JP5031183B2 - 情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5031183B2
JP5031183B2 JP2004162020A JP2004162020A JP5031183B2 JP 5031183 B2 JP5031183 B2 JP 5031183B2 JP 2004162020 A JP2004162020 A JP 2004162020A JP 2004162020 A JP2004162020 A JP 2004162020A JP 5031183 B2 JP5031183 B2 JP 5031183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
screen
displayed
external display
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004162020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005345543A5 (ja
JP2005345543A (ja
Inventor
進一 加藤
健一 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004162020A priority Critical patent/JP5031183B2/ja
Publication of JP2005345543A publication Critical patent/JP2005345543A/ja
Publication of JP2005345543A5 publication Critical patent/JP2005345543A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5031183B2 publication Critical patent/JP5031183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、外部表示装置を接続可能な情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
現在では、コンピュータ内の記憶装置に記憶されているドキュメントファイルや画像データなどのセキュリティ確保のために、コンピュータの起動時や、ドキュメントファイルをアプリケーションファイルで開く際などにユーザ名およびパスワード入力を促し、正しく入力された場合のみ起動を行う構成とすることで、セキュリティ面での安全を確保している。
また、従来の会議やプレゼンテーションにおいては、コンピュータ上で作成されたドキュメントをオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)で使用することが可能な透明のOHPシートにプリントし、それをOHPで画像を投影して使用していたが、現在では液晶プロジェクタや大型ディスプレイなどの外部装置に携帯型コンピュータを接続して、携帯型コンピュータ上で作成したドキュメントファイルや画像データを直接、液晶プロジェクタで投影して使用するケースが多い。これによって大人数に対してドキュメントファイルや画像データの紹介を行うことが可能になっている。
なお、携帯可能な液晶プロジェクタとして、下記特許文献1が既に公開されており、小型液晶プロジェクタ22をパソコン21の表示画面上に接続して、手軽に簡単に投影処理が可能に構成されており、そのフレキシビリティは従来のプロジェクタシステムに比べて格段に向上している。
そして、小型化における投影画像の振動による影響をも除去されて、鮮明画像を投影可能に構成されている。
特開2001−221641号公報
しかしながら、液晶プロジェクタや大型ディスプレイなどの外部表示装置と接続している携帯型コンピュータにおいては、携帯型コンピュータ上で表示される画面と同じものが外部表示装置でも表示されてしまうので、携帯型コンピュータを起動する際には起動時のユーザ名およびパスワード入力画面が外部表示装置でも表示されてしまい、また携帯型コンピュータ上でパスワード設定されたドキュメントファイルや画像データをアプリケーションソフトで起動する際にはアプリケーションソフト起動時のユーザ名およびパスワード入力画面も外部表示装置で表示されてしまう。
そのためユーザ名およびパスワード入力を行っている最中の画面を大人数に見られてしまっている。
その際、通常パスワードは「****」等の文字に置き換えられて表示されるのでパスワードそのものを知られるケースは低いが、ユーザ名は表示されるケースがほとんどなので、例えば会議上で投影された画面を見ている出席者は、パスワードと対になっているユーザ名に関しては簡単に第三者(不特定多数)に漏洩してしまう事態を避けることはできない。
また、オペレーションミスにより、例えばパスワードをユーザ名入力欄に入力してしまようなことをうっかり実行してしまうことにより、パスワードも可視化してしまい、パスワードを該画面を通して視認できた第三者は、当該ユーザのパスワード等を簡単に取得できてしまう。
さらには、携帯型コンピュータの画面上に配置されたフォルダ名や、起動されたe−Mail、カレンダなどのアプリケーションが存在する場合には、フォルダ名や、e−Mailの宛先および内容、カレンダの予定なども大人数に公開してしまうことになる。
このようにコンピュータ画面上に表示される情報を外部投影装置を介して表示するような利用形態において、秘匿管理すべき情報が何ら制限されることなく表示されてしまうため、その改善が切望されている。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、非表示の指示に従って、表示装置に表示される画面情報の少なくとも一部に対応する画面情報を外部表示装置に出力しないように制御することにより、ユーザの指示に従って、外部表示装置と表示装置との画面表示内容を一致させたり、異ならしめたりする表示制御を自在に行うことができる仕組みを提供することである。
本発明に係る情報処理装置は以下の特徴的構成を備える。
本発明は、表示装置を備える情報処理装置であって、外部表示装置と接続するためのインタフェース手段と、前記インタフェース手段を介して前記外部表示装置が接続されていることを検出する検出手段と、前記検出手段により前記外部表示装置が接続されていることを検出した場合、前記表示装置に表示される画面情報を前記外部表示装置にも前記インタフェース手段を介して転送する転送手段と、特定のアプリケーションがユーザに対して要求する、第三者に対して秘匿管理すべき情報の入力に対応付けて、当該情報の入力画面を前記外部表示装置に表示しないことを設定する設定手段と、前記設定手段による設定が行われた場合、前記表示装置に表示される画面うち前記入力画面の画面情報を前記外部表示装置に転送することを制限する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る表示制御方法は以下の特徴的構成を備える。
外部表示装置と接続するためのインタフェース手段と、表示装置とを備える情報処理装置における表示制御方法であって、前記インタフェース手段を介して前記外部表示装置が接続されていることを検出する検出ステップと、前記検出ステップにより前記外部表示装置が接続されていることを検出した場合、前記表示装置に表示される画面情報を前記外部表示装置にも前記インタフェース手段を介して転送する転送ステップと、特定のアプリケーションがユーザに対して要求する、第三者に対して秘匿管理すべき情報の入力に対応付けて、当該情報の入力画面を前記外部表示装置に表示しないことを設定する設定ステップと、前記設定ステップにおいて設定が行われた場合、前記表示装置に表示される画面うち前記入力画面の画面情報を前記外部表示装置に転送することを制限する制御ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、外部表示装置では表示したくない情報を入力する必要がある場合に、外部表示装置では表示装置側の表示内容がそのまま反映されることがないので、表示装置側で必要な所定の情報を秘匿性を維持した状態で入力することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す表示制御システムの構成を説明する図であり、例えば表示元となる携帯型コンピュータ200と携帯型液晶プロジェクタ300とが所定のインタフェースを介して接続されるシステム例に対応する。
図1において、100は多画面表示制御システムである。携帯型コンピュータ200は、所定のオペレーティングシステムの下で、ハードディスク等に記憶されている複数のアプリケーションをユーザが選択して起動させることで、所望のアプリケーションに基づくデータ処理を表示装置を介して行うことができる。なお、携帯型コンピュータ200には、外部表示装置へのインタフェースを備え、該インタフェースを介して携帯型液晶プロジェクタ300に表示装置に表示される画面と同一の画面を映像としてスクリーンに投影可能に構成されている。
携帯型液晶プロジェクタ300は、スクリーンを備え、携帯型コンピュータ200とはビデオ表示アダプタ・カードとケーブルを含むインタフェースを介して接続され、携帯型コンピュータ200からのビデオ信号をLCDの透過画像として携帯型液晶プロジェクタ300からスクリーンに投影する。
図2は、図1に示した携帯型コンピュータ200の構成を説明するブロック図である。
図2において、205はバッテリで、充電するために用いられる電力コンバータ202を備えている。なお、バッテリインタフェース204がバッテリ205と他の回路の残りとの間に介挿されることは本システムにおいて任意の構成である。
202は電力コンバータで、AC主電源から電力を得るように全波ブリッジ整流器201を介して接続され、DC電圧をバッテリ205に提供するように接続されている。
203は電圧調整器で、接続されたバッテリ205(コンバータ202)は、当該実施形態においては、ユーザ入力装置(例えば、キーボード206およびマウス207)と、前記入力装置から入力を受取るようにインタフェース管理チップ(I/Fマネージャ)208(これもまた、インタフェースを種々のポートへ提供する)を介して接続される少なくとも1つのマイクロプロセッサ209と、マイクロプロセッサ209によりアクセス可能なメモリ(例えば、フラッシュメモリ210およびRAM211)と、マイクロプロセッサ209により生成されるデータを出力するよう接続されるデータ出力装置(例えば、ディスプレイ212およびビデオ表示アダプタカード213)と、ビデオ表示アダプタカード213を介して外部表示装置としての携帯型液晶プロジェクタ(プロジェクタ)300などが接続されているか否かを検知する外部表示装置検出器220と、ディスプレイ212とビデオ表示アダプタカード213を介して接続される携帯型液晶プロジェクタ300へのビデオ信号の切替えを行う表示切替器221と、インタフェース装置(ディスクI/F)214を介してマイクロプロセッサ209により読出し/書込みアクセス可能であるハードディスクドライブ215とを含む携帯型コンピュータ200に給電することができる。
その他にも多くの構成要素を任意に含むことができ、またこれらの装置構成によって限定されるものではない。
例えば、携帯型コンピュータ200は、ディスクインタフェースコントローラ214に対してインタフェースするCD−ROMドライブ216およびフレキシブルディスクドライブ(FDD)217、ハードディスクドライブ215を含むこともできる。
更に、各種ディスクドライブからマイクロプロセッサ209へのデータアクセスを高速化するためL2キャッシュ218を追加することもでき、PCMCIA219のスロットが周辺装置の強化を可能にする。さらにはインターネット網に接続することが可能になるネットワークインタフェース222や無線LAN223、赤外線通信224、公衆回線網に接続可能なモデム225などを持つ。
なお、携帯型コンピュータ200は、マイクロプロセッサ209がRAM211に対してハードディスクドライブ215からロードされるアプリケーションをオペレーティングシステムの管理の下で実行して、種々のデータ処理をディスプレイ212上で実行可能に構成されている。
図3は、本発明に係る表示制御システムにおける携帯型コンピュータ200のディスプレイ212と携帯型液晶プロジェクタ300での投影状態を説明する図である。
携帯型液晶プロジェクタ300は、携帯型コンピュータ200に備わるビデオ表示アダプタカード213とケーブルを介して接続され、携帯型コンピュータ200上での作業内容をスクリーンSCに投影することができる。
図3に示すように携帯型コンピュータ200のディスプレイ212に表示する内容と同じように携帯型液晶プロジェクタ300で投影(スクリーンSCには拡大映像として投影される)することが可能である。
なお、携帯型コンピュータ200のディスプレイ212にはアプリケーションあるいはオペレーティングシステムから要求パスワード入力エリア(PSE)1が表示され、これに対応して、携帯型液晶プロジェクタ300の投影(スクリーンSCの投影面にはアプリケーションあるいはオペレーティングシステムから要求パスワード入力エリア(PSE)2が表示されている状態を示している。
図4は、本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した携帯型コンピュータ200を起動する際に行われる一連の制御手順に対応する。なお、S401〜S410は各ステップを示す。また、各ステップは、マイクロプロセッサ209がRAM211上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。
携帯型コンピュータ200をキーボード206およびマウス207で起動指示を行うと(S401)、マイクロプロセッサ209は起動プログラムをハードディスクドライブ215から読み込みRAM211に展開して起動動作を行う(S402)。
次に、起動動作中に外部表示装置検出器220がビデオ表示アダプタカード213やPCMCIA219のスロットを経由した外部表示装置のクロック同期信号などで接続されているコードを検出すると(S403)、マイクロプロセッサ209はディスプレイ212と同様のビデオ信号を外部表示装置に転送する(S404)。
そして、マイクロプロセッサ209は携帯型コンピュータ200の起動に伴い、起動を許可するためのユーザ名およびパスワードの入力をディスプレイ212のパスワード入力エリアPSE1を表示して促す(S405)。
ここで後述する外部表示装置へのユーザ名およびパスワード入力の非表示を選択している場合には(S406)、表示切替器221は、ディスプレイ212と同じ画面のビデオ信号を外部表示装置への出力は制限され、マイクロプロセッサ209で生成される、異なる画面情報(代替画面)を外部表示装置で表示するようビデオ信号を切替え、ユーザ名およびパスワード入力画面を外部表示装置では表示しないように制御を行う(S407)。
ここで、外部表示装置で表示しておく代替画面は携帯型コンピュータ200で使用するスクリーンセーバでも構わないし、何かしらの静止画像データや動画像データ、さらにはビデオ信号をシャットアウトして無表示状態にしも構わない。
そして、ユーザ名およびパスワードの入力をディスプレイ212上で行い(S408)、セキュリティ解除されると(S409)、マイクロプロセッサ209は起動プログラムの実行を続けて、携帯型コンピュータ200を立ち上げて使用できる状態にセットアップする。
それに伴い、表示切替器221はマイクロプロセッサ209からセキュリティ解除を受けるとディスプレイ212と同じ画面を外部表示装置で表示するようビデオ信号を切り替える(S410)。以後は、ディスプレイ212と同じ画面を外部表示装置で表示される。
図5は、本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した携帯型コンピュータ200上でパスワード設定されたファイルをアプリケーションソフトで起動する際に行われる一連の制御手順に対応する。なお、S501〜S508は各ステップを示す。また、各ステップは、マイクロプロセッサ209がRAM211上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。
先ず、携帯型コンピュータ200上でキーボード206およびマウス207からパスワード設定されたファイルをアプリケーションソフトで起動するよう指示を行うと(S501)、マイクロプロセッサ209は該当するファイルおよびアプリケーションソフトをハードディスクディスクドライブ215から読み込みRAM211に展開して起動動作を行う(S502)。
そして、マイクロプロセッサ209はファイルおよびアプリケーションソフトの起動に伴い、起動を許可するためのユーザ名およびパスワードの入力をディスプレイ212のパスワード入力エリアPSEを表示して促す(S503)。ここで、外部表示装置検出器220がビデオ表示アダプタカード213やPCMCIA219のスロットを経由した外部表示装置のクロック同期信号などで接続されているコードを検出すると、後述する外部表示装置へのユーザ名およびパスワード入力の非表示を選択している場合には(S504)、表示切替器221は、ディスプレイ212と同じ画面のビデオ信号を外部表示装置には出力せずに、マイクロプロセッサ209で生成される、異なる画面(代替画面)を外部表示装置で表示するようビデオ信号を切替え、ユーザ名およびパスワード入力画面を外部表示装置では表示しないように制御を行う(S505)。
そして、ユーザ名およびパスワードの入力をディスプレイ212上で行い(S506)、セキュリティ解除されると(S507)、マイクロプロセッサ209はファイルおよびアプリケーションソフトの実行を続けて、使用できる状態にセットアップする。それに伴い、表示切替器221はマイクロプロセッサ209からセキュリティ解除を受けるとディスプレイ212と同じ画面を外部表示装置で表示するようビデオ信号を切り替える(S508)。以後は、ディスプレイ212と同じ画面を外部表示装置で表示される。
図6は、図2に示したディスプレイ212に表示される表示内容制限設定画面の一例を示す図であり、図4に示すステップS406または図5に示すステップS504でディスプレイ212に表示される画面例であり、本実施形態では、外部表示装置へのユーザ名およびパスワード入力の非表示選択の設定を行う例である。
図6において、601は切替画面で、携帯型コンピュータ200のディスプレイ212上で表示される外部表示装置でセキュリティ画面の表示/非表示を切り替えるため画面として機能する。B1、B2はボタンである。ボタンB1が指示されると、ディスプレイ212の画面表示と、外部表示装置との画面表示とが一致するようにマイクロプロセッサ209により表示制御され、ボタンB2が指示されると、ディスプレイ212の画面表示と、外部表示装置との画面表示とが一致しないようにマイクロプロセッサ209により表示制御される。なお、一致しないとは、画面全体を他の画面表示に切り替えること、および、ディスプレイ212の表示画面の一部の領域を加工して、マスク表示したり、モザイクをかけて表示することも含むものである。
予め切替画面601において、マウス207等を操作して非表示を選択しておくと、図4、図5で説明したように、外部表示装置を接続していた場合には外部表示装置検出器220によって検出され、表示切替器221によって外部表示装置にはユーザ名およびパスワード入力画面を自動的に非表示するよう制御される。なお、ユーザが敢えて表示を選択した場合には、外部表示装置から投影されるスクリーン上にもユーザ名およびパスワード入力画面が投影されることになる。
以上のように、本実施形態によれば、液晶プロジェクタや大型ディスプレイなどの外部表示装置と接続している携帯型コンピュータにおいて、携帯型コンピュータ上で表示される画面と同じものが外部表示装置でも表示されてしまう場合でも、携帯型コンピュータを起動する際の起動時のユーザ名およびパスワード入力画面が外部表示装置でも表示されてしまうことはなく、また携帯型コンピュータ上でパスワード設定されたドキュメントファイルや画像データをアプリケーションソフトで起動する際においてもアプリケーションソフト起動時のユーザ名およびパスワード入力画面も外部表示装置で表示されてしまうことを防ぐことが出来る。
そのため、ユーザ名およびパスワード入力を行っている最中の画面を大人数に見られてしまうことがなく、外部表示装置に携帯型コンピュータの画面と同じ画面を表示させてしまうことにより起こってしまうユーザ名およびパスワードの漏えいの危険性をなくすことが可能になる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態においては、外部表示装置として携帯型液晶プロジェクタ300もしくは大型ディスプレイを例にあげて、ユーザ名およびパスワード入力時の入力画面の外部表示装置への非表示に関する構成を説明したが、複数の携帯型コンピュータにおいて画面を共有する表示システムが構成される場合にも本発明を適用することができる。以下、その実施形態について説明する。
図7は、本発明の第2実施形態を示す表示システムの一例を示すブロック図であり、例えば1台を親装置として、所定のインタフェースを介して接続される複数の子装置に同一の画面を表示して、学習や研修を実演するような表示システム例である。
図7にいて、700は多画面表示制御システムの全体構成を示す。200は携帯型コンピュータであり、第1実施形態に示した図2に示すハードウエアを備えているものとする。
701,702,703,704,705はコンピュータで、携帯型コンピュータ200と同等のハードウエアと性能を持ち、イーサネット(登録商標)や無線LAN、赤外線、モデムなどの通信インタフェースによってデータ転送および制御を相互に行うことが可能になっている。
携帯型コンピュータ200上の画面は、携帯型コンピュータ200内のネットワークインタフェース222を介して別のコンピュータ701,702,703,704,705に転送され、別のコンピュータ701,702,703,704,705のディスプレイに表示される。
また、携帯型コンピュータ200内の外部表示装置検出器220は、別のコンピュータ701,702,703,704,705が接続されていることを、ネットワークIPアドレスなどから検知する。
そして、図6に示した切替画面601によって、ボタンB2を選択して、予め外部表示装置での非表示設定がされているとマイクロプロセッサ209が判断した場合には、ユーザ名およびパスワード入力画面の表示は別のコンピュータ701,702,703,704,705のディスプレイで行わないよう表示切替器221によって自動的に非表示するよう制御される。
なお、無線LANや赤外線通信、モデムによる別の携帯型コンピュータとの接続に関しても同様に本発明を適用可能である。
〔第3実施形態〕
第1,第2実施形態においては、携帯型コンピュータ200について説明を行ったが、携帯型でなくても良いし、またコンピュータに限らず同様な構成を持つ、例えば、スキャナとプリンタさらには画像保存やPDFデータの送信が行えるカラー複合機に関しても同様である。
この場合、カラー複合機を携帯型コンピュータ200相当に見立てて、カラー複合機に接続される外部表示装置としてのモニタや液晶ディスプレイ、その他別のコンピュータなどを接続した際に、カラー複合コピー機のUIで入力するユーザ名およびパスワードを、カラー複合機以外の表示装置や別のコンピュータなどに表示させないよう構成することも可能である。
〔第4実施形態〕
第1実施形態では、図6に示した切替画面601は携帯型コンピュータ200のディスプレイ212上に表示して直接指示を行う構成を説明したが、ネットワークインタフェース222、無線LAN223、赤外線通信224、モデム225などを介して、外部操作手段によって切り替える構成にしても良い。
例えば、別の携帯電話からモデム225を介して、携帯電話上の表示部に切替画面601に相当の画面を表示させ、表示/非表示の切替えを行える構成にしても良い。
〔第5実施形態〕
第1実施形態では、ユーザ名およびパスワード入力に関する非表示に関して説明を行ってきたが、これに限るものではなく、携帯型コンピュータ200上の画面の背景にレイアウトされる壁紙や、デスクトップ上に配置されているフォルダやファイルのアイコン表示およびファイル名、その他起動中のe−Mailやカレンダなどのアプリケーションファイルの表示/非表示切替えなどを切替画面601において設定し、表示/非表示を自動的に切り替える構成にしても良い。
例えば、プレゼンテーションソフトは、外部表示装置に表示しておきたいが、同時に起動中のe−Mailソフトに関しては内容を大人数に知られたくないので非表示にしておくなどの設定をしておくことで、必要な画面は表示するが、必要でない画面に関しては非表示にしておくことが可能になる。
〔第6実施形態〕
第1実施形態においては、ユーザ名、パスワード入力の際には外部表示装置には、携帯型コンピュータ200で表示されている画面イメージとは異なるイメージ(代替画面)を表示する旨を説明したが、ユーザ名、パスワード入力欄の箇所だけをボカしたり、モザイクをかけたり、無表示にしたり、別の画像を重ねたりするなどしてユーザ名やパスワード入力欄が見えない構成にしても良い。
〔第7実施形態〕
第1実施形態においては、ユーザ名、パスワード入力の際には外部表示装置には、携帯型コンピュータ200で表示されている画面イメージとは異なるイメージ(代替画面)をユーザ名およびパスワード入力画面を表示した後に表示する旨を説明したが、システム登録において、ユーザ名およびパスワード入力画面を表示の設定を起動に反映させるか否かをあらかじめ決定しておくことにより、図5に示すステップS504や、図4に示すステップS406を実行することなく、次のステップに進み、あらかじめ登録されているユーザ名およびパスワード入力画面の表示/非表示の制御を実行するように構成してもよい。
これにより、スクリーンSC上では、例えば図5に示す表示制御において、ステップS502の間で、表示設定をプロセッサ209が確認して、ステップS505における制御を先行して実行することで、ユーザ名およびパスワード入力画面に替えて他の代替画面を表示し、スクリーンSC上では、携帯型コンピュータ200上で秘匿性のあるデータの入力が行われていることすら意識させることなく、ステップS503,S506,S507を順次実行するように制御してもよい。
以下、図8に示すメモリマップを参照して本発明に係る表示制御システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図8は、本発明に係る表示制御システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図4、図5に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下、その実施態様1〜15について説明する。
〔実施態様1〕
表示装置を備える情報処理装置であって、外部表示装置(例えば図3に示す携帯型液晶プロジェクタ300)を接続するインタフェース手段(例えば図2に示すVDA213)と、前記インタフェース手段に接続される前記外部表示装置を検出する検出手段(図2に示す外部表示装置検出器220)と、前記検出手段により前記外部表示装置が接続されていることを検出した場合、前記インタフェース手段を介して前記表示装置に表示される画面情報を前記外部表示装置にも出力可能な状態に切り替える切替手段(図2に示す表示切替器221)と、前記切替手段による切替後、非表示の指示に従って、前記表示装置に表示される画面情報と前記外部表示装置に表示すべき画面情報との表示内容を変更する制御手段(図2に示すマイクロプロセッサ209)とを備えることを特徴とする情報処理装置。
これにより、情報処理装置のデータ処理状況に応じて、外部表示装置が接続されたことを検出して、表示装置に表示された画面と同一画面を表示したり、該表示画面とは異なる画面を表示したりすることができ、外部表示装置では表示したくない情報を入力する必要がある場合に、外部表示装置では表示装置側の表示内容がそのまま反映されることないので、表示装置側で必要な所定の情報を正確に、かつ秘匿性を維持した状態で入力することができる。
〔実施態様2〕
前記外部表示装置に表示すべき画面情報の切り替えを指示する切替指示手段を備え(例えば図6に示すボタンB1,B2による指示に相当)、前記制御手段は、前記切り替え指示手段による切替指示中の間、前記表示装置に表示される画面情報と前記外部表示装置に表示すべき画面情報との表示内容を変更することを特徴とする実施態様1記載の情報処理装置。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、一時的に表示装置と外部表示装置とで表示する内容を異ならせることができる。
〔実施態様3〕
前記切替指示手段は、前記表示装置に表示される所定の情報入力催促画面の表示時に、前記外部表示装置に表示すべき画面情報の切り替えを指示することを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、情報処理装置上でなんらかの情報入力が催促された場合に、その入力情報が外部表示装置で表示されてしまうことを制限することができる。
〔実施態様4〕
前記所定の情報入力催促画面は、データ処理可能な状態に遷移させるための認証情報入力催促画面、ユーザ名入力画面、電子ファイル、電子ファイル名、アプリケーションウィンドウを含む各種入力画面、WEBブラウザURL入力画面を含むことを特徴とする実施態様3記載の情報処理装置。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、情報処理装置上で種々の入力要求が催促される場合に、それぞれの催促に適応して、その入力情報が外部表示装置で表示されてしまうことを制限することができる。
〔実施態様5〕
前記制御手段は、前記表示装置に表示される所定の情報入力催促画面の表示時に、前記外部表示装置へ転送すべき画面情報の全体または一部を変更可能とすることを特徴とする実施態様1記載の情報処理装置。
これにより、入力催促に伴う入力処理情報が外部表示装置で秘匿性のある情報がそのまま表示されて第三者に漏洩してしまう事態を防止できる。
〔実施態様6〕
前記切替指示手段による切替指示情報を所定の情報入力催促画面と関連付けて記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記切替手段による切替後、前記記憶手段に記憶される切替指示情報に基づいて、前記表示装置に表示される画面情報と前記外部表示装置に表示すべき画面情報との表示内容を変更することを特徴とする実施態様1記載の情報処理装置。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、必要に応じて切替指示がなくても、表示装置に表示された画面と同一画面を表示したり、該表示画面とは異なる画面を表示したりすることを自動化することができ、利便性と操作性がさらに向上する。
〔実施態様7〕
表示装置を備える情報処理装置であって、外部表示装置を接続するインタフェース手段(図2に示すVDA213)と、前記インタフェース手段を介して、前記表示装置に表示される画面情報に対応する画面情報を前記外部表示装置に出力する制御手段(図2に示すマイクロプロセッサ209)とを備え、前記制御手段は、非表示の指示に従って、前記表示装置に表示される画面情報の少なくとも一部に対応する画面情報を前記外部表示装置に出力しないように制御することを特徴とする情報処理装置。
これにより、ユーザの指示に従って、外部表示装置と表示装置との画面表示内容を一致させたり、異ならしめたりする表示制御を自在に行うことができる。
〔実施態様8〕
外部表示装置を接続するインタフェース手段と、表示装置とを備える情報処理装置における表示制御方法であって、前記インタフェース手段に接続される前記外部表示装置を検出する検出ステップ(図4に示すステップS403)と、前記検出ステップにより前記外部表示装置が接続されていることを検出した場合、前記インタフェース手段を介して前記表示装置に表示される画面情報を前記外部表示装置にも出力可能な状態に切り替える切替ステップ(図4に示すステップS405,S406)と、前記切替ステップによる切替後、非表示の指示に従って、前記表示装置に表示される画面情報と前記外部表示装置に表示すべき画面情報との表示内容を変更する制御ステップ(図4に示すステップS407)とを備えることを特徴とする表示制御方法。
これにより、情報処理装置のデータ処理状況に応じて、外部表示装置が接続されたことを検出して、表示装置に表示された画面と同一画面を表示したり、該表示画面とは異なる画面を表示したりすることができ、外部表示装置では表示したくない情報を入力する必要がある場合に、外部表示装置では表示装置側の表示内容がそのまま反映されることないので、表示装置側で必要な所定の情報を正確に、かつ秘匿性を維持した状態で入力することができる。
〔実施態様9〕
前記外部表示装置に表示すべき画面情報の切り替えを指示する切替指示ステップ(図4に示すステップS406)を備え、前記制御ステップは、前記切替指示ステップによる切替指示中の間、前記表示装置に表示される画面情報と前記外部表示装置に表示すべき画面情報との表示内容を変更することを特徴とする実施態様8記載の表示制御方法。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、一時的に表示装置と外部表示装置とで表示する内容を異ならせることができる。
〔実施態様10〕
前記切替指示ステップは、前記表示装置に表示される所定の情報入力催促画面の表示時に、前記外部表示装置に表示すべき画面情報の切り替えを指示することを特徴とする実施態様9記載の表示制御方法。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、情報処理装置上でなんらかの情報入力が催促された場合に、その入力情報が外部表示装置で表示されてしまうことを制限することができる。
〔実施態様11〕
前記所定の情報入力催促画面は、データ処理可能な状態に遷移させるための認証情報入力催促画面、ユーザ名入力画面、電子ファイル、電子ファイル名、アプリケーションウィンドウを含む各種入力画面、WEBブラウザURL入力画面を含むことを特徴とする実施態様10記載の表示制御方法。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、情報処理装置上で種々の入力要求が催促される場合に、それぞれの催促に適応して、その入力情報が外部表示装置で表示されてしまうことを制限することができる。
〔実施態様12〕
前記制御ステップは、前記表示装置に表示される所定の情報入力催促画面の表示時に、前記外部表示装置へ転送すべき画面情報の全体または一部を変更可能とすることを特徴とする実施態様8記載の表示制御方法。
これにより、入力催促に伴う入力処理情報が外部表示装置でそのまま表示されて秘匿性のある情報がそのまま表示されて第三者に漏洩してしまう事態を防止できる。
〔実施態様13〕
前記制御ステップは、前記切替ステップによる切替後、記憶される切替指示情報に基づいて、前記表示装置に表示される画面情報と前記外部表示装置に表示すべき画面情報との表示内容を変更することを特徴とする実施態様9記載の表示制御方法。
これにより、外部表示装置が接続されたことを検出して、必要に応じて切替指示がなくても、表示装置に表示された画面と同一画面を表示したり、該表示画面とは異なる画面を表示したりすることを自動化することができ、利便性と操作性がさらに向上する。
〔実施態様14〕
実施態様8〜13のいずれかに記載の表示制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
これにより、実施態様8〜13と同等の効果が期待できる。
〔実施態様15〕
実施態様8〜13のいずれかに記載の表示制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
これにより、実施態様8〜13と同等の効果が期待できる。
上記各実施形態および実施態様によれば、液晶プロジェクタや大型ディスプレイ、別のコンピュータなどの外部表示装置と接続している携帯型コンピュータやカラー複合コピー機などにおいて、携帯型コンピュータ上やカラー複合コピー機の操作部上などで表示される画面と同じものが外部表示装置でも表示されてしまう場合でも、予め非表示設定を行っておくことで携帯型コンピュータ上やカラー複合コピー機上での特定の画面を外部表示装置で表示されてしまうことを防ぐことが出来る。そのためユーザ名およびパスワード入力を行っている最中の画面や特定の画面を大人数に見られてしまうことがなく、外部表示装置に携帯型コンピュータやカラー複合コピー機の画面と同じ画面を表示させてしまうことにより起こってしまう各種情報の漏えいの危険性をなくすことが可能になる。
本発明の第1実施形態を示す表示制御システムの構成を説明する図である。 図1に示した携帯型コンピュータの構成を説明するブロック図である。 本発明に係る表示制御システムにおける携帯型コンピュータのディスプレイと携帯型液晶プロジェクタでの投影状態を説明する図である。 本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したディスプレイに表示される表示内容制限設定画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す表示システムの一例を示すブロック図である。 本発明に係る表示制御システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
200 携帯型コンピュータ
209 マイクロプロセッサ
212 ディスプレイ
220 外部表示装置検出器
221 表示切替器
300 携帯型液晶プロジェクタ

Claims (4)

  1. 表示装置を備える情報処理装置であって、
    外部表示装置と接続するためのインタフェース手段と、
    前記インタフェース手段を介して前記外部表示装置が接続されていることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記外部表示装置が接続されていることを検出した場合、前記表示装置に表示される画面情報を前記外部表示装置にも前記インタフェース手段を介して転送する転送手段と、
    特定のアプリケーションがユーザに対して要求する、第三者に対して秘匿管理すべき情報の入力に対応付けて、当該情報の入力画面を前記外部表示装置に表示しないことを設定する設定手段と、
    前記設定手段による設定が行われた場合、前記表示装置に表示される画面うち前記入力画面の画面情報を前記外部表示装置に転送することを制限する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記設定手段による設定が行われた場合、前記表示装置に表示される画面うち前記入力画面の画面情報以外の画面情報を前記外部表示装置に転送することは許可することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 外部表示装置と接続するためのインタフェース手段と、表示装置とを備える情報処理装置における表示制御方法であって、
    前記インタフェース手段を介して前記外部表示装置が接続されていることを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより前記外部表示装置が接続されていることを検出した場合、前記表示装置に表示される画面情報を前記外部表示装置にも前記インタフェース手段を介して転送する転送ステップと、
    特定のアプリケーションがユーザに対して要求する、第三者に対して秘匿管理すべき情報の入力に対応付けて、当該情報の入力画面を前記外部表示装置に表示しないことを設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにおいて設定が行われた場合、前記表示装置に表示される画面うち前記入力画面の画面情報を前記外部表示装置に転送することを制限する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする表示制御方法。
  4. 請求項3に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2004162020A 2004-05-31 2004-05-31 情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体 Expired - Fee Related JP5031183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004162020A JP5031183B2 (ja) 2004-05-31 2004-05-31 情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004162020A JP5031183B2 (ja) 2004-05-31 2004-05-31 情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005345543A JP2005345543A (ja) 2005-12-15
JP2005345543A5 JP2005345543A5 (ja) 2007-07-12
JP5031183B2 true JP5031183B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=35498024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004162020A Expired - Fee Related JP5031183B2 (ja) 2004-05-31 2004-05-31 情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5031183B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046567A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Fujitsu Ltd 情報処理装置,情報処理装置における外部表示監視方法及びプログラム
US20080116255A1 (en) * 2006-11-17 2008-05-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Seamless screen labeling for branding, access control and content management
JP5419170B2 (ja) * 2008-06-18 2014-02-19 Necディスプレイソリューションズ株式会社 投射型表示装置、情報入力方法及びプログラム
US20120044127A1 (en) * 2009-04-28 2012-02-23 Ryutaro Mashiko Terminal apparatus
JP5523752B2 (ja) * 2009-07-08 2014-06-18 京セラ株式会社 表示制御装置
JP5658482B2 (ja) * 2010-05-14 2015-01-28 キヤノン株式会社 表示装置及びプログラム
JP2012159765A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Ricoh Co Ltd 画像投影装置、画像投影方法、および、プログラム
JP5779085B2 (ja) * 2011-12-22 2015-09-16 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 情報処理装置、画面出力システム、画面出力制御方法およびプログラム
JP5898999B2 (ja) * 2012-02-21 2016-04-06 任天堂株式会社 情報処理システム、制御装置、情報処理プログラム及び画像表示方法
JP2013195913A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 画像出力装置、システム及びプログラム
JP5910654B2 (ja) * 2013-04-30 2016-04-27 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム。
JP6364949B2 (ja) * 2013-08-12 2018-08-01 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP6314715B2 (ja) * 2014-07-14 2018-04-25 船井電機株式会社 情報処理装置
WO2017187706A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信システム及び端末装置
US11514152B2 (en) 2017-05-11 2022-11-29 Gaurav Sharma Secure ciphered application login method
JP2019054379A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313852A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Ricoh Co Ltd データ処理装置
JP2000339130A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Casio Comput Co Ltd 表示制御装置及び表示制御プログラムを記録した記録媒体
JP3700633B2 (ja) * 2001-09-27 2005-09-28 セイコーエプソン株式会社 映像表示システム及び映像表示装置
JP2004086277A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Seiko Epson Corp 情報処理装置、プロジェクタシステム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005345543A (ja) 2005-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5031183B2 (ja) 情報処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
EP2345976A1 (en) Image processing apparatus, authentication system, and computer-readable storage medium
US8184311B2 (en) Image processing system
US8363242B2 (en) Image processing apparatus and image processing apparatus control method for requesting an external apparatus to transmit image data
JP2008052705A (ja) 情報処理装置及びオブジェクト表示方法
US20080151289A1 (en) Print system and print job processing method
EP1978442A2 (en) Program-generating device and method, program for implementing the program-generating method, and storage medium
JP2008258823A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
KR20130021331A (ko) 원격 조작을 행하는 정보 처리 장치, 그 제어 방법, 및 기억 매체
US20110258349A1 (en) Information processing apparatus, peripheral device control method, and storage medium
JP6891666B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6819196B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5741665B2 (ja) 画像処理装置、表示装置、認証システム、表示制御方法、及び表示制御プログラム。
JP2005293407A (ja) 情報処理装置、入力操作簡略化方法、及びプログラム
JP2003233544A (ja) 情報処理システム及びサーバー及び周辺機器及び情報処理システムの制御方法及びサーバーの制御方法及び周辺機器の制御方法及び情報処理システムの制御プログラム及びサーバーの制御プログラム及び周辺機器の制御プログラム及び記憶媒体
JP2018049552A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20160065760A1 (en) Information processing apparatus, method for processing information, and information processing system
JP6919370B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP2006107301A (ja) 拡張制御装置
JP2012040765A (ja) 画像処理装置、情報処理装置、編集プログラム、及び編集システム
JP2005301613A (ja) プリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置
JP2005313413A (ja) 画像処理システム、画像処理装置及びプログラム
JP2005301890A (ja) 拡張制御装置および画像形成システムおよびアプリケーション起動切り替え方法および画像形成システムの制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2019031034A (ja) 複合機、リブート方法、およびコンピュータプログラム
JP2011104843A (ja) 画像形成装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070524

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080107

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120627

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5031183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees