JP5427109B2 - 遊技場用椅子 - Google Patents
遊技場用椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5427109B2 JP5427109B2 JP2010119732A JP2010119732A JP5427109B2 JP 5427109 B2 JP5427109 B2 JP 5427109B2 JP 2010119732 A JP2010119732 A JP 2010119732A JP 2010119732 A JP2010119732 A JP 2010119732A JP 5427109 B2 JP5427109 B2 JP 5427109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stool
- chair
- gaming machine
- piece member
- right direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
即ち椅子に着席する際には、椅子の前(椅子と遊技機との間)に遊技者が回り込まなければならないが、腰掛けようとする椅子と隣の椅子との隙間が狭く、且つ隣に他人が座っている場合には、腰掛けようとする椅子と隣の椅子との間をすり抜けにくい。そのため他人に体が当たるという様な迷惑をかけてしまう。
一方、島同士の間は、客たる遊技者やホールの従業員が通行する通路として機能する場所である。そのため島同士の隙間が狭いと、客や従業員の通行が困難となってしまう。
また本明細書において前後方向とは、遊技機に対して近接及び離反する方向を言う。即ち遊技機に対して近づく方向が前方向であり、遊技機から離れて行く方向が後方向である。
本発明の遊技場用椅子は、腰掛け部が左又は右方向の少なくとも一方に移動可能であるため、遊技者が着席する際、左右のいずれかに腰掛け部をずらすことで容易に座席間のスペースが拡がる。そのため腰掛けようとする椅子と隣の椅子との間が広がり、椅子と椅子との間をすり抜けやすい。従って使用者は容易に椅子の前に回り込むことができる。
そのため本発明の椅子は、体格の大きな人でも座りづらく感じることはない。また、腰掛け部は、常時定常位置に向かって付勢されていて、無負荷状態の際には前記腰掛け部は定常位置にある。そして定常位置は、遊技機に対して左右方向正面であるから、遊技者が座席と遊技機との間(着席可能位置)に入り、外力を解放した状態では、当該腰掛け部は遊技機の真正面に位置する。即ち、遊技者は、腰掛け部を左右に移動させて、着席可能位置に移動し、遊技機の真正面で無意識に腰を掛けても、腰掛け部は遊技機の真正面に必ず戻るため、腰掛け部に座り損ねることがない。
そして椅子が定常位置にある場合は、少なくとも遊技機から離れる方向に腰掛け部を移動させることが可能であるから、遊技者は椅子を後退させて遊技機との間に適度の距離を確保することができる。そのため遊技者は、窮屈を感じることなく、ゆったりと遊技を楽しむことができる。
また、本発明の遊技場用椅子は、腰掛け部が、常時定常位置に向かって付勢されているため、空席状態の椅子は常時対応する遊技機の正面にある。そのため隣接する椅子に座った遊技者が空席の椅子から圧迫感を受けることがない。
さらに本発明の遊技場用椅子は、空席状態の際には腰掛け部が前記した定常位置にあり、当該定常位置は着座予定位置よりも遊技機に近い位置であるから、空席状態の際には隣接する島の対向する位置にある椅子との間隔が広がる。そのため客や従業員の通行スペースを多少広く確保することができる。
また、本発明の椅子では、腰掛け部が着座予定位置にあるときには左右方向の移動が規制される。そのため遊技者は、違和感無く座っていることができる。従って遊技者は腰を据えて、安定した状態で遊技を行うことができる。また遊技中、遊技者が興奮して体を揺すっても、腰掛け部が左右に動くことがないから、左右に座る遊技者に迷惑が掛からない。
本発明の第1実施形態に係る遊技場用椅子1は、図1、図14〜図19に示す様に、パチンコ台2に対向して設置されるもので、パチンコ台2に1脚ずつ配されている。即ち、遊技場用椅子1は、所望のパチンコ台2で遊ぶ際に腰掛けるものである。
ベース部材12は樹脂の射出成形によって作られたものである。ベース部材12は四角形の盆を伏せた様な形状をしており、四角形の天面壁15と、前側周壁16と、後側周壁17と、左右周壁18,19を有している。なお前側周壁16は、遊技場用椅子1がパチンコホールに設置された際にパチンコ台2に面する周壁であり、後側周壁17は、前記前側周壁16と対向する面を構成する周壁である。また左右周壁18,19は、前側周壁16と後側周壁17との間を繋ぐ周壁であり、遊技場用椅子1がパチンコホールに設置された際には、図2の様にパチンコ台2に対して前後方向に延びる。
本実施形態では、図2の様に、番号18が、パチンコ台2に向かって右側に位置する右周壁であり、番号19が、パチンコ台2に向かって左側に位置する左周壁である。
機構部8は、駒部材22に対して腰掛け部3を前後及び左右に相対移動させるものである。
即ち左右移動部20は、右側外壁26と左側外壁26とを有し、二枚の外壁26,27は、金属製の板であり、図2の様に、前記した腰掛け部3の、ベース部材12の内面に一体的に固定されている。
即ち左右移動部20の右側外壁26は、ベース部材12の右周壁18の内面に一体的に固定されている。
同様に左右移動部20の左側外壁27は、ベース部材12の左周壁19の内面に一体的に固定されている。
左右ガイド軸30,31は、左右外壁26,27を繋ぐものであり、左右外壁26,27の下部同士の間にある。また左右ガイド軸30,31は、前後方向に距離をおいて配置されている。
図5の様に、パチンコ台2側の位置に一方の左右ガイド軸30が設けられ、パチンコ台2から離れた側に他方の左右ガイド軸31が設けられている。
そして二つの左右ガイド軸30,31にスリーブ60を介して前後移動部21のケース部材23が係合している。そのため前後移動部21は、左右ガイド軸30,31に沿って左右方向に移動することができる。
即ち左側外壁27と前後移動部21のケース部材23との間には、バネ35a,35bが掛け渡されている。また右側外壁26と前後移動部21のケース部材23との間には、バネ36a,36bが掛け渡されている。
そしてバネ35a,35b,36a,36bのバランスによって、前後移動部21のケース部材23は、常時左右外壁26,27の中央に位置する様に付勢されている。
係合片40は、四角柱状の部材であり、先端部に傾斜面41を有している。そして二つの係合片40の傾斜面41によって、一つのテーパー形状部43を形成している。当該テーパー形状部43は、図3の様に、パチンコ台2側に向かって間隔が狭くなる形状である。
ケース部材23は、平面視が略長方形をしている。
ケース部材23の右壁部50は、左右移動部20の右側外壁26に面している。同様にース部材21の左壁部51は、左右移動部20の左側外壁27に面している。
前壁部52と後壁部53は、前記した右壁部50及び左壁部51よりも高さの低い壁であり、前壁部52は、パチンコ台2に面した側にあり、後壁部53は前壁部52に対向する面を構成している。
駒部材22の本体部61は、前記した様に略直方体であり、下部に穴65が設けられている。当該穴65は、支持軸7の先端を係合するために設けられている。
またガイドフランジ部62には、スリーブ70が装着されている。スリーブ70は、固体潤滑性に優れた樹脂で作られている。スリーブ70は、断面形状が略「コ」の字状てあり、ガイドフランジ部62の上面と、側面と下面を覆う。
そのため駒部材22は、ケース部材23の左右の壁部50,51に沿って前後方向に相対移動することができる。駒部材22を中心として考えると、ケース部材23が駒部材22に対して前後方向に移動する。
駒部材22と後壁部53との間には、2本のバネ47が掛け渡されており、当該バネ47によって駒部材22は常時後壁部53側に付勢されている。
図13は、遊技場用椅子1の機構部8をスケルトンで表示した機構図である。
機構部8は、前記した様に、右側外壁26と左側外壁27を有し、当該右側外壁26と左側外壁27の間に左右ガイド軸30,31が挿通されている。そして左右ガイド軸30,31に沿って前後移動部21のケース部材23が左右に移動することができる。
ケース部材23を中心として考えると、機構部8の右側外壁26と左側外壁27は、前後移動部21に対して左右に移動することができる。
この様に本実施形態では、左右ガイド軸30,31が左右ガイド手段として機能する。
ただし前後移動部21のケース部材23と右側外壁26及び左側外壁27の間には4本のバネがあり、当該バネによって前後移動部21が右側外壁26と左側外壁27の中心に来る様に付勢されている。
駒部材22を中心に考えると、前後移動部21は、駒部材22に対して前後方向に移動することができる。
なお本実施形態では、ケース部材23の左右の壁部50,51が前後ガイド手段として機能している。
また駒部材22と後壁部53との間には、2本のバネ47が掛け渡されており、当該バネ47によって後壁部53が駒部材22に近づく様に付勢されている。
しかしながら前後移動部21のケース部材23と右側外壁26及び左側外壁27の間に設けられた4本のバネの作用によって、腰掛け部3の左右方向の中心軸が、駒部材22の左右方向の中心軸と一致する様に付勢されている。
一方、バネ47に抗して腰掛け部3を後方に移動させることができるが、腰掛け部3を後方に移動させ、ケース部材23が後方に移動すると、駒部材22の突入部63が二つの係合片40の傾斜面41によって形成されたテーパー形状部43と係合する。そのため腰掛け部3を後方に移動させると、腰掛け部3の左右方向の移動が規制される。
一方、支持軸7の前後方向の位置は、パチンコ台2と、腰掛け部3の距離を勘案して決定される。
即ち本実施形態では、腰掛け部3は、パチンコ台2に対して前後方向に移動することができる。そして本実施形態では、腰掛け部3がパチンコ台2から最も離れた状態となる位置を着座予定位置と決め、この位置に遊技者が座ることを前提として支持軸7の前後方向の位置を決定する。
そのため椅子の後方には、広い空間があり、通路が広がっている。
また椅子Bは左右方向に関して中央にある。そのため椅子Bが、他の遊技者の迷惑となることはない。
この状態では、ふくらはぎ等による、横方向の押圧はないから、4本のバネの作用によって、腰掛け部3が左右方向の中央に戻る。
そのため遊技者の尻の下には、腰掛け部3があり、遊技者が腰を下ろしても尻餅をつく懸念はない。
そして腰掛け部3が後方にずれると、図19の様に、駒部材22の突入部63が二つの係合片40の傾斜面41によって形成されたテーパー形状部43と係合する。そのため腰掛け部3を着座予定位置に移動させると、腰掛け部3の左右方向の移動が規制される。
そのため遊技者は、安定した姿勢で遊技を行うことができる。また遊技者が多少体を揺すっても腰掛け部3は左右には動かないから、隣の遊技者に迷惑をかけることがない。
2 パチンコ台
3 腰掛け部
6 背もたれ部
7 支持軸
8 機構部
20 左右移動部
21 前後移動部
22 駒部材
23 ケース部材(前後ガイド手段)
30,31 左右ガイド軸(左右ガイド手段)
35a,35b バネ
36a,36b バネ
40 係合片
41 傾斜面
45,46 押さえ棒
47 バネ
Claims (5)
- 腰掛け部を有し、多数の遊技機が連続的に並べられて配置された遊技場においてそれぞれの遊技機に対応して遊技機の前に並べて設置される遊技場用椅子において、遊技機に対して左右方向正面であって遊技機から前後方向に所定距離だけ離れた位置たる定常位置と、遊技機に対して左右方向正面であって遊技機から定常位置よりも離れた位置たる着座予定位置とがあり、前記腰掛け部は、遊技機に向かって左右方向及び前後方向に移動可能であり、前記腰掛け部は、常時定常位置に向かって付勢されていて、無負荷状態の際には前記腰掛け部は定常位置にあり、前記腰掛け部が定常位置にある際には前記腰掛け部は左右の少なくともいずれかの方向と少なくとも遊技機から離れる方向に移動可能であり、前記腰掛け部が着座予定位置にあるときには左右方向の移動が規制されることを特徴とする遊技場用椅子。
- 床面から直立する支持軸と、支持軸と係合する駒部材とを有し、前記駒部材は腰掛け部の下部に配置されており、腰掛け部が駒部材に対して左右方向及び遊技機に向かって前後方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技場用椅子。
- 駒部材に対して腰掛け部自体を左右方向にガイドする左右ガイド手段と、腰掛け部自体を遊技機に向かって前後方向にガイドする前後ガイド手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の遊技場用椅子。
- 腰掛け部と一体に設けられた係止部を有し、腰掛け部が着座予定位置にあるとき、前記係止部が前記駒部材と係合して駒部材と腰掛け部との左右方向の相対移動が阻止され、腰掛け部の左右方向の移動が規制されることを特徴とする請求項3に記載の遊技場用椅子。
- 駒部材と係止部の少なくともいずれかに傾斜部が設けられ、係止部が前記駒部材と係合する際に係止部が前記傾斜部に沿って移動し、腰掛け部が着座予定位置に至る様にガイドされることを特徴とする請求項4に記載の遊技場用椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010119732A JP5427109B2 (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | 遊技場用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010119732A JP5427109B2 (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | 遊技場用椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011244949A JP2011244949A (ja) | 2011-12-08 |
JP5427109B2 true JP5427109B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=45410955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010119732A Active JP5427109B2 (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | 遊技場用椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5427109B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517867Y2 (ja) * | 1974-06-25 | 1980-04-24 | ||
JPH0727668U (ja) * | 1993-10-25 | 1995-05-23 | 松本金属株式会社 | 椅 子 |
JP3104835U (ja) * | 2004-04-26 | 2004-10-14 | 株式会社玉越 | 遊技機用いす |
JP3920282B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2007-05-30 | 信義 金子 | 健康椅子 |
-
2010
- 2010-05-25 JP JP2010119732A patent/JP5427109B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011244949A (ja) | 2011-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5427109B2 (ja) | 遊技場用椅子 | |
JP5554860B1 (ja) | 組立式正座椅子 | |
JP2010099450A (ja) | マッサージ機 | |
JP3198563U (ja) | 遊技用椅子 | |
JP5033161B2 (ja) | 遊技場用椅子 | |
JP2007282828A (ja) | 椅子 | |
JP2013034772A (ja) | 遊技場用椅子 | |
JP4021454B2 (ja) | 多機能ソファ | |
JP3104835U (ja) | 遊技機用いす | |
JP4840429B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP3165915U (ja) | 椅子カバー | |
JP3102726U (ja) | スロットマシン | |
JP4106715B2 (ja) | 遊技島設備 | |
JP5620157B2 (ja) | 遊戯者用椅子 | |
JP3104263U (ja) | いす | |
JP3116362U (ja) | 椅子 | |
JP3165537U (ja) | 遊技機用いす | |
JP5959196B2 (ja) | 遊技機島、並びに、遊技場の構造 | |
JP3164965U (ja) | 遊技場用椅子の肘掛け装置 | |
JP3165536U (ja) | いす | |
KR200406909Y1 (ko) | 게임기 케이스 | |
JP3116463U (ja) | 遊技機用いす | |
JP2019209135A (ja) | 遊技機島の間仕切り | |
JP4912425B2 (ja) | 健康椅子 | |
KR20120008757U (ko) | 유희 시설물 결합용 코일 스프링 연결 구조물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131030 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5427109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |