JP5029775B1 - サイクロン分離装置及び電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回室で発生する気流音が外部に漏れることを抑制でき、静音性を向上させることができるサイクロン分離装置を提供する。
【解決手段】集塵ユニット20は、旋回室22、0次開口23、0次集塵室25、排出管33を備える。旋回室22は、流入口21から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する。0次開口23は、旋回室22の側壁に形成される。排出管33は、旋回室22内の空気を排出するための排出口27が形成される。0次集塵室25は、0次開口23を介して旋回室22に通じ、旋回室22で分離されたごみが捕集される。また、0次集塵室25は、旋回室22の少なくとも一部を側壁に沿って覆うように配置される。
【選択図】図10

Description

この発明は、サイクロン分離装置と、サイクロン分離装置を搭載した電気掃除機とに関するものである。
サイクロン分離装置は、ごみ(塵埃)を含む空気(以下、「含塵空気」ともいう)を流入口から旋回室に取り込む。そして、旋回室で含塵空気を旋回させることにより、遠心力によって含塵空気をごみと清浄空気とに分離する。旋回室において空気から分離されたごみは、集塵室に捕捉される。旋回室においてごみが取り除かれた空気(清浄空気)は、排出口から排出管に送られて、サイクロン分離装置の外に排出される。
下記特許文献1には、2つの旋回室を備えたサイクロン分離装置が開示されている。
特表2002−503541号公報
サイクロン分離装置では、旋回室で含塵空気を旋回させるため、旋回室において気流音が発生する。特許文献1に記載のサイクロン分離装置では、旋回室の気流音がそのまま外部に漏れてしまうため、このサイクロン分離装置を電気掃除機に搭載すると、電気掃除機の静音性が悪化するといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、旋回室で発生する気流音が外部に漏れることを抑制でき、静音性を向上させることができるサイクロン分離装置と、このようなサイクロン分離装置を搭載した電気掃除機とを提供することである。
この発明に係るサイクロン分離装置は、流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、旋回室の側壁に形成された0次開口と、0次開口を介して旋回室に通じ、旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、を備え、0次集塵室は、旋回室の少なくとも一部を側壁に沿って覆い、0次開口は、旋回室の旋回方向に対する下流側の端部と旋回室の中央軸との距離が、旋回方向に対する上流側の端部と旋回室の中央軸との距離よりも長く、0次開口は、旋回室の軸方向に対する下流側の端部と旋回室の中央軸との距離が、軸方向に対する上流側の端部と旋回室の中央軸との距離よりも長いものである。
この発明に係る電気掃除機は、上記サイクロン分離装置と、サイクロン分離装置内に所定の気流を発生させる送風機と、を備えたものである。
また、この発明に係るサイクロン分離装置は、流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、旋回室の側壁に形成された0次開口と、0次開口を介して旋回室に通じ、旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、を備え、0次集塵室は、旋回室の少なくとも一部を側壁に沿って覆い、0次開口は、旋回室の軸方向に対する下流側の端部と旋回室の中央軸との距離が、軸方向に対する上流側の端部と旋回室の中央軸との距離よりも長いものである。
また、この発明に係るサイクロン分離装置は、流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、旋回室の側壁に形成された0次開口と、0次開口を介して旋回室に通じ、旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、を備え、旋回室の側壁は、流入口側が円筒状を呈し、0次開口は、0次集塵室の上部に通じ、旋回室の旋回方向に対する下流側の端部と旋回室の中央軸との距離が、旋回方向に対する上流側の端部と旋回室の中央軸との距離よりも長く、0次集塵室は、旋回室の少なくとも一部を側壁に沿って覆うものである。
また、この発明に係るサイクロン分離装置は、流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、旋回室の側壁に形成された0次開口と、0次開口を介して旋回室に通じ、旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、を備え、旋回室の側壁は、流入口側が円筒状を呈し、0次開口は、0次集塵室の上部に通じ、旋回室の旋回方向に対する下流側の端部と旋回室の中央軸との距離が、旋回方向に対する上流側の端部と旋回室の中央軸との距離に一致し、0次集塵室は、旋回室の少なくとも一部を側壁に沿って覆うものである。
この発明によれば、サイクロン分離装置及びサイクロン分離装置を搭載した電気掃除機において、旋回室で発生する気流音が外部に漏れることを抑制でき、静音性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機の外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体を示す平面図である。 図3に示す掃除機本体のA−A断面を示す図である。 集塵ユニットを外した状態の掃除機本体の外観を示す斜視図である。 集塵ユニットを外した状態の掃除機本体を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットの外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す平面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す側面図である。 図8に示す集塵ユニットのB−B断面を示す図である。 図8に示す集塵ユニットのC−C断面を示す図である。 図10に示す集塵ユニットのD−D断面を示す図である。 図10に示す集塵ユニットのE−E断面を示す図である。 図10に示す集塵ユニットのF−F断面を示す図である。 この発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットを示す断面図である。 この発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットを示す断面図である。 図16に示す集塵ユニットのG−G断面を示す図である。 この発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットの他の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットの他の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態3における電気掃除機の集塵ユニットを示す断面図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図において、同一又は相当する部分には、同一の符号を付している。重複する説明については、適宜簡略化或いは省略している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、電気掃除機1は、その要部が、吸込口体2、吸引パイプ3、取っ手4、接続パイプ5、サクションホース6、掃除機本体7から構成される。
吸込口体2は、下向きに形成された開口から、床面上のごみ(塵埃)を空気と一緒に吸い込むためのものである。
吸引パイプ3は、円筒状を呈する真直ぐな部材からなる。吸引パイプ3の吸気側端部は、吸込口体2の排気側の接続部に接続されている。
取っ手4は、掃除をする人が持って操作するためのものである。取っ手4は、吸引パイプ3の排気側端部に設けられている。取っ手4には、電気掃除機1の運転を制御(操作)するための操作スイッチが設けられている。
接続パイプ5は、途中で折れ曲がった円筒状の部材からなる。接続パイプ5は、一端部が、取っ手4に接続されている。接続パイプ5は、吸引パイプ3に対して斜めに配置される。
サクションホース6は、可撓性を備えた蛇腹状を呈する部材からなる。サクションホース6は、一端部が接続パイプ5の他端部に接続されている。
掃除機本体7は、ごみを含む空気(含塵空気)からごみを分離し、清流空気を室内に戻す(排出する)ためのものである。サクションホース6の他端部は、掃除機本体7に接続されている。掃除機本体7には、電動送風機13(図1においては図示せず)や電源コード8が備えられている。電源コード8が外部電源に接続されることにより、電動送風機13等の内部機器が通電する。電動送風機13は、通電によって駆動し、所定の吸引動作を行う。
吸込口体2、吸引パイプ3、接続パイプ5(及び、取っ手4の一部)、サクションホース6は、内部が一続きに形成されている。電動送風機13が吸引動作を行うと、床面上のごみ(塵埃)が空気と一緒に吸込口体2に吸い込まれ、吸込口体2、吸引パイプ3、接続パイプ5、サクションホース6の各内部を通って掃除機本体7に送られる。このように、吸込口体2、吸引パイプ3、接続パイプ5、サクションホース6は、外部から掃除機本体7の内部に含塵空気を流入させるための風路を形成する。
図2はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の外観を示す斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体を示す平面図である。図4は図3に示す掃除機本体のA−A断面を示す図である。
掃除機本体7は、収容ユニット10と、集塵ユニット20とを備えている。
収容ユニット10には、集塵ユニット20以外の各種機器が収容されている。収容ユニット10には、上面側に、集塵ユニット20を収容するための空間からなる収容部10aが形成されている。集塵ユニット20が収容ユニット10に適切に装着されると、集塵ユニット20は、収容部10aに配置される。図5は集塵ユニットを外した状態の掃除機本体の外観を示す斜視図である。図6は集塵ユニットを外した状態の掃除機本体を示す平面図である。
収容ユニット10は、吸気風路形成部11、排気風路形成部12、電動送風機13、コードリール部(図示せず)、車輪14を備えている。
吸気風路形成部11は、掃除機本体7において、含塵空気を集塵ユニット20に導くための吸気風路11aを形成する。吸気風路形成部11は、一端が掃除機本体7の前側で開口し、他端が、収容部10aを形成する斜面10bで開口する。即ち、吸気風路形成部11の一端は、サクションホース6の他端部を掃除機本体7に接続するための接続口11bを構成する。吸気風路形成部11の他端は、集塵ユニット20との接続口11cを構成する。
集塵ユニット20は、含塵空気からごみを分離し、分離したごみを一時的に溜めておくためのものである。集塵ユニット20は、内部で含塵空気を旋回させることにより、遠心力によってごみを空気から分離する。集塵ユニット20には、流入口21、旋回室22、0次開口23、一次開口24、0次集塵室25、一次集塵室26、排出口27が形成されている。
集塵ユニット20の具体的な構成及び機能については後述する。
排気風路形成部12は、掃除機本体7において、集塵ユニット20から排出された空気(集塵ユニット20においてごみが取り除かれた清浄空気)を、排気口(図示せず)に導くための排気風路12aを形成する。排気風路形成部12は、一端が斜面10bで開口し、他端が、掃除機本体7の外側に向けて開口する。即ち、排気風路形成部12の一端は、集塵ユニット20との接続口12bを構成する。排気風路形成部12の他端は、上記排気口を構成する。
電動送風機13は、電気掃除機1に形成された風路(掃除機本体7の内部に含塵空気を流入させるための風路、吸気風路11a、集塵ユニット20内の風路、排気風路12a)に、気流を発生させるためのものである。電動送風機13は、掃除機本体7の後部において、排気風路12a内に配置されている。
電源コード8を介して電動送風機13が通電されると、電動送風機13が吸引動作を開始し、電気掃除機1に形成された各風路に気流が発生する。吸込口体2に吸い込まれた含塵空気は、接続口11bから掃除機本体7の内部に取り込まれる。掃除機本体7の内部に流入した含塵空気は、吸気風路11aを経て、接続口11cから集塵ユニット20に送られる。含塵空気は、集塵ユニット20において、流入口21、旋回室22、排出口27の順に通過し、集塵ユニット20から排出される。集塵ユニット20から排出された空気(清浄空気)は、排気風路12aに流入し、排気風路12a内において電動送風機13を通過して、排気口から掃除機本体7(電気掃除機1)の外部に排出される。
次に、図7乃至図14も参照し、集塵ユニット20の詳細な構造について説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットの外観を示す斜視図である。図8はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す平面図、図9はその側面図である。図10は図8に示す集塵ユニットのB−B断面を示す図、図11はC−C断面を示す図である。図12は図10に示す集塵ユニットのD−D断面を示す図、図13はE−E断面を示す図、図14はF−F断面を示す図である。
集塵ユニット20は、内側円筒部28、円錐部29、流入管30、外側円筒部31、集塵ケース32、排出管33を備えている。
以下の集塵ユニット20に関する説明においては、図9乃至図11に示す向きを基準に上下を特定する。
内側円筒部28は、一方(上方)が上壁によって閉じた円筒状を呈し、その中央軸が上下方向を向くように配置される。円錐部29は、中央軸が内側円筒部28の中央軸と一致するように配置される。円錐部29は、上端部が内側円筒部28の下端部に接続され、下方に向かうに従って径が小さくなるように、内側円筒部28の下端部から下方に延びるように設けられている。円錐部29は中空であり、その下端部は、下方を向いて(中央軸方向を向いて)開口する。円錐部29の下端部に形成された開口が、一次開口24である。
流入管30は、吸気風路11aからの含塵空気を内側円筒部28の内部に導くためのものである。流入管30は、内側円筒部28の上部に接続されている。流入管30は、一端が外側を向いて開口し、他端が、内側円筒部28の内部に開口する。即ち、流入管30の一端は、接続口11cに接続される接続口30aを構成する。流入管30の他端は、流入口21を構成する。流入口21は、吸気風路11aを通ってきた含塵空気を、旋回室22に取り込むための開口である。流入口21は、内側円筒部28の上部に形成される。
旋回室22は、流入口21を介して内部に取り込まれた含塵空気を旋回させるための空間である。旋回室22は、内側円筒部28の内部空間と円錐部29の内部空間とにより構成される。流入管30は、含塵空気が、内側円筒部28の内部にその接線方向から流入するように、内側円筒部28に対して斜めに接続されている(例えば、図12参照)。
外側円筒部31は、一方(上方)が上壁によって閉じた円筒状を呈し、内側円筒部28の下部側の周囲を取り囲むように配置されている。外側円筒部31は、中央軸が内側円筒部28の中央軸と一致する。外側円筒部31は、上端部が流入管30の僅かに下方となる位置まで延び、下端部が、内側円筒部28の下端部より下方となる位置まで延びている。外側円筒部31の下端部と、円錐部29との間には、環状の開口が形成されている。
集塵ケース32は、例えば、1つの成型品からなる。集塵ケース32は、円形を呈する底板32aと、円筒状を呈する外壁32b及び隔壁32cとを有している。外壁32bは、底板32aの縁部から直立するように設けられている。即ち、外壁32b及び底板32aによって、一方(下方)が閉じた円筒状の部材を形成する。隔壁32cは、外壁32bよりも一回り小さい円筒状を呈している。隔壁32cは、外壁32bの内側に配置され、底板32aの上面から直立するように設けられている。
集塵ケース32には、その内部に、隔壁32cによって区切られた2の空間が形成される。円錐部29が隔壁32cの内側の空間に上方から挿入されるように集塵ケース32が配置されると、隔壁32cの上端部が、円錐部29の外周面(或いは、外周面に設けられた部材)に下方から接触する。隔壁32cの内側に形成された空間のうち、円錐部29を除く部分が、一次集塵室26を構成する。即ち、一次集塵室26は、一次開口24を介して旋回室22に通じている。旋回室22において含塵空気から分離されたごみは、一次開口24を通って一次集塵室26に落下し、捕集される。なお、一次集塵室26に通じる開口は一次開口24だけであり、一次集塵室26は、旋回室22以外の他の空間には直接通じていない。
外壁32bは、その径が、外側円筒部31の径に一致する。外壁32bは、上端面が外側円筒部31の下端面に下方から接触し、全周に渡って外側円筒部31と一続きに形成される。外壁32bと隔壁32cとの間、並びに、外側円筒部31と内側円筒部28(及び、円錐部29)との間に形成された、円筒状を呈する一続きの空間が、0次集塵室25を構成する。
0次集塵室25は、内側円筒部28の下部と円錐部29と(即ち、旋回室22)を、その全周に渡って取り囲むように配置される。また、集塵ユニット20の下部においては、一次集塵室26が、円錐部29の下部(即ち、旋回室22)を、その全周に渡って取り囲むように配置され、更に、0次集塵室25が、一次集塵室26を、その全周に渡って取り囲むように配置されている。
0次開口23は、内側円筒部28の下部(即ち、旋回室22を形成する側壁)に形成された開口からなる。旋回室22は、0次開口23を介して0次集塵室25に通じている。0次開口23は、流入口21よりも低い位置(下流側)で、一次開口24よりも高い位置(上流側)に形成される。0次開口23は、0次集塵室25の上部に通じており、0次集塵室25は、0次開口23から下方に延びている。0次集塵室25に通じる開口は0次開口23だけであり、0次集塵室25は、旋回室22以外の他の空間(例えば、一次集塵室26)には直接通じていない。
0次開口23は、旋回室22で含塵空気が旋回する方向(以下、「旋回方向」という)に対して、上流側の幅が大きく、下流側に向かうに従って幅が小さくなるように形成されている。また、旋回室22では、含塵空気は、旋回しながら下方に向かう。0次開口23は、旋回室22の中央軸方向に対しても、上流側の幅が大きく、下流側(即ち、下方)に向かうに従って幅が小さくなるように形成されている。
図10に示すL1は、旋回室22の中央軸方向に対する0次開口23の上流側の端部と、旋回室22の中央軸との距離である。L2は、旋回室22の中央軸方向に対する0次開口23の下流側の端部と、旋回室22の中央軸との距離である。0次開口23は、距離L2が距離L1よりも僅かに長くなるように形成されている。又は、0次開口23は、距離L2が距離L1と一致するように形成されている。
図13に示すL3は、旋回方向に対する0次開口23の上流側の端部と、旋回室22の中央軸との距離である。L4は、旋回方向に対する0次開口23の下流側の端部と、旋回室22の中央軸との距離である。0次開口23は、距離L4が距離L3よりも僅かに長くなるように形成されている。又は、0次開口23は、距離L4が距離L3と一致するように形成されている。
排出管33は、旋回室22内の空気を集塵ユニット20の外部(即ち、排気風路12a)に導くためのものである。排出管33は、L字に折れ曲がった筒状の部材からなる。排出管33は、L字の一辺側が内側円筒部28の上壁を貫通する。即ち、排出管33は、一部が内側円筒部28の上壁から下方に延び、内側円筒部28の内部空間(即ち、旋回室22内)に突出するように配置されている。排出管33は、上記一部(L字の一辺側)の下端が、下方を向いて開口する。排出管33のこの下端に形成された開口が、排出口27である。排出管33の上記一部は、中央軸が内側円筒部28の中央軸と一致するように配置されている。
排出管33の上記一部の下端は、円錐部29の上端よりも上方で、例えば、0次開口23と同じ高さに配置される。0次集塵室25は、0次開口23よりも上方位置まで延びている。このため、排出口27は、旋回室22の外側において、0次集塵室25によってその全周が取り囲まれるように配置される。
上記構成を有する集塵ユニット20の機能について、その概要を説明する。
吸気風路11aを通過してきた含塵空気は、流入管30を通り、流入口21から旋回室22に送られる。含塵空気は、内側円筒部28の内壁(旋回室22を形成する側壁)に沿って内側円筒部28の内部に流入するため、旋回室22において上記側壁に沿った旋回気流を形成する。この旋回気流は、中央軸近傍の強制渦領域とその外側の準自由渦領域とを形成しながら、その経路構造と重力とによって下向きに流れていく。
旋回気流(含塵空気)に含まれるごみには、遠心力が作用する。例えば、繊維ごみや毛髪といった比較的嵩の大きなごみ(以下、このようなごみのことを「ごみα」という)は、この遠心力によって、内側円筒部28の内壁に押し付けられながら、旋回室22内を落下する。ごみαは、0次開口23の高さに達すると旋回気流から分離され、0次開口23を通過して0次集塵室25に送られる。0次開口23から0次集塵室25に進入したごみαは、自重によって0次集塵室25の内部で下降し、捕捉される。
0次開口23から0次集塵室25に進入しなかったごみは、旋回室22内の気流に乗って、旋回室22の下方に進む。砂ごみや細かな繊維ごみといった比較的嵩の小さなごみ(以下、このようなごみのことを「ごみβ」という)は、一次開口24を介して一次集塵室26に落下し、捕捉される。旋回室22内で旋回する気流は、旋回室22の最下部に達すると、その進行方向を上向きに変えて、旋回室22の中央軸に沿って上昇する。この上昇気流を形成する空気からは、ごみα及びごみβが除去されている。ごみα及びごみβが取り除かれた気流(清浄空気)は、排出口27から旋回室22の外に排出される。旋回室22から排出された空気は、排出管33を通過して、排気風路12aに送られる。
なお、集塵ケース32を集塵ユニット20の他の部材に対して着脱自在に構成しておけば、ごみ捨て時に1つのケース部品を外すことによって、捕捉した全てのごみ(ごみα、ごみβ)を一度に捨てることができ、ごみ捨ての作業を容易化することが可能となる。
上記構成の集塵ユニット20であれば、旋回室22で発生する気流音が外部に漏れることを抑制でき、静音性を向上させることができる。
集塵ユニット20では、旋回室22が、その周方向に渡って0次集塵室25で覆われている。特に、高速の旋回気流が発生する円錐部29は、上下に渡って全周が0次集塵室25で覆われている。このため、旋回室22で発生する気流音を0次集塵室25において大きく減衰させることができ、集塵ユニット20、及び集塵ユニット20を搭載した電気掃除機1の低騒音化を図ることができる。
また、上記構成の集塵ユニット20では、0次集塵室25に気流が流入することが殆ど無い。例えば、本実施の形態では、0次集塵室25に0次開口23を1つのみ形成し、0次集塵室25に、気流の出口となる開口を形成していない。このため、0次集塵室25で気流音が発生することはなく、集塵ユニット20全体としての更なる低騒音化が可能となる。
また、0次開口23は、上記距離L2が距離L1よりも長くなるように、或いは、距離L2が距離L1に一致するように形成されている。このため、0次集塵室25に旋回気流が流入することを更に抑制することができる。ごみαは、遠心力によって内側円筒部28の内壁に押し付けられながら旋回室22内を落下するため、0次開口23が上記構成を有していても、ごみαの捕集性能が低下することはない。
0次開口23を、上記距離L4が距離L3よりも長くなるように、或いは、距離L4が距離L3に一致するように形成しても、上記と同様の効果を得ることができ、集塵ユニット20及び電気掃除機1の低騒音化が可能となる。
集塵ユニット20では、旋回気流が旋回室22の最下部において進行方向を上向きに変える時、及び、上昇気流が排出口27から排出管33に流入する時に乱流が生じ、大きな気流音が発生し易い。
集塵ユニット20では、旋回室22の最下部、即ち、一次開口24の近傍を、一次集塵室26及び0次集塵室25によって二重に覆っている。このため、旋回室22の最下部において発生する騒音を効果的に遮音することが可能となる。
また、集塵ユニット20では、外側円筒部31を排出口27よりも上方となる位置まで伸ばし、排出口27の近傍を0次集塵室25によって覆っている。このため、排出口27の近傍で発生する騒音を効果的に遮音することが可能となる。
旋回室22の外側に形成された0次集塵室25は、円筒形状を呈するため、音の定常波は形成されない。このため、0次集塵室25で音が共鳴することを防止することができる。
本実施形態では、集塵ユニット20に2つの集塵室(0次集塵室25、一次集塵室26)を形成した場合について説明した。しかし、気流の流入を抑えた0次集塵室25によって旋回室22からの騒音を遮音する効果については、一次集塵室26を備えていない構成においても有効であることは言うまでも無い。
実施の形態2.
図15及び図16は、この発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットを示す断面図である。図17は図16に示す集塵ユニットのG−G断面を示す図である。図15は本実施の形態におけるE−E断面を示している。図16は本実施の形態におけるF−F断面を示している。
本実施の形態における集塵ユニット20は、0次集塵室25に捕捉体34が備えられている点において、実施の形態1のものと相違する。他の構成は、実施の形態1と同様である。
0次集塵室25には、旋回室22から、比較的嵩の大きなごみαが進入する。ごみαは、旋回室22において遠心力を受けながら旋回するため、0次集塵室25に入った後も、上記遠心力の影響により、外側円筒部31(及び、集塵ケース32の外壁32b)に沿って、0次集塵室25内でも旋回し続けようとする。ごみαが0次集塵室25で旋回すると、ごみαが外側円筒部31や集塵ケース32の外壁32bに接触して、新たな騒音が発生してしまう。
捕捉体34は、0次集塵室25内でごみαが旋回することを阻止するためのものである。捕捉体34は、0次集塵室25が旋回方向に一続きにならないように、0次集塵室25の上下に渡って設けられている。
具体的に、捕捉体34は、外側円筒部31と内側円筒部28(及び、円錐部29)との間に設けられた板状部材、並びに、集塵ケース32の外壁32b及び隔壁32c間に設けられた板状部材により構成される。上記2つの板状部材からなる捕捉体34は、0次集塵室25を仕切るように上下に一続きに配置される。また、捕捉体34は、図15及び図16に示すように、内側円筒部28の中央軸に直交する直線に対して斜めになるように配置される。
上記構成を有する集塵ユニット20では、旋回室22から0次集塵室25に進入したごみαは、捕捉体34によって捕捉され、その動きが止められる。このため、ごみαが外側円筒部31や集塵ケース32の外壁32bに接触し続けて騒音を発生させることがない。集塵ユニット20や電気掃除機1の更なる低騒音化が可能となる。
0次集塵室25に進入したごみαは、捕捉体34を基点に圧縮されながら蓄積される。このため、スペースを有効に活用してごみαを溜めることができ、ごみ捨て頻度を低減させることが可能となる。また、集塵ユニット20の小型化も可能となる。
なお、ごみαが0次開口23を介して0次集塵室25に進入してから、捕捉体34によって捕捉されるまでの距離は、極力長くした方が好ましい。0次開口23から0次集塵室25に飛び出したごみαは、遠心力の影響によって、0次集塵室25においても旋回方向(図15の矢印X)に移動する。捕捉体34を、0次開口23に対して旋回方向の最も下流側に配置しておけば、ごみαを0次集塵室25の奥側から堆積させることができ、より多くのごみを捕集することができる。
捕捉体34は、0次集塵室25内でごみαが旋回することを阻止する機能を備えていれば、他の構成を有していても構わない。図18及び図19はこの発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットの他の構成を示す断面図であり、捕捉体の他の実施形態を示している。
図18に示す集塵ユニット20には、上記捕捉体34よりも背の低い捕捉体34aが設けられている。捕捉体34aは、集塵ケース32にのみ設けられた長方形状の板状部材からなる。捕捉体34aは、底板32aから所定の高さまで突出し、集塵ケース32の外壁32b及び隔壁32c間に渡って設けられている。
図19に示す集塵ユニット20には、上記捕捉体34aよりも幅の狭い捕捉体34bが設けられている。捕捉体34bは、集塵ケース32にのみ設けられた三角形状の板状部材(或いは、リブ)からなる。捕捉体34bは、底板32aから所定の高さまで突出する。捕捉体34bと外壁32b及び隔壁32cとの間には、それぞれ隙間が形成されている。
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、旋回室22をその周方向に渡って取り囲むように0次集塵室25を形成する場合について説明した。しかし、0次集塵室25によって旋回室22の一部(全周ではない)を覆うように構成しても、一定の遮音性は期待できる。本実施の形態では、0次集塵室25を、旋回室22を形成する側壁に沿って配置するとともに、0次集塵室25によって旋回室22の一部のみを覆う場合について説明する。
図20はこの発明の実施の形態3における電気掃除機の集塵ユニットを示す断面図である。図20は本実施の形態におけるE−E断面を示している。
本実施の形態における集塵ユニット20は、外側円筒部31aが、内側円筒部28とはずれて配置されている点において、実施の形態1のものと相違する。他の構成は、実施の形態1と同様である。
外側円筒部31aは、中央軸が内側円筒部28(及び、円錐部29)の中央軸と所定の距離離れた位置で平行となるように配置される。内側円筒部28には、上下に渡って外側円筒部31aから突出する(露出する)部分が存在する。即ち、外側円筒部31aは、内側円筒部28を全周に渡って覆うのではなく、内側円筒部28の一部をその周方向に覆うように設けられている。
上記構成の集塵ユニット20には、旋回室22の外側に、旋回室22を形成する側壁に沿って、平面視(軸方向から見て)、三日月状の0次集塵室25aが形成される。かかる構成であっても、旋回室22で発生する気流音が外部に漏れることを抑制して、静音性を向上させることは可能である。
また、上記三日月状の一端(旋回方向における下流側の端部)は、捕捉体34の機能を有する。このため、上記三日月状の他端(旋回方向における上流側の端部)側に0次開口23を形成すれば、ごみαが0次集塵室25aに進入してから捕捉されるまでの距離を長くすることができる。即ち、ごみ捨ての頻度を低減させたり、集塵ユニット20を小型化させたりすることが可能となる。
上記実施の形態1乃至3では、キャニスタータイプの電気掃除機について説明したが、本願発明を他のタイプの電気掃除機に適用できることは言うまでもない。
1 電気掃除機、 2 吸込口体、 3 吸引パイプ、 4 取っ手、 5 接続パイプ、 6 サクションホース、 7 掃除機本体、 8 電源コード
10 収容ユニット、 10a 収容部、 10b 斜面、 11 吸気風路形成部、 11a 吸気風路、 11b 接続口、 11c 接続口、 12 排気風路形成部、 12a 排気風路、 12b 接続口、 13 電動送風機、 14 車輪
20 集塵ユニット、 21 流入口、 22 旋回室、 23 0次開口、 24 一次開口、 25 0次集塵室、 25a 0次集塵室、 26 一次集塵室、 27 排出口、 28 内側円筒部、 29 円錐部、 30 流入管、 30a 接続口、 31 外側円筒部、 31a 外側円筒部、 32 集塵ケース、 32a 底板、 32b 外壁、 32c 隔壁、 33 排出管、 34 捕捉体、 34a 捕捉体、 34b 捕捉体

Claims (11)

  1. 流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
    前記旋回室の前記側壁に形成された0次開口と、
    前記0次開口を介して前記旋回室に通じ、前記旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、
    前記旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、
    を備え、
    前記0次集塵室は、前記旋回室の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆い、
    前記0次開口は、前記旋回室の旋回方向に対する下流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離が、前記旋回方向に対する上流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離よりも長く、
    前記0次開口は、前記旋回室の軸方向に対する下流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離が、前記軸方向に対する上流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離よりも長い
    サイクロン分離装置。
  2. 前記0次集塵室は、前記旋回室の外側において、前記排出口の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆うように配置された請求項に記載のサイクロン分離装置。
  3. 一次開口を介して前記旋回室に通じ、前記旋回室で分離されたごみが捕集される一次集塵室と、
    を備え、
    前記一次開口は、前記0次開口よりも下流側に形成され、
    前記一次集塵室は、前記旋回室の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆い、
    前記0次集塵室は、前記一次集塵室の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆う
    請求項1又は請求項に記載のサイクロン分離装置。
  4. 前記一次集塵室は、前記0次集塵室に直接通じていない請求項に記載のサイクロン分離装置。
  5. 前記0次集塵室は、円筒状に形成され、前記旋回室をその全周に渡って取り囲むように配置された請求項1から請求項の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  6. 前記0次集塵室は、前記旋回室の外側に、前記旋回室の軸方向から見て、前記側壁に沿って三日月状に形成された請求項1から請求項の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  7. 前記0次開口は、1つのみ形成され、
    前記0次集塵室は、前記0次開口のみを介して前記旋回室に通じる
    請求項1から請求項の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  8. 請求項1から請求項の何れかに記載のサイクロン分離装置と、
    前記サイクロン分離装置内に所定の気流を発生させる送風機と、
    を備えた電気掃除機。
  9. 流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
    前記旋回室の前記側壁に形成された0次開口と、
    前記0次開口を介して前記旋回室に通じ、前記旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、
    前記旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、
    を備え、
    前記0次集塵室は、前記旋回室の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆い、
    前記0次開口は、前記旋回室の軸方向に対する下流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離が、前記軸方向に対する上流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離よりも長い
    サイクロン分離装置。
  10. 流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
    前記旋回室の前記側壁に形成された0次開口と、
    前記0次開口を介して前記旋回室に通じ、前記旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、
    前記旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、
    を備え、
    前記旋回室の前記側壁は、流入口側が円筒状を呈し、
    前記0次開口は、前記0次集塵室の上部に通じ、前記旋回室の旋回方向に対する下流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離が、前記旋回方向に対する上流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離よりも長く、
    前記0次集塵室は、前記旋回室の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆う
    サイクロン分離装置。
  11. 流入口から流入した含塵空気を側壁に沿って旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
    前記旋回室の前記側壁に形成された0次開口と、
    前記0次開口を介して前記旋回室に通じ、前記旋回室で分離されたごみが捕集される0次集塵室と、
    前記旋回室内の空気を排出するための排出口が形成された排出管と、
    を備え、
    前記旋回室の前記側壁は、流入口側が円筒状を呈し、
    前記0次開口は、前記0次集塵室の上部に通じ、前記旋回室の旋回方向に対する下流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離が、前記旋回方向に対する上流側の端部と前記旋回室の中央軸との距離に一致し、
    前記0次集塵室は、前記旋回室の少なくとも一部を前記側壁に沿って覆う
    サイクロン分離装置。
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