JP5032579B2 - ダブル・データ・レート・システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般的にメモリ・インタフェース回路構成に関し、特に詳しくはダブル・データ・レート・メモリ・アプリケーション用の拡張可能なタイミング回路構成に関する。
メモリ・インタフェース回路構成は、通常アービトレーション回路構成、アプリケーション特定回路構成および物理層インタフェース回路構成を含んでもよい。この回路構成は、通常メモリとは別の非同期集積回路(ASIC)によって提供される。アービトレーション回路構成は、通常実施特定バス・プロトコルを用いてシステム・バスにアクセスすることに関する機能を実行し、あるいは必要に応じて、送信且つ受信されたデータおよび命令をフォーマット化する。アプリケーション特定回路構成は、通常メモリ・アクセス・コマンドを生成するための制御回路構成およびメモリとの相互作用を通常制御するための回路構成を含む。物理的な(PHY)回路構成は、ASICからメモリに信号を送信し且つメモリから信号を受信する。
例えば、ダブル・データ・レート(DDR)メモリとインタフェース接続するためのPHY回路構成の設計は困難である。DDRメモリは、通常高クロック遷移および低クロック遷移の両方でデータを転送し、それにより有効クロック・レートを効果的に2倍にする。従って、DDRメモリとインタフェース接続しているPHY回路構成も、通常他の回路構成のクロック・レートの効果的に2倍のレートでデータを処理できなければならない。さらに、DDRメモリも双方向データ・ストローブ信号(DQS)の使用を要求し、そのタイミングは読み込み操作中のクロック信号の位相から90度ずれ、且つ書き込み操作中はエッジアラインされており、また通常DDRメモリもこのメモリに入出力される信号に対して厳しいタイミング制限を加えている。
さらに、クロックおよび信号タイミングは多数の要因によって悪影響を受けることがある。例えば、ASICのポートに供給されるクロック信号のタイミングは、ルーティング依存の伝播遅延および信号ルーティングの長さの両方により、または信号経路の静電容量およびインダクタンスの変動、クロストークまたは近くの信号経路上の信号からの他のノイズにより歪められることがある。クロック生成または再生回路構成も、特に高スイッチング周波数を使用する回路構成と共に使用される時、電力供給電圧変動および電力供給に係るノイズによって悪影響を受けることがある。クロックおよびタイミングも、多くの電力供給ドメインの提供によって過度に影響されることがあり、これらドメインは、電力供給ドメイン、特に大きなサイズのドメイン内またはこれらドメインを横切る電圧勾配によって、また電力供給ドメインを横切る遷移時において、アナログ回路およびデジタル回路に要求されることがある。
さらに、タイミング関連の問題の解決は、それがデータ・アイのひずみ、またはクロック・スキューであっても、困難である。回路設計が適切なタイミング・バジェットを確実に満足するには、しばしば時間のかかる方法であり、各設計に対する熟練した人の採用および複雑な分析を必要とすることがしばしばある。さらに、しばしば回路設計が適切なタイミング・バジェットおよびその他の制約を満足している場合、設計は特別な回路に対してのみ有効であり、この回路は、再設計およびこれに付随する時間のかかる時間バジェットの再検証をすることなく追加のメモリと共に使用するために拡張することができない。
本発明は例えばメモリに関する回路構成と共に使用される設計および回路構成を提供する。一態様において、本発明は集積回路を提供するもので、この集積回路は、基準信号に基づいて少なくとも1つのクロック信号を生成するように構成されたフェイズ・ロックド・ループ(PLL)と;前記クロック信号の表示を受信し且つ特定の位相オフセットに対応する遅延要素の数を決定するように構成されたディレイ・ロックド・ループ(DLL)と;前記遅延要素の数を示す信号を生成する回路構成と;前記クロック信号の表示および前記遅延要素の数を示す信号の表示に基づいて、オフセット・クロック信号を生成するように構成された更なるDLLとを含んでいる。本発明の更なる態様において、前記PLLは、異なる周波数のクロック信号を生成するために金属プログラム可能である。本発明の更なる態様において、前記DLLおよび前記更なるDLLはそれぞれ遅延要素の遅延鎖を有し、前記更なるDLL用遅延鎖の遅延要素は、前記DLLの遅延鎖の遅延要素に対して公知の遅延関係を有する。本発明の更なる態様において、前記DLLは、関連電圧調整回路構成を有し、前記DLLの関連電圧調整回路構成は、前記DLLの遅延鎖に調整された電圧を供給し、前記更なるDLLは関連電圧調整回路構成を有し、前記更なるDLLの関連電圧調整回路構成は、前記DLLの遅延鎖に供給された調整電圧の指示を受信し且つ前記DLLの遅延鎖に供給された調整電圧の指示に基づいて、前記更なるDLLの遅延鎖に調整された電圧を供給する。本発明の更なる態様において、両方のDLLsは、金属プログラム可能であって、特定のデータ・レートに対して最適な分解能を提供し;一組の金属構成可能なインタフェースIOsは、集積論理回路で具体的に画定され、データ・レート変換、クロック再同期化、位相オフセット化および負荷平衡化を可能にする。更なる態様において、本発明は、構築アプローチによって補正を提供するアーキテクチャの物理的な実施を提供するものであって、この実施において、前記アーキテクチャは少なくとも1つの拡張可能なクロック分配体系を画定し、このクロック分配体系は、複数の金属構成可能なデジタル・ロックド・ループ(DLLs)に分配された特定の位相オフセットを示す信号を供給し、これらDLLsは、集積回路の1つ以上の入出力パッドに接近しており、前記アーキテクチャはまた前記DLLsに分配された電力制御信号を供給する電力調整体系を画定する。
本発明のこれらの態様および他の態様は、この開示を検討することでより完全に理解される。
メモリおよびメモリ制御並びにインタフェース回路のブロック図である。 メモリ・インタフェース回路の各部分のブロック図である。 ダブル・データ・レート・メモリ回路とインタフェース接続するための入出力ブロックの各部分のブロック図である。 ダブル・データ・レート・メモリ回路とインタフェース接続するための入出力ブロックの各部分の更なるブロック図である。 メモリ制御およびインタフェース回路を提供するASICのブロック・レイアウトを示す。 本発明の態様によるシングル・エンドおよびダブル・エンド入出力回路のブロック図である。 本発明の態様による電力分配システムのブロック図である。
図1はメモリ111およびメモリ制御装置のブロック図である。メモリは、情報を保持している。システムはこのメモリにアクセスし、メモリ制御装置を経由して読み出すおよび/または書き込む。メモリ制御装置は、物理層(PHY)117、アプリケーション層115およびアービトレーション層113と共に図1に示されている。アービトレーション層は、ポートアービトレーション論理、外部バス・フォーマット用データ・フォーマット化論理および他の機能用の論理を含む。図示されているように、アービトレーション層は、バス119に接続されているように概念的に示されている。アプリケーション層は、特定のメモリによって使用されるプロトコルに特有の制御情報を生成する。
PHYは、メモリに信号を送信し且つメモリから信号を受信する。この信号は、通常メモリに書き込まれるデータ信号、メモリから読み出されるデータ信号、メモリに供給された差動クロック信号および双方向データ・ストローブ(DQS)信号を含む。DQS信号は差動クロック信号と同相でデータ書き込みに基づきPHYによって供給され、且つ差動クロック信号から90度の位相外れでデータ読み出しに基づきメモリによって供給される。
作動中、アービトレーション層は、メモリへの書き込まれまたはメモリからの読み出されるデータを求めて外部の部品からバスを経て供給される要求を受信する。アービトレーション層は、アプリケーション層にこれらの要求を供給し、アプリケーション層は要求を処理して、特定のメモリ実施によって要求される制御信号を生成する。PHYは、要求された操作用の適切な信号をメモリに供給する。また、データ読み出しのために、PHYはメモリからデータを受信し、且つ更なる処理およびフォーマット化のためのデータをアプリケーション層に供給する。アプリケーション層は、必要に応じてフォーマット化されたデータをアービトレーション層に供給する。アービトレーション層は、バスにアクセスし、外部部品にデータを供給する。
図2はPHYの部分を示すブロック図である。フェイズ・ロックド・ループ(PLL)211は複数の移相クロック信号を生成する。移相クロック信号は複数のI/O論理ブロック215a〜cに供給され、これらのブロックは(図示されていない)メモリ要素とインタフェース接続する。好ましくは、I/O論理ブロックはASICのI/Oパッドにおいてまたはこれらのパッドの近傍に物理的に設けられる。また移相クロック信号の1つはマスタDLL213に送信される。図2の実施例において、PLLは4つの移相クロック信号を供給し、これらのクロック信号はそれぞれ隣接クロック信号から90度離れている。しかしながら、他の実施例において、異なる数のクロック信号は異なる相分離度を備えている。例えば、いくつかの実施例において、8つの移相クロック信号が送信され、この場合隣接クロック信号間に45度の位相分離がある。
PLLは、例えば、比較器、ループ・フィルタ、発振器および通常分周器を有するループを含む。比較器は、分周器から基準クロック信号およびフィードバック・クロック信号を受信するように構成され、この分周器は、低周波数基準クロック信号の周波数逓倍を可能にするために使用される。比較器はループ・フィルタに位相差の指示を供給し、このループ・フィルタの出力は発振器にアップ/ダウン信号を供給する。発振器は環状発振器または他の構造として実施されて、複数の移相クロック信号を供給する。一例として環状発振器の実施例を使用すると、移相クロック信号のそれぞれは環状発振器の異なる要素間にタップをとることによって供給される。
好ましくは、PLLは異なる操作範囲用に金属プログラム可能である。いくつかの実施例において、異なる数の発振要素は、金属プログラムによるけれども、一緒に結合され、或る場合にはタップ間に異なる数の発振要素が設けられる。例えば、より高い周波数のクロック信号は、タップ間に低減された数の発振要素を必要とすることがあり、さらに、適正な操作のために異なる数の発振要素の使用を必要とする場合がある。金属プログラム可能なPLLを使用すると、異なる操作周波数のために単一の基本PLLを再使用することができる。
図2は1つのみ示しているが、少なくとも1つの移相クロック信号は、マスタ・ディレイ・ロックド・ループ(DLL)213によって受信される。マスタDLLはデジタル遅延鎖を含む。遅延鎖は、例えば、128の遅延要素を含んでいてもよい。マスタDLLは、90度の位相オフセットを示すコードを決定するために遅延鎖を使用する。一般的に、このコードは、90度の位相オフセットを有するように、マスタDLLによって受信されたクロック信号が通過する遅延要素の数を示す。いくつかの実施例において、このコードは7ビットのコードであり、別の実施例において、コードのビット数は、例えば遅延鎖における遅延要素の数またはクロック信号において90度の位相オフセットを生成するために必要な遅延要素の最大数に依存して異なる。
いくつかの実施例において、マスタDLLは異なる遅延を有する金属プログラム可能な遅延要素を含む。異なる遅延を有する遅延要素を使用すると、回路の適応性および拡張性を向上させることができる。例えば、相対的に小さな遅延の遅延要素は、より高い周波数のクロック信号と共に使用される場合に、より適切であり、クロック期間の分周の粒状度を増加させる。同様に、相対的に大きな遅延の遅延要素は、より低い周波数のクロック信号と共に使用される場合により適切であり、その結果として、128の遅延要素チェーン内に90度の位相オフセットを設けることができる。このように、異なる遅延鎖は、期待クロック速度によって使用時に金属プログラムされて、クロック周期の分周のほぼ同様の粒状度を得てもよい。
位相オフセットを示すコードはI/O論理ブロックのそれぞれに供給される。また、上述したように、位相オフセット・クロック信号が、I/O論理ブロックのそれぞれに送信される。各I/O論理ブロックは、対応するメモリ用の情報を送信し且つメモリからの情報を受信する。
図3はサンプルI/O論理ブロックのブロック図である。I/O論理ブロックはストローブ/DLLブロック313、クロック・インタフェース・ブロック315、DQインタフェース・ブロック317およびコマンド・インタフェース・ブロック319を含む。クロック・インタフェース・ブロックは差動クロック信号、例えば、図1を参照して述べたようにPLLによって供給されたクロック信号のうちの2つの信号を受信し、これらのクロック信号は互いに180度の位相ずれを有する。クロック・インタフェース・ブロックはメモリにクロック信号を供給する。コマンド・インタフェースはメモリにコマンド、アドレスおよびマスク・データを供給し、これらのコマンド、アドレスおよびマスク・データは、クロック・インタフェース・ブロックによって供給されたクロック信号にクロックされる。DQブロックはDQバス上に双方向データを調達し且つシンンクする。このDQブロックは、データ書き込みに基づきメモリにデータを調達し且つデータ読み出しに基づきメモリからデータをシンンクする。
ストローブ/DLLブロックはメモリ・ストローブ信号を生成し且つ受信する。メモリ・ストローブ信号は双方向であり、これらのストローブ信号は、読み出し操作に基づきメモリによって生成され且つ書き込み操作に基づきストローブ/DLLブロックによって生成される。読み出し操作のために、ストローブ信号は、読み出されたデータとエッジアラインされる。書き込み操作のために、ストローブ信号はデータから、アイアラインされ、または90度の位相オフセットされる。従って、ストローブ/DLLブロックは90度の位相オフセットを生成するためのDLLを含む。
ストローブ/DLLブロックのDLLはPLLから位相オフセット・クロック信号を受信する。また、ストローブ/DLLブロックのDLLはマスタDLLから90度の位相オフセットを示すコードを受信する。ストローブ/DLLブロックのDLLは、90度の位相オフセットを有するストローブ信号を生成するためにコードを使用する。ストローブ/DLLブロックのDLLは、便宜上このDLLの操作がマスタDLLの操作に基づいているという点においてスレーブDLLと称されることもある。
殆どの実施例において、スレーブDLLはマスタDLLのデジタル遅延鎖と同じデジタル遅延鎖を含む。このように、マスタDLLが128の遅延要素の遅延鎖を含み、各遅延要素が特定の遅延を有する場合、スレーブDLLも特定の遅延を有する128の遅延要素の遅延鎖を含む。しかしながら、いくつかの実施例において、遅延鎖は、より多くのまたはより少ない遅延要素を有することがあり、または遅延要素は、マスタDLLの遅延要素に対して公知の関係にある遅延を単に有することもある。しかしながら、好ましくは、スレーブDLLの遅延鎖は、マスタDLLの遅延鎖と同じである。同じ遅延鎖であることは、工程、温度その他の変動が同じ遅延鎖に同様に影響を及ぼしそうであるという利点があり、それにより90度の位相オフセットのマスタDLLによる決定は、スレーブDLLに適用される場合も、結果として90度の位相オフセットになるという可能性を増加させる。
図6を参照すると、図6はシングル・エンド・ストローブ用ストローブ/DLLブロックおよび差動ストローブ用ストローブ/DLLブロックの実施例を示す。シングル・エンド・ストローブ・ブロックは、ストローブ(DQS)信号を調達し且つシンンクするためのストローブ・パッド613を含む。スレーブDLLはストローブ・パッド613に隣接して示され、好ましくはスレーブDLLは、ストローブ・パッドに物理的に隣接して、例えばルーティングに関するタイミングの問題を低減させ、例えばタイミング・バジェットに影響を及ぼすことがある潜在的な遅延を低減もしくは消去する。スレーブDLLは上述したようにデジタル遅延鎖を含み、遅延要素の数を示す信号を受信し、これらの遅延要素は、書き込み操作で使用される90度の位相オフセットのクロック信号を生成するために使用される。またスレーブDLLは、位相オフセット・クロック信号を受信し、これらの信号は、例えば、上述したPLLによって供給される。
差動ストローブは、2つのスレーブDLL615a、bおよび差動ストローブ・パッドを含む。スレーブDLLは、図6において差動ストローブ・パッドのいずれかの側に隣接して示され、物理的実施において、差動ストローブ・パッドのおそらく両側で好ましくは隣接して設けられている。単一のスレーブDLLは、差動ストローブ信号を生成するように使用される可能性があり、いくつかの実施例において、単一のスレーブDLLは、差動ストローブ・パッドと共に使用される。しかしながら、多数のスレーブDLLを使用することは、付随する検証およびタイミング解決の問題と共に、増加した電流ソースまたは電力使用要件に関する潜在的な問題を引き起こすことなく、同様のまたは同じ設計を有するスレーブDLLを使用することができるという利点がある。
図4に戻ると、図4は更なるI/O論理ブロックのブロック図である。このさらなるI/O論理ブロックは、コマンド・インタフェース・ブロック417に隣接しているクロック・インタフェース・ブロック415を含む。これらのクロック・インタフェース・ブロックおよびコマンド・インタフェース・ブロックのいずれの側にも、ストローブ/DLLブロック411a、bおよびこれらに対応するDQインタフェース・ブロック413a、bがそれぞれ設けられている。このようにストローブ/DLLブロックはそれぞれDQインタフェース・ブロックに隣接している。コマンド・インタフェース・ブロックは、(図示されていない)メモリにアドレスおよびコマンド信号を供給する。DQインタフェース・ブロックは、通常DQバスを渡ってメモリにデータを送信し且つメモリからデータを受信する。ストローブ/DLLブロックは、メモリにメモリ・ストローブ(DQS)信号を送信し且つメモリからこの信号を受信する。DQインタフェース・ブロックに隣接してストローブ/DLLブロックを設けることは、DQSおよびデータ信号に対するタイミング制御をより強化することができる。
図5は本発明の態様による集積回路のレイアウトを示す。集積回路はアービトレーション層回路構成およびアプリケーション層回路構成を含む。図示されているように、アービトレーション層回路構成およびアプリケーション層回路構成は、集積回路のダイの中心のほぼ近傍でロックされる。一般的に、タイミングおよびルーティングの問題は、これらの回路要素にとってそれほど重要ではなく、ダイ上の位置も他の回路要素と比較して重大ではない。また、集積回路はPLL回路構成を含む。PLL回路構成は複数の位相オフセット・クロック信号を生成する。位相オフセット・クロック信号の1つはマスタDLLに供給される。マスタDLLは、PLLからダイの両側に設けられているものとして示されている。マスタDLLは、いくつかの実施例において上述したマスタDLLであってもよい。マスタDLLは遅延要素の数を示すコードの形状で信号を生成し、これらの遅延要素は、PLLによって供給されたクロック信号から90度の位相オフセットを有するクロック信号を生成するために使用される。
複数のI/O論理ブロックは集積回路のまわりに設けられている。I/O論理ブロックは集積回路のI/Oパッドと共に設けられることが好ましい。I/O論理ブロックは、アプリケーション層からのコマンド情報、PLLからの位相オフセット信号、およびマスタDLLからの90度の位相オフセットを有する更なるクロック信号を形成するように使用される遅延要素の数を示す信号を受信する。
また、電力供給の変動はタイミング制御に悪影響を及ぼすことがある。従って、いくつかの実施例において、マスタDLLは電圧調整器を含む。電圧調整器は低域フィルタを含むことが好ましい。いくつかの実施例において、低域フィルタ用遮断周波数は1MHzと2MHzとの間にある。さらに、殆どの実施例において、各スレーブDLLも電圧調整器を含む。好ましくは、各スレーブDLLにおける電圧調整器は、スレーブDLLにおける電圧調整がマスタDLLによって供給される電圧設定信号に基づいているという理由で、スレーブ電圧調整器である。
図7に示されているように、マスタDLL711はVreg信号およびVm信号を調達する。VregおよびVm信号は複数のスレーブDLL717a、bに供給される。Vreg信号は調整された電力をスレーブDLLに供給する。Vm信号は、スレーブDLLにおいてスレーブ電圧調整器によって使用される電圧基準信号を供給する。好ましくは、スレーブ電圧調整器は各スレーブDLLにおける遅延鎖用電力を供給し、各スレーブDLLにおける遅延鎖の制御および他の復号論理は別のVdd信号によって電力供給され、それによりノイズが影響を与える操作、特にタイミングを低減する。さらに、マスタDLLにおける遅延鎖に供給された電力に基づく各スレーブDLLにおける遅延鎖への電力の調整は、遅延鎖を通じてタイミングの潜在的な変動を低減させる。このことは、自制されたスレーブ調整と共に、全体的な電力分配に影響を及ぼすことなくバンクの数を増加させることができる。さらに、全てのスレーブおよびマスタ調整器のVREGおよびVMは、DLL間の潜在的な供給勾配を低減または消去し且つノイズ・スペクトル差異を低減させるように接続されることが好ましい。
このように、タイミングの関係は各ブロック内において自制され、ここに説明されたアーキテクチャは、トップ・レベルのクロック分配設計に重大な影響を及ぼすことなく、より広いバス形態に拡張可能であり、いくつかの実施例においては、この広いバス形態に拡張されている。さらに、システム全体の検証および確証の容易さは、自制されたタイミング・バジェットで階層的に構成されたシステムを提供することによって改善される。実際に、いくつかの実施例において、例えば詳述された実施例において、アーキテクチャおよび物理的な実施は構築アプローチによって補正を提供する。
本発明の各態様は、特定の実施例に対して説明されたが、本発明は請求の範囲およびこの開示によって裏付けられた実体のない変形を含むことが認識されるべきである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
基準信号に基づいて、少なくとも1つのクロック信号を生成するように構成されたフェイズ・ロックド・ループ(PLL)と;
前記クロック信号の表示を受信し且つ特定の位相オフセットに対応する遅延要素の数を決定するように構成されたディレイ・ロックド・ループ(DLL)と;
前記遅延要素の数を示す信号を生成する回路構成と;
前記クロック信号の表示および前記遅延要素の数を示す信号の表示に基づいて、オフセット・クロック信号を生成するように構成された更なるDLLとを含む集積回路。
[C2]
前記PLLは複数のクロック信号を生成するように構成され、前記少なくとも1つのクロック信号は前記複数のクロック信号の1つである、C1に記載の集積回路。
[C3]
前記PLLは、異なる周波数のクロック信号を生成するために金属プログラム可能である、C2に記載の集積回路。
[C4]
前記DLLおよび前記更なるDLLはそれぞれ遅延要素の遅延鎖を有し、前記更なるDLL用遅延鎖の遅延要素は、前記DLLの遅延鎖の遅延要素に対して公知の遅延関係を有している、C2に記載の集積回路。
[C5]
前記DLLおよび前記更なるDLLはそれぞれ遅延要素の遅延鎖を有し、前記DLLの遅延鎖および前記更なるDLLの遅延鎖は同じである、C2に記載の集積回路。
[C6]
前記DLLは関連電圧調整回路構成を有し、前記DLLの関連電圧調整回路構成は、前記DLLの遅延鎖に調整された電圧を供給する、C4に記載の集積回路。
[C7]
前記更なるDLLは関連電圧調整回路構成を有し、前記更なるDLLの関連電圧調整回路構成は、前記DLLの遅延鎖に供給された調整電圧の指示を受信し、且つ前記DLLの遅延鎖に供給された調整電圧の指示に基づいて、前記更なるDLLの遅延鎖に調整された電圧を供給する、C6に記載の集積回路。
[C8]
前記DLLはマスタDLLを含み、且つ前記更なるDLLはスレーブDLLを含んでいる、C7に記載の集積回路。
[C9]
複数のスレーブDLLをさらに含み、前記スレーブDLLは前記複数のスレーブDLLの1つである、C8に記載の集積回路。
[C10]
前記各スレーブDLLは集積回路のI/Oパッドの近くに配置されている、C9に記載の集積回路。
[C11]
前記各スレーブDLLは集積回路の前記各I/Oパッドの一部として構成されている、C10に記載の集積回路。
[C12]
アービトレーション層回路構成と、アプリケーション層回路構成と、メモリ・インタフェース回路構成とをさらに含んでいる、C10に記載の集積回路。
[C13]
前記各スレーブDLLは前記メモリ・インタフェース回路構成の一部である、C12に記載の集積回路。
[C14]
前記メモリ・インタフェース回路構成は複数のストローブ・パッドを含み、前記ストローブ・パッドはそれぞれメモリ用の少なくとも1つのストローブ信号を供給する、C13に記載の集積回路。
[C15]
各ストローブ・パッドは少なくとも1つの関連スレーブDLLを有している、C14に記載の集積回路。
[C16]
各ストローブ・パッドは、前記ストローブ・パッドによって供給された各ストローブ信号用の関連スレーブDLLを有している、C15に記載の集積回路。
[C17]
前記メモリ・インタフェース回路構成は複数のデータ・バンク・インタフェース回路構成をさらに含み、各ストローブ・パッドは関連データ・バンク回路を有している、C16に記載の集積回路。
[C18]
前記オフセット・クロック信号は、前記クロック信号の表示に対して90度の位相オフセットを有している、C1に記載の集積回路。
[C19]
ダイの周囲およびその近辺の複数のI/Oパッドと;
ダイ上および前記I/Oパッドの少なくともいくつかに近い複数のスレーブ・デジタル・ロックド・ループ(DLL)であって、少なくとも1つのスレーブDLLは前記I/Oパッドのいくつかのそれぞれの近傍に設けられ、前記各スレーブDLLのそれぞれは、少なくとも1つのクロック信号および基準信号を受信し且つ少なくとも1つの信号を供給し、前記少なくとも1つのクロック信号からの位相オフセットが前記基準信号に依存している、DLLと;
ダイ上のマスタDLLであって、このマスタDLLは前記基準信号を供給するように構成されており、前記ダイは前記スレーブDLLのそれぞれに前記基準信号を供給する信号ルーティング要素を含む、マスタDLLと;
前記ダイ上のフェイズ・ロックド・ループ(PLL)であって、このPLLは同じ周波数であるが位相が異なる複数の周期信号を生成するように構成され、前記複数の周期信号は前記少なくとも1つのクロック信号を含み、前記ダイは前記マスタDLLに前記周期信号の少なくとも1つを供給する信号ルーティング要素および前記スレーブDLLのそれぞれに前記複数の周期信号を供給する信号ルーティング要素を含んでいる、フェイズ・ロックド・ループ(PLL)とを含んでいるダイ。
[C20]
前記マスタDLLはダイの第一角部の近くに設けられ、前記PLLはダイの第二角部の近くに設けられている、C19に記載のダイ。
[C21]
各スレーブDLLは各I/Oパッドに隣接している、C19に記載のダイ。
[C22]
前記各スレーブDLLは前記各I/Oパッドの一部を形成している、C19に記載のダイ。
[C23]
前記PLLは、異なる周波数で作動するように金属プログラム可能である、C19に記載のダイ。
[C24]
前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLは、異なる周波数で作動するように金属プログラム可能である、C19に記載のダイ。
[C25]
前記PLL、前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLは、異なる周波数で作動するように金属プログラム可能である、C19に記載のダイ。
[C26]
前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLのそれぞれは遅延鎖を含み、前記マスタDLLの遅延鎖の要素および前記各スレーブDLLの遅延鎖の要素は、互いに公知の遅延関係を有している、C19に記載のダイ。
[C27]
前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLのそれぞれは遅延要素を有する遅延鎖を含み、各遅延鎖は同じ遅延要素を含む、C19に記載のダイ。
[C28]
前記ダイはダイの外側のメモリにインタフェース接続するためのメモリ・インタフェース回路構成を含み、前記各スレーブDLLは前記メモリ・インタフェース回路構成の一部である、C19に記載のダイ。
[C29]
前記メモリ回路構成は複数のストローブ・パッドを含み、これらストローブ・パッドのそれぞれは、ストローブ信号線上のメモリ用ストローブ信号を供給するように構成されている、C28に記載のダイ。
[C30]
前記ダイは各ストローブ信号線用の少なくとも1つのスレーブDLLを含む、C29に記載のダイ。
[C31]
前記位相オフセットは90度である、C19に記載のダイ。
[C32]
前記マスタDLLは関連電圧調整回路構成を有し、この関連電圧調整回路構成は電圧調整信号を供給するように構成されている、C19に記載のダイ。
[C33]
前記ダイは前記電圧調整信号を前記各スレーブDLLへルーティングする前記電圧調整信号用信号ルーティング要素をさらに含む、C32に記載のダイ。
[C34]
各スレーブDLLは、前記電圧調整信号に基づいて前記スレーブDLLの遅延鎖に調整された電圧を供給するように構成された関連電圧調整回路構成を有している、C33に記載のダイ。
[C35]
多数レートの構造化に適用される集積回路構造であって、
異なる周波数範囲における操作のために金属構成可能なフェイズ・ロックド・ループ(PLL)であって、このPLLは同じ周波数であるが位相が異なる複数のクロック信号を供給するように構成されている、PLLと;
異なる周波数範囲における操作のために金属構成可能なマスタ・ディレイ・ロックド・ループ(DLL)であって、このDLLは前記複数のクロック信号の少なくとも1つを受信し且つ特定の位相オフセット用遅延要素の数を示す信号を供給するように構成されている、DLLと;
異なる周波数範囲における操作のために金属構成可能な複数のスレーブDLLであって、これらスレーブDLLのそれぞれは、前記複数のクロック信号の少なくとも1つおよび前記特定の位相オフセット用遅延要素の数を示す信号を受信し且つ信号を供給するように構成され、前記特定の位相オフセットは前記複数のクロック信号の少なくとも1つと比較される、スレーブDLLとを含む、集積回路構造。
[C36]
前記特定の位相オフセットは90度である、C35に記載の集積回路構造。
[C37]
構築アプローチによって補正を行うアーキテクチャの物理的な実施において、前記アーキテクチャは少なくとも1つの拡張可能なクロック分配体系を画定し、このクロック分配体系は、複数の金属構成可能なデジタル・ロックド・ループ(DLLs)に分配された特定の位相オフセットを示す信号を供給し、これらDLLsは、集積回路の1つ以上の入出力パッドに接近しており、前記アーキテクチャはまた前記DLLsに分配された電力制御信号を供給する電力調整体系を画定する、物理的な実施

Claims (36)

  1. 基準信号に基づいて、クロック信号を生成するように構成されたフェイズ・ロックド・ループ(PLL)と;
    前記クロック信号の表示を受信し且つ特定の位相オフセットに対応する遅延要素の数を決定するように構成されたディレイ・ロックド・ループ(DLL)と;
    前記遅延要素の数を示す信号を生成する回路構成と;
    前記クロック信号の表示および前記遅延要素の数を示す信号の表示に基づいて、オフセット・クロック信号を生成するように構成された更なるDLLとを含む集積回路。
  2. 前記PLLは複数のクロック信号を生成するように構成され、前記クロック信号は前記複数のクロック信号の1つである、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記PLLは、異なる周波数のクロック信号を生成するために金属プログラム可能である、請求項2に記載の集積回路。
  4. 前記DLLおよび前記更なるDLLはそれぞれ遅延要素の遅延鎖を有し、前記更なるDLL用遅延鎖の遅延要素は、前記DLLの遅延鎖の遅延要素に対して公知の遅延関係を有している、請求項2に記載の集積回路。
  5. 前記DLLおよび前記更なるDLLはそれぞれ遅延要素の遅延鎖を有し、前記DLLの遅延鎖および前記更なるDLLの遅延鎖は同じである、請求項2に記載の集積回路。
  6. 前記DLLは関連電圧調整回路構成を有し、前記DLLの関連電圧調整回路構成は、前記DLLの遅延鎖に調整された電圧を供給する、請求項4に記載の集積回路。
  7. 前記更なるDLLは関連電圧調整回路構成を有し、前記更なるDLLの関連電圧調整回路構成は、前記DLLの遅延鎖に供給された調整電圧の指示を受信し、且つ前記DLLの遅延鎖に供給された調整電圧の指示に基づいて、前記更なるDLLの遅延鎖に調整された電圧を供給する、請求項6に記載の集積回路。
  8. 前記DLLはマスタDLLを含み、且つ前記更なるDLLはスレーブDLLを含んでいる、請求項7に記載の集積回路。
  9. 複数のスレーブDLLをさらに含み、前記スレーブDLLは前記複数のスレーブDLLの1つである、請求項8に記載の集積回路。
  10. 前記各スレーブDLLは集積回路のI/Oパッドの近くに配置されている、請求項9に記載の集積回路。
  11. 前記各スレーブDLLは集積回路の前記各I/Oパッドの一部として構成されている、請求項10に記載の集積回路。
  12. アービトレーション層回路構成と、アプリケーション層回路構成と、メモリ・インタフェース回路構成とをさらに含んでいる、請求項10に記載の集積回路。
  13. 前記各スレーブDLLは前記メモリ・インタフェース回路構成の一部である、請求項12に記載の集積回路。
  14. 前記メモリ・インタフェース回路構成は複数のストローブ・パッドを含み、前記ストローブ・パッドはそれぞれメモリ用の少なくとも1つのストローブ信号を供給する、請求項13に記載の集積回路。
  15. 各ストローブ・パッドは少なくとも1つの関連スレーブDLLを有している、請求項14に記載の集積回路。
  16. 各ストローブ・パッドは、前記ストローブ・パッドによって供給された各ストローブ信号用の関連スレーブDLLを有している、請求項15に記載の集積回路。
  17. 前記メモリ・インタフェース回路構成は複数のデータ・バンク・インタフェース回路構成をさらに含み、各ストローブ・パッドは関連データ・バンク回路を有している、請求項16に記載の集積回路。
  18. 前記オフセット・クロック信号は、前記クロック信号の表示に対して90度の位相オフセットを有している、請求項1に記載の集積回路。
  19. ダイの周囲およびその近辺の複数のI/Oパッドと;
    ダイ上および前記I/Oパッドの少なくともいくつかに近い複数のスレーブ・ディレイ・ロックド・ループ(DLL)であって、少なくとも1つのスレーブDLLは前記I/Oパッドのいくつかのそれぞれの近傍に設けられ、前記各スレーブDLLのそれぞれは、クロック信号および基準信号を受信し、前記基準信号に依存して記クロック信号からの位相オフセットを有する信号を供給する複数のスレーブDLLと;
    ダイ上のマスタDLLであって、このマスタDLLは前記基準信号を供給するように構成されており、前記ダイは前記スレーブDLLのそれぞれに前記基準信号を供給する信号ルーティング要素を含む、マスタDLLと;
    前記ダイ上のフェイズ・ロックド・ループ(PLL)であって、このPLLは同じ周波数であるが位相が異なる複数の周期信号を生成するように構成され、前記複数の周期信号は前記クロック信号を含み、前記ダイは前記マスタDLLに前記周期信号の少なくとも1つを供給する信号ルーティング要素および前記スレーブDLLのそれぞれに前記複数の周期信号を供給する信号ルーティング要素を含んでいる、フェイズ・ロックド・ループ(PLL)とを含んでいるダイ。
  20. 前記マスタDLLはダイの第一角部の近くに設けられ、前記PLLはダイの第二角部の近くに設けられている、請求項19に記載のダイ。
  21. 各スレーブDLLは各I/Oパッドに隣接している、請求項19に記載のダイ。
  22. 前記各スレーブDLLは前記各I/Oパッドの一部を形成している、請求項19に記載のダイ。
  23. 前記PLLは、異なる周波数で作動するように金属プログラム可能である、請求項19に記載のダイ。
  24. 前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLは、異なる周波数で作動するように金属プログラム可能である、請求項19に記載のダイ。
  25. 前記PLL、前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLは、異なる周波数で作動するように金属プログラム可能である、請求項19に記載のダイ。
  26. 前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLのそれぞれは遅延鎖を含み、前記マスタDLLの遅延鎖の要素および前記各スレーブDLLの遅延鎖の要素は、互いに公知の遅延関係を有している、請求項19に記載のダイ。
  27. 前記マスタDLLおよび前記各スレーブDLLのそれぞれは遅延要素を有する遅延鎖を含み、各遅延鎖は同じ遅延要素を含む、請求項19に記載のダイ。
  28. 前記ダイはダイの外側のメモリにインタフェース接続するためのメモリ・インタフェース回路構成を含み、前記各スレーブDLLは前記メモリ・インタフェース回路構成の一部である、請求項19に記載のダイ。
  29. 前記メモリ回路構成は複数のストローブ・パッドを含み、これらストローブ・パッドのそれぞれは、ストローブ信号線上のメモリ用ストローブ信号を供給するように構成されている、請求項28に記載のダイ。
  30. 前記ダイは各ストローブ信号線用の少なくとも1つのスレーブDLLを含む、請求項29に記載のダイ。
  31. 前記位相オフセットは90度である、請求項19に記載のダイ。
  32. 前記マスタDLLは関連電圧調整回路構成を有し、この関連電圧調整回路構成は電圧調整信号を供給するように構成されている、請求項19に記載のダイ。
  33. 前記ダイは前記電圧調整信号を前記各スレーブDLLへルーティングする前記電圧調整信号用信号ルーティング要素をさらに含む、請求項32に記載のダイ。
  34. 各スレーブDLLは、前記電圧調整信号に基づいて前記スレーブDLLの遅延鎖に調整された電圧を供給するように構成された関連電圧調整回路構成を有している、請求項33に記載のダイ。
  35. 多数レートの構造化に適用される集積回路構造であって、
    異なる周波数範囲における操作のために金属構成可能なフェイズ・ロックド・ループ(PLL)であって、このPLLは同じ周波数であるが位相が異なるクロック信号を供給するように構成されている、PLLと;
    異なる周波数範囲における操作のために金属構成可能なマスタ・ディレイ・ロックド・ループ(DLL)であって、このDLLは前記クロック信号を受信し且つ特定の位相オフセット用遅延要素の数を示す信号を供給するように構成されている、マスタDLLと;
    異なる周波数範囲における操作のために金属構成可能な複数のスレーブDLLであって、これらスレーブDLLのそれぞれは、前記クロック信号および前記特定の位相オフセット用遅延要素の数を示す信号を受信し記クロック信号と比較して前記特定の位相オフセットを有する信号を供給するように構成されている複数のスレーブDLLとを含む、集積回路構造。
  36. 前記特定の位相オフセットは90度である、請求項35に記載の集積回路構造。
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