JP5029717B2 - セラミック電子部品およびセラミック原料粉体の製造方法 - Google Patents
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セラミック層と電極とを有するセラミック電子部品を製造する方法であって、
前記セラミック層が、一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含む誘電体磁器組成物から構成されており、
前記主成分の原料粉体と、前記添加成分に含まれる金属元素のうち、少なくとも一部の金属元素のゲル状化合物スラリーまたは少なくとも一部の金属元素の溶液と、を準備する工程と、
前記主成分の原料と前記ゲル状化合物スラリーまたは前記溶液とを分散して原料混合物を得る工程と、
前記原料混合物を乾燥する工程と、
乾燥後の前記原料混合物を熱処理する工程と、を有する。
一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含むセラミック原料粉体を製造する方法であって、
前記主成分の原料粉体と、前記添加成分に含まれる金属元素のうち、少なくとも一部の金属元素のゲル状化合物スラリーまたは少なくとも一部の金属元素の溶液と、を準備する工程と、
前記主成分の原料と前記ゲル状化合物スラリーまたは前記溶液とを分散して原料混合物を得る工程と、
前記原料混合物を乾燥する工程と、
乾燥後の前記原料混合物を熱処理してセラミック原料粉体を得る工程と、を有する。
図1に示すように、積層セラミックコンデンサ1は、誘電体層2と、内部電極層3と、が交互に積層された構成のコンデンサ素子本体10を有する。内部電極層3は、各端面がコンデンサ素子本体10の対向する2端部の表面に交互に露出するように積層してある。一対の外部電極4は、コンデンサ素子本体10の両端部に形成され、交互に配置された内部電極層3の露出端面に接続されて、コンデンサ回路を構成する。
誘電体層2を構成する誘電体磁器組成物としては、特に制限されないが、本実施形態では、一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTiおよびZrから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含有する誘電体磁器組成物から構成されている。
内部電極層3に含有される導電材は特に限定されないが、誘電体層2を構成する材料が耐還元性を有するため、比較的安価な卑金属を用いることができる。導電材として用いる卑金属としては、NiまたはNi合金が好ましい。Ni合金としては、Mn,Cr,CoおよびAlから選択される1種以上の元素とNiとの合金が好ましく、合金中のNi含有量は95重量%以上であることが好ましい。なお、NiまたはNi合金中には、P等の各種微量成分が0.1重量%程度以下含まれていてもよい。内部電極層3の厚さは用途等に応じて適宜決定すればよいが、通常、0.1〜3μm、特に0.2〜2.0μm程度であることが好ましい。
外部電極4に含有される導電材は特に限定されないが、本発明では安価なNi,Cuや、これらの合金を用いることができる。外部電極4の厚さは用途等に応じて適宜決定すればよいが、通常、10〜50μm程度であることが好ましい。
図1に示す積層セラミックコンデンサ1は、本実施形態に係る製造方法により製造される。以下、製造方法について具体的に説明する。図2には、セラミック原料粉体を作製する工程をフローチャートとして示す。
まず、ABO3の原料粉体としてBaTiO3 粉末を準備した。添加成分の原料として、表1に示す試料番号1については、Yの酸化物粉体、Dyの酸化物粉体、Mgの酸化物粉体、Mnの酸化物粉体、Vの酸化物粉体、Baの酸化物粉体、Caの酸化物粉体およびSiの酸化物粉体を準備した。
比誘電率εrは、コンデンサ試料に対し、基準温度25℃において、デジタルLCRメータ(YHP社製4274A)にて、周波数1kHz,入力信号レベル(測定電圧)1.0Vrmsの条件下で測定された静電容量から算出した(単位なし)。比誘電率は高いほうが好ましく、本実施例では、2500以上を良好とした。結果を表1に示す。
誘電損失(tanδ)は、コンデンサ試料に対し、基準温度25℃において、デジタルLCRメータ(YHP社製4274A)にて、周波数1kHz,入力信号レベル(測定電圧)0.5Vrmsの条件下で測定した。誘電損失は低いほうが好ましく、本実施例では5.0%以下を良好とした。結果を表1に示す。
コンデンサ試料に対し、絶縁抵抗計(アドバンテスト社製R8340A)を用いて、20℃において6.3V/μmの直流電圧を、コンデンサ試料に1分間印加した後の絶縁抵抗IRを測定した。CR積は、上記にて測定した静電容量C(単位はμF)と、絶縁抵抗IR(単位はMΩ)との積を求めることにより測定した。本実施例では、1000以上を良好とし、1500以上であることがより好ましい。結果を表1に示す。
コンデンサ試料に対し、−55〜85℃における静電容量を測定し、静電容量の変化率ΔCを算出し、EIA規格のX5R特性またはB特性を満足するか否かについて評価した。すなわち、−55〜85℃において、変化率ΔCが、±15%以内であるか否かを評価した。結果を表1に示す。
コンデンサ試料に対し、160℃にて、9V/μmの電界下で直流電圧の印加状態に保持し、寿命時間を測定することにより、高温負荷寿命を評価した。本実施例においては、印加開始から絶縁抵抗が一桁落ちるまでの時間を寿命と定義した。また、本実施例では、上記の評価を20個のコンデンサ試料について行い、その平均値を高温負荷寿命とした。評価基準は50時間以上を良好とし、60時間以上であることがより好ましい。結果を表1に示す。
分散工程において用いる媒体撹拌型分散機および使用した媒体の径を表2に示すものとした以外は、実施例1の試料番号2と同様にして、積層セラミックコンデンサの試料を作製し、実施例1と同様の特性評価を行った。結果を表2に示す。
乾燥および熱処理を、噴霧熱分解法により同時に行った以外は、実施例1の試料番号2と同様にして、積層セラミックコンデンサの試料を作製し、実施例1と同様の特性評価を行った。結果を表3に示す。
2… 誘電体層
3… 内部電極層
4… 外部電極
10… コンデンサ素子本体
Claims (15)
- セラミック層と電極とを有するセラミック電子部品を製造する方法であって、
前記セラミック層が、一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含む誘電体磁器組成物から構成されており、
前記主成分の原料粉体と、前記添加成分に含まれる金属元素のうち、少なくとも一部の金属元素のゲル状化合物スラリーまたは少なくとも一部の金属元素の溶液と、を準備する工程と、
前記主成分の原料と前記ゲル状化合物スラリーまたは前記溶液とを分散して原料混合物を得る工程と、
前記原料混合物を乾燥する工程と、
乾燥後の前記原料混合物を熱処理する工程と、を有し、
前記添加成分が希土類元素の酸化物を含んでおり、
前記希土類元素をゲル状化合物スラリーとして準備するセラミック電子部品の製造方法。 - 前記添加成分がさらにアルカリ土類金属元素の酸化物および焼結助剤を含んでおり、前記アルカリ土類金属をゲル状化合物スラリーまたは前記アルカリ土類金属の溶液として、さらに前記焼結助剤としての役割を有する金属元素をゲル状化合物スラリーまたは該金属元素の溶液として準備する請求項1に記載のセラミック電子部品の製造方法。
- Mgをゲル状化合物スラリーとして準備する請求項2に記載のセラミック電子部品の製造方法。
- セラミック層と電極とを有するセラミック電子部品を製造する方法であって、
前記セラミック層が、一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含む誘電体磁器組成物から構成されており、
前記主成分の原料粉体と、前記添加成分に含まれる金属元素のうち、少なくとも一部の金属元素のゲル状化合物スラリーまたは少なくとも一部の金属元素の溶液と、を準備する工程と、
前記主成分の原料と前記ゲル状化合物スラリーまたは前記溶液とを分散して原料混合物を得る工程と、
前記原料混合物を乾燥する工程と、
乾燥後の前記原料混合物を熱処理する工程と、を有し、
前記添加成分がアルカリ土類金属元素の酸化物および焼結助剤を含んでおり、
Mgをゲル状化合物スラリーとして、さらに前記焼結助剤としての役割を有する金属元素をゲル状化合物スラリーまたは該金属元素の溶液として準備するセラミック電子部品の製造方法。 - 前記添加成分がさらに希土類元素の酸化物を含んでおり、前記希土類元素をゲル状化合物スラリーまたは前記希土類元素の溶液として準備する請求項4に記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 前記ゲル状化合物スラリーがゲル状水酸化物スラリーであり、前記溶液が水溶液である請求項1〜5のいずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 媒体撹拌型分散機を用いて前記原料混合物を得る請求項1〜6のいずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 媒体として、φ0.1mm以下の媒体を使用する請求項7に記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 前記熱処理する工程において、400〜900℃の範囲で熱処理を行う請求項1〜8のいずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 前記乾燥する工程と前記熱処理する工程とを同時に行う請求項1〜9のいずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 前記原料混合物を得る工程において、分散剤を添加する請求項1〜10のいずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 前記分散剤は、親水性の分散剤である請求項11に記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 熱処理後の原料混合物に、溶剤およびバインダ樹脂を添加して、ペースト組成物を得る請求項1〜12のいずれかに記載のセラミック電子部品の製造方法。
- 一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含むセラミック原料粉体を製造する方法であって、
前記主成分の原料粉体と、前記添加成分に含まれる金属元素のうち、少なくとも一部の金属元素のゲル状化合物スラリーまたは少なくとも一部の金属元素の溶液と、を準備する工程と、
前記主成分の原料と前記ゲル状化合物スラリーまたは前記溶液とを分散して原料混合物を得る工程と、
前記原料混合物を乾燥する工程と、
乾燥後の前記原料混合物を熱処理してセラミック原料粉体を得る工程と、を有し、
前記添加成分が希土類元素の酸化物を含んでおり、
前記希土類元素をゲル状化合物スラリーとして準備セラミック原料粉体の製造方法。 - 一般式ABO3(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つであり、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる少なくとも1つである)で表される主成分および添加成分を含むセラミック原料粉体を製造する方法であって、
前記主成分の原料粉体と、前記添加成分に含まれる金属元素のうち、少なくとも一部の金属元素のゲル状化合物スラリーまたは少なくとも一部の金属元素の溶液と、を準備する工程と、
前記主成分の原料と前記ゲル状化合物スラリーまたは前記溶液とを分散して原料混合物を得る工程と、
前記原料混合物を乾燥する工程と、
乾燥後の前記原料混合物を熱処理してセラミック原料粉体を得る工程と、を有し、
前記添加成分がアルカリ土類金属元素の酸化物および焼結助剤を含んでおり、
Mgをゲル状化合物スラリーとして、さらに前記焼結助剤としての役割を有する金属元素をゲル状化合物スラリーまたは該金属元素の溶液として準備するセラミック原料粉体の製造方法。
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