JP5037059B2 - コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム - Google Patents

コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムに関する。
携帯端末へサーバ等から広告を含むデジタルコンテンツが配信される技術が提案されている。例えば、サーバシステムであって、携帯端末の登録ユーザに情報配信サービスが提供される特定エリアの情報を記憶する第1のデータベースと、情報提供業者が提供する配信情報とその配信条件とを記憶する第2のデータベースと、前記登録ユーザとその配信情報の受信条件とを記憶する第3のデータベースと、前記登録ユーザの形態端末からその位置情報を受信する手段と、前記受信した位置情報が前記第1のデータベースに記憶された特定エリア内にあるかを判定する判定手段と、前記第2のデータベースに記憶された配信条件と前記第3のデータベースに記憶された当該ユーザの受信条件とを満足する配信情報を前記判定手段によってエリア内にあると判定された当該ユーザの携帯端末へ配信する情報配信手段とを有することを特徴とするサーバシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2002−216021号公報
近年、特許文献1記載のサーバシステムのように情報と共に広告情報を配信するシステムが数多く存在する。例えば、インターネット上に自分のホームページを公開している人が、ホームページ内に登録したバナーで広告主の商品やサービスを紹介して、広告主から紹介料(報酬)を受けるシステムである。この報酬は、利用者がバナー広告をクリックした回数や広告主の利益に応じて決まる。また、近年、画像や音声などのコンテンツの配信も盛んであり、配信した画像や音声と同時に広告情報を再生したり、テレビやラジオのように配信した画像や音声の間に広告情報を再生したりして、広告主から報酬を受けるシステムも存在する。
ところで、これまでのインターネット広告では、何人の利用者に、何回、どれくらいの時間、閲覧されていたかが把握できず、広告主として、広告の効果を予測することが困難であった上に、利用者側からの見地では、何度も同じ広告が配信されると、飽きてしまう傾向があり、広告の読み飛ばしにつながる問題がある。
そこで本発明は、上述した課題に鑑み、広告情報の配信量を効率的に制御するコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明のコンテンツ配信装置は、利用者から指定されたコンテンツを、利用者から指定された配信時間に利用者端末に配信するコンテンツ配信装置であって、前記コンテンツまたは広告情報の目標再生時間を記憶する広告時間記憶部と、利用者ごとのコンテンツまたはコンテンツに対応付けられた前記広告情報がある場合、前記広告情報を含めたコンテンツの配信予定情報を記憶する配信予定記憶部と、既に配信されたコンテンツまたは配信されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報が実際に再生された実再生時間を記憶する実再生時間記憶部と、前記配信予定記憶部に記憶されたコンテンツまたは記憶されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報の実際に再生された時間を前記実再生時間記憶部から抽出し、前記抽出した実再生時間の総和が前記コンテンツまたは広告情報の前記目標再生時間と略等しくなるよう、前記配信予定記憶部に登録されたコンテンツのうち前記広告情報が設定されていないコンテンツを選択し、前記広告情報を設定する、配信内容選択部と、前記配信内容選択部に選択されたコンテンツ前記利用者端末に配信する配信処理部と、前記実再生時間を、利用者端末から取得し、前記実再生時間記憶部に記憶させる実再生時間取得部と、前記実再生時間取得部が取得した実再生時間を基に、ある利用者端末にある配信時刻に配信した各コンテンツまたは前記配信した各コンテンツに対応付けられた各広告情報が単位時間内に再生された時間の平均である平均再生時間を算出する平均再生時間算出部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のコンテンツ配信方法は、利用者から指定されたコンテンツを、利用者から指定された配信時間に利用者端末に配信するコンピュータであって、コンテンツまたは広告情報の目標再生時間を記憶する広告時間記憶部と、利用者ごとのコンテンツ、またはコンテンツに対応付けられた前記広告情報がある場合、前記広告情報を含めたコンテンツの配信予定情報を記憶する配信予定記憶部と、既に配信されたコンテンツ、または配信されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報が実際に再生された実再生時間を記憶する実再生時間記憶部とを備えたコンピュータが、前記配信予定記憶部に記憶されたコンテンツまたは記憶されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報の実際に再生された時間を前記実再生時間記憶部から抽出し、前記抽出した実再生時間の総和が前記コンテンツまたは広告情報の前記目標再生時間と略等しくなるよう、前記配信予定記憶部に登録されたコンテンツのうち前記広告情報が設定されていないコンテンツを選択し、前記広告情報を設定する処理と、前記選択されたコンテンツを前記利用者端末に配信する処理と、前記実再生時間を、利用者端末から取得し、前記実再生時間記憶部に記憶させる処理と、前記取得した実再生時間を基に、ある利用者端末にある配信時刻に配信した各コンテンツまたは前記配信した各コンテンツに対応付けられた各広告情報が単位時間内に再生された時間の平均である平均再生時間を算出する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のコンテンツ配信プログラムは、利用者から指定されたコンテンツを、利用者から指定された配信時間に利用者端末に配信するコンピュータであって、コンテンツまたは広告情報の目標再生時間を記憶する広告時間記憶部と、利用者ごとのコンテンツ、またはコンテンツに対応付けられた前記広告情報がある場合、前記広告情報を含めたコンテンツの配信予定情報を記憶する配信予定記憶部と、既に配信されたコンテンツ、または配信されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報が実際に再生された実再生時間を記憶する実再生時間記憶部とを備えたコンピュータに、前記配信予定記憶部に記憶されたコンテンツまたは記憶されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報の実際に再生された時間を前記実再生時間記憶部から抽出し、前記抽出した実再生時間の総和が前記コンテンツまたは広告情報の前記目標再生時間と略等しくなるよう、前記配信予定記憶部に登録されたコンテンツのうち前記広告情報が設定されていないコンテンツを選択し、前記広告情報を設定する処理と、前記選択されたコンテンツを前記利用者端末に配信する処理と、前記実再生時間を、利用者端末から取得し、前記実再生時間記憶部に記憶させる処理と、前記取得した実再生時間を基に、ある利用者端末にある配信時刻に配信した各コンテンツまたは前記配信した各コンテンツに対応付けられた各広告情報が単位時間内に再生された時間の平均である平均再生時間を算出する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、広告情報の配信量を効率的に制御することが可能となる。
===システム構成===
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態におけるコンテンツ配信システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示すコンテンツ配信システム100は、一例として、本発明を実現する機能部110〜117を備えてプログラムの実行処理を主として担うアプリケーションサーバ20と、各種データベース121〜127およびDBMS(Database Management System)120を備えたデータベースサーバ25とから構成されるものを想定する。なお、これらアプリケーションサーバ20とデータベースサーバ25とが一体となっていてもよい。
また、以下の説明において、CPU104、メモリ103、入出力インターフェイス105、通信部106、I/O部107、など機能的に同様のものについては、前記アプリケーションサーバ20とデータベースサーバ25とで同じ符号を付している。
本発明のコンテンツ配信システム100は、本発明のコンテンツ配信方法を実行する機能を実現すべく書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行することにより、契約時間登録部110、利用者情報登録部111、配信処理部112、実再生時間取得部113、平均再生時間算出部114、利用者数算出部115、重要度特定部116、配信内容選択部117の機能を実現する。
また、前記コンテンツ配信システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類、ディスプレイなどの入出力インターフェイス105、ならびに、携帯端末200などとの間のデータ授受を担う通信部106などを有している。
前記コンテンツ配信システム100は、前記通信部106により、前記携帯端末200らと例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、データ授受を実行する。コンテンツ配信システム100の各種機能部と通信部106との間ではI/O部107がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、前記コンテンツ配信システム100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記コンテンツ配信システム100は、番組として配信されるコンテンツを記憶するコンテンツデータベース121、番組と共に配信される広告情報を記憶する広告データベース122、広告主と契約した番組の総再生時間を記憶する契約時間データベース(広告時間記憶部)123、利用者の属性情報を記憶するユーザデータベース(属性情報記憶部)124、利用者から配信を指定された番組および番組と共に配信する広告情報に関する情報を記憶する番組表データベース(配信予定記憶部)125、携帯端末200において番組を再生された時間を記憶する実再生時間データベース(実再生時間記憶部)126、利用者の属性情報に対する重要度を記憶する重要度データベース(重要度記憶部)127を構築している。
契約時間登録部110は、広告情報と共に配信される番組の総再生時間および広告情報の配信期間を取得し契約時間データベース123に登録する。本実施の形態において、広告主とシステムとは、番組の再生時間を契約条件としている。総再生時間とは、広告情報と共に配信した番組の目標再生時間である。コンテンツ配信システム100は、配信期間における各携帯端末200の番組の再生時間の総和が総再生時間になるように、広告情報を配信する利用者の人数を調整することを特徴とする。
利用者情報登録部111は、コンテンツ配信システム100のサービスを受ける利用者の名称、利用者の性別、利用者の年齢、携帯端末200のネットワーク上のアドレスなどの利用者の属性情報、および、利用者から配信を指示された番組、利用者から指示された配信時刻などの配信予定情報を携帯端末200から取得する。利用者情報登録部111は、利用者の属性情報をユーザデータベース124に登録し、利用者の配信予定情報を番組表データベース125に登録する。
配信処理部112は、番組表データベース125に記憶された配信予定情報に従い、利用者から指定された配信時刻に、利用者から指定された番組を携帯端末200に配信する。配信処理部125は、このとき、番組と共に広告情報を配信する。
広告情報を提供する利用者および番組を選択する処理は、以下の実再生時間取得部113、利用者数算出部115、重要度特定部116、および、配信内容選択部117が協同して実行する。
実再生時間取得部113は、番組を実際に再生した時間(以下、実再生時間と記す)を、携帯端末200から取得し、取得した実再生時間を実再生時間データベース126に登録する。
平均再生時間算出部114は、番組別平均再生時間(平均再生時間)と日平均再生時間(単位平均再生時間)を求める。番組別平均再生時間とは同じ配信時刻に定期的に配信された番組の、ある携帯端末200における1日(単位時間)あたりの平均再生時間である。例えば、「スポーツニュース」という番組が、毎日22時に利用者Aに配信されるとすると、番組別平均再生時間とは、利用者Aに毎日配信される番組「スポーツニュース」の再生時間の平均である。また、日平均再生時間は、全ての番組の番組別平均再生時間の平均、すなわち、各番組の1日あたりの再生時間の平均である。
平均再生時間算出部114は、同じ利用者に同じ配信時刻に配信された番組(例えば、毎日22時に利用者Aに配信される「スポーツニュース」)の実再生時間を実再生時間データベース126から読み出し、読み出した実再生時間の総和をこれまでの配信回数で割って番組別平均再生時間を算出し、番組表データベース125に登録する。また、平均再生時間算出部114は、全ての番組の番組別平均再生時間の平均である日平均再生時間を算出する。
利用者数算出部115は、番組の総再生時間(目標再生時間)と広告情報の配信期間とを契約時間データベース123から読み出し、総再生時間を配信期間で割り単位再生時間を算出する。単位再生時間とは、広告情報と共に配信された番組が1日あたりに再生されるべき時間である。
利用者数算出部115は、単位再生時間を日平均再生時間で割って、利用者の人数を算出する。ここで算出される利用者の人数は、ある広告情報を1人の利用者に対し1日1回配信するという条件の下での人数である。利用者数算出部115は、例えば、1人の利用者に毎日2回同じ広告情報を配信するという条件の下では算出した利用者の人数を半分にしたり、逆に2日おきに広告情報を配信する条件の下では算出した利用者の人数を倍にしたりして条件を調整できる。
また、上述した利用者の算出処理では、利用者が1つの番組を1日に日平均再生時間だけ再生するという推定の下で利用者の人数を算出している。しかしながら、利用者による各番組の実際の再生時間(実再生時間)は、必ずしも日平均再生時間になるわけではない。利用者数算出部115は、利用者の人数の最適化を行ない、再生時間を調整している。
具体的には、利用者数算出部115は、ある広告情報と共に配信した番組の実再生時間を実再生時間データベース126から読み出し、この広告情報の総再生時間と配信期間を契約時間データベース123から読み出す。利用者数算出部115は、実再生時間の合計を総再生時間から減算して、残り再生時間を求める。利用者数算出部115は、残り再生時間を残り配信期間で割って単位再生時間を算出する。この結果、実再生時間が日平均再生時間よりも長ければ単位再生時間が短くなり、逆に、実再生時間が日平均再生時間よりも短ければ単位再生時間が長くなる。
利用者数算出部115は、単位再生時間を日平均再生時間で割って広告情報を配信する利用者の人数を算出する。利用者の人数は、単位再生時間に応じて増減する。広告情報を配信する利用者の人数が増加すると番組の再生時間が増加し、広告情報を配信する利用者の人数が減少すると番組の再生時間が減少する。本実施の形態では、利用者の人数を調整することにより、広告情報と共に配信した番組の再生時間の合計が総再生時間となるように調整している。
また、これまで、利用者数算出部115は、過去に配信した番組の実再生時間を用いて利用者数を算出していたが、システムの動作開始時には、番組を未だ配信していないため実再生時間が登録されていない。そこで、本実施の形態では、利用者数の初期値を設定している。利用者数の初期値は、初めは誤差があったとしても、利用者数の最適化により徐々に最適な人数に近づく。なお、利用者数の初期値を用いるという方法は、実再生時間が取得されていないときの対処法の一例でありこれに限定されるわけではない。
重要度特定部116は、各利用者の重要度を特定してユーザデータベース124に登録する。重要度データベース127には、広告情報の識別情報と利用者の属性情報とこの属性情報を持つ利用者の重要度との対応が記憶されている。属性情報と重要度の対応は、必ずしも1対1ではなく、「性別」、「年代」、「居住地」・・・などの各属性情報に重要度が対応する1対多の関係でもよい。重要度特定部116は、ユーザデータベース124に記憶された利用者の属性情報と、重要度データベース127に記憶された各属性情報とを照合し、利用者の重要度を特定する。ここで、複数の重要度が特定された場合、重要度特定部116は、重要度の総和を重要度とする。
配信内容選択部117は、重要度特定部116で重要度が高い順に利用者を選択し、選択した利用者に配信する番組のうち、まだ、広告情報が登録されていない番組を番組表データベース125から選択して広告情報を登録する。一方、選択した利用者に配信する番組のすべてに広告情報が登録されている場合、配信内容選択部117は、次に重要度が高い利用者を選択し、広告情報が登録されていない番組を番組表データベース125から選択して広告情報を登録する。配信内容選択部117は、広告情報を登録した利用者の人数が、利用者数算出部115で算出した人数になるまで、広告情報の登録処理を繰り返す。
この上述の選択方法では、1つの広告情報は、1人の利用者に対して1日に1番組のみに登録される。すなわち、利用者は、最高でも同じ広告を1日に1回しか再生しない。1人の利用者が毎日2回同じ広告を配信する場合は、1人の利用者に対して1日に配信される2つの番組に広告情報を登録してもよい。また、同じ配信時刻に複数の番組の配信が指定されている場合、配信内容選択部117は、配信時刻が等しい複数の番組のうちの1つのみに広告情報を登録すると、1人の利用者に同じ広告情報が重ねて配信されることがなく好適である。
配信内容選択部117は、利用者の人数の微調整を行なう。具体的には、配信内容選択部117は、番組表データベース125において同じ広告情報が登録された番組の実再生時間の総和と前記広告情報の単位再生時間との差分を、番組別平均再生時間で割って利用者の人数を算出する。そして、配信内容選択部117は、実再生時間の総和が単位再生時間よりも長い場合には、算出した人数分の広告情報を番組表データベース125から削除し、実再生時間の総和が単位再生時間よりも短い場合には、算出した人数分の広告情報を番組表データベース125に追加登録する。人数の調整処理については、図10のフローチャートで詳述する。
===携帯端末200===
一方、本発明の携帯端末200は、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース201に格納されたプログラム202をメモリ203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。また、前記携帯端末200は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類、ディスプレイ250などの入出力インターフェイス205、ならびに、デジタルコンテンツ配信コンテンツ配信システム100との間のデータ授受を担う通信部206などを有している。
前記携帯端末200は、前記通信部206により、前記デジタルコンテンツ配信コンテンツ配信システム100らと例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、データ授受を実行する。携帯端末200の各種機能部と通信部206との間ではI/O部207がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、携帯端末200が、例えばプログラム202に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。前記携帯端末200は、利用者から指定された配信希望番組と配信希望時刻とを、コンテンツ配信システム100に送信する、配信希望送信部210を備える。
また、前記携帯端末200は、前記コンテンツ配信システム100から前記配信希望時刻に配信希望の番組1100を受信し、出力インターフェイスに表示する、受信処理部211を備える。
===データベース構造===
図2は、コンテンツデータベース121の構成例である。コンテンツデータベース121は、携帯端末200に番組として配信するコンテンツに関する情報を記憶している。コンテンツデータベース121は、図2に示すように、番組コード欄をキーとして、コンテンツ種別欄、コンテンツ画像などのアドレス欄を備えている。
図3は、広告データベース122の構成例である。広告データベース122は、番組と共に配信する広告に関する情報を記憶している。広告データベース122は、図3に示すように、広告コード欄をキーとして、広告主名、広告内容、広告情報画像などのアドレス欄を備えている。
図4は、契約時間データベース123の構成例である。契約時間データベース123は、図4に示すように、広告情報を識別するための広告コード欄、広告主から指定された広告情報の総再生時間欄、同じく広告主から指定された広告情報の配信期間欄、単位時間あたりに広告情報を再生すべき時間である単位再生時間欄を備えている。
図5は、ユーザデータベース124の構成例である。ユーザデータベース124は、図5に示すように、利用者を識別する利用者ID欄、利用者の年齢欄、利用者の性別欄、利用者の居住地欄、利用者が所有する携帯端末200のネットワーク上のアドレス欄を備えている。
図6は、番組表データベース125の構成例である。番組表データベース125は、図6に示すように、番組の配信を希望する利用者の利用者ID欄、利用者が指定した番組の配信時刻欄、利用者が指定した番組の番組コード欄、番組と共に配信される広告情報の広告コード欄、番組別平均再生時間欄を備えている。
図7は、実再生時間データベース126の構成例である。実再生時間データベース126は、図7に示すように、利用者を識別する利用者ID欄、配信時刻欄、配信日欄、番組コード欄、広告情報を識別する広告コード欄、広告情報の実再生時間欄を備えている。
図8は、重要度データベース127の構成例である。重要度データベース127は、図8に示すように、広告情報を識別する広告コード欄、重要度の判断基準となる利用者の属性種別欄、属性情報欄、属性情報欄に記憶された属性情報を持つ利用者の重要度欄とを備えている。
===コンテンツ配信システム100の動作===
次いで、図9のフローチャートを参照して、コンテンツ配信システム100の動作について説明する。総再生時間登録部は、入出力インターフェイスや通信部等から広告情報、広告情報の総再生時間、広告情報の配信期間を取得すると、取得した広告情報の総再生時間、配信期間を契約時間データベース123に登録する(ステップS11)。
利用者情報登録部111は、利用者が所有する携帯端末200または利用者が操作する情報端末から利用者の属性情報、利用者が配信を希望する番組、利用者が希望する番組の配信時刻を取得すると、利用者の属性情報をユーザデータベース124に登録し(ステップS12)、利用者から配信を指定された番組、および、番組の配信時刻を番組表データベース125に登録する(ステップS13)。
次いで、利用者数算出部115は、配信対象である広告情報と共に配信した番組を実際に再生した時間、すなわち、実再生時間を既に取得しているか否かを判断する。利用者数算出部115は、番組の実再生時間が実再生時間データベース126に記憶されていない場合(ステップS14;NO)、配信すべき利用者の人数を初期値に設定する(ステップS15)。一方、配信対象である広告情報と共に配信した番組の実再生時間が実再生時間データベース126に記憶されているとき(ステップS14;YES)、平均再生時間算出部114は、同じ利用者に同じ配信時刻(かつ、異なる日)に配信された番組の実再生時間を実再生時間データベース126から読み出し、読み出した実再生時間の総和を番組の配信回数で割って、番組別平均再生時間を算出する(ステップS16)。平均再生時間算出部114は、さらに、番組表データベース125に記憶された全ての番組別平均再生時間の平均である日平均再生時間を算出する(ステップS17)。
利用者数算出部115は、配信対象である広告情報と共に配信される番組の総再生時間および広告情報の配信期間を契約時間データベース123から読み出し、総再生時間を配信期間で割り単位再生時間を算出する(ステップS18)。
利用者数算出部115は、単位再生時間をステップS17で算出した日平均再生時間で割り、広告情報を配信する利用者の人数を算出する(ステップS19)。なお、この利用者の人数は、広告情報を1人の利用者に対し毎日1回配信するという条件の下での人数である。同じ広告情報を1人の利用者に対し毎日2回配信するという条件であれば、利用者の人数は半分になる。
重要度特定部116は、ユーザデータベース124に記憶された各利用者の属性情報と重要度データベース127に記憶された属性情報を照合し、各利用者の重要度を特定する(ステップS20)。また、本実施の形態では、属性情報と重要度との関係が1対多の関係になっているため、複数の重要度が照合することがある。この場合は、重要度の総和を算出する。
配信内容選択部117は、利用者の重要度の高い順に番組表データベース125をソートし、広告情報が登録可能な番組に登録可能のフラグを付ける。このとき、配信内容選択部117は、既に広告情報が登録された番組は登録付加とし、また、同じ時刻に配信する複数の番組を利用者に配信する場合は1つの番組のみ登録可能であり残りは登録不可とする。
図10は、番組表データベース125の一例である。図10の番組表データベース125は、利用者ID欄、番組の配信時間欄、番組コード欄、広告コード欄、番組別平均再生時間欄、広告情報が登録可能か否かを示す登録可能フラグ欄を備える。図10において、最も重要度の高い利用者は、利用者「K012」である。利用者「K012」は、配信時刻「10:00」の番組「0002」、配信時刻「10:00」の番組「0001」、配信時刻「12:00」の番組「0004」、配信時刻「15:00」の番組「0005」を番組表に登録している。利用者「012」の番組表では、配信時刻「12:00」の番組「0004」に対しては、広告「CM005」が登録されており、配信時刻「15:00」の番組「0005」に対して広告「CM003」が登録されている。配信時刻「10:00」の番組「0002」と「0003」とは、広告情報が登録されていないが、同じ配信時刻の番組が複数ある場合には、そのうちの1つにのみ広告情報が登録可能であるため、同じ配信時刻に配信される2つのうち、番組「0001」は、登録不可のフラグが付けられており、番組「0002」は登録可能のフラグが付けられている。
配信内容選択部117は、最も重要度の高い利用者において、広告情報の登録可能なフラグが付けられた番組が存在するか否かをチェックし、登録可能なフラグが付けられた番組が存在する場合には(ステップS21;YES)、番組表データベース125に広告情報を登録する(ステップS22)。次いで、配信内容選択部117は、広告情報を登録した人数が利用者数算出部115で算出した人数に達したか否かをチェックし、利用者数算出部115で算出した人数に達していない場合(ステップS23:NO)、次に重要度の高い利用者を選択して(ステップS24)、ステップS21に移る。一方、ステップS21において、登録可能なフラグが付けられた番組が存在しない場合(ステップS21;NO)、配信内容選択部117は、次に重要度の高い利用者を選択して(ステップS24)、ステップS21に移る。
また、ステップS23において、利用者算出部で算出した人数に達した場合(ステップS23;YES)、配信内容選択部117は、配信対象の広告情報を登録した利用者の人数の微調整を行なう(ステップS25)。ステップS25における利用者の人数の微調整の方法は、図11で後述する。
配信処理部112は、番組表データベース125に記憶された配信予定情報に従い、利用者から指定された配信時刻に、利用者から指定された番組を広告情報と共に携帯端末200に配信する(ステップS26)。
実再生時間取得部113は、配信処理部112が配信した番組の実再生時間を携帯端末200から取得し(ステップS27)、取得した実再生時間を実再生時間データベース126に登録する(ステップS28)。次いで、コンテンツ配信システム100は、ステップS14に処理を移行して番組に対する広告情報の登録と広告情報の配信処理とを繰り返す。
===利用者の人数の調整処理===
次いで、図11を参照して、配信内容選択部117における利用者の人数の調整処理について説明する。配信内容選択部117は、上述したステップS22〜ステップS25の処理において、利用者数算出部115で算出した人数分の広告情報を番組表データベース125に登録すると、利用者の人数の微調整を開始する。配信内容選択部117は、番組表データベース125において配信対象の広告情報が登録された番組の実再生時間を実再生時間データベース126から読み出し(ステップS31)、読み出した実再生時間の総和を求める(ステップS32)。配信内容選択部117は、ステップS18で算出した広告情報の単位再生時間とステップS32で求めた実再生時間の総和とを比較する。ここで、単位再生時間が実再生時間の総和よりも大きい場合(ステップS33;YES)、配信内容選択部117は、単位再生時間から実再生時間の総和を引いた差分を求め(ステップS34)、ステップS34で求めた差分を日平均再生時間で割って広告情報を削除すべき利用者の人数を求める(ステップS35)。
一方、ステップS33において、単位再生時間が実再生時間の総和よりも小さい場合(ステップS33;NO)、配信内容選択部117は、実再生時間の総和から単位再生時間を引いた差分を求め(ステップS36)、ステップS36で求めた差分を番組別平均再生時間で割って広告情報を追加登録すべき利用者の人数を算出する(ステップS37)。
配信内容選択部117は、ステップS35またはステップS37で算出した利用者の人数と、番組表データベース125に記憶されている全利用者の人数の1%とを比較し、算出した利用者の人数が全利用者の人数の1%を越えた場合(ステップS38;NO)、ステップS35で算出した利用者の人数の番組データベースからの削除、または、ステップS36で算出した利用者の人数の番組表データベース125への追加登録により、番組表データベース125の再構成を行なう(ステップS39)。配信内容選択部117は、ステップS31に処理を移行し、ステップS35またはステップS37で算出した利用者の人数が全利用者の人数の1%より小さくなると(ステップS38;YES)、利用者の調整処理を終了する。
===変形例===
上述した実施の形態では、番組の再生時間を広告主との契約条件としたが、広告情報の再生時間や番組と広告情報の再生時間の合計を契約条件としてもよい。広告情報の再生時間を契約条件とした場合のコンテンツ配信システム100の処理は、番組の再生時間を契約条件とした場合と略同じである。
広告情報の再生時間を契約条件とした場合、契約時間データベース123には、広告情報の総再生時間と、広告情報の配信期間が登録される。また、実再生時間取得部113は、広告情報の実再生時間を携帯端末200から取得し実再生時間データベース126に登録する。平均再生時間算出部114は、同じ配信時刻に定期的に配信された番組と共に配信した広告情報の平均再生時間を番組別再生時間として算出する。また、平均再生時間算出部114は、番組表データベース125に登録された広告情報の番組別再生時間の平均(広告情報の日平均再生時間)を算出する。
利用者数算出部115は、契約時間データベース123に記憶された広告情報の総再生時間を広告情報の配信期間で割って単位再生時間を算出する。利用者算出部は、広告情報の単位再生時間を広告情報の日平均再生時間で割って、広告情報を配信すべき利用者の人数を算出する。
利用者数算出部115は、広告情報の実再生時間が平均再生時間より短い場合広告情報を配信する利用者の人数を増加させ、逆に、実再生時間が平均再生時間より長い場合広告情報を配信する利用者の人数を増加させて、利用者の人数の最適化を行なう。最適化の方法は、番組の再生時間に基づき利用者の最適化を行なうときと同様である。
配信内容選択部117は、重要度特定部116で重要度が高い順に利用者を選択する。配信内容選択部117は、選択した利用者から指定された番組のうち、まだ、広告情報が登録されていない番組を番組表データベース125から選択して広告情報を登録する。一方、選択した利用者から指定された番組の全てに広告情報が登録されている場合、配信内容選択部117は、次に重要度が高い利用者を選択し、広告情報が登録されていない番組を番組表データベース125から選択して広告情報を登録する。配信内容選択部117は、広告情報を登録した利用者の人数が、利用者算出部で算出した人数になるまで、広告情報の登録処理を繰り返す。
また、配信内容選択部117は、配信対象である広告情報の実再生時間の総和と広告情報の単位再生時間との差分を、広告情報の番組別平均再生時間で割って利用者の人数を算出する。配信内容選択部117は、実再生時間の総和が単位再生時間よりも長い場合には、算出した人数分の広告情報を番組表データベース125から削除し、実再生時間の総和が単位再生時間よりも短い場合には、算出した人数分の広告情報を番組表データベース125に追加登録する。
このように、広告情報の再生時間を契約条件とした場合でも、基本的な処理は、変わらない。また、広告情報と番組の合計再生時間を契約条件とした場合でも、同様の処理で広告情報を付加する番組を選択する。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、本実施の形態では、利用者の携帯端末200に番組を配信するとしたが、パーソナルコンピュータなど、自宅や職場に固定された情報端末でもよい。
本実施形態におけるコンテンツ配信システムを含むネットワーク構成図である。 コンテンツデータベースの構成例を示す図である。 広告データベースの構成例を示す図である。 契約時間データベースの構成例を示す図である。 ユーザデータベースの構成例を示す図である。 番組表データベースの構成例を示す図である。 実再生時間データベースの構成例を示す図である。 重要度データベースの構成例を示す図である。 コンテンツ配信システムの動作を説明するフローチャートである。 番組表データベースの一例を示す図である。 利用者の人数の調整処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 コンテンツ配信システム
101、201 プログラムデータベース
102、202 プログラム
103、203 メモリ
104、204 CPU
105、205 入出力インターフェイス
106、206 通信部
107、207 I/O部
110 契約時間登録部
111 利用者情報登録部
112 配信処理部
113 実再生時間取得部
114 平均再生時間算出部
115 利用者数算出部
116 重要度特定部
117 配信内容選択部
120 DBMS
121 コンテンツデータベース
122 広告データベース
123 契約時間データベース
124 ユーザデータベース
125 番組表データベース
126 実再生時間データベース
127 重要度データベース
200 携帯端末
210 配信希望送信部
211 受信処理部
1100 番組

Claims (7)

  1. 利用者から指定されたコンテンツを、利用者から指定された配信時間に利用者端末に配信するコンテンツ配信装置であって、
    前記コンテンツまたは広告情報の目標再生時間を記憶する広告時間記憶部と、
    利用者ごとのコンテンツまたはコンテンツに対応付けられた前記広告情報がある場合、前記広告情報を含めたコンテンツの配信予定情報を記憶する配信予定記憶部と、
    既に配信されたコンテンツまたは配信されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報が実際に再生された実再生時間を記憶する実再生時間記憶部と、
    前記配信予定記憶部に記憶されたコンテンツまたは記憶されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報の実際に再生された時間を前記実再生時間記憶部から抽出し、前記抽出した実再生時間の総和が前記コンテンツまたは広告情報の前記目標再生時間と略等しくなるよう、前記配信予定記憶部に登録されたコンテンツのうち前記広告情報が設定されていないコンテンツを選択し、前記広告情報を設定する、配信内容選択部と、
    前記配信内容選択部に選択されたコンテンツ前記利用者端末に配信する配信処理部と、
    前記実再生時間を、利用者端末から取得し、前記実再生時間記憶部に記憶させる実再生時間取得部と、
    前記実再生時間取得部が取得した実再生時間を基に、ある利用者端末にある配信時刻に配信した各コンテンツまたは前記配信した各コンテンツに対応付けられた各広告情報が単位時間内に再生された時間の平均である平均再生時間を算出する平均再生時間算出部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 利用者の属性情報を記憶する属性情報記憶部と、
    前記広告情報を識別する広告識別情報と、利用者の属性情報と、前記利用者の属性情報に従って設定される利用者の重要度とを対応付けて記憶する重要度記憶部と、
    前記属性情報記憶部に記憶された各利用者の属性情報前記重要度記憶部に記憶された各利用者の属性情報とを照合して、各利用者の重要度を特定する重要度特定部と、
    を備え、
    前記配信内容選択部は、前記特定した重要度の高い利用者から指定されたコンテンツを優先的に選択し、前記広告情報を設定すること、
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記目標再生時間を所定の単位時間で区切り、前記単位時間あたりに前記コンテンツまたはコンテンツに対応付けられた前記広告情報を再生すべき時間である単位再生時間を求めるとともに、前記単位時間あたりの各コンテンツまたは各コンテンツに対応付けられた各広告情報の再生された時間の平均である単位平均再生時間を求め、前記単位再生時間を前記単位平均再生時間で割ることにより、前記単位時間に前記コンテンツまたは広告情報を配信すべき利用者の人数を算出する利用者数算出部を備えるを特徴とする請求項に記載のコンテンツ配信装置。
  4. 前記配信内容選択部は、前記重要度特定部で特定された前記重要度の高い利用者のうちで、前記利用者数算出部が算出した前記コンテンツまたは広告情報を配信すべき利用者の人数と略同数の利用者を抽出し、前記抽出された利用者から指定されたコンテンツ、広告の配信対象として、選択することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記利用者数算出部は、前記目標再生時間から前記実再生時間を引いた残り再生時間を算出し、前記残り再生時間を所定の単位時間で区切り単位再生時間を求め、前記単位再生時間を単位平均再生時間で割ることにより利用者の人数を調整することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ配信装置。
  6. 利用者から指定されたコンテンツを、利用者から指定された配信時間に利用者端末に配信するコンピュータであって、コンテンツまたは広告情報の目標再生時間を記憶する広告時間記憶部と、利用者ごとのコンテンツ、またはコンテンツに対応付けられた前記広告情報がある場合、前記広告情報を含めたコンテンツの配信予定情報を記憶する配信予定記憶部と、既に配信されたコンテンツ、または配信されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報が実際に再生された実再生時間を記憶する実再生時間記憶部とを備えたコンピュータが、
    前記配信予定記憶部に記憶されたコンテンツまたは記憶されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報の実際に再生された時間を前記実再生時間記憶部から抽出し、前記抽出した実再生時間の総和が前記コンテンツまたは広告情報の前記目標再生時間と略等しくなるよう、前記配信予定記憶部に登録されたコンテンツのうち前記広告情報が設定されていないコンテンツを選択し、前記広告情報を設定する処理と、
    前記選択されたコンテンツを前記利用者端末に配信する処理と、
    前記実再生時間を、利用者端末から取得し、前記実再生時間記憶部に記憶させる処理と、
    前記取得した実再生時間を基に、ある利用者端末にある配信時刻に配信した各コンテンツまたは前記配信した各コンテンツに対応付けられた各広告情報が単位時間内に再生された時間の平均である平均再生時間を算出する処理と、
    を実行することを特徴とするコンテンツ配信方法。
  7. 利用者から指定されたコンテンツを、利用者から指定された配信時間に利用者端末に配信するコンピュータであって、コンテンツまたは広告情報の目標再生時間を記憶する広告時間記憶部と、利用者ごとのコンテンツ、またはコンテンツに対応付けられた前記広告情報がある場合、前記広告情報を含めたコンテンツの配信予定情報を記憶する配信予定記憶部と、既に配信されたコンテンツ、または配信されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報が実際に再生された実再生時間を記憶する実再生時間記憶部とを備えたコンピュータに、
    前記配信予定記憶部に記憶されたコンテンツまたは記憶されたコンテンツに対応付けられた前記広告情報の実際に再生された時間を前記実再生時間記憶部から抽出し、前記抽出した実再生時間の総和が前記コンテンツまたは広告情報の前記目標再生時間と略等しくなるよう、前記配信予定記憶部に登録されたコンテンツのうち前記広告情報が設定されていないコンテンツを選択し、前記広告情報を設定する処理と、
    前記選択されたコンテンツを前記利用者端末に配信する処理と、
    前記実再生時間を、利用者端末から取得し、前記実再生時間記憶部に記憶させる処理と、
    前記取得した実再生時間を基に、ある利用者端末にある配信時刻に配信した各コンテンツまたは前記配信した各コンテンツに対応付けられた各広告情報が単位時間内に再生された時間の平均である平均再生時間を算出する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンテンツ配信プログラム。
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