JP2001320743A - 番組視聴情報の調査方法と視聴情報の利用方法及び番組視聴装置 - Google Patents

番組視聴情報の調査方法と視聴情報の利用方法及び番組視聴装置

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JP2001320743A
JP2001320743A JP2000140629A JP2000140629A JP2001320743A JP 2001320743 A JP2001320743 A JP 2001320743A JP 2000140629 A JP2000140629 A JP 2000140629A JP 2000140629 A JP2000140629 A JP 2000140629A JP 2001320743 A JP2001320743 A JP 2001320743A
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Katsuhiro Ochiai
勝博 落合
Hiroshi Matoba
ひろし 的場
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録画視聴を含めた放送番組視聴の実態を延べ
利用状況として利用することと、そのデータを利用した
放送広告の新たな契約方法を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 非リアルタイムに視聴される番組に対す
る視聴情報をコンピュータシステムによって集計し、リ
アルタイムに視聴される番組と共に総合的な視聴情報と
して提示する方法と、提示される視聴情報を視聴装置に
おいても視聴に利用する手段を備える装置と、広告契約
時に契約した広告機会を視聴装置を用いて保証する方法
と、録画視聴を含めた延べ視聴率や延べ視聴回数等に応
じて広告料を決定する広告契約の方法を用いることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積媒体を用いた
番組視聴情報、番組視聴者数、番組視聴回数、番組視聴
率の調査方法とそれらの番組視聴装置、および契約の履
行方法、広告の契約方法に関する。
【0002】
【従来の技術】番組視聴率の計算方法としては、周知の
事実として、単位時間あたりの視聴者総数を分母とし、
単位時間あたりの特定番組視聴者数を分子とする計算式
による方法がある。また、これを補う方法として、コン
ピュータ支援による視聴情報収集の方法が特開昭61−
060477号公報等に公開されている。
【0003】視聴率と蓄積された番組とを関連付けて利
用する技術では、特開昭60−243649号公報に記
載されているように、集計した視聴率と、録画されたビ
デオを同時に視聴することで一つの番組中の視聴率変化
を知ることができる。この装置によって、視聴率変化を
知ることができるのは、視聴率を集計した装置を所有す
る者だけである。
【0004】また、特開平08−061218号公報に
おける視聴率の利用方法では、リアルタイムの番組視聴
において、視聴者にその番組の視聴率を示し、選択の基
準を与えている。示される視聴率はリアルタイムのもの
だけである。
【0005】また、特開平2−49076号公報には、
視聴率測定システムにおけるビデオテープレコーダの動
作状態検出方式として、ビデオテープレコーダの録画回
路より周波数変調された映像信号を検出して直流化する
録画検出手段と、ビデオテープレコーダの再生回路より
周波数変調された映像信号を検出して直流化する再生検
出手段と、ビデオテープレコーダおよびテレビの電源の
オン・オフを検出する電源検出手段とを備え、ビデオテ
ープレコーダの動作状態をオフ、モニタ、再生、録画の
4つのモードに判別して、符号化し、視聴者の情報を収
集することが記載されている。しかし、ビデオテープレ
コーダの再生モードの情報をどうするのかについては一
切記載されていない。
【0006】また、特開平9−261609号公報に
は、CATV等の多チャンネル放送における視聴率デー
タに基づいてチャンネルを選択できる放送番組の送信装
置、受信装置および送受信装置に関し、同時刻の視聴者
データを各家庭に配信することにより、現在のテレビ視
聴動向を反映させた選択操作を行え、利用者が視聴率に
基づいて番組を選択したい場合に、視聴率の順にチャン
ネルを変えて選択できることが記載されている。同公報
には、計測された視聴率の利用方法について記載されて
いる。
【0007】一方、放送における広告料の決定方法で
は、周知の事実として、番組放送者が広告主に対して、
これまでの放送番組枠の過去の視聴率や、時間帯を基準
にして、契約時に広告を出す放送番組枠ごとに、広告料
金が決定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来よりあるリアルタ
イム視聴の視聴率計算等の視聴情報計算の方法では、現
に家庭に普及している録画装置によって、番組視聴した
場合に、その視聴行為を視聴情報解析に十分に活用でき
ない。
【0009】特開昭60−243649号公報等の技術
では、一般の視聴者や視聴端末が、集計された視聴率等
の視聴情報を視聴の用に供することはできない。特開平
08−061218号公報等の技術では、録画主体の視
聴手段を用いている者には、参考にすべき視聴情報がな
い。仮に録画時に放送時の視聴変化を番組と共に記録
し、再生することが可能であっても、その視聴情報は、
放送時における視聴情報であり、録画視聴を含めた正確
な値を知ることはできない。
【0010】また、この視聴情報に従って、従来の放送
広告の契約方法では、広告主が提供する広告を含む番組
が、期待通りの視聴率を得られるとは限らず、広告主に
とって契約した広告料に対する広告効果を必ずしも得る
ことができない。
【0011】本発明は、単にリアルタイムに視聴情報を
フィードバックして自己のテレビにその集計結果を表示
するばかりでなく、録画装置によって後刻再生した場合
の視聴情報を集計して、その集計結果をも、その番組の
再生中に通知することを目的とする。
【0012】また、広告契約においても、録画装置によ
って再生した視聴情報を集計して、その集計結果に応じ
て、広告の契約条件に入れることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明による番組視聴情報の調査方法と調査装置で
は、非リアルタイムに視聴される番組に対する視聴情報
をコンピュータシステムによって集計し、リアルタイム
に視聴される番組と共に総合的な視聴情報として提示す
る方法と、提示される視聴情報を視聴装置においても視
聴に利用する手段を備える装置と、広告契約時に契約し
た広告機会を視聴装置を用いて保証する方法と、録画視
聴を含めた延べ視聴率や延べ視聴回数に応じて広告料を
決定する広告契約の方法を用いることを特徴とする。
【0014】また、本発明は、番組の放送後、任意の時
点で、その番組を蓄積媒体を用いたタイムシフト視聴
(以下、非リアルタイム視聴という)した視聴者から視
聴情報収集装置を用いて視聴情報を計測することを特徴
とする。また、番組の放送後、任意の時点で、その番組
を蓄積媒体を用いたタイムシフト視聴(以下、非リアル
タイム視聴という)した視聴者から視聴情報収集装置を
用いて合計した視聴者数(同一人物が同一番組を複数回
視聴した場合にはそれぞれ一回とカウントする)を、そ
の番組の「非リアルタイム視聴での視聴者数」(以下、
「非リアルタイム視聴での視聴者数」という時はこの意
味で使用)としてカウント結果を出力することを特徴と
する。また、番組の放送後、任意の時点で、任意の視聴
者から視聴情報収集装置を用いて集計した視聴回数(同
一人物が同一番組を複数回視聴した場合には同一のカウ
ントに数えず、その複数回とカウントする)を「任意の
視聴者一人の非リアルタイム視聴での単純視聴回数」
(以下、「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での
単純視聴回数」という)としてカウント結果を出力する
ことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、番組の放送後、任意の時
点で、任意の視聴者から視聴情報収集装置を用いて集計
した、番組中で任意の時点の単位時間あたりの非リアル
タイム視聴の回数(同一人物が同一箇所を複数回視聴し
た場合には同一のカウントに数えず、その複数回とす
る)を、「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での
瞬間視聴回数」(以下、「任意の視聴者一人の非リアル
タイム視聴での瞬間視聴回数」という)としてカウント
結果を出力することを特徴とする。
【0016】また、視聴情報集計装置に用いる視聴情報
の項目として、「非リアルタイム視聴での視聴者数」も
しくは「非リアルタイムでの単純視聴回数」もしくは
「非リアルタイム視聴での視聴回数」もしくは「任意の
視聴者一人の非リアルタイム視聴での単純視聴回数」も
しくは「非リアルタイム視聴での単純視聴回数」もしく
は「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での瞬間視
聴回数」もしくは「任意の視聴者一人の非リアルタイム
視聴での瞬間視聴回数」もしくは「非リアルタイム視聴
での平均視聴回数」もしくは「視聴者一人あたりの非リ
アルタイム視聴での平均視聴回数」もしくは「非リアル
タイム視聴での瞬間視聴者数」もしくは「非リアルタイ
ム視聴での瞬間視聴率」もしくは「非リアルタイム視聴
での平均視聴率」もしくは「延べ視聴者数」もしくは
「延べ単純視聴回数」もしくは「延べ視聴回数」もしく
は「任意の視聴者一人の延べ単純視聴回数」もしくは
「延べ単純視聴回数」もしくは「任意の視聴者一人の延
べ瞬間視聴回数」もしくは「任意の視聴者一人の延べ瞬
間視聴回数」もしくは「延べ平均視聴回数」もしくは
「視聴者一人あたりの延べ平均視聴回数」もしくは「延
べ瞬間視聴者数」もしくは「延べ瞬間視聴率」もしくは
「延べ平均視聴率」(以下、これらをまとめて「蓄積媒
体を用いた視聴情報」と略す)のいずれか一つ以上を計
算する手段と、計算された「蓄積媒体を用いた視聴情
報」のいずれか一つ以上の情報を記録もしくは外部出力
する通信手段を備えることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、番組の放送後、任意の時
点で、視聴者から視聴情報収集装置を用いて合計した、
任意の時点の単位時間あたりの非リアルタイム視聴をし
た視聴者数を、「非リアルタイム視聴での瞬間視聴者
数」(以下、「非リアルタイム視聴での瞬間視聴者数」
という)として計測結果を出力することを特徴とする。
【0018】また、本発明は、番組の放送後、任意の時
点で、その番組を蓄積媒体を用いたタイムシフト視聴し
た視聴者とその番組を蓄積媒体を用いずにリアルタイム
に視聴した視聴者とから視聴情報収集装置を用いて両者
を合算した視聴情報を計測することを特徴とする。ま
た、任意の時点で、視聴情報収集装置を用いて集計し
た、番組をリアルタイム視聴した視聴者数と、同番組を
非リアルタイム視聴した視聴者数を合計した値(リアル
タイムと非リアルタイムで合わせて複数回視聴した場合
を含め、同一人物が同一番組を複数回視聴した場合には
複数回数の視聴者数と計算する。)を、その番組の「延
べ視聴者数」(以下、「延べ視聴者数」という)として
計測出力することを特徴とする。
【0019】また、本発明は、放送を受信して再生する
手段を有する複数の端末から視聴情報を受信するモデム
と、視聴番組等の前記視聴情報を計測する手段と、計測
された前記視聴情報を前記複数の端末に通知する手段と
からなることを特徴とする。
【0020】また、本発明による契約の履行方法におい
て、ある番組についてスポンサー契約した者との契約時
に保証したその番組の「蓄積媒体を用いた視聴情報」の
契約項目のいずれかに到達していない場合に、前記保証
した「蓄積媒体を用いた視聴情報」の契約項目のいずれ
かに到達するまでその番組もしくは他の番組に前記スポ
ンサー契約した者の広告を放送受信端末に挿入する、も
しくは他の広告と置換を行なうことで前記放送受信端末
の視聴機会を保証することを特徴とする。
【0021】また、本発明による広告の契約方法は、番
組放送者が、ある番組についてスポンサー契約した者
に、視聴情報収集装置を用いて計測されたその番組の
「蓄積媒体を用いた視聴情報」の項目中いずれか一つ以
上の情報に基づいて算出した広告料を請求することを特
徴とする。
【0022】[作用]前記の特徴により、録画視聴を含
めた放送番組視聴の実態を延べ利用状況として利用する
ことと、そのデータを利用した放送広告の新たな契約方
法が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明による番組視聴情報の調査
方法とその装置について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0024】以下に、各ケースに応じた番組視聴者数等
の定義付けについて、説明する。
【0025】(a)番組の放送後任意の時点で、その番
組を非リアルタイム視聴した視聴者から視聴情報収集装
置を用いて合計した視聴者数を、その番組の「非リアル
タイム視聴での視聴者数」とすることを特徴とする番組
視聴者数の計測方法について説明する。
【0026】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
にTV放送され、その番組を録画して放送直後から11
月5日のPM0:00までの間に視聴した視聴者のう
ち、視聴情報収集装置で集計した人数が100人いた場
合に、11月5日のPM0:00の時点における「非リ
アルタイム視聴での視聴者数」は、100人である。
【0027】また、全ての視聴者が視聴情報収集装置に
よる情報収集の対象となっておらず、サンプル調査で計
算する場合には、視聴情報収集が可能な視聴者数が、本
来放送を受信している人数の100分の1いたとする
と、前例では推定で「非リアルタイム視聴での視聴者
数」は、実測の100人を100倍した1万人となる。
【0028】(b)番組の放送後任意の時点で、任意の
視聴者から視聴情報収集装置を用いて、集計した視聴回
数を「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での単純
視聴回数」とすることを特徴とする番組視聴回数の計測
方法について説明する。
【0029】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その後、11月5日のPM0:00の時点
で視聴情報収集装置で収集された視聴者Aは、その番組
を録画しており、その番組に対して、10回の再生指示
をしていた場合に、11月5日のPM0:00の時点に
おける「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での単
純視聴回数」は、10回となる。
【0030】(c)「任意の視聴者一人の非リアルタイ
ムでの単純視聴回数」を、視聴者全員から集計して合計
した値を、「非リアルタイム視聴での単純視聴回数」と
することを特徴とする番組視聴回数の計測方法について
説明する。
【0031】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
にTV放送され、その番組を録画して、放送直後から1
1月5日のPM0:00までの間に、視聴した視聴者の
うち視聴情報収集装置で集計した視聴者から収集した視
聴回数が計1000回の場合に、「非リアルタイム視聴
での単純視聴回数」は1000回となる。
【0032】(d)番組の放送後、任意の時点で、任意
の視聴者から視聴情報収集装置を用いて集計した、番組
中で任意の時点の単位時間あたりの非リアルタイム視聴
の回数を、「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴で
の瞬間視聴回数」とすることを特徴とする番組視聴回数
の計測方法について説明する。
【0033】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、視聴状況をサンプルする間隔の単位時間を
1分とした場合で、任意に選んだ視聴者Bが合計で10
回の再生を番組先頭から30分経過した時点から31分
経過した時点に対して行なった場合に、番組先頭から3
0分経過した時点から31分経過した時点での「任意の
視聴者一人の非リアルタイム視聴での瞬間視聴回数」
は、10回となる。
【0034】(e)「任意の視聴者一人の非リアルタイ
ム視聴での瞬間視聴回数」をその番組の放送時間範囲に
対して積分した値を、放送時間を単位時間で除算した値
で、除算した値を「任意の視聴者一人の非リアルタイム
視聴での平均視聴回数」とすることを特徴とする番組視
聴回数の計測方法について説明する。
【0035】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、視聴状況をサンプルする間隔の単位時間を
1分とした場合で、任意に選んだ視聴者Cは、番組先頭
から0分経過した時点から30分経過した時点までは全
部で5回視聴し、残りの番組範囲に対しては3回視聴し
た。この時の「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴
での平均視聴回数」は、(30(分)×5(回)+30
(分)×3(回))÷(60(分)÷1(分))=4
(回)と計算され、4回となる。
【0036】(f)「任意の視聴者一人の非リアルタイ
ム視聴での平均視聴回数」を、全視聴者から集計して合
計した値を、「非リアルタイム視聴での平均視聴回数」
とすることを特徴とする番組視聴回数の計測方法につい
て説明する。
【0037】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組を見た視聴者数は全体で500人
おり、その全てが前述の視聴者Cと同様の視聴行動をと
ったとする。この時の「非リアルタイム視聴での平均視
聴回数」は前述の計算結果から、4(回)×500
(人)=2000(回)と計算され、2000(回)と
なる。
【0038】(g)番組の放送後、任意の時点で、「非
リアルタイム視聴での平均視聴回数」を全視聴者数で除
算した値を、「視聴者一人あたりの非リアルタイム視聴
での平均視聴回数」とすることを特徴とする番組視聴回
数の計測方法について説明する。
【0039】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組を見た視聴者数は全体で500人
おり、その時の「非リアルタイム視聴での平均視聴回
数」が2000回であった時、「非リアルタイム視聴で
の平均視聴回数」は、2000(回)÷500(人)=
4(回)と計算され、4(回)となる。
【0040】(h)番組の放送後任意の時点で、視聴者
から視聴情報収集装置を用いて合計した、任意の時点の
単位時間あたりの非リアルタイム視聴をした視聴者数
を、「非リアルタイム視聴での瞬間視聴者数」とするこ
とを特徴とする番組視聴者数の計測方法について説明す
る。
【0041】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組のPM2:30からPM2:31
の間の部分の放送部分を非リアルタイムに視聴した人数
が500人いた場合で、計算に用いる単位時間を1分間
隔とすると、この番組のPM2:30からPM2:31
の間の「非リアルタイム視聴での瞬間視聴者数」は50
0(人)となる。また、同一人物がPM2:30からP
M2:31の部分を複数回視聴しても、500(人)と
なる。
【0042】(i)「非リアルタイム視聴での瞬間視聴
者数」を全視聴者数で割った値、もしくはその値を百分
率で表現した値を、同番組の「非リアルタイム視聴での
瞬間視聴率」とすることを特徴とする番組視聴率の計測
方法について説明する。
【0043】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組のPM2:30からPM2:31
の間の放送部分を非リアルタイムに視聴した人数が50
0人いた場合で、計算に用いる単位時間を1分間隔、全
視聴者は潜在的に1000人いたとすると、この番組の
PM2:30からPM2:31の間の「非リアルタイム
視聴での瞬間視聴率」は、500(人)÷1000
(人)=0.5と計算され、「非リアルタイム視聴での
瞬間視聴率」は0.5もしくはその百分率50(%)と
なる。
【0044】(j)非リアルタイム視聴での瞬間視聴
率」を同番組の放送時間範囲で積分した値を、放送時間
を単位時間で除算した値で、除算した値を、同番組の
「非リアルタイム視聴での平均視聴率」とすることを特
徴とする番組視聴率の計測方法について説明する。
【0045】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組のPM2:00からPM2:30
の間の放送部分を非リアルタイムに視聴した人数が50
0人おり、PM2:30からPM3:00の間の放送部
分を非リアルタイムに視聴した人数が700人いた場合
で、計算に用いる単位時間を1分間隔、全視聴者は潜在
的に1000人いたとすると、この番組の「非リアルタ
イム視聴での平均視聴率」は、((500(人)÷10
00(人)×30(分))+(700(人)÷1000
(人)×30(分)))÷(60(分)÷1(分))=
0.6と計算され、「非リアルタイム視聴での平均視聴
率」は、0.6もしくはその百分率60(%)となる。
【0046】(k)任意の時点で、視聴情報収集装置を
用いて集計した、番組をリアルタイム視聴した視聴者数
と、同番組を非リアルタイム視聴した視聴者数を合計し
た値を、その番組の「延べ視聴者数」とすることを特徴
とする番組視聴者数の計測方法について説明する。
【0047】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
にTV放送され、その番組を放送時にリアルタイムで視
聴した視聴者のうち視聴情報収集装置で集計した人数が
50人おり、また、その番組を録画して放送直後から1
1月5日のPM0:00までの間に視聴した視聴者のう
ち視聴情報収集装置で集計した人数が50人いた場合
に、11月5日のPM0:00の時点における「延べ視
聴者数」は、100人である。
【0048】(l)任意の時点で、任意の視聴者から視
聴情報収集装置を用いて集計した、リアルタイム視聴時
の視聴回数と非リアルタイム視聴時の視聴回数を合計し
た値を「任意の視聴者一人の延べ単純視聴回数」とする
ことを特徴とする番組視聴回数の計測方法について説明
する。
【0049】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その後、11月5日のPM0:00の時点
で視聴情報収集装置で収集された視聴者Aは、放送時に
その番組を視聴しており、さらにその番組を録画し、そ
の番組に対して9回の再生指示をしていた場合に、11
月5日のPM0:00の時点における「任意の視聴者一
人の延べ単純視聴回数」は、10回となる。
【0050】(m)「任意の視聴者一人の延べ単純視聴
回数」を、視聴者全員から集計して合計した値を、「延
べ単純視聴回数」とすることを特徴とする番組視聴回数
の計測方法について説明する。
【0051】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
にTV放送され、その番組を放送時にリアルタイムで視
聴したかもしくは録画して放送直後から11月5日のP
M0:00までの間に視聴した視聴者のうち、視聴情報
収集装置で集計した視聴者から収集した視聴回数が計1
000回の場合に、「延べ単純視聴回数」は1000回
となる。
【0052】(n)任意の時点で、任意の視聴者から視
聴情報収集装置を用いて集計した、番組中で任意の時点
の単位時間あたりのリアルタイム視聴の回数と非リアル
タイム視聴の回数を合計した値を「任意の視聴者一人の
延べ瞬間視聴回数」とすることを特徴とする番組視聴回
数の計測方法について説明する。
【0053】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、視聴状況をサンプルする間隔の単位時間を
1分とした場合で、任意に選んだ視聴者Bが、放送時に
リアルタイムでPM2:30からPM2:31までの間
その番組を視聴しており、またその番組を録画して合計
で9回の再生を番組先頭から30分経過した時点から3
1分経過した時点に対して行なった場合に、番組先頭か
ら30分経過した時点から31分経過した時点での「任
意の視聴者一人の延べ瞬間視聴回数」は、10回とな
る。
【0054】(o)「任意の視聴者一人の延べ瞬間視聴
回数」を番組の放送時間範囲に対して積分した値を、放
送時間を単位時間で除算した値で、除算した値を「任意
の視聴者一人の延べ平均視聴回数」とすることを特徴と
する番組視聴回数の計測方法について説明する。
【0055】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、視聴状況をサンプルする間隔の単位時間を
1分とした場合で、任意に選んだ視聴者Cは、番組先頭
から0分経過した時点から30分経過した時点まではリ
アルタイム視聴と非リアルタイム視聴を合わせて5回視
聴し、残りの番組範囲に対しては合わせて3回視聴し
た。この時の「任意の視聴者一人の延べ平均視聴回数」
は、(30(分)×5(回)+30(分)×3(回))
÷(60(分)÷1(分))=4(回)と計算され、4
回となる。
【0056】(p)「任意の視聴者一人の延べ平均視聴
回数」を、全視聴者から集計して合計した値を、「延べ
平均視聴回数」とすることを特徴とする番組視聴回数の
計測方法について説明する。
【0057】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、リアルタイムで視聴したか非リアルタイム
で視聴したかを問わずその番組を見た視聴者数は全体で
500人おり、その全てが前述の視聴者Cと同様の視聴
行動をとったとする。この時の「延べ平均視聴回数」は
前述の計算結果から、4(回)×500(人)=200
0(回)と計算され、2000(回)となる。
【0058】(q)「延べ平均視聴回数」を全視聴者数
で除算した値を、「視聴者一人あたりの延べ平均視聴回
数」とすることを特徴とする番組視聴回数の計測方法に
ついて説明する。
【0059】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、リアルタイムで視聴したか非リアルタイム
で視聴したかを問わずその番組を見た視聴者数は全体で
500人おり、その時の「延べ平均視聴回数」が200
0回であった時、「視聴者一人あたりの延べ平均視聴回
数」は、2000(回)÷500(人)=4(回)と計
算され、4(回)となる。
【0060】(r)任意の時点で、全視聴者から視聴情
報収集装置を用いて集計した、任意の時点の単位時間あ
たりのリアルタイム視聴をした視聴者数と、同時点の単
位時間あたりの非リアルタイム視聴をした視聴者数を合
計した値を「延べ瞬間視聴者数」とすることを特徴とす
る番組視聴者数の計測方法について説明する。
【0061】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組のPM2:30からPM2:31
の間の部分の放送部分をリアルタイムに視聴した人数
が、200人おり、非リアルタイムに視聴した人数が3
00人いた場合で、計算に用いる単位時間を1分間隔と
すると、この番組のPM2:30からPM2:31の間
の「延べ瞬間視聴者数」は500(人)となる。また、
同一人物がPM2:30からPM2:31の部分を非リ
アルタイムに複数回視聴しても、500(人)となる。
【0062】(s)「延べ瞬間視聴者数」を全視聴者数
で割った値、もしくはその値を百分率で表現した値を、
同番組の「延べ瞬間視聴率」とすることを特徴とする番
組視聴率の計測方法について説明する。
【0063】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組のPM2:30からPM2:31
の間の放送部分をリアルタイムに視聴した人数が200
人おり、非リアルタイムに視聴した人数が300人いた
場合で、計算に用いる単位時間を1分間隔、全視聴者は
潜在的に1000人いたとすると、この番組のPM2:
30からPM2:31の間の「延べ瞬間視聴率」は、
(200(人)+300(人))÷1000(人)=
0.5と計算され、「延べ瞬間視聴率」は0.5もしく
はその百分率50(%)となる。
【0064】(t)「延べ瞬間視聴率」を番組の放送時
間範囲で積分した値を、放送時間を単位時間で除算した
値で、除算した値を、同番組の「延べ平均視聴率とする
ことを特徴とする番組視聴率の計測方法について説明す
る。
【0065】例えば、「日本不思議発見!」という番組
が1999年11月4日のPM2:00〜3:00の間
に放送され、その番組のPM2:00からPM2:30
の間の放送部分をリアルタイムに視聴した人数が200
人、非リアルタイムに視聴した人数が300人おり、P
M2:30からPM3:00の間の放送部分をリアルタ
イムに視聴した人数が300人、非リアルタイムに視聴
した人数が400人いた場合で、計算に用いる単位時間
を1分間隔、全視聴者は潜在的に1000人いたとする
と、この番組の「延べ平均視聴率」は、(((200
(人)+300(人))÷1000(人)×30
(分))+((300(人)+400(人))÷100
0(人)×30(分)))÷(60(分)÷1(分))
=0.6と計算され、「延べ平均視聴率」は、0.6も
しくはその百分率60(%)となる。
【0066】以下、図面を参照しつつ、上記各番組視聴
者数等の定義付けに応じた表示を可能とする番組視聴装
置および視聴情報収集装置の構成ブロックと作用につい
て、詳細に説明する。
【0067】(1)本実施形態では、放送を受信して再
生する手段と、視聴番組等の視聴情報を計測する手段
と、計測された視聴情報を他の端末に通知する手段とか
らなることを特徴とする番組視聴装置、もしくは、蓄積
された放送番組を再生する手段と、視聴番組や視聴回数
等の視聴情報を計測する手段と、計測された視聴情報を
他の端末に通知する手段とからなることを特徴とする番
組視聴装置のいずれか一つ以上で計測された視聴情報を
集計して、延べ視聴者数等の視聴情報を記録、もしくは
外部出力する手段を備えることを特徴とする視聴状況集
計装置について説明する。
【0068】図1に、放送を受信して再生する手段と、
視聴番組等の視聴情報を計測する手段と、計測された視
聴情報を他の端末に通知する手段とからなることを特徴
とする番組視聴装置10の一構成例を示す。
【0069】図1の構成例では、アンテナ13から入力
された映像および音声の混合信号を、TVチューナ14
を用いて選局して特定のチャネルの信号のみを抽出し、
MPEG2デコーダ15を用いて復号して、TV16に
出力する。特定のチャネルを選択する手段として、リモ
コン17を用いており、リモコン17から受光したチャ
ネル情報をリモコン受光部18で受け、チューナ管理装
置12を介して、TVチューナ14に伝えることで、選
局を実現している。チューナ管理装置12では、リモコ
ン17から指示されたチャネル情報と内部に持つ時計か
ら得る時間情報とをモデム11を介して、公衆回線網を
介して外部のサーバ装置に、チャネル情報と時間情報と
をアップロードする。このチャネル情報と時間情報とを
入手したサーバ装置は、この入手した情報件数を分母と
して、チャネル情報の該当するチャネルを視聴している
総計を分子として、そのチャネルの番組の視聴率を割り
出す。また、リアルタイムではその時間情報の時間にお
けるそのチャネル選択によるチャネルの番組を視聴者数
によって、割り出してリアルタイムの視聴率としてい
る。
【0070】(2)また、図2に、蓄積された放送番組
を再生する手段と、視聴番組や視聴回数等の視聴情報を
計測する手段と、計測された視聴情報を他の端末に通知
する手段とからなることを特徴とする番組視聴装置20
の一構成例を示す。
【0071】図2の構成例では、アンテナ23から入力
された映像および音声の混合信号をあらかじめ予約され
たチャネル・時間情報に基づいて、TVチューナ24を
用いて選局して特定のチャネル信号を抽出し、HDD等
の蓄積装置29に蓄積する。リモコン27からは録画し
たい番組のチャネルを設定すると共に、その後の録画し
た番組の再生を設定し、再生録画を視聴する。
【0072】蓄積された映像および音声は、リモコン2
7からの指示によって特定の番組(録画された記録単
位)に関する再生指示を受光して、再生管理装置22で
どの番組をどのように再生すべきかを判断し、蓄積装置
29からその番組の映像および音声を逐次MPEG2デ
コーダ25に送出して復号することで、TV26へ出力
して視聴可能となる。再生を指示された番組、もしくは
録画予約を指示された番組は、再生管理装置22で情報
を管理しており、再生管理装置22では、その情報をモ
デム21を通じて、公衆回線網を用いて、外部にあるサ
ーバ装置にアップロードする機能を有する。この場合に
は、録画した番組を再生するチャネルの番組と回数とを
計数する。
【0073】(3)また、図3に、図1もしくは図2の
視聴装置のいずれか一つ以上で計測された視聴情報を集
計して、「蓄積媒体を用いた視聴情報」を記録、もしく
は外部出力する手段を備えることを特徴とする視聴情報
集計装置の一構成例を示す。
【0074】図3では、図1、又は図2に示す番組視聴
装置からアップロードされた視聴情報を、公衆回線網か
らモデム31を介して受信し、受信した番組視聴情報を
データベース33に格納する。格納された視聴情報は、
放送後の任意の時点で読み出されて視聴情報計算装置3
2を用いて、上記に述べられた方法で、「蓄積媒体を用
いた視聴情報」のいずれか一つ以上を計算し、その計算
結果を、印刷処理装置34を介してプリンタ35に出力
することで、計算結果を印刷する。
【0075】以下、蓄積された放送番組を再生する手段
と、再生中の放送番組を特定する手段と、前記の集計装
置から「蓄積媒体を用いた視聴情報」を取得する手段
と、取得した視聴情報を表示または内部的な動作の切換
えに利用する手段とからなることを特徴とする番組視聴
装置について説明する。
【0076】視聴情報収集装置30で、視聴情報の計算
結果を印刷処理装置34に渡さずに、モデム31を介し
て外部の視聴装置に情報を送信する。視聴装置側では、
例えば図2の構成の端末を例にすると、モデムを介して
集計装置から受信した視聴情報を、再生指示があった番
組をデコーダを用いて復号した際に、画像上に視聴情報
を重畳してから、TV26に映像および音声を出力す
る。図2の矢印は視聴情報収集装置30への伝送例を示
したが、本例では、視聴情報収集装置30からの視聴情
報をモデム21で受信し、モデム21から再生管理装置
22に視聴情報を伝送して、その視聴情報とその番組名
とを不図示のメモリに蓄積しておき、再生管理装置22
において、リモコン27で指示された録画再生番組を再
生する番組名と蓄積していた番組名とが一致した場合
に、MPEG2デコーダで再生する番組をデコードする
と共に、その番組名の視聴情報をテロップ風に重畳し
て、TV26に表示する。そうすると、その番組につい
て他の人が視聴している一般の視聴情報を重畳して画像
表示することにより、他人との関わりを感じつつその番
組を見られるという相乗効果を得ることができる。
【0077】以下に、上記構成ブロックを用いた視聴番
組の番組視聴情報の応用例について説明する。
【0078】図4に、復号された番組映像に集計装置か
ら受信した視聴情報を重畳表示する一表示例を示す。図
4では、復号された番組映像に、集計装置から受信した
視聴情報のうち、延べ瞬間視聴率を番組再生時刻に合わ
せて、逐次連動させて表示する。例えば、延べ平均視聴
率のサンプリングのための単位時間を1分とした場合に
は、1分ごとに延べ平均視聴率の表示数値が更新され
る。なお、例ではデジタルTV視聴装置であるが、同様
の構成でアナログTVにも適用可能であり、またラジオ
やインターネット放送にも適用可能である。
【0079】例えば、アナログTVに対する適用では、
視聴装置に使用する蓄積装置がVHS等のビデオテープ
となり、また番組特定の手段として、録画時にどのチャ
ネルのどの時間の番組を記録したかを同時に記憶してお
く。この場合の視聴情報収集装置30からの情報として
は、チャネル名とそのチャネルの放送時間と視聴情報と
が伝送されて、蓄積装置29から再生されるときにMP
EG−2デコーダ25でデコードされるときに視聴情報
が重畳されて、TV26でその視聴情報と共に再生画像
が表示される。
【0080】また、デジタルラジオへの適用では、MP
EG−2デコーダ25の代わりにMPEG−1のLay
er3(いわゆるMP3)の音声デコーダとし、またT
V出力の代わりにステレオ装置で音声出力とする。この
場合も、ラジオチャネルと録音した放送時間とがパラメ
ータとして蓄積装置29に格納され、視聴情報としても
ラジオチャネルと放送時間とを対として視聴情報収集装
置から配送され、ステレオ装置としては、ステレオ装置
の表示部にその視聴情報を表示したり、再生音のスター
ト時間にその視聴情報を出力する。
【0081】また、インターネット放送を対象とした視
聴装置では、アンテナとチューナ装置がなくなり、モデ
ムを経由した専用回線もしくは公衆回線網の利用による
インターネット放送の番組受信を行なうことになる。ま
たインターネットへの適用では、チューナ装置の代わり
としては、受信する番組を選択するためのプロトコル
(例えばSession Description Protocol等)やソフトウ
ェアを利用する。この場合、インターネットのブロード
キャスト的な放送や、限られた受信者に配送されるマル
チキャスト的な配信の番組を受信することになり、視聴
情報収集装置から視聴率の視聴情報でもよいが、視聴率
よりも現実に受信している視聴者数で視聴情報を表現し
たほうが現実的である。インターネットによる放送番組
の場合、画像放送の場合には、リアルタイムに視聴情報
を表現する場合、視聴情報の表現は図4に示す表現でよ
く、また、インターネットによる放送番組を蓄積装置に
格納して、その後再生する場合には、インターネットの
URLと放送時間とをパラメータとして、再生する場合
の番組を特定する。こうして、リモコンで再生を指示さ
れたインターネット番組を再生する場合、そのインター
ネット番組をどのくらいの視聴者が視聴しているのかを
認識しつつ再生画像を視聴することができる。
【0082】前記の視聴装置を用いて、取得した「蓄積
媒体を用いた視聴情報」を番組選択時に利用することを
特徴とする視聴情報の利用方法について説明する。図5
に、録画された番組から、再生番組を選択する際の画面
表示に延べ平均視聴率を重畳表示する一利用例を示す。
【0083】図5では、録画された番組の一覧を表示す
る際に、録画された番組に関する延べ平均視聴率を、視
聴情報収集装置30のデータベース33を管理・制御す
るサーバから取得する。そして、番組タイトルと同時
に、延べ平均視聴率をユーザに提示することで、どの番
組が人気があったかを番組選択情報として利用する。例
えば、録画タイトル「青い空からこんにちわ」は、延べ
平均視聴率13.5%である。
【0084】前記の視聴装置を用いて、取得した「蓄積
媒体を用いた視聴情報」を番組視聴時に利用することを
特徴とする視聴情報の利用方法について説明する。図6
に、録画された番組を再生する再生開始時に、その番組
の延べ平均視聴率を重畳して表示する一表示例を示す。
【0085】図6では、例えば複数の録画番組を連続再
生する場合に、各番組の切れ目でこれから再生を開始す
る番組、ないし再生開始後まもない番組に対して、その
番組のタイトル「街角のハト特集」と、受信した視聴情
報として延べ平均視聴率「6.0%」を表示し、その番
組を視聴するか、スキップして次の番組の視聴に移るか
を選択する基準を視聴者に示している。
【0086】番組放送者が、ある番組についてスポンサ
ー契約した者との契約時に保証したその番組の視聴条件
が「蓄積媒体を用いた視聴情報」のいずれかに到達して
いない場合に、保証した延べ視聴者数等の視聴条件に到
達するまで、その番組もしくは他の番組に前記スポンサ
ー契約した者の広告を前記の視聴装置を用いて挿入す
る、もしくは他の広告と置換を行なうことで視聴機会を
保証することを特徴とする契約の履行方法について説明
する。
【0087】例として、契約時に保証した番組の視聴条
件は番組放映終了後24時間の時点での延べ視聴者数で
10000人であったとし、放映後20時間経過後の延
べ視聴者数は9000人しかいなかったとする。この場
合、残り4時間のうちに1000人の延べ視聴者数を稼
ぐために、サーバ側から各視聴装置に対してランダムに
1000人の現在視聴している人の視聴装置を選択し、
その視聴装置に番組の途中にその契約を守るのに必要な
広告番組を挿入するように通知する。通知された視聴装
置では、蓄積された番組の中から挿入すべき広告番組を
抽出して現在視聴している番組にその広告番組を適宜挿
入することで、期限までに契約した延べ視聴者数を達成
する。なお、前提として視聴装置には、広告番組の箇所
を特定する手段が具備されているものとする。
【0088】つぎに、番組放送者が、ある番組について
広告主としてスポンサー契約した者に、その番組の「蓄
積媒体を用いた視聴情報」に基づいて算出した広告料を
請求することを特徴とする広告の契約方法について説明
する。
【0089】例として、契約時に最低限保証した延べ視
聴者数を、番組放映終了後24時間後に10000人で
広告料100000円とし、かつ10000人を超える
1000人(端数切り捨て)ごとに5000円を追加で
請求する契約であった場合で、実際に24時間後には延
べ視聴者数で15200人であった場合には、基本料金
の100000円と追加料金の25000円の合計で1
25000円を請求する。
【0090】この広告の契約方法に全うする装置とし
て、放送を受信して再生する手段と、視聴番組等の視聴
情報を計測する手段と、計測された視聴情報を他の端末
に通知する手段とからなることを特徴とする番組視聴装
置、もしくは、蓄積された放送番組を再生する手段と、
視聴番組や視聴回数等の視聴情報を計測する手段と、計
測された視聴情報を他の端末に通知する手段とからなる
ことを特徴とする番組視聴装置のいずれか一つ以上で計
測された視聴情報を集計して計測する計測方法を用い
て、「蓄積媒体を用いた視聴情報」のいずれか一つ以上
を計算する手段と、視聴者自身に関する情報を集計する
手段とを備え、集計された視聴者群ごとに計算された
「蓄積媒体を用いた視聴情報」のいずれか一つ以上の情
報を記録もしくは外部出力する手段を備えることを特徴
とする視聴情報収集装置について説明する。
【0091】本視聴情報収集装置は、放送を受信して再
生する手段と、視聴番組等の視聴情報を計測する手段
と、計測された視聴情報を他の端末に通知する手段とか
らなることを特徴とする番組視聴装置、もしくは、蓄積
された放送番組を再生する手段と、視聴番組や視聴回数
等の視聴情報を計測する手段と、計測された視聴情報を
他の端末に通知する手段とからなることを特徴とする番
組視聴装置のいずれか一つ以上で計測された視聴情報を
集計して、延べ視聴者数等の視聴情報を記録もしくは外
部出力する手段を備えることを特徴とする視聴状況集計
装置について説明する。
【0092】また、既に上記実施形態で説明した視聴状
況集計装置を流用する場合の実施形態について説明す
る。本集計装置で、視聴情報を収集する際に、同時に視
聴者自身の情報(例えば、年齢、性別、居住地域、趣味
等)を収集する。その収集された情報に基づいて、視聴
者をいくつかのグループに分類する(例えば、30代の
男性グループ等)。分類されたグループごとに、上記実
施形態で説明した視聴情報の計算を行ない、その出力さ
れた計算結果を番組の視聴傾向やCM効果等の分析に用
いる。
【0093】
【発明の効果】以上のべたごとく、本発明による番組視
聴情報の調査方法と調査装置では、非リアルタイムに視
聴される番組に対する視聴情報を、コンピュータシステ
ムによって集計し、リアルタイムに視聴される番組と共
に、総合的な視聴情報として提示する方法と、提示され
る視聴情報を視聴装置においても視聴に利用する手段を
備える装置と、広告契約時に契約した広告機会を視聴装
置を用いて保証する方法と、録画視聴を含めた延べ視聴
率や延べ視聴回数に応じて広告料を決定する広告契約の
方法を用いることで、録画視聴を含めた放送番組視聴の
実態を延べ利用状況として利用することと、そのデータ
を利用した放送広告の新たな契約方法が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放送を受信して再生する手段と、視聴番組等の
視聴情報を計測する手段と、計測された視聴情報を他の
端末に通知する手段と、からなることを特徴とする番組
視聴装置の一構成ブロック図である。
【図2】蓄積された放送番組を再生する手段と、視聴番
組や視聴回数等の視聴情報を計測する手段と、計測され
た視聴情報を他の端末に通知する手段とからなることを
特徴とする番組視聴装置の一構成ブロック図である。
【図3】「蓄積媒体を用いた視聴情報」を記録もしくは
外部出力する手段を備える視聴状況集計装置の一構成ブ
ロック図である。
【図4】復号された番組映像に集計装置から受信した視
聴情報を重畳表示する一表示例を表す。
【図5】録画された番組から再生番組を選択する際の画
面表示に延べ平均視聴率を重畳表示する一表示例を表
す。
【図6】録画された番組を再生する再生開始時にその番
組の視聴情報を重畳して表示する一表示例を表す。
【符号の説明】
10 番組視聴装置 11、21 モデム 12 チューナ管理装置 13、23 アンテナ 14、24 TVチューナ 15、25 MPEG−2デコーダ 16、26 TV 17、27 リモコン 18、28 リモコン受光部 20 再生管理装置 29 蓄積装置 31 モデム 32 視聴情報計算装置 33 データベース 34 印刷処理装置 35 プリンタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA25 BA27 DA10 5C061 BB13 CC05 CC07 5C064 BA01 BB10 BC18 BC25 BD03 BD08

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組の放送後、任意の時点で、その番組
    を蓄積媒体を用いてタイムシフト視聴(以下、非リアル
    タイム視聴という)した視聴者から視聴情報収集装置を
    用いて視聴情報を計測して、当該視聴情報を集計した結
    果を前記視聴者に通知し、前記視聴者はその番組を再度
    前記蓄積媒体によって再生する際にその集計結果を得る
    ことを特徴とする番組視聴情報の調査方法。
  2. 【請求項2】 番組の放送後、任意の時点で、その番組
    を蓄積媒体を用いてタイムシフト視聴(以下、非リアル
    タイム視聴という)した視聴者から視聴情報収集装置を
    用いて合計した視聴者数(同一人物が同一番組を複数回
    視聴した場合にはそれぞれ一回とカウントする)を、そ
    の番組の「非リアルタイム視聴での視聴者数」(以下、
    「非リアルタイム視聴での視聴者数」という)としてカ
    ウント結果を出力することを特徴とする番組視聴者数の
    調査方法。
  3. 【請求項3】 番組の放送後、任意の時点で、任意の視
    聴者から視聴情報収集装置を用いて集計した視聴回数
    (同一人物が同一番組を複数回視聴した場合には同一の
    カウントに数えず、その複数回とカウントする)を「任
    意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での単純視聴回
    数」(以下、「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴
    での単純視聴回数」という)としてカウント結果を出力
    することを特徴とする番組視聴回数の調査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の番組視聴回数の調査方
    法において、前記「任意の視聴者一人の非リアルタイム
    での単純視聴回数」を、視聴者全員から集計して合計し
    た値を、「非リアルタイム視聴での単純視聴回数」(以
    下、「非リアルタイム視聴での単純視聴回数」という)
    とすることを特徴とする番組視聴回数の調査方法。
  5. 【請求項5】 番組の放送後、任意の時点で、任意の視
    聴者から視聴情報収集装置を用いて集計した、番組中で
    任意の時点の単位時間あたりの非リアルタイム視聴の回
    数(同一人物が同一箇所を複数回視聴した場合には同一
    のカウントに数えず、その複数回とする)を、「任意の
    視聴者一人の非リアルタイム視聴での瞬間視聴回数」
    (以下、「任意の視聴者一人の非リアルタイム視聴での
    瞬間視聴回数」という)としてカウント結果を出力する
    ことを特徴とする番組視聴回数の調査方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の番組視聴回数の調査方
    法において、前記「任意の視聴者一人の非リアルタイム
    視聴での瞬間視聴回数」をその番組の放送時間範囲に対
    して積分した値を、放送時間を単位時間で除算した値
    で、除算した値を「任意の視聴者一人の非リアルタイム
    視聴での平均視聴回数」(以下、「任意の視聴者一人の
    非リアルタイム視聴での平均視聴回数」という)として
    計測結果を出力することを特徴とする番組視聴回数の調
    査方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の番組視聴回数の調査方
    法において、前記「任意の視聴者一人の非リアルタイム
    視聴での平均視聴回数」を、全視聴者から集計して合計
    した値を、「非リアルタイム視聴での平均視聴回数」
    (以下、「非リアルタイム視聴での平均視聴回数」とい
    う)として計測結果を出力することを特徴とする番組視
    聴回数の調査方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の番組視聴回数の調査方
    法において、番組の放送後、任意の時点で、前記「非リ
    アルタイム視聴での平均視聴回数」を、全視聴者数で除
    算した値を、「視聴者一人あたりの非リアルタイム視聴
    での平均視聴回数」(以下、「視聴者一人あたりの非リ
    アルタイム視聴での平均視聴回数」という)として計測
    結果を出力することを特徴とする番組視聴回数の調査方
    法。
  9. 【請求項9】 番組の放送後、任意の時点で、視聴者か
    ら視聴情報収集装置を用いて合計した、任意の時点の単
    位時間あたりの非リアルタイム視聴をした視聴者数を、
    「非リアルタイム視聴での瞬間視聴者数」(以下、「非
    リアルタイム視聴での瞬間視聴者数」という)として計
    測結果を出力することを特徴とする番組視聴者数の調査
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の番組視聴者数の調査
    方法を用いる番組視聴率の調査方法において、「非リア
    ルタイム視聴での瞬間視聴者数」を全視聴者数で割った
    値、もしくはその値を百分率で表現した値を、同番組の
    「非リアルタイム視聴での瞬間視聴率」(以下で「非リ
    アルタイム視聴での瞬間視聴率」という時はこの意味で
    使用)とすることを特徴とする番組視聴率の調査方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の番組視聴者数の調
    査方法を用いる番組視聴率の調査方法において、前記
    「非リアルタイム視聴での瞬間視聴率」を同番組の放送
    時間範囲で積分した値を、放送時間を単位時間で除算し
    た値で、除算した値を、同番組の「非リアルタイム視聴
    での平均視聴率(以下、「非リアルタイム視聴での平均
    視聴率」という)として演算結果を出力することを特徴
    とする番組視聴率の調査方法。
  12. 【請求項12】 番組の放送後、任意の時点で、その番
    組を蓄積媒体を用いたタイムシフト視聴した視聴者とそ
    の番組を蓄積媒体を用いずにリアルタイムに視聴した視
    聴者とから視聴情報収集装置を用いて両者を合算した視
    聴情報を計測することを特徴とする番組視聴情報の調査
    方法。
  13. 【請求項13】 任意の時点で、視聴情報収集装置を用
    いて集計した、番組をリアルタイム視聴した視聴者数
    と、同番組を非リアルタイム視聴した視聴者者数を合計
    した値(リアルタイムと非リアルタイムで合わせて複数
    回視聴した場合を含め、同一人物が同一番組を複数回視
    聴した場合には複数回数の視聴者数と計算する。)を、
    その番組の「延べ視聴者数」(以下、「延べ視聴者数」
    という)として計測出力することを特徴とする番組視聴
    者数の調査方法。
  14. 【請求項14】 任意の時点で、任意の視聴者から視聴
    情報収集装置を用いて集計した、リアルタイム視聴時の
    視聴回数と非リアルタイム視聴時の視聴回数(同一人物
    が同一番組を複数回視聴した場合には同一のカウントに
    数えず、その複数回の視聴回数とする)を合計した値を
    「任意の視聴者一人の延べ単純視聴回数」(以下、「任
    意の視聴者一人の延べ単純視聴回数」という)として計
    測出力することを特徴とする番組視聴回数の調査方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の番組視聴回数の調
    査方法において、前記「任意の視聴者一人の延べ単純視
    聴回数」を、視聴者全員から集計して合計した値を、
    「延べ単純視聴回数」(以下、「延べ単純視聴回数」と
    いう)として計測出力することを特徴とする番組視聴回
    数の調査方法。
  16. 【請求項16】 任意の時点で、任意の視聴者から視聴
    情報収集装置を用いて集計した、番組中で任意の時点の
    単位時間あたりのリアルタイム視聴の回数と非リアルタ
    イム視聴の回数(同一人物が同一箇所を複数回視聴した
    場合には同一のカウントに数えず、複数回の視聴回数と
    する)を合計した値を「任意の視聴者一人の延べ瞬間視
    聴回数」(以下、「任意の視聴者一人の延べ瞬間視聴回
    数」という)として計測出力することを特徴とする番組
    視聴回数の調査方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の番組視聴回数の調
    査方法において、前記「任意の視聴者一人の延べ瞬間視
    聴回数」を番組の放送時間範囲に対して積分した値を、
    放送時間を単位時間で除算した値で、除算した値を「任
    意の視聴者一人の延べ平均視聴回数」(以下、「任意の
    視聴者一人の延べ平均視聴回数」という)として計測演
    算出力することを特徴とする番組視聴回数の調査方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の番組視聴回数の調
    査方法において、前記「任意の視聴者一人の延べ平均視
    聴回数」を、全視聴者から集計して合計した値を、「延
    べ平均視聴回数」(以下、「延べ平均視聴回数」とい
    う)として計測演算出力することを特徴とする番組視聴
    回数の調査方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の番組視聴回数の調
    査方法において、前記「延べ平均視聴回数」を全視聴者
    数で除算した値を、「視聴者一人あたりの延べ平均視聴
    回数」(以下、「視聴者一人あたりの延べ平均視聴回
    数」という)として計測演算出力することを特徴とする
    番組視聴回数の調査方法。
  20. 【請求項20】 任意の時点で、全視聴者から視聴情報
    収集装置を用いて集計した、任意の時点の単位時間あた
    りのリアルタイム視聴をした視聴者数と、同時点の単位
    時間あたりの非リアルタイム視聴をした視聴者数を合計
    した値を「延べ瞬間視聴者数」(以下、「延べ瞬間視聴
    者数」という)として計測出力することを特徴とする番
    組視聴者数の調査方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の番組視聴者数の調
    査方法を用いる番組視聴率の調査方法において、前記
    「延べ瞬間視聴者数」を全視聴者数で割った値、もしく
    はその値を百分率で表現した値を、同番組の「延べ瞬間
    視聴率」(以下、「延べ瞬間視聴率」という)として計
    測演算出力することを特徴とする番組視聴率の調査方
    法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の番組視聴率の計測
    調査において、前記「延べ瞬間視聴率」を番組の放送時
    間範囲で積分した値を、放送時間を単位時間で除算した
    値で、除算した値を、同番組の「延べ平均視聴率(以
    下、「延べ平均視聴率」という)として計測演算出力す
    ることを特徴とする番組視聴率の調査方法。
  23. 【請求項23】 放送を受信して再生する手段を有する
    複数の端末から視聴情報を受信するモデムと、視聴番組
    等の前記視聴情報を計測する手段と、計測された前記視
    聴情報を前記複数の端末に通知する手段とからなること
    を特徴とする番組視聴装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の番組視聴装置にお
    いて、更に、蓄積された放送番組を再生する手段を有す
    る複数の端末から前記再生に関する視聴情報を受信する
    前記モデムと、前記視聴番組や視聴回数等の視聴情報を
    計測する手段と、計測された前記視聴情報を前記複数の
    端末に通知する手段とからなることを特徴とする番組視
    聴装置。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の番組視聴装置にお
    いて、前記端末は前記再生する手段の放送番組を特定す
    る手段と、前記通知する手段から通知された「蓄積媒体
    を用いた視聴情報」のいずれか一つ以上を取得する手段
    と、取得した前記「蓄積媒体を用いた視聴情報」のいず
    れか一つ以上を表示または前記再生する放送番組の画像
    に重畳する手段とを備えたことを特徴とする番組視聴装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の番組視聴装置を用
    いる視聴情報の利用方法において、取得した前記「蓄積
    媒体を用いた視聴情報」のいずれか一つ以上の情報を番
    組選択時に利用することを特徴とする視聴情報の利用方
    法。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の番組視聴装置を用
    いる視聴情報の利用方法において、取得した前記「蓄積
    媒体を用いた視聴情報」のいずれか一つ以上を番組視聴
    時に表示することを特徴とする視聴情報の利用方法。
  28. 【請求項28】 ある番組についてスポンサー契約した
    者との契約時に保証したその番組の「蓄積媒体を用いた
    視聴情報」の契約項目のいずれかに到達していない場合
    に、前記保証した「蓄積媒体を用いた視聴情報」の契約
    項目のいずれかに到達するまでその番組もしくは他の番
    組に前記スポンサー契約した者の広告を放送受信端末に
    挿入する、もしくは他の広告と置換を行なうことで前記
    放送受信端末の視聴機会を保証することを特徴とする契
    約の履行方法。
  29. 【請求項29】 番組放送者が、ある番組についてスポ
    ンサー契約した者に、視聴情報収集装置を用いて計測さ
    れたその番組の「蓄積媒体を用いた視聴情報」の項目中
    いずれか一つ以上の情報に基づいて算出した広告料を請
    求することを特徴とする広告の契約方法。
  30. 【請求項30】 放送を受信して再生する手段と、蓄積
    された放送番組を再生する手段と、を有する複数の端末
    から視聴情報を受信するモデムと、少なくとも視聴番組
    と視聴回数の視聴情報を計測する手段と、計測された前
    記視聴情報を前記複数の端末に通知する手段と、からな
    ることを特徴とする番組視聴装置。
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