JP2003111106A - 集中度取得装置並びに集中度を利用した装置及びシステム - Google Patents

集中度取得装置並びに集中度を利用した装置及びシステム

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JP2003111106A
JP2003111106A JP2001303308A JP2001303308A JP2003111106A JP 2003111106 A JP2003111106 A JP 2003111106A JP 2001303308 A JP2001303308 A JP 2001303308A JP 2001303308 A JP2001303308 A JP 2001303308A JP 2003111106 A JP2003111106 A JP 2003111106A
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Hiroshi Sugiyama
博史 杉山
Takuji Suzuki
琢治 鈴木
Kazunari Ouchi
一成 大内
Miwako Doi
美和子 土井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 詳細な視聴情報を取得するとともに、その情
報を視聴者にリアルタイムにフィードバックすることに
より、視聴者の番組選択などを助け、より快適な番組視
聴環境を提供する。 【解決手段】 マルチメディア配信システムは、マルチ
メディアのコンテンツを配信する放送装置30と、この
放送装置30からのコンテンツを受信して再生するマル
チメディア再生装置20と、このマルチメディア再生装
置20で再生されたコンテンツに対して、視聴者の集中
度を測定して、その測定結果である集中度をマルチメデ
ィア再生装置30に送信する集中度取得装置10と、取
得された集中度を放送装置30経由で受信して集中率を
分析する集中力分析装置40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV視聴やスポー
ツ観戦などをしている視聴者の集中度を計測して集中度
情報を番組と一緒に配信することにより視聴者の番組選
択や放送局側の番組作りに役立てたりする集中度取得装
置並びに集中度を利用した装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、TV放送では視聴率の調査が
行われている。放送局は視聴率から番組の継続/取り止
めを判断したり、今後の番組作りの参考にしたりする。
スポンサーは、より多くの視聴者に自社のCMを見ても
らうことを目的としているので、広告料を出した番組の
視聴率が高いかどうかに注意している。すなわち、現在
の視聴率は放送局やスポンサーなどの放送する側のため
に利用されている。
【0003】もちろん視聴者にとっても、視聴率から今
どの番組が人気なのかを知ることができる。しかしなが
ら、視聴率が一般の視聴者にフィードバックされるの
は、TV番組のガイド雑誌などによるために、早くても
1、2週間の遅れがある。もし、今放送されている番組
の視聴者がどの位盛り上がって見ているかをリアルタイ
ムに視聴者にフィードバックすることができれば、チャ
ンネルをしょっちゅう変えて裏番組をチェックしたりす
る必要も無いし、マラソン中継などの単調な番組をずっ
と見ていなくても見所を押さえることができる。現状で
はこのような視聴者への積極的なフィードバックは行わ
れていない。しかしながら、今後双方向TVやインター
ネットTVが普及するにつれ、単に番組を一方的に流す
だけでなく、視聴者からの情報をフィードバックするサ
ービスが求められてくる。
【0004】また、前述したように、放送局やスポンサ
ーにとっては視聴率は非常に重要なデータであることは
否定できないが、視聴率は、ある時間帯において、ある
チャンネルを視聴している世帯数が全世帯数の何パーセ
ントであるかを表しているだけであって、モニターとな
っている世帯の中には、家事の間にBGM代わりにTV
を付けている世帯も存在する。どういった人がどの位集
中して番組を見ていたのかがわかれば放送局にとっては
番組作りに対してより詳細な分析ができるし、スポンサ
ーにとっても投資効果をより明確に判断することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、現行の
視聴率は、TVのチャンネルがどこになっていたかしか
表しておらず、実際に視聴者が見ていたのか、見ていた
としても集中して見ていたかが分からない。また、視聴
率は主に放送局やスポンサーが後から番組の効果を判断
するためだけに利用されており、視聴者へフィードバッ
クされることはない。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、現行の視聴率では把握不可能な、視聴者がどの位
集中して番組を見ているかという、より詳細な視聴情報
を取得するとともに、その情報を利用して、より快適な
番組視聴環境を提供したり、マルチメディア販売に有用
な情報を取得することが可能な集中度取得装置並びに集
中度を利用した装置及びシステムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチメデ
ィア配信システムは、マルチメディアのコンテンツを配
信する放送装置と、この放送装置からのコンテンツを受
信して再生するマルチメディア再生装置と、このマルチ
メディア再生装置で再生されたコンテンツに対して、視
聴者の集中度を測定して、その測定結果である集中度を
マルチメディア再生装置に送信する集中度取得装置と、
取得された集中度を放送装置を経由して又は直接に受信
して集中率を分析する集中力分析装置とを備えたことを
特徴とする。
【0008】本発明によれば、視聴者の集中度を集中度
取得装置で取得して、現行の視聴率よりも詳細な視聴情
報を取得するとともに、その情報を用いて各番組改善を
行ったり、視聴者にリアルタイムにフィードバックして
番組選択の用に供することができるので、より快適な番
組視聴環境を提供することが可能になる。
【0009】本発明に係る集中度取得装置は、視聴者に
装着されて前記視聴者の生体情報を計測する生体センサ
と、この生体センサからの生体情報の変化の状態から前
記視聴者の視聴対象に対する集中度を判定する集中度判
定手段と、この集中度判定手段で判定された集中度を送
信する通信手段とを備えてなることを特徴とする。この
装置により、放送局や番組制作会社が欲する、視聴者の
実際の視聴状況(興味の度合い等)を調べることができ
る。
【0010】本発明の一実施形態によれば、前記集中度
取得装置は、前記生体センサが、前記視聴者の皮膚に密
着し、前記視聴者の皮膚導電率を計測する皮膚電気反射
電極、視聴者の皮膚温度を計測する温度センサ及び前記
視聴者の脈拍を計測する光電脈波センサの少なくとも1
つ(或いは全て)を含み、前記集中度判定手段が、前記
皮膚導電率の上昇のある区間、皮膚温度の単調減少のあ
る区間及び脈拍の上昇下降のある区間の少なくとも1つ
(或いは全て)を検出し、この検出結果に基づいて前記
視聴者の集中度を判定するものであることを特徴とす
る。
【0011】通信手段は、更に、視聴番組種別情報を受
信する機能を有していても良い。この場合、前記集中度
判定手段は、前記受信された視聴番組種別情報に応じて
集中度の判定処理のパラメータを変更する。これによ
り、視聴番組種別毎に異なる生体情報の変化を検出する
ことができる。
【0012】本発明に係るマルチメディア再生装置は、
マルチメディアのコンテンツの配信元から配信されたコ
ンテンツを受信する受信手段と、この受信手段で受信さ
れたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、この
コンテンツ再生手段で再生されたコンテンツを視聴者に
対して出力する出力手段と、前記再生されたコンテンツ
に対する視聴者の集中度を受信して集中度情報を生成す
ると共に、この集中度情報を外部に送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする。これによりモニターによる
集中度の収集が可能になる。
【0013】集中度情報は、例えば、前記再生されたコ
ンテンツに対する視聴者の集中度と、視聴者を識別する
視聴者識別情報と、番組種別を識別する番組種別情報
と、番組経過時間情報とを含む。
【0014】本発明に係る集中率分析装置は、視聴対象
となるコンテンツに対する視聴者の集中度、前記コンテ
ンツの識別情報、時間情報及び視聴者識別情報を含む集
中度情報を受信して内部に蓄積すると共に、前記集中度
情報をそれに含まれる情報に基づいてコンテンツ毎、時
間毎、視聴者毎及び視聴者層毎に検索する機能を備えた
集中度蓄積手段と、この集中度蓄積手段に蓄積された集
中度情報から、集中度情報を発信している視聴者全体に
対する集中している視聴者の割合である集中率を分析
し、コンテンツ毎に集中率を出力する集中率分析手段と
を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明に係る他のマルチメディア再生装置
は、マルチメディアのコンテンツの配信元から配信され
たコンテンツと集中率分析手段から送信された前記コン
テンツの各部分での集中率とを受信する受信手段と、こ
の受信手段で受信されたコンテンツを再生するコンテン
ツ再生手段と、このコンテンツ再生手段で再生されたコ
ンテンツに前記受信手段で受信された集中率を付加して
視聴者に対して出力する出力手段とを備えたことを特徴
とする。
【0016】この場合、マルチメディア再生装置は、視
聴者からの操作を受け付けるための入力手段と、この入
力手段から入力された視聴者からの操作に従って、前記
受信手段で受信された集中率に基づいて前記コンテンツ
再生手段を制御する集中率検索手段とを更に有するよう
にしても良い。
【0017】本発明に係るマルチメディア配信装置は、
配信すべきマルチメディアのコンテンツを記憶して配信
すべきコンテンツを出力するコンテンツ蓄積手段と、こ
のコンテンツ蓄積手段から出力されたコンテンツを送信
する送信手段とを備え、前記コンテンツ蓄積手段は、配
信しているコンテンツに対する視聴者の集中率を分析し
た集中率情報に基づいて配信するコンテンツを切替える
ものであることを特徴とする。前記送信手段は、配信し
ているコンテンツに対する集中率を前記配信すべきコン
テンツと共に配信するものであることが望ましい。更に
詳しい実施形態によれば、前記コンテンツ蓄積手段は、
集中度に応じた視聴制御を行うサービスに加入した際に
発行される視聴者識別情報を受信し、この視聴者識別情
報により識別される視聴者に対して配信するコンテンツ
の切り替え制御を行うことを特徴とする。
【0018】本発明に係るマルチメディア録画再生装置
は、マルチメディアのコンテンツの配信元から配信され
たコンテンツと集中率分析手段から送信された前記コン
テンツの各部分での集中率とを受信する受信手段と、こ
の受信手段で受信された コンテンツと集中率とを対応
付けて記録するコンテンツ記録手段と、視聴者からの操
作を受け付けるための入力手段と、前記コンテンツ記録
手段に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ再生
手段と、このコンテンツ再生手段で再生されたコンテン
ツにこれと対応付けて記録された集中率を付加して視聴
者に対して出力する出力手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】本発明の一つの実施形態においては、上記
マルチメディア録画再生装置は、前記入力手段から入力
された視聴者からの操作に従って、前記記録された集中
率に基づいて前記コンテンツ再生手段を制御する集中率
検索手段を更に有する。
【0020】本発明に係る更に他の実施形態に係るマル
チメディア配信装置は、配信すべきマルチメディアのコ
ンテンツを記憶して配信すべきコンテンツを出力するコ
ンテンツ蓄積手段と、このコンテンツ蓄積手段から出力
されたコンテンツを送信する送信手段とを備え、前記コ
ンテンツ蓄積手段は、番組コンテンツの合間にCMコン
テンツを挿入する制御を実行し、配信している番組コン
テンツに対する視聴者の集中度に基づき、視聴者の集中
度が高い場合には、CMコンテンツを挿入を制限するも
のであることを特徴とする。この場合、更に詳しい実施
形態においては、前記視聴者を識別する視聴者識別情報
を入力し、前記CMコンテンツの挿入制限状況に基づい
て前記視聴者に対する課金情報と、スポンサーに対する
広告料請求情報とをを生成する手段を更に備える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0022】(第1の実施形態)図1は、視聴者から集
中度のデータを収集し分析する機能を備えた第1の実施
形態に係るマルチメディア配信システムの全体構成図を
示すブロック図である。このシステムは、マルチメディ
アのコンテンツを配信する放送装置30と、この放送装
置30からのコンテンツを受信して再生するマルチメデ
ィア再生装置20と、このマルチメディア再生装置20
で再生されたコンテンツに対して、視聴者の集中度を測
定して、その測定結果である集中度をマルチメディア再
生装置20に送信する集中度取得装置10と、取得され
た集中度を放送装置30経由で受信して集中率を分析す
る集中力分析装置40とを備えて構成されている。
【0023】図2は、この集中率分析システムが具体的
に実現されるTV放送システムを示す図である。例え
ば、マルチメディア再生装置20は双方向TV20Aと
して、放送装置30は放送局30A内に設置された放送
施設として、集中率分析装置40は集中率分析センター
40A内に設置された施設としてそれぞれ実現される。
【0024】集中度取得装置10は、視聴者の生体情報
の変化を検出して視聴者がどの程度集中してマルチメデ
ィア再生装置20を視聴しているかを表す集中度を取得
する装置であり、例えば図3に示すように、本体11、
センサヘッド12及びこれらを接続するケーブル13か
ら構成されている。本実施形態では、センサヘッド12
には、光電脈波センサ121、GSR電極122及び温
度センサ123が備えられており、これらが生体情報と
して光電脈波、GSR(Galvanic Skin Reflex; 皮膚電
気反射)、皮膚温度をそれぞれ計測する。センサヘッド
12で計測された各生体情報は本体11のアナログ処理
部111でアナログ処理後、A/D変換器112によっ
てA/D変換され、CPU113に取り込まれる。CP
U113では集中度判定処理が行われ、判定結果がBlue
toothなどの近距離無線方式に基づく近距離無線モジュ
ール114を介してマルチメディア再生装置20に送信
される。図4は、集中度取得装置10の実装例である。
センサーヘッド12は、手の指にベルト14等で固定す
る。本体11はバンド15等で腕時計のように腕に付け
るようになっている。
【0025】マルチメディア再生装置20は、放送を受
信し、集中度取得装置10から受信した集中度に現在視
聴中の番組の情報を付加した集中度情報を作成し、これ
を放送装置30に送信する送受信手段21と、送受信手
段21が受信した放送を再生するコンテンツ再生手段2
2と、再生した映像と音声を出力する出力手段23とか
ら構成されている。
【0026】放送装置30は、放送内容であるコンテン
ツを送信し、マルチメディア再生装置20から集中度情
報を受信し、受信した集中度情報を集中率分析装置40
に送信する送受信手段31と、放送アーカイブを蓄積し
て順次送信する放送コンテンツを取り出すコンテンツ蓄
積手段32とから構成される。
【0027】集中率分析装置40は、放送装置30から
受信した集中度情報を蓄積する集中度蓄積手段41と、
集中度蓄積手段41に集められた多数の視聴者の集中度
からどの位の人が集中して見ているかを表す集中率など
を計算し、番組毎の集中率などの分析結果を出力する集
中率分析手段42とから構成される。
【0028】次に、このように構成されたシステムの動
作について説明する。図5(a)は、ショートコント集
を視聴したとき、同図(b)はショートドラマを視聴し
たときの生体情報を集中度取得装置10でそれぞれ計測
した例を示している。光電脈波センサ121からはピー
ク検出により脈拍を取得する。GSR電極122は2つ
の電極間の導電率(コンダクタンス)を計測するが、こ
れは発汗に伴い、スパイク状に瞬間的に上昇することが
知られている。図5(a)のようにショートコントで笑
いがあったときにはGSR及び脈拍が瞬間的に上昇して
いる。また、同図(b)のようにドラマの後半部分で内
容が面白くなってくると、GSR及び脈拍が連続的に上
昇し、皮膚温度は低下してくる。このように、コンテン
ツに対する心理状態の変化や集中度の増加がある時ほ
ど、これら生体情報に明確な変化が現れることが実験的
に確認されている。よってこれらの条件を用いて集中度
の判定を行う。
【0029】図6は、集中度取得装置10の本体11の
CPU113により実行される集中度判定処理のアルゴ
リズムを示すフローチャートである。ある設定時間内
に、GSRの上昇を検出した場合(S1)、その値が所
定のしきい値を超えたかどうかを判断し(S2)、超え
た場合にはGSR判定=1(S3)、超えない場合には
GSR判定=0(S4)とする。また、皮膚温度の単調
減少を検出した場合(S5)、減少の傾きが所定のしき
い値以下になったかどうかを判断し(S6)、しきい値
以下になった場合には体温判定=1とし(S7)、しき
い値以下にならない場合には体温判定=0とする(S
8)。更に、脈拍の乱れを検出した場合(S9)、所定
区間の平均値をとり、区間の差がしきい値を超えたかど
うかを判定し(S10)、しきい値を超えた場合には脈
拍判定=1とし(S11)、しきい値を超えない場合に
は脈拍判定=0とする(S12)。そして、全ての判定
結果が1になったら(S13)、集中度が高いと判定し
(S14)、判定結果に一つでも0があれば、集中度は
低いと判定する(S15)。このような条件を定期的に
チェックすることで集中度を認識する。
【0030】なお、視聴する番組の内容によって、視聴
者の生体情報の出力強度の変化の出方が微妙に異なって
くるので、番組内容毎に判定アルゴリズムのパラメータ
を変えるようにすることが望ましい。例えば図5(a)
のショートコント集であれば、GSR、脈拍共に上昇す
るが、皮膚温度は変化しない。このため、ショートコン
ト集の場合、GSR及び脈拍の判定値を、皮膚温度の判
定値よりも高く設定するような重み付けのためのパラメ
ータの調整が必要になる。そこで、番組内容を識別する
番組種別IDをマルチメディア再生装置20から集中度
取得装置10に送信し、集中度取得装置10が番組種別
IDに応じて認識アルゴリズムのパラメータを変更する
ことにより、番組内容に応じた集中度の判定を行うこと
が望ましい。
【0031】マルチメディア再生装置20では、集中度
取得装置10から受信した集中度に、現在マルチメディ
ア再生装置20が出力している番組の識別IDと、番組
開始からの時間、および視聴者を識別するIDを合わせ
た集中度情報を生成し、放送装置30または直接集中率
分析装置40に送信する。
【0032】図7は、集中率分析装置40の集中度蓄積
手段41に蓄積されるデータの例を示す図である。集中
度DBは、各マルチメディア再生装置から送信されて来
た集中度情報を蓄積したDB(データベース)の中身の
例であり、各一行が一つの集中度情報を表わしている。
一行目の(894523,高い,984562,18)
という集中度情報は、「894523」で識別される視
聴者の「984562」で識別される番組の開始18分
の集中度が高いことを表わしている。視聴者IDは、図
7の視聴者管理DBのような視聴者情報を識別するID
であり、各視聴者毎もしくは世帯毎にユニークな番号が
与えられる。番組IDは、図7の番組管理DBのような
番組情報を識別するIDであり、番組毎にユニークな番
号が与えられる。
【0033】集中率分析手段42は、図7のような集中
度蓄積手段41に集められた集中度情報をもとに、どの
番組がどの位集中して視聴されているかを分析し、分析
結果を出力する。例えば、現在放送中の番組を視聴して
いる全視聴者(モニター)に対する集中度の高い視聴者
(モニター)の割合を表わす数字(以降では集中率と呼
ぶ)を以下の式で計算する。
【0034】
【数1】R=NB/NA S=NC/NB
【0035】ここで、Rは従来の視聴率であり、ある番
組を見ている視聴者(モニター)数NBを全視聴者(モ
ニター)数NAで割った数字で、その番組を見ている視
聴者の割合を表わしている。Sは本実施形態の集中率分
析手段42で算出される集中率で、ある番組を集中して
見ている視聴者(モニター)数NCをその番組を見てい
る視聴者(モニター)数NBで割った数字で、その番組
を見ている視聴者で集中している割合を表わしている。
また同様に、図7の視聴者管理DBや番組管理DBの情
報を用いて、ユーザ層毎、番組種別毎に集計を出すこと
も可能である。
【0036】このような集中率は、種々の場面で有効に
利用可能である。集中率の利用形態の一例を図8に示
す。上述の集中度情報の収集と、集中率分析を行う集中
率分析センター(調査会社)40Aは、番組に対して広
告料を出しているスポンサー60Aに対してはそのスポ
ンサーが顧客としている視聴者層に対する視聴率分析結
果を報告し、実際に番組制作を行っている番組制作会社
50Aに対しては時間毎の集中率分析結果を報告し、放
送局30Aに対してはその両方を報告する。図9は、あ
る野球中継での集中率分析レポートを示している。時間
帯によって集中率が変化していることが理解できる。集
中率分析センター40Aは、スポンサー60A、放送局
30A、及び番組制作会社50Aの少なくとも1つから
分析報告に対する対価を徴収する。また、集中度情報の
モニターとなっている視聴者Mに対しては、情報提供料
にあたる対価として、代金支払いや放送視聴料の優遇な
どが行われる。集中率分析センター40Aからの分析報
告により、スポンサー60Aは広告料に対する効果を検
証し、番組制作会社50Aは番組内のどの場面でどのよ
うな視聴者層に受けているかを見て番組作りの参考に
し、放送局30Aは番組会社50Aへの番組内容に関す
る要求およびスポンサー60Aへの効果の報告などを行
う。また、放送局30Aは、スポンサー60Aまたは番
組制作会社50Aとの間の対価の授受において、集中率
に応じて代金を変動させるようにし、スポンサー60A
に対しては広告効果に応じた広告料を保証し、番組制作
会社50Aに対しては効果に応じた制作代金を支払うこ
とで、制作代金の適正化を図ることもできる。
【0037】なお、本実施形態では双方向TV放送を例
に説明したが、インターネットでの放送や携帯電話など
へのコンテンツ配信においても同様に適応可能である。
また、学校の授業のような場において、生徒の集中度を
先生が把握するのに利用したり、講演や劇やコンサート
において観客の集中度を講演者や主催者が把握するのに
利用するといったことも同様に適用可能である。
【0038】以上のように、第1の実施形態に係る双方
向TVシステムによれば、現行の視聴率では分からない
視聴者がどの位集中して番組を見ているかという、より
詳細な視聴情報を分析することにより、スポンサー60
Aは広告料に対する効果を検証することができ、番組制
作会社50Aは番組内のどの場面でどのような視聴者層
に受けているかを把握できて、番組作りの参考にするこ
とができ、放送局30Aは番組制作会社50Aへの番組
内容に関する要求およびスポンサー60Aへの効果のよ
り具体的な報告などが行え、広告効果に応じたコストで
の放送ビジネスを行うことができる。
【0039】図10は、集中度情報(又は集中率)をコ
ンテンツ販売に利用した例を示す図である。番組制作会
社50Aは、放送局30Aに、制作した番組を提供す
る。放送局30Aはこれを放送し、視聴者(モニター)
Mはその番組を視聴する。視聴者Mの集中度は双方向T
V20Aで受信され、ここで視聴者識別情報、集中度、
番組識別情報及び番組経過時間を含む集中度情報が作成
され、これが調査会社70Aに送信される。調査会社7
0Aでは、放送のコンテンツをDVD等で再販した場
合、何話を収録した巻が売れるか、総集編はどのシーン
を選択すべきか等の販売計画に必要な情報を販売会社8
0Aに提供する。販売会社80Aは、販売計画に必要な
情報を調査会社70Aから貰うと共に、番組制作会社5
0Aに再販許可を貰い、販売計画に基づいてコンテンツ
を販売する。これにより、販売会社80Aは、予測信頼
性の高い販売計画に基づいてコンテンツを販売すること
ができる。
【0040】(第2の実施形態)次に第2の実施形態に
ついて説明する。図11は、上述した集中度を用いて、
視聴者に、より便利な視聴環境を提供するシステム構成
例を示すブロック図である。図1に示した第1の実施形
態のシステムに追加された構成及び機能についてのみ以
下に説明する。集中率分析装置40は、分析結果である
集中率情報を放送装置30に送信する。放送装置30の
コンテンツ蓄積手段32は、受信した集中率情報に応じ
て出力するコンテンツを切替える機能を有し、送受信手
段31はコンテンツ蓄積手段32から送られたコンテン
ツと集中率分析装置40からの集中率情報とを合わせて
放送として送信する。第1の実施形態では、マルチメデ
ィア再生装置(例えば双方向TV)20は、視聴者の集
中度を受信して放送側に集中度情報を送信するだけであ
ったが、本実施形態のマルチメディア再生装置20′で
は、集中率を用いて視聴の制御を行ったり、番組選択を
補助する機能を有している。送受信手段21は、放送を
受信してコンテンツ(番組)はコンテンツ再生手段22
に、集中率情報は集中率検索手段24にそれぞれ分割し
て送る。入力手段25は、例えばTVのリモコンやリモ
コンからの信号を受信する受信部であり、視聴者からの
指示を受け取って集中率検索手段24に送る。集中率検
索手段24は、受信した番組毎の集中率情報を出力手段
23に表示させたり、入力手段25からの視聴者の指示
に応じて再生するコンテンツを切替えたりといったコン
テンツ再生手段22の制御を行う。コンテンツ再生手段
22は集中率検索手段24からの指示にしたがってコン
テンツの再生を行い、出力手段23に出力させる。
【0041】図12に集中率情報を視聴者にフィードバ
ックして番組選択に役立てるシステムの全体の流れを説
明する。集中度取得装置10を身につけた視聴者(モニ
ター)Mからの集中度は、第1の実施形態で説明した仕
組みで集中度情報となり、集中率分析センター40Aに
集められ、集中率情報が集計される。視聴者(モニタ
ー)Mは、家庭などでTV視聴を行っている人や野球場
やコンサート会場などに来ている観客などであり、後者
の場合には、集中度取得装置10から発信された集中度
情報は、携帯電話などの回線や会場に設置された無線基
地局を介して集中率分析センター40Aに送信される。
視聴者(モニター)Mに対しては、集中度情報の提供の
代価として主催者90Aにより、視聴料や入場料の割引
やノベルティグッズの提供等が行われる。放送局30A
では、集中率分析センター40Aで分析した視聴者(モ
ニター)Mの集中率情報を番組放送とともに放送として
送信する。各家庭で放送を受信したTV受信機20A′
では、図13(a),(b)の例のように各番組の集中
率情報を視聴者に提示し、視聴者の番組選びの参考にし
てもらう。すなわち、図11の集中率検索手段24は、
図13のような集中率情報の提示と、それに基づいた視
聴者の入力手段25による番組選択に応じて番組を切替
える制御を行う。また、集中率の高低によって、視聴者
が指定したメイン番組と裏番組との表示を切替えたり、
ボリュームを変えたり、警告音を出したりといった制御
を自動的に行うようにしてもよい。
【0042】以上により、今番組を視聴している視聴者
(モニター)Mの集中度や、実際に会場で観戦している
人の集中度をリアルタイムで送信することにより、今放
送している番組の盛り上がりや実会場の雰囲気を伝える
ことができ、視聴者の番組選択を助けたり、例えばマラ
ソン中継のような単調な番組においてもレース展開が白
熱して来た時に番組を切替えて大事な場面を見過ごすこ
との無いようにすることができる。このように、第2の
実施形態によれば、集中率情報を番組と一緒に配信する
ことにより、視聴者の番組選択を助けたりする視聴環境
を提供することができる。
【0043】(第3の実施形態)図14は、集中度情報
を、CM挿入のコントロールに使用する例を示してい
る。放送局30Aは、マルチストーリー番組放送やビデ
オオンデマンド放送を双方向TV20Aに放送し、双方
向TV20Aは、予めCM挿入制御の契約をしている視
聴者Mからの集中度を受信し、集中しているときにはC
Mを挿入せず、集中していないときには放送内容を切り
替えるという制御を行う。双方向TV20Aから放送局
30Aへは、集中度情報と共にCM挿入制御、番組切り
替え制御等の制御内容の情報を送信する。放送局30A
は、各双方向TV20Aからの制御内容に応じて、スポ
ンサー60Aからは、実際のCM数(挿入数)に応じた
広告料を請求し、視聴者に対しては、CM数が減少した
ことなどによるスポンサー60Aへの請求額割引分の料
金を徴収する。これにより、視聴者が放送内容について
集中して視聴している際のCM挿入を防止しつつ、CM
挿入数に応じたスポンサー60A及び視聴者Mへの適切
な料金徴収を行うことができる。
【0044】図15は、このようなCM挿入制御を実現
する第3の実施形態に係るマルチメディア配信システム
を示すブロック図である。このシステムでは、集中率分
析装置40′に加入手段43と課金手段44とが備えら
れている。視聴者は、集中率分析装置40′の加入手段
43を通じてCM挿入制御を行う契約手続を行い、放送
装置30は、加入手段43から契約した視聴者識別情報
を受信すると共に、マルチメディア再生装置20′から
その視聴者の集中度情報を受信して、集中度に応じたC
M挿入制御を行う。一方、集中率分析装置40′の課金
手段44は、集中度蓄積手段41から集中度計測時間情
報を入力し、この情報に基づいてCM制限時間に見合っ
た課金を行い、料金明細書を視聴者に呈示する。このよ
うなシステムにより、上述したCM挿入制御が実現す
る。なお、マルチメディア再生装置20′において、視
聴者識別情報が発行されているかどうかを集中率検索手
段24が判断し、それに応じてCM挿入制御を行うよう
にすることも可能である。
【0045】図16は、集中度に応じてコンテンツの内
容を切り替える例を示す図である。コンテンツ再生装置
100Aは、DVD等に記憶されたマルチストーリコン
テンツ101を再生し、TV20Aを介してコンテンツ
を配信する。視聴者Mの集中度は、コンテンツ再生装置
100Aに供給され、コンテンツ再生装置100Aは、
視聴者Mの集中度が低いときには、配信するコンテンツ
の内容やジャンルを変えて配信する。これにより、視聴
者Mの気分に合わせた映像視聴が可能になる。
【0046】(第4の実施形態)次に第4の実施形態に
ついて説明する。図17は、集中率情報をコンテンツと
一緒に記録することにより、再生時に集中率情報に基づ
いて、視聴者に便利な視聴環境を提供するシステム構成
例を示すブロック図である。図1に示した第1の実施形
態のシステムに追加された構成及び機能についてのみ以
下に説明する。集中率分析装置40は、分析結果である
集中率情報を放送装置30に送信する。送受信手段31
はコンテンツ蓄積手段32から送られたコンテンツと集
中率分析装置40からの集中率情報とを合わせて放送と
して送信する。第1の実施形態では、マルチメディア再
生装置(例えば双方向TV)20は視聴者の集中度を受
信して放送側に集中度情報を送信するだけであったが、
本実施形態の録画装置200では、記録された集中率を
用いて視聴の制御を行ったり、再生内容選択の補助をす
る機能を有している。送受信手段201は、放送を受信
してコンテンツ(番組)をコンテンツ記録手段202に
記録される。集中率情報は集中率検索手段204に記録
される。入力手段205は、例えばTVのリモコンやリ
モコンからの信号を受信する受信部であり、視聴者から
の指示を受け取って集中率検索手段204に送る。集中
率検索手段204は、記録した番組毎の集中率情報をT
V受像機210の出力手段211に表示させたり、入力
手段205からの視聴者の指示に応じて再生するコンテ
ンツを切替えたりといったコンテンツ再生手段203の
制御を行う。コンテンツ再生手段202は集中率検索手
段204からの指示にしたがってコンテンツの再生を行
い、出力手段211に出力させる。
【0047】これにより、図18に示すように、集中率
情報を番組の盛り上がり情報としてDVD等に記録し、
この盛り上がり情報をインデックスとして利用して、D
VD等の再生時においても、集中率情報に基づいた制御
が可能になる。また、図19に示すように、VTR20
0Aを視聴している視聴者Mの集中度を、マルチメディ
アDB220Aに録画情報に追加して記録するように
し、この集中度をインデックスとして感動のシーンを検
索できるようにすることも可能である。更に、図20に
示すように、VTR200Aに対する操作情報と共に集
中度情報を放送局30A側に送信し、放送されたコンテ
ンツを録画して後ほど視聴した際のタイムシフトした状
態での視聴者の集中度についても、視聴者集中度情報D
B110Aで収集するようにしても良い。この場合、リ
アルタイムで放送されているコンテンツに対する集中度
を、タイムシフトされたコンテンツに対する集中度より
も優先して処理することが望ましい。これにより、図1
8に示すように、集中率情報を番組の盛り上がり情報と
して録再DVD等に記録し、この盛り上がり情報をイン
デックスとして利用して、DVD等の再生時において
も、集中率情報に基づいた制御が可能になる。また、図
19に示すように、VTR200Aを視聴している視聴
者Mの集中度を、マルチメディアDB220Aに録画情
報に追加して記録するようにし、この集中度をインデッ
クスとして感動のシーンを検索できるようにすることも
可能である。例えば、図21のように録画した番組情報
とシーンを切り出して一覧表示させるサムネイル表示に
合わせて、集中率情報を録画内容として表示させるとよ
い。更に、図20に示すように、VTR200Aに対す
る操作情報と共に集中度情報を放送局30A側に送信
し、放送されたコンテンツを録画して後ほど視聴した際
のタイムシフトした状態での視聴者の集中度について
も、視聴者集中度情報DB110Aで図22のように収
集しても良い。なお、図22に示す集中度DBは、図7
(a)に示した集中度DBと同様であるが、ここでは集
中度,番組ID,時間の情報以外に操作とその操作時間
の情報が付加されている。この場合、リアルタイムで放
送されているコンテンツに対する集中度を、タイムシフ
トされたコンテンツに対する集中度よりも優先して処理
することが望ましい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現行の視聴率では把握不可能な、視聴者がどの位集中し
て番組を見ているかという、より詳細な視聴情報を取得
するとともに、その情報を視聴者にリアルタイムにフィ
ードバックすることにより、視聴者の番組選択などを助
け、より快適な番組視聴環境を提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るマルチメディ
ア配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同システムの具体的構成例を示す図である。
【図3】 同システムにおける集中度取得装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】 同集中度取得装置の手への装着状態の外観図
である。
【図5】 同集中度取得装置で集中度を取得するための
各種生体情報の変化を示すグラフである。
【図6】 同集中度取得アルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
【図7】 同システムの集中度蓄積手段のデータの例で
ある。
【図8】 同システムで取得される集中率情報を利用し
た放送ビジネスの例を示す図である。
【図9】 同システムにおける集中率分析結果の例を示
す図である。
【図10】 同集中率情報を利用したコンテンツ販売の
例を示す図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態に係るマルチメデ
ィア配信システムの構成を示すブロック図である。
【図12】 同システムの運用例を示す図である。
【図13】 同システムのマルチメディア再生装置での
集中率情報の表示例を示す図である。
【図14】 同システムを利用して集中度に応じてCM
表示を制御する例を示す図である。
【図15】 本発明の第3の実施形態に係るマルチメデ
ィア配信システムの構成を示すブロック図である。
【図16】 同システムを利用して集中度に応じて再生
するコンテンツを制御する例を示す図である。
【図17】 本発明の第4の実施形態に係るマルチメデ
ィア配信システムの構成を示すブロック図である。
【図18】 同システムを利用して集中率情報を録画再
生時に利用する例を示す図である。
【図19】 同システムで集中度情報を利用してシーン
検索をする例を示す図である。
【図20】 同システムでタイムシフト視聴者に対応す
る例を示す図である。
【図21】 同システムで集中度情報を利用してのシー
ン検索画面の表示例を示す図である。
【図22】 同システムでの集中度情報DBに記憶され
る集中度情報を示す図である。
【符号の説明】
10…集中度取得装置 11…本体 12…センサ・ヘッド 20,20′…マルチメディア再生装置 21,201…送受信手段 22,203…コンテンツ再生手段 23,211…出力手段 24,204…集中率検索手段 25,205…入力手段 30…放送装置 31…送受信手段 32…コンテンツ蓄積手段 40,40′…集中率分析装置 41…集中度蓄積手段 42…集中度分析手段 43…加入手段 44…課金手段 200…録画装置 202…コンテンツ記録手段 210…TV受像機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04N 7/173 630 (72)発明者 大内 一成 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 土井 美和子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 2F073 AA40 AB02 CC15 GG01 2F076 BA01 BD07 BE02 BE03 BE05 BE09 BE18 5C025 BA30 DA10 5C061 BB03 BB20 5C064 BA01 BC23 BC24 BD03 BD13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者に装着されて前記視聴者の生体情
    報を計測する生体センサと、 この生体センサからの生体情報の変化の状態から前記視
    聴者の視聴対象に対する集中度を判定する集中度判定手
    段と、 この集中度判定手段で判定された集中度を送信する通信
    手段とを備えてなることを特徴とする集中度取得装置。
  2. 【請求項2】 前記生体センサは、前記視聴者の皮膚に
    密着し、前記視聴者の皮膚導電率を計測する皮膚電気反
    射電極、視聴者の皮膚温度を計測する温度センサ及び前
    記視聴者の脈拍を計測する光電脈波センサの少なくとも
    1つを含み、 前記集中度判定手段は、前記皮膚導電率の上昇のある区
    間、皮膚温度の単調減少のある区間及び脈拍の上昇下降
    のある区間の少なくとも1つを検出し、この検出結果に
    基づいて前記視聴者の集中度を判定するものであること
    を特徴とする請求項1記載の集中度取得装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は、視聴番組種別情報を受
    信する機能を有し、 前記集中度判定手段は、前記受信された視聴番組種別情
    報に応じて集中度の判定処理のパラメータを変更するも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載の集中度
    取得装置。
  4. 【請求項4】 マルチメディアのコンテンツの配信元か
    ら配信されたコンテンツを受信する受信手段と、 この受信手段で受信されたコンテンツを再生するコンテ
    ンツ再生手段と、 このコンテンツ再生手段で再生されたコンテンツを視聴
    者に対して出力する出力手段と、 前記再生されたコンテンツに対する視聴者の集中度を受
    信して集中度情報を生成すると共に、この集中度情報を
    外部に送信する送信手段とを備えたことを特徴とするマ
    ルチメディア再生装置。
  5. 【請求項5】 前記集中度情報は、前記再生されたコン
    テンツに対する視聴者の集中度と、視聴者を識別する視
    聴者識別情報と、番組種別を識別する番組種別情報と、
    番組経過時間情報とを含むことを特徴とする請求項4記
    載のマルチメディア再生装置。
  6. 【請求項6】 視聴対象となるコンテンツに対する視聴
    者の集中度、前記コンテンツの識別情報、時間情報及び
    視聴者識別情報を含む集中度情報を受信して内部に蓄積
    すると共に、前記集中度情報をそれに含まれる情報に基
    づいてコンテンツ毎、時間毎、視聴者毎及び視聴者層毎
    に検索する機能を備えた集中度蓄積手段と、 この集中度蓄積手段に蓄積された集中度情報から、集中
    度情報を発信している視聴者全体に対する集中している
    視聴者の割合である集中率を分析し、コンテンツ毎に集
    中率を出力する集中率分析手段とを備えたことを特徴と
    する集中率分析装置。
  7. 【請求項7】 マルチメディアのコンテンツの配信元か
    ら配信されたコンテンツと集中率分析手段から送信され
    た前記コンテンツの各部分での集中率とを受信する受信
    手段と、 この受信手段で受信されたコンテンツを再生するコンテ
    ンツ再生手段と、 このコンテンツ再生手段で再生されたコンテンツに前記
    受信手段で受信された集中率を付加して視聴者に対して
    出力する出力手段とを備えたことを特徴とするマルチメ
    ディア再生装置。
  8. 【請求項8】 視聴者からの操作を受け付けるための入
    力手段と、 この入力手段から入力された視聴者からの操作に従っ
    て、前記受信手段で受信された集中率に基づいて前記コ
    ンテンツ再生手段を制御する集中率検索手段とを更に有
    することを特徴とする請求項7記載のマルチメディア再
    生装置。
  9. 【請求項9】 配信すべきマルチメディアのコンテンツ
    を記憶して配信すべきコンテンツを出力するコンテンツ
    蓄積手段と、 このコンテンツ蓄積手段から出力されたコンテンツを送
    信する送信手段とを備え、 前記コンテンツ蓄積手段は、配信しているコンテンツに
    対する視聴者の集中率を分析した集中率情報に基づいて
    配信するコンテンツを切替えるものであることを特徴と
    するマルチメディア配信装置。
  10. 【請求項10】 前記送信手段は、配信しているコンテ
    ンツに対する集中率を前記配信すべきコンテンツと共に
    配信するものであることを特徴とする請求項9記載のマ
    ルチメディア配信システム。
  11. 【請求項11】 前記コンテンツ蓄積手段は、集中度に
    応じた視聴制御を行うサービスに加入した際に発行され
    る視聴者識別情報を受信し、この視聴者識別情報により
    識別される視聴者に対して配信するコンテンツの切り替
    え制御を行うことを特徴とする請求項9に記載のマルチ
    メディア配信システム。
  12. 【請求項12】 マルチメディアのコンテンツの配信元
    から配信されたコンテンツと集中率分析手段から送信さ
    れた前記コンテンツの各部分での集中率とを受信する受
    信手段と、 この受信手段で受信された コンテンツと集中率とを対
    応付けて記録するコンテンツ記録手段と、 視聴者からの操作を受け付けるための入力手段と、 前記コンテンツ記録手段に記録されたコンテンツを再生
    するコンテンツ再生手段と、 このコンテンツ再生手段で再生されたコンテンツにこれ
    と対応付けて記録された集中率を付加して視聴者に対し
    て出力する出力手段とを備えたことを特徴とするマルチ
    メディア録画再生装置。
  13. 【請求項13】 前記入力手段から入力された視聴者か
    らの操作に従って、前記記録された集中率に基づいて前
    記コンテンツ再生手段を制御する集中率検索手段を更に
    有することを特徴とする請求項12記載のマルチメディ
    ア録画再生装置。
  14. 【請求項14】 配信すべきマルチメディアのコンテン
    ツを記憶して配信すべきコンテンツを出力するコンテン
    ツ蓄積手段と、 このコンテンツ蓄積手段から出力されたコンテンツを送
    信する送信手段とを備え、 前記コンテンツ蓄積手段は、番組コンテンツの合間にC
    Mコンテンツを挿入する制御を実行し、配信している番
    組コンテンツに対する視聴者の集中度に基づき、視聴者
    の集中度が高い場合には、CMコンテンツを挿入を制限
    するものであることを特徴とするマルチメディア配信装
    置。
  15. 【請求項15】 前記視聴者を識別する視聴者識別情報
    を入力し、前記CMコンテンツの挿入制限状況に基づい
    て前記視聴者に対する課金情報と、スポンサーに対する
    広告料請求情報とをを生成する手段を更に備えたことを
    特徴とする請求項14記載のマルチメディア配信装置。
  16. 【請求項16】 マルチメディアのコンテンツを配信す
    る放送装置と、 この放送装置からのコンテンツを受信して再生するマル
    チメディア再生装置と、 このマルチメディア再生装置で再生されたコンテンツに
    対して、視聴者の集中度を測定して、その測定結果であ
    る集中度をマルチメディア再生装置に送信する集中度取
    得装置と、 取得された集中度を放送装置を経由して又は直接に受信
    して集中率を分析する集中力分析装置とを備えたことを
    特徴とするマルチメディア配信システム。
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