JP5034780B2 - 機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム - Google Patents

機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5034780B2
JP5034780B2 JP2007219224A JP2007219224A JP5034780B2 JP 5034780 B2 JP5034780 B2 JP 5034780B2 JP 2007219224 A JP2007219224 A JP 2007219224A JP 2007219224 A JP2007219224 A JP 2007219224A JP 5034780 B2 JP5034780 B2 JP 5034780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
information
monitoring target
recall
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007219224A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009055263A (ja
Inventor
精二 松岡
健司 高橋
正秀 本田
好伸 木村
慎也 佐藤
佳代子 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007219224A priority Critical patent/JP5034780B2/ja
Publication of JP2009055263A publication Critical patent/JP2009055263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5034780B2 publication Critical patent/JP5034780B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

本発明は、ネットワークを介して取得した機器リコール情報に応じて機器を監視制御する技術に関し、特に、ネットワークを介して取得したリ機器コール情報に応じて機器の動作を制御監視する監視アダプタに関する。
現在、販売された電気製品をリコール(回収)し場合によってはさらにそれを修理するために、製造業者または販売会社が、テレビ、新聞および雑誌等のマスメディアを通した公告、電子メール、郵便、ウェブ・ページ、等で通知する。
1998年6月9日付けで公開された特開平10−154181号公報(A)には、機器保守支援方法が記載されている。そのための情報処理装置は、家庭内に配設されたネットワークに接続され、ネットワークに接続された機器から、機器の種類を特定する第1の識別情報、機器の故障状態又は現在の状態を特定する第2の識別情報、およびこれらの情報に対応する説明情報を再生する装置を特定する第3の識別情報を含むメッセージを受け取る手段と、第1の識別情報と第2の識別情報の組に対応付けて複数の説明情報を管理する情報管理装置から、メッセージに含まれる第1の識別情報及び第2の識別情報をもとにして、対応する説明情報を取得する手段と、取得された説明情報を、メッセージに含まれる第3の識別情報により特定される再生装置上に再生する手段と、からなる。それによって、ユーザによる機器のメンテナンスを支援するとともに、製造業者側のメンテナンス情報管理を容易にする。
特開平10−154181号公報
2005年11月10日付けで公開された特開2005−316940号公報(A)には、リコール対応支援システムが記載されている。そのシステムは、商品の問題発生に伴うクレーム情報を入力インタフェースより取得し、クレーム情報が含む商品属性を抽出する商品属性取得部と、商品属性を基本データベースに照合して、該当する商品属性に応じた対応策または原因究明に要するコストまたは期間の情報を取得する対応情報取得部と、対応策データベースに含まれる対応策や原因究明の種別毎の実施範囲情報を抽出し、実施範囲情報に対応策または原因究明に要するコストまたは期間の情報を適用し、対応策や原因究明の種別毎のコストまたは期間を含む評価指標を算定する評価指標算出部と、評価指標の情報を出力インタフェースに出力する出力処理部と、で構成される。それによって、条件の異なる複数のリコール対策案を提示し、その対策案実施に要する費用や日数を提示可能とする。
特開2005−316940号公報
2001年10月12日付けで公開された特開2001−285151号公報(A)には、電力線搬送による機器顧客サービスが記載されている。そのサービスを提供するために、供給家と需要家間は、電力線で電力を供給する一方、サービスに関わる情報は、近傍の地域まで光ケーブルにより伝送し、中継装置、電力線を介して電力線ゲートウェイ装置に伝送する。需要家内では、電灯線を介し、第1の端末と電力線ゲートウェイ装置は第1の通信方式で通信し、第2の端末と電力線ゲートウェイ装置は第2の通信方式で通信する。同様に電灯線を介してパーソナルコンピュータが接続される。
特開2001−285151号公報
製品の製造業者および製品販売会社にとって、製品販売後に発生した製品リコールの対応の仕方は、信用確保および社会責任として重要である。しかし、一般的に、リコールによる100%の対象製品の回収は容易ではなく、対象製品の稼働状況、回収状況を把握することは困難であり、回収状況に関する情報を効率的に収集することは困難である。
発明者は、宅内で電気製品に機器監視用アダプタを結合し、または電気製品に機器監視機能を組み込み、その監視用アダプタをネットワークを介してサーバに接続すれば、電気製品の稼働状況、メンテナンス状態および回収状況を容易に把握し、必要に応じて電気製品がリコール対象であることをユーザに通知しまたは電気製品の動作または機能を停止させ、それによって製品の欠陥による事故を未然に防止することができ、より確実に製品の回収を促進することができる、と認識した。
本発明の目的は、機器の状態を監視できる装置を実現することである。
本発明の別の目的は、機器の状態に応じて機器の機能を停止することができるようにすることである。
本発明の特徴によれば、機器監視システムは、外部ネットワークを介して外部情報処理装置に接続可能な管理機器と、その管理機器にLANを介して接続可能で、かつ、電源から給電を受けることが可能であり、監視対象機器と接続された監視装置と、含む。その管理機器は、第1の通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースとを具えている。その監視装置は、第2の通信手段と、第2の制御手段と、機器監視手段と、その電源とその監視対象機器との間に接続される電源スイッチとを具えている。その管理機器のその第1の制御手段は、その第1の通信手段を介してその外部情報処理装置からその監視対象機器に関するリコール情報を受信してそのリコール情報データベースに格納し、その監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいてその受信したリコール情報に従ってその第1の通信手段およびそのLANを介してその監視装置に、その監視装置を制御するための給電停止要求メッセージを送信する。その監視装置のその第2の制御手段は、その管理機器から受信したその給電停止要求メッセージに従って前記給電を停止するようその電源スイッチを制御し、その監視対象機器の動作状態を表す情報をその管理機器に送信する。その管理機器のその第1の制御手段は、さらに、その監視装置から受信したその監視対象機器の動作状態を表す情報をその監視対象情報データベースに格納しその外部情報処理装置に送信する。
本発明は、さらに監視装置およびプログラムに関する。
本発明によれば、機器の状態を監視できる装置を実現することができ、機器の状態に応じて機器の機能を停止することができる。
本発明の非限定的な実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図1は、本発明の実施形態による、製造業者からのリコール情報に基づいて宅内の電気機器の使用状態およびメンテナンス状態を監視し、必要に応じて警告を通知しまたは電気機器の機能を停止するための、リコール情報サーバ200、管理機器300、機器(500)を監視する機能を有する監視アダプタ400、401、および監視対象機器500、501の概略的な構成を示している。監視アダプタと監視対象機器の組(400、500)、(401、501)、...の数は、複数であってもよい。
リコール情報サーバ200は、ネットワークまたは専用線52を介して複数の製造業者サーバ102、104等に接続され、また、ISDN、インターネット、VoIP(Voice over IP)、FTTH(光ファイバ)、電力線(電力線搬送方式で)、等の外部ネットワーク54を介してユーザの宅内の管理機器300に接続されている。リコール情報サーバ200は、リコール情報、末端の監視対象機器に関する情報、ユーザ情報、メーカ情報、等を管理する。製造業者サーバ102、104は、リコール情報サーバ200によってアクセスされるリコール情報に関するウェブ・サイト(URL)を提供する。
管理機器300は、宅内のLAN56を介してまたは電力線搬送(PLC)方式で宅内の電力線(PL)56を介して、複数の監視アダプタ400、401、...に接続されている。管理機器300は、ルータまたはパーソナル・コンピュータに管理機能を付加したもので、リコール情報サーバ200との通信、監視アダプタ400との通信、情報機器362、364への通報、等を行う。電力線搬送(PLC)方式が用いられる場合は、管理機器300は、電力線搬送アダプタ(PLC ADP)を介して電力線(PL)56に接続される。電力線(PL)56は、PLCアダプタに加えて、差込口を有するコンセントを含み宅内電気配線を含む電力配線網上に構築されたLANである。電力線搬送アダプタ(PLC ADP)は、高周波数の情報キャリア信号と低周波数の電力を周波数多重化し周波数分離するものである。管理機器300は、さらに、LANケーブルを介してまたはLAN56を介して、表示装置および/またはスピーカを有する、例えば宅内のパーソナル・コンピュータ(PC)、テレビジョン装置、および/または電話機のような情報機器362、364等にも接続されている。管理機器300と複数の監視アダプタ400、401等とは、電力線56の代わりに、無線LANまたは有線LANを介して接続されてもよい。この場合、電源および電源スイッチ426は、周波数分離/多重化部404を介さずに電力線に直接接続される。
監視アダプタ400(401)は、通信機能、監視対象機器の稼働状態監視機能、監視対象機器への給電停止機能、ランプ表示機能、ブザー音発生機能、ディスプレイ上への情報表示機能、等を有する。監視アダプタ400(401)は、その電力供給用の差込口(プラグ受け)に監視対象機器500のプラグが接続され、電力線56からの電力を監視対象機器500(501)に供給する。
監視対象機器500は、交流電源のコンセントから給電を受ける電気機器であり、例えば、電気ポット、電子レンジ、電気冷蔵庫、洗濯機、石油ファンヒータ、パーソナル・コンピュータ、テレビジョン装置、等である。監視アダプタ400(401)またはその機能は、監視対象機器500(501)内に組み込まれていてもよい。
リコール情報サーバ200は、通信制御部210、プロセッサ212、リコール情報収集制御部222、データベース・アクセス制御部224、リコール情報配信制御部226、データベース・アクセス制御部228、製造業者情報データベース(DB)232、リコール情報データベース(DB)234、ユーザ情報データベース(DB)236、およびユーザ情報集配時刻データベース(DB)238を具えている。構成要素210、222〜228等の機能は、集積回路のようなハードウェアの形態で実装されていても、またはメモリに格納されたプログラムに従って動作するプロセッサ212上にソフトウェアの形態で実装されてもよい。
管理機器300は、通信制御部310、プロセッサ312、サーバ連携制御部322、データベース・アクセス制御部324、監視アダプタ連携制御部326、データベース・アクセス制御部328、リコール情報データベース(DB)332、監視対象情報データベース(DB)334、ユーザ情報データベース(DB)336、およびタイマ369を具えている。構成要素310、322〜328等の機能は、集積回路のようなハードウェアの形態で実装されていても、またはメモリに格納されたプログラムに従って動作するプロセッサ312上にソフトウェアの形態で実装されてもよい。
監視アダプタ400(および401)は、周波数分離/多重化部404と、通信制御部410と、プロセッサ412と、ディスプレイ、音声合成器、ブザー音発生器、LED表示器および/またはスピーカを含む表示部414と、機器監視部416、メッセージ分析制御部422、電源監視制御部424、給電スイッチ(SW)426、監視対象情報データベース(DB)432を具えている。監視アダプタ400(および401)の各構成要素410〜426等は周波数分離/多重化部404から給電を受ける。管理機器300と複数の監視アダプタ400、401、...とは、電力線56の代わりに、無線LANまたは有線LANを介して互いに接続されてもよい。この場合、給電スイッチ426は、周波数分離/多重化部404を介さずに電力線に直接接続される。なお、監視アダプタ400(および401)は、表示部414を具えていなくてもよい。構成要素410、416〜424の機能は、集積回路のようなハードウェアの形態で実装されていても、またはメモリに格納されたプログラムに従って動作するプロセッサ412上にソフトウェアの形態で実装されてもよい。
監視対象機器500は、交流(AC)電源部526と、監視対象機器500の端子対象である主要機器構成524(例えば、電気ポット、電子レンジ、電気冷蔵庫、洗濯機、石油ファンヒータ、パーソナル・コンピュータ、テレビジョン装置、等の機器の本来の機能構成)と、主要構成524を制御する機器制御部522とを具えている。
図2は、図1の構成変形を示しており、本発明の別の実施形態による、リコール情報に基づいて宅内の電気機器の動作状態およびメンテナンス状態を監視し、必要に応じて警告を表示しまたは電気機器の機能を停止するための、リコール情報サーバ200、ルータ302、管理機器400、および監視アダプタ機能付きの監視対象機器503の概略的な構成を示している。監視対象機器503は、図1の監視アダプタ400の監視アダプタ機能が組み込まれていて、図1の監視対象機器500と同じ構成要素を有する。
図3は、図1および2の構成の別の変形を示しており、本発明のさらに別の実施形態による、リコール情報に基づいて宅内の電気機器の動作状態およびメンテナンス状態を監視し、必要に応じて警告を表示しまたは電気機器の機能を停止するための、リコール情報サーバ200、ルータ302、および監視アダプタおよび管理機器402の概略的な構成を示している。監視アダプタおよび監視対象機器402は、管理機器300の機能を有する監視アダプタ400であり、監視対象機器502に接続されている。監視アダプタおよび管理機器402は、電力線56を介して、外部ネットワークに接続されたルータ302に接続されている。構成要素310、322〜328、410、416〜424、等の機能は、集積回路のようなハードウェアの形態で実装されていても、またはメモリに格納されたプログラムに従って動作するプロセッサ412上にソフトウェアの形態で実装されてもよい。
監視アダプタおよび管理機器402は、周波数分離/多重化部404と、通信制御部410と、プロセッサ412と、ディスプレイ、LED表示器および/またはスピーカを含む表示部414と、機器監視部416、メッセージ分析制御部422、電源監視制御部424、給電スイッチ426、監視対象情報ファイル432を具え、さらに、サーバ連携制御部322、データベース・アクセス制御部324、監視アダプタ連携制御部326、データベース・アクセス制御部328、リコール情報データベース(DB)332、監視対象情報データベース(DB)334、ユーザ情報データベース(DB)336、およびタイマ369を具えている。以下、主として図1の構成について説明するが、その説明は図2、3の構成にも適用可能である。
図4は、リコール情報サーバ200の各データベース232〜238のデータの例を示している。この場合、製造業者情報データベース232は、メーカ名、メーカ情報(住所、電話番号)、リコール情報URL、および対応窓口情報(電話番号、対応時間)のフィールドを含んでいる。リコール情報データベース234は、メーカ名、機器名、製造番号/ロット番号、警告情報、警告レベル、停止時間、メーカ連絡先(住所、電話番号)、およびリコール情報URLのフィールドを含んでいる。製造番号/ロット番号は、未修理か、修理済みか、何回目の修理済みか、が分かるように番号および符号が付けられている。ユーザ情報データベース236は、IPアドレス、電話番号、メーカ名、機器名、製造番号/ロット番号、警告通知表示、給電停止完了状態、稼働状態、稼働率、およびスイッチ・オン/オフ頻度指数のフィールドを含んでいる。給電停止完了とは、リコール情報による給電停止要求に従って監視対象機器への給電停止しその給電停止が維持されている状態を示し、給電停止後で給電が禁止された状態であることを示している。ユーザ情報集配時刻データベース238は、リコール情報収集時刻およびリコール情報配信時刻のフィールドを含んでいる。
図5は、管理機器300のリコール情報データベース332、監視対象情報データベース334、および監視対象情報ファイル336のデータの例を示している。この場合、リコール情報データベース332は、リコール情報サーバに関する、IPアドレス、リコール情報URL、および監視タイマのフィールドと、さらに、リコール情報データベースに関する、メーカ名、機器名、対象製造番号/ロット番号、警告情報、警告レベル、停止時間、メーカ連絡先、およびリコール情報URLのフィールドとを含んでいる。監視対象情報データベース334は、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、監視アダプタIPアドレス、給電停止完了状態、稼働状態、稼働率、およびスイッチ・オン/オフ頻度指数のフィールドを含んでいる。ユーザ情報ファイル336は、ユーザ個人情報として、IPアドレス、および電話番号のフィールドを含んでいる。
図6は、監視アダプタ400の監視対象情報ファイル432のデータの例を示している。この場合、監視対象情報ファイル432は、監視対象登録情報として、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、監視アダプタIPアドレス、および給電停止完了状態のフィールドを含み、さらに、監視対象稼働状態として、稼働状態のフィールドを含んでいる。監視対象情報ファイル432は、さらに、リコール情報の一部として、表示部414に可視表示および可聴表示される警告情報、警告レベル、等を含んでいてもよい。
管理機器300と監視アダプタ400の機能:
管理機器300と監視アダプタ400は、連携して、監視対象機器500の稼働状態監視、給電停止、等を行う。管理機器300と監視アダプタ400の主な連携機能は次の(1)〜(12)の通りである。
(1)図2の監視アダプタ機能付き監視対象機器503のように、図1の監視アダプタ400またはその機能が監視対象機器500に組み込まれている場合、監視対象機器503の監視対象情報ファイル432には、例えばパーソナル・コンピュータ等によってUSB端子を介して、監視対象機器503の主要機器構成524に関する固定的な監視対象機器の情報が監視対象情報ファイル432に製品出荷時に予め格納されている。その固定的な監視対象機器の情報は、例えば、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、等の情報である。
図2の管理機器300は、そのDHCP機能を用いて、監視対象機器503(監視アダプタ機能)用のローカルまたはプライベートIPアドレスを生成し、監視対象機器503にメッセージ「情報の書込み要求」を送信する。監視対象機器503は、それを受信したとき、管理機器300および監視対象機器503(監視アダプタ機能)の2つのIPアドレスを監視対象情報ファイル432に格納する。次いで、管理機器300は、監視対象機器503にメッセージ「監視対象情報の読出し要求」を送信する。監視対象機器503は、監視対象情報ファイル432から監視対象機器503(主要機器構成524)に関する監視対象情報を読み出して管理機器300に送信し返す。管理機器300は、それを受信したとき、監視対象機器503(監視アダプタ機能)のIPアドレスと、その監視対象情報とを監視対象情報データベース334に格納する。
(2)図1、3のように監視アダプタ400が監視対象機器500とは別個のものの場合、監視アダプタ400の監視対象情報ファイル432には、初期状態において、監視対象機器500の情報が格納されていない。監視対象機器500が監視アダプタ400に接続された状態で、監視アダプタ400が管理機器300に電力線(LAN)56を介して接続されているとき、管理機器300は、そのDHCP機能を用いて、監視アダプタ用のプライベートIPアドレスを生成し、メッセージ「情報の書込み要求」を送信する。監視アダプタ400は、それを受信したとき、管理機器300と監視アダプタ400の2つのIPアドレスを監視対象情報ファイル432に格納する。管理機器300は、情報機器(パーソナル・コンピュータ)362、364等を用いてユーザによってキー入力された監視対象機器500の情報、例えば、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、監視アダプタIPアドレスを、監視対象情報データベース234に格納する。管理機器300は、監視対象情報として、例えば管理機器IPアドレス、監視アダプタIPアドレス、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、を含むメッセージ「情報の書込み要求」を監視アダプタ400に送信する。監視アダプタ400は、それを受信したとき、その監視対象情報を監視対象情報ファイル432に格納する。
その後、ユーザによって監視対象機器500のプラグが監視アダプタ400のプラグ差込口から抜かれて両者が切り離されると、監視アダプタ400は、それを検出して監視対象情報ファイル432中の監視対象情報を自動的にクリアまたは削除し、初期状態になるようにしてもよい。それによって、別の監視対象機器501のプラグが監視アダプタ400のプラグ差込口に際込まれたときに、監視対象情報ファイル432に別の機器501の監視対象情報が格納された状態になることが防止される。
(3)図2の監視アダプタ機能付き監視対象機器503の場合、管理機器300は、監視対象機器503(監視アダプタ機能)にメッセージ「監視対象情報の読出し要求」を送信する。その監視対象機器503(監視アダプタ機能)は、それを受信したとき、監視対象情報ファイル432中の監視対象機器500(主要機器構成524)に関する監視対象情報、例えば、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、監視アダプタのIPアドレス、を管理機器300に送信し返す。管理機器300は、それを受信したとき、監視対象機器500のIPアドレスと、その監視対象情報と、を監視対象情報データベース334に格納する。
(4)管理機器300は、受信したリコール情報の警告レベルが監視対象機器500または503への給電停止を含んでいるとき、監視アダプタ400または監視対象機器503にメッセージ「給電停止要求」を送信して、監視対象機器500または主要機器構成524への給電を停止させる。監視アダプタ400または監視対象機器503は、それを受信したとき、監視対象機器500または主要機器構成524への給電を停止して、メッセージ「給電停止完了」を管理機器300に送信し返す。メッセージ「給電停止要求」および「給電停止完了」には、監視対象機器のメーカ名、監視対象機器の製品名、監視対象機器の製造番号/ロット番号、管理機器IPアドレス、が含まれている。
監視対象機器500または主要機器構成524への給電を停止するかどうかの判断は、基本的にリコール情報サーバ200が行う。管理機器300は、リコール情報サーバ200からそのリコール情報、例えば、リコール情報URL、メーカの住所/電話番号、メーカ名、製品名、製造番号/ロット番号 、警告情報または障害情報:発火の恐れあり、警告レベル:緊急、を取得してリコール情報データベース332に格納し、そのリコール情報に給電停止の判断が含まれている場合は、直ちに、所定の時間に、または指定された時刻に、監視アダプタ400にメッセージ「給電停止要求」を送信する。リコール情報には、停止の形態として、緊急(即刻)停止、所定時間後の停止または所定時刻における停止が含まれていてもよい。停止までに所要の遅延時間を与えることによって、ユーザは、停止前に所要の対処(例えば、監視対象機器内の物品の処理)を行うことができる。
(5)管理機器300は、監視アダプタ400または監視対象機器503にメッセージ「給電停止情報読出し要求」を送信して、監視対象機器500または主要機器構成524の給電停止状態を確認する。監視アダプタ400または監視対象機器503は、それを受信したとき、監視対象情報ファイル432に格納されている給電停止状態の情報、例えば給電停止完了/未完了を管理機器300に送信し返す。管理機器300は、監視対象機器500または主要機器構成524の給電停止を情報機器362に可視表示および/または可聴表示してもよい。
(6)監視アダプタ400を介して監視対象機器500(主要機器構成524)への給電が開始された後、監視アダプタ400は、監視対象機器500主要機器構成524の稼働状態、例えば稼働状態およびスイッチ・オン/オフ(回数、頻度)、を検出して管理機器300に通知する。そのために、監視アダプタ400の機器監視部416および/または電源監視制御部424は、監視対象機器500への給電の有無または監視対象機器500におけるスイッチのオン/オフを検出する。監視対象機器500のスイッチ・オン/オフは、監視対象機器500への給電の電流レベルに応じて、例えば監視対象機器500におけるスイッチ・オン状態における最低電流に対応する閾値より給電電流のレベルが小さいかどうかに応じて、判定してもよい。
(7)管理機器300は、リコール情報サーバ200から、監視対象情報データベース334における監視対象機器500、501、503等に関するリコール情報を受信したとき、そのリコール情報に警告通知および/または給電停止が含まれていた場合は、監視アダプタ400に、警告通知および/または給電停止に関する制御メッセージを送出する。監視アダプタ400は、それを受信したとき、その表示部414(LED発光/ブザー音発生/ディスプレイ)に、警告情報、警告レベル、給電停止、給電停止までの時間、給電停止時刻、監視対象機器500の動作状態、等の対応する表示を行わせてもよい。
(8)管理機器300は、定期的に、前述のように、監視アダプタ400にメッセージ「情報読出し要求」を送信して、監視対象機器500の稼働状態、例えばそのスイッチ・オン/オフの頻度を監視対象情報データベース334に格納する。管理機器300は、さらにその稼動状態から監視対象機器500の稼働率を求めて監視対象情報データベース334に蓄積する。
(9)管理機器300は、定期的に、リコール情報サーバ200から監視対象機器500、501、503等に関するリコール情報を受信してそれに関連する所要の情報を情報機器362、364および監視アダプタ400に通知する。それによって、ユーザに対してリコール対象の機器のリコールへの対応を促すことができる。管理機器300からのリコール情報読出し要求に応答して、リコール情報サーバ200は、該当するリコール情報があればそのリコール情報を管理機器300に送信し返す。また、管理機器300がリコール情報サーバ200にリコール情報配信のためのユーザ登録を予め行えば、リコール情報サーバ200は、監視対象機器500、501、503等に関する該当するリコール情報が発生したときに、そのリコール情報を管理機器300に送信する。リコール情報は、例えば、「障害情報:発火の恐れあり」、「警告レベル:緊急」等の情報を含んでいる。管理機器300は、監視対象機器500の稼働率に応じて通報方法を変えてもよい。例えば、その稼働率が閾値より大であるときは、情報機器362、364、...の中の電話機に合成音声で通知し、その稼働率が閾値以下であるときは、情報機器362、364、...の中のパーソナル・コンピュータに電子メールで通知してもよい。情報機器362には、該当するリコール対象機器のリコール情報を通知し、例えばメーカ名、製品名、製造番号/ロット番号、リコール情報URL、メーカの住所/電話番号に加えて、警告、例えば、「リコール製品があります」、「障害情報:発火の恐れあり」、「警告レベル:緊急」、等を可視表示または可聴表示してもよい。
(10)管理機器300は、情報機器362、364および監視アダプタ400等へのリコール情報に関連する警告の通知後、ユーザが適切な対応をとらない場合は、所定時間または期間後に、対応する監視対象機器500への給電を停止してもよい。これは、管理機器300からの給電停止要求の後、管理機器300からの給電停止情報の読出し要求に対して、監視アダプタ400から、給電停止の完了を表す情報が所定時間得られない場合に、または給電停止の未完了を表す情報が一定期間以上続いた場合に、実行される。管理機器300のリコール情報データベース332に、該当する給電停止を要求するリコール情報が蓄積済みの場合は、管理機器300は、ユーザが監視対象機器500のプラグをいったん抜いていて再度差し込んで接続しても、監視アダプタ400に監視対象機器500への給電をさせない。
(11)管理機器300は、リコール情報サーバ200から受信または収集してリコール情報データベース332に格納したリコール情報に基づいて、監視対象機器500への給電を停止する。
(12)管理機器300がリコール情報サーバ200にリコール情報配信のためのユーザ登録を予め行えば、リコール情報サーバ200は、必要に応じてメッセージ「監視対象情報の読出し要求」を管理機器300に送信する。管理機器300は、それを受信したとき、監視対象情報データベース334の監視対象情報をリコール情報サーバ200に送信する。
リコール情報サーバの機能:
(13)製造業者サーバ102、104は、リコール情報をリコール情報サーバ200に登録することができる。リコール情報サーバ200は、監視対象情報読出し要求に応答して、監視対象機器500、501、502...の監視対象情報を製造業者サーバ102、104に送信する。
その他の機能:
(14)製造業者サーバ102、104は、製造業者の新製品発売時にその製品、それと同等の製品を購入しているユーザに対して製品情報を管理機器300またはルータ302を介して送付し、情報機器362、364によってユーザに通知する。
(15)監視アダプタ400の電源監視制御部424は、スイッチ426を制御することによって、監視対象機器500、501、502の待機電流をカットし、監視対象機器500、501、502の電源を自動的にオン/オフすることができる。
図7は、リコール情報サーバ200によって実行されるリコール情報収集制御のためのフローチャートを示している。
ステップ602において、リコール情報サーバ200のリコール情報収集制御部222は、イベントを分析して、リコール情報収集時刻であると判定した場合は、ステップ604において、製造業者情報データベース232から製造業者名およびリコール情報URLを抽出し、ステップ606において、リコール情報URLのサイトの製造業者情報中にリコール対象の機器が存在するかどうかを問い合わせる。ステップ608においてリコール対象が存在すると判定された場合は、リコール情報収集制御部222は、ステップ610においてリコール情報をリコール情報データベース332に格納する。ステップ608においてリコール対象が存在しないと判定された場合は、手順はステップ604に戻る。このようにして、予め登録された所要の各製造業者名およびリコール情報URLについて、ステップ604〜610が繰り返される。
ステップ602において、リコール情報収集制御部222は、イベントを分析して、製造業者サーバ102、104等から送信されたリコール情報の登録(送出)が発生したと判定した場合は、ステップ604において、そのリコール情報をリコール情報データベース234に格納する。
図8Aおよび8Bは、リコール情報サーバ200によって実行されるリコール情報配信制御のためのフローチャートを示している。
図8Aを参照すると、ステップ622において、リコール情報サーバ200のリコール情報配信制御部226は、イベントを分析して、タイマ369の現在の時刻がリコール情報配信日および時刻を示していると判定した場合は、ステップ624において、リコール情報データベース234からリコール情報を抽出し、ステップ626においてユーザ情報データベース236からそのリコール情報に対応するユーザ情報を抽出する。
次いで、リコール情報配信制御部226は、ユーザ情報に基づいて、リコール情報に関する警告が該当する管理機器300に通知済みかどうかを判定する。通知済みであると判定された場合は、手順はステップ626に戻る。未だ通知していないと判定された場合は、リコール情報配信制御部226は、ステップ630において、対応する管理機器300にリコール情報を送信し、ステップ632においてユーザ情報データベース236の警告通知表示を通知済みと設定する。その後、手順はステップ626に戻る。このようにして、所要の管理機器300に対して、ステップ626〜632が繰り返される。
図8Bを参照すると、ステップ622において、リコール情報配信制御部226は、イベントを分析して、管理機器300からリコール情報読出し要求のメッセージを受信したと判定した場合は、ステップ636において、リコール情報データベース234から対応するリコール情報を抽出し、ステップ638において要求元の管理機器300にリコール情報を送信する。
ステップ622において、リコール情報配信制御部226は、イベントを分析して、管理機器300からユーザ情報送出のメッセージを受信したと判定した場合は、ステップ642において、受信した監視対象情報およびユーザ個人情報をユーザ情報データベース236に登録する。
ステップ622において、リコール情報配信制御部226は、イベントを分析して、管理機器300から稼働状態送出のメッセージを受信したと判定した場合は、ステップ646において、ユーザ情報データベース236の監視対象機器毎にその稼働状態を設定し更新する。
ステップ622において、リコール情報配信制御部226は、イベントを分析して、製造業者サーバ102、104からユーザ情報読出要求のメッセージを受信したと判定した場合は、ステップ648において、ユーザ情報データベース236からユーザ情報を抽出してそのユーザ情報を含むメッセージを製造業者サーバ102、104に送信し返す。
ステップ622において、リコール情報配信制御部226は、イベントを分析して、管理サーバ300から給電停止完了のメッセージを受信したと判定した場合は、ステップ652において、ユーザ情報データベース236に給電停止完了を記録する。
図9Aおよび9Bは、管理機器300によって実行されるリコール情報サーバ200との連携制御のためのフローチャートを示している。
図9Aを参照すると、ステップ662において、管理機器300のリコール情報サーバ連携制御部322は、イベントを分析して、タイマ369の現在の時刻が監視日および時刻を示している判定した場合は、ステップ664において、監視対象情報データベース334から監視対象機器500、501、502...の製造業者名、製品名、等を抽出し、ステップ666において抽出された監視対象機器500、501、502...がリコールの対象かどうかをリコール情報サーバ200に問い合わせる。ステップ668において監視対象機器500、501、502...がリコール対象でないと判定された場合は、手順はステップ664に戻る。
ステップ668において監視対象機器500、501、502...がリコール対象であると判定された場合は、リコール情報サーバ連携制御部322は、ステップ670においてリコール情報をリコール情報データベース332に記録し、ステップ672において情報機器362、364および監視アダプタ400に警告を含むリコール情報を通知し、ステップ674においてリコール情報サーバ200に警告の通知済みを送信する。
ステップ672において、リコール情報サーバ連携制御部322は、情報機器362、364が電話機、パーソナル・コンピュータまたはテレビジョン装置の場合は、その情報機器362、364において、お音声合成またはブザー音生成機能によりリコール情報の警告情報、警告レベル、等を表すアナウンスまたはブザーを発生させ、場合によってそのディスプレイに警告情報、警告レベル、リコールURL等を表示してもよい。情報機器362、364が電子メール機能を有する場合は、リコール情報サーバ連携制御部322は、電子メールとしてそのリコール情報の警告情報、警告レベル、等を表す内容を送信してもよい。情報機器362、364は、リコール情報を受信してそのディスプレイおよび/またはスピーカによって可視表示および/または可聴表示する。監視アダプタ400は、リコール情報を受信して監視対象情報ファイル432に格納し、表示部414において警告情報、警告レベル、等を表す可視表示および/または可聴表示する。
ステップ676において、リコール情報サーバ連携制御部322は、リコール情報中の「警告レベル」に「停止要求」が存在するかどうかを判定する。停止要求がなかったと判定された場合は、手順はステップ664に戻る。
停止要求が存在すると判定された場合は、ステップ678において、リコール情報サーバ連携制御部322は監視アダプタ連携制御部326に給電停止要求を表すメッセージを送出する。その後、手順はステップ664に戻る。このようにして、各監視対象機器500、501、502...についてステップ664〜678が繰り返される。
図9Bを参照すると、ステップ662において、リコール情報サーバ連携制御部322は、イベントを分析して、リコール情報サーバ200からメッセージを受信したと判定し、ステップ680においてその受信メッセージがユーザ情報読出し要求であると判定した場合は、ステップ682において監視対象情報データベース334から監視対象機器500、501、502...の製造業者名、製品名、等を抽出し、ステップ684においてその抽出した製造業者名、製品名、等をリコール情報サーバ200に送信し返す。
ステップ680においてその受信メッセージがリコール情報の送出であると判定された場合は、リコール情報サーバ連携制御部322は、ステップ670に進む。ステップ670〜678は、図9Aのものと同様である。ステップ676において停止要求が存在しないと判定された場合は、手順はそのルーチンを出る。
図10Aおよび10Bは、管理機器300によって実行される監視アダプタ400との連携制御のためのフローチャートを示している。
図10Aを参照すると、ステップ702において、管理機器300の監視アダプタ連携制御部326は、受信メッセージを分析する。監視アダプタ連携制御部326は、受信メッセージが監視対象情報を含む「情報書込み要求」であると判定した場合は、ステップ704において監視対象情報データベース334に、製造業者名および製品名等の受信した監視対象情報を記録し、ステップ706において監視アダプタ400に情報書込み要求メッセージを送信し、ステップ708において要求元が監視アダプタかどうかまたはそれ以外(例えば、情報機器362、364)かを判定する。要求元が監視アダプタでない(例えば、情報機器362、364である)場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ710において情報書込み要求メッセージを監視アダプタ400に送信する。要求元が監視アダプタである場合は、手順はそのルーチンを出る。
ステップ702において受信メッセージが給電停止要求であると判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ714において停止時間情報が存在するかどうかを判定する。停止時間が存在しないと判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ716において給電停止要求メッセージを監視アダプタ400に送信し、監視アダプタ400から給電停止完了のメッセージを受信すると、ステップ718において給電停止完了メッセージをリコール情報サーバ200に送信する。停止時間があると判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ720において停止時間または時刻になるまで遅延し、停止時間になったらステップ716〜718を実行する。
図10Bを参照すると、ステップ702において受信メッセージが監視アダプタ400からの稼働情報(稼働/停止)送出であると判定された場合には、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ732において監視対象情報データベース334の対応する監視アダプタ400の端子対象情報ファイル432の稼働情報に稼動状態(稼働/停止)を記録し、ステップ734において監視アダプタ400の監視対象機器500がリコール対象かどうかを判定する。監視対象機器500がリコール対象であると判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ736においてリコール情報サーバ200にその稼動状態を通知する。監視対象機器500がリコール対象でないと判定された場合は、手順はそのルーチンを出る。ステップ738において、監視アダプタ連携制御部326は、監視対象情報データベース334において警告レベルにその監視対象機器の給電停止要求があるかどうかを判定する。給電停止要求があると判定された場合は、手順はステップ714に進む。警告レベルが警告のみで給電停止要求がないと判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ740において監視アダプタ400から受け取った稼働情報から監視対象機器500の使用頻度を算出して監視対象情報データベース334に記録し、ステップ742においてサーバ連携制御部322はリコール情報サーバ200にその使用頻度を通知する。
ステップ702において受信メッセージがリコール情報サーバ200からの監視対象情報読出し要求であると判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ752において監視対象機器500の監視対象情報の読出し要求を監視アダプタ400に送信する。
ステップ702において受信メッセージが情報機器362、364または監視アダプタ40からの、監視対象機器500の監視対象情報を含む監視対象情報送出であると判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ756においてその受信した製造業者名および製品名等の監視対象機器の監視対象情報を監視対象情報データベース334に記録し、ステップ758においてその製造業者名および製品名等を監視対象情報読出しの要求元(情報機器362、364、または監視アダプタ400)に送信し返す。
ステップ702において受信メッセージが定期的な稼働情報読出し要求であると判定された場合は、監視アダプタ連携制御部326は、ステップ760において稼働情報読出し要求を監視アダプタ400に送信する。
図11Aおよび11Bは、監視アダプタ400によって実行される受信メッセージ分析制御のためのフローチャートを示している。
図11Aを参照すると、ステップ772において、監視アダプタ400の受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージを分析する。受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが管理機器300または情報機器362、364からの情報書込み要求であると判定した場合は、ステップ774において監視対象情報ファイル432に監視対象情報(ここではIPアドレスのみ)を記録する。ステップ776において、受信メッセージ分析制御部422は、監視対象機器が監視アダプタを内蔵したタイプかどうかを判定する。監視アダプタを内蔵したタイプでないと判定された場合は、ステップ776において受信メッセージ分析制御部422はその受信した監視対象情報(ここではIPアドレス以外の機器情報)を監視対象情報データベース334に記録する。ステップ776において監視アダプタを内蔵したタイプであると判定された場合は、ステップ780において受信メッセージ分析制御部422は監視対象情報ファイル432に格納されている監視対象機器500の監視対象情報(メーカ名、機器名、製造番号/ロット番号、アダプタIPアドレス)を含む監視対象情報送出(図10B、ステップ756〜で処理される)を管理機器300に送信する。
受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが監視対象情報読出し要求であると判定した場合は、ステップ784において監視対象情報ファイル432から監視対象情報(機器情報)を読み出し、ステップ786において管理機器300にそれを送出する。
受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが稼働情報読出し要求であると判定した場合は、ステップ790において監視対象情報ファイル432から監視対象稼働情報(稼働/停止)を読み出し、ステップ792において管理機器300にそれを送出する。
受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが給電停止要求であると判定した場合は、ステップ794において表示部414に所要の警告(例えば、給電停止要求)を表す可視表示および/または可聴表示させ、ステップ796において電源監視制御部424に給電停止要求を与え、電源監視制御部424はスイッチ426をターンオフする。それによって、監視対象機器500への給電が遮断される。
図11Bを参照すると、受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが機器監視部416または電源監視制御部424からの給電停止完了メッセージであると判定した場合は、ステップ800において監視対象情報ファイル432に監視対象情報の給電停止完了状態として給電停止完了を記録し、ステップ802において管理機器300にその監視対象情報(給電停止完了)を送出し、ステップ804において表示部414における警告表示(例えば、給電停止要求)を終了させる。但し、給電が開始されるまでは、表示部414に給電が停止状態であることを可視表示させ、その後で給電が開始されたときは給電停止の表示を解除するようにしてもよい。
受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが機器監視部416または電源監視制御部424からの給電開始メッセージであると判定した場合は、ステップ806において監視対象情報ファイル432における監視対象機器500の給電停止完了状態が給電停止完了かどうかを判定する。給電停止完了状態が給電停止完了でないと判定した場合は、受信メッセージ分析制御部422は、ステップ808において監視対象情報ファイル432に監視対象稼働状態に稼働を記録し、ステップ810において監視対象情報ファイル432にからその監視対象稼働状態(稼働)を読み出し、ステップ812において管理機器300にその監視対象稼働状態を送出する。
給電停止完了状態が給電停止完了であると判定された場合は、受信メッセージ分析制御部422は、ステップ796において電源監視制御部424に給電停止要求を与え、電源監視制御部424は電源スイッチ426をターンオフする。
受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが定期的な稼働情報読出し要求であると判定した場合は、ステップ818において監視対象情報ファイル432から監視対象稼働情報(稼働/停止、スイッチ・オン/オフ回数)を読み出し、ステップ792において管理機器300へそれを送出する。
受信メッセージ分析制御部422は、受信メッセージが機器監視部416からのアダプタ情報クリア要求であると判定した場合は、ステップ824において監視対象情報ファイル432中の全ての監視対象情報をクリア(消去)する。監視アダプタ400の機器監視部416は、監視対象機器500のプラグが監視アダプタ400の差込口から抜かれると、それを例えば物理的に検出してアダプタ情報クリア要求を発生する。
受信メッセージ分析制御部422は、リコール情報サーバ200から受信したリコール情報中に警告表示が存在すると判定した場合は、ステップ826においてその表示部414(LED発光/ブザー音発生/ディスプレイ)に、警告情報、警告レベル、給電停止、給電停止までの時間、給電停止時刻、監視対象機器500の動作状態、等の対応する可視表示および/または可聴表示を行わせてもよい。但し、ステップ826はなくてもよい。
図12は、監視アダプタ400によって実行される監視対象機器500の電源制御のためのフローチャートを示している。
ステップ832において、監視アダプタ400の電源監視制御部424は、イベントを分析する。電源監視制御部424は、イベントが給電停止要求の受信であると判定した場合は、ステップ834においてスイッチ426をターンオフして監視対象機器500への給電を停止し、監視対象情報ファイル432における給電停止完了状態として給電停止完了を記録し、ステップ836においてメッセージ分析制御部422に給電停止完了の応答メッセージを送信する。
電源監視制御部424は、イベントが機器監視部416または電源監視制御部424による給電開始の検出であると判定した場合は、ステップ840においてメッセージ分析制御部422に給電開始のメッセージを送信する。
図13は、監視アダプタ400によって実行される監視対象機器500の接続状態の監視のためのフローチャートを示している。
ステップ852において、監視アダプタ400の機器監視部416は、イベントを分析する。機器監視部416は、監視アダプタ400の差込口から監視対象機器500のプラグが抜かれると、監視アダプタ400から監視対象機器500が切り離されたことを検知して、監視対象機器500が切り離されたことを表すメッセージまたはアダプタ情報クリアのメッセージをメッセージ分析制御部422に送信する。
実施形態によれば、リコールの警告を情報機器362、364および/または監視アダプタ400等を通じてユーザに通知できる。また、リコール警告後も継続して利用されている機器を強制的に機能停止させ、それによって事故を未然に防止できる。さらに、製造業者側で、稼働中のおよび給電停止未完了のリコール対象機器の総台数、さらにリコール完了機器の総台数を把握できる。従って、製造業者はリコールの完了実績が把握できる。ユーザが、VoIPルータ等を使用している場合、製造業者より宅内のIP電話機に対して発信して、直接、利用者にリコール情報を通知できる。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素を組み合わせること、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
以上の実施例を含む実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 外部ネットワークを介して外部情報処理装置に接続可能な管理機器と、
前記管理機器にLANを介して接続可能で、かつ、電源から給電を受けることが可能であり、監視対象機器と接続された監視装置と、
を含む機器監視システムであって、
前記管理機器は、第1の通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、ユーザ情報ファイルと、を具え、
前記監視装置は、第2の通信手段と、第2の制御手段と、機器監視手段と、前記電源と前記監視対象機器との間に接続される電源スイッチと、監視対象情報ファイルと、を具え、
前記管理機器の前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って前記第1の通信手段および前記LANを介して前記監視装置に、前記監視装置を制御するためのメッセージを送信し、
前記監視装置の前記第2の制御手段は、前記管理機器から受信した前記メッセージに従って前記電源スイッチを制御し、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記管理機器に送信し、
前記管理機器の前記第1の制御手段は、さらに、前記監視装置から受信した前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
機器監視システム。
(付記2) 前記監視装置はさらに表示手段を具え、
前記監視装置の前記第2の制御手段は、さらに、前記管理機器から受信した前記メッセージに従って前記リコール情報に関連する前記監視対象機器に関する警告を前記表示手段に表示するものであることを特徴とする、
付記1に記載の機器監視システム。
(付記3) 前記管理機器の前記第1の制御手段は、さらに、前記監視装置から受信した前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納して前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、付記1または2に記載の機器監視システム。
(付記4) 外部ネットワークを介して外部情報処理装置に接続可能であり、情報機器に接続可能な管理機器と、
前記管理機器にLANを介して接続可能であり、電源から給電を受けることが可能な監視対象機器と、
を含む機器監視システムであって、
前記管理機器は、第1の通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、ユーザ情報ファイルと、を具え、
前記監視対象機器は、第2の通信手段と、第2の制御手段と、機器監視手段と、前記給電を受けて動作する監視対象機器構成と、前記電源と前記監視対象機器構成との間に接続される電源スイッチと、監視対象情報ファイルと、を具え、
前記管理機器の前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器構成に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って前記第1の通信手段および前記LANを介して前記監視対象機器に、前記監視対象機器を制御するためのメッセージを送信し、
前記監視対象機器の前記第2の制御手段は、前記管理機器から受信した前記メッセージに従って前記電源スイッチを制御し、前記監視対象機器構成の動作状態を表す情報を前記管理機器に送信し、
前記監視対象機器から受信した前記監視対象機器構成の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
機器監視システム。
(付記5) 前記監視対象機器はさらに表示手段を具え、
前記監視対象機器の前記第2の制御手段は、さらに、前記管理機器から受信した前記メッセージに従って前記リコール情報に関連する前記監視対象機器構成に関する警告を前記表示手段に表示するものであることを特徴とする、付記4に記載の機器監視システム。
(付記6) 前記管理機器の前記第1の制御手段は、前記監視対象機器から受信した前記監視対象機器構成の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納して前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、付記4または5に記載の機器監視システム。
(付記7) 外部ネットワークおよびルータを介して外部情報処理装置に接続可能であり、情報機器に接続可能であり、電源から給電を受けることが可能な第1の監視装置と、
前記第1の監視装置にLANを介して接続可能であり、前記電源から給電を受けることが可能な第2の監視装置と、
を含む機器監視システムであって、
前記第1の監視装置は、第1の通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、ユーザ情報ファイルと、第2の制御手段と、第1の機器監視手段と、前記電源と第1の監視対象機器の間に接続される第1の電源スイッチと、第1の監視対象情報ファイルと、を具え、
前記第2の監視装置は、第2の通信手段と、第3の制御手段と、第2の機器監視手段と、前記電源と第2の監視対象機器の間に接続される第2の電源スイッチと、第2の監視対象情報ファイルと、を具え、
前記第1の監視装置の前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記第1または第2の監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って前記第2の制御手段または前記第3の制御手段に制御メッセージを供給し、
前記第1の監視装置の前記第2の制御手段は、前記制御メッセージに従って前記第1の電源スイッチを制御し、前記第1の監視対象機器の動作状態を表す情報を前記第1の制御手段に供給し、
前記第2の監視装置の前記第3の制御手段は、前記第1の監視装置から受信した前記制御メッセージに従って前記第2の電源スイッチを制御し、前記第2の監視対象機器の動作状態を表す情報を前記第1の監視装置に送信し、
前記第1の監視装置の前記第1の制御手段は、前記第1の監視対象機器または前記第2の監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納して前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
機器監視システム。
(付記8) 前記第1の監視装置はさらに第1の表示手段を具え、
前記第2の監視装置はさらに第2の表示手段を具え、
前記第1の監視装置の前記第2の制御手段は、さらに、前記第1の監視装置から受信した前記制御メッセージに従って前記リコール情報に関連する前記第1の監視対象機器に関する警告を前記第1の表示手段に表示し、
前記第2の監視装置の前記第3の制御手段は、さらに、前記第1の監視装置から受信した前記制御メッセージに従って前記リコール情報に関連する前記第2の監視対象機器に関する警告を前記第2の表示手段に表示するものであることを特徴とする、付記7に記載の機器監視システム。
(付記9) 前記情報機器は、前記外部情報処理装置から前記リコール情報を受信して前記リコール情報に含まれている警告を可聴表示または可視表示するものであることを特徴とする、付記1乃至6のいずれかに記載の機器監視システム。
(付記10) 前記LANは、前記電源である電力線上に電力線搬送方式で形成されるLANであることを特徴とする、付記1乃至6のいずれかに記載のシステム。
(付記11) 管理機器にLANを介して接続可能であり、電源から給電を受けることが可能な監視機能を有する装置であって、
通信手段と、制御手段と、機器監視手段と、前記電源と監視対象機器の間に接続される電源スイッチと、監視対象情報ファイルとを具え、
前記制御手段は、前記管理機器から受信した前記監視対象機器に関するリコール情報に関連するメッセージに従って前記電源スイッチを制御し、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報ファイルに格納して前記管理機器に送信するものであることを特徴とする、
監視機能を有する装置。
(付記12) 前記監視対象機器への給電が開始されたとき、前記制御手段は、前記監視対象情報ファイルにおける前記監視対象機器の設定状態が給電禁止である場合は、前記電源スイッチをオフ状態にして前記監視対象機器への給電を停止するものであることを特徴とする、付記11に記載の監視機能を有する装置。
(付記13) 前記監視機能を有する装置は、さらに、表示手段を具え、
前記制御手段は、前記管理機器から受信した前記メッセージに従って前記リコール情報に関連する前記監視対象機器に関する警告を前記表示手段に表示するものであることを特徴とする、付記11または12に記載の監視機能を有する装置。
(付記14) 前記機器監視手段によって前記監視対象機器が前記電源スイッチから物理的に切り離されたことが検出されたとき、前記制御手段は、前記監視対象機器に関する前記監視対象情報ファイルの内容を消去することを特徴とする、付記11乃至13のいずれかに記載の監視機能を有する装置。
(付記15) 情報機器と、外部ネットワークを介して外部情報処理装置と、LANを介して監視装置とに接続可能な管理機器であって、
通信手段と、制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、ユーザ情報ファイルと、を具え、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報機器または前記監視装置から前記監視装置に関連づけられた監視対象機器に関する監視対象情報を受信して前記監視対象情報データベースに格納し、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報機器からユーザ情報を受信して前記ユーザ情報ファイルに格納し、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って、前記通信手段および前記LANを介して前記監視装置に、前記監視装置を制御するためのメッセージを送信し、前記監視装置から受信した前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
管理機器。
(付記16) 情報機器と、外部ネットワークを介して外部情報処理装置とに接続可能であり、電源から給電を受けることが可能な監視装置であって、
通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、ユーザ情報ファイルと、第2の制御手段と、機器監視手段と、前記電源と監視対象機器の間に接続される電源スイッチと、監視対象情報ファイルと、を具え、
前記第1の制御手段は、前記通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って前記電源スイッチを制御するためのメッセージを前記第2の制御手段に供給し、
前記第2の制御手段は、前記メッセージに従って前記電源スイッチを制御し、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象ファイルに格納して前記第1の制御手段に供給し、
前記第1の制御手段は、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記第2の制御手段から受け取って前記監視対象情報データベースに格納して前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
監視装置。
(付記17) 外部ネットワークを介して外部情報処理装置と、情報機器と、LANを介して監視装置とに接続可能な管理装置において用いられるプログラムであって、
前記管理装置は、通信手段と、制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、ユーザ情報ファイルと、を具え、
前記通信手段を介して前記情報機器または前記監視装置から前記監視装置に関連づけられた監視対象機器に関する監視対象情報を受信して前記監視対象情報データベースに格納するステップと、
前記通信手段を介して前記情報機器からユーザ情報を受信して前記ユーザ情報ファイルに格納するステップと、
前記通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納するステップと、
前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って、前記通信手段および前記LANを介して前記監視装置に、前記監視装置を制御するためのメッセージを送信するステップと、
前記監視装置から受信した前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信するステップと、
を実行させるよう動作可能なプログラム。
図1は、本発明の実施形態による、製造業者からのリコール情報に基づいて宅内の電気機器の使用状態およびメンテナンス状態を監視し、必要に応じて警告を通知しまたは電気機器の機能を停止するための、リコール情報サーバ、管理機器、監視アダプタおよび監視対象機器の概略的な構成を示している。 図2は、図1の構成変形を示しており、本発明の別の実施形態による、リコール情報に基づいて宅内の電気機器の動作状態およびメンテナンス状態を監視し、必要に応じて警告を表示しまたは電気機器の機能を停止するための、リコール情報サーバ、管理機器、および監視アダプタ機能付きの監視対象機器の概略的な構成を示している。 図3は、図1および2の構成の別の変形を示しており、本発明のさらに別の実施形態による、リコール情報に基づいて宅内の電気機器の動作状態およびメンテナンス状態を監視し、必要に応じて警告を表示しまたは電気機器の機能を停止するための、リコール情報サーバ、ルータ、および監視アダプタおよび管理機器の概略的な構成を示している。 図4は、リコール情報サーバの各データベースのデータの例を示している。 図5は、管理機器のリコール情報データベース、監視対象情報データベース、および監視対象情報ファイルのデータの例を示している。 図6は、監視アダプタの監視対象情報ファイルのデータの例を示している。 図7は、リコール情報サーバによって実行されるリコール情報収集制御のためのフローチャートを示している。 図8Aおよび8Bは、リコール情報サーバによって実行されるリコール情報配信制御のためのフローチャートを示している。 (図8Aで説明) 図9Aおよび9Bは、管理機器によって実行されるリコール情報サーバとの連携制御のためのフローチャートを示している。 (図9Aで説明) 図10Aおよび10Bは、管理機器によって実行される監視アダプタとの連携制御のためのフローチャートを示している。 (図10Aで説明) 図11Aおよび11Bは、監視アダプタによって実行される受信メッセージ分析制御のためのフローチャートを示している。 (図11Aで説明) 図12は、監視アダプタによって実行される監視対象機器の電源制御のためのフローチャートを示している。 図13は、監視アダプタによって実行される監視対象機器の接続状態の監視のためのフローチャートを示している。
符号の説明
102、104 製造業者サーバ
200 リコール情報サーバ
210 通信制御部
222 リコール情報収集制御部
226 リコール情報配信制御部
232 製造業者情報データベース
234 リコール情報データベース
236 ユーザ情報データベース
238 ユーザ情報集配時刻データベース
300 管理機器
310 通信制御部
322 サーバ連携制御部
326 監視アダプタ連携制御部
332 リコール情報データベース
334 監視対象情報データベース
336 ユーザ情報データベース
362、364 情報機器
400、401 監視アダプタ
410 通信制御部
414 表示部
416 機器監視部
422 メッセージ分析制御部
424 電源監視制御部
426 スイッチ
432 監視対象情報データベース
500 監視対象機器

Claims (7)

  1. 外部ネットワークを介して外部情報処理装置に接続可能な管理機器と、
    前記管理機器にLANを介して接続可能で、かつ、電源から給電を受けることが可能であり、監視対象機器と接続された監視装置と、
    を含む機器監視システムであって、
    前記管理機器は、第1の通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースとを具え、
    前記監視装置は、第2の通信手段と、第2の制御手段と、機器監視手段と、前記電源と前記監視対象機器との間に接続される電源スイッチとを具え、
    前記管理機器の前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って前記第1の通信手段および前記LANを介して前記監視装置に、前記監視装置を制御するための給電停止要求メッセージを送信し、
    前記監視装置の前記第2の制御手段は、前記管理機器から受信した前記給電停止要求メッセージに従って前記給電を停止するよう前記電源スイッチを制御し、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記管理機器に送信し、
    前記管理機器の前記第1の制御手段は、さらに、前記監視装置から受信した前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
    機器監視システム。
  2. 前記監視装置はさらに表示手段を具え、
    前記監視装置の前記第2の制御手段は、さらに、前記管理機器から受信した前記給電停止要求メッセージに従って前記リコール情報に関連する前記監視対象機器に関する警告を前記表示手段に表示するものであることを特徴とする、
    請求項1に記載の機器監視システム。
  3. 管理機器にLANを介して接続可能であり、電源から給電を受けることが可能な監視機能を有する装置であって、
    通信手段と、制御手段と前記電源監視対象機器との間に接続される電源スイッチと、監視対象情報ファイルとを具え、
    前記制御手段は、前記管理機器から受信した前記監視対象機器に関するリコール情報に関連する給電停止要求メッセージに従って前記給電を停止するよう前記電源スイッチを制御し、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報ファイルに格納して前記管理機器に送信するものであることを特徴とする、
    監視機能を有する装置。
  4. 前記監視対象機器への給電が開始されたとき、前記制御手段は、前記監視対象情報ファイルにおける前記監視対象機器の設定状態が給電禁止である場合は、前記電源スイッチをオフ状態にして前記監視対象機器への給電を停止するものであることを特徴とする、請求項3に記載の監視機能を有する装置。
  5. さらに、機器監視手段を具え、
    前記機器監視手段によって前記監視対象機器が前記電源スイッチから物理的に切り離されたことが検出されたとき、前記制御手段は、前記監視対象機器に関する前記監視対象情報ファイルの内容を消去することを特徴とする、請求項3または4に記載の監視機能を有する装置。
  6. 部ネットワークを介して外部情報処理装置接続可能であり、電源から給電を受けることが可能監視装置であって、
    通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、第2の制御手段と、前記電源と監視対象機器との間に接続される電源スイッチとを具え
    前記第1の制御手段は、前記通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納し、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って、前記第2の制御手段に前記電源スイッチを制御するための給電停止要求メッセージを供給し、
    前記第2の制御手段は、前記給電停止要求メッセージに従って前記給電を停止するよう前記電源スイッチを制御し、
    前記第1の制御手段は、前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信するものであることを特徴とする、
    監視装置
  7. 外部ネットワークを介して外部情報処理装置接続可能であり、電源から給電を受けることが可能監視装置において用いられるプログラムであって、
    前記監視装置は、通信手段と、第1の制御手段と、リコール情報データベースと、監視対象情報データベースと、第2の制御手段と、前記電源と監視対象機器との間に接続される電源スイッチとを具えるものであり
    前記第1の制御手段が、前記通信手段を介して前記外部情報処理装置から前記監視対象機器に関するリコール情報を受信して前記リコール情報データベースに格納、前記監視対象情報データベースの監視対象情報に基づいて前記受信したリコール情報に従って、第2の制御手段に前記電源スイッチを制御するための給電停止要求メッセージを供給し
    前記第2の制御手段が、前記給電停止要求メッセージに従って前記給電を停止するよう前記電源スイッチを制御し、
    前記第1の制御手段が前記監視対象機器の動作状態を表す情報を前記監視対象情報データベースに格納し前記外部情報処理装置に送信する
    処理を前記監視装置に実行させるためのプログラム。
JP2007219224A 2007-08-27 2007-08-27 機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム Expired - Fee Related JP5034780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007219224A JP5034780B2 (ja) 2007-08-27 2007-08-27 機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007219224A JP5034780B2 (ja) 2007-08-27 2007-08-27 機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009055263A JP2009055263A (ja) 2009-03-12
JP5034780B2 true JP5034780B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40505938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007219224A Expired - Fee Related JP5034780B2 (ja) 2007-08-27 2007-08-27 機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5034780B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5242505B2 (ja) * 2009-06-17 2013-07-24 日本電信電話株式会社 ユーザ機器管理システム及びユーザ機器管理方法
JP5560756B2 (ja) * 2010-02-12 2014-07-30 株式会社リコー 画像形成装置、機器管理システム、機器管理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2012203893A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The リコール情報発信用データ作成装置、リコール情報発信用データ作成方法およびコンピュータプログラム
JP7328076B2 (ja) * 2019-08-28 2023-08-16 東京瓦斯株式会社 市場対応案件管理制御装置、市場対応案件管理制御プログラム
CN111983965A (zh) * 2020-07-02 2020-11-24 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 一种用于提高供电可靠性的方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11346392A (ja) * 1998-01-30 1999-12-14 Sanyo Electric Co Ltd 機器集中管理システム及びこのシステムに用いられる機器集中管理装置若しくは被管理機器用端末装置
JP2000099136A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Hitachi Ltd ネットワーク制御装置、機器制御装置、及び、ネットワークシステム
JP2002189851A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Sharp Corp 情報収集提供システム
JP2002189647A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Sharp Corp 情報収集提供システム
JP2003016210A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 情報提示システム、情報提示方法、情報供給装置及び情報提示装置
JP2003281006A (ja) * 2002-03-19 2003-10-03 Ntt Comware Corp 電気機器管理装置、電気機器管理プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009055263A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111066218B (zh) 用于远程电力管理和发现的系统、方法以及设备
JP5034780B2 (ja) 機器監視システム、監視機能を有する装置、管理機器、およびプログラム
CN101064698B (zh) 信息家电的事件消息的分类处理方法
JP5185368B2 (ja) 情報家電のイベントメッセージの分類処理方法
WO2012111373A1 (ja) エネルギ消費監視システム、方法、及びコンピュータプログラム
CN101802735A (zh) 电力监控系统
US20140278248A1 (en) Method and System for Facilitating Enterprise Appliance Administration Based on Detected Power Anomalies
JP2005027040A (ja) 監視方法、監視プログラム及び集中監視プログラム
CN1988515A (zh) 电饭煲的自我诊断信息处理系统
JP2007148940A (ja) 電気事故情報提供システム、電気事故情報提供方法、および、電気事故情報提供プログラム
JP5877530B1 (ja) 通知システム及び通知方法
CN110749027B (zh) 电器设备的监控方法、装置、空调器和存储介质
JP2008306851A (ja) 非常用電源設備管理システム、非常用電源設備管理方法、非常用電源設備管理プログラム
JP6425789B2 (ja) 通知システム
JP2004274116A (ja) 使用電力量一括管理システムおよび管理方法
CN109981309A (zh) 家用电器的故障处理方法和系统
JP2004056435A (ja) 電気器具管理方法および電気器具管理システムならびに電気器具
JP5529412B2 (ja) 製品安全管理ネットワークシステム及び方法
JP2010182012A (ja) 装置の所在管理システムおよび装置の所在管理方法
JP2008165270A (ja) 配電盤および電気製品情報管理システム
JP2006149025A (ja) 事故情報送信装置、事故情報送信方法、及び事故情報送信プログラム
JP2009164738A (ja) 遠隔監視システム、遠隔監視端末、および遠隔監視端末制御プログラム
JP2004104753A (ja) 遠隔監視型照明システム、中継装置、サーバ装置
CN202758455U (zh) 壁挂式电气火灾监控设备
JP2007199973A (ja) 家電機器管理サーバおよびそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120618

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees