JP5029829B2 - パッキン装着用治具 - Google Patents

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Description

本発明は、回転、軸方向往復動、又は揺動する部材の外周をシールするパッキンを、ハウジングの内周面に形成したパッキン装着溝へ装着するのに使用する治具に関する。
ハウジングの内周面に形成されたパッキン装着溝にパッキンを装着するための方法としては、従来、特許文献1に開示されたようなものが知られている。しかしながら、この方法では、パッキン装着溝を特殊な断面形状に形成する必要があった。
特開平6−58335号公報
これに対し、パッキン装着溝を特殊な断面形状にすることなく、専用の治具を用いてパッキンを装着する方法がある。図14は、従来のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着方法を示す説明図で、図15は、従来のパッキン装着用治具における問題点を説明するための断面図である。
図14において、参照符号100はパッキンが装着される円筒状のハウジングで、その内周面には円周方向へ連続したパッキン装着溝101が形成されており、参照符号110はゴム状弾性材料からなる断面略U字形のパッキン、参照符号120は合成樹脂材料からなる平ワッシャ状のバックアップリングである。パッキン装着用治具は、プラグ200と押し棒210とを備え、このうちプラグ200は、ハウジング100の内周への本体部201と、その軸方向外側に形成された台座部202からなり、本体部201をハウジング100の内周へ挿入すると共に前記台座部202をハウジング100の一端面100aに当接させた状態においてパッキン装着溝101の内周に位置する本体部201の先端には、先端へ向けて小径になる略円錐面状のガイド面201aが形成されている。
ハウジング100のパッキン装着溝101にパッキン110を装着する手順について説明すると、まず図14(A)は、プラグ200にハウジング100をセットした状態を示している。この状態では、プラグ200の本体部201にハウジング100が外挿されると共にその一端面100aがプラグ200の台座部202上に当接されている。また、ハウジング100のパッキン装着溝101にはバックアップリング120が装着されている。
次に図14(B)に示されるように、ハウジング100の他端開口部100bから、パッキン110を挿入する。パッキン110はハウジング100の内径より大径であるため、変形させながら斜めに挿入する。このとき、パッキン110における挿入方向先頭部分110aは、プラグ200の略円錐面状のガイド面201aに案内されてパッキン装着溝101内のバックアップリング120上へ滑り込むように移動して嵌まり込む。そして図14(C)に示されるように、パッキン装着溝101に嵌まっていない部分110bを押し棒210で押し込むことによって、パッキン110は弾性変形しながら、その反力でパチンと弾けるようにパッキン装着溝101内へ嵌まり込んで装着されるのである。
ところが従来のパッキン装着用治具によれば、図15に示される例のように、ハウジング100におけるプラグ挿入側の内周面に形成されたパッキン装着段部102に、工程上、すでに他のパッキン130が装着されているような場合、既設パッキン130のシールリップ131との干渉を避けるために、プラグ200の本体部201の外径を既設パッキン130の内径より小さくする必要がある。このため、プラグ200にハウジング100をセットした状態において前記本体部201の外径とパッキン装着溝101内のバックアップリング120の内径との間の隙間Gが大きくなるので、パッキン110の装着過程でその挿入方向先頭部分110aがプラグ200のガイド面201aからパッキン装着溝101内のバックアップリング120上へ滑り込む際に前記隙間Gに噛み込まれてしまい、パッキン110の装着ができなくなったり、噛み込みによって損傷するおそれがあった。
また、隙間Gへのパッキン110の噛み込みによって、プラグ200とハウジング100が相対的に偏心し、既設パッキン130のシールリップ131がプラグ200の本体部201と干渉して変形や損傷を受けてしまうおそれもあった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、ハウジングの内周のパッキン装着溝へ、パッキンを容易に装着することのできるパッキン装着用治具を提供することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、本発明に係るパッキン装着用治具は、ハウジングの内周面に形成されたパッキン装着溝にパッキンを装着するために使用されるものであって、プラグとプラグ拡径棒とを備え、前記プラグに、前記ハウジングの内周へ挿入可能な本体部が形成され、この本体部は、前記ハウジングへの位置決め挿入状態において前記パッキン装着溝の内周側となる位置に、先端へ向けて小径になるガイド面が形成されると共に、このガイド面の内径側を軸方向に貫通した棒挿入孔及びこの棒挿入孔から延びるスリットによって円周方向複数の弾性セグメントに分割されており、前記プラグ拡径棒は、先端へ向けて漸次小径となる円錐面部を有し、この円錐面部の最小径部が前記棒挿入孔より小径に形成され、最大径部が前記棒挿入孔より大径に形成されたものである。
上記構成を備えるパッキン装着用治具は、プラグの本体部をハウジングの内周へ位置決め挿入した状態で、このプラグが挿入された側と反対側から、ハウジングの内周へ、パッキンを変形させながら斜めに挿入して行くことによって、このパッキンの挿入方向先頭部分を、前記本体部に形成されたガイド面に案内されてパッキン装着溝内へ滑り込むように移動させて嵌め込むことができるものである。そして前記本体部は、スリットによって円周方向複数の弾性セグメントに分割されているため、この本体部の棒挿入孔へプラグ拡径棒の円錐面部を圧入して行くことによって拡径変形させることができる。したがって、前記本体部をハウジングへ挿入した後でこの本体部を拡径変形させることによって、ハウジングに対するプラグの偏心を抑制すると共に、前記パッキン装着溝へ先行装着されたバックアップリング又はハウジングの内径との隙間を小さくすることができる。
また、上記構成のパッキン装着用治具において一層好ましい例では、プラグの本体部の外周に、環状の弾性体が装着される。
すなわちこの構成において、環状の弾性体はプラグの本体部を構成する複数の弾性セグメントを縮径方向に付勢するものであり、したがって、プラグの材質として弾性に乏しい合成樹脂材料等を用いることができる。
また、上記構成のパッキン装着用治具において一層好ましい他の例では、プラグの本体部の根元に、ハウジングの端部内周面と嵌合可能なガイド突条が前記本体部と同心に形成される。
すなわちこの構成によれば、プラグの本体部をハウジングの内周へ挿入する際に、前記本体部の根元のガイド突条をハウジングの端部内周面に嵌合させることによって、ハウジングに対するプラグの偏心が確実に防止される。
本発明に係るパッキン装着用治具によれば、プラグの本体部をハウジングへ挿入した後でプラグ拡径棒により拡径変形させることによって、先行装着されたバックアップリングの内径又はハウジングの内径との隙間を小さくすることができるので、パッキンがその装着過程で前記隙間への噛み込みが防止されて、装着作業性が向上すると共に、パッキンの損傷等を有効に防止することができる。
以下、本発明に係るパッキン装着用治具の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、パッキンが装着されるハウジングを示す断面図、図2は、本発明に係るパッキン装着用治具の一形態を示す断面図、図3は、図2のパッキン装着用治具におけるプラグを示す斜視図、図4〜図11は、図2のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業を示すもので、このうち図4は、プラグへのハウジングのセット工程を示す断面図、図5は、バックアップリングの装着状態を示す断面図、図6は、図5におけるVI−VI’断面図、図7は、プラグの本体部を拡径変形させる工程を示す断面図、図8は、図7におけるVIII−VIII’断面図、図9は、ハウジングへのパッキン挿入工程を示す断面図、図10は、ハウジングへのパッキン装着完了状態を示す断面図、図11は、作業を完了した状態を示す断面図である。
まず図1において、参照符号100は本発明に係るパッキン装着用治具によりパッキンが装着される円筒状のハウジングで、内周面に、パッキン装着溝101が形成され、一端開口部の内周にパッキン装着段部102が形成されている。パッキン装着溝101は、図11に示されるように、パッキン110及びバックアップリング120を軸方向に並べて装着可能な軸方向幅を有する。また、パッキン装着段部102には、本発明に係るパッキン装着用治具による装着対象のパッキン110とは異なるパッキン130が、工程上、すでに装着されている(以下、既設パッキン130という)。
図2に示されるように、本発明に係るパッキン装着用治具は、プラグ1と、このプラグ1に装着されるOリング2と、プラグ拡径棒3とを備える。
プラグ1は、図3に示されるように、MCナイロン(登録商標)などの合成樹脂材料で成形されたものであって、図1に示されるハウジング100の内周へ遊挿可能な本体部11と、その基端部に形成され、本体部11をハウジング100の内周へ遊挿した状態においてハウジング100の一端面100aと当接される台座部12からなる。
プラグ1における本体部11は、図3及び図4に示されるように、ハウジング100への位置決め挿入状態においてパッキン装着溝101の内周側となる先端近傍に、先端へ向けて小径になる円錐面状のガイド面11aが形成された有底円筒状をなすものであって、ガイド面11aの内径側を軸方向に貫通した棒挿入孔11b及びこの棒挿入孔11bを中心として円周方向60度間隔で延びるスリット11cによって円周方向6片の弾性セグメント11dに分割されている。また、この本体部11における先端近傍の外周面には、Oリング装着溝11eが形成され、ガイド面11aの内径側には棒挿入孔11bの開口端部外周に沿って突部11fが形成され、ガイド面11aの裾部とOリング装着溝11eとの間は、図4に示される本体部11の位置決め挿入状態においてパッキン装着溝101の下部内周側に位置するフランジ11gとなっている。
Oリング2は、請求項2に記載された環状の弾性体に相当するものであって、ゴム状弾性材料からなり、図3に示されるように、プラグ1の本体部11におけるOリング装着溝11eに装着されることによって、本体部11を構成する各弾性セグメント11dを縮径方向へ付勢するものである。そして、本体部11がOリング2によって縮径された状態では、この本体部11の最大径部であるフランジ11gの外径が、ハウジング100の既設パッキン130の内径及び後述するバックアップリング120(図5参照)の内径よりも小さいものとなっている。
プラグ拡径棒3は、SUS鋼材からなるものであって、プラグ1における本体部11の棒挿入孔11bへ圧入可能な棒本体31と、その一端に形成された鍔状の頭部32とを有する。棒本体31の先端近傍(頭部32と反対側の端部近傍)は、先端へ向けて漸次小径となる円錐面部31aとなっており、この円錐面部31aの最小径部は前記棒挿入孔11bより小径に形成され、最大径部は前記棒挿入孔11bより大径に形成されている。
すなわち、このプラグ拡径棒3は、棒本体31を棒挿入孔11bへ圧入することによって、その円錐面部31aが前記棒挿入孔11bを押し開き、プラグ1の本体部11を構成する各弾性セグメント11dをその弾性及びOリング2の緊迫力に抗して拡径変形させるものである。また、プラグ拡径棒3の頭部32は、プラグ1におけるガイド面11aの内径側に形成された突部11fと嵌合可能な形状となっている。
以上のように構成されたパッキン装着用治具を用いて、ハウジング100の内周面のパッキン装着溝101にパッキンを装着するには、まず図4に示されるように、プラグ1の本体部11のOリング装着溝11eにOリング2を嵌着しておき、このプラグ1を、不図示の作業台上に本体部11が上向きの状態にして設置し、ハウジング100を、既設パッキン130が装着された開口端部が下側となるように前記本体部11に外挿(言い換えれば本体部11をハウジング100に遊挿)して、その一端面100aが台座部12に当接した状態にセットする。
このとき、プラグ1の本体部11は、Oリング2の緊迫力によって縮径状態にあり、その最大径部であるフランジ11gが、ハウジング100の内径及びその下端内周のパッキン装着段部102に装着された既設パッキン130より小径であるため、容易にハウジング100をセットでき、既設パッキン130のシールリップ131が前記フランジ11g等との干渉によって変形や損傷を受けてしまうおそれもない。
次に図5及び図6に示されるように、ハウジング100におけるパッキン装着溝101内の下部に、バックアップリング120を装着する。このバックアップリング120はPTFE等の合成樹脂で成形されたものであって、円周方向1箇所が切断された平ワッシャ状に形成されており、外径がハウジング100の内径よりも大きいため、装着に際しては、適当に変形させながら一方の切断端部を先頭にして、ハウジング100におけるプラグ挿入側と反対側の開口部100bからパッキン装着溝101内へ挿入して行けば良い。
バックアップリング120の内径は、パッキン装着溝101への装着状態ではハウジング100の内周面よりも適宜小径となる。そして、プラグ1の本体部11のフランジ11gは、パッキン装着溝101内の下部に装着されたバックアップリング120の内周側に位置していて、このバックアップリング120の内径よりも小径であるため、両者の間には隙間Gが存在する。
次に図7及び図8に示されるように、プラグ1の本体部11における棒挿入孔11bへプラグ拡径棒3の棒本体31を圧入する。この圧入過程では、棒本体31の円錐面部31aが前記棒挿入孔11bを押し開くことによって、プラグ1の本体部11を構成する各弾性セグメント11dが、自らの弾性及びOリング2の緊迫力に抗して拡径変形されるので、前記本体部11のフランジ11gと、これに径方向に対向するバックアップリング120との隙間Gが小さくなって行き、棒本体31を完全に圧入した状態では、前記隙間Gを殆どなくすことができる。このため、プラグ1とハウジング100が、バックアップリング120を介して互いに調心される。なお、プラグ拡径棒3は、頭部32が本体部11の先端の突部11fと嵌合状態となるまで棒挿入孔11bへ押し込む。
次に図9に示されるように、ハウジング100におけるパッキン装着溝101内のバックアップリング120上に、ハウジング100におけるプラグ挿入側と反対側の開口部100bから、装着対象のパッキン110を挿入する。このパッキン110はゴム状弾性材料で成形されたものであって、内周リップ111と外周リップ112を有し、外径がパッキン装着溝101の底面より僅かに大きく、内周リップ111の内径がハウジング100の内径及びバックアップリング120の内径よりも小径に形成されている。
パッキン110には予め油を塗布しておくと良い。そしてこのパッキン110はハウジング100の内径より大径であるため、適当に変形させながら斜めに挿入する。また、ハウジング100の開口部100bには予め不図示のガイド筒を嵌め込んでおき、このガイド筒の内周からハウジング100内へパッキン110を挿入するようにしても良い。
パッキン110は、その挿入方向先頭部分110aがハウジング100内にあるプラグ1の略円錐面状のガイド面11aと接触するまで軽く挿入する。このとき、前記挿入方向先頭部分110aがバックアップリング120における切断部分と円周方向反対側となるようにすることが望ましい。
そして、ハウジング100の内周へ挿入可能な適当な大きさの押し棒4などを用いてパッキン110を更に押し込むと、その挿入方向先頭部分110aがプラグ1における本体部11の略円錐面状のガイド面11aに案内されてパッキン装着溝101内のバックアップリング120上へ滑り込むように移動して嵌まり込んだ後、その反対側の部分110bが、パッキン110の弾性変形の反力でパチンと弾けるようにパッキン装着溝101内へ嵌まり込み、図10に示される装着状態となる。
ここで、プラグ1における本体部11のフランジ11gとバックアップリング120との間には殆ど隙間がないので、パッキン110の挿入方向先頭部分110aが前記本体部11のガイド面11a上からバックアップリング120上へ移動する過程で前記隙間に噛み込まれてしまうようなことがない。このためパッキン110を円滑に装着でき、噛み込みによる損傷も防止される。
パッキン110の装着が完了したら、プラグ1の本体部11における棒挿入孔11bからプラグ拡径棒3を引き抜くと、本体部11を構成する各弾性セグメント11dが、自らの弾性及びOリング2の緊迫力によって縮径方向へ変位し、これによって本体部11(フランジ11g)がバックアップリング120及び既設パッキン130より小径となるため、ハウジング100を容易にプラグ1から抜き取ることができ、図11に示される作業完了状態となる。
図12は、本発明に係るパッキン装着用治具の他の形態を示す断面図、図13は、図12のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業を示す断面図である。
この形態において、先に説明した図2に示される形態と異なるところは、プラグ1の本体部11の根元部分に相当する台座部12の上面に、図13に示されるハウジング100において既設パッキン130が装着されたパッキン装着段部102の外端部102aに嵌入可能なガイド突条13が、本体部11と同心の円周方向へ連続又は断続して形成されたことにある。
この形態によれば、プラグ1の本体部11をハウジング100の内周へ遊挿する際に、ガイド突条13をハウジング100のパッキン装着段部102の外端部102aの内周面に嵌合させることによって、ハウジング100とプラグ1が互いに同心に保持されるので、既設パッキン130への本体部11の干渉が確実に防止される。
本発明に係るパッキン装着用治具によりパッキンが装着されるハウジングを示す断面図である。 本発明に係るパッキン装着用治具の一形態を示す断面図である。 図2のパッキン装着用治具におけるプラグを示す斜視図である。 図2のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業において、プラグへのハウジングのセット工程を示す断面図である。 図2のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業において、バックアップリングの装着状態を示す断面図である。 図5におけるVI−VI’断面図である。 図2のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業において、プラグの本体部を拡径変形させる工程を示す断面図である。 図7におけるVIII−VIII’断面図である。 図2のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業において、ハウジングへのパッキン挿入工程を示す断面図である。 図2のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業において、ハウジングへのパッキン装着完了状態を示す断面図である。 作業を完了した状態を示す断面図である。 本発明に係るパッキン装着用治具の他の形態を示す断面図である。 図12のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着作業を示す断面図である。 従来のパッキン装着用治具を用いたパッキン装着方法を示す説明図である。 従来のパッキン装着用治具における問題点を説明するための断面図である。
符号の説明
1 プラグ
11 本体部
11a ガイド面
11b 棒挿入孔
11c スリット
11d 弾性セグメント
11e Oリング装着溝
11f 突部
12 台座部
13 ガイド突条
2 Oリング(環状の弾性体)
3 プラグ拡径棒
31 棒本体
31a 円錐面部
32 頭部
4 押し棒
100 ハウジング
101 パッキン装着溝
110 パッキン
120 バックアップリング
130 既設パッキン

Claims (3)

  1. ハウジングの内周面に形成されたパッキン装着溝にパッキンを装着するために使用されるものであって、プラグとプラグ拡径棒とを備え、前記プラグに、前記ハウジングの内周へ挿入可能な本体部が形成され、この本体部は、前記ハウジングへの位置決め挿入状態において前記パッキン装着溝の内周側となる位置に、先端へ向けて小径になるガイド面が形成されると共に、このガイド面の内径側を軸方向に貫通した棒挿入孔及びこの棒挿入孔から延びるスリットによって円周方向複数の弾性セグメントに分割されており、前記プラグ拡径棒は、先端へ向けて漸次小径となる円錐面部を有し、この円錐面部の最小径部が前記棒挿入孔より小径に形成され、最大径部が前記棒挿入孔より大径に形成されたことを特徴とするパッキン装着用治具。
  2. プラグの本体部の外周に、環状の弾性体が装着されたことを特徴とする請求項1に記載のパッキン装着用治具。
  3. プラグの本体部の根元に、ハウジングの端部内周面と嵌合可能なガイド突条が前記本体部と同心に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパッキン装着用治具。
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