JP5035271B2 - 電動車両の制振制御装置 - Google Patents
電動車両の制振制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5035271B2 JP5035271B2 JP2009045292A JP2009045292A JP5035271B2 JP 5035271 B2 JP5035271 B2 JP 5035271B2 JP 2009045292 A JP2009045292 A JP 2009045292A JP 2009045292 A JP2009045292 A JP 2009045292A JP 5035271 B2 JP5035271 B2 JP 5035271B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- calculation
- motor
- target value
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
前記第1トルク目標値算出手段は、アクセル開度に基づいて定常トルク目標値を設定する定常トルク目標値設定部を有し、前記定常トルク目標値をフィルタに通すフィードフォワード演算により第1トルク目標値を算出する。
前記第2トルク目標値算出手段は、トルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデルを用いたフィードバック演算により第2トルク目標値を算出する。
前記モータトルク指令値設定手段は、前記第1トルク目標値と前記第2トルク目標値に基づく演算によりモータトルク指令値とする。
前記トルク伝達途切れ判定手段は、駆動軸へのトルク伝達の途切れを判定する。
前記制振制御手段は、駆動軸へのトルク伝達の途切れ中と判定している間、前記定常トルク目標値設定部による定常トルク目標値の設定を継続しつつ、前記第2トルク目標値算出手段による第2トルク目標値のフィードバック演算を停止する。
すなわち、電動モータがフリーで回転上昇するトルク伝達の途切れ区間では、フィードバック演算で用いているトルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデルと、実際のトルク入力−モータ回転数の伝達特性が異なることに起因し、フィードバックトルク(=第2トルク)の理想値と算出される第2トルク目標値とが乖離する。これに対し、電動モータがフリーで回転上昇するトルク伝達の途切れ区間において、定常トルク目標値の設定を継続するものの、第2トルク目標値を算出するフィードバック演算を停止することで、駆動軸へのトルク伝達開始後の振動に対するフィードバック演算への影響が抑えられる。
この結果、電動モータがフリーで回転上昇するトルク伝達の途切れ区間においてF/B演算を停止することで、駆動軸へのトルク伝達開始後の振動に対し、充分な制振効果を得ることができる。
図1は、実施例1の制振制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両(電動車両の一例)を示す全体システム図である。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
そして、モータトルク指令値Tm*は、これにトルク外乱要素Tdを加え、インバータ3を介して実プラントGp'(s)に入り、実プラントGp'(s)からの出力に回転数外乱要素ωdを加えることで、モータ回転数ωmが得られる。
(a) モータ回転数ωmと駆動軸回転数Ndの差分が所定値以上かどうか(ギアが介在する場合はギア比を考慮して)により、第1ワンウェイクラッチF1及び第2ワンウェイクラッチF2の締結/開放を検出する。ワンウェイクラッチ開放によりトルク伝達OFF状態と判別し、ワンウェイクラッチ締結によりトルク伝達ON状態と判別する。
(b) モータトルク指令値Tm*に対するモータ回転数ωmの加減速が、モータ/ジェネレータMGが負荷なし状態での加減速とみなせるかどうか、つまり、バックラッシュ区間かどうか(ギアが介在する場合はギア比を考慮して)により検出する。バックラッシュ区間の場合は、トルク伝達OFF状態と判別し、バックラッシュ区間以外の場合は、トルク伝達ON状態と判別する。
(1) プロペラシャフトPSへのトルク伝達の途切れ中と判定している間、第2トルク目標値算出手段102による第2トルク目標値Tm*2のF/B演算を停止し、プロペラシャフトPSへのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると、F/B演算を再開する。
(2) モータ/ジェネレータMGのみを動力源とする「EVモード」を選択しての走行時、プロペラシャフトPSへのトルク伝達の途切れ中と判定している間、第1トルク目標値算出手段101による第1トルク目標値Tm*1のF/F演算を実行し、プロペラシャフトPSへのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると同時に、ゼロ初期化したF/Fフィルタを用いたF/F演算に変更する。
(3) モータ/ジェネレータMGのみを動力源とする「EVモード」を選択しての走行時、プロペラシャフトPSへのトルク伝達の途切れ中と判定している間、第1トルク目標値算出手段101による第1トルク目標値Tm*1のF/F演算を停止し、プロペラシャフトPSへのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると、ゼロ初期化値によるF/Fフィルタを用いてF/F演算を再開する。
(4) エンジンEngとモータ/ジェネレータMGを動力源とする「HEVモード」を選択しての走行時、プロペラシャフトPSへのトルク伝達の途切れ中と判定している間、第1トルク目標値算出手段101による第1トルク目標値Tm*1のF/F演算を停止し、プロペラシャフトPSへのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると、エンジンEngとモータ/ジェネレータMGのトータルトルクに対応する初期化値によるF/Fフィルタを用いてF/F演算を再開する。
(5) プロペラシャフトPSへのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定に基づいてF/F演算を開始する際、F/Fフィルタの初期化値とモータトルク指令値Tm*の差分であるF/F演算初期化幅Δを、ドライバー要求に応じて任意に設定可能とした。
まず、「比較例の課題」の説明を行い、続いて、実施例1のFRハイブリッド車両の制振制御装置における作用を、「上記(1)を適用したEV走行時における制振制御作用」、「上記(1),(2)を適用したEV走行時における制振制御作用」、「上記(1),(3)を適用したEV走行時における制振制御作用」、「上記(1),(2)と上記(1),(4)を適用したHEV走行時における制振制御作用」、「上記(1),(3),(5)を適用したEV走行時における制振制御作用」に分けて説明する。
比較例は、電動モータを動力源とする車両において、当該モータの回転数又はそれに相当する量を検出するモータ回転数検出手段と、各種車両情報に応じて第1のトルク目標値を設定する第1のトルク目標値設定手段と、後述するモータトルク指令値を入力して、車両へのトルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデルGp(s)に相当する特性を有するフィルタを通して、モータ回転数を推定するモータ回転数推定手段と、前記モータ回転数推定値と前記モータ回転数検出値の偏差をとる減算手段と、前記減算手段で算出された偏差を入力し、伝達特性のモデルGp(s)を用いた、H(s)/Gp(s)なるフィルタを通して、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値設定手段とから構成される。そして、前記第1のトルク目標値と第2のトルク目標値を加え合わせてモータトルク指令値として、前記モータトルク指令値に実モータの出力トルクが一致もしくは追従するように制御を行う制御系を備えたものとする。この比較例の場合には、フィルタH(s)の遮断周波数、ゲインを最適化することで、ギアのバックラッシュ等に起因する外乱トルクによる、振動に対する抑制効果を向上している。
図10に上記(1)を適用した場合のEV走行時におけるシミュレーション結果を示す。
シミュレーション条件は、図9と同一条件であり、モータトルク指令「0Nm」でのコースト中にワンウェイクラッチが開放している状態から、アクセル操作に基づいて、モータトルク指令「50Nm」が指令されたときの動作である(図10の(1))。
図11に、上記(1)に加え、上記(2)を適用した場合のEV走行時におけるシミュレーション結果を示す。
シミュレーション条件は、図9と同一条件であり、モータトルク指令「0Nm」でのコースト中にワンウェイクラッチが開放している状態から、アクセル操作に基づいて、モータトルク指令「50Nm」が指令されたときの動作である(図11の(1))。
図12に、上記(1)に加え、上記(3)を適用した場合のEV走行時におけるシミュレーション結果を示す。
シミュレーション条件は、図9と同一条件であり、モータトルク指令「0Nm」でのコースト中にワンウェイクラッチが開放している状態から、アクセル操作に基づいて、モータトルク指令「50Nm」が指令されたときの動作である(図12の(1))。
図13に、上記(1)に加え、上記(2)を適用した場合のHEV走行時におけるシミュレーション結果を示す。
シミュレーション条件は、トータル指令「0Nm」(モータトルク指令「-100Nm」+エンジントルク指令「100Nm」)でのコースト中にワンウェイクラッチが開放している状態から、アクセル操作に基づいて、トータル指令「50Nm」(モータトルク指令「-75Nm」+エンジントルク指令「125Nm」)が指令されたときの動作である。
シミュレーション条件は、トータル指令「0Nm」(モータトルク指令「-100Nm」+エンジントルク指令「100Nm」)でのコースト中にワンウェイクラッチが開放している状態から、アクセル操作に基づいて、トータル指令「50Nm」(モータトルク指令「-75Nm」+エンジントルク指令「125Nm」)が指令されたときの動作である。
図15に、上記(1),(3)に加え、上記(5)を適用した場合のEV走行時におけるシミュレーション結果を示す。
シミュレーション条件は、図10のEV走行状態(モータトルクのみ)と同一で、モータトルク指令「0Nm」でのコースト中にワンウェイクラッチが開放している状態から、アクセル操作に基づいて、モータトルク指令「50Nm」が指令されたときの動作である(図15の(1))。
実施例1のFRハイブリッド車両の制振制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
このため、電動モータ(モータ/ジェネレータMG)がフリーで回転上昇するトルク伝達の途切れ区間においてF/B演算を停止することで、駆動軸(プロペラシャフトPS)へのトルク伝達開始後の振動に対し、充分な制振効果を得ることができる。
このため、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)の遮断周波数、ゲインを最適化することで、ギアのバックラッシュなどに起因する外乱トルクによる振動に対する抑制効果を向上させることができる。
このため、駆動軸(プロペラシャフトPS)へのトルク伝達開始後、応答の良く振動を抑えたF/B演算を再開することができる。
このため、駆動軸へのトルク伝達開始時に伝達トルクの挙動(0Nm⇒トルク設定値)に合わせたF/F演算とすることで、(0Nm⇒トルク設定値)のトルク伝達が外乱トルクとならず、指令トルクであった場合と同等に、Gm(s)なる理想応答に準じた応答を実現し、F/Fフィルタのゼロ初期化を実施しない場合に比べ、F/Bトルク指令の早い収束応答を実現することができる。
このため、電動モータ(モータ/ジェネレータMG)がフリーで回転上昇する区間において、F/Fフィルタによるモータトルクの遅れを無くすことで、電動モータがフリーで回転上昇から駆動軸へのトルク伝達開始までの時間を短縮することができると共に、駆動軸へのトルク伝達開始時、F/F演算のゼロ初期化によって、駆動軸へのトルク伝達が外乱トルクとならず、F/Fフィルタのゼロ初期化を実施しない場合に比べ、F/Bトルク指令の早い収束応答を実現することができる。
このため、モータトルク+エンジントルクでのHEV走行時においても、駆動軸へのトルク伝達開始時に駆動軸への伝達トルクに合致したF/F演算を実施することで、EV走行時と同等にトルク伝達が外乱トルクとならず制振効果を高めることができる。
このため、アクセル開度が大きく、レスポンス要求が強いときにはF/F演算初期化幅Δを小さくすることで振動よりも、レスポンスを重視するなど、可変することによってショックとレスポンスのバランスを任意に設定することを可能とすることができる。
CL1 第1クラッチ
MG モータ/ジェネレータ(駆動モータ)
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
PS プロペラシャフト(駆動軸)
RL 左後輪
RR 右後輪
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 インバータ
4 バッテリ
5 第1クラッチコントローラ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
9 ブレーキコントローラ
10 統合コントローラ
10a モータトルク指令値設定部
10b 制振制御部(トルク伝達途切れ判定手段、制振制御手段)
13 レゾルバ
16 アクセル開度センサ
17 車速センサ
101 第1トルク目標値算出手段
102 第2トルク目標値算出手段
103 モータトルク指令値設定手段
APO アクセル開度
VSP 車速
ωm モータ回転数
Nd 駆動軸回転数
Tms* 定常トルク目標値
Tm* モータトルク指令値
Tm*1 第1トルク目標値
Tm*2 第2トルク目標値
Tm*2_2 モータ回転数演算値
Tm*2_1 モータ回転数推定値
Gm(s)/Gp(s) F/Fフィルタ
H(s)/Gp(s) F/Bフィルタ
Gp(s) トルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデル
Gm(s) トルク入力−モータ回転数の伝達特性の理想応答を表すモデル
H(s) バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性
Gp'(s) 実プラント
Td トルク外乱要素
ωd 回転数外乱要素
Claims (7)
- 動力源に電動モータを有する電動車両の制振制御装置において、
アクセル開度に基づいて定常トルク目標値を設定する定常トルク目標値設定部を有し、前記定常トルク目標値をフィルタに通すフィードフォワード演算により第1トルク目標値を算出する第1トルク目標値算出手段と、
トルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデルを用いたフィードバック演算により第2トルク目標値を算出する第2トルク目標値算出手段と、
前記第1トルク目標値と前記第2トルク目標値に基づく演算によりモータトルク指令値とするモータトルク指令値設定手段と、
駆動軸へのトルク伝達の途切れを判定するトルク伝達途切れ判定手段と、
駆動軸へのトルク伝達の途切れ中と判定している間、前記定常トルク目標値設定部による定常トルク目標値の設定を継続しつつ、前記第2トルク目標値算出手段による第2トルク目標値のフィードバック演算を停止する制振制御手段と、
を備えたことを特徴とする電動車両の制振制御装置。 - 請求項1に記載された電動車両の制振制御装置において、
前記第1トルク目標値算出手段は、アクセル開度に基づいて設定される定常トルク目標値を、トルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデルGp(s)とトルク入力−モータ回転数の伝達特性の理想モデルGm(s)の比Gm(s)/Gp(s)によるF/Fフィルタ(=フィードフォワードフィルタ)を通すF/F演算(=フィードフォワード演算)により第1トルク目標値を算出し、
前記第2トルク目標値算出手段は、モータトルク指令値とバンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)を用いてモータ回転数推定値を算出し、モータ回転数検出値とバンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)とトルク入力−モータ回転数の伝達特性のモデルGp(s)の比H(s)/Gp(s)によるF/Bフィルタ(=フィードバックフィルタ)によりモータ回転数演算値を算出し、前記モータ回転数推定値と前記モータ回転数演算値の偏差を求めるF/B演算(=フィードバック演算)により第2トルク目標値を算出する
ことを特徴とする電動車両の制振制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載された電動車両の制振制御装置において、
前記制振制御手段は、駆動軸へのトルク伝達の途切れ中と判定している間、前記第2トルク目標値算出手段による第2トルク目標値のフィードバック演算を停止し、駆動軸へのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると同時に第2トルク目標値のフィードバック演算を再開する
ことを特徴とする電動車両の制振制御装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載された電動車両の制振制御装置において、
前記制振制御手段は、駆動モータのみを動力源とする走行時、駆動軸へのトルク伝達の途切れ中と判定している間、前記第1トルク目標値算出手段による第1トルク目標値のF/F演算を実行し、駆動軸へのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると同時に、ゼロ初期化した前記F/Fフィルタを用いたF/F演算に変更する
ことを特徴とする電動車両の制振制御装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載された電動車両の制振制御装置において、
前記制振制御手段は、駆動モータのみを動力源とする走行時、駆動軸へのトルク伝達の途切れ中と判定している間、前記第1トルク目標値算出手段による第1トルク目標値のF/F演算を停止し、駆動軸へのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると、ゼロ初期化値による前記F/Fフィルタを用いてF/F演算を再開する
ことを特徴とする電動車両の制振制御装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載された電動車両の制振制御装置において、
前記制振制御手段は、エンジンと駆動モータを動力源とする走行時、駆動軸へのトルク伝達の途切れ中と判定している間、前記第1トルク目標値算出手段による第1トルク目標値のF/F演算を停止し、駆動軸へのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行を判定すると、前記エンジンと前記駆動モータのトータルトルクに対応する初期化値による前記F/Fフィルタを用いてF/F演算を再開する
ことを特徴とする電動車両の制振制御装置。 - 請求項4から請求項6の何れか1項に記載された電動車両の制振制御装置において、
前記制振制御手段は、駆動軸へのトルク伝達途切れからトルク伝達開始への移行判定に基づいてF/F演算を開始する際、前記F/Fフィルタの初期化値と前記モータトルク指令値の差分を、ドライバー要求に応じて任意に設定可能とした
ことを特徴とする電動車両の制振制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045292A JP5035271B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 電動車両の制振制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045292A JP5035271B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 電動車両の制振制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010200567A JP2010200567A (ja) | 2010-09-09 |
JP5035271B2 true JP5035271B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=42824677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009045292A Active JP5035271B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 電動車両の制振制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5035271B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5573456B2 (ja) * | 2010-07-23 | 2014-08-20 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の制振制御装置および電動車両の制振制御方法 |
JP5794106B2 (ja) * | 2011-10-28 | 2015-10-14 | 日産自動車株式会社 | 制振制御装置 |
JP5861554B2 (ja) | 2012-04-18 | 2016-02-16 | 日産自動車株式会社 | 車両用制振制御装置 |
WO2013157315A1 (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の制御装置および電動車両の制御方法 |
JP5862436B2 (ja) * | 2012-04-18 | 2016-02-16 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の制御装置 |
WO2014054657A1 (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-10 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の制御装置および電動車両の制御方法 |
WO2014057910A1 (ja) * | 2012-10-09 | 2014-04-17 | 日産自動車株式会社 | 電動車両のモータ制御装置および電動車両のモータ制御方法 |
US20160001764A1 (en) * | 2013-02-22 | 2016-01-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle drive device |
JP7215371B2 (ja) * | 2019-08-01 | 2023-01-31 | トヨタ自動車株式会社 | 電動車両システム及び電動車両の制御方法 |
JP7491085B2 (ja) * | 2020-06-25 | 2024-05-28 | 三菱自動車工業株式会社 | 電動車両の制御装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3508742B2 (ja) * | 2001-06-18 | 2004-03-22 | 日産自動車株式会社 | 電動モータを用いた車両の制振制御装置 |
JP4687062B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2011-05-25 | 日産自動車株式会社 | 電動モータ駆動車両の制振制御装置 |
JP3829840B2 (ja) * | 2003-11-14 | 2006-10-04 | 日産自動車株式会社 | 車両の駆動力制御装置 |
JP4148215B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2008-09-10 | 日産自動車株式会社 | 電動モータ駆動車両の制振制御装置 |
JP5041327B2 (ja) * | 2006-12-21 | 2012-10-03 | 日本精工株式会社 | パワーステアリング制御装置、および方法 |
-
2009
- 2009-02-27 JP JP2009045292A patent/JP5035271B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010200567A (ja) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5035271B2 (ja) | 電動車両の制振制御装置 | |
JP4341610B2 (ja) | ハイブリッド車両のエンジン再始動制御装置 | |
JP5382223B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP4341611B2 (ja) | ハイブリッド車両のエンジン再始動制御装置 | |
JP5359387B2 (ja) | ハイブリッド車両のエンジン始動制御装置 | |
JP5975115B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP6314373B2 (ja) | 電動車両の制振制御装置 | |
JP5212199B2 (ja) | ハイブリッド車両のクラッチ制御装置 | |
JP5434066B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP2010200568A (ja) | 電動車両の制振制御装置 | |
JP4935797B2 (ja) | 電動車の制御装置 | |
JP2010188776A (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5556580B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5233642B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP2010143308A (ja) | 車両の駆動トルク制御装置 | |
WO2013150966A1 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置およびハイブリッド車両の制御方法 | |
JP2010269642A (ja) | ハイブリッド車両の制動制御装置 | |
JP5029592B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5598256B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5180888B2 (ja) | 電動車両の制御装置 | |
JP6004026B2 (ja) | 電動車両の制御装置 | |
JP5338332B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5251958B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP6971076B2 (ja) | ハイブリッド車両 | |
JP5344062B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111214 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20111214 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20111228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5035271 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |