つ固体撮像素子(以下、単に、高画素の撮像素子と称する)から高いフレームレートで動画像として記録する技術は、それほど進歩していない。
従って、高画素の撮像素子を持つデジタルスチルカメラなどの撮像装置においては、その撮像素子が非常に大きな画素数を有しているにもかかわらず、動画像として読み出せる画素数(信号数)には限界があるといった問題点がある。
このため、デジタルスチルカメラのような撮像装置において、高画素の撮像素子から読み出す画素数(信号数)を削減することを目的として、従来、間引き読出し方法や画素混合方法が利用されている。
間引き読出し方法とは、単純に、CFAを有する撮像素子の画素を間引いて読み出す方法である。また、画素混合方法とは、CFAを有する撮像素子における複数の画素を混合し、1つの画素値(信号)として読み出す方法である。このとき、例えば、非特許文献1や特許文献1に開示されているような画素混合方法(以下、単に従来法と称する)では、撮像素子における同色の画素を混合するようにしている。ここで、このような従来法を、同色画素混合又は同色画素混合法と呼ぶことにする。
特開2005−109968号公報 特開2003−116061号公報 椿・相澤共著,「CCDにおける斜め画素混合の検討」,映像メディア学会誌,第58巻,第3号,p.392-395,2004年
従来の同色画素混合法では、次のような問題点がある。
例えば、カラーフィルタアレイ(CFA)としてベイヤー配列を採用する固体撮像素子に対して、同色画素混合法を適用する場合に、空間的に離れた画素同士を混合する必要があるので、解像度が低下してしまい、高精細な画像が得られないといった問題が生じてしまう。
上述した問題点を解決するために、例えば、特許文献2に開示された撮像装置では、空間的に隣接する4画素を混合する画素混合方法が開示されている。しかしながら、特許文献2に開示されているこの画素混合方法を用いた場合、効果的な出力、つまり、高精細な画像が得られるCFAの種類は限られているといった問題が生じる。
例えば、現在、CFAとして一番幅広く利用されているベイヤー配列に対して、特許文献2に開示されている画素混合方法を適用することができない。これは、ベイヤー配列のCFAを有する固体撮像素子に対して、特許文献2に開示されている画素混合方法を適用すると、混合後の色が一種類の色になってしまうといった問題が生じるからである。
本発明は、上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、カラーフィルタアレイ(CFA)を有する高画素の固体撮像素子を持つ撮像装置において、読出し画素数を低減しつつも高精細な画像を得ることが可能な、撮像素子における複数の画素を混合する画素混合方法を提供することにある。
明は、ベイヤー配列のカラーフィルタアレイ(CFA)を有し、且つ水平方向及び垂直方向に2次元状に配置された複数の画素を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に適用され、前記固体撮像素子上の画素同士を混合する画素混合方法に関し、本発明の上記目的は、空間的に隣接する前記画素同士に対して、画素混合演算方程式に基づいて画素混合演算を行う画素混合演算ステップと、混合後色空間の色の種類及び前記画素混合演算方程式に基づいて、色変換行列を生成する色変換行列生成ステップと、生成された色変換行列に基づいて、混合後色空間から所望の色空間へ変換する所望色空間変換ステップとを有することにより、或いは、前記画素混合演算は、前記画素同士の各画素の画素値と、各画素に対応する好適な画素混合重みとを掛け合わせたものの加算であり、前記好適な画素混合重みは、前記色変換行列の条件数に基づいて決定され、前記色変換行列の条件数cond(A)は、次の数式によって算出され、
Figure 0005039966
ただし、Aは前記色変換行列を表し、また、Aは前記色変換行列Aの転置行列を表すことによって効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=2画素、水平方向m=2画素で、画素混合演算後の色は4種類の場合に、要するに、混合後4色方式の4画素混合において、前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
Figure 0005039966
混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
Figure 0005039966
ただし、(AA)−1はAAの逆行列を表すことによって効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=2画素、水平方向m=2画素で、画素混合演算後の色は3種類の場合に、要するに、混合後3色方式の4画素混合において、前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
Figure 0005039966
混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
Figure 0005039966
ただし、A−1はAの逆行列を表すことにより、或いは、前記好適な画素混合重みcijを決定する際に使用される前記色変換行列Aの条件数cond(A)の代わりに、次の数式で表す行列Bの条件数を用いることによって効果的に達成される。
Figure 0005039966
また、本発明の上記目的は、前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=3画素、水平方向m=3画素で、画素混合演算後の色は4種類の場合に、要するに、混合後4色方式の9画素混合において、前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
Figure 0005039966
混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
Figure 0005039966
ただし、(AA)−1はAAの逆行列を表すことによって効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=3画素、水平方向m=3画素で、画素混合演算後の色は3種類の場合に、要するに、混合後3色方式の9画素混合において、前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
Figure 0005039966
aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
Figure 0005039966
混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
Figure 0005039966
ただし、A−1はAの逆行列を表すことにより、或いは、前記好適な画素混合重みcijを決定する際に使用される前記色変換行列Aの条件数cond(A)の代わりに、次の数式で表す行列Bの条件数を用いることによって効果的に達成される。
Figure 0005039966
本発明に係る画素混合方法を、カラーフィルタアレイ(CFA)を有する高画素の固体撮像素子を持つ撮像装置に適用すれば、撮像素子における空間的に隣接する画素同士の画素値を混合するようにし、そして、これら空間的に隣接する画素同士の画素値を混合する際に、各画素に対して適切な重み(つまり、画素混合重み)を付けて混合するようにしているので、従って、カラーフィルタアレイ(CFA)の種類に制限されず、例え、ベイヤー配列を採用した固体撮像素子を持つ撮像装置であっても、読出し画素数を低減しつつも高精細な画像を得るができるといった優れた効果を奏する。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明は、高画素の固体撮像素子を持つ撮像装置(例えば、百万画素単位の画素数を有するCCD型撮像素子を採用したデジタルカメラ)において、その固体撮像素子から出力される動画像としての画像信号数、つまり、動画像として読み出せる画素数に限界があるといった問題点を解決するために、動画像としての画像信号数を削減するための画素混合方法である。
つまり、本発明の画素混合方法は、カラーフィルタアレイ(CFA)を有し、且つ水平方向及び垂直方向に2次元状に配置された複数の画素を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に適用され、固体撮像素子における所定の複数の画素を混合する画素混合方法である。
要するに、本発明に係る画素混合方法の着眼点としては、カラーフィルタアレイ(CFA)を有し、且つ、水平方向及び垂直方向に2次元状に配置された複数の画素を有する固体撮像素子において、空間的に隣接する画素同士の画素値を混合し、そして、これら空間的に隣接する画素同士の画素値を混合する際に、各画素に対して重み(つまり、画素混合重み)を付けて混合するようにし、即ち、空間的に隣接する画素同士に対する画素混合演算を重み付加算(つまり、加重加算)とすることで、画素数を削減しつつも動解像度が良好で高精細な動画像が得られるようにしたところである。
また、本発明では、この画素混合重みを適切に設計することによって、つまり、適切な画素混合重みに基づいて、画素混合演算が行われれば、動解像度が良好で高精細な動画像が得られる。そして、本発明において、画素混合重みが適切であるかどうかを判断する方法、つまり、適切な画素混合重みの求め方も同時に示す。
本発明の画素混合方法において、固体撮像素子上の空間的に隣接する画素同士に対して画素混合演算を行った後の色の種類、つまり、画素混合演算後の色の種類が、L種類である。ただし、Lは3以上の整数である。
また、本発明の画素混合方法において、一回の画素混合演算に利用される画素数が、固体撮像素子における垂直方向n画素、水平方向m画素の合計n×m個の互いに空間的に隣接する画素である。ただし、n、mは自然数である。
本発明の画素混合方法では、空間的に隣接する画素同士に対する画素混合演算とは、画素混合演算に利用される各画素の画素値と、実数の値を有する画素混合重みとを掛け合わせたものの加算を意味し、つまり、画素混合演算は後述する画素混合演算方程式に定義される。
本発明では、また、この画素混合重みに基づき、画素混合前の色空間(例えば、RGB色空間)から画素混合後の色空間(以下、単に、画素混合後色空間、又は、混合後色空間とも称する)に変換する色変換行列を生成することができる。そして、生成された色変換行列の条件数を求め、求めた色変換行列の条件数に基づき、最適な画素混合重みを設計するようにしている。
画素混合後の画像は、各画素に対して1つの色の画素値しか有しないので、画素混合後色空間において補間することにより、各画素は混合後色空間の全ての画素値を有することになる。
最後に、本発明では、最適な画素混合重みに基づいて色変換行列を求め、そして、求めた色変換行列に基づいて混合後色空間から所望の色空間(例えば、RGB色空間)に変換することで、画素混合による画像が得られるわけである。
なお、本発明では、画素混合重みを設計する際のパラメータとして、色変換行列の条件数だけではなく、例えば、色変換行列の安定性を表す他の指標を利用することが可能であることは言うまでも無い。
以下、図1のフローチャートを参照しながら、本発明の画素混合方法において、画素混合演算に必要な画素混合重みの設計方法(つまり、好適な画素混合重みの求め方)を説明する。
本発明の画素混合方法を適用する際に、画素混合演算に必要な好適な画素混合重みは、下記ステップS10〜ステップS60を経て決定される。
ステップS10(画素混合重みの初期値の設定):
まず、画素混合演算に利用される画素数と、画素混合演算後の色の種類を決め、つまり、n,m及びLの値を決め、そして、n×m×L個の画素混合重みの初期値を決定する。
ステップS20(色変換行列の生成):
n×m×L個の画素混合重みの値に基づいて、画素混合演算方程式を定義し、色変換行列を生成する。
ステップS30(色変換行列の条件数の算出):
生成された色変換行列の条件数を計算する。
ステップS40(好適な画素混合重みが得られたか否かの判断):
算出された色変換行列の条件数が十分小さいか否かを判断し、十分小さいと判断された場合に、ステップS60に進む。一方、条件数が十分小さいと判断されない場合に、ステップS50に進む。
ステップS50(画素混合重みの調整):
条件数が十分小さいと判断されない場合とは、画素混合演算に好適な画素混合重みが得られていないことを意味し、よって、色変換行列の条件数を小さくするように、n×m×L個の画素混合重みの値を変更し、ステップS20に戻る。
ステップS60:(好適な画素混合重みの決定)
条件数が十分小さいと判断された場合とは、画素混合演算に好適な画素混合重みが得られたことを意味し、よって、色変換行列の条件数が十分小さいと判断された時のn×m×L個の画素混合重みの値を好適な画素混合重みにする。
上記ステップS10〜ステップS60といった手順に基づいて、本発明の画素混合方法で使用される画素混合重みが決定される。
上記のように、一旦、画素混合重みが決定すれば、CFAを有する固体撮像素子を持つ撮像装置に本発明の画素混合方法を適用して得られた画素混合結果に基づいて、高精細な画像が得られるわけである。
以下、幾つかの具体的な実施例を通して、本発明の画素混合方法をより詳細に説明する。なお、これらの実施例において、CFAとして、ベイヤー配列を有するものを使用するが、本発明はそれに限定されることがなく、他のCFAを使用することも可能であることは、言うまでも無い。

実施例1<4画素混合方法(混合後4色方式)>
図2を参照しながら、ベイヤー配列を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に本発明を適用した4画素混合方法(混合後4色方式)を説明する。
図2では、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表す。ここで言う「混合後4色方式の4画素混合方法」とは、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22に対して、それぞれ異なる画素混合演算を適用する画素混合方法である。
まず、混合後4色方式の4画素混合方法における画素混合演算は、下記数1によって定義される。
Figure 0005039966
ここで、数1で表す連立方程式を「画素混合演算方程式」と呼ぶ。また、cijは画素混合重みを表す実数である。以下、cijを画素混合重みと称する。具体的に、c11は画素G11に対する画素混合重みで、c12は画素R12に対する画素混合重みで、c21は画素B21に対する画素混合重みで、c22は画素G22に対する画素混合重みで、c13は画素G13に対する画素混合重みで、c14は画素R14に対する画素混合重みで、c23は画素B23に対する画素混合重みで、c24は画素G24に対する画素混合重みで、c31は画素G31に対する画素混合重みで、c32は画素R32に対する画素混合重みで、c41は画素B41に対する画素混合重みで、c42は画素G42に対する画素混合重みで、c33は画素G33に対する画素混合重みで、c34は画素R34に対する画素混合重みで、c43は画素B43に対する画素混合重みで、c44は画素G44に対する画素混合重みである。
ここで、上記数1に対して、色に関する情報のみに着目することにより、色空間の変換として、下記数2で表す関係が得られる。
Figure 0005039966
このとき、係数aijと画素混合重みcijとの間には、下記数3で表す関係が成立する。つまり、aijは画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数である。
Figure 0005039966
ここで、下記数4によって定義される行列Aを、「色変換行列」と呼ぶ。
Figure 0005039966
画素混合重みの設計手順にも述べたように、上記数4で表す色変換行列Aは、画素混合重みcijを設計する際に利用される。色変換行列Aの条件数cond(A)は、下記数5によって定義される。
Figure 0005039966
ここで、Aは色変換行列Aの転置行列を表す。
数5で表す条件数cond(A)は、その値が小さいほど、変換が安定であることを示す。ちなみに、色変換行列Aの条件数cond(A)の最小値は1である。
混合後4色方式の4画素混合方法の場合、混合後色空間から所望の色空間(本実施例では、RGB色空間)への変換は、下記数6に基づいて行われる。
Figure 0005039966
ここで、(AA)−1はAAの逆行列を表す。

実施例2<4画素混合方法(混合後3色方式)>
次に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に本発明を適用した4画素混合方法(混合後3色方式)を説明する。
ここで言う「混合後3色方式の4画素混合方法」とは、図2のMa 11,Mb 12,Mc 21,Md 22に対して、Ma 11とMd 22または、Mb 12とMc 21が同色となるような画素混合方法である。
混合後3色方式の4画素混合方法における画素混合演算は、下記数7で表す画素混合演算方程式に基づいて行われる。
なお、数7の画素混合演算方程式に係る「混合後3色方式の4画素混合方法」は、Ma 11とMd 22が同色となる画素混合方法を意味する。
Figure 0005039966
ただし、cijは画素混合重みである。
ここで、上記数7に対して、色に関する情報のみに着目することにより、色空間の変換として、下記数8で表す関係が得られる。
Figure 0005039966
このとき、係数aijと画素混合重みcijとの間には、下記数9で表す関係が成立する。
Figure 0005039966
ここで、混合後3色方式の4画素混合方法の場合、色変換行列Aは、下記数10によって定義される。
Figure 0005039966
上記数10で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は、画素混合重みcijを設計する際に利用され、下記数11によって定義される。
Figure 0005039966
ここで、Aは色変換行列Aの転置行列を表す。
混合後4色方式の4画素混合方法の場合と同様に、上記数11で表す条件数cond(A)は、その値が小さいほど変換が安定であることを示し、その最小値は1である。
混合後3色方式の4画素混合方法の場合、混合後色空間からRGB色空間への変換は、下記数12に基づいて行われる。
Figure 0005039966
ここで、A−1はAの逆行列を表す。
なお、混合後3色方式の4画素混合方法の場合には、画素混合重みcijを設計する際に使用される色変換行列Aの条件数cond(A)の代わりに、下記数13で表す行列Bの条件数を利用することもできる。
Figure 0005039966
実施例3<9画素混合方法(混合後4色方式)>
図3を参照しながら、ベイヤー配列を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に本発明を適用した9画素混合方法(混合後4色方式)を説明する。
図3では、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表す。ここで言う「混合後4色方式の9画素混合方法」とは、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22に対して、それぞれ異なる画素混合演算を適用する画素混合方法である。
本発明の画素混合方法を適用した9画素混合の場合も、本発明を適用した4画素混合の場合と同様に、画素混合演算方程式及び色変換行列を定義することができる。
まず、混合後4色方式の9画素混合方法における画素混合演算は、下記数14で表す画素混合演算方程式に基づいて行われる。
Figure 0005039966
ただし、cijは画素混合重みである。
ここで、上記数14に対して、色に関する情報のみに着目することにより、色空間の変換として、下記数15で表す関係が得られる。
Figure 0005039966
このとき、係数aijと画素混合重みcijとの間には、下記数16で表す関係が成立する。
Figure 0005039966
ここで、混合後4色方式の9画素混合方法の場合、色変換行列Aは、下記数17によって定義される。
Figure 0005039966
上記数17で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は、画素混合重みcijを設計する際に利用され、下記数18によって定義される。
Figure 0005039966
ここで、Aは色変換行列Aの転置行列を表す。
上記数18で表す条件数cond(A)は、その値が小さいほど変換が安定であることを示し、その最小値は1である。
混合後4色方式の9画素混合方法の場合、混合後色空間から所望の色空間(本実施例では、RGB色空間)への変換は、下記数19に基づいて行われる。
Figure 0005039966
ここで、(AA)−1はAAの逆行列を表す。

実施例4<9画素混合方法(混合後3色方式)>
次に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に本発明を適用した9画素混合方法(混合後3色方式)を説明する。
ここで言う「混合後3色方式の9画素混合方法」とは、図3のMa 11,Mb 12,Mc 21,Md 22に対して、Ma 11とMd 22または、Mb 12とMc 21が同色となるような画素混合方法である。
混合後3色方式の9画素混合方法における画素混合演算は、下記数20で表す画素混合演算方程式に基づいて行われる。
なお、数20の画素混合演算方程式に係る「混合後3色方式の94画素混合方法」は、Ma 11とMd 22が同色となる画素混合方法を意味する。
Figure 0005039966
ただし、cijは画素混合重みである。
ここで、上記数20に対して、色に関する情報のみに着目することにより、色空間の変換として、下記数21で表す関係が得られる。
Figure 0005039966
このとき、係数aijと画素混合重みcijとの間には、下記数22で表す関係が成立する。
Figure 0005039966
ここで、混合後3色方式の9画素混合方法の場合、色変換行列Aは、下記数23によって定義される。
Figure 0005039966
上記数23で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は、画素混合重みcijを設計する際に利用され、下記数24によって定義される。
Figure 0005039966
ここで、Aは色変換行列Aの転置行列を表す。
混合後4色方式の9画素混合方法の場合と同様に、上記数24で表す条件数cond(A)は、その値が小さいほど変換が安定であることを示し、その最小値は1である。
混合後3色方式の9画素混合方法の場合、混合後色空間からRGB色空間への変換は、下記数25に基づいて行われる。
Figure 0005039966
ここで、A−1はAの逆行列を表す。
なお、混合後3色方式の9画素混合方法の場合には、画素混合重みcijを設計する際に使用される色変換行列Aの条件数cond(A)の代わりに、下記数26で表す行列Bの条件数を利用することもできる。
Figure 0005039966
以上のように、本発明の画素混合方法を4画素混合(n=m=2)及び9画素混合(n=m=3)に適用した実施例について詳細に説明したが、以下、本発明の画素混合方法を4画素混合(n=m=2)と9画素混合(n=m=3)に適用する際に、高精細な画像が得られる、好適な画素混合重みと色変換行列の具体例を示す。
先ず、ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明を適用した4画素混合方法における好適な画素混合重みと色変換行列の具体例(全部で2つの例)を示す。

<1−1>混合後4色方式の4画素混合方法
図4に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後4色方式の4画素混合方法における好適な画素混合重みの一例を示し、図中の四角で示す混合前の画素内の上側の文字(例えば、G、R、B、)は混合前の画素の色を表し、その下側の数字は、その混合前の画素に対応する画素混合重みを表す。また、図4において、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は、画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字はその画素の位置を表す。
図4に示す画素混合重みに対応する画素混合演算方程式は、下記数27になる。
Figure 0005039966
図4に示す画素混合重みは、数式で表すと、下記数28で示す通りである。
Figure 0005039966
数28で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数29になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数29で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は2.0である。

<1−2>混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の4画素混合方法
図5に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式の4画素混合方法における好適な画素混合重みの一例を示し、図中の四角で示す混合前の画素内の上側の文字(例えば、G、R、B、)は混合前の画素の色を表し、その下側の数字は、その混合前の画素に対応する画素混合重みを表す。また、図5において、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は、画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字はその画素の位置を表す。
図5に示す画素混合重みに対応する画素混合演算方程式は、下記数30になる。
Figure 0005039966
図5に示す画素混合重みは、数式で表すと、下記数31で示す通りである。
Figure 0005039966
数31で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数32になる。
Figure 0005039966
また、数31で示す画素混合重みに基づいて生成された行列Bは、下記数33になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数33で表す行列Bの条件数は2.0である。

次に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明を適用した、混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法における好適な画素混合重みと色変換行列の具体例(全部で5つの例)を示す。

<2−1>具体例その1
図6に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法における好適な画素混合重みの一例を示し、図中の四角で示す混合前の画素内の上側の文字(例えば、G、R、B、)は混合前の画素の色を表し、その下側の数字は、その混合前の画素に対応する画素混合重みを表す。また、図6において、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は、画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字はその画素の位置を表す。
図6に示す画素混合重みに対応する画素混合演算方程式は、下記数34になる。
Figure 0005039966
図6に示す画素混合重みは、数式で表すと、下記数35で示す通りである。
Figure 0005039966
数35で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数36になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数36で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は2.66である。

<2−2>具体例その2
ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法における好適な画素混合演算方程式は、下記数37によって定義される。
Figure 0005039966
数37の画素混合演算方程式に対応する画素混合重みは、数式で表すと、下記数38で示す通りである。
Figure 0005039966
数38で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数39になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数39で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は1.93である。

<2−3>具体例その3
ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法における好適な画素混合演算方程式は、下記数40によって定義される。
Figure 0005039966
数40の画素混合演算方程式に対応する画素混合重みは、数式で表すと、下記数41で示す通りである。
Figure 0005039966
数41で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数42になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数42で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は1.93である。

<2−4>具体例その4
ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法における好適な画素混合演算方程式は、下記数43によって定義される。
Figure 0005039966
数43の画素混合演算方程式に対応する画素混合重みは、数式で表すと、下記数44で示す通りである。
Figure 0005039966
数44で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数45になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数45で表す色変換行列Aの条件数cond(A)は1.85である。

<2−5>具体例その5
図7に、ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法における好適な画素混合重みの一例を示し、図中の四角で示す混合前の画素内の上側の文字(例えば、G、R、B、)は混合前の画素の色を表し、その下側の数字は、その混合前の画素に対応する画素混合重みを表す。また、図7において、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は、画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字はその画素の位置を表す。
図7に示す画素混合重みに対応する画素混合演算方程式は、下記数46になる。
Figure 0005039966
図7に示す画素混合重みは、数式で表すと、下記数47で示す通りである。
Figure 0005039966
数47で示す画素混合重みに基づいて生成された色変換行列Aは、下記数48になる。
Figure 0005039966
また、数47で示す画素混合重みに基づいて生成された行列Bは、下記数49になる。
Figure 0005039966
ちなみに、数49で表す行列Bの条件数は1.84である。

図8に、本発明の画素混合方法を適用した9画素混合結果と、従来の同色画素混合法による混合結果を示す。図8では、9画素混合に対しては、カラー画像の再構成にはバイキュービック補間を利用した。また、従来の同色画素混合方法には、混合後の画素位置が不等間隔となる方法と、等間隔になる方法が存在するので、それぞれとの比較を行った。
具体的に、図8(A)は混合後の画素位置が不等間隔となる従来の同色画素混合法による混合結果を示し、図8(B)は混合後の画素位置が等間隔となる従来の同色画素混合法による混合結果を示す。
また、図8(C)は、<2−4>具体例その4で示した、本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法による混合結果を示す。そして、図8(D)は、<2−1>具体例その1で示した、本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式(MaとMdが同色の場合)の9画素混合方法による混合結果を示す。
図8から、本発明を適用した二つの9画素混合方法による混合結果ともに、従来の同色画素混合方法による混合結果に比べて、目視でも解像感が増していることがよく分かる。また、従来の同色画素混合方法による混合結果と比較すると、本発明の9画素混合方法による混合結果のPSNRの値が向上しているので、よって、定量的にも本発明の画素混合方法を用いれば高精細な画像が得られるといった効果を確認することができた。
本発明の画素混合方法において、画素混合重みの設計手順を示すフローチャートである。 ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した4画素混合方法(n=m=2)を説明するための模式図である。 ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した9画素混合方法(n=m=3)を説明するための模式図である。 ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後4色方式の4画素混合における好適な画素混合重みの一例を示す図である。 ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式の4画素混合における好適な画素混合重みの一例を示す図である。 ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式の9画素混合における好適な画素混合重みの一例を示す図である。 ベイヤー配列を有する固体撮像素子に本発明の画素混合方法を適用した混合後3色方式の9画素混合における好適な画素混合重みの他の例を示す図である。 本発明の画素混合方法を適用した9画素混合結果と、従来の同色画素混合法による混合結果を示す図である。

Claims (11)

  1. ベイヤー配列のカラーフィルタアレイ(CFA)を有し、且つ水平方向及び垂直方向に2次元状に配置された複数の画素を有する固体撮像素子を持つ撮像装置に適用され、前記固体撮像素子上の画素同士を混合する画素混合方法であって、
    空間的に隣接する前記画素同士に対して、画素混合演算方程式に基づいて画素混合演算を行う画素混合演算ステップと、
    混合後色空間の色の種類及び前記画素混合演算方程式に基づいて、色変換行列を生成する色変換行列生成ステップと、
    生成された色変換行列に基づいて、混合後色空間から所望の色空間へ変換する所望色空間変換ステップとを有することを特徴とする画素混合方法。
  2. 前記画素混合演算は、前記画素同士の各画素の画素値と、各画素に対応する好適な画素混合重みとを掛け合わせたものの加算であり、前記好適な画素混合重みは、前記色変換行列の条件数に基づいて決定され、
    前記色変換行列の条件数cond(A)は、次の数式によって算出され、
    Figure 0005039966
    ただし、Aは前記色変換行列を表し、また、Aは前記色変換行列Aの転置行列を表す請求項1に記載の画素混合方法。
  3. 前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=2画素、水平方向m=2画素で、画素混合演算後の色は4種類の場合に、要するに、混合後4色方式の4画素混合において、
    前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、
    前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
    Figure 0005039966
    混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
    Figure 0005039966
    ただし、(AA)−1はAAの逆行列を表す請求項2に記載の画素混合方法。
  4. 前記好適な画素混合重みは次の数式で表す値を有する請求項3に記載の画素混合方法。
    Figure 0005039966
  5. 前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=2画素、水平方向m=2画素で、画素混合演算後の色は3種類の場合に、要するに、混合後3色方式の4画素混合において、
    前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、
    前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
    Figure 0005039966
    混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
    Figure 0005039966
    ただし、A−1はAの逆行列を表す請求項2に記載の画素混合方法。
  6. 前記好適な画素混合重みは次の数式で表す値を有する請求項5に記載の画素混合方法。
    Figure 0005039966
  7. 前記好適な画素混合重みcijを決定する際に使用される前記色変換行列Aの条件数cond(A)の代わりに、次の数式で表す行列Bの条件数を用いる請求項5に記載の画素混合方法。
    Figure 0005039966
  8. 前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=3画素、水平方向m=3画素で、画素混合演算後の色は4種類の場合に、要するに、混合後4色方式の9画素混合において、
    前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、

    Figure 0005039966
    ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Md 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、
    前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
    Figure 0005039966
    混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
    Figure 0005039966
    ただし、(AA)−1はAAの逆行列を表す請求項2に記載の画素混合方法。
  9. 前記画素混合演算に利用される画素数は、垂直方向n=3画素、水平方向m=3画素で、画素混合演算後の色は3種類の場合に、要するに、混合後3色方式の9画素混合において、
    前記画素混合演算方程式は、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    ただし、Ma 11,Mb 12,Mc 21,Ma 22は画素混合後の画素の色を表し、下付の二桁の数字は画素の位置を表し、また、cijを実数値を有する前記好適な画素混合重みを表し、
    前記色変換行列Aは、次の数式によって定義され、
    Figure 0005039966
    aijは前記好適な画素混合重みcijによって定められる実数値を有する係数で、aijと前記好適な画素混合重みcijとの間には、下記の数式で表す関係が成立し、
    Figure 0005039966
    混合後色空間からRGB色空間への変換は、次の数式に基づいて行われ、
    Figure 0005039966
    ただし、A−1はAの逆行列を表す請求項2に記載の画素混合方法。
  10. 前記好適な画素混合重みは、次の5つの数式で表す5通りの値の何れか1つを有する請求項9に記載の画素混合方法。
    数式その1:
    Figure 0005039966
    数式その2:
    Figure 0005039966
    数式その3:
    Figure 0005039966
    数式その4:
    Figure 0005039966
    数式その5:
    Figure 0005039966
  11. 前記好適な画素混合重みcijを決定する際に使用される前記色変換行列Aの条件数cond(A)の代わりに、次の数式で表す行列Bの条件数を用いる請求項9に記載の画素混合方法。
    Figure 0005039966
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