JP5038380B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技領域と遊技領域の周囲の非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、製造番号等の遊技機情報を記載したラベルが貼付されるパチンコ遊技機に関する。
従来、製造番号等の遊技機情報を記載したラベルは、非遊技領域に貼付されていた。このラベルは、遊技盤の前面枠の小窓から見えるように、遊技盤右下の非遊技領域に、貼付されたり、受け皿の下部ユニットの小窓から見えるように、遊技盤右下の非遊技領域に、貼付される場合があった(例えば、特許文献1,2参照)。さらに、正面から目視できるように、ガイドレールの右外側の非遊技領域に、貼付されたり、あるいは、ガラス枠の小窓から見えるように、遊技盤の左右の上隅や右下隅の非遊技領域に、ラベルが貼付されるものもあった(例えば、特許文献3,4参照)。
特開2009−219939号公報 特開2007−312815号公報 特開2005−329029号公報 特開2002−085757号公報
しかし、従来のパチンコ遊技機では、遊技領域の周囲の非遊技領域に、ラベルが貼付される構成であり、その貼付スペースの確保のために、逆に、遊技領域を狭めることになっていた。また、前面枠や下部ユニット等の小窓からラベルを見る構造では、小窓の開口位置自体が、ラベルから前方に離れており、ラベルの見易さの点で、課題があった。さらに、現在、液晶表示部が拡大される傾向にあって、一層、遊技領域を小さくしてしまう要因が発生していた。
そのため、前方側から容易に目視できるようにラベルを貼付する構成としても、遊技領域を広く確保できるパチンコ遊技機が要望されていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、前方側から容易に目視できるように、遊技機情報を記載したラベルを貼付する構成としても、遊技領域を広く確保できるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技領域と遊技領域の周囲の非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、遊技機情報を記載したラベルが貼付されるパチンコ遊技機であって、
ラベルが、遊技機の前方側から目視可能として、少なくとも一部を、遊技領域に対して前後方向に沿った前方側で重なる位置に配置させて、配設されていることを特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機では、ラベルが、少なくとも一部を、遊技領域の前方側に配置させており、遊技球の転動する遊技領域を狭めることなく、ラベルを配置できる。すなわち、遊技領域を狭めるような、遊技盤の非遊技領域側にラベルの貼付領域を広く確保しなくともよいことから、遊技領域の面積を狭めることなく、ラベルを配置できる。また、本発明に係るパチンコ遊技機では、遊技機のガラス扉のガラス等の透明材を介在させて、ラベルを遊技機の前方側から目視可能に構成されており、ラベルの一部が遊技領域側に配置されて、ラベルの残部が非遊技領域側に配置されても、その非遊技領域は、遊技領域に隣接して接近しており、ラベル全体を、前方側から容易に目視できる。
なお、ラベルとしては、製造番号や製造会社名等の遊技機情報を記載したもの、スペック(大当たり確率)等の遊技機情報を記載したもの、版権等の遊技機情報を記載したもの、賞球数等の遊技機情報を記載したもの等を、例示できる。
そして、本発明に係るパチンコ遊技機では、ラベルの後方側に、遊技領域と非遊技領域とを区画するとともに、遊技球と摺接して遊技球を遊技領域内に留める区画壁面を配設し、この区画壁面を、区画壁面と摺動する遊技球の少なくとも一部を、ラベルの配設エリアから露出させて、前方側から目視可能とする位置に、配設すれば、遊技球が、区画壁面に案内されて、全体をラベルに隠されることなく遊技領域を転動することができる。
また、本発明に係るパチンコ遊技機では、ラベルの後面側には、ラベルのめくれ、擦れ等の防止のために、通過スペースを通過する遊技球との直接接触を防止する保護層を、配設することが望ましい。
さらに、本発明に係るパチンコ遊技機では、前面側にラベルを貼付する貼付台部と、区画壁面と、を有したラベル組付体、を利用し、このラベル組付体の貼付台部に対して、ラベルを貼付した状態で、ラベル組付体ごと、遊技盤に対して、取着可能に構成することが望ましい。このような構成では、ラベル組付体に、予め、ラベルを貼付させておき、パチンコホールにおいて、ラベル以外の部位が完成しているパチンコ遊技機に対し、後付けとして、簡単に、ラベル組付体ごと、ラベルを取り付けることができる。そのため、例えば、工場から出荷したパチンコ遊技機が輸送中に故障しても、容易に、現場において、適正機種に対し、ラベル組付体ごと、対応するラベルを貼付(配設)することができる。勿論、ラベル組付体には、区画壁面が配設されており、遊技領域側と非遊技領域側とに跨る貼付領域にラベルを後付けで配設することとしても、遊技球は、区画壁面に案内されて、全体をラベルや貼付台部に隠されることなく遊技領域を通過することができる。
本発明に係るパチンコ遊技機では、前方側から容易に目視できるように、遊技機情報を記載したラベルを貼付する構成としても、遊技領域を広く確保することができる。
本発明に係る一実施形態のパチンコ遊技機の概略正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機のラベル付近を示す概略部分拡大正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機のラベル付近の概略縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態のパチンコ遊技機のラベル付近を示す概略部分分解斜視図である。
(実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のパチンコ遊技機(以下、単に遊技機と略す)1は、図1に示すように、外枠(機枠)2に、遊技盤12を設けた中枠(内枠)11と、中枠11の前面側に位置してガラス扉4を設けたガラス枠ユニット(前面扉ユニット)3と、を、開き可能に取り付けて構成されている。ガラス枠ユニット3には、下部側に、球受け部6を設けた皿ユニット部5が設けられている。皿ユニット部5には、遊技球を遊技盤12の遊技領域17に打ち出すために操作するハンドル7や皿球抜きボタン8、通路球抜きボタン9、演出ボタン10が配設されている。
遊技盤12は、外側レール13や内側レール14、あるいは、右縁側の区画壁面15、に囲まれて遊技球が転動する遊技領域17と、遊技領域17の周囲の遊技球の転動しない非遊技領域18と、を備えて構成されている。遊技領域17の中央部には、センター装飾部材20が配設され、センター装飾部材20の内側に、画像表示器21の表示画面21aが配設されている。
遊技領域17のセンター装飾部材20の周囲には、図示しない釘、風車23、普通入賞口24、賞球の無い入賞口(ゲート)25、第1始動口26、第2始動口(電動チューリップ)27、大入賞口(アタッカー)28、アウト口29等の公知の部材が配設されて、ハンドル7を操作し、遊技球を外側レール13と内側レール14との間から遊技領域17に打ち出せば、遊技球は、普通入賞口24、ゲート25、第1始動口26、第2始動口27、大入賞口28、アウト口29のいずれかに入球する。そして、遊技球が、普通入賞口24、第1始動口26、開放時の第2始動口27や大入賞口28に入賞すれば、所定数の遊技球を獲得でき、ゲート25を通過すれば、抽選により第2始動口27を所定時間若しくは所定回数開放させることとなる。また、遊技球が、第1始動口26や開放時の第2始動口27に入賞すれば、抽選により、大当たり、中当たり、小当たり等の当たりや外れが決定され、当たりとなれば、大入賞口28を、その当たりに応じて開放時間、開放回数、入賞個数等を制限して、開放することとなる。これらの作動や遊技フローは、公知のものであり、遊技盤12の背面側(後面側)に配置された図示しないメイン制御基板が、入賞時のセンシングに基づき、各種の作動信号を出力し、そして、メイン制御基板からの当たりや外れ等の抽選結果に基づいて、図示しないサブ制御基板が、所定数の遊技球を払い出したり、所定のランプ38やスピーカ39等を作動させつつ、所定の演出を画像表示器21に表示することとなる。
また、非遊技領域18における遊技盤12の右下隅には、図柄表示エリア30が設けられている。図柄表示エリア30には、図2に示すように、第1始動口26への入賞を契機に画像表示器21による装飾図柄の変動表示と同期して第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器31、第2始動口27への入賞を契機に画像表示器21による装飾図柄の変動表示と同期して第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器32、第1始動口26へ入賞した遊技球Bの保留球数を最大4個まで表示する第1特別図柄保留ランプ33、第2始動口27へ入賞した遊技球Bの保留球数を最大4個まで表示する第2特別図柄保留ランプ34、遊技球Bがゲート25を通過したことを契機に普通図柄を変動表示する普通図柄表示器35、ゲート25を通過した遊技球Bの保留球数を最大4個まで表示する普通図柄保留ランプ36、が配設されている。
そして、実施形態の遊技機1では、図1,2に示すように、遊技盤12の図柄表示エリア30の上方における遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨るエリアを、ラベル43を配設する貼付領域41としている。さらに、この貼付領域41のラベル43は、遊技球Bの転動する遊技領域17に対し、前後方向に沿った前方側で重なるように、配設されている。実施形態の場合、この貼付領域41には、ラベル43を貼付した状態で遊技盤12に取着されたラベル組付体48が、配設されている。
なお、実施形態の遊技機1では、ガラス扉4におけるガラス4bを保持した枠本体4aが、貼付領域41の前方側において、ガラス4bの露出エリアを広げるように、右方側に凹む凹部4aaを備えている。そのため、実施形態の場合、凹部4aaの開口を含めた凹部4aa付近をガラス扉4の透視部位4cとして、貼付領域41のラベル43は、透視部位4cのガラス4bを介在させて、遊技盤12の前方側から目視されることとなる。
ラベル43は、図2,4に示すように、正面側(前面側)に、製造番号44a、組合証45a、製造会社名46a等の遊技機情報を記載して構成されている。そして、実施形態の場合、製造番号44aを記載した製造番号表示欄44、製造会社名46aを記載した会社名表示欄46、及び、日本遊技機工業組合の組合証45aを記載した組合証表示欄45が、配設されている。実施形態の場合、このラベル43は、組合証45aが記載されていることから、証紙とも言う。また、製造番号表示欄44には、製造時期44bも記載され、さらに、会社名表示欄46には、適宜、新台か否かの記号も表示される。そして、製造番号表示欄44と会社名表示欄46とは、組合証表示欄45を間にした両端に配設されている。この証紙としてのラベル43では、少なくとも、製造番号44aが、遊技機1の一台ごとに相違することとなって、製造番号表示欄44の記載が、最も、重要となる。なお、このラベル43の記載内容としては、組合証45aがラベル43毎に同じであることから、製造会社名46aを記載する会社名表示欄46が、製造番号表示欄44についで、ラベル43毎の識別機能として、重要となる。
そして、このラベル43は、裏面側に塗布された粘着剤により、貼付台部50の前面の貼付面51aに貼付されている(図3参照)。さらに、実施形態の場合には、ラベル43は、製造番号表示欄44と会社名表示欄46とを左右方向に沿って配置させるとともに、製造番号表示欄44を、遊技領域17内の左縁側に配置させるように、横向きに配設されている。
ラベル組付体(実施形態の場合、証紙組付体とも言える)48は、図2〜4に示すように、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネイト、アクリル等の合成樹脂から形成されて、実施形態の場合、取着ベース部49と貼付台部50との二部品から構成されている。なお、実施形態の場合、取着ベース部49と貼付台部50とは、不透明な合成樹脂材料等から形成されている。
そして、取着ベース部49は、若干前方へ突出しつつ遊技盤12の前面12aと連なるような縦長の略長方形板状として、前面側に貼付台部50の支持板部52を当てて載せる載置面49aを備え、載置面49aの外周縁には、支持板部52の外周を囲むように、リブ49bが前方側に突設されている。また、取着ベース部49の上下のリブ49b付近には、支持板部52を取り付ける係止孔49c,49dが、前後方向に貫通されている。
取着ベース部49の背面側(後面側)には、取着手段47としての棒状の取着片47aが、上下に離れて、後方側に突設されて配設されている。取着手段47は、これらの取着片47aと、遊技盤12に設けられて前後方向に貫通する取着孔47cと、から構成されている。取着片47aには、取着孔47cに嵌挿された際に、取着孔47cの内周面に係止されて抜け止めを図る複数の円盤状の係止リップ部47bが、配設されている。
貼付台部50は、前面側をラベル43の貼付用の貼付面51aとする縦長の略長方形板状の台本体部51、取着ベース部49に係止される支持板部52、及び、台本体部51と支持板部52とを連結する連結部53、を備えて構成されている。
台本体部51は、ガラス扉4の透視部位4cの後方で、かつ、遊技球Bの通過スペースS(遊技領域17)の前方側に配置されている。
支持板部52は、前面52aを遊技球Bの通過スペースS(遊技領域17)の後方側に配設させている。支持板部52の後面側には、取着ベース部49の上下の係止孔49c,49dに挿入されて、取着ベース部49に係止される係止脚52b,52dが後方側に突設されている。係止脚52bは、取着ベース部49の上縁側の係止孔49cに挿入されて、取着ベース部49の後面側における係止孔49cの周縁に係止される係止鉤52cを備え、係止脚52dは、取着ベース部49の下縁側の係止孔49dに挿入されて、取着ベース部49の後面側における係止孔49dの周縁に係止される係止鉤52eを備えて構成されている。支持板部52は、各係止脚52b,52dを取着ベース部49に係止させて、載置面49aに載せれば、リブ49bに囲まれて、取着ベース部49に対する上下左右へのずれ移動や外れを、規制されることとなる。また、支持板部52が係止されて取着ベース部49に組み付けられれば、リブ49bの前端は、支持板部52の前面52aと略面一となる。
連結部53は、正面から見て略J字形に曲がる帯板状に形成され、遊技領域17と非遊技領域18とを区画するとともに、遊技球Bと摺接して遊技球Bを遊技領域17内に留める区画壁面53aを、曲がった弧面の内周側に配設させて、構成されている。実施形態の場合、区画壁面53aは、遊技盤12の右縁側における遊技領域17と非遊技領域18とを区画するように、外側レール13の内周面に連なる区画壁面15の一部を構成するもので、上端側から下方側にかけて、区画壁面15のアウト口29側の下部15a側に連なるように、湾曲して形成されている。そして、実施形態の場合、区画壁面53aは、区画壁面53aと摺動する遊技球Bの少なくとも一部を、ラベル43の配設エリア(貼付領域)41の台本体部51から露出させて、前方側から目視可能とする位置に、配設されている。詳しく述べれば、区画壁面53aを摺動する遊技球Bが、台本体部51の左側の周縁における上縁51b若しくは左縁51cから目視できるように、区画壁面53aの曲率、区画壁面53aにおける台本体部51の上縁51bや左縁51cからの距離等が、設定されている。ちなみに、実施形態の場合、区画壁面53aを上方から摺動する遊技球Bが、区画壁面53aの上端付近では、台本体部51の上縁51bから露出し、上縁51bの下方に隠れるように流下すれば、台本体部51の左縁51cから露出するように、区画壁面53aが設定されている。
そして、このラベル組付体48では、まず、貼付台部50における台本体部51の貼付面51aにラベル43を貼付させる。その後、支持板部52の係止鉤52eを係止孔49dの下縁側の後面周縁に当てるように、係止脚52dを係止孔49dに挿入させ、さらに、支持板部52の係止鉤52c側を撓ませつつ係止脚52bを係止孔49cに挿入させて、係止鉤52cを係止孔49cの上縁側の後面周縁に係止させつつ、支持板部52を、取着ベース部49の載置面49aに当てて、支持板部52を取着ベース部49に取り付ければ、ラベル組付体48の組み付けが、完了することとなる。
その後、取着手段47としての取着ベース部49の各取着片47aを、遊技盤12の取着孔47cに挿入させて、取着孔47cの内周面に取着片47aの係止リップ部47bを撓ませて係止させれば、ラベル組付体48が遊技盤12に取着されて、ラベル43を貼付領域41に配置させることができる。
そして、実施形態の場合、遊技機1に貼付されたラベル43は、組合証表示欄45の左縁付近が区画壁面53aの前方側に配設されて、製造番号表示欄44が、区画壁面53aの左方側の遊技領域17側に、会社名表示欄46が、区画壁面53aの右方側の非遊技領域18側に、それぞれ、配設されている。
(実施形態の作用・効果)
(1)
以上のように、実施形態の遊技機1では、ラベル43が、少なくとも一部の製造番号表示欄44を、遊技領域17の前方側に配置させており、遊技球Bの転動する遊技領域17を狭めることなく、ラベル43を配置できる。すなわち、遊技領域17を狭めるような、遊技盤12の非遊技領域18側にラベル43の貼付領域41を広く確保しなくともよいことから、遊技領域17の面積を狭めることなく、ラベル43を配置できる。また、実施形態の遊技機1では、遊技機1のガラス扉4のガラス4bを介在させて、ラベル43を遊技機1の前方側から目視可能に構成されており、ラベル43の一部の製造番号表示欄44側が遊技領域17側に配置されて、ラベル43の残部の会社名表示欄46が非遊技領域18側に配置されても、その非遊技領域18は、遊技領域17に隣接して接近しており、ラベル43全体を、前方側から容易に目視できる。
したがって、実施形態の遊技機1では、前方側から容易に目視できるように、遊技機情報を記載したラベル43を貼付する構成としても、遊技領域17を広く確保することができる。
(2)
また、実施形態の遊技機1では、ラベル43の後方側に、遊技領域17と非遊技領域18とを区画するとともに、遊技球Bと摺接して遊技球Bを遊技領域17内に留める区画壁面53aが配設され、この区画壁面53aが、区画壁面53aと摺動する遊技球Bの少なくとも一部を、ラベル43の配設エリアとなる貼付台部50の台本体部51から露出させて、前方側から目視可能とする位置に、配設されている。そのため、貼付領域41付近の遊技球Bは、区画壁面53aに案内されて、全体をラベル43や台本体部51に隠されることなく遊技領域17を転動することができる。
(3)
さらに、実施形態の遊技機1では、ラベル43の後面側には、通過スペースSを通過する遊技球Bとの直接接触を防止する保護層としての貼付台部50の台本体部51が、配設されており、ラベル43のめくれや擦れ等の防止を図ることができる。
(4)
さらに、実施形態の遊技機1では、前面51a側にラベル43を貼付する貼付台部50の台本体部51と、区画壁面53aと、を有したラベル組付体48、を利用し、このラベル組付体48の台本体部51に対して、ラベル43を貼付した状態で、ラベル組付体48ごと、遊技盤12に対して、取着できるように構成されている。このような構成では、ラベル組付体48に、予め、ラベル43を貼付させておき、パチンコホールにおいて、ラベル43以外の部位が完成している遊技機1に対し、後付けとして、簡単に、ラベル組付体48ごと、ラベル43を取り付けることができる。そのため、例えば、工場から出荷した遊技機1が輸送中に故障しても、容易に、現場において、適正機種に対し、ラベル組付体48ごと、対応するラベル43を貼付(配設)することができる。勿論、ラベル組付体48には、区画壁面53aが配設されており、遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨る貼付領域41にラベル43を後付けで配設することとしても、遊技球Bは、区画壁面53aに案内されて、全体をラベル43や貼付台部50に隠されることなく遊技領域17を転動することができる。
(5)
また、実施形態のラベル組付体48では、ラベル43を貼付する貼付台部50が、取着ベース部49と別体として構成されており、ラベル43を別の遊技機1に配設する際、ラベル43だけを貼付台部50から剥がすことなく、ラベル43を貼付した貼付台部50ごと、予め準備しておいた他の取着ベース部49を備えて構成されたラベル組付体48に対し、組み付けることができる。すなわち、上記のような構成では、ラベル43を剥がす手間を無くして、奇麗な状態の取着ベース部49を備えて構成されたラベル組付体48に対して、簡単に、ラベル43を組み付けることができる。
(変形例)
なお、実施形態では、ラベル43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨って配設させた場合を示したが、ラベル43の全域を遊技領域17側に配設させても良い。
また、ラベル43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨って配設させる場合、実施形態では、製造番号表示欄44側を遊技領域17側に配置させた場合を示したが、製造番号表示欄44側を非遊技領域18側に配置させるように、左右を逆転させたり、あるいは、実施形態のような横向きでなく、ラベル43を、製造番号表示欄44側を上側とした縦向きに、配設させても良い。
さらに、実施形態では、ラベル43のめくれや擦れ等の防止のために、保護層としての台本体部51を配設させた場合を示したが、めくれや擦れ等を防止できるように、ラベル43が、貼付領域41に位置するガラス4b自体の後面に強固に貼付され、かつ、汚れ難く(擦れ難く)貼付されれば、保護層は不要となる。さらに、ラベル43をガラス4bの後面に貼付して、ラベル43の保護層を設ける際には、台本体部51のような形状保持性を有した板状のものでなくとも、可撓性を有した透明なフィルム状のシート材、あるいは、塗布して配設するコーティング層から、保護層を構成し、ガラス4bの後面に貼付したラベル43の後面側から、これらの保護層を配設しても良い。
さらに、実施形態のラベル組付体48は、取着ベース部49と貼付台部50との二部品から構成したが、取着ベース部49と貼付台部50とは、一体的に製造された一体成形品から形成したり、あるいは、貼付台部50を、相互に組付可能な別体の台本体部51、支持板部52、及び、連結部53の三部品から構成して、取着ベース部49と併せた四部品、あるいは、取着ベース部49、台本体部51、支持板部52、及び、連結部53の内、適宜、相互に一体的にした計二部品や三部品から、ラベル組付体48を構成しても良い。
さらにまた、実施形態では、ラベル組付体48を遊技盤12に取着する取着手段47として、係止リップ部47bを備えた取着片47aを、遊技盤12に設けた取着孔47cに嵌合させる構造を例示した。しかし、ラベル組付体48を遊技盤12に取着させる取着手段は、係止リップ部47bのようなばね弾性的に撓んで係止する撓み片や支持板部52の係止脚52b等のような係止構造を利用する他、ラベル組付体48と遊技盤12とで相互に対応させて、ボルト・ナット止め構造、リベット止め構造等により、構成してもよい。
1…(遊技機)パチンコ遊技機、
4b…(透明材)ガラス、
12…遊技盤、
17…遊技領域、
18…非遊技領域、
43…ラベル、
44a…(遊技機情報)製造番号、
46a…(遊技機情報)製造会社名、
48…ラベル組付体、
50…貼付台部、
51…(保護層)台本体部、
53a…区画壁面、
B…遊技球。

Claims (3)

  1. 遊技領域と該遊技領域の周囲の非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、遊技機情報を記載したラベルが貼付されるパチンコ遊技機であって、
    前記ラベルが、前記遊技機の前方側から目視可能として、少なくとも一部を、前記遊技領域に対して前後方向に沿った前方側で重なる位置に配置させて、配設され
    前記ラベルの後方側に、前記遊技領域と前記非遊技領域とを区画するとともに、遊技球と摺接して前記遊技球を前記遊技領域内に留める区画壁面が配設され、
    該区画壁面が、前記区画壁面と摺動する遊技球の少なくとも一部を、前記ラベルの配設エリアから露出させて、前方側から目視可能とする位置に、配設されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記ラベルの後面側に、前記遊技球との直接接触を防止する保護層が、配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前面側に前記ラベルを貼付する貼付台部と、前記区画壁面と、を有したラベル組付体、を備え、
    該ラベル組付体が、前記ラベルを前記貼付台部に貼付させた状態で、前記遊技盤に対して、取着可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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