JP5033161B2 - 遊技場用椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場用椅子に関するもので、特には前後左右に可動する遊技場用椅子に関する。
遊技場では、1人でも多くの遊技者にパチンコ台やスロット台等の遊技機を楽しんでもらえるように、出来る限り多くの遊技機が隙間なく設置されている。即ち、複数の遊技機が連続的に列を成して並べられて、当該列が複数の島を形成して構成されている。また、遊技機同士の間には、パチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を貸し出す貸出機が設置されており、遊技機同士の間隔は当該貸出機が有する幅程度の大きさしか確保されていない場合が少なくない。
ところで、遊技場には、各遊技機に向かい合うように1脚ずつの遊技場用の椅子が配置されている。即ち、遊技機毎に配置された遊技場用の椅子同士の間隔も、遊技機同士の間隔と同様に、十分な幅が確保されていないため、遊技者が当該椅子に腰を掛ける際に座席に着きにくいと感じる場合があった。特に、遊技しようとする遊技機に配置された椅子の両隣にすでに遊技者が腰掛けている場合には、椅子同士の間隔がさらに狭く感じられ、当該間隔を通過して椅子に腰を掛ける際に、隣接する椅子に着席している遊技者に迷惑を掛けてしまう問題があった。
そこで、特許文献1には、椅子に腰を掛ける前は遊技機の正面からずれた位置に待機し、遊技者が当該椅子に腰を掛けると、その荷重で遊技機の正面にスライド移動する遊技場用椅子が開示されている。
特開2006−68084号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技場用椅子は、腰を掛けた遊技者に隣接した椅子が空席の場合、当該遊技者に圧迫感を抱かせる場合があった。即ち、特許文献1に記載の遊技場用椅子は、付勢手段により常時右又は左方向に付勢されており、遊技者が着席していないときは遊技機に対して左側あるいは右側にずれた位置に配置されており、遊技者が腰を掛けると遊技機の真正面に移動する構成とされている。
従って、椅子に座席した遊技者に隣接する椅子が空席の場合は、当該遊技者に対して空席の椅子が近くに寄っている(遊技機の正面に対してずれている)ため、圧迫感を感じることがあった。さらに、特許文献1に記載の遊技場用椅子は、前記したように、人が腰を掛けていない時には遊技機の正面に位置しないため、無意識に当該椅子に腰を掛けようとすると、座り損ねて背中側から転倒する危険があった。
また、特許文献1に記載の遊技場用椅子は、人が腰を掛けた状態で右又は左方向に移動するため、違和感を感じる場合がある。これは、普段の生活において、椅子に座りながら半自動的に右又は左方向に移動する状況を殆ど経験しないための心理的な戸惑いによるものであると考えられる。
そこで本発明は、遊技者に圧迫感や違和感を抱かせることがなく、さらに無意識に腰を掛けても座り損ねることがない遊技場用椅子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明に関連する発明は、多数の遊技機が連続的に並べられて配置された遊技場で使用され、各前記遊技機の前に設置されて遊技者が遊技時に腰掛ける遊技場用椅子において、遊技者が腰掛ける腰掛け部を有し、当該腰掛け部は、無荷重状態では遊技機の真正面に位置し、遊技機の真正面からずれた位置では、第一付勢手段により当該遊技機の真正面に位置するように付勢され、前記腰掛け部は左又は右方向の少なくとも一方に外力を加えることによって外力方向に移動可能であり、腰掛け部の上部側から荷重を受けると、前記腰掛け部は、遊技機の左右方向においては遊技機の真正面に固定されることを特徴とする遊技場用椅子である。
かかる構成によれば、腰掛け部が左又は右方向の少なくとも一方に移動可能であるため、遊技者が着席する際、左右のいずれかにずらすことで容易に座席間のスペースが拡がり、体格の大きな人でも座りづらく感じることはない。また、腰掛け部は、遊技機の真正面からずれた位置では第一付勢手段により遊技機の真正面に付勢されるため、遊技者が座席と遊技機との間(着席可能位置)に入り、外力を解放した状態では、当該腰掛け部は遊技機の真正面に位置する。即ち、遊技者は、腰掛け部を左右に移動させて、着席可能位置に移動し、遊技機の真正面で無意識に腰を掛けても、腰掛け部は遊技機の真正面に必ず戻るため、腰掛け部に座り損ねることがない。
また、この関連発明は、第一付勢手段により遊技機に対して真正面に位置するように付勢されているため、空席の椅子が遊技者の左右のいずれかに隣接している場合であっても、当該遊技者が空席の椅子から圧迫感を受けることがない。さらに、この遊技場用椅子は、遊技者の上からの荷重により腰掛け部の左右方向の移動が阻止されるため、遊技時に当該椅子が左側又は右側に移動して、隣接して遊技する遊技者に迷惑を掛けることがない。
また、この遊技場用椅子は、前記したように、遊技者が腰を掛ける際には、腰掛け部への外力は解放されており、第一付勢手段により遊技機の真正面に位置している。即ち、遊技者は椅子に座りながら左右方向に移動することがないため、先に説明した心理的な戸惑いによる違和感を抱くことがない。
また、請求項に記載の発明は、多数の遊技機が連続的に並べられて配置された遊技場で使用され、各前記遊技機の前に設置されて遊技者が遊技時に腰掛ける遊技場用椅子において、遊技者が腰掛ける腰掛け部と、当該腰掛け部が遊技機に対して左又は右方向の少なくとも一方に移動可能とする左右案内手段と、当該腰掛け部が遊技機の真正面からずれた場合に当該遊技機の真正面に位置するように付勢する第一付勢手段と、腰掛け部の上部から荷重を受けると調心されて係合状態となる固定手段を有し、腰掛け部は、上部から荷重を受けると、固定手段によって、遊技機の左右方向においては、左右案内手段の移動が阻止され、遊技機の真正面に固定されることを特徴とする遊技場用椅子である。
本発明の遊技場用椅子は、腰掛け部が左又は右方向の少なくとも一方に移動可能であるため、遊技者が着席する際、左右のいずれかにずらすことで容易に座席間のスペースが拡がり、体格の大きな人でも座りづらく感じることはない。また、腰掛け部が遊技機の真正面からずれた場合であっても遊技機の真正面に位置するように付勢されるため、遊技者が座席と遊技機との間(着席可能位置)に入り外力を解放した状態では、当該腰掛け部は遊技機の真正面に位置する。即ち、遊技者は、腰掛け部を左右に移動させて、着席可能位置に移動し、遊技機の真正面で無意識に腰を掛けても、腰掛け部は遊技機の真正面に必ず戻るため、腰掛け部に座り損ねることがない。
また、本発明の遊技場用椅子は、第一付勢手段により遊技機に対して真正面に位置するように付勢されているため、空席の椅子が遊技者の左右のいずれかに隣接している場合であっても、当該遊技者が圧迫感を受けることがない。さらに、固定手段が、遊技者の荷重により、腰掛け部の左右方向の移動を阻止するため、遊技時に椅子が左側又は右側に寄りすぎて、他の遊技者に迷惑を掛けることがない。
また、本発明の遊技場用椅子は、前記したように、遊技者が腰を掛ける際には、腰掛け部への外力は解放されており、第一付勢手段により遊技機の真正面に位置している。即ち、遊技者は椅子に座りながら左右方向に移動することがないため、先に説明した心理的な戸惑いによる違和感を抱くことがない。
請求項に記載の発明は、前記左右案内手段と前記第一付勢手段と前記固定手段は、前記腰掛け部に備えられていることを特徴とする請求項に記載の遊技場用椅子である。
本発明の遊技場用椅子は、腰掛け部に左右案内手段と第一付勢手段と固定手段が備えられているため、すっきりした外見形状にすることができる。また、遊技場の床面等に特別な機構を設ける必要がないため、従来技術の遊技場用椅子と同様の設置方法により遊技場に施工することができる。そのため、本発明の遊技場用椅子は、施工の手間が掛からない。
請求項に記載の発明は、前記腰掛け部は、遊技機に対して前後方向に移動を規制する前後案内手段と、前記第一付勢手段と直交する方向に付勢する第二付勢手段をさらに有し、腰掛け部は、当該第二付勢手段によって一定の方向に付勢され、前記腰掛け部は前方向又は後方向に外力を加えることによって外力方向に移動し、当該外力を解放すると当該腰掛け部が所定の位置に戻ることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場用椅子である。
本発明の遊技場用椅子は、遊技機の真正面に対して前後方向にさらに移動可能であるため、遊技者が座席を離れる場合であっても、後ろ方向に移動させて容易に席を離れることが可能である。換言すると、本発明の遊技場用椅子によれば、腰掛け部を左右方向に移動させることなく容易に席を離れることが可能である。
請求項に記載の発明は、遊技者がもたれることができる背もたれ部を有し、背もたれ部に加えられた外力が前記腰掛け部に伝導されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の遊技場用椅子である。
本発明の遊技場用椅子は、背もたれ部を有し、背もたれ部に外力を加えることで、腰掛け部を移動させることが可能であるため、遊技者が腰掛け部を左右に移動させる際に、わざわざ腰をかがめる必要がない。
本発明の遊技場用椅子では、腰掛け部が遊技機の真正面からずれても付勢手段により遊技機の真正面に付勢されるため、遊技者が外力を加えて腰掛け部を左右方向に移動させても、当該外力が解放されると腰掛け部は遊技機の真正面に戻る。これにより、遊技者が遊技機の真正面の位置で腰掛け部に無意識に腰掛けても座り損ねることがない。さらに、着席した遊技者の隣接する席が空席であっても、空席の椅子は常に遊技機の真正面に位置しているため、当該遊技者は椅子による圧迫感を抱くことがない。
本発明の第1実施形態に係る遊技場用椅子を示す斜視図である。 図1の遊技場用椅子を示す断面図で、(a)はA−A断面、(b)はB−B断面である。 図2(a)の遊技場用椅子におけるベース部材をA方向から示す矢視図である。 左右案内手段の斜視図である。 固定手段の斜視図で、(a)が係合前、(b)が係合過程(調心)、(c)が係合後である。 遊技場に図1の遊技場用椅子が並べらて設置された状況を示す正面図で、(a)は外力を加えていない状態、(b)左方向に外力が加えられた状態である。 図6(b)に示す遊技場用椅子の断面図である。 第1実施形態に係る遊技場用椅子の腰掛け部に上方から荷重が加わえられた状態を示す断面図である。 遊技場に図1の遊技場用椅子が並べらて設置された状況を示す側面図で、(a)は外力を加えていない状態、(b)は後ろ方向に外力が加えられた状態である。 図9(b)に示す遊技場用椅子の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技場用椅子を示す断面図である。 下部側脚部を示す断面図で、(a)は自然状態、(b)は左方向に外力が加えられた状態、(c)は上部から荷重が加わえられた状態である。 図11のA方向からみた円柱体の分解斜視図である。 図11のB方向からみた円柱体の分解斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る遊技場用椅子の要部を示す断面図で、(a)は固定手段係合前、(b)は固定手段係合後である。 図15の左右移動手段を示す斜視図である。
以下に本発明を実施するための好ましい実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下、特に断りがない限り、上下左右、前後方向の表現に関しては図面を基準とする。
本発明の第1実施形態に係る遊技場用椅子1は、図5に示す様に、パチンコ台やスロット台等の遊技機28に対向して設置されるもので、各遊技機28に1脚ずつ配されている。即ち、遊技場用椅子1は、所望の遊技機28を遊技するために腰掛けるものである。
第1実施形態に係る遊技場用椅子1は、図1に示す様に、腰掛け部2と、背もたれ部6と、腰掛け部2を支持する脚部材7と、左右案内手段3(図2)と、前後案内手段8により構成されている。
腰掛け部2は、平面視した形状が略正方形の筐体の角を面取りした形状で、図2に示す様に、遊技者が着席した際に当該遊技者の尻部(図示しない)が当接するカバー部材10と、当該カバー部材10より腰掛け部2の内側に位置するクッション部材11と、当該クッション部材11よりさらに内部に備えられたベース部材12と、当該ベース部材12の内側に配された左右案内手段3と、当該左右案内手段3を付勢する左右付勢手段(第一付勢手段)4a,4bとを有している。
ベース部材12は、金属又は合成樹脂で構成されており、図1に示す様に、平面視した形状が略正方形で、天面板25と当該天面板25の4つの辺に対してそれぞれ垂直に形成された4つの側面板26を有しており、天面板25と対向する側が開放された筐体である。
ベース部材12は、図2,3に示す様に、天面板25の内部側の中心にリング状の溝が形成されたバネ座33が設けられており、当該バネ座33によりコイル状の上下付勢手段34の一方が保持される。バネ座33には、上下付勢手段34が容易に外れないように係合する図示しない係合部が設けられている。なお、上下付勢手段34は、公知の圧縮バネが採用されており、腰掛け部2の上方からの荷重によって伸縮するものである。
また、天面板25のバネ座33の外側には、ベース部材12の下方に突出した凸型ブロック(固定手段3)15が設けられている。具体的には、図2(b),図5に示す様に、凸型ブロック15は、一対の面が先端に近接する傾斜面15a,15bを有しており、後述する摺動部材(左右案内手段3)13に干渉しない位置に配されている。
左右案内手段3は、公知技術の直動案内部材であり、図2,4に示す様に、摺動部材13とレール部材9を備えたものである。摺動部材13は、一面が開放された直線状のケース体で当該一面から対向する面に向かって形成された切り欠き状の係合部20を有し、レール部材9は、摺動部材13を直線方向に移動を規制する直線状のレール部21を有している。即ち、摺動部材13の係合部20がレール部材9のレール部21に係合し、摺動部材13がレール部材9に沿って相対的に移動する。換言すると、レール部材9は、摺動部材13を直線方向に移動させるガイド部材として機能する。なお、摺動部材13の両端部は、板状の閉塞部29,30により閉塞されているため、レール部材9が摺動部材13の移動方向に飛び出すことがない。
より具体的には、図2,4に示す様に、レール部材9は、前記レール部21とフランジ部24を有している。
フランジ部24は、方形状で、レール部21と長手方向の長さ及び幅(摺動部材13の移動方向と直交する方向の長さ)が同じである。
レール部21は、断面形状が短辺と長辺を有する略等脚台形で、短辺側にフランジ部24の一面が接合され、長辺側がフランジ部24と対向する配置である。フランジ部24は、後述する上部側脚部18に設けられたフランジ部36に載置され、フランジ部36におけるレール部材9のフランジ部24からはみ出した部位には、図2(b),図3,図4に示す様に、凹型ブロック22が設けられている。凹型ブロック22は、前記した凸型ブロック15が、嵌り込むもので、一対の面が内部方向に向かって近接する傾斜面22a,22bを有している。即ち、凸型ブロック15と凹型ブロック22は、両者が有する傾斜面をスライドすることで調心され、係合される。具体的には、図5(a)〜(c)を経て凹型ブロック22に嵌り込むことで、左右案内手段3による移動を阻止できるようにされている。従って、本実施形態では、凸型ブロック15と凹型ブロック22が若干ずれた位置関係であっても係合される。
また、レール部21の移動方向の両端部には、リング状の溝が形成されたバネ座27が設けられ、当該バネ座27により左右付勢手段(第一付勢手段)4の一端が保持される。なお、左右付勢手段4は、公知の圧縮バネが採用されており、腰掛け部2の左右方向からの外力によって伸縮するものである。また、バネ座27には、左右付勢手段4が容易に外れないように係合する図示しない係合部が設けられている。
一方、摺動部材13の係合部20は、所謂ありみぞ形状であり、レール部21が係合される形状とされている。即ち、係合部20の断面形状は、レール部21の断面形状と略同じ短辺と長辺を有する等脚台形とされている。具体的には、係合部20の断面形状は、摺動部材13の面のうち開放側が短辺とされ、当該短辺と対向する面が長辺とされている。従って、レール部材9と摺動部材13が係合した状態では、それぞれの短辺と長辺が略当接する位置関係である。このとき、摺動部材13は、直線状のレール部21に沿って直線運動できるだけで、それ以外の方向に加える外力に関して抗することができる。即ち、レール部材9と摺動部材13を離反方向に引っ張っても、双方の係合状態が解放されることはない。
また、摺動部材13は、レール部材9よりも移動方向の長さが長い構成とされている。即ち、摺動部材13とレール部材9を係合した状態では、摺動部材13とレール部材9との間には移動方向に隙間が形成され、摺動部材13は当該隙間の範囲内で移動可能とされている。即ち、固定側のレール部材9に対して、移動側の摺動部材13が前記範囲内で移動可能ということとなる。具体的には、前記隙間は、5cm〜10cm程度とされており、10cm程度が好ましいとされている。この隙間により、腰掛け部2の移動可能範囲が決定する。
また、図2に示す様に、摺動部材13は移動方向両端を閉塞した閉塞部29,30を有しており、閉塞部29は摺動部材13本体から脱着可能とされている。そのため、レール部材9は、閉塞部29側からスライドさせて摺動部材13に係合させることができる。なお、閉塞部29は、図示しないロック機構を有しており、当該ロック機構を解除しない限り摺動部材13本体から外れることがない。
また、閉塞部30は、摺動部材13本体と一体化されている。
閉塞部材29,30には、摺動部材13の内面側にリング状の溝が形成されたバネ座27が設けられている。即ち、バネ座27は、前記したレール部材9のバネ座27と対向する位置であり、左右付勢手段4はレール部材9と摺動部材12のバネ座27,27に挟まれて保持されている。換言すると、レール部材9は、移動方向両端側から2つの左右付勢手段4同士によって挟持されている。即ち、左右付勢手段4に外力が加えられていない状態においては、レール部材9は、摺動部材13の略中央に位置している。
ここで、本実施形態では、図1,2に示す様に、摺動部材13がベース部材12側(座側)に位置し、摺動部材13とベース部材12との間に上下付勢手段34が配されている。そして、摺動部材13の下部にレール部材9が係合されるように配されている。即ち、摺動部材13の天面にリング状の溝が形成されたバネ座33が設けられ、当該バネ座33が前記したベース部材12のバネ座33と対向する位置に配され、上下付勢手段34が双方のバネ座33に挟持される配置とされている。
脚部材7は、腰掛け部2を支持する支持部材であり、図1に示す様に、上部側脚部18と下部側脚部19により形成されている。
上部側脚部18は、図2に示す様に、一方の端部(上部側)にフランジ部36を備え、他方の端部(下部側)にフランジ部37を備えた断面形状が略筒状の部材であり、フランジ部36には左右案内手段3のレール部材9に一体的に接続されており、フランジ部37には前後案内手段8の摺動部材16に一体的に接続されている。
ここで、上部側脚部18と下部側脚部19は、前後案内手段8を介して繋がっている構成を有しているため、前後案内手段8について説明する。
前後案内手段8は、左右案内手段4と同様、公知技術の直動案内部材であり、図1,2に示す様に、一面が開放された直線状のケース体で当該一面から対向する面に向かって形成された切り欠き状の係合部20を有した摺動部材16と、当該摺動部材16を直線方向に移動を規制する直線状のレール部21を有したレール部材17により構成されている。摺動部材16とレール部材17の形状については、上記した左右案内手段4と略同じであるため説明を省略する。以下の説明において、説明の重複を避けるために、上記した同じ部材には同じ番号を付する。
なお、前後案内手段8は、摺動部材16の下方にレール部材17が係合される配置で、左右案内手段3と同様に摺動部材16がレール部材17に対して移動する構成である。さらに、前後案内手段8についても、摺動部材16とレール部材17を離反方向に引っ張っても係合状態が解放されることはない。
前後案内手段8では、移動方向一方の端部側にのみ前方付勢手段(第二付勢手段)23が配されている。当該前方付勢手段23には、コイル状の圧縮バネが採用されている。
具体的に説明すると、図1,2に示す様に、前方付勢手段23に外力が加えられていない状態では、摺動部材16の内部の移動方向一端側がレール部材17の長手方向一端側に略当接している(自然停止位置)。即ち、摺動部材16の内部の移動方向他端側とレール部材17の長手方向他端側には、対向する位置にリング状の溝が形成されたバネ座35がそれぞれ設けられており、前方付勢手段23の端部が当該バネ座35に保持されている。なお、バネ座35には、図示しない係合部が設けられ、前方付勢手段23が容易に外れないようにされている。
即ち、上方側脚部18は、前後案内手段8の摺動部材16の移動と共に移動し、左右案内手段3の摺動部材13の移動に対しては相対的に移動する。具体的には、上部側脚部18は、前後案内手段8によってのみ移動する。
脚部材7の説明に戻ると、下部側脚部19は、図1に示す様に、一方の端部(上方)にフランジ部40を有する略円筒状で、当該フランジ部40は前後案内手段8のレール部材17のフランジ部24と接合され、他方の端部(下方側)が遊技場の床面に固定されている。即ち、下部側脚部19は、前後案内手段8を介して上部側脚部18と接続されており、前後案内手段8により腰掛け部2が移動する場合には、上部側脚部18と下部側脚部19の軸がずれる。
具体的には、図10に示す様に、前後案内手段8の摺動部材16に上部側脚部18が接続され、前後案内手段8のレール部材17下部側脚部19が接続されているため、両者が相対的に移動すると、一方の軸に対して他方の軸がずれることとなる。即ち、固定側の下部側脚部19の軸に対して、移動側の上部側脚部18の軸がずれる。なお、下部側脚部19の床面側には、保護カバー38が配されており、ゴミ等の混入が阻止されている。
カバー部材10は、腰掛け部2の表面を構成するもので、合皮あるいはビニール等で構成されている。また、カバー部材10の内部に配されたクッション部材11は、遊技者に座り心地の良さを与えるもので、ウレタン等を含んだ弾性材で構成されている。
背もたれ部6は、図1,2に示す様に、腰掛け部2に対して垂直に設けられるもので、金属又は樹脂などで構成された略L字型の基材14と、遊技者が腰掛けた際に背中が当接するカバー部材10と、基材14とカバー部材10との間に充填されたクッション部材11で構成されている。
次に上記した構成を有した遊技場用椅子1の組み立て構造について、図面を用いて説明する。
本発明の第1実施形態に係る遊技場用椅子1は、図6に示す様に、遊技機28の真正面に対向する位置に配されている。そして、遊技場の当該位置の床面に脚部材7の下部側脚部19の一方の端部(下方側)が固定されて設置されている。そして、図2に示す様に、下部側脚部19のフランジ部40(上方側)は、前後案内手段8におけるレール部材17のフランジ部24に一体的に接続されている。また、レール部材17のレール部21は摺動部材16の係合部20が係合しており、レール部21の長手方向一方の端部側に前方付勢手段23が配されている。
なお、前後案内手段8により、腰掛け部2が遊技機28に対して前後方向に移動可能とされているため、図6,9に示す様に、摺動部材16の移動方向が遊技機28に対して直交する配置とされている。また、前方付勢手段23は、圧縮バネであり圧縮方向に外力が加わったときに付勢力が発揮されるため、レール部材17よりも遊技機28側に配されている。
一方、脚部材7の上部側脚部18のフランジ部37(下方側)は、前後案内手段8の摺動部材16に一体的に接続されている。ここで、前記したように、前後案内手段8の摺動部材16が自然停止位置にあるとき、摺動部材16の移動方向一方の端部はレール部材17の長手方向一方の端部側に位置している。即ち、前後案内手段8の摺動部材16が自然停止位置にあるとき、上部側脚部18と下部側脚部19は、同軸上に存在するように配置されている。
上部側脚部18のフランジ部36(上方側)は、左右案内手段3のレール部材9のフランジ部24に一体的に接続されている。レール部材9は、左右案内手段3の摺動部材13の係合部20に係合されており、さらにレール部材9の両端部には左右付勢手段4が配されている。即ち、レール部材9は、左右付勢手段4によって左右の移動方向が付勢されており、左右付勢手段4に外力が加えられていないときが釣り合いの位置である。従って、摺動部材13に外力が加えられて、摺動部材13がレール部材9と摺動部材13との間に形成された隙間領域(5cm〜10cm)を移動する場合であっても、外力が解放されると摺動部材13は直ちに左右付勢手段4の付勢力により、釣り合いの位置に戻る。なお、左右案内手段3による腰掛け部2の移動では、脚部材7の軸がずれることはない。
また、左右案内手段3及び左右付勢手段4は、前後案内手段8及び前方付勢手段23と直交する配置である。そのため、左右案内手段3と前後案内手段8は移動する方向が異なり、さらに左右付勢手段4と前方付勢手段23は、それぞれ付勢する方向が異なる。即ち、左右案内手段3は遊技機28に対して左右方向の外力に作用し、前後案内手段8は遊技機28に対して後方の外力に作用し、左右付勢手段4は摺動部材13を遊技機28に対して左右方向に付勢し、前方付勢手段23は摺動部材16を遊技機28に対して前方向に付勢する。
左右案内手段3は、上部側からベース部材12に覆われており、左右案内手段3の摺動部材13とベース部材12との間に挟まるように上下付勢手段34が挟持されている。なお、前記したように、上下付勢手段34は、リング状の溝が形成されたバネ座33に保持されている。また、ベース部材12のバネ座33より外側の位置には、凸型ブロック15が配され、当該凸型ブロック15と対向する位置に配されたフランジ部36(左右移動手段3と上部側脚部18を接続するもの)に凹型ブロック22が配されている。即ち、ベース部材12に上部から荷重が加わっていないときは、ベース部材12と左右案内手段3は、上下付勢手段34により一定の間隔が維持されており、凸型ブロック15と凹型ブロック22が離反した状態にある。ところが、ベース部材12の上部から荷重が加われば、上下付勢手段34が圧縮され、ベース部材12と左右案内手段3が略当接状態となると共に、凸型ブロック15と凹型ブロック22の距離がなくなり、調心されて係合状態となる。換言すると、左右案内手段3において、移動側の摺動部材13と固定側のレール部材9が固定手段5により一体化される。即ち、凸型ブロック15と凹型ブロック22が調心されて係合状態となることで、左右案内手段3の移動が阻止される。
そして、ベース部材12の全体を覆うようにカバー部材10が配され、背もたれ部6は、遊技者が腰掛け部2に腰掛けて遊技機28を正面にしてもたれることができる位置に配されている。また、図1,2に示す様に、背もたれ部6は、基材14を介して腰掛け部2と一体的に接続されている。即ち、背もたれ部6に加わった外力は、基材14を通じて腰掛け部2に伝導される。なお、腰掛け部2のカバー部材10とベース部材12の間及び背もたれ部6のカバー部材10と基材14の間には、クッション部材11が充填されている。
従って、本発明の第1実施形態の遊技場用椅子1は、遊技機28に対して左右方向及び前後方向に移動させることができる。即ち、左右案内手段3の摺動部材13は、摺動部材13とレール部材9との前記した隙間領域(5cm〜10cm程度)内でのみ移動させることができるため、左右に移動しすぎて隣接の遊技者に迷惑を掛ける心配がない。
一方、前後案内手段8により、上部側脚部18と下部側脚部19は、相対的な移動が可能である。具体的には、遊技場の床面に対して固定された下部側脚部19に対して上部側脚部18を含んだ腰掛け部2が前後方向に移動する。これにより、腰掛け部2を左右方向に移動させず座席を離れることが可能となる。
また、本実施形態では、左右案内手段3は左右付勢手段4が備えられ、前後案内手段8は前方付勢手段23が備えられ、双方の案内手段は予め付勢されている。
従って、腰掛け部2を遊技機28に対して後方向又は左右方向のいずれの方向に移動させても、外力を解放させた状態においては、腰掛け部2は遊技機28の真正面に位置させることができる。
次に本発明の第1実施形態に係る遊技場用椅子1の使用時の動きについて、図面を用いてより具体的に説明する。
第1実施形態の遊技場用椅子1は、図6(a)に示す様に、空席時には、腰掛け部2が遊技機28の真正面に位置している。即ち、図2に示す様に、左右移動手段3におけるレール部9が摺動部材13の略中央に位置している。そして、遊技者が座席に着く際に、図6(b)に示す様に、遊技場用椅子1の背もたれ部6の右側から左方向に外力fを加えると、図7に示す様に、脚部材7に対して相対的に腰掛け部2が外力f方向に移動する。即ち、背もたれ部6と一体的に接続されている、腰掛け部2が左右移動手段3の摺動部材13の移動に伴って移動する。これにより、隣接する遊技場用椅子1の腰掛け部同士の間隔を広げることができるため、体格が良い遊技者であっても、窮屈感を抱くことなく容易に遊技場用椅子1に着席することができる。なお、このとき上部側脚部18と下部側脚部19は、同一軸上に存在する。
そして、遊技者が遊技機28と遊技場用椅子1との間に位置すると、外力fが解放されるため、当該遊技場用椅子1は、左右付勢手段4の付勢力により、遊技機28の真正面に戻る(図6(a))。これにより、遊技者が無意識に遊技機28の真正面で腰掛けたとしても、遊技場用椅子1に座り損ねて背中から転倒することがない。即ち、本実施形態の遊技場用椅子1は、遊技者が着席の際(外力fが加わっていない状態)には常に遊技機28の真正面に位置するため、先に説明した従来技術のように遊技者が着席しながら左右方向に移動するという動作が起こりえないため、違和感を抱くことがない。
また、本実施形態の遊技場用椅子1は、図8に示す様に、遊技者が着席して上方からの荷重が生じると、腰掛け部2が下方へ沈む。即ち、ベース部材12の天面板25と、左右案内手段3の摺動部材13との間に配された付勢手段34が縮められて、当該摺動部材13とベース部材12とが略当接状態となる。このとき、ベース部材12の凸型ブロック15と脚部材7の凹型ブロック22の距離がなくなり、調心されて係合する。これにより、左右案内手段3において、レール部材9に対する摺動部材13の移動が阻止されるため、遊技者が腰掛け部2に着席した際には、遊技機28に対して腰掛け部2が左右方向に移動することがない。即ち、本実施形態の遊技場用椅子1によれば、隣接して着席している遊技者に対して圧迫感を与えたり、迷惑を掛けることがない。
さらに、本実施形態の遊技場用椅子1は、図9(b)に示す様に、背もたれ部6に後ろ方向の外力fを加えると、上部側脚部18を含む腰掛け部2が下部側脚部19に対して後方に移動する。即ち、図10に示す様に、後ろ向きの外力fは摺動部材16に伝導され、前方付勢部材23が縮められた状態である。これにより、遊技者は、遊技場用椅子1に着席後、遊技機28と当該遊技場用椅子1との間隔を拡げることが容易にできるため、容易に座席を離れることができる。即ち、本実施形態の遊技場用椅子1は、席を離れる場合であっても、腰掛け部2を左右方向に移動させる必要がないため、隣接している遊技者に対して迷惑を掛けることがない。
そして、後ろ方向の外力fが解放されると、図9(a)に示す様に、再び前後案内手段8の摺動部材16は、自然停止位置に戻るため、遊技場の通路の邪魔になることがない。
従って、上記した本実施形態の遊技場用椅子1は、遊技機28に対して左右方向及び後方向に移動させることが可能であるため、着席する際に、隣接して遊技している遊技者に圧迫感を与えたり、迷惑を掛けることがない。さらに、本実施形態では、着席して腰掛け部2の上方から荷重が掛かった際に、固定手段3(凸型ブロック15と凹型ブロック22)により、腰掛け部2の左右方向の移動が固定されるため、遊技時に遊技機28の真正面からずれることがない。即ち、遊技時であっても、隣接する遊技者に圧迫感を与えたり、迷惑を掛ける心配がない。
また、本実施形態の遊技場用椅子1は、移動方向に反発する左右付勢手段4及び前方付勢手段23が設けられているため、外力が解放されると、常に遊技機28の真正面に位置する。これにより、遊技者が無意識に遊技機28の真正面で腰を掛けても背中から転倒する危険がない。さらに、遊技場用椅子1に腰掛けた遊技者の隣接する席が空席の場合であっても、当該空席の遊技場用椅子1は遊技機28の真正面に位置しているため、当該遊技者が隣接する座席から圧迫感を抱くことがない。
上記第1実施形態の遊技場用椅子1では、腰掛け部2の内部に左右案内手段3を配置させた構成を示したが、本発明はこの構成に限られるわけではなく、脚部材が左右案内手段を備えた遊技場用椅子41であっても構わない。なお、以下の説明において、説明の重複を避けるために、上記した同じ部材には同じ番号を付する。
即ち、図11に示す様に、第2実施形態の遊技場用椅子41は、脚部材47の下部側脚部49に左右案内手段43を備えた構成である。即ち、遊技場用椅子41は、腰掛け部42と、背もたれ部(第1実施形態と同様であるため図示しない)と、前後案内手段8と、左右案内手段43を備えた脚部材47で構成されている。
具体的に説明すると、腰掛け部42におけるベース部材44の内部に、上部側脚部48に備わったフランジ部50が配されて、フランジ部50とベース部材44がボルト等の固定手段により一体的に固定されている。即ち、本実施形態の遊技場用椅子41は、ベース部材44とフランジ部50は相対的に移動することはない。また、第1実施形態と同様、ベース部材44は、クッション部材11とカバー部材10により覆われ、腰掛け部42に対して直行するように背もたれ部(図示しない)が配されている。
上部側脚部48の下端部は、フランジ部37を介して前後案内手段8の摺動部材16に固定されている。即ち、上部側脚部48より上部に位置する部材は、摺動部材16の移動に伴って移動する。即ち、本実施形態の遊技場用椅子41は、第1実施形態と同様、前後移動手段8によって、遊技機28に対して前後方向に移動可能である。即ち、図9(b)に示す様に、後ろ方向の外力fにより腰掛け部42が後ろ方向に移動し、外力fを解放すると、前後移動手段8の摺動部材17が自然停止位置で停止する。
一方、下部側脚部49は、一方の端部が前後案内手段8のレール部材17に固定され、他方の端部が遊技場の床面に固定されている。即ち、本実施形態の遊技場用椅子41は、第1実施形態と同様、前後案内手段8により、下部側脚部49と腰掛け部42を含む上部側脚部38が相対的に移動する。
本実施形態の下部側脚部49は、図12(a)に示す様に、複数の円柱体51により形成されており、当該円柱体51はそれぞれ左右案内手段43を備えている。以下、本実施形態に採用された下部側脚部49について説明する。
下部側脚部49を形成する円柱体51は、端部円柱体51a,51bと中間円柱体51cがあり、端部円柱体51a,51bが各1つずつと複数の中間円柱体51cを直列状に配置することで、左右の移動距離が調節される。即ち、円柱体51は、少なくとも摺動子52(左右案内手段43)あるいは摺動溝53(左右案内手段43)を有したものである。下部側脚部49は、円柱体51が、摺動溝53の領域の範囲内で、下方に隣接する別の円柱体51の摺動子52の制限を受けて移動するもので、隣接する円柱体51同士の中心軸をずらして腰掛け部42を左右方向に移動させるものである。
具体的には、図11に示す様に、端部円柱体51aは、前後案内手段8に固定されるもので、図12,13に示す様に、底面を上方に向かって直方体状にくり抜いた摺動溝53と、当該摺動溝53を形成する対向する1対の内側面57に形成されたリング状の溝が形成されたバネ座54と、摺動溝53よりも外側に位置したリング状の溝が形成されたバネ座60を有している。さらに、図12に示す様に、摺動溝53を形成する天井面56には、さらに上方に向かってくり抜いた凹部58(固定手段46)が設けられている。凹部58は、断面形状が円状であり、その深さは半円よりも小さくされている。
また、図14に示す様に、端部円柱体51aの下部に配される中間円柱体51cは、天面においては、略中心に設けられた摺動子52と、摺動子52よりも外側の天面に設けられた端部円柱体51aと同じリング状の溝が形成されたバネ座60が設けられ、底面側においては、端部円柱体51aと同様の摺動溝53及びバネ座60が設けられている。
摺動子52は、略直方体で、先端の断面形状が円形状の凸部61(固定手段46)が設けられ、前記した凹部58に係合することで、円柱体51の動作が阻止される。即ち、これにより、腰掛け部2の左右方向の移動が阻止される。なお、摺動溝53の移動方向(遊技機28に対して左右方向)に直交する摺動子52の長さ(幅)は、摺動溝53の内側面に接する程度の長さで、摺動子52の高さは、端部円柱体51aの底面と中間円柱体51cの天面が近接した状態で、凸部61の天面が凹部58の天井面に達する程度の長さである。
端部円柱体51bは、遊技場の床面側に位置するもので、本実施形態では最下部に配された中間円柱体51cよりも下部に配置される。端部円柱体51bは、端部円柱体51a及び中間円柱体51cよりも高さが高い。また、端部円柱体51bの天面には、中間円柱体51cと同様の摺動子52及びバネ座60が設けられている。
そして、下部側脚部49は、端部円柱体51aの摺動溝53に中間円柱体51cの摺動子52が配され、2つの付勢部材45で摺動子52を挟持するように付勢手段45の一方の端部がバネ座54に保持されている。即ち、付勢手段45の他方の端部は、摺動子52側に配されている。なお、付勢手段45の他方の端部には、当接部材55が取り付けられているため、付勢手段45とレール部52は面接触となり円柱体51の動作がスムーズとなる。
端部円柱体51aの底面と中間円柱体51cの天面のバネ座60に上下付勢手段59が保持されている。即ち、当該上下付勢手段59の一方の端部は、端部円柱体51aに保持され、他方の端部は、中間円柱体51cに保持されている。これにより、端部円柱体51aの底面と中間円柱体51cの天面の間に空間が形成されると共に、凹部58と凸部61との間にも空間が形成される。従って、腰掛け部42の上方から荷重が加わらない限り、図12(a)の状態を維持するため、端部円柱体51aは中間円柱体51cに対して左右方向に移動することが可能である。換言すれば、腰掛け部42の上方から荷重が加わると、図12(c)に示す様に、凹部58と凸部61が係合して左右方向の移動が阻止される。
中間円柱体51c同士及び中間円柱体51cと端部円柱体51bの接続関係についても、前記した関係と同様である。即ち、本実施形態に採用された下部側脚部49は、隣接する円柱体51同士の上部の円柱体51が下部の円柱体51に対して相対的に左右方向に移動できる。
従って、背もたれ部6もしくは腰掛け部42に左方向の外力が加えられると、図12(b)に示す様に、床面側の端部円柱体51bを基準に上部の中間円柱体51c及び端部円柱体51aが一定長さずつ左方向にずれた位置関係となる。
より具体的に説明すると、隣接する1組の円柱体51同士のずれ幅tとすると、下部側脚部49全体では、最大ずれ幅がt*4(円柱体の個数−1)となる。即ち、端部円柱体51aは、端部円柱体51bに対してずれ幅が最大でt*4となり、これに伴い腰掛け部42の遊技機28の真正面からのずれ幅も、最大でt*4となる。また、ずれ幅tを一定と仮定すると、円柱体51の個数に比例するため、最大ずれ幅を大きくしたい場合は、円柱体51の個数を増やす方法が提案され、下部側脚部49の高さを一定と仮定すると、円柱体51同士のずれ幅tを大きくすることが提案される。
従って、本実施形態の遊技場用椅子41も、第1実施形態と同様、遊技機28に対して左右方向及び後方向に移動させることが可能であるため、着席する際に、隣接して遊技している遊技者に圧迫感を与えたり、迷惑を掛けることがない。さらに、本実施形態においても、着席して腰掛け部42の上方から荷重が掛かった際に、固定手段46(凹部58と凸部61)により、腰掛け部42の左右方向の移動が固定されるため、遊技時に遊技機28の真正面からずれることがない。即ち、遊技時であっても、隣接する遊技者に圧迫感を与えたり、迷惑を掛ける心配がない。
また、本実施形態の遊技場用椅子41は、移動方向に反発する付勢手段23,45が設けられているため、外力が解放されると、常に遊技機28の真正面に位置する。これにより、遊技者が無意識に遊技機28の真正面で腰を掛けても背中から転倒する危険がない。さらに、遊技場用椅子41に腰掛けた遊技者の隣接する席が空席の場合であっても、当該空席の遊技場用椅子1は遊技機28の真正面に位置しているため、当該遊技者が圧迫感を抱くことがない
上記した実施形態では、左右案内手段3を遊技場の床面より上部に位置する構成を示したが、本発明はこれに限定されるわけではない。即ち、図15に示す様に、床面より下部に左右案内手段3を配置させた遊技場用椅子(図示しない)であっても構わない。具体的には、図16に示す様に、左右案内手段3のレール部材9と摺動部材13の略中心に凹部(固定手段70)71を設け、下部側脚部19の床面側端部に上下付勢手段63を配置し、当該上下付勢手段63の中心を挿通するように凸部(固定手段70)72を配置させる。即ち、上部からの荷重により上下付勢手段63が圧縮され、下部側脚部19が沈む。そして、これに伴い凸部72が沈み、レール部材9と摺動部材13の凹部71に係合することで、左右案内手段3の移動が阻止される。また、左右付勢手段4においても、上記実施形態と同様の配置とする。即ち、本構成においても、上記実施形態同様の作用効果を得ることができる。
上記実施形態では、左右案内手段3,43と前後案内手段8の双方を配置させた構成を示したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、左右移動手段3,43のみを備えた構成であっても構わない。
上記実施形態では、前後案内手段8に備わった前方付勢手段23が遊技機28に対して前方のみに付勢した構成を示したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、遊技機28に対して前後方向から付勢される前後付勢手段であっても構わない。
上記実施形態では、左右案内手段3によって、遊技機28に対して左右に移動できる構成を示したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、左又は右方向のいずれか一方のみに移動する構成であっても構わない。その場合、左右付勢手段4も左又は右方向のいずれか一方に付勢されていればよい。
1,41 遊技場用椅子
2,42 腰掛け部
3,43 左右案内手段
4 左右付勢手段(第一付勢手段)
5,46,70 固定手段
6 背もたれ部
8 前後案内手段
9 レール部材
13 摺動部材
15 凸型ブロック
22 凹型ブロック
23 前後付勢手段(第二付勢手段)
34,59,63 上下付勢手段
52 摺動子
53 摺動溝
58,71 凹部
61,72 凸部

Claims (4)

  1. 多数の遊技機が連続的に並べられて配置された遊技場で使用され、各前記遊技機の前に設置されて遊技者が遊技時に腰掛ける遊技場用椅子において、
    遊技者が腰掛ける腰掛け部と、当該腰掛け部が遊技機に対して左又は右方向の少なくとも一方に移動可能とする左右案内手段と、
    当該腰掛け部が遊技機の真正面からずれた場合に当該遊技機の真正面に位置するように付勢する第一付勢手段と、
    腰掛け部の上部から荷重を受けると調心されて係合状態となる固定手段を有し、
    腰掛け部は、上部から荷重を受けると、固定手段によって、遊技機の左右方向においては、左右案内手段の移動が阻止され、遊技機の真正面に固定されることを特徴とする遊技場用椅子。
  2. 前記左右案内手段と前記第一付勢手段と前記固定手段は、前記腰掛け部に備えられていることを特徴とする請求項に記載の遊技場用椅子。
  3. 前記腰掛け部は、遊技機に対して前後方向に移動を規制する前後案内手段と、前記第一付勢手段と直交する方向に付勢する第二付勢手段をさらに有し、腰掛け部は、当該第二付勢手段によって一定の方向に付勢され、
    前記腰掛け部は前方向又は後方向に外力を加えることによって外力方向に移動し、当該外力を解放すると当該腰掛け部が所定の位置に戻ることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場用椅子。
  4. 遊技者がもたれることができる背もたれ部を有し、
    背もたれ部に加えられた外力が前記腰掛け部に伝導されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の遊技場用椅子。
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