JP3152125U - 椅子の座部スライド構造 - Google Patents

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寛 大見
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山崎 隆
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Abstract

【課題】製造品質が安定しやすく、構造が簡易な椅子の座部スライド構造を提供する。【解決手段】上端近傍はテーパ円筒になっている一本足支柱の椅子で、支柱1の上端部のテーパ円筒になっている部分に水平に支持された樹脂製部材4を具備し、その樹脂製部材4の両側端にチャンネル状部材5の凹側がお互いに離れて向き合うように樹脂部材4の上面、側面、下面より突出して固着されており、座部が前後にスライド可能に支持された、左右の前記チャンネル状部材の凸側面、上面、及び下面の周りを断面が覆う形の左右のガイドレールと板金製スライド盤3が一枚の板金で形成し、前記樹脂製部材4と板金製スライド盤3との間に椅子の前方に付勢させるバネからなるスライド構造となっている。【選択図】図1

Description

本考案は主に遊技場、スナック、コーヒーショップ等、狭い場所に多くの椅子を配置すべき椅子の座部スライド構造に関するものである
例えばパチンコ遊技場等では通路を広く確保するためと隣人に迷惑をかけない為に椅子の座部が前方にスライドする物が従来から有り特開2004−180783、特開平09−271420、実公平07−50989、或いは特許文献第3041084に各種構造が示されている。
前記した特許関連文献に示されている椅子のスライド構造は特開2004−180783のようにスライドシューを内側に配置した下面開放状箱型板金製スライド盤と一対の横架部材が摺接レールを形成したり、その他の上記特許関連文献に示されているものは座部下面に一対の横断面がコ字状のレールを溶接した形の物であり、いずれも部品点数を多く必要としたり、溶接等製造加工精度を要し、その必要精度を出すのが難しいものであった。製造品質が安定しやすく、構造が簡易でコストの安いスライド構造が従来から求められていた。
遊技用椅子で上端部はテーパ形状の円筒になっている一本足支柱の椅子で、支柱上端部はデーパ形状の円筒になっている部分に水平に支持された樹脂製部材を具備し、その樹脂製部材両側端にチャンネル状部材の凹側がお互いに離れて向き合うように上面、凸側面、及び下面を樹脂製部材面より突出させて左右に固着されており、左右の前記チャンネル状部材の凸側面、上面、及び下面の周りを断面が覆う形の左右のガイドレールで座部と共に前記チャンネル状部材を含む樹脂製部材が前後にスライド可能に椅子の座部下面に直接的、或いは間接的に支持され前記左右のガイドレールは一枚の金属板で作られている板金製スライド盤の左右を折り曲げて作られ、前記樹脂製部材と板金製スライド盤との間に椅子の座部を前方に付勢させるバネを付したことを特長とした椅子の座部スライド構造となっている。
本考案スライド椅子のスライドする部品は樹脂製部材にコ字状部材をインサートして製造すれば製造寸法誤差は樹脂の収縮率管理が主で、高精度な寸法精度を出す事が出来、容易で安価な部材となる。
一方左右のスライドさせるレールは、複数の部品の組み立てとはなっておらず一つの板金を左右を曲げる形でレールとしたスライド盤となっているのが本発明の特長で、一つの部品であるが為、製作精度が高く、安価に製造できる。
スライドする側もスライドさせるガイド側もそれぞれ一体の為、製作精度が高くスムーズなスライド面が作りやすいだけでなく、トータルとしても安価な装置となる。
以下、図1、及び図2により本考案の請求項1に付いて説明する。
図1は本考案、椅子の座部スライド構造の構造部分を断面図とした椅子の部分側面図で、図2はスライド構造部分のみを、座部2、及び支柱1から外し、斜め下から見た見取り図である。
組み立ての時、支柱1の上端が樹脂部材4の支柱挿入テーパ穴7に挿入される。
樹脂部材4には樹脂部材4の表面より突出してチャンネル状部材5が付されており、チャンネル状部材の外面に添うように板金製スライド盤3の両側が椅子の前後に延長されたガイドレール10が接している。
このガイドレール10にチャンネル状部材5がスライドする範囲の両端には樹脂部材4が板金製スライド盤3から外れないように片方にはスライドストップ板A11、もう片方にはスライドストップ板B12が配置される。
図2で示されているように本考案の構造の組み立て後はガイドレール10のスライド面に沿って樹脂部材4がスライドするが外れないような構造体に組み立てられるようにする為にはガイドレール10、及びスライドストップ板A11は板金製スライド盤3と同じ一枚の金属板を曲げ加工で形成し、別ピースのスライドストップ板B12を組み付ける前にスライドストップ板B12側から樹脂部材4をガイドレール10にはめ込み後、スライドストップ板B12を板金製スライド盤3にネジ止めして組み立てられる形としている。
樹脂部材4にはスライド方向に2つのバネ通し穴13があいており、二つのバネ通し穴径はバネ外径よりも大きい。しかし、二つのバネ6のそれぞれの片側の端のみバネ通し穴13の穴径より大口径に形成されており、バネ通し穴13を通したバネ6の反対側はフックになっており、スライドストップ板A11に貫孔されているバネ固定穴9にフックが取り付けられている。
座部2に誰も座っていない時はバネの力の範囲で樹脂部材4の方向へスライドストップ板A11側が引き寄せられるに十分なバネ力となっており、座部2に人が座っている時は、座っている人が自分の好みの位置へ椅子をスライドできるバネ力とする。
一般的に樹脂の設計にはヒケ防止のため、肉厚を出来うる限り均一にする必要があり余分な肉を付けない設計をするが、樹脂部材4の中のヒケ防止穴8はその例である。
次に本考案、椅子の座部スライド構造を具備する椅子の実際の機能について説明する。
遊技場等において、多くの遊技客を限られたスペースに多くの椅子を詰めて並べる。本考案の椅子のスライド構造を具備する椅子はスライドストップ板B12のある方向が前向きになるよう配置される。
椅子は通路等、椅子の後に少しでも多くスペースを取れるように、椅子が使われていない時は上記バネ6により樹脂部材4の方向へスライドスットプ板A11側が引き寄せられる。このとき支柱1は床にのっている為、支柱は動かず、即ち樹脂部材4は動かず、支柱に対し、板金製スライド盤3がスライドストップB12方向、即ち前方に押し出される事となる。
板金製スライド盤3が固定されている座部2が前方に押し出される形になり、椅子の後のスペースを広く取る事が出来る。
椅子が使用されている時はバネ6のバネ力を適切にすれば着座人の好きな位置に前後スライドでき、座部2がスライド範囲内の自由な前後位置で使用される事となる。
産業上の利用の可能性
利用範囲として遊技場に限らず、狭いスペースに応用するとその優位性が発揮出来る事と、座部をスライドさせる事により座ったまま腰が伸ばせるため、健康に配慮された椅子としての応用が考えられる。
本考案、椅子の座部スライド構造の構造部分を断面図とした椅子の部分側面図 本考案、椅子の座部スライド構造のスライド構造部分のみを座部2、及び支柱1から外し、斜め下から見た見取り図。
1 支柱
2 座部
3 板金製スライド盤
4 樹脂部材
5 チャンネル状部材
6 バネ
7 支柱挿入口
8 ヒケ防止穴
9 バネ固定穴
10 ガイドレール
11 スライドストップ板A
12 スライドストップ板B
13 バネ通し穴

Claims (1)

  1. 椅子座部が結合される支柱上端部の円筒になっている部分に水平に支持された樹脂製部材を具備し、その樹脂製部材両側端にチャンネル状部材の凹側がお互いに離れて向き合うように上面、凸側面、及び下面を樹脂製部材面より突出させて左右に固着されており、左右の前記チャンネル状部材の凸側面、上面、及び下面の周りを断面が覆う形の左右のガイドレールで座部と共に前記チャンネル状部材を含む樹脂製部材が前後にスライド可能に椅子の座部下面に直接的、或いは間接的に支持され、前記左右のガイドレールは一枚の金属板で作られている板金製スライド盤の左右を折り曲げて作られ、前記樹脂製部材と板金製スライド盤との間に椅子の座部を前方に付勢させるバネを付したことを特長とした椅子の座部スライド構造。
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