JP5037646B2 - 発光ダイオード照明灯 - Google Patents

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Description

本発明の発光ダイオード照明灯は、複数の発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)を使用した発光ダイオード照明灯である。発光ダイオード(LED)は電流を流す時、発光する半導体素子の一種で、高効率の照明灯である。その特徴は、蛍光灯と比較して消費電力の低さ(約20〜50%)及び寿命の長さ(約4倍)にあり、また水銀を使用していないため、環境にやさしいという特徴を持っている。また発光ダイオード照明灯は、従来の蛍光灯よりも省エネであるため、省エネ型の照明灯として地球温暖化の原因とされる温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)を削減する照明灯として見られており、公共施設や商店、コンビニエンスストアの看板や屋内外照明の光源に発光ダイオード照明灯を導入する企業が増えている。蛍光灯から発光ダイオード照明灯への切り替えにより、二酸化炭素の発生量を大幅に削減することが可能となる。
図6は、従来の蛍光灯に代わる置換え型の発光ダイオード照明灯の一例を示す立体図である。発光ダイオード照明灯(11)は直管型であり、透明もしくは不透明の管状カバー(12)は合成樹脂で完成され、管状カバー(12)の直径及び長さは寸法は、一般に使用されている既存の直管形の蛍光灯(JISC7601:蛍光ランプ)と同じである。開口の両端部に固定されている口金(13)に配置された2本のピン(14)は、口金(13)に絶縁材(15)を介して取り付けられている。これら口金(13)及びピン(14)は一般に使用されている既存の規格からなる直管形蛍光灯の口金及び電極ピンと同じ形状、寸法である。
図7は、従来の図6の一部を切り欠いた外観を示す立体図である。図7に示すように、基板(16)は管状カバー(12)の内部に取り付けられている。内部の白色発光ダイオード(17)は、配線基板(16)の片面に固定されている。白色反射シート(18)は、配線基板(16)の表面に配設されている。白色反射不透明シート(19)は、この白色反射シートの反対側の不透明管状カバー(12)の外表面に配設されている。
図8は、従来の図7に示すE-E線の断面図である。図8に示すように、管状カバー(12)は円形の管に形成されており、基板(16)は、管状カバー(12)の軸心位置に取り付けられている。そして白色発光ダイオード(17)は、基板(16)に対して直角方向に3個ずつの3列に配置されている。
なお、従来の蛍光灯取付器具に発光ダイオードの照明装置を取り付けるものとして、例えば以下の特許文献1、特許文献2に示すものが知られている。
特開2001−52504号公報 特開2004−303614号公報
全方位に光が発散する蛍光灯と異なり、発光ダイオード(LED)の光の方向には指向性がある。そのため、発光ダイオード照明灯は設置場所における照明方向の角度を最適な角度に調整しなければならないが、従来の発光ダイオード照明灯(11)は、口金部(13)が固定されており、容易に調整できる構造となっていないという問題があった。
また、従来の発光ダイオード照明灯(11)は、発光ダイオード(LED)の光源と管状カバー(12)との距離が近く、光の拡散が不十分な状態で放射されるために光が狭い範囲に集中し、その周囲が暗くなるという問題があった。加えて、発光ダイオード照明灯(11)は、発光ダイオード(LED)から発生する熱を放熱しなければならないが、管状カバー(12)内の閉鎖空間が狭いため、十分に放熱できないという問題があった。
さらに、他の放熱を解決する例として、金属性の放熱板などを基板(16)の裏に装着して除熱手段としたものもあるが、質量が重くなると共に、製造コストがかさむという問題があった。また、発光ダイオード(LED)の光源が、管状カバー(12)に近いため管状カバー(12)の側面に縞状模様が出て、事務所や会議室などに設置する場合には、違和感を生じるという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の主たる目的は、設置場所における照明方向の角度を最適な角度に調整することができる発光ダイオード照明灯を提供するものである。
また併せて、発光ダイオード(LED)の光源と管状カバーとの距離を十分確保して、光の拡散が十分できる発光ダイオード照明灯を提供しようとするものである。更に、縞状の模様が出ないようにして、事務所や会議室などに設置する場合でも、できるだけ違和感を生じさせないようにした発光ダイオード照明灯を提供しようとするものである。
本発明の発光ダイオード照明灯は、直線状に配置された複数の発光ダイオードと、直線状に配置された前記複数の発光ダイオードが配置された基板とを有したLEDモジュールと、前記LEDモジュールを包囲する透光性管状カバーと、前記透光性管状カバーの両端開口部をそれぞれ閉鎖する管端閉鎖部とを有し、前記管端閉鎖部は、凹部が形成され当該凹部の内周面に複数の凹凸からなる雌型位置決め部が形成された固定部と、前記固定部にある雌型位置決め部に係合する雄型位置決め部を有して外部器具のソケットへ接続する2本の電極ピンが突設された端子部とを備え、前記雌型位置決め部の凹凸と前記雄型位置決め部の凹凸を係合させて、前記電極ピンの取付角度の位置を変えて位置決め可能とされており、前記雌型位置決め部の凹凸及び前記雄型位置決め部の凹凸は、複数の歯状からなる鋸歯が形成され、前記LEDモジュールの位置は、前記透光性管状カバーの軸心位置からずらして配置され、前記固定部の雌型位置決め部の中心位置も前記LEDモジュール側に偏心させており、前記透光性管状カバーは、前記発光ダイオードの発光側が半円形の面に形成され、前記発光ダイオードの発光側と反対側がフラットな面に形成されている。
本発明の発光ダイオード照明灯によれば、雌型位置決め部の凹凸と雄型位置決め部の凹凸を係合させて、電極ピンの取り付け角度の位置決めすることにより、設置時の光線の方向を任意に変更できる。従って、指向性のある発光ダイオード照明灯であっても、設置場所における照明の角度を最適な角度に調整することができる。
本発明の実施形態に係る発光ダイオード照明灯を示し、(a)は断面図、(b)は(a)に示すA-A線の断面図、(c)は(a)に示すB-B線の断面図、(d)は端子部を取り外した後のC矢視図である。 本発明の実施の形態の端子部を示し、(a)は左側面図、(b)断面図、(c)は右側面図である。 図1の(a)に示すC矢視図である。 図1の(a)に示すD-D線の断面図であり、(a)は3列配置の発光ダイオード、(b)は2列配置の発光ダイオードの場合を示す。 (a)は本発明の発光ダイオード照明灯の取付状態を示す断面図、(b)は従来の蛍光灯の発光ダイオード照明灯の取付状態を示す断面図である。 従来の照明灯の外観を示す斜視図である。 図6の一部を切欠いた外観を示す立体図である。 図7に示すE-E線の断面図である。 本発明の実施形態2に係る発光ダイオードの管端閉鎖部を示す分解斜視図である。 図9の分解部分を組合せた状態を示す斜視図である。 図10の管端閉鎖部の内部構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る発光ダイオードの斜視図である。
実施の形態1.
上記の目的、効果に達するために使用した技術手段について、本発明に係る発光ダイオード照明灯の実施の形態を、図1〜図5を基に説明する。
本実施の形態に係る発光ダイオード照明灯(10)は、直線状に配置された複数の発光ダイオード(1)と、直線状に配置された複数の発光ダイオード(1)が配置された基板(2)とからなるLEDモジュール(3)と、LEDモジュール(3)を包囲する透光性管状カバー(4)と、透光性管状カバー(4)の両端開口部をそれぞれ閉鎖する管端閉鎖部(5)とを備える。この発光ダイオード照明灯(10)において、管端閉鎖部(5)は、凹部(6a)が形成され、凹部(6a)の内周面に複数の凹凸からなる雌型位置決め部(6b)が形成された国定部(6)と、固定部(6)の雌型位置決め部(6b)に係合する雄型位置決め部(7b)を有し、外部器具のソケットへ接続する2本の電極ピン(7c)が突設された端子部(7)とからなり、雌型位置決め部(6b)の凹凸と雄型位置決め部(7b)の凹凸を係合させて、電極ピン(7c)の取り付け角度の位置を変えて位置決めできるようにしたことを特徴としている。
また、該当雌型位置決め部(6b)の凹凸及び該当雄型位置決め部(7b)の凹凸は、複数の歯形からなる鋸歯であることを特徴としている。
当該LEDモジュール(3)の位置は、透光性管状カバー(4)の軸心位置からずらして配置され、固定部(6)の雌型位置決め部(6b)の中心位置もLEDモジュール(3)側に位置させていることを特徴としている。
また、LEDモジュール(3)の基板(2)上には、直線状に配置された複数の発光ダイオード(1)が複数列配置され、そのうち少なくとも外側の列の発光ダイオード(1)が、透光性管状カバー(4)の軸心方向へ向かって内側へ傾けて配置されていることを特徴としている。
以下において、各図を基に発光ダイオード照明灯(10)をさらに詳細に説明する。
図1の(a)に示すように、本発明の発光ダイオード照明灯(10)は、複数の発光ダイオード(1)が基板(2)上に配置され、複数の発光ダイオード(1)と基板(2)により構成されるLEDモジュール(3)と、このLEDモジュール(3)を包囲する透光性管状カバー(4)の両端開口部を閉鎖する管端閉鎖部(5,5)とから構成されている。
そして、この両端開口部を閉鎖する管端閉鎖部(5,5)は、固定部(6)と端子部(7)とから構成されている。
従来例である図5の(b)に示すように、例えば一般的な蛍光灯の40W形相当であれば、全長が1198mm、外径ψ32.5mm、である。これを外部器具(20)である蛍光灯の照明器具に装着すると、壁面(20a)と従来の発光ダイオード照明灯(11)の外径までの寸法は約11mmである。
一方、実施の形態1に係る図5の(a)に示すように、本発明の実施形態の発光ダイオード照明灯(10)のサイズ、すなわち透光性管状カバー(4)を、例えば、外径をψ40mmとして、外径を一回り大きくしたとしても、固定部の雌型位置決め部(6b)の中心位置を、LEDモジュール(3)側に5mmだけ偏心させることにより、壁面(20a)と発光ダイオード照明灯(10)の外径のフラット面(4d)までの寸法は約12mmとなり、従来のものより離間させることができ、放熱に有利になっている。
図3、図4に示すように、LEDモジュール(3)の位置を、透光性管状カバー(4)の軸心位置からずらして配置し、端子部(7)の中心位置もLEDモジュール(3)側に偏心させたことにより、外径を40mmの大径としても、外部器具(蛍光灯取付器具等)へ支障がなく装着できる。さらに、透光性管状カバー(4)の上方となる面をフラット面(4d)とし、その角部となる場所に丸みをつければ、より支障がなく装着できる。
複数の発光ダイオード(1)は、直線の列状に配置されている。図4の(a)は直線状に配置された複数の発行ダイオード(1)が3列配置の場合を、図4の(b)は2列配置の場合を示している。これらの複数の発光ダイオード(1)は、基板(2)に配置されている。
複数の発光ダイオード(1)は、照明用としては白色LEDが使用されるが、用途によっては青色、赤色等のLEDが使用される。これらの発光ダイオード(1)は、4本足を有し、フラックス(Flux)タイプと呼ばれている。このFluxタイプの発光ダイオード(1)の特徴は全長が短いため、透光性管状カバー(4)までの距離を確保するのに都合がよい。また、例えば15度中央に傾けるには15度の傾斜を設けたピース又はリードの長さを変えて基板(2)に固定してもよいし、4本のリード端子を接続後に折り曲げてもよい。さらに、基板(2)を所定の角度に折り曲げても構わない。なお、発光ダイオード(1)はFluxタイプに限らず、砲弾型タイプ、表面実装型タイプなどであってもよい。
図4の(a)に示すように、基板(2)は透光性管状カバー(4)の内周面の両側に設けられたそれぞれの第一凸部(4b)と第二凸部(4c)によって形成された支持溝(4a)に挿通されて挟持される。基板(2)は長尺のプリント基板であり、全長は装着器具により任意に設定される。例えば40W型蛍光灯と置換するものにおいては1198mm、20W型蛍光灯と置換するものにおいては580mm程度になる。基板(2)は薄すぎると剛性強度が弱すぎ、厚すぎると重量が重くなりすぎる。したがって、その厚みは2mm〜5mm程度であり、さらに好ましくは2mm〜3mmである。基板(2)の上面には3列配置、または図4の(b)に示すように、2列配置で数十から数百個の発光ダイオード(1)が配置されている。また、図示しない位置には、両波整流器や抵抗器も配置されている。
LEDモジュール(3)は、基板(2)上に複数の発光ダイオード(1)が直線状に配置され、組み付けられた構成であり、格子状や千鳥状の配置でも直線状に見えれば構わない。
透光性管状カバー(4)は、直管形であり、その円形部の直径は一般的な蛍光灯よりも太く、例えば約ψ40mmである。透光性管状カバー(4)の内周面の両側には、それぞれの第一凸部(4b)と第二凸部(4c)が形成され、この間にそれぞれ支持溝(4a)が形成されている。
具体的な形状の一例として、図1の(b)に示すように、透光性管状カバー(4)の上半部はψ40mmの半円をしており、下部の両側面の傾斜角αが30度の面で形成されている。下部はフラット面(4d)が形成されており、このフラット面(4d)と30度面とは10R程度の曲面で滑らかに結ばれている。
図1の(b)〜(d)に示すように、透光性管状カバー(4)の外周形状は上下方向を反転すると、ちょうど、しずく形となっている(図5の(a)参照のこと)。
透光性管状カバー(4)の材質は、アクリル樹脂、又はポリカーボネート樹脂から形成されている。アクリル樹脂は、透光性と耐候性にすぐれ、電気絶縁性が高い特徴を有し、また、ポリカーボネート樹脂は、割れ難く、燃え難く、安全性が高い特徴を有する。なお、これらを比べると、ポリカーボネート樹脂は、傷がつきやすく、加工し難く、またコストが高いため、どちらかといえば、アクリル樹脂の方が好適である。
透光性管状カバー(4)のカバー色は、一般照明用では乳白色、昼光色が好ましいが、無色透明であってもよい。なお、乳白色の濃度を高めるほど光の拡散効果を得ることができるが、光の透光率が低下するため、乳白色の濃度は使用目的や条件によって適宜調整することが望ましい。また、光の拡散を図るため、無色透明管の表面に凹凸模様を付すことや管内に光拡散効果のあるシートを挿入し固定しても構わない。
固定部(6)は、透光性管状カバー(4)の両端部を閉鎖し、端子部(7)を固定させるための部材である。図1の(d)に示すように、固定部(6)は凹部(6a)の窪みが設けられ、その内周面には雌型位置決め部(6b)が形成されている。また、この凹部(6a)の位置は、透光性管状カバー(4)の中心から下方に偏心させてある。
図2は端子部(7)を示したものであり、(a)は左側面図、(b)は軸方向に沿った断面図、(c)は右側面図である。端子部(7)は、透光性管状カバー(4)の両端部を閉鎖する固定部(6)に固定されるものであり、2本の電極ピン(7c)の姿勢(取り付け角度の位置)を変えるための部材である。管端閉鎖部(5)を構成するもう一つの端子部(7)は、図1の(a)と図2の(a)〜(c)に示すように、先端部には雄型位置決め部(7b)が形成され、固定部(6)の雌型位置決め部(6b)に係合可能になっている。また、端子部(7)は、図1の(a)に示すように、凹部(7a)の窪みが形成されており、この窪みの空間は、端子部(7)を取り外す場合、延長した電線(7d)を格納するスペースとなっている。
また、雌型位置決め部(6b)の形状は、凹凸を形成した複数の山からなる鋸歯に形成されている。鋸歯の形状を変更する場合、例えば、鋸歯の山の頂部と谷底のフラット部を無しにした単純な類似の形成にしてもよい。更に、異種形状の山形や花形、インボリュート曲線、サイクロイド曲線等の歯車の刻みやその他の雄型と雌型が係合可能な凹凸形状であれば、その他の形状であっても構わない。
尚、雌型位置決め部(6b)の凹凸を24山にすることにより、端子部(7)の取り付け位置を一山あたりの角度を15度に設定することができる。
本実施の形態では、図1の(d)に示すように、固定部(6)の端面を時計に見立てれば、その端面は12時がO、1時がB、2時がD、3時がFとするA、B、C、D、E、Fの文字が15度ごとに印字されている。同様に、9時が-F、10時が-D、11時が-Bとし、-A、-B、-C、-D、-E、-Fが15度ごとに印字されている。これらの文字の表示は、その他の文字や記号であってもよい。
尚、発光ダイオード(1)への電力供給方式には、一方の管端閉鎖部(5)側からのみの供給方式や両端の管端閉鎖部(5)側からの供給方式であり、一方の管端閉鎖部(5)側からのみの供給方式の場合などでは、必ずしも凹部(7a)の窪みを設ける必要はない。
電極ピン(7c)は、一般に使用されている既存の規格からなる蛍光灯の照明器具の取付部の口金に合わせて、蛍光灯の電極ピンと同じ形状、寸法となっている。図1の(a)に示すように、2本の電極ピン(7c)の後端部は、それぞれの電線(7d)が半田付けされ、基板(2)と接続されている。この電線(7d)は、端子部(7)の出し入れの際に支障がないように、予め長めの電線が格納されており、凹部(6a)と凹部(7a)とが形成する空間は、この電線を格納するスペースとなっている。
図3は、図1の(a)に示すC矢視図である。図3に示すように、端子部(7)は、固定部(6)にビス(6c)によって固定されている。
図4は、図1の(a)に示すD-D線の断面図であり、(a)は発光ダイオード(1)が3列配置、(b)は発光ダイオード(1)が2列配置を示す断面図である。発光ダイオード(1)の傾斜角度θが10度よりも小さいと、光拡散ムラを緩和する効果が得られず、一方、傾斜角度θが25度よりも大きいと、余計に光拡散ムラを惹起する。
図4の(b)は、2列配置の場合であり、LEDモジュール(3)の基板(2)に発光ダイオード(1)が2列で配置されている。ここでの傾斜角度θは15度としているが、10〜15度であってもよい。
次に、固定部(6)と端子部(7)から構成された管端閉鎖部(5)による照明方向の設定作業手順について説明する。尚、壁面に固定する場合を想定して説明する。
[第1ステップ]
左右とも固定部(6)に固定された端子部(7)のビス(6c)を緩め、固定部(6)から端子部(7)を取り外す。
[第2ステップ]
照明方向を右回転で45度の方向へ回動させる場合、右側の端子部(7)は、本実施形態の場合一歯が15度に相当するから、Oから-A、-B、-Cと3つ目の-C目盛りに合わせて挿入し、ビス(6c)を締めて固定する。
[第3ステップ]
蛍光灯取付器具の口金の両端に電極ピン(7c)を挿通し、セットする。これにより、壁面と直角方向に対して45度下方方向へ向けた照明が可能となる。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、適宜に変更することが可能である。
例えば、透光性管状カバー(4)の直径方向の縦断面形状を、LEDモジュール(3)側を縮小し、光の照射方向側が馬蹄形の円弧状に形成しても構わない。また、両波整流器や抵抗器の配置以外にも、AC/DCアダプターによる電力の供給や周波数変換回路など必要により適宜の部材を配置しても構わない。また、雌型位置決め部(6b)の凹凸の歯状数は、24山に限らず、それ以外の山数であっても構わない。
実施の形態2.
本発明のもう一つの実施の形態(実施の形態2)を図9〜図12に示す。この実施の形態の発光ダイオード照明灯(10)は、複数の発光ダイオード(1)と基板(2)を有し、発光ダイオード(1)が基板(2)に装着され、複数の発光ダイオードと基板(2)からとなるLEDモジュール(3)と、LEDモジュール(3)を包囲する透光性管状カバー(4)とを有してなる点は実施の形態1と同じである。
またこの実施の形態では、透光性管状カバー(4)の両端開口部をそれぞれ閉鎖する管端閉鎖部(5',5')は、固定部(6')と端子部(7')とを有する。
固定部(6')の一方側には雌型位置決め部(6b')と凹部(6a')とを設け、端子部(7')は雌型位置決め部(6b')に係合する雄型位置決め部(7b')と電極ピン(7c')を有している。雌型位置決め部(6b')と雄型位置決め部(7b')の係合は、例えば実施の形態1の場合と同様の態様で行うことができる。これにより、雄型位置決め部(7b')と一体の端子部(7')が回れ、発光ダイオード照明灯(10)の所望の照射角度を得ることが可能となる。
また、固定部(6')の外周面の表面には、円筒状の金属結合体(またはスリーブ)(8)を嵌合させている。金属結合体(8)は固定部(6')と同種類の材質、例えばアルミなどが好ましく、金属結合体(8)と固定部(6')は緊密に結合されている。
さらに、金属結合体(8)と固定部(6')とにより、電極ピン(7c')のある側と反対側に、透光性管状カバー(4)の端部が嵌り合うカバー挿入空間(80)が形成されている。
また、金属結合体(8)には電極ピン(7c')のある側に保持縁部(またはフランジ)(81)が形成されており、この保持縁部(81)が固定部(6')の末段を完全包囲している。これにより、透光性管状カバー(4)は固定部(6')に緊密しかも堅く結合され、透光性管状カバー(4)は金属結合体(8)と完全に嵌合される。
また、固定部(6’)の雌型位置決め部(6b')と、端子部(7’)の雄型位置決め部(7b')と、透光性管状カバー(4)とが同一軸心線にあるため、調整回転をする時にさらに容易かつ便利になっている。
上記の説明により、本発明に係る発光ダイオード照明灯には、以下のメリットがあることがわかる。
1. 本発明の発光ダイオード照明灯は、その管端閉鎖部(5,5)が、凹部(6a)が形成され、当該凹部(6a)の内周面に複数の凹凸からなる雌型位置決め部(6b)が形成された固定部(6)と、固定部(6)の雌型位置決め部(6b)に係合する雄型位置決め部(7b)を有し、外部器具のソケットへ接続する2本の電極ピン(7c)が突設された端子部(7)とからなり、雌型位置決め部(6b)の凹凸と雄型位置決め部(7b)の凹凸を係合させて、電極ピン(7c)の取り付け角度の位置決めすることにより、光線の方向を任意に変更できる。従って、指向性のある発光ダイオード照明灯(10)であっても、設置場所における照明の角度を最適な角度に調整することができる。
2. 本発明の発光ダイオード照明灯は、雌型位置決め部(6b)の凹凸と雄型位置決め部(7b)の凹凸を、複数の歯状から形成した鋸歯により、鋸歯の合わせ山を変えることにより、発光ダイオード照明灯(10)を任意の角度に取り付けることができると共に、両端の管端閉鎖部(5,5)に突設された2本の電極ピン(7c)の角度を同一角度位置として正確かつ容易に調整することができる。
3. 本発明の発光ダイオード照明灯は、LEDモジュール(3)の位置が透光性管状カバー(4)の軸心位置からずらして配置されていることにより、発光ダイオード(1)と透光性管状カバー(4)との距離を長くすることができるので、透光性管状カバー(4)内において光の拡散が十分になり、光が狭い範囲に集中せず、その周囲が暗くなるのを防止することができる。
4. 本発明の発光ダイオード照明灯は、固定部(6)の雌型位置決め部(6b)の中心位置も、LEDモジュール(3)側に偏心させたことにより、照明方向側の円形部を比較的大径に形成しても、従来の蛍光灯の取付位置に合わせて容易に装着することができる。更に、透光性管状カバー(4)内の閉鎖空間が広くなったことにより放熱性も向上する。
5.本発明の発光ダイオード照明灯は、基板(2)に配置された発光ダイオード(1)の複数の列のうち、少なくとも外側の列の発光ダイオード(1)が、透光性管状カバー(4)の軸心方向へ向かって内側へ傾けて透光性管状カバー(4)の側面から遠ざけることにより、LEDモジュール(3)から照射される光線が狭い範囲に集中せず、広い範囲の明るさを均等化することができると共に、縞状の模様が出にくくなり事務所や会議室に設置する場合でも、違和感を生じさせないようにできる。
6. 本発明の発光ダイオード照明灯は、その両側の固定部(6')に金属結合体(8)が一体的に嵌合され、固定部(6')と金属結合体(8)とにより形成された空間に透光性管状カバー(4)の端部が嵌り合うことにより、堅実な結合を提供することができる。
7. 本発明の発光ダイオード照明灯は、固定部(6')上の雌型位置決め部(6b')と端子部(7')上の雄型位置決め部(7b')と、透光性管状カバー(4)とが同一軸心にあるため、使用者が調整するのに容易かつ便利になっている。
以上述べたように、本発明は所望の目的及び効果を達しており、また本発明の構造の特徴は、同類商品の中にはない最優秀創作品であるため、特許の許可要件に合致すると信じる。
なお、上記に述べたのは、本発明の一部のより好ましい例にすぎず、本発明は上記実施の形態で説明した事項に限定されるものではない。したがって、本発明の特許範囲及び発明の説明内容に基づいた変化や修飾などの行為は、本発明の特許の範囲内に属することになる。
1 発光ダイオード、2 基板、3 LEDモジュール、4 透光性管状カバー、4a 支持溝、4b 第一凸部、4c 第二凸部、4d フラット面、5 管端閉鎖部、5’管端閉鎖部、6 固定部、6’固定部、6a 凹部、6a’凹部、6b 雌型位置決め部、6b’雌型位置決め部、6c ビス、7 端子部、 7’端子部、7a 凹部、7b 雄型位置決め部、 7b’雄型位置決め部、7c 電極ピン、7d 電線、8 金属結合体、80 カバー挿入空間、81 保持縁部、10 発光ダイオード照明灯。

Claims (4)

  1. 直線状に配置された複数の発光ダイオードと、直線状に配置された前記複数の発光ダイオードが配置された基板とを有したLEDモジュールと、
    前記LEDモジュールを包囲する透光性管状カバーと、
    前記透光性管状カバーの両端開口部をそれぞれ閉鎖する管端閉鎖部とを有し、
    前記管端閉鎖部は、凹部が形成され当該凹部の内周面に複数の凹凸からなる雌型位置決め部が形成された固定部と、前記固定部にある雌型位置決め部に係合する雄型位置決め部を有して外部器具のソケットへ接続する2本の電極ピンが突設された端子部とを備え、
    前記雌型位置決め部の凹凸と前記雄型位置決め部の凹凸を係合させて、前記電極ピンの取付角度の位置を変えて位置決め可能とされており、
    前記雌型位置決め部の凹凸及び前記雄型位置決め部の凹凸は、複数の歯状からなる鋸歯が形成され、
    前記LEDモジュールの位置は、前記透光性管状カバーの軸心位置からずらして配置され、前記固定部の雌型位置決め部の中心位置も前記LEDモジュール側に偏心させており、
    前記透光性管状カバーは、前記発光ダイオードの発光側が半円形の面に形成され、前記発光ダイオードの発光側と反対側がフラットな面に形成されている
    ことを特徴とする発光ダイオード照明灯。
  2. 前記透光性管状カバーの中心より前記フラット面に近い側に、前記LEDモジュールの基板を挟恃する第一及び第二凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード照明灯。
  3. 前記透光性管状カバーの前記半円形面と前記フラット面とは、側面を介して接続されており、該側面は前記フラット面と直交する方向から30度傾斜した傾斜面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光ダイオード照明灯。
  4. 前記LEDモジュールの基板に直線状に配置された前記複数の発光ダイオードが複数列に配置され、少なくとも外側の列の発光ダイオードが、前記透光性管状カバーの軸心方向へ向かって内側へ傾けて配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光ダイオード照明灯。
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