JP5038379B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
ラベルが、遊技機の前方側から目視可能として、一部を、遊技領域に対して前後方向に沿った後側で重なる位置に配置させて、遊技領域と非遊技領域とに跨って配設されていることを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のパチンコ遊技機(以下、単に遊技機と略す)1は、図1に示すように、外枠(機枠)2に、遊技盤12を設けた中枠(内枠)11と、中枠11の前面側に位置してガラス扉4を設けたガラス枠ユニット(前面扉ユニット)3と、を、開き可能に取り付けて構成されている。ガラス枠ユニット3には、下部側に、球受け部6を設けた皿ユニット部5が設けられている。皿ユニット部5には、遊技球を遊技盤12の遊技領域17に打ち出すために操作するハンドル7や皿球抜きボタン8、通路球抜きボタン9、演出ボタン10が配設されている。
(1)
以上のように、実施形態の遊技機1では、ラベル43が、少なくとも一部の製造番号表示欄44を、遊技領域17に対して前後方向に沿った後方側で重ねるように、配置させており、遊技球Bの転動する遊技領域17を狭めることなく、ラベル43を配置できる。すなわち、遊技領域17を狭めるような、遊技盤12の非遊技領域18側にラベル43の貼付領域41を広く確保しなくともよいことから、遊技領域17の面積を狭めることなく、ラベル43を配置できる。また、実施形態の遊技機1では、遊技機1のガラス扉4のガラス4bやカバープレート51の透明材を介在させて、ラベル43を遊技機1の前方側から目視可能に構成されており、ラベル43の一部としての製造番号表示欄44の製造番号44aと製造時期44bとの記載の全域や組合証表示欄45の略左半分が、遊技領域17側に配置されて、ラベル43の残部としての会社名表示欄46の製造会社名46aの記載の全域や組合証表示欄45の略右半分が、非遊技領域18側に配置されても、その非遊技領域18の部位は、遊技領域17に隣接して接近していることから、ラベル43全体を、前方側から容易に目視できる。
また、実施形態の遊技機1では、ラベル43の前面側には、遊技領域17を転動する遊技球Bとの直接接触を防止する透明な保護層としてのカバー本体部52が、配設されており、ラベル43のめくれ、汚れ、擦れ等の防止を図ることができる。
さらに、実施形態の遊技機1では、ラベル43を貼付する貼付台部50を有し、かつ、貼付台部50に貼付したラベル43の保護層としてのカバー本体部52を有したラベル組付体48が利用されている。このような構成では、ラベル組付体48に、予め、ラベル43を貼付させておき、パチンコホールにおいて、ラベル43以外の部位が完成している遊技機1に対し、後付けとして、簡単に、ラベル組付体48ごと、ラベル43を取り付けることができる。そのため、例えば、工場から出荷した遊技機1が輸送中に故障しても、容易に、現場において、適正機種に対し、ラベル組付体48ごと、対応するラベル43を配設することができる。
また、実施形態のラベル組付体48では、ラベル43を貼付する貼付台部50が、取着ベース部49やカバープレート51と別体として構成されており、ラベル43を別の遊技機1に配設する際、ラベル43だけを貼付台部50から剥がすことなく、ラベル43を貼付した貼付台部50ごと、予め準備しておいた他の取着ベース部49とカバープレート51とを備えて構成されたラベル組付体48に対し、組み付けることができる。すなわち、上記のような構成では、ラベル43を剥がす手間を無くして、奇麗な状態の取着ベース部49とカバープレート51とを備えて構成されたラベル組付体48に対して、簡単に、ラベル43を組み付けることができる。
さらに、実施形態の遊技機1では、保護層を、形状保持性を有して、遊技盤12の前面12aに沿うように形成される透明なカバープレート51(カバー本体部52)から形成し、カバープレート51は、遊技領域17と非遊技領域18とを区画するとともに、遊技球Bと摺接して遊技球Bを遊技領域17内に留める区画壁面53aを有した突出部53を、前方へ突設させている。このような構成では、遊技機1の前方側から見て、ラベル43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨いで配設させる構成としても、カバープレート51の突出部53自体も透明であることから、区画壁面53a越しに見ても、ラベル43の非遊技領域18側に配置される部位(会社名表示欄46や組合証表示欄45の略左半分)を、容易に目視することができる。
また、実施形態の遊技機1では、ラベル43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨って配設させる際、製造番号44aと製造時期44bとの記載の全域を、遊技領域17側に配置させており、ラベル43の表示項目として重要な製造番号表示欄44が、区画壁面53a越しに見ることなく、容易に、遊技領域17の正面から目視できる。
なお、実施形態では、ラベル43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨って配設させた場合を示したが、ラベル43の全域を遊技領域17側に配設させても良い。
12…遊技盤、
17…遊技領域、
18…非遊技領域、
43…ラベル、
44a…(遊技機情報)製造番号、
46a…(遊技機情報)製造会社名、
48…ラベル組付体、
50…貼付台部、
B…遊技球。
Claims (3)
- 遊技球の転動する遊技領域と該遊技領域の周囲の遊技球の転動しない非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、遊技機情報を記載したラベルが貼付されるパチンコ遊技機であって、
前記ラベルが、前記遊技機の前方側から目視可能として、一部を、前記遊技領域に対して前後方向に沿った後方側で重なる位置に配置させて、前記遊技領域と前記非遊技領域とに跨って配設されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記ラベルの前面側には、遊技球との直接接触を防止する透明な保護層が、配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
- 前記ラベルを貼付する貼付台部を有し、かつ、前記貼付台部に前記ラベルを貼付させた状態で前記保護層を配設可能としたラベル組付体、を備え、
該ラベル組付体が、前記ラベルを貼着させ、かつ、前記保護層を配設した状態で、前記遊技盤に対して、取着可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
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