JP4249769B2 - Dll回路及びこれを備える半導体装置 - Google Patents

Dll回路及びこれを備える半導体装置 Download PDF

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    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used

Description

本発明はDLL(Delay Locked Loop)回路及びこれを備える半導体装置に関し、特に、基準となるクロックを分周する多相式のDLL回路及びこれを備える半導体装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータなどのメインメモリとして、クロックに同期した動作を行うシンクロナスメモリが広く使用されている。中でも、DDR(Double Data Rate)型のシンクロナスメモリでは、入出力データを外部クロックに対して正確に同期させる必要があることから、外部クロックに同期した内部クロックを生成するためのDLL回路が必須である(特許文献1参照)。
DLL回路としては、図7に示す1相式のDLL回路が最も一般的である。
図7に示すように、1相式のDLL回路は、外部クロックCKの遅延量を調整する遅延調整回路部10と、遅延調整回路部10の出力である内部クロックLCLKを受けるクロックドライバ部20とを有している。クロックドライバ部20は、内部クロックLCLKをクロックツリー部30の正規パス31に供給するクロックドライバ21と、内部クロックLCLKをクロックツリー部30のレプリカパス32に供給するクロックドライバ22とを含んでいる。
正規パス31を経由した内部クロックLCLKは、バッファ回路部40に含まれる出力バッファ41に供給される。出力バッファ41は、内部クロックLCLKに同期してリードデータDRFIFOを入出力データピンDQに出力する回路である。一方、レプリカパス32を経由した内部クロックLCLKは、レプリカバッファ42に供給される。レプリカバッファ42は、内部クロックLCLKに同期してレプリカクロックRCLKを出力する回路である。
レプリカバッファ42の出力であるレプリカクロックRCLKは、遅延調整回路部10にフィードバックされる。遅延調整回路部10は、位相検知回路11及び遅延調整回路12によって構成され、位相検知回路11の反転入力端(−)にレプリカクロックRCLKが供給される。位相検知回路11の非反転入力端(+)には、外部クロックCKが供給される。
これにより、レプリカクロックRCLKのエッジと外部クロックCKのエッジとの差に応じたフィードバック信号FBが生成され、これが遅延調整回路12に供給される。遅延調整回路12は、フィードバック信号FBに基づいて、レプリカクロックRCLKのエッジが外部クロックCKのエッジと一致するよう、内部クロックLCLKの遅延量を調整する。
また、クロックドライバ22には、分周回路51及び遅延調整回路52が設けられている。分周回路51は、レプリカパス32を経由する内部クロックLCLKを分周することによって消費電力を低減させる目的で挿入される。また、遅延調整回路52は、入出力データピンDQに現れるリードデータとレプリカクロックRCLKとの差を相殺するための回路である。つまり、出力バッファ41とレプリカバッファ42との間には、出力負荷の差などに起因する動作速度差が存在するとともに、位相検知回路11の不感帯によって生じる遅延量の差分が存在する。遅延調整回路52は、これらによるタイミング差を相殺するために挿入されている。
このような構成を有する1相式のDLL回路は、回路構成が比較的簡単であるという利点を有している。その一方で、外部クロックCKの周波数が高くなると、遅延調整回路部10の動作が追いつかなくなり、正しく動作を行うことができないというデメリットがある。
このような問題は、DLL回路を多相式とすることによって解決することができる。多相式のDLL回路は、外部クロックCKをそのまま用いて内部クロックLCLKの遅延量を調整するのではなく、外部クロックCKを分周して得られる分周信号に対して遅延量の制御を行う。このため、遅延制御回路部の動作速度に余裕が生じることから、外部クロックCKの周波数が高い場合であっても正しく動作を行うことが可能となる。
特開2002−324398号公報
しかしながら、多相式のDLL回路は、電源電圧が変動するとスキューが増大したり、デューティが変動しやすいという問題があった。これは、多相式のDLL回路では1つの外部クロックCKを複数の分周信号に分け、これら分周信号のそれぞれに対して遅延量の制御を行っていることから、電源電圧が変動すると、その影響が各分周信号に対して不均一となることが主な原因であると考えられる。
したがって、本発明の目的は、電源電圧が変動してもスキューやデューティ変動の生じにくい多相式のDLL回路及びこれを用いた半導体装置を提供することを目的とする。
本発明によるDLL回路は、第1のクロックを分周することにより、互いに位相の異なる少なくとも第1及び第2の分周信号を生成する分周回路部と、第1のフィードバック信号に基づいて第1の分周信号の遅延量を調整する第1の遅延調整回路と、第2のフィードバック信号に基づいて第2の分周信号の遅延量を調整する第2の遅延調整回路と、少なくとも第1及び第2の遅延調整回路の出力を合成することにより第2のクロックを生成し、これをクロックツリー部の正規パスに供給する合成回路と、第1の遅延調整回路の出力を受け、これをクロックツリー部のレプリカパスに供給する第1のクロックドライバと、第2の遅延調整回路の出力を受ける第2のクロックドライバとを備え、第1のクロックドライバと第2のクロックドライバが実質的に同一の回路構成を有していることを特徴とする。
特に限定されるものではないが、第1のクロックを外部クロックとすることができ、第2のクロックを内部クロックとすることができる。
第1のフィードバック信号は、レプリカパスを経由した第1の分周信号に基づき生成される第3のクロックと第1のクロックとのエッジのずれを示す信号であることが好ましい。また、第2のフィードバック信号は、第2のクロックのデューティを示す信号であることが好ましい。
また、本発明による半導体装置は、上述したDLL回路を備える半導体装置であって、正規パスを経由した第2のクロックに同期してデータを出力する出力バッファと、出力バッファと実質的に同一の回路構成を有し、レプリカパスを経由した第1の分周信号に同期して第3のクロックを出力するするレプリカバッファとを備えていることを特徴とする。
本発明による半導体装置は、レプリカパスとレプリカバッファとの間に設けられ、出力バッファの動作速度とレプリカバッファの動作速度との差を吸収する第3の遅延調整回路をさらに備えていることが好ましい。この場合、外部より電源電位が供給される電源ピンをさらに備え、第3の遅延調整回路と電源ピンとの距離は、少なくとも第1のクロックドライバと電源ピンとの距離よりも短いことが好ましい。
本発明によれば、分周信号を伝達する複数のクロックドライバが実質的に同一の回路構成を有していることから、電源電圧が変動した場合であっても、その影響が各分周信号に対してほぼ均等となる。このため、電源変動によるDLL回路の機能低下を防止することが可能となる。
したがって、本発明は、DDR型のシンクロナスメモリのように、入出力データを外部クロックに対して正確に同期させる必要のある半導体装置への適用において非常に好適である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるDLL回路の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態によるDLL回路は、分周回路部100と、遅延調整回路部110と、クロックドライバ部120によって構成されている。
分周回路部100は、外部クロックCKを2分周することにより分周信号CK1を生成する分周回路101と、分周信号CK2を生成する分周回路102とを含んでいる。正確には、これら分周回路101,102が分周する信号は、外部クロックCK及びその反転信号/CKをコンパレータ90によって比較した信号であるが、便宜上、コンパレータ90の出力についても外部クロックCKと表記する。
分周回路101と分周回路102は、互いに位相の異なる分周信号を生成する。例えば、分周回路101が外部クロックCKの立ち上がりエッジに連動した分周を行うとすれば、分周回路102は外部クロックCKの立ち下がりエッジに連動した分周を行えばよい。これにより、分周信号CK1,CK2の位相は、互いに90°ずれることになる。
遅延調整回路部110は、フィードバック信号FB1に基づいて分周信号CK1の遅延量を調整する遅延調整回路111と、フィードバック信号FB2に基づいて分周信号CK2の遅延量を調整する遅延調整回路112とを含んでいる。フィードバック信号FB1は位相検知回路113によって生成され、フィードバック信号FB2はデューティ検知回路114によって生成される。遅延調整回路111,112によって遅延量が調整された分周信号CK1,CK2は、いずれもクロックドライバ部120に供給される。
クロックドライバ部120は、遅延調整回路111,112より出力された分周信号CK1,CK2を合成することにより、内部クロックLCLKを生成する合成回路121を含んでいる。合成回路121はEXOR回路によって構成することができる。合成回路121の出力である内部クロックLCLKは、クロックツリー部130の正規パス131に供給される。
さらに、クロックドライバ部120は、2つのクロックドライバ122,123を含んでいる。クロックドライバ122は、遅延調整回路111より出力された分周信号CK1を受け、これをクロックツリー部130のレプリカパス132に供給する回路である。一方、クロックドライバ123は、遅延調整回路112より出力された分周信号CK2を受ける回路であり、クロックドライバ122と同一の回路構成を有している。
クロックドライバ122,123には、それぞれ分周回路152,153が設けられている。分周回路152は、レプリカパス132を経由する分周信号CK1をさらに分周することによって消費電力を低減させるための回路である。したがって、本発明においてこれを設けることは必須でない。もちろん、分周回路152を省略する場合には、分周回路153も省略することによって、クロックドライバ122,123の回路構成を一致させる必要がある。また、図7に示したDLL回路とは異なり、クロックドライバ122には遅延調整回路は挿入されていない。
クロックドライバ123は、分周信号CK1と分周信号CK2の負荷を一致させるために設けられており、その出力は使用されない。つまり、ダミー回路である。このような目的を達成するためには、クロックドライバ123の代わりにダミー容量を用いることも考えられる。しかしながら、後述するように、クロックドライバ122の負荷は電源電圧によって変動する一方、ダミー容量ではそのような変動が生じない。このため、クロックドライバ123の代わりにダミー容量を用いると、電源電圧が変動した場合において、分周信号CK1と分周信号CK2の負荷が不均一となってしまう。このような点を考慮して、クロックドライバ122と同一の回路構成を有するクロックドライバ123を用いているのである。
クロックツリー部130の正規パス31を経由した内部クロックLCLKは、バッファ回路部140に含まれる出力制御回路141に供給される。出力制御回路141は、これに基づき、リードデータDRFIFOを出力バッファ142に供給するタイミングなどを制御する。出力バッファ142の出力は、入出力データピンDQに供給される。
一方、クロックツリー部130のレプリカパス132を経由した分周信号CK1は、遅延調整回路143を介してレプリカバッファ144に供給される。レプリカバッファ144は、分周信号CK1に同期してレプリカクロックRCLKを出力する回路であり、出力バッファ142と実質的に同一の回路構成を有している。出力バッファ142は、リードデータに対応した出力を行うのに対し、レプリカバッファ144は分周信号CK1に同期してクロック出力を行う。
遅延調整回路143は、入出力データピンDQに現れるリードデータとレプリカクロックRCLKとのタイミング差を相殺するための回路である。既に説明したように、出力バッファ142とレプリカバッファ144との間には、出力負荷の差などに起因する動作速度差が存在するとともに、位相検知回路113の不感帯によって生じる遅延量の差分が存在する。遅延調整回路143は、これらによるタイミング差を相殺するために挿入されている。
このような遅延調整回路143は、図7に示したDLL回路ではクロックドライバ部に設けられている。しかしながら、遅延調整回路143をクロックドライバ部120に配置すると、クロックドライバ122とクロックドライバ123の回路構成が相違してしまう。この点を考慮して、本実施形態ではバッファ回路部140に遅延調整回路143を配置している。また、後述するように、本実施形態ではレプリカバッファ144に対応する出力制御回路を削除しており、これによって空いたスペースに遅延調整回路143を配置している。
レプリカバッファ144の出力であるレプリカクロックRCLKは、位相検知回路113の反転入力端(−)にフィードバックされる。位相検知回路11の非反転入力端(+)には、外部クロックCKが供給される。
これにより、レプリカクロックRCLKのエッジと外部クロックCKのエッジとの差に応じたフィードバック信号FB1が位相検知回路113によって生成され、これが遅延調整回路111に供給される。遅延調整回路111は、フィードバック信号FB1に基づいて、レプリカクロックRCLKのエッジが分周信号CK1のエッジと一致するよう、分周信号CK1の遅延量を調整する。
ここで、分周信号CK1は、外部クロックCKを2分周した信号であることから、遅延調整回路111によって外部クロックCKの両エッジ(立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジ)に対する調整はできない。つまり、外部クロックCKの一方のエッジ(例えば立ち上がりエッジ)が分周信号CK1のエッジと一致するよう、分周信号CK1の遅延量を調整することになる。
一方、合成回路121によって生成された内部クロックLCLKは、デューティ検知回路114に供給される。デューティ検知回路114は、内部クロックLCLKのデューティ、すなわちハイレベルとなっている期間を検知する回路であり、検知した結果に基づいてフィードバック信号FB2を生成する。フィードバック信号FB2は、遅延調整回路112に供給される。
遅延調整回路112は、フィードバック信号FB2に基づいて分周信号CK2の遅延量を調整する。例えば、内部クロックLCLKのデューティが小さすぎる場合には、分周信号CK2の遅延量を大きくし、内部クロックLCLKのデューティが大きすぎる場合には、分周信号CK2の遅延量を小さくすればよい。
このようにして遅延量が調整された分周信号CK1,CK2は、上述の通り、合成回路121によって合成され、内部クロックLCLKが生成される。したがって、内部クロックLCLKの立ち上がりエッジについては遅延調整回路111による制御によって正しく調整され、内部クロックLCLKのデューティについては遅延調整回路112による制御によって正しく調整される。
図2は、出力制御回路141及び出力バッファ142の構成をより詳細に示すブロック図である。
図2に示すように、出力制御回路141は、リードデータDRFIFOを受けるコントローラ200と、コントローラ200の出力であるサブリードデータDRD1〜DRDnをそれぞれ受ける前段回路211〜21nによって構成されている。また、出力バッファ142は、前段回路211〜21nにそれぞれ対応する単位バッファ221〜22nによって構成されている。
コントローラ200は、リードデータDRFIFOに基づき、内部クロックLCLKに同期して1又は2以上のサブリードデータDRD1〜DRDnを活性化させる回路である。どのサブリードデータDRD1〜DRDnを活性化させるかは、選択信号MRRによって指定することができる。
サブリードデータDRD1〜DRDnは、それぞれ対応する前段回路211〜21nに供給される。前段回路211〜21nは、対応するサブリードデータDRD1〜DRDnが活性化すると、対応する単位バッファ221〜22nを駆動する。したがって、出力バッファ142のインピーダンスを低く設定する場合には、選択信号MRRを用いて同時に活性化させるサブリードデータDRD1〜DRDnの数を増やし、これによって、並列に動作させる単位バッファ221〜22nの数を増やせばよい。逆に、出力バッファ142のインピーダンスを高く設定する場合には、同時に活性化させるサブリードデータDRD1〜DRDnの数を減らし、これによって、並列に動作させる単位バッファ221〜22nの数を減らせばよい。
前段回路211〜21nには、さらにインピーダンス制御信号DRZQが供給される。つまり、単位バッファ221〜22nはインピーダンスの微調整が可能に構成されており、単位バッファ221〜22nのインピーダンスを指定する信号がインピーダンス制御信号DRZQである。
一方、図1に示したように、レプリカバッファ144に対しては、このような出力制御回路141が設けられていない。厳密には、分周信号CK1に同期してレプリカバッファ144を活性化させるための回路、つまり、図2に示すコントローラ200の一部に相当する回路が設けられているが、その他の回路、つまり、レプリカバッファ144のインピーダンスを微調整するための前段回路などについては省略されている。このため、出力制御回路141に相当するエリアに空きスペースが生じ、ここに遅延調整回路143を配置している。上述の通り、遅延調整回路143は、入出力データピンDQに現れるリードデータとレプリカクロックRCLKとのタイミング差を相殺するための回路である。
図3は、本実施形態によるDLL回路を備える半導体装置300のレイアウトを説明するための略平面図である。
図3に示す半導体装置300は、例えばDDR型のシンクロナスDRAM(Dynamic Random Access Memory)であり、4つのメモリセルエリア301〜304を備えている。メモリセルエリア301と302の間、並びに、メモリセルエリア303と304の間は、入出力データピンDQや電源ピンなどを含む複数のパッドが配列されたパッド列310として用いられる。
このような構成を有する半導体装置300において、本実施形態によるDLL回路を構成する遅延調整回路部110及びクロックドライバ部120の大部分がメモリセルエリア301と303の間の領域に配置されている。また、クロックツリー部130及びバッファ回路部140は、メモリセルエリア301と302の間の領域に配置されている。
図4は、半導体装置300内におけるDLL回路の配置をより詳細に示す拡大図である。
図4に示すように、メモリセルエリア301と303の間の領域は、横方向に細長い形状を有しているため、分周信号CK1を伝達するパスと、分周信号CK2を伝達するパスを横方向に並べて配置している。そして、これらのレイアウトを左右対称としている。図示しないが、これらのパスに電源を供給する電源ラインについても左右対称に配置している。これにより、これらパスの長さが一致するばかりでなく、電源変動や電源ノイズによって分周信号CK1が受ける影響と分周信号CK2が受ける影響が均等となる。
また、メモリセルエリア301と303の間の領域は横方向に細長いため、パッド列310からの距離が遠い。このため、電源電圧が変動しやすい領域である。したがって、図7に示したDLL回路のように、クロックドライバ122の近傍に遅延調整回路143を配置すると、電源変動によって調整量が変化してしまう。この点を考慮して、本実施形態では、図4に示すように、遅延調整回路143をパッド列310の近傍の電源変動が生じにくい領域に配置している。このため、遅延調整回路143による遅延量の正確性を確保することが可能となる。
また、上述の通り、ダミー容量を用いるのではなく、クロックドライバ122と同一の回路構成を有するクロックドライバ123を用いていることから、当該領域において電源変動が生じたとしても、その影響は分周信号CK1,CK2に対してほぼ均等となる。このため、電源変動によるDLL回路の動作特性の変化が少なくなる。
図5は、電源電圧に応じたリードデータの無効期間の変化を説明するためのタイミング図である。
シンクロナスDRAMにおいては、外部クロックCKに同期してリードデータを出力するため、外部クロックCKのエッジ(DDR型においては両エッジ)にてリードデータが切り替わる。リードデータの切り替えにはある程度の時間が必要であるが、リードデータの出力タイミングを外部クロックCKに正しく同期させるためには、外部クロックCKのエッジを中心として無効期間が均等であることが重要である。
図5に示すように、電源電圧が所望の電圧である場合(±0)における無効期間INV0は、外部クロックCKのエッジを中心として均等となるよう設計される。無効期間INV0は、符号Aに示すように、リードデータD0の出力終了時期END0から、次のリードデータD1の出力開始時期START0までの期間によって定義される。
本実施形態によるDLL回路は、図5に示すように、出力終了時期END0及び出力開始時期START0が電源電圧にほとんど依存しない。このため、無効期間INV0は、電源変動が生じても、外部クロックCKのエッジを中心として常に均等となる。つまり、リードデータD0からリードデータD1への切り替えは、電源変動の影響を受けることなく、外部クロックCKのエッジに同期して正しく行われる。
これに対し、例えば、クロックドライバ123の代わりにダミー容量を用いた場合を想定すると、図5に示すように、出力終了時期END1及び出力開始時期START1が電源電圧によって大きく変動する。具体的には、電源電圧が高くなると(+)、出力終了時期END1及び出力開始時期START1とも遅くなり、符号Bで示すように、リードデータD0からリードデータD1への切り替えが、外部クロックCKのエッジよりも遅れてしまう。逆に、電源電圧が低くなると(−)、出力終了時期END1及び出力開始時期START1とも早くなり、符号Cで示すように、リードデータD0からリードデータD1への切り替えが、外部クロックCKのエッジよりも早くなってしまう。
このようなズレは、リードデータの信号品質を劣化させる原因になるが、本実施形態によるDLL回路ではこのようなズレがほとんど生じないことから、高い信号品質を得ることが可能となる。
特に、DDR型のシンクロナスDRAMにおいては、リードデータのデューティ確保が非常に重要である。図6に示すように、本実施形態によるDLL回路では、クロックドライバ122に供給される電源電圧VDD1が変動すると、クロックドライバ123に供給される電源電圧VDD2も同じように変動するため、分周信号CK1のエッジが遅れると分周信号CK2のエッジも同じように遅れる。このため、電源が変動しても、入出力データピンDQより出力されるリードデータのデューティが不足することがほとんどない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、本発明を2相式のDLL回路に適用した例について説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、広く多相式のDLL回路に適用することが可能である。
本発明の好ましい実施形態によるDLL回路の構成を示すブロック図である。 出力制御回路141及び出力バッファ142の構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態によるDLL回路を備える半導体装置300のレイアウトを説明するための略平面図である。 半導体装置300内におけるDLL回路の配置をより詳細に示す拡大図である。 電源電圧に応じたリードデータの無効期間の変化を説明するためのタイミング図である。 電源電圧とリードデータのデューティとの関係を説明するためのタイミング図である。 1相式のDLL回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,110 遅延調整回路部
11,113 位相検知回路
12,52,111,112,143 遅延調整回路
20,120 クロックドライバ部
21,22,122,123 クロックドライバ
30,130 クロックツリー部
31,131 正規パス
32,132 レプリカパス
40,140 バッファ回路部
41,142 出力バッファ
42,144 レプリカバッファ
51,101,102,152,153 分周回路
90 コンパレータ
100 分周回路部
114 デューティ検知回路
121 合成回路
141 出力制御回路
200 コントローラ
211〜21n 前段回路
221〜22n 単位バッファ
300 半導体装置
301〜304 メモリセルエリア
310 パッド列

Claims (5)

  1. 第1のクロックを分周することにより、互いに位相の異なる少なくとも第1及び第2の分周信号を生成する分周回路部と、
    第1のフィードバック信号に基づいて前記第1の分周信号の遅延量を調整する第1の遅延調整回路と、
    第2のフィードバック信号に基づいて前記第2の分周信号の遅延量を調整する第2の遅延調整回路と、
    前記第1及び第2の遅延調整回路の出力を合成することにより第2のクロックを生成し、これをクロックツリー部の正規パスに供給する合成回路と、
    前記第1の遅延調整回路の出力を受け、これを前記クロックツリー部のレプリカパスに供給する第1のクロックドライバと、
    前記第2の遅延調整回路の出力を受ける第2のクロックドライバとを備え、
    前記第1のクロックドライバと前記第2のクロックドライバは、実質的に同一の回路構成を有し
    前記第1のフィードバック信号は、前記レプリカパスを経由した前記第1の分周信号に基づき生成される第3のクロックと前記第1のクロックとのエッジのずれを示す信号であることを特徴とするDLL回路。
  2. 前記第2のフィードバック信号は、前記第2のクロックのデューティを示す信号であることを特徴とする請求項1に記載のDLL回路。
  3. 請求項1又は2に記載のDLL回路を備える半導体装置であって、
    前記正規パスを経由した前記第2のクロックに同期してデータを出力する出力バッファと、前記出力バッファと実質的に同一の回路構成を有し、前記レプリカパスを経由した前記第1の分周信号に同期して前記第3のクロックを出力するするレプリカバッファとを備えていることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記レプリカパスと前記レプリカバッファとの間に設けられ、前記出力バッファの動作速度と前記レプリカバッファの動作速度との差を吸収する第3の遅延調整回路をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 外部より電源電位が供給される電源ピンをさらに備え、前記第3の遅延調整回路と前記電源ピンとの距離は、少なくとも前記第1のクロックドライバと前記電源ピンとの距離よりも短いことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
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