JP5035484B1 - ゴムロールの製造装置及びゴムロールの製造方法 - Google Patents

ゴムロールの製造装置及びゴムロールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】芯金を包囲するようにキャビティに注入された未加硫ゴムが当該芯金の軸方向端部で空気を巻き込むことを抑制する。
【解決手段】芯金を同軸状に包囲する円筒形状の第1金型と、前記第1金型の軸方向両端部に装着され、前記芯金の軸方向両端部を保持する一対の第2金型と、前記一対の第2金型の一方に形成され、前記芯金と前記第1金型との間に形成されたキャビティに未加硫ゴムを注入する注入口と、前記芯金の周方向に沿って前記注入口と前記キャビティとの間に形成され、全周にわたって前記キャビティに開口して前記注入口と前記キャビティとを通じさせ、径方向に沿った幅が前記注入口から前記周方向へ離れるに連れて除々に広くされた円環状の溝と、を備えるゴムロールの製造装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、ゴムロールの製造装置及びゴムロールの製造方法に関する。
特許文献1には、ゴムロールの製造装置のスリーブ内に円筒状コアを挿入し、円筒状コアの外周とスリーブの内周との間に形成されるゴム層成形空間に液状ゴム原料を注入し、液状ゴム原料を加熱硬化させ、円筒状コアの周りにゴム層を形成してゴムロールを製造する製造方法が開示されている。
特開2009−25561号公報
本発明は、芯金を包囲するようにキャビティに注入された未加硫ゴムが当該芯金の軸方向端部で空気を巻き込むことを抑制することを課題とする。
請求項1の発明は、芯金を同軸状に包囲する円筒形状の第1金型と、前記第1金型の軸方向両端部に装着され、前記芯金の軸方向両端部を保持する一対の第2金型と、前記一対の第2金型の一方に形成され、前記芯金と前記第1金型との間に形成されたキャビティに未加硫ゴムを注入する注入口と、前記芯金の周方向に沿って前記注入口と前記キャビティとの間に形成され、全周にわたって前記キャビティに開口して前記注入口と前記キャビティとを通じさせ、径方向に沿った幅が前記注入口から前記周方向へ離れるに連れて除々に広くされた円環状の溝と、を備えるゴムロールの製造装置である。
請求項2の発明は、芯金を同軸状に包囲すると共に、円筒形状の被膜部材が内壁に装着される円筒形状の第1金型と、前記第1金型の軸方向両端部に装着され、前記被膜部材及び前記芯金の軸方向両端部を保持する一対の第2金型と、前記一対の第2金型の一方に形成され、前記芯金と前記皮膜部材との間に形成されたキャビティに未加硫ゴムを注入する注入口と、前記芯金の周方向に沿って前記注入口と前記キャビティとの間に形成され、全周にわたって前記キャビティに開口して前記注入口と前記キャビティとを通じさせ、径方向に沿った幅が前記注入口から前記周方向へ離れるに連れて除々に広くされた円環状の溝と、を備えるゴムロールの製造装置である。
請求項3の発明は、前記溝は、前記注入口が形成された前記第2金型と前記芯金との間に形成されている請求項1又は2に記載のゴムロールの製造装置である。
請求項4の発明は、前記注入口が形成された前記第2金型と前記芯金との間に環状体を備え、前記溝は、前記注入口が形成された前記第2金型と前記環状体との間に形成されている請求項1又は2に記載のゴムロールの製造装置である。
請求項5の発明は、請求項1に記載されたゴムロールの製造装置を準備する準備工程と、前記芯金を前記第1金型の内側に挿入し、前記芯金が挿入された前記第1金型の軸方向両端部に装着された前記一対の第2金型により、前記芯金を前記第1金型と同軸状に保持する保持工程と、前記注入ロから未加硫ゴムを注入し、前記芯金と前記第1金型との間の前記キャビティに前記未加硫ゴムを充填する充填工程と、前記未加硫ゴムを硬化して加硫ゴムとする硬化工程と、前記第1金型から前記第2金型を取り外す取外工程と、前記第1金型から前記加硫ゴムが被覆された前記芯金を取り出す取出工程と、を含むことを特徴とするゴムロールの製造方法である。
請求項6の発明は、講求項2に記載されたゴムロールの製造装置を準備する準備工程と、前記円筒形状の被膜部材を前記第1金型の円筒状の内壁に装着する装着工程と、前記芯金を前記被膜部材の内側に挿入し、前記芯金が挿入された前記第1金型の軸方向両端部に装着された前記一対の第2金型により、前記芯金及び前記被膜部材を前記第1金型と同軸状に保持する保持工程と、前記注入ロから未加硫ゴムを注入し、前記芯金と前記被膜部材との間の前記キャビティに前記未加硫ゴムを充填する充填工程と、前記未加硫ゴムを硬化して加硫ゴムとする硬化工程と、前記第1金型から前記第2金型を取り外す取外工程と、前記第1金型から前記加硫ゴムが被覆された前記芯金を取り出す取出工程と、を含むことを特徴とするゴムロールの製造方法である。
本発明の請求項1の構成によれば、本構成における溝を備えない場合に比べ、芯金を包囲するようにキャビティに注入された未加硫ゴムが当該芯金の軸方向端部で空気を巻き込むことを抑制できる。
本発明の請求項2の構成によれば、本構成における溝を備えない場合に比べ、芯金を包囲するようにキャビティに注入された未加硫ゴムが当該芯金の軸方向端部で空気を巻き込むことを抑制できる。
本発明の請求項3の構成によれば、第1金型及び第2金型とは別に設けた別部材によって溝を形成する場合に比べ、部品点数が低減できる。
本発明の請求項4の構成によれば、第1金型及び第2金型の形状を変えずに、溝における径方向に沿った幅の調整をすることができる。
本発明の請求項5の製造方法によれば、請求項1に記載されたゴムロールの製造装置を用いない場合に比べ、芯金を包囲するようにキャビティに注入された未加硫ゴムが当該芯金の軸方向端部で空気を巻き込むことを抑制できる。
本発明の請求項6の製造方法によれば、請求項2に記載されたゴムロールの製造装置を用いない場合に比べ、芯金を包囲するようにキャビティに注入された未加硫ゴムが当該芯金の軸方向端部で空気を巻き込むことを抑制できる。
第1実施形態に係るゴムロールの製造装置の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るゴムロールの製造装置の構成を示す断面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 本実施形態に係る金型に注入された未加硫ゴムの状態を示す斜視図である。 比較例に係る金型に注入された未加硫ゴムの状態を示す斜視図である。 比較例に係る金型で製造されたゴムロールを示す斜視図である。 第2実施形態に係るゴムロールの製造装置の構成を示す断面図である。 第3実施形態に係るゴムロールの製造装置の構成を示す断面図である。 図8における芯金の軸方向端部及び環状体を拡大した側面図である。 図8における環状体及び下金型の平断面図である。 第4実施形態に係るゴムロールの製造装置の構成を示す断面図である。 変形例に係る構成を示す平断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(第1実施形態に係るゴムロールの製造装置100)
第1実施形態に係るゴムロールの製造装置100は、ゴムロールを製造する装置であって、図1及び図2に示されるように、金型10を備えている。金型10は、芯金20を同軸状に包囲する円筒形状の第1金型の一例としての円筒形金型12と、円筒形金型12の軸方向両端部に装着され芯金20の軸方向両端部を保持する一対の第2金型の一例としての上金型14A及び下金型14B(以下、これらをまとめて上下金型14と称する)と、を備えている。
なお、上金型14A及び下金型14Bは、「上」、「下」を付した名称となっているが、金型10の使用方法としては、上金型14Aを上方に向けて金型10を使用する場合に限られるものではない。
芯金20は、図1及び図2に示されるように、円筒形金型12の内部に対して、円筒形金型12の軸方向に沿って同軸状に挿入されるようになっている。芯金20は、円筒形状の芯金本体部22と、芯金本体部22の軸方向両端から軸方向外側(上下方向)へ向けて同軸に突出する円筒形状の軸部24と、を有している。軸部24の外径は、芯金本体部22の外径よりも小さくされている(芯金本体部22の外径は、軸部24の外径よりも大きくされている)。
円筒形金型12内に芯金20が挿入された状態において、図2に示されるように、芯金20の外周面(外壁)20Bと円筒形金型12の内周面(内壁)12Aとの間に、未加硫ゴム(熱硬化性の液状ゴム)が充填されるキャビティSが形成されるようになっている。
なお、本実施形態では、芯金20は、複数部品で構成されている。具体的には、芯金本体部22を有する本体部部品27Aと、本体部部品27Aの軸方向両端のそれぞれに固定され、芯金本体部22の軸方向端部及び軸部24を有する軸部部品27Bと、を備えて構成されている。
上下金型14は、それぞれ、図1及び図2に示されるように、円盤形状(円柱形状)に形成された本体部15を有している。この本体部15の径方向中央部には、円筒形金型12内に挿入された芯金20の軸部24が差し込まれる差込孔(差込部)16が軸方向に沿って形成されている。上下金型14では、本体部15の差込孔16に芯金20の軸部24が差し込まれることで、芯金20の軸部24を保持するようになっている。
また、上下金型14の本体部15における差込孔16の外周側には、図2に示されるように、上下金型14と芯金20との間を封止する封止部材としてのOリング19が取り付けられている。
上金型14AにおけるOリング19は、差込孔16に芯金20の軸部24が差し込まれた状態において、芯金20の芯金本体部22における軸部24周りの端面22Aに接触するようになっている。下金型14BにおけるOリング19は、差込孔16に芯金20の軸部24が差し込まれた状態において、芯金20の芯金本体部22における軸部24周りの端面22Aと、軸部24の外周面24Bとに接触するようになっている。
上金型14Aの本体部15におけるOリング19の外周側には、軸方向に沿って下金型14B側(図2における下方)へ張り出し、円筒形金型12の軸方向端部の内周側に嵌め込まれる嵌込部21が設けられている。下金型14Bの本体部15におけるOリング19の外周側には、上金型14Aと同様に、軸方向に沿って上金型14A側(図2における上方)へ張り出し、円筒形金型12の軸方向端部の内周側に嵌め込まれる嵌込部21が設けられている。上下金型14では、嵌込部21が円筒形金型12の軸方向端部に嵌め込まれることで、円筒形金型12の軸方向端部に対して軸方向外側から装着されるようになっている。
また、上下金型14の本体部15の外径は、円筒形金型12の外径と同一とされており、上下金型14の円筒形金型12に対する装着状態において、本体部15の外周面15Bと円筒形金型12の外周面12Bとが、同一円筒面上に位置するようになっている。
下金型14Bにおける差込孔16の外周側には、図2に示されるように、キャビティSに未加硫ゴムを注入するための注入口18が1つ形成されている。注入口18は、下方に開口しており、下方から未加硫ゴムが注入されるようになっている。この注入口18とキャビティSとの間には、図3に示されるように、Oリング19(差込孔16(芯金20))の外周側でOリング19(差込孔16(芯金20))の周方向に沿った円環状の溝30が形成されている。
溝30は、全周にわたってキャビティSに開口しており、注入口18とキャビティSとを通じさせている。すなわち、溝30は、注入口18からキャビティSへ未加硫ゴムを流通可能にする流路(通路)をなしている。なお、溝30は、その内周側で、Oリング19が装着される装着空間と一体となった空間とされている。
そして、溝30の径方向に沿った幅は、注入口18から差込孔16(芯金20)の周方向へ離れるに連れて除々に広くされている。具体的には、溝30の径方向に沿った幅は、注入口18と通じる部分30Aで最も狭く(W1参照)、部分30Aに対して差込孔16の中心Cを挟んだ反対側部分30Bで最も広くされている(W2参照)。すなわち、キャビティSに対する溝30の開口面積が、部分30Aにおいて最小とされ、反対側部分30Bにおいて最大とされている。
また、溝30の径方向に沿った幅は、部分30Aから反対側部分30Bへ溝30(差込孔16(芯金20))の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くなるようになっている。すなわち、キャビティSに対する溝30の開口面積は、部分30Aから反対側部分30Bへ溝30(差込孔16(芯金20))の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くされている。
なお、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、上金型14Aの軸方向外側の外面側には、環状の凹部17が本体部15の同軸状に形成されている。
(ゴムロールの第1製造方法)
次に、第1実施形態に係るゴムロールの製造装置100を用いたゴムロールの第1製造方法について説明する。このゴムロールの第1製造方法では、まず、ゴムロールの製造装置100を準備する(準備工程)。
次に、図2に示されるように、芯金20を円筒形金型12の内側に挿入し、芯金20が挿入された円筒形金型12の軸方向両端部に装着された上下金型14により、芯金20を円筒形金型12と同軸状に保持する(保持工程)。
具体的には、例えば、円筒形金型12の下端部に下金型14Bを装着し、その後、円筒形金型12の上端部側から円筒形金型12内に芯金20を挿入し、下金型14Bの差込孔16に、下側の軸部24を差し込む。そして、円筒形金型12の上端部に上金型14Aを装着しつつ、上金型14Aの差込孔16に、上側の軸部24を差し込む。
これにより、図2に示されるように、芯金20の芯金本体部22が、円筒形金型12に同軸状に包囲されつつ、上下金型14によって軸方向に保持される。
次に、下金型14Bに形成された注入口18から未加硫ゴム(液状ゴム)を予め決められた圧力で注入し、未加硫ゴムをキャビティSに充填する(充填工程)。注入口18から注入された未加硫ゴムは、具体的には、注入口18から溝30の部分30Aに流入し、部分30Aから反対側部分30Bへ溝30の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って進みつつ、溝30の全周の各部分からキャビティSへ流入する。
本実施形態では、キャビティSに対する溝30の開口面積が、部分30Aにおいて最小とされ、反対側部分30Bにおいて最大とされ、かつ、部分30Aから反対側部分30Bへ溝30の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くされている。
これにより、溝30の反対側部分30BからキャビティSへの未加硫ゴムの流入が促進される。このため、注入口18から注入された未加硫ゴムが、溝30の部分30Aを経由して反対側部分30BからキャビティSに流入するまでの時間と、溝30の部分30Aから直接キャビティSに流入するまでの時間との差が小さくなる。
このため、図4に示されるように、未加硫ゴムMは、円筒状となった状態で、溝30からキャビティSに流入し、未加硫ゴムMが芯金20の軸方向端部で空気(エア)を巻き込むこと(エア噛み)が抑制される。
すなわち、キャビティSに対する溝30の開口面積が、溝30の周方向において一定である比較例では、注入口18から注入された未加硫ゴムが、溝30の部分30AでキャビティSに流入し、その後、反対側部分30BでキャビティSに流入する。このため、図5に示されるように、未加硫ゴムMは、反対側部分30Bにおいて、キャビティS内で合流されてから円筒状となる。この未加硫ゴムMが合流する際に、芯金20の軸方向端部の合流部分M1において、空気(エア)を巻き込むこと(エア噛み)が発生しやすい。芯金20の軸方向端部でエア噛みが発生すると、図6に示されるように、製造された芯金20付きのゴムロール90の軸方向端部の外周面に凹部90Aとして表れる。
未加硫ゴムがキャビティS内に充填された後は、金型10を加熱することで、未加硫ゴムを硬化して加硫ゴムとする(硬化工程)。次に、上下金型14を円筒形金型12から取り外す(取外工程)。次に、加硫ゴム(弾性ゴム)が被覆された芯金20を円筒形金型12から取り出す(取出工程)。このように、芯金20付きのゴムロールが製造される。
なお、ゴムロールの第1製造方法で用いられるゴムロールの製造装置100では、下金型14Bによって溝30が形成されているので、円筒形金型12及び上下金型14とは別に設けた別部材によって溝30を形成する場合に比べ、部品点数が低減される。
(第2実施形態に係るゴムロールの製造装置200)
次に、第2実施形態に係るゴムロールの製造装置200を説明する。ここでは、第1実施形態に係るゴムロールの製造装置100と異なる部分を説明する。また、ゴムロールの製造装置100と同一機能を有する部分には、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
ゴムロールの製造装置200では、図7に示されるように、被膜部材の一例としての円筒状の樹脂チューブ13が、円筒形金型12の内周面(内壁)12Aに装着されるになっている。具体的には、樹脂チューブ13は、その両端部が円筒形金型12の両端から突出するように円筒形金型12に挿入され、円筒形金型12の両端から突出した突出部分が円筒形金型12の両端の外周面12Bに折り返されることにより、円筒形金型12に対して装着される。
上下金型14は、円筒形金型12に対して装着されることで、芯金20の軸方向両端部に加えて、樹脂チューブ13の軸方向両端部も保持するようになっている。そして、キャビティSは、円筒形金型12内に芯金20が挿入された状態において、芯金20の外周面20Bと樹脂チューブ13の内周面13Aとの間に形成されるようになっている。
(ゴムロールの第2製造方法)
次に、第2実施形態に係るゴムロールの製造装置200を用いたゴムロールの第2製造方法について説明する。このゴムロールの第2製造方法では、まず、ゴムロールの製造装置200を準備する(準備工程)。
次に、円筒形金型12に対して樹脂チューブ13を装着する(装着工程)。この装着工程では、例えば、まず、樹脂チューブ13の両端部が円筒形金型12の両端から突出するように、樹脂チューブ13を円筒形金型12に挿入する。そして、樹脂チューブ13の両端部における円筒形金型12の両端から突出した突出部分を円筒形金型12の両端の外周面12Bに折り返すことにより、円筒形金型12に対して樹脂チューブ13が装着される。
その後は、ゴムロールの第1製造方法と同様に、保持工程、充填工程、硬化工程、取外工程、取出工程を経て、樹脂チューブ13が被覆された、芯金20付きのゴムロール(樹脂チューブ被覆ロール)が製造される。
ゴムロールの第2製造方法においても、ゴムロールの第1製造方法と同様に、未加硫ゴムMは、円筒状となった状態で、溝30からキャビティSに流入し、未加硫ゴムMが芯金20の軸方向端部で空気(エア)を巻き込むこと(エア噛み)が抑制される。
また、ゴムロールの第2製造方法で用いられるゴムロールの製造装置200においても、下金型14Bによって溝30が形成されているので、円筒形金型12及び上下金型14とは別に設けた別部材によって溝30を形成する場合に比べ、部品点数が低減される。
(第3実施形態に係るゴムロールの製造装置300)
次に、第3実施形態に係るゴムロールの製造装置300を説明する。ここでは、第1実施形態に係るゴムロールの製造装置100と異なる部分を説明する。また、ゴムロールの製造装置100と同一機能を有する部分には、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
ゴムロールの製造装置300の金型310では、ゴムロールの製造装置100の金型10における芯金20及び下金型14Bに替えて、図8に示されるように、芯金320及び下金型314Bが用いられる。さらに、金型310は、下金型314Bと芯金320との間に配置された環状体350を備えている。
芯金320は、芯金20と同様に、円筒形金型12の内部に対して、円筒形金型12の軸方向に沿って同軸状に挿入されるようになっている。この芯金320は、芯金20と同様に、円筒形状の芯金本体部22と、芯金本体部22の軸方向一端(上端)から軸方向外側(上方)へ向けて同軸に突出する円筒形状の軸部24と、を有している。軸部24の外径は、芯金本体部22の外径よりも小さくされている(芯金本体部22の外径は、軸部24の外径よりも大きくされている)。
円筒形状の芯金本体部22の軸方向他端部(下端部)には、下方側に向けて縮径された(先細りに構成された)テーパ部321が形成されている。芯金本体部22の軸方向他端部(下端部)におけるテーパ部321の外周には、下方を向く円環状の端面322が形成されている。
さらに、芯金本体部22の軸方向他端部(下端部)の内壁には、段部323が形成されており、芯金本体部22の軸方向他端側(下端側)の内径が、芯金本体部22の軸方向中央側の内径よりも大きくなっている。
下金型314Bは、下金型14Bと同様に、円盤形状(円柱形状)に形成された本体部315を有している。この本体部315の径方向中央部には、円孔312が軸方向に貫通している。本体部315における円孔312の外周側には、環状体350が収容される円環状の収容溝316が形成されている。収容溝316は、上方が開口しており、環状体350が上方から収容溝316に収容されることで、下金型314Bに装着されるようになっている。
また、下金型314Bには、下金型314Bと芯金320との間を封止する封止部材としてのOリング19が、収容溝316の底壁316C及び内側壁316Dと環状体350の底面351と芯金320のテーパ部321の先端とに接触するように装着されている。
また、下金型314Bは、円孔312及び収容溝316が形成されることで構成される内筒部318を有している。内筒部318は、芯金320の芯金本体部22の内周側における段部323の下方側部分に対して差し込まれるようになっている。
下金型314Bの本体部315における収容溝316の外周側には、軸方向に沿って上金型14A側(図8における上方)へ張り出し、円筒形金型12の軸方向端部の内周側に嵌め込まれる嵌込部21が、設けられている。下金型314Bは、嵌込部21が円筒形金型12の軸方向端部に嵌め込まれることで、円筒形金型12の軸方向端部に対して軸方向外側から装着されるようになっている。
また、下金型314Bの本体部315の外径は、円筒形金型12の外径と同一とされており、上金型14A及び下金型314Bの円筒形金型12に対する装着状態において、上金型14Aの本体部15の外周面15B及び下金型314Bの本体部315の外周面315Bと円筒形金型12の外周面12Bとが、同一円筒面上に位置するようになっている。
下金型314Bにおける円孔312の外周側には、キャビティSに未加硫ゴムを注入するための注入口18が1つ形成されている。注入口18は、下方に開口しており、下方から未加硫ゴムが注入されるようになっている。
環状体350には、図8及び図9に示されるように、テーパ部321の外周面に対応して、内径が上方に向かって拡大されるように傾斜するテーパ面(内壁)352を有している。環状体350の上端面354と芯金320の円環状の端面322とが突き当たるように、テーパ面352と内筒部318との間に対して、芯金320のテーパ部321が差し込まれるようになっている。
すなわち、下金型314Bでは、環状体350のテーパ面352と内筒部318の外周面318Bとの間に対して芯金320のテーパ部321が差し込まれると共に、内筒部318が芯金320の芯金本体部22の内周側に差し込まれることで、芯金本体部22の軸方向他端部を保持するようになっている。
ここで、本実施形態では、環状体350の外周面353と、下金型314Bの収容溝316の外周側の内壁316Bとの間には、図10に示されるように、円環状の溝(空隙)330が、環状体350(芯金320)の周方向に沿って形成されている。
溝330は、全周にわたってキャビティSに開口しており、注入口18とキャビティSとを通じさせている。すなわち、溝330は、注入口18からキャビティSへ未加硫ゴムを流通可能にする流路(通路)をなしている。
ここで、図10に示されるように、環状体350の外周面353がなす外円は、環状体350のテーパ面352の内縁(下端)352Aがなす内円に対して、注入口18側(図10における右側)に偏心している。
これにより、溝330の径方向に沿った幅は、図10に示されるように、注入口18から環状体350(芯金320)の周方向へ離れるに連れて除々に広くされている。具体的には、溝330の径方向に沿った幅は、注入口18と通じる部分330Aで最も狭く(W1参照)、部分330Aに対して円孔312の中心Cを挟んだ反対側部分330Bで最も広くされている(W2参照)。すなわち、キャビティSに対する溝330の開口面積が、部分330Aにおいて最小とされ、反対側部分330Bにおいて最大とされている。
また、溝330の径方向に沿った幅は、部分330Aから反対側部分330Bへ溝330の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くなるようになっている。すなわち、キャビティSに対する溝330の開口面積は、部分330Aから反対側部分330Bへ溝330の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くされている。
なお、環状体350の外周面353には、その周方向に沿って全周に溝358が形成されている。
(ゴムロールの第3製造方法)
次に、第3実施形態に係るゴムロールの製造装置300を用いたゴムロールの第3製造方法について説明する。このゴムロールの第3製造方法では、まず、ゴムロールの製造装置300を準備する(準備工程)。
次に、図8に示されるように、芯金320を円筒形金型12の内側に挿入し、芯金320が挿入された円筒形金型12の軸方向両端部に装着された上金型14A及び下金型314Bにより、芯金320を円筒形金型12と同軸状に保持する(保持工程)
具体的には、例えば、環状体350が装着された下金型314Bを円筒形金型12の下端部に装着し、その後、円筒形金型12の上端部側から円筒形金型12内に芯金320を挿入して、環状体350のテーパ面352と下金型314Bの内筒部318との間に芯金320のテーパ部321を差し込む。そして、円筒形金型12の上端部に上金型14Aを装着しつつ、上金型14Aの差込孔16に、上側の軸部24を差し込む。
これにより、図8に示されるように、芯金320の芯金本体部22が、円筒形金型12に同軸状に包囲されつつ、上金型14A及び下金型314Bによって軸方向に保持される。
次に、下金型314Bに形成された注入口18から未加硫ゴム(液状ゴム)を予め決められた圧力で注入し、未加硫ゴムをキャビティSに充填する(充填工程)。注入口18から注入された未加硫ゴムは、具体的には、注入口18から溝330の部分330Aに流入し、部分330Aから反対側部分330Bへ溝330の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って進みつつ、溝330の全周の各部分からキャビティSへ流入する。
本実施形態では、キャビティSに対する溝330の開口面積が、部分330Aにおいて最小とされ、反対側部分330Bにおいて最大とされ、かつ、部分330Aから反対側部分330Bへ溝330の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くされている。
これにより、溝330の反対側部分330BからキャビティSへの未加硫ゴムの流入が促進される。このため、注入口18から注入された未加硫ゴムが、溝330の部分330Aを経由して反対側部分330BからキャビティSに流入するまでの時間と、溝330の部分330Aから直接キャビティSに流入するまでの時間との差が小さくなる。
このため、未加硫ゴムは、円筒状となった状態で、溝330からキャビティSに流入し、未加硫ゴムMが芯金320の軸方向端部で空気(エア)を巻き込むこと(エア噛み)が抑制される(図4参照)。
未加硫ゴムがキャビティS内に充填された後は、金型310を加熱することで、未加硫ゴムを硬化して加硫ゴムとする(硬化工程)。次に、上金型14A及び下金型314Bを円筒形金型12から取り外す(取外工程)。次に、加硫ゴム(弾性ゴム)が被覆された芯金320を円筒形金型12から取り出す(取出工程)。このように、芯金320付きのゴムロールが製造される。
なお、ゴムロールの第3製造方法で用いられるゴムロールの製造装置300では、環状体350と下金型314Bとの間に溝330が形成されているので、環状体350の形状(環状体350の外径や、偏心量)を変えることで、溝330の径方向に沿った幅の調整がなされる。このため、溝330の径方向に沿った幅を調整する際に、下金型314B、円筒形金型12及び芯金320の形状を変える必要がない。
(第4実施形態に係るゴムロールの製造装置400)
次に、第4実施形態に係るゴムロールの製造装置400を説明する。ここでは、第3実施形態に係るゴムロールの製造装置300と異なる部分を説明する。また、ゴムロールの製造装置300と同一機能を有する部分には、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
ゴムロールの製造装置400では、図11に示されるように、被膜部材の一例としての円筒状の樹脂チューブ13が、円筒形金型12の内周面(内壁)12Aに装着されるになっている。樹脂チューブ13は、具体的には、その両端部が円筒形金型12の両端から突出するように円筒形金型12に挿入され、円筒形金型12の両端から突出した突出部分が円筒形金型12の両端の外周面12Bに折り返されることにより、円筒形金型12に対して樹脂チューブ13が装着される。
上金型14A及び下金型314Bは、円筒形金型12に対して装着されることで、芯金320の軸方向両端部に加えて、樹脂チューブ13の軸方向両端部も保持するようになっている。そして、キャビティSは、円筒形金型12内に芯金320が挿入された状態において、芯金320の外周面320Bと樹脂チューブ13の内周面13Aとの間に形成されるようになっている。
(ゴムロールの第4製造方法)
次に、第4実施形態に係るゴムロールの製造装置400を用いたゴムロールの第4製造方法について説明する。このゴムロールの第4製造方法では、まず、ゴムロールの製造装置400を準備する(準備工程)。
次に、円筒形金型12に対して樹脂チューブ13を装着する(装着工程)。この装着工程では、例えば、まず、樹脂チューブ13の両端部が円筒形金型12の両端から突出するように、樹脂チューブ13を円筒形金型12に挿入する。そして、樹脂チューブ13の両端部における円筒形金型12の両端から突出した突出部分を円筒形金型12の両端の外周面12Bに折り返すことにより、円筒形金型12に対して樹脂チューブ13が装着される。
その後は、ゴムロールの第3製造方法と同様に、保持工程、充填工程、硬化工程、取外工程、取出工程を経て、樹脂チューブ13が被覆された、芯金320付きのゴムロール(樹脂チューブ被覆ロール)が製造される。
ゴムロールの第4製造方法においても、ゴムロールの第3製造方法と同様に、未加硫ゴムMは、円筒状となった状態で、溝330からキャビティSに流入し、未加硫ゴムMが芯金320の軸方向端部で空気(エア)を巻き込むこと(エア噛み)が抑制される。
また、ゴムロールの第4製造方法で用いられるゴムロールの製造装置400においても、環状体350と下金型314Bとの間に溝330が形成されているので、環状体350の形状(環状体350の外径や、偏心量)を変えることで、溝330の径方向に沿った幅の調整がなされる。このため、溝330の径方向に沿った幅を調整する際に、下金型314B、円筒形金型12及び芯金320の形状を変える必要がない。
(変形例)
第1〜第4実施形態では、注入口18が一つ設けられる構成であったが、図12に示されるように、キャビティSに未加硫ゴムを注入するための注入口18が溝330(芯金320)の周方向に複数(具体的には2つ)形成される構成であってもよい。この構成においては、溝330の径方向に沿った幅は、注入口18と通じる部分330Aで最も狭く(W1参照)、溝330における部分330Aと部分330Aとの中間部分330Cで最も広くされている(W2参照)。すなわち、キャビティSに対する溝330の開口面積が、部分330Aにおいて最小とされ、中間部分330Cにおいて最大とされている。
また、溝330の径方向に沿った幅は、部分330Aから中間部分330Cへ溝330の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くなるようになっている。すなわち、キャビティSに対する溝330の開口面積は、部分330Aから中間部分330Cへ溝330の周方向(矢印A方向及び矢印B方向)に沿って徐々に広くされている。
この構成においても、溝330の中間部分330CからキャビティSへの未加硫ゴムの流入が促進される。このため、注入口18から注入された未加硫ゴムが、溝330の部分330Aを経由して中間部分330CからキャビティSに流入するまでの時間と、溝330の部分330Aから直接キャビティSに流入するまでの時間との差が小さくなる。
このため、未加硫ゴムは、円筒状となった状態で、溝330からキャビティSに流入し、未加硫ゴムMが芯金320の軸方向端部で空気(エア)を巻き込むこと(エア噛み)が抑制される(図4参照)。
なお、図12は、本変形例を第3実施形態及び第4実施形態における溝330に対して適用した例を図示しているが、第1実施形態及び第2実施形態における溝30に対しても同様に適用可能である。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
12 円筒形金型(第1金型の一例)
13 樹脂チューブ(被膜部材の一例)
14B 下金型(第2金型の一例)
14A 上金型(第2金型の一例)
18 注入口
20 芯金
30 溝
100 製造装置
200 製造装置
300 製造装置
314B 下金型(第2金型の一例)
320 芯金
330 溝
350 環状体
400 製造装置
S キャビティ

Claims (6)

  1. 芯金を同軸状に包囲する円筒形状の第1金型と、
    前記第1金型の軸方向両端部に装着され、前記芯金の軸方向両端部を保持する一対の第2金型と、
    前記一対の第2金型の一方に形成され、前記芯金と前記第1金型との間に形成されたキャビティに未加硫ゴムを注入する注入口と、
    前記芯金の周方向に沿って前記注入口と前記キャビティとの間に形成され、全周にわたって前記キャビティに開口して前記注入口と前記キャビティとを通じさせ、径方向に沿った幅が前記注入口から前記周方向へ離れるに連れて除々に広くされた円環状の溝と、
    を備えるゴムロールの製造装置。
  2. 芯金を同軸状に包囲すると共に、円筒形状の被膜部材が内壁に装着される円筒形状の第1金型と、
    前記第1金型の軸方向両端部に装着され、前記被膜部材及び前記芯金の軸方向両端部を保持する一対の第2金型と、
    前記一対の第2金型の一方に形成され、前記芯金と前記皮膜部材との間に形成されたキャビティに未加硫ゴムを注入する注入口と、
    前記芯金の周方向に沿って前記注入口と前記キャビティとの間に形成され、全周にわたって前記キャビティに開口して前記注入口と前記キャビティとを通じさせ、径方向に沿った幅が前記注入口から前記周方向へ離れるに連れて除々に広くされた円環状の溝と、
    を備えるゴムロールの製造装置。
  3. 前記溝は、前記注入口が形成された前記第2金型と前記芯金との間に形成されている請求項1又は2に記載のゴムロールの製造装置。
  4. 前記注入口が形成された前記第2金型と前記芯金との間に環状体を備え、
    前記溝は、前記注入口が形成された前記第2金型と前記環状体との間に形成されている請求項1又は2に記載のゴムロールの製造装置。
  5. 請求項1に記載されたゴムロールの製造装置を準備する準備工程と、
    前記芯金を前記第1金型の内側に挿入し、前記芯金が挿入された前記第1金型の軸方向両端部に装着された前記一対の第2金型により、前記芯金を前記第1金型と同軸状に保持する保持工程と、
    前記注入ロから未加硫ゴムを注入し、前記芯金と前記第1金型との間の前記キャビティに前記未加硫ゴムを充填する充填工程と、
    前記未加硫ゴムを硬化して加硫ゴムとする硬化工程と、
    前記第1金型から前記第2金型を取り外す取外工程と、
    前記第1金型から前記加硫ゴムが被覆された前記芯金を取り出す取出工程と、
    を含むことを特徴とするゴムロールの製造方法。
  6. 講求項2に記載されたゴムロールの製造装置を準備する準備工程と、
    前記円筒形状の被膜部材を前記第1金型の円筒状の内壁に装着する装着工程と、
    前記芯金を前記被膜部材の内側に挿入し、前記芯金が挿入された前記第1金型の軸方向両端部に装着された前記一対の第2金型により、前記芯金及び前記被膜部材を前記第1金型と同軸状に保持する保持工程と、
    前記注入ロから未加硫ゴムを注入し、前記芯金と前記被膜部材との間の前記キャビティに前記未加硫ゴムを充填する充填工程と、
    前記未加硫ゴムを硬化して加硫ゴムとする硬化工程と、
    前記第1金型から前記第2金型を取り外す取外工程と、
    前記第1金型から前記加硫ゴムが被覆された前記芯金を取り出す取出工程と、
    を含むことを特徴とするゴムロールの製造方法。
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