JP5034493B2 - 電子鍵盤楽器の筐体構造 - Google Patents

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本発明は、下ケースに対して別体の上ケースが組み付け固定されることで筐体が構成される電子鍵盤楽器の筐体構造に関する。
従来、上下ケースが別体に構成され、下ケースに対して上ケースが組み付け固定されることで筐体が構成される電子鍵盤楽器の筐体構造が知られている(下記特許文献1)。この種の筐体構造では、一般に、上側または下側から、ネジ等の締結手段で上下ケースが締結固定される。
ところで、上下ケースを固定する際には、両者の位置関係を適切にしてから行う必要がある。電子鍵盤楽器において、腕木及び拍子木が上ケースに予め固定され、口棒及び鍵盤部が下ケースに予め固定されるものがある。この楽器の場合は、上下ケース間の位置精度が悪いと、鍵盤部の左右両端と拍子木との間の隙間が左右不均等になったり、あるいは位置によって差異が出たりする。一方、鍵盤部が上ケースに予め固定されている楽器の場合は、上下ケース間の位置精度が悪いと、口棒と鍵盤部、及び口棒と拍子木との間の各隙間が不適切となる。そのため、上記各隙間の調整を行いつつ、上下ケースを固定することが必要となる。
特許3821022号公報
しかしながら、上下ケースを合わせて固定する際に、下側からネジ等で固定する場合は、上下ケースを裏返し状態で固定し、表向きにして、上記各隙間を目視確認して、問題があれば、再度、上下ケースを裏返して固定作業をやりなおす、という煩雑な作業が必要となるという問題がある。
一方、上下ケースを上側から固定する場合は、上下ケースを裏返す必要はないが、完成後にネジ等の締結手段が上方から見えることになるため、外観が悪いという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、表向きにしたまま上下ケースを固定できると共に、ケース締結手段を腕木で自然な形で見えなくして、外観を向上させることができる電子鍵盤楽器の筐体構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の電子鍵盤楽器の筐体構造は、それぞれ別体の下ケース(40)と上ケース(20)とから構成される筐体(10)を有し、前記下ケースに対して前記上ケースが組み付け固定されることで前記筐体が完成する電子鍵盤楽器の筐体構造であって、前記上ケースの左右両側部(25)に設けられた上側締結部(27)と、前記下ケースの左右両側部(42)に設けられ、前記上ケースが前記下ケースに対する組み付け位置に位置するとき、前記上ケースの前記上側締結部に対向する下側締結部(47)と、前記上ケース及び前記下ケースのいずれともそれぞれ別体に構成された左側/右側腕木(70L、70R)とを有し、前記上ケースが前記下ケースに対する組み付け位置に位置する状態で、前記上ケースの前記上側締結部と前記下ケースの前記下側締結部とが、ケース締結手段(49)で上側から締結されると共に、前記左側/右側腕木が、前記上ケース及び前記下ケースの少なくとも一方の左側部/右側部に、前記ケース締結手段を覆い隠すように、それぞれ左側/右側から腕木締結手段(74)で締結されたことを特徴とする。
好ましくは、前記上側締結部/前記下側締結部は、いずれも前記上ケース/前記下ケースから左右両側にそれぞれ突出して設けられ、前記左側/右側腕木には、それぞれ、左側/右側の前記上側締結部及び前記下側締結部が嵌入される逃げ部(70a)が形成されている(請求項2)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、表向きにしたまま上下ケースを固定できると共に、腕木で締結手段を自然な形で見えなくして、外観を向上させることができる。
請求項2によれば、締結部全体を隠して外観を一層向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の一実施の形態に係る筐体構造が適用される電子鍵盤楽器の平面図、図1(b)は、同電子鍵盤楽器の背面図である。この電子鍵盤楽器においては、鍵盤部KBがある側が、奏者が位置することになる「前側」であり、以降、左右方向については、奏者を基準として呼称する。この電子鍵盤楽器の筐体10は、下ケース40に上ケース20が組み付けられて構成され、筐体10の左右両側部に腕木70(70L、70R)が装着される。
図2(a)は、下ケース40に上ケース20を組み付ける途中の状態を示す電子鍵盤楽器の右側面図である。図2(b)は、下ケース40に上ケース20を仮組み付けして締結固定する前の状態を示す電子鍵盤楽器の右半部の斜視図である。図2(a)、(b)においては、腕木70が未だ組み付け前の状態である。
図3(a)は、上ケース20を仮組み付けして腕木70を組み付ける前の状態における電子鍵盤楽器の右部の平面図、図3(b)は同状態における電子鍵盤楽器の右側面図である。図3(c)は、上ケース20及び腕木70を組み付けた後の状態における電子鍵盤楽器の右部の平面図、図3(d)は同状態における電子鍵盤楽器の右側面図である。
上ケース20及び下ケース40は金属製であるが、樹脂で構成してもよい。上ケース20は、下ケース40とは別体に構成される。上ケース20が、下ケース40へ装着される際には、主に、下ケース40の後端部である背板部41の上部と上ケース20の後端部20aとで左右2カ所の回動部C1が構成される(図1(b)、図2(a)、図3(b)参照)。そして、この回動部C1を中心として、上ケース20は、その前端が下ケース40に対して開閉方向に回動自在にされ、上ケース20は、その装着状態においては、下ケース40の後半部の上側に位置する。ここで、図2(a)の時計方向が上ケース20の開方向である。回動部C1の構成については、図6〜図10を用いて後述する。
図4(a)は、上ケース20及び腕木70を組み付ける前の状態における電子鍵盤楽器の左部の平面図、図4(b)は、上ケース20の組み付け後であって腕木70を組み付ける前の状態における電子鍵盤楽器の左部の平面図、図4(c)は、上ケース20及び腕木70を組み付けた後の状態における電子鍵盤楽器の左部の平面図である。
図1、図2(b)に示すように、鍵盤部KBは下ケース40に設けられ、下ケース40にはさらに、鍵盤部KBの左右両側において拍子木44、45が固定的に配設される。下ケース40の右側面42Rには、左右方向に沿って、腕木70Rを取り付けるためのネジ穴46が複数設けられる(図2(b)参照)。右側面42Rからは、板状の下側フランジ47Rが延設されている(図2、図3(a)、(b)参照)。下側フランジ47Rは、金属製が好ましく、右側面42Rに対して固定的に設けられるが、下ケース40が金属製である場合は、下ケース40と一体に形成されるのが好ましい。
図4(a)、(b)に示すように、下ケース40の左側面42Lには、下側フランジ47Lが延設される。左側面42L及び下側フランジ47Lは、右側面42R及び下側フランジ47Rと左右対称に同様に構成される。各下側フランジ47には、上下方向に貫通しているネジ穴48が複数形成されている(図4(a)参照)。
上ケース20の左右両側には、前後及び上下方向に平行な左側部25L/右側部25Rが設けられる(図2、図3(b)、図4(b)参照)。図2、図3(b)に示すように、右側部25Rには、左右方向に沿って、腕木70Rを取り付けるためのネジ穴26が複数設けられる。右側部25Rは金属製が好ましく、上ケース20の上板部21に対して固定的に設けられるが、上板部21が金属製である場合は、上板部21と一体に形成されるのが好ましい。
上ケース20の組み付け状態における右側部25Rの下部は、右方に折曲され、右方に延設された上側フランジ27Rとなっている。左側部25Lの下部は、左方に折曲され、左方に延設された上側フランジ27Lとなっている。左側部25L及び上側フランジ27Lは、右側部25R及び上側フランジ27Rと左右対称に同様に構成される。各上側フランジ27には、下側フランジ47のネジ穴48に対応して締結用穴30が形成されている(図2(b)、図3(a)参照)。
下ケース40に上ケース20が組み付け固定される際には、下側フランジ47L/47Rに上側フランジ27L/27Rが対向当接状態となる(図2(b)、図3(b)参照)。そして、ネジ49を、締結用穴30を介してネジ穴48に螺合することで、上ケース20が下ケース40に上側から固定される(図4(b)参照)。上ケース20が表向きのままネジ49の螺合作業ができるので、目視で、上ケース20の水平方向の位置を適切にして螺合することができる。
上ケース20の上板部21の表面側には、表示画面部12及び多数の操作子群11が配設される(図2(b)参照)。上ケース20の上板部21の裏面側には、不図示の基板が配設され、操作子群11は、該基板に対して配設されて、上板部21の表面側に露出している(図1参照)。また、操作子群11のうち一部は、上記基板に配設されたフェーダ取付部13に対して、上板部21の表面側からフェーダ操作子14が取り付けられてなる(図4(b)、(c)参照)。
図5(a)は、腕木70Rの表側を示す右側面図、図5(b)は、腕木70Rの裏側を示す左側面図、図5(c)は、同図(a)のA−A線に沿う断面図である。腕木70Rと腕木70Lとは、左右対称に同様に構成され、筐体10とは別体に構成される。
腕木70Rには、長手方向中央部下部に切欠部70bが形成され、筐体10への装着後においては、切欠部70bが、電子鍵盤楽器を把持する際に手を掛ける把持部となる。腕木70Rは樹脂で金型により一体成形される。腕木70Rには、図3(b)等に示す上ケース20の右側部25Rのネジ穴26及び下ケース40の右側面42Rのネジ穴46に対応して、締結用穴71が複数形成されている(図5(a)、(b)参照)。
図5(c)に示すように、腕木70Rには、上半部において、長手方向に沿った凹状の逃げ部70aが形成されている。腕木70Rの筐体10への装着時において、
逃げ部70aには、上側フランジ27R及び下側フランジ47Rが干渉することなく嵌入される。また、図5(b)に示すように、腕木70Rの左側部(裏側)には、剛性確保のためのリブ72、73が複数形成されている。
図6は、上ケース20が開状態にあるときの1つの回動部C1(図1(b)等参照)の構成を示す縦断面図である。ここで、図6に示す状態が、上ケース20が回動部C1を中心に最も開方向に回動した全開状態であり、これを「開状態」と称する。一方、図2(b)に示す状態が、上ケース20が最も閉方向に回動した全閉状態であり、これを「閉状態」と称する。
図7(a)は、1つの回動部C1のうち下ケース40に設けられる部分の平面図、図7(b)は図7(a)のB−B線に沿う断面図、図7(c)は、下ケース40に設けられる上記部分の背面図である。図6は、図7(a)のB−B線に沿う断面図に相当する。回動部C1は、左右方向に離間した2カ所に設けられるが、3つ以上設けてもよい。また、2つの回動部C1は、構成が同一であるが、左右対称としてもよい。
図6に示すように、回動部C1は、下ケース40の背板部41の上部、水平部50、上ケース20の後端部20a、及びプレート60によって構成される。上ケース20の後端部20aは、第1屈曲部22、第2屈曲部23及び第3屈曲部24で構成され、全体として一体に鉤状に屈曲形成されている。第1屈曲部22は、上ケース20の上板部21に連接し、第1屈曲部22に、第2屈曲部23及び第3屈曲部24が順に連接している。側面視において、第1屈曲部22は上板部21に対して内側(開状態において前側)に鈍角を成し、第2屈曲部23は上板部21に対してほぼ垂直であり、第3屈曲部24は、上板部21に対して、先端ほど上板部21に近づくように数〜10°程度の角度を有している。
図4(a)、図6、図7に示すように、下ケース40の背板部41の上端部からは、前方に向かって水平で板状の水平部50が設けられている。水平部50は、背板部41に固定的であれば、背板部41と一体でも別体でもよい。水平部50において、各回動部C1に相当する部分には、鍵並び方向に長い矩形穴52が形成されている。水平部50にはまた、矩形穴52とは別に、矩形穴51が左右端部を含む複数箇所に形成されている(図4(a)参照)。
プレート60は、各矩形穴52に対応する位置において、背板部41の後面に各2つのネジ62で取り付けられる(図1(b)、図4(a)、図6、図7参照)。図7(b)に示すように、プレート60の上部は、後側に斜めに(45°程度)折曲形成されて、係合突接部61となっている。係合突接部61のうち、折れ曲がった位置(折曲位置61x)を含む部分が、側面視「く」字状の幅狭部61aであり、幅狭部61aより先端部分の傾倒された部分が、側面視で真直な幅広部61bである。
図7(a)、(c)に示すように、幅狭部61aは、プレート60の右半部から延設され、幅広部61bは、幅狭部61aよりも鍵並び方向において左側に長く形成されている。プレート60は、金属製が好ましく、背板部41に対して固定的であればよく、背板部41と一体に形成されていてもよい。
図8(a)、図9(a)、図10(a)は、回動部C1の平面図、図8(b)、図9(b)、図10(b)は、それぞれ、図8(a)、図9(a)、図10(a)のC−C線、D−D線、E−E線に沿う断面図である。図8、図10は、それぞれ、上ケース20の開状態、閉状態を示し、図9は、上ケース20の組み付け開始時または開閉のための回動行程途中の状態(半開状態)を示している。上ケース20は、閉状態にて下ケース40に組み付け固定される。
上ケース20の第3屈曲部24は、鍵並び方向に沿って上ケース20の全幅に亘って形成されるが、その回動部C1に相当する部分は、上板部21の反対側にほぼ直角に折れ曲がった折曲片29となっている(図6、図8(b)、図9(b)、図10(b)参照)。図9(a)に示すように、上ケース20の開状態における折曲片29の平面視形状は、矩形穴52に対応する形状に形成され、延設長さ及び鍵並び方向の長さは、矩形穴52の前後方向の長さ及び鍵並び方向の長さよりも少し短い。
また、図示はしないが、第3屈曲部24のうち、矩形穴51(図4(a)参照)に対応する部分には、折曲片29と同様に折れ曲がった折曲片が形成されている。
図6、図8〜図10に示すように、第3屈曲部24の、折曲片29よりも第2屈曲部23側である根本部分24aから、折曲片29の根本にかけて、係合穴28が形成されている。すなわち、第3屈曲部24の根本部分24aに幅広対応部28bが形成され、折曲片29の根本に幅狭対応部28aが形成され、幅広対応部28b及び幅狭対応部28aが連接形成されて1つの係合穴28が構成されている。
幅広対応部28bは、鍵並び方向において幅狭対応部28aよりも左方に長い。すなわち、鍵並び方向において、幅広対応部28bは、係合突接部61の幅広部61bよりも少し長く、幅広部61bが挿通可能である。また、幅狭対応部28aは、幅広対応部28b乃至幅広部61bよりも十分に短く、幅広部61bが挿通不能であると共に、幅狭部61aよりも少し長く、幅狭部61aが挿通可能である。
また、折曲片29には、ネジ穴29aが形成されている(図8(a)、図9(a)参照)。一方、下ケース40の背板部41には、ネジ穴29aに対応して、締結用穴53が形成されている(図7(a)参照)。上ケース20が閉状態にあるときには、折曲片29が背板部41の前面に対向当接する(図10参照)。この状態で、ネジ54によって、締結用穴53及びネジ穴29aを介して、背板部41に折曲片29が固定される(図1(b)、図7(c)、図10(a)参照)。これと同様に、第3屈曲部24の矩形穴51(図4(a)参照)に対応する上記不図示の折曲片と背板部41とにも、それぞれ、ネジ穴及び締結用穴が設けられ、ネジ15で締結される(図1(b)参照)。従って、2つのネジ54と複数のネジ15とによって、上ケース20が閉状態で下ケース40に後側から固定される。
上ケース20の配設の際には、上ケース20に、予め、上記した不図示の基板等の部品を装着すると共に、下ケース40に、各種部品を配設しておく。上ケース20の下ケース40への組み付けは、次のようにしてなされる。
まず、図9(b)に示すように、上ケース20の折曲片29と第3屈曲部24の根本部分24aとが成す鋭角側の面を、係合突接部61に対して突設方向に沿って近づけ、左右2つの折曲片29の係合穴28の幅広対応部28bに、対応する係合突接部61の幅広部61bを一緒に挿通し係合させる。その際、折曲片29と根本部分24aとが成す鋭角側の面が、側面視「く」字状であって、係合ガイド機能を果たす。
幅広対応部28bを幅広部61bが貫通し、第3屈曲部24が背板部41に当接するまで上ケース20を変位させると、係合穴28が幅狭部61aに係合する。上ケース20は、図9(b)に示す姿勢乃至回動角度においては、係合突接部61の幅広部61bの突設方向に沿って進退移動させれば、係合穴28に係合突接部61を挿通係合させること、及び係合解除を自由に行うことができる。
このような自由に挿通係合/係合解除可能な上ケース20の回動角度には、20°程度の許容範囲があり、該範囲は、右側面視において、折曲片29と幅広部61bとが平行である角度位置から図9(b)の時計方向に20°程度までの回動角度範囲である。以降、これを「着脱可能角度範囲」と呼称する。従って、製品組み立て時及びメンテナンス時において、この着脱可能角度範囲に相当する姿勢で、下ケース40に対する上ケース20の着脱がなされる。
係合穴28に係合突接部61が挿通係合された状態(図9(a)、(b))において、上ケース20の下ケース40に対する開閉方向の回動操作は、幅狭部61aと幅狭対応部28aとの鍵並び方向の位置を対応させた状態でなされる。すなわち、係合穴28の右端に係合突接部61の右端を近接または当接させた状態でなされる。係合穴28と係合突接部61とが挿通状態で係合して回動部C1を構成しているので、上ケース20が脱落することがなく、且つ、上ケース20の先端等を把持して、軽い力で開閉操作が可能である。
上ケース20を閉状態にするには、上ケース20を図9(b)における反時計方向に回動させる。すると、図10(a)、(b)に示すように、やがて、第3屈曲部24の、折曲片29に対して根本部分24aの反対側である先端側半部24bが、下ケース40の水平部50の上面に対向当接すると共に、折曲片29が背板部41の前面に対向当接する。しかも、下側フランジ47L/47Rと上側フランジ27L/27Rとも対向当接する(図2(b)、図3(b)参照)。
この閉状態においては、図10に示すように、係合突接部61の幅狭部61aには、係合穴28の幅広対応部28bが係合している。しかし、上記した折曲片29と背板部41の前面との当接に加えて、幅広対応部28bのうち根本部分24a側の縁部と係合突接部61の後面のうち折曲位置61xとが当接している。これらにより、上ケース20をこのままの姿勢で幅広部61bの突設方向に離間移動させようとしても、上ケース20が変位できず、上ケース20の閉状態が安定的に維持される。
すなわち、折曲片29と背板部41との当接により、上ケース20は後方に変位できない。また、折曲位置61xに根本部分24aの幅広対応部28b側の端部が当接していて、且つ、係合突接部61の折曲位置61xより上方部分は、斜め後方に屈曲しているため、上ケース20は前方及び真っ直ぐ上方のいずれにも変位できない。第3屈曲部24が、背板部41の上端に当接して、上ケース20が下方に変位できないことはいうまでもない。これらの結果、上ケース20の後端部20aは、回動部C1において前後及び上下方向に変位不能にロックされているといえ、回動部C1において上ケース20が下ケース40から意図せずに外れることがない。このように、上ケース20が仮固定状態になっているので、その後の締結作業がやりやすい。
この閉状態で、背板部41において、ネジ54、15(図1(b)、図7(c)参照)を後側から螺合する。さらに、下側フランジ47と上側フランジ27とを、ネジ49(図4(b)参照)で上側から螺合固定する。これらにより、上ケース20が下ケース40に後側及び上側から固定される。さらに、フェーダ取付部13にフェーダ操作子14を取り付ける等の作業を行う(図4(b)、(c)参照)。
上ケース20が下ケース40に固定されて筐体10が構成されたら、腕木70の装着を行う。まず、腕木70L、70Rを、左右両側からそれぞれ筐体10に近づけ、各々の逃げ部70aが、対応する上側フランジ27及び下側フランジ47を覆い隠すように位置させる。そして、左右両側から、締結用穴71(図5(a)、(b)参照)を介して、ネジ74で上ケース20のネジ穴26及び下ケース40のネジ穴46(図2(b)、図3(b)参照)に螺合することで、腕木70L、70Rを固定する(図3(d)、図4(c)参照)。
ところで、製品完成後において、メンテナンス等のために、上ケース20を取り外す必要がある場合がある。その場合は、まず、腕木70を取り外すと共に、ネジ54、15(図1(b)、図7(c)参照)を外す。そして、上ケース20を開方向に回動させ、図6に示すように、第3屈曲部24の根本部分24aがプレート60に当接部P2で当接するまで回動させる。
このとき、係合突接部61の幅狭部61aに係合穴28の幅狭対応部28aが係合した状態となり、且つ、幅狭部61aの折曲片29の縁部(折曲片29の幅狭部61a側の端部)が、当接部P1で幅狭部61aの前面に当接する。この状態が、上ケース20の開状態であり、第3屈曲部24及び上板部21が鉛直方向よりやや後方に傾斜した状態となる。
上ケース20は、開状態においては、幅狭部61aに幅狭対応部28aが係合しているので、上ケース20を上方に移動させとようとしても、幅狭対応部28aが幅広部61bの下端に干渉して、上ケース20をそれ以上移動させることができない。また、上ケース20は、当接部P1における当接により、後方へは変位できず、当接部P2における当接により、前方へも変位できない。さらに、第3屈曲部24が、背板部41の上端に当接して、上ケース20が下方に変位できないことはいうまでもない。これらの結果、上ケース20の後端部20aは、実質的に回動部C1において前後及び上下方向に変位不能にロックされているといえ、回動部C1において上ケース20が下ケース40から意図せずに外れることがない。
ここで、開状態にある上ケース20の重心は、図6に示す鉛直線L2の延長線上に位置し、前後方向においてプレート60よりも後方(前後方向における第3屈曲部24と上板部21との間)に位置する。従って、上ケース20の自重により、回動部C1に対して時計方向の回転モーメントがかかる。上記当接部P1、P2において、この回転モーメントに釣り合う反力が発生している。
従って、上ケース20は、開状態のまま手を離しても安定した姿勢を維持する構造となっている。それゆえ、開状態においては、上ケース20が意図せずに閉方向に回動することがない。従って、メンテナンス時等には、上ケース20を開状態にしたまま維持し、下ケース40に配設された部品の点検、交換等の作業を安全に行える。なお、上ケース20が開状態に安定支持されるようにする観点からは、当接部P1、P2間の上下方向の距離L1は、長い方が好ましい。
なお、本実施の形態では、上ケース20の開状態においては、後端部20aの第3屈曲部24の根本部分24aがプレート60に当接部P2で当接し(図6参照)、従って、根本部分24aは、プレート60を介して下ケース40の背板部41の後面に間接的に当接する。しかし、プレート60が背板部41と一体に形成される場合は、根本部分24aが背板部41に直接当接することになる。
なお、製品組み立て工程においても、下ケース40への部品配設は、下ケース40に対して上ケース20が完全に離間した状態で行うのではなく、上ケース20を回動部C1で係合させて開状態に維持した状態で行うようにしてもよい。このように、作業工程の編成には自由度がある。
ところで、プレート60の係合突接部61における後方に折曲する角度、すなわち、幅広部61bの突設方向の鉛直方向に対する角度は、45°程度であるが、0°より大きく90°より小さい角度の範囲内で設定可能である。
すなわち、上ケース20の開閉時の回動行程途中における所定の回動角度でのみ、上ケース20を係合突接部61に対して幅広部61bの突設方向に平行移動させたとき、係合穴28に幅広部61bが抜き差し可能であればよい。その所定の回動角度が、上記した「着脱可能角度範囲」となる。特に閉状態(図10参照)に近い状態においては、係合穴28の幅広対応部28bと係合突接部61の折曲位置61xとの当接に加えて、折曲片29と背板部41との当接が、係合突接部61と係合穴28との係合解除を阻止する機能を果たすことになるため、これらも併せて考慮して、「着脱可能角度範囲」が確保されるように設計すればよい。
本実施の形態によれば、上ケース20を、着脱可能角度範囲に相当する姿勢でのみ、幅広部61bの突設方向に沿って移動させることで、幅広部61bに対して幅広対応部28bが相対的に抜き差し可能であるので(図9参照)、上ケース20を半開状態でのみ下ケース40から容易に着脱可能にして、組み立て時及びメンテナンス時の作業の効率及び安全性を向上させることができる。
特に、上ケース20の開状態においては(図8参照)、幅広部61bと幅狭対応部28aとの係合により、係合穴28に対する幅広部61bの突設方向への相対的な抜き差しが阻止されるので、上ケース20が開状態で意図せず下ケース40から外れることを回避することができる。
また、上ケース20の閉状態においては(図10参照)、折曲片29と背板部41の前面との当接と、幅広対応部28bと折曲位置61xとの当接の、両当接係合の協働によって、係合穴28に対する幅広部61bの突設方向への相対的な抜き差しが阻止されるので、上ケース20が閉状態で意図せずに下ケース40から外れることを回避することができる。
さらに、上ケース20の開状態においては、当接部P1、P2での両当接係合の協働によって、上ケース20が開状態に安定維持されるので(図6参照)、作業性や安全性を向上させることができる。
本実施の形態によればまた、下ケース40の下側フランジ47と上ケース20の上側フランジ27とが、ネジ49(図4(b)参照)で上側から螺合固定され、それらを覆い隠すように、腕木70が左右両側から固定されるので、表向きにしたまま上ケース20を下ケース40に固定できると共に、腕木70でネジ49を自然な形で見えなくして、外観を向上させることができる。特に、腕木70に設けた逃げ部70aが、対応する上側フランジ27及び下側フランジ47全体を覆い隠すので、外観を一層向上させることができる。また、蝶番のみで上ケースと下ケースとを固定する構成に比し、電気的導通を確保しやすい構成である。
なお、下側フランジ47及び上側フランジ27(図2(b)参照)は、上ケース20の閉状態において、互いに締結固定され得るように対向すればよく、フランジのような板状の形態をとることは必須ではない。
なお、ネジ49(図4(b)参照)は上下方向に真直であったが、上方から螺合作業ができれば、多少傾倒されていてもよい。
なお、ネジ49を見えなくして外観を向上させる観点に限って言えば、腕木70は、少なくともネジ49を覆い隠すように構成・配設されればよい。
なお、腕木70は、上ケース20の左側部25L/右側部25R及び下ケース40の左側面42L/右側面42Rの双方に対して締結されたが、上ケース20または下ケース40のいずれかのみに締結固定される構成であってもよい。
なお、腕木70は、樹脂製以外の、例えば木製としてもよく、その場合は、逃げ部70a(図5参照)に相当する凹部を、座繰り加工等によりくり抜いて設けてもよい。
なお、本実施の形態では、プレート60の係合突接部61の幅広部61bは、幅狭部61aに対して左側にのみ長く形成されたが、これに限られず、図11に示すように、左右両側に長く形成してもよい。
図11は、プレート60及び係合穴28の形状を変えた変形例を示す回動部C1の平面図であり、図10(a)に対応する。図11に示すように、幅広部61bは、幅狭部61aに対して左右両側に長く延設され、係合突接部61全体でT字状を呈する。これに対応して、上ケース20の後端部20aの係合穴28についても、幅広対応部28bは、幅狭対応部28aよりも左右両側に長く形成されている。この構成であっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、プレート60の係合突接部61における傾倒方向は、後方に限られず、図12に示すように、前方であってもよい。
図12(a)〜(c)は、回動部C1の変形例を示す図であり、同図(a)〜(c)が、図10(b)、図9(b)、図8(b)に対応して、ぞれぞれ、上ケース20の閉状態、回動行程途中の状態、開状態を示している。図12(a)〜(c)に示すように、係合突接部61において、幅広部61bは、斜め前側に傾倒されている。プレート60は、下ケース40の背板部41の前面に固定されるが、後面に固定されてもよく、背板部41と一体に形成されてもよい。傾倒方向を除いて、プレート60の構成は、第1の実施の形態におけるものと同様である。
また、上ケース20の後端部20aの第3屈曲部24は、根本部分24aを有するが、先端側半部24bに相当する部分を有しない。その他の構成は、第1の実施の形態におけるものと同様である。
この変形例の構成によれば、開閉の途中においては、幅広部61bに対して幅広対応部28bが相対的に抜き差し可能であり、「着脱可能角度範囲」が確保されている(図12(b)参照)。
また、上ケース20の閉状態(図12(a))、開状態(図12(c)参照)においては、図10、図8に示す状態と同様に、上ケース20の後端部20aが、回動部C1において前後及び上下方向に変位不能にロックされているといえ、回動部C1において上ケース20が下ケース40から意図せずに外れることがない。
ただし、開状態(図12(c))においては、閉方向に回動することを阻止する構造とはならない。従って、上ケース20を開状態に安定維持するためには、例えば、別途の支持部材を下ケース40と上ケース20の前端との間に係合させる等の工夫を施す必要がある。
図12に示す変形例によれば、上ケース20を手放しで開状態に安定維持する効果を除き、図1〜図10に示した構成と同様の効果を奏することができる。
なお、上記説明した各例では、係合突接部61は下ケース40に、係合穴28は上ケース20にそれぞれ設けられたが、良好な外観を考慮しないならば、これらを設ける側を上ケース20と下ケース40とで逆にしてもよい。
なお、鍵盤部KB、拍子木44、45のいずれかまたは双方は、下ケース40ではなく上ケース20に配設してもよい。
なお、表向きにしたまま上ケース20を下ケース40に固定できると共に、ネジ49を自然な形で見えなくして外観を向上させるという観点に限って言えば、上ケース20は、下ケース40に対して回動自在に係合する構成でなくてもよい。例えば、完全に分離して構成し、上側から上ケース20を被せて固定する構造であってもよい。あるいは、回動部C1に代えて、抜き差し可能な回動ピンを用いた回動機構等の他の構成を採用してもよい。または、蝶番等によって、上ケース20が下ケース40に常時回動自在に連結された構成であってもよい。
本発明の一実施の形態に係る筐体構造が適用される電子鍵盤楽器の平面図(図(a))、背面図(図(b))である。 下ケースに上ケースを組み付ける途中の状態を示す電子鍵盤楽器の右側面図(図(a))、下ケースに上ケースを仮組み付けして締結固定する前の状態を示す電子鍵盤楽器の右半部の斜視図(図(b))である。 上ケースを仮組み付けして腕木を組み付ける前の状態における電子鍵盤楽器の右部の平面図(図(a))、同状態における電子鍵盤楽器の右側面図(図(b))、上ケース及び腕木を組み付けた後の状態における電子鍵盤楽器の右部の平面図(図(c))、同状態における電子鍵盤楽器の右側面図(図(d))である。 上ケース及び腕木を組み付ける前の状態における電子鍵盤楽器の左部の平面図(図(a))、上ケースの組み付け後であって腕木を組み付ける前の状態における電子鍵盤楽器の左部の平面図(図(b))、上ケース及び腕木を組み付けた後の状態における電子鍵盤楽器の左部の平面図(図(c))である。 腕木の表側を示す右側面図(図(a))、腕木の裏側を示す左側面図(図(b))、図(a)のA−A線に沿う断面図(図(c))である。 上ケースが開状態にあるときの1つの回動部の構成を示す縦断面図である。 1つの回動部のうち下ケースに設けられる部分の平面図(図(a))、図(a)のB−B線に沿う断面図(図(b))、下ケースに設けられる上記部分の背面図(図(c))である。 上ケースの開状態における回動部の平面図(図(a))、図(a)のC−C線に沿う断面図(図(b))である。 上ケースの組み付け開始時または開閉のための回動行程途中の状態における回動部の平面図(図(a))、図(a)のD−D線に沿う断面図(図(b))である。 上ケースの閉状態における回動部の平面図(図(a))、図(a)のE−E線に沿う断面図(図(b))である。 プレート及び係合穴の形状を変えた変形例を示す回動部の平面図である。 回動部の変形例において、上ケースの閉状態(図(a))、回動行程途中の状態(図(b))、開状態(図(c))を示す図である。
符号の説明
10 筐体、 20 上ケース、 25L 左側部、 25R 右側部、 27 上側フランジ(上側締結部)、 40 下ケース、 42L 左側面、 42R 右側面、 47 下側フランジ(下側締結部)、 49 ネジ(ケース締結手段)、 74 ネジ(腕木締結手段)、 70L、70R 腕木(左側/右側腕木)、 70a 逃げ部

Claims (3)

  1. それぞれ別体の下ケースと上ケースとから構成される筐体を有し、前記下ケースに対して前記上ケースが組み付け固定されることで前記筐体が完成する電子鍵盤楽器の筐体構造であって、
    前記上ケースの左右両側部に設けられた上側締結部と、
    前記下ケースの左右両側部に設けられ、前記上ケースが前記下ケースに対する組み付け位置に位置するとき、前記上ケースの前記上側締結部に対向する下側締結部と、
    前記上ケース及び前記下ケースのいずれともそれぞれ別体に構成された左側/右側腕木とを有し、
    前記上ケースが前記下ケースに対する組み付け位置に位置する状態で、前記上ケースの前記上側締結部と前記下ケースの前記下側締結部とが、ケース締結手段で上側から締結されると共に、前記左側/右側腕木が、前記上ケース及び前記下ケースの少なくとも一方の左側部/右側部に、前記ケース締結手段を覆い隠すように、それぞれ左側/右側から腕木締結手段で締結されたことを特徴とする電子鍵盤楽器の筐体構造。
  2. 前記上側締結部/前記下側締結部は、いずれも前記上ケース/前記下ケースから左右両側にそれぞれ突出して設けられ、前記左側/右側腕木には、それぞれ、左側/右側の前記上側締結部及び前記下側締結部が嵌入される逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子鍵盤楽器の筐体構造。
  3. 前記上側締結部/前記下側締結部は、前記上ケース/前記下ケースから左右両側にそれぞれ突出して設けられた上側フランジ部/下側フランジ部であり、前記上ケースが前記下ケースに対する組み付け位置に位置するとき、前記上側フランジ部が前記下側フランジ部に上側から対向当接することを特徴とする請求項1または2記載の電子鍵盤楽器の筐体構造。
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