JP5039304B2 - ボイラ用架構の構築方法 - Google Patents

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Description

本発明はボイラ用架構の構築方法に係り、特に火力発電用大型ボイラの建設に好適なボイラ用架構の構築方法に関する。
火力発電用大型ボイラの架構は高さが60〜100mに達する巨大構造物である。このようなボイラ用架構の構築方法としては、鉄骨支柱と大梁とによって全体の骨組みを完成させた後に、ブレース、中梁、小梁、根太、グレーチング、手摺などの単品部材を個々に高揚程のクレーンにより各階に吊り上げ搬送し、所定位置に取り付ける方法が一般に行われている。しかしながら、このようなシリーズ式の建設手順は高所作業の比率が高くなり、また、単品部材の頻繁なクレーン搬送に多大な手間と時間がかかる。このため、作業効率が低くなり、建造コストの高騰と工期の長期化を招く。
このため、近年では建造コストの低減と工期の短縮を目的として、ボイラ用架構の構築にブロック工法を採用する気運が高まっている。特許文献1にはブロック工法の一例が開示されている。このブロック工法では柱、大梁、ブレース、中梁、小梁、根太、グレーチング、手摺などを所定区画単位に内作工場などで組立ててブロック化し、これらのブロックを建設現場においてクレーンで吊り上げながら積み上げていく。
このような、ブロック工法によればブロックの組立を作業環境のよい地上の内作工場で行うことができる。また、ブロックを低層階から高層階の順に製作することによって、ブロックの組立と建設現場でのブロック積み上げ工事とを併行して実施できるので、工期の大幅な短縮を図ることができる。
特許第2932818号公報
しかしながら、従来のブロック工法では現地工事においてブロックの吊り上げ、搬送のための高揚程のクレーンが必要となり、また、クレーンの能力によってブロックの重量や寸法が大きく制限されるという問題点がある。また、強風時や降雪時のクレーン作業は危険であり、悪天候によって作業中止を余儀なくされる事態がしばしば発生する。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を改善し、高揚程のクレーンの使用を必要最小限とし、ブロックの重量や寸法の制限が少なく、かつ、悪天候でも作業性がさほど低下しないボイラ用架構の構築方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るボイラ用架構の構築方法は、先行して立設した複数の鉄骨支柱の途中階に上層階のフロアユニットを仮固定し、前記鉄骨支柱の頂部相互を梁によって連結するとともに、前記仮固定した上層階のフロアユニットに下層階のフロアユニットを地上側で連結して複数階層のフロアユニットを形成した後に、前記仮固定を解除し、該複数階層のフロアユニットを上昇移動させて、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付けることを上層階側から下層階側に向けて繰り返して架構の構築をなすことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るボイラ用架構の構築方法は、ボイラ用架構を形成する複数の鉄骨支柱を頂部高さまで建て込みつつ、その途中階に最上階フロアユニットを仮固定するとともに、前記複数の鉄骨支柱の頂部相互を梁によって連結した頂部エリアにジャッキを装備する第1工程と、前記ジャッキから吊り下ろした牽引手段に前記最上階フロアユニットよりも下層階のフロアユニットを接続してジャッキアップしつつ、複数階層のフロアユニットを地上側で連結する第2工程と、前記第2工程で連結した複数階層のフロアユニットを前記ジャッキによって吊り上げて前記最上階フロアユニットに連結する第3工程と、前記複数階層のフロアユニットの内、下層階側のフロアユニットを前記複数の鉄骨柱の途中階に仮固定した後に、該下層階側のフロアユニットを前記複数階層のフロアユニットから切り離す第4工程と、前記最上階フロアユニットの仮固定を解除した後に、当該最上階フロアユニットと下層階フロアユニットとが連結した複数階層のフロアユニットをジャッキアップして、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付ける第5工程と、を含むことを特徴とする。
前記ジャッキはセンターホール式のジャッキであることが望ましい。
本発明の方法では、複数の鉄骨支柱の途中階にフロアユニットを仮固定して鉄骨架構としての強度を十分に確保した状態で、荷重の大きな複数階層のフロアユニットをまとめてジャッキなどによって吊り上げた後に、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付けることができる。また、請求項2に係る方法では、第2工程において複数階層のフロアユニットを地上側で連結するので高所作業を著しく低減できる。
このため、本発明の方法によれば、高揚程のクレーンの使用を必要最小限にとどめて、予め内作した各フロアユニットを順次、それぞれの設定階に効率よく安全に取り付けることができる。また、第2工程以降は高揚程のクレーンを使用する必要がないので、ブロックとしてのフロアユニットの重量や寸法の制限が少なく、かつ、悪天候でも作業性がさほど低下しないボイラ用架構の構築方法を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は石炭焚きボイラ用架構の概略構成を例示した平面図、図2は同じくその側面図である。
架構10はボイラ火炉壁Xやケージ壁Yなどが配置される中央部12、コールバンカZなどが配置される前部14、空気予熱器などが配置される後部16、小機器や配管が配置され中央部12に配置された機器の操作保守エリアともなる側部18とによって構成される。
上記構成の架構10の内、特に側部18が本発明に係るボイラ用架構の構築方法の好適な対象エリアとされる。この側部18は例えば高さHが75m、階数は9階に達する。図1に示した4区画の側部18に対して、本発明に係るボイラ用架構の構築方法を各区画別に適用することができる。以下、1区画分の側部18について本発明に係るボイラ用架構の構築方法を適用する場合を説明する。
図3は1区画分の側部18の完成状態を示した概略斜視図である。地上フロア22から立設させた4本の鉄骨支柱20に対して、2階フロアユニットFから最上階である9階フロアユニットFまでの各フロアユニットがそれぞれの設定階に取り付けられている。4本の鉄骨支柱20の頂部は相互を大梁34、34によって連結されて頂部エリア36を形成している。
図4は側部18を構築するための第1工程を示した側面図である。まず、地上フロア22から鉄骨支柱20を建て込んでいく。鉄骨支柱20には各フロアユニットF〜Fをそれぞれの設定高さに固定するためのブラケットB〜Bを取り付けておく。図4(1)に示したように鉄骨支柱20の建て込みが中間高さの途中階に達した段階で、予め内作工場で組立てておいた最上階である9階フロアユニットFを7階用のブラケットBに仮固定する。
図5は9階フロアユニットFの斜視図である。図示のように9階フロアユニットFは各鉄骨支柱20を連結する大梁24を4辺に備えている。これらの大梁24に囲われた区画内に中梁、小梁、根太、グレーチングを取り付けてフロア26を形成し、必要位置には手摺28を備えている。また、必要に応じて階段(図示せず)やダクトや配管などを配置させるための開口部30を備える。さらに、当該9階フロアユニットFの上下に配置される小機器やダクト、配管類を予め組立ておくことも可能である。
長辺側の大梁24には当該9階フロアユニットFをクレーンや後述のジャッキ38によって吊り上げるための吊り部32が外側に張り出して取り付けられている。したがって、図4(1)に示したように9階フロアユニットFを途中階に仮固定する場合には、クレーンから垂下させた吊り索を吊り部32に係合した後、9階フロアユニットFをブラケットBの位置まで吊り上げ搬送する。そして、9階フロアユニットFの各コーナをブラケットBに仮固定する。この9階フロアユニットFの仮固定によって、4本の鉄骨支柱20が中間高さ位置で連結され、鉄骨架構としての強度が飛躍的に向上する。
後述する各階のフロアユニットF〜Fも9階フロアユニットFと同様な構成であり、フロア26、手摺28、吊り部32、配管などを内作工場で組立てた後に、順次建設現場に運び込まれる。
第1工程では図4(1)に示した状態から、さらに、各鉄骨支柱20の建て方を進め、図4(2)に示したように頂部高さまで建て込む。次に、各鉄骨支柱20の頂部相互を大梁34によって連結して、頂部エリア36を形成する。そして、頂部エリア36にジャッキ38を装備する。
図6はジャッキ38の装備状況を示す斜視図である。頂部エリア36の外側に張り出して4箇所のジャッキベース40を取り付け、各ジャッキベース40にセンタホ―ル式のジャッキ38を搭載する。センタホ―ル式のジャッキ38は1ストローク又は数ストロークに相当する長さ数十cmの単位ロッドをネジ連結することによって牽引手段としての吊りロッド42を形成し、ジャッキ38中央の貫通孔に通した吊りロッド42を油圧作動機構によって1ストロークづつ昇降させる構造のジャッキである。単位ロッドの連結数を任意に選択し、長尺の吊りロッド42を形成することが可能なので、高揚程のジャッキ手段として特に有用である。このジャッキ38から垂下させた吊りロッド42を前記フロアユニットF〜Fの各吊り部32に係合することによって、各フロアユニットF〜Fをジャッキアップすることができる。
図7は本実施形態の第2工程を示した側面図である。なお、この図7及び後掲の図8〜図11においては、便宜上、ブラケットB〜Bの一部を省略して図示する。この第2工程では、まず、図7(1)に示したように地上フロア22においてジャッキ38から吊り下ろした吊りロッド42に8階フロアユニットFを接続する。次に、図7(2)に示したように8階フロアユニットFをジャッキ38によって一階分だけジャッキアップした後に、連結手段44を用いて8階フロアユニットFの下方に7階フロアユニットFを地上フロア22において連結する。次に、図7(3)に示したように8階フロアユニットFと7階フロアユニットFとが連結した2階層のフロアユニットをジャッキ38によって更に一階分だけジャッキアップした後に、連結手段44Aによって7階フロアユニットFの下方に6階フロアユニットFを地上フロア22において連結する。この結果、8階フロアユニットFと7階フロアユニットFと6階フロアユニットFとが3階層に連結される。
図8は本実施形態の第3工程と第4工程を示した側面図である。第3工程では、図8(1)に示したように第2工程で連結した複数階層のフロアユニットをジャッキ38によって吊り上げた後、先にブラケットBに仮固定しておいた9階フロアユニットFに対して連結手段44Bによって8階フロアユニットFを連結する。第4工程では、図8(2)に示したように複数階層のフロアユニットの内、下層階側の6階フロアユニットFのみを中間高さ位置にあるブラケットBに仮固定した後、連結手段44Aを取り外すことによって、当該6階フロアユニットFを7階フロアユニットFから切り離す。
図9は本実施形態の第5工程を示した側面図である。まず、図9(1)に示したように、ブラケットBに対する9階フロアユニットFの仮固定を解除する。その結果、フロアユニットFの荷重はブラケットB側から吊りロッド42側に移行する。前記第4工程で中間高さ位置にあるブラケットBに6階フロアユニットFを仮固定してあるため、4本の鉄骨支柱20が6階フロアユニットFを介して連結され、鉄骨架構としての強度が保証される。
次に、図9(2)に示したようにフロアユニットF、F、Fからなる複数階層のフロアユニットをまとめてジャッキアップした後に、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付ける。フロアユニットF、F、Fを各階に固定することによって、鉄骨架構としての強度はより一層、向上する。
したがって、第5工程以降の下層階側フロアユニットの取り付けは、比較的自由な手順で実施することができる。図10と図11はその後の第6工程と第7工程の一例を示した側面図である。第6工程では、図10(1)に示したように、吊りロッド42の接続点を9階フロアユニットFから6階フロアユニットFに吊り替えた後に、ブラケットBに対する6階フロアユニットFの仮固定を解除する。次に、図10(2)に示したように、6階フロアユニットFをジャッキアップした後に、設定階であるブラケットBに固定する。
第7工程では、前記した第2工程と同様な方法で、ジャッキ38から吊り下ろした吊りロッド42に5階フロアユニットFを接続してジャッキアップしつつ、4階フロアユニットF以下のフロアユニットを順々に地上フロア22において連結する。この結果、図11(1)に示したように、5階フロアユニットF、4階フロアユニットF、3階フロアユニットF、2階フロアユニットFが4階層に連結された、複数階層のフロアユニットが形成される。
次に、図11(2)に示したように、この複数階層のフロアユニットをまとめてジャッキ38によって吊り上げた後に、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付ける。複数階層のフロアユニットを形成する際に用いた連結手段44、48などは各フロアユニットを取り付けた後に取り外すことができるが、そのまま架構の一部として残すように設計してもよい。また、適当な時期に各フロアユニット間にブレース50を取り付けて、架構強度を向上する。その後、ジャッキ38や図5に示した各フロアユニットの吊り部32、図6に示したジャッキベース40などを取り外して側部18に関する一連の構築作業が完了する。他区画の側部18についても同様の方法で構築を進める。
上述のとおり、本実施形態のボイラ用架構の構築方法によれば、第2工程において地上側で連結した複数階層のフロアユニットF〜Fをまとめてジャッキ38によって吊り上げた後に、第3〜第5工程を経て各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付ける。同様に、地上側で連結した複数階層のフロアユニットF〜Fをまとめてジャッキ38によって吊り上げた後に、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付ける。このため、予め作業環境のよい地上工場で内作した各フロアユニットを順次、それぞれの設定階に効率よく取り付けることができる。また、第2工程以降では高揚程のクレーンを使用する必要がないので、ブロックとしてのフロアユニットF〜Fの重量や寸法の制限が少なく、かつ、悪天候でも作業性がさほど低下しないボイラ用架構の構築方法を実現することができる。
また、第1工程や第4工程において、鉄骨支柱20の途中階にフロアユニットF又はフロアユニットFを仮固定し、鉄骨架構としての強度を十分に確保した状態で、荷重の大きな複数階層のフロアユニットのジャッキアップを行うようにした。このため、安全で効率のよいボイラ用架構の構築方法を実現することができる。
なお、前記実施形態では鉄骨支柱20の途中階に仮固定するフロアユニットとして、フロアユニットF又はフロアユニットFが1階分のみの場合を説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、仮固定するフロアユニットを必要に応じて複数階分を仮固定しながら、構築を進める方法も含む。
また、上記実施形態ではボイラ架構の全体構成の内、側部18を構築する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ボイラ架構の全体構成に対して任意に適用することができる。
石炭焚きボイラ用架構の概略構成を例示した平面図である。 石炭焚きボイラ用架構の概略構成を例示した側面図である。 1区画分の側部18の完成状態を示した概略斜視図である。 側部18を構築するための本実施形態の第1工程を示した側面図である。 9階フロアユニットFの斜視図である。 ジャッキ38の装備状況を示す斜視図である。 本実施形態の第2工程を示した側面図である。 本実施形態の第3工程と第4工程を示した側面図である。 本実施形態の第5工程と第6工程を示した側面図である。 本実施形態の第7工程を例示した側面図である。 本実施形態の第8工程を例示した側面図である。
符号の説明
10………架構、12………中央部、14………前部、16………後部、18………側部、20………鉄骨支柱、22………地上フロア、24………大梁、26………フロア、28………手摺、30………開口部、32………吊り部、34………大梁、36………頂部エリア、38………ジャッキ、40………ジャッキベース、42………吊りロッド、44,44A,44B、48………連結手段、50………ブレース、B〜B………ブラケット、F〜F………フロアユニット。

Claims (3)

  1. 先行して立設した複数の鉄骨支柱の途中階に上層階のフロアユニットを仮固定し、前記鉄骨支柱の頂部相互を梁によって連結するとともに、前記仮固定した上層階のフロアユニットに下層階のフロアユニットを地上側で連結して複数階層のフロアユニットを形成した後に、前記仮固定を解除し、該複数階層のフロアユニットを上昇移動させて、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付けることを上層階側から下層階側に向けて繰り返して架構の構築をなすことを特徴とするボイラ用架構の構築方法。
  2. ボイラ用架構を形成する複数の鉄骨支柱を頂部高さまで建て込みつつ、その途中階に最上階フロアユニットを仮固定するとともに、前記複数の鉄骨支柱の頂部相互を梁によって連結した頂部エリアにジャッキを装備する第1工程と、
    前記ジャッキから吊り下ろした牽引手段に前記最上階フロアユニットよりも下層階のフロアユニットを接続してジャッキアップしつつ、複数階層のフロアユニットを地上側で連結する第2工程と、
    前記第2工程で連結した複数階層のフロアユニットを前記ジャッキによって吊り上げて前記最上階フロアユニットに連結する第3工程と、
    前記複数階層のフロアユニットの内、下層階側のフロアユニットを前記複数の鉄骨柱の途中階に仮固定した後に、該下層階側のフロアユニットを前記複数階層のフロアユニットから切り離す第4工程と、
    前記最上階フロアユニットの仮固定を解除した後に、当該最上階フロアユニットと下層階フロアユニットとが連結した複数階層のフロアユニットをジャッキアップして、各フロアユニットをそれぞれの設定階に取り付ける第5工程と、
    を含むことを特徴とするボイラ用架構の構築方法。
  3. 前記ジャッキがセンターホール式のジャッキであることを特徴とする請求項2に記載のボイラ用架構の構築方法。
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