JP5029276B2 - 光送信装置及びそれに用いる温度制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は光送信装置及びそれに用いる温度制御方法に関し、特に光送信装置における温度制御方法に関する。
近年の光送信技術の進展に伴い、各種の小型光送信装置が開発されている。これら小型光送信装置では、高速化と長距離対応化とが大きな技術革新の方向であり、これまで、例えば、10Gbpsのビットレートにて80km程度のシングルモードファイバ伝送が可能な小型光送信装置が存在する。但し、ビットレート上昇に伴い、通常のNRZ(Non Return to Zero)変調方式ではすでに波長分散限界に到達している。
一方で、この波長分散限界を超えるような、各種変調方式が開発されているが、例えば、Duo binary変調方式は光送信装置のサイズや消費電力、さらにはコストの面で課題がある。CML(Chirp Managed Laser)変調方式は、これらの点で有効な面が見られるが、さらなるサイズ低減、コスト低減が必要である。このCML変調方式は、信号変調時の周波数揺らぎを制御して伝送特性を向上させる技術である。
このCML変調方式でサイズ低減、コスト低減を可能にする技術として、光導波路基板と半導体レーザとをハイブリッド実装した構造が本願出願人から提案されている。但し、この構成では、ハイブリッド集積を実現したことによって、半導体レーザと波長フィルタの波長を独立に制御することができなくなってしまったため、近年の光伝送システムで主流となっているWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)システムに対応することができない。
尚、光送信器に関する従来技術としては、以下の特許文献1に記載の技術がある。
特開2006−313309号公報
上述したCMLに関する従来の光送信装置では、光フィルタと半導体レーザとを別々に温度調整する構成とし、フィルタ透過特性の監視ポートを含めた全体の光学系の構成要素が多いため、装置が大型化してしまうという課題がある。
また、もう一方のCMLに関する従来の光送信装置では、光フィルタと半導体レーザとの独立した温度制御ができないため、集積化を実現した場合について、WDMシステムに対応した特定波長への安定化を実現することができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化させながら、所望の発振波長に制御することができる光送信装置及びそれに用いる温度制御方法を提供することにある。
本発明による光送信装置は、光フィルタと、光フィルタ透過光の監視ポートと、光フィルタ非透過光の監視ポートとを含む光送信装置であって、
前記光フィルタ及び前記フィルタ透過特性の監視ポートを含む光導波路を形成した光導波路基板と、半導体レーザと、前記光フィルタ透過光の監視ポートに設けられた波長モニタPD(Photo Diode)と、前記光フィルタ非透過光の監視ポートに設けられたパワーモニタPDと、前記光導波路及び半導体レーザのうちのいずれかの波長特性を独立に調整可能にするヒータと前記光導波路基板と半導体レーザとを一括で温度調整する温度制御素子とを含み、
前記波長モニタPD及び前記パワーモニタPD各々の出力を用いて前記ヒータに対する投入電力を制御している。
本発明による温度制御方法は、光フィルタと、光フィルタ透過光の監視ポートと、光フィルタ非透過光の監視ポートとを含む光送信装置に用いる温度制御方法であって、
前記光フィルタ及び前記フィルタ透過特性の監視ポートを含む光導波路を形成した光導波路基板と半導体レーザとを一括で温度調整可能な形で集積し、前記光導波路及び半導体レーザのうちのいずれかにヒータを付加して前記光導波路及び半導体レーザのうちのいずれかの波長特性を独立に調整可能とし
温度制御素子にて前記光導波路基板と半導体レーザとを一括で温度調整し、
前記光フィルタ透過光の監視ポートに波長モニタPD(Photo Diode)を設置し、
前記光フィルタ非透過光の監視ポートにパワーモニタPDを設置し、
前記波長モニタPD及び前記パワーモニタPD各々の出力を用いて前記ヒータに対する投入電力を制御している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化させながら、所望の発振波長に制御することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態による光送信装置の全体構成を示すブロック図である。図1において、光送信装置100は半導体レーザ1と、光導波路基板2と、温度監視素子3と、温度制御素子4と、光フィルタ5と、ヒータ6と、パワーモニタPD(Photo Diode)9と、波長モニタPD10とから構成されている。光導波路基板2には光導波路12が形成され、光導波路12はフィルタ非通過ポート7と、フィルタ通過ポート8と、光出力ポート11とからなる。
半導体レーザ1は適切な条件でバイアス電流に対して変調を行うことで、出力周波数が変調される。半導体レーザ1は、変調された光信号が光導波路基板2上の光導波路12と結合するように光導波路基板2上に実装される。光信号は光フィルタ5を通過することで、適切な周波数成分に制限され、これが主信号となって光出力ポート11から出力される。
ここで示すような周波数成分の制限を行うことで、例えば、10Gbpsの変調速度において、1550nmの波長帯を通常のシングルモードファイバにて100km以上の長距離伝送を実現することができる。通常はこの光出力ポート11の先に光アイソレータを導入するとともに、レンズ等を用いて光ファイバに結合する(以上、図示せず)。
光導波路12の光信号の一部はフィルタ非透過ポート7に出力され、その強度はパワーモニタPD9で受信する。またさらに、光導波路12の光信号の一部は光フィルタ5を通過した後、フィルタ透過ポート8に出力され、その強度は波長モニタPD10で受信する。ここで、Δλを半導体レーザ1の発振波長λLDと光フィルタ5の中心波長λFilterとの差と定義する。パワーモニタPD9はΔλに依存しない信号を受信し、波長モニタPD10はΔλに依存して変化する信号を受信する。後述するように、これらのモニタ信号を用いてΔλを一定に制御し、安定した光変調特性を得ることができる。
光導波路基板2は温度監視素子3にて温度を監視することができる。また、光導波路基板2の全体は温度制御素子4の上に搭載され、温度制御素子4にて基板全体の温度制御を行うことができる。さらに、ヒータ6の温度を制御することで、光フィルタ5の中心波長λFilterを調整することができる。
図2は本発明の第1の実施例による光送信装置の制御ブロックを示すブロック図であり、図3及び図4は本発明の第1の実施例における変調信号の概要を示す図である。これら図2〜図4を参照して本発明の第1の実施例による光送信装置100の動作について説明する。
上述したように、変調信号は半導体レーザ1に与えられ、変調信号は長距離光伝送に対応するように光フィルタ5にて周波数帯域を制限され、光出力ポート11から出力される。ここでは、半導体レーザ1及び光フィルタ5の波長制御に関する動作について説明する。
まず、半導体レーザ1のバイアス電流はパワーモニタPD9の値が一定となるようにフィードバック制御する(光パワー一定制御22)。光導波路基板2は温度監視素子3の温度が所定の温度になるように、温度制御素子4にフィードバックし、温度一定制御を行う(フィルタ温度初期設定23)。
ヒータ6に対しては、所定の電力にて一定になるように制御する(電力一定制御21)。このヒータ6は局所的な温度制御を行うため、適切な温度監視が困難であることから、投入電力を一定にする制御を行うことが望ましい。
この状態で基本的に安定な制御が可能であるが、本発明の第1の実施例による光送信装置100では、先に定義したΔλを極めて高い精度で安定化する必要があるため、環境温度が変化した際や、長期動作後等の状態でわずかなΔλのずれを検出し、フィードバックする制御が必要になる。これを満足するために、パワーモニタPD9の出力と波長モニタPD10の出力とを用いて、両者の比が一定となるように温度制御素子4にフィードバックし(Δλ一定制御24)、光導波路基板2の温度を制御するように切替える。
所定の出力波長に制御する必要がないシステムの場合には、Δλだけが安定制御されればよく、半導体レーザ1の発振波長λLDを所定の値になるような制御は不要であるので、ヒータ6への電力一定制御は不要である。この様子を図3に示す。半導体レーザ1の発振波長λLDは光フィルタ5の中心波長λFilterに依存して変化する。
半導体レーザ1の発振波長λLDを所定に値にする必要があるWDMシステムの場合には、半導体レーザ1の発振波長λLDを特定の波長グリッドにあわせる必要があるので、予め光フィルタ5の中心波長λFilterを調整し、さらにその値に一定制御する必要がある。このために、本実施例では光導波路基板2の光フィルタ5上の局所温度を制御するヒータ6の安定制御を実施する。これによって、図4に示すように、半導体レーザ1の発振波長λLDが所定の光出力条件に安定制御された状態で、所定のグリッド波長に安定化される。
このように、本実施例では、半導体レーザ1を搭載した光導波路基板2全体を一括で温度制御するとともに、光導波路12の光フィルタ5部分の局所的な温度制御を独立に実施しているため、半導体レーザ1、光フィルタ5を集積化し、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化しながら、所望の発振波長に制御することができる。
また、本実施例では、半導体レーザ1、光フィルタ5を集積化することで、構成部品要素が減少するとともに、全体を一括で温度制御することが可能になるため、光送信装置100を小型化することができる。
図5は本発明の第2の実施の形態による光送信装置の構成を示すブロック図である。本発明の第2の実施の形態は、光導波路基板2の光フィルタ5部分にヒータ6を形成する代わりに、半導体レーザ1上にヒータ6を形成している以外は図1に示す本発明の第1の実施の形態と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、本発明の第1の実施の形態と同様に、半導体レーザ1を搭載した光導波路基板2全体を一括で温度制御するとともに、半導体レーザ1部分の局所的な温度制御を独立に実施しているので、半導体レーザ1、光フィルタ5を集積化し、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化しながら、所望の発振波長に制御することができる。
図6は本発明の第3の実施の形態による光送信装置の制御ブロックを示すブロック図である。本発明の第3の実施の形態は、制御ブロック31〜34が上述した本発明の第1の実施の形態と異なる以外は、本発明の第1の実施の形態による光送信装置100と同様の構成となっている。この図6を参照して本発明の第3の実施の形態による光送信装置100の動作について説明する。
上述したように、変調信号は半導体レーザ1に与えられ、変調信号は長距離光伝送に対応するように光フィルタ5にて周波数帯域を制限され、光出力ポート11から出力される。ここでは、半導体レーザ1及び光フィルタ5の波長制御に関する動作について説明する。
まず、半導体レーザ1のバイアス電流はパワーモニタPD9の値が一定となるようにフィードバック制御する(光パワー一定制御32)。光導波路基板2は温度監視素子3の温度が所定の温度になるように、温度制御素子4にフィードバックし、温度一定制御を行うフィルタ温度初期設定のために、温度監視素子3を用いて温度制御素子4に対して温度一定制御を行う(温度一定制御33)。
ヒータ6に対しては、所定の電力にて一定になるように制御する(フィルタ波長初期設定31)。また、本実施例では、半導体レーザ1と光フィルタ5との波長差Δλを一定にするため、パワーモニタPD9の出力と波長モニタPD10の出力とを用いてヒータ6への投入電力を制御する(温度監視素子3を用いた温度制御から切替)(Δλ一定制御34)。
さらに、本実施の形態では、WDMグリッドにあわせる等、適切な出力波長とするために温度制御素子4の温度監視を行う温度監視素子3の設定温度を調整する(引き続き、温度監視素子3を用いた温度一定制御)。
このように、本実施の形態では、半導体レーザ1を搭載した光導波路基板2全体を一括で温度制御するとともに、光導波路12の光フィルタ5部分の局所的な温度制御、あるいは半導体レーザ1部分の局所的な温度制御を独立に実施しているため、半導体レーザ1、光フィルタ5を集積化し、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化しながら、所望の発振波長に制御することができる。
本発明の第4の実施の形態では、光送信装置の構成を図5に示す本発明の第2の実施の形態と同様の構成とし、温度制御を図6に示す本発明の第3の実施の形態と同様の制御としている。その結果、本発明の第4の実施の形態では、本発明の第3の実施の形態に示すような光導波路12の光フィルタ5部分の局所的な温度制御の代わりに、半導体レーザ1部分の局所的な温度制御を実施しているので、上記と同様に、半導体レーザ1、光フィルタ5を集積化し、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化しながら、所望の発振波長に制御することができる。
図7は本発明の第1〜第4の実施の形態における制御パラメータ、制御対象、監視対象の関係を示す図である。図7に示すように、本発明では、光導波路基板2全体を温度制御素子4で制御し、光導波路12の光フィルタ5部分、あるいは半導体レーザ1部分を局所的にヒータ6で制御している。したがって、本発明では、半導体レーザ1、光フィルタ5を集積化し、所定の光変調条件(周波数帯域条件)に安定化しながら、所望の発振波長に制御することができる。
すなわち、本発明の第1〜第4の実施の形態において、光送信装置100は、光フィルタ5、光フィルタ透過光の監視ポート(フィルタ通過ポート8)、光フィルタ非透過光の監視ポート(フィルタ非通過ポート7)、これらを形成した光導波路基板2、それぞれの監視ポートに設置するモニタPD(パワーモニタPD9、波長モニタPD10)、半導体レーザ1、温度監視素子3、光フィルタ5または半導体レーザ1上に形成したヒータ6、温度調整素子(温度制御素子4)を備えている。
光送信装置100では、光フィルタ5及びフィルタ透過特性の監視ポートを含む光導波路を形成した基板(光導波路基板2)と半導体レーザ1とを一括で温度調整可能な形で集積し、さらに光導波路あるいは半導体レーザ1の波長特性を独立に調整可能にするヒータ6を付加した構造とすることで、特定の光出力波長への安定化と光フィルタリングによる半導体レーザ変調スペクトルの周波数帯域制限とが実施可能となり、WDMシステムに対応した、高ビットレートでの長距離光ファイバ伝送を可能とする。
尚、本発明の光送信装置では、半導体レーザ1上に形成したヒータ6を備えず、光フィルタ5の特性波長調整手段となる光導波路基板2上に形成したヒータ6を備える構造としてもよい。
本発明に関連する変調方式をDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing:高密度波長分割多重)システムに適用するには、光送信装置の立ち上げ時に隣接波長チャンネルへの影響を抑制できるような光出力/光波長特性が必要となる。具体的には、立ち上げ時に規定値よりも大きな光出力が発生を抑制したり、規定と異なる波長での光出力の発生を抑制したりする必要がある。
しかしながら、上記のような本発明に関連する光送信装置では、基本的に光送信装置の光源となる半導体レーザが注入電流の増加に対して光出力波長が長波長化する特性を持ち、半導体レーザの起動開始時に電流をゼロから規定の光出力が得られるように増加させる時に、光出力の増加とともに、光出力波長変動が発生するため、DWDMシステムに用いられる光送信装置において、起動時に光出力波長の変動があり、規定の光波長以外で光出力を低減させることが困難となり、隣接する光波長チャンネルに悪影響を及ぼす可能性が高いという問題がある。
また、本発明に関連する光送信装置では、上記の問題を解決するために、可変光アッテネータ等を光送信装置の光出力部分に搭載する方法があるが、光出力の過剰な損失が発生するとともに、装置の大型化や制御の複雑化が発生するという問題がある。
この原因は、現在一般的な光送信装置に用いられているような小型光モジュールのパッケージ内に搭載できるような可変アッテネータの実現は容易ではなく、大型化が発生してしまうか、搭載できたとしても、光出力強度の安定制御のためには、アッテネータ出力の光出力強度を監視し制御する部品や制御機能が新たに必要になるからである。また、光アッテネータ自体の挿入損失とともに、上記の光出力監視系での光損失の発生も避けられない。
さらに、本発明に関連する光送信装置では、例えば10ギガビット/秒という伝送速度では、80km以上の一般的な光ファイバを安定に伝送させることが非常に困難であることである。この原因は、10ギガビット/秒のように変調速度を増加させると、一般的な光送信装置から出力させる光スペクトル帯域は大きく広がり、光ファイバ中の波長分散の影響を受け、光伝送信号波形が劣化するためである。
これらの問題を解決するために、本発明は、光送信装置において、光送信装置の起動時に初期設定する光出力波長を定常時に設定する光出力波長よりも長波長側となるようにすることによって、その後、半導体レーザ出力を開始する時に、瞬間的に規定値を大きく上回る光出力が発生することなく、規定の光出力に到達し定常動作状態に入ることが可能となる。
図8は本発明の第5の実施の形態による光送信装置の全体構成を示すブロック図である。図8において、本発明の第5の実施の形態による光送信装置は、半導体レーザ1と、波長弁別ユニット110と、温度監視素子3と、温度制御素子4と、光フィルタ5と、光強度モニタPD41と、波長モニタPD10と、CPU(中央処理装置)42と、メモリ43と、レーザドライブ回路44と、温度制御素子ドライブ回路45と、制御切替え回路46と、共通モニタ/フィードバック回路47と、キャリア48とから構成されている。尚、図8に示す101は電気信号入力、102は光信号出力である。
半導体レーザ1はレーザドライブ回路44によってバイアス電流、変調電流が印加される。ここで、レーザドライブ回路44は、電気信号入力101に応じた信号を、CPU42から指定された電流振幅に変換する。また、半導体レーザ1の前方の光強度モニタPD41のフォトカレントがCPU42で指定された値となるように、レーザドライブ回路44から半導体レーザ1のバイアス電流が制御される。これらの動作によって、本実施の形態では、一定のバイアスで一定の変調信号が得られる。
半導体レーザ1からの光出力信号102は波長弁別ユニット110を通過し、その際、波長弁別ユニット110内の光フィルタ5によって光スペクトルが制限される。結果として、本実施の形態では、高い伝送速度でも変調スペクトルの広がりが抑制され、高い波長分散耐力を有し、例えば80km以上といった長距離の光ファイバ伝送が可能となる。
また、波長弁別ユニット110内の波長モニタPD10では、光強度モニタPD41のフォトカレント一定の条件下で、半導体レーザ1の光出力波長と光フィルタ5の相対波長とを監視することができるので、この光波長モニタPD10のフォトカレントが一定となるように、共通モニタ/フィードバック回路47、温度制御素子ドライブ回路45、及び温度制御素子4を用いて、キャリア48の温度制御を行うことによって、光フィルタ5の相対波長を一定に制御し、安定した光出力特性が得られる。
ここで用いる半導体レーザ1は、1550nm波長帯のDFB(Distributed FeedBack)レーザとして、光フィルタ5を石英系の素材でできているものとする。一般的な状況を仮定すると、半導体レーザ1と光フィルタ5との温度特性は、それぞれ、おおよそ0.1nm/℃と0.01nm/℃と10倍の差があるため、キャリア48の温度調整によって半導体レーザ1の波長を光フィルタ5の波長に対して調整するような形となる。
但し、上述した温度制御方法は、半導体レーザ1からの光出力がないと実現できないため、半導体レーザ1をOFFにした立ち上げ時には、温度監視素子3の信号を用いて、温度制御素子4を制御することになる。その後、半導体レーザ1をONし、光出力を得た時点で、制御切替え回路46によって監視信号を切替え、光波長モニタPD10を用いた温度制御を実施する。これらはCPU42の指示によって行い、温度監視素子4や波長モニタPD10の目標設定値はメモリ43に格納しておく。
図9は図8の波長弁別ユニット110の具体的な構成例を示すブロック図である。図9においては、光導波路基板22上に光導波路12や光フィルタ5が形成されるので、光導波路基板2が上記のキャリア48を兼ねる形となっている。
光導波路12では、光分岐の形成が容易であるので、フィルタ非通過ポート7やフィルタ通過ポート8の形成が可能であり、上記のような半導体レーザ1の制御に必要なモニタ信号が得られるとともに、光出力ポート11からは光フィルタ5によって帯域制限された光信号出力が得られる。
図10及び図11は本発明の第5の実施の形態による光送信装置の動作を示すフローチャートであり、図12は本発明の第5の実施の形態におけるモニタ信号出力特性を示す図であり、図13及び図14は本発明の第5の実施の形態における光波長/光出力特性を示す図であり、図15は本発明の第5の実施の形態における定常動作波長の設定例を示す図である。これら図8〜図15を参照して本発明の第5の実施の形態による光送信装置の制御方法の動作について説明する。
半導体レーザ1は、定常状態において、光強度モニタPD41のフォトカレント(Im−Powerと定義)が一定となるように、バイアス電流が制御され、波長モニタPD10のフォトカレント(Im−Lambdaと定義)が一定となるように、半導体レーザ1を搭載するキャリア48の温度(Tld)が制御される。
これらのそれぞれのフォトカレント特性と光送信装置の光出力強度の波長依存性の概要とを図12に示す。図12において、横軸は光出力波長であるが、これはキャリア温度に比例するので、キャリア温度ととってもよい。光出力モニタ特性は波長依存のない特性が得られ、波長モニタ特性、光出力特性は、光フィルタ5の形状に依存した特性が得られる。
本実施の形態による光送信装置では、良好な光信号特性を得るために、図12の定常時動作波長に示したように、光出力特性で見られるピークよりも長波長側のスロープに設定することが望ましい。結局、Im−Lambda目標設定値で示した値となるように、キャリア温度を制御して、定常時の動作波長を得ることになる。
半導体レーザ1の出力を開始する立ち上げ動作は、図10に示すフローチャートのような制御となる。まず、光出力をOFFにしておく必要があるので、CPU42は、温度監視モードとして温度監視素子3の信号を用いてキャリア温度を制御するモードを選択する(図10ステップS1)。その後、CPU42は、光出力の目標値となるIm−Power設定を実施する(図10ステップS2)。実際の動作としては、予め設定値を入力しておいた外部のメモリ43からCPU42に設定値を読込ませる動作となる。
次に、CPU42は、Tldの設定を行うが、ここで、Tldを図12の初期設定目標波長に示したような、定常時の動作点よりも長波側にとなるように設定する(図10ステップS3)。その後、CPU42は、温度監視モードにて温度制御素子3の動作を開始し(図10ステップS4,S5)、ついで光出力動作をIm−Power一定モードで開始する(図10ステップS6)。
ここで、半導体レーザ1のバイアス電流がゼロから規定の値にまで上昇するので、光出力が増加するとともに、光出力波長の変動が生じる。但し、本実施の形態では、初期設定波長を定常時より長波側に設定しているため、光出力波長の変動時にフィルタピークを通過することがなく、フィルタのボトム付近を通過することになり、光出力がゼロレベル付近に抑制される。
そして、CPU42は、温度監視モードから波長監視モードへ切替えることで(図10ステップS7)、フィルタボトム付近からフィルタのスロープ付近の定常時動作点に動作波長が調整され、光フィルタ5の効果によって定常動作点の光波長付近だけで光出力が増大し、規定値に達することになる。この時の光出力/光波長の変化の概要を図13に示す。
仮に、初期設定波長を定常動作時と同様にすると、半導体レーザ1をONにした後に、光波長がフィルタピークを通過することになり、図14に示すように、定常動作時の光出力を大きく上回る光出力が発生してしまうことになる。これは光送信装置を搭載する光伝送装置の安定的な立ち上げ動作を妨げる可能性があり、この大きな光出力が発生しないような動作方法が必要となる。
光伝送システム上のアラーム発生時等、光伝送装置の光出力をOFFする場合の動作については、図11に示すフローチャートのような制御となる。まず、CPU42は、波長監視モードから温度監視モードへの切替えを行い(図11ステップS11)、光出力の停止を行う(図11ステップS12)。もしも、波長監視モードのまま光出力を停止してしまうと、温度制御のための監視信号が存在しない状態になり、温度制御素子4の制御ができなくなってしまう。
このように、本実施の形態では、光スペクトル帯域を制限する光フィルタ5を搭載し、規定の光波長付近だけで光出力が得られる構成としているため、DWDM(高密度波長分割多重)システムに用いられる光送信装置において、起動時の光出力が規定の動作波長付近だけで得られる、すなわち、規定の光波長以外で光出力を低減させることができ、隣接する光波長チャンネルへの影響を抑制することができる。
また、本実施の形態では、初期に設定する波長を定常時の動作波長よりも長波側にすることで、立ち上げ時の光出力がフィルタのボトム付近を通過することになり、ゼロレベル付近の光強度に抑制されるため、立ち上げ時の光出力特性において、瞬間的に規定値よりも大きな光出力が発生することを抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、光フィルタ5によって変調時の光スペクトル帯域を制限し、光ファイバ中の波長分散の影響による波形劣化を抑制することができるため、高い伝送速度で長距離の光ファイバ伝送を安定に実現する光送信装置を実現することができる。
さらにまた、本実施の形態では、光出力信号の特性を安定にする光フィルタ5を、立ち上げ時の光波長/光出力特性の安定化にも作用させることができるので、追加での可変光アッテネータやその光アッテネータを制御するための光出力監視素子等の搭載が不要となるため、上記のような高い伝送能力を持ち、立ち上げ時に隣接波長チャンネルへの影響を抑制した光送信装置の小型化が可能となる。
本実施の形態では、上述した説明において、半導体レーザ1として一般的なDFBレーザを仮定している。その際、変調信号が“0”から“1”に相当する場合には、波長が長波長から短波長にシフトするという断熱チャープの効果があり、このうち“0”に相当する部分の光スペクトルを切り取るように光フィルタ5の長波側のスロープの途中に半導体レーザ1の波長を設定することで、良好な光伝送波形が得られる。
半導体レーザ1を起動する際には、電流注入にしたがって、波長を長波長側にシフトすると説明しているが、すなわち、動作周波数によって、波長シフトの方向が反転するという特性がある。これは、より低域の信号を伝送しようとした場合に問題が生じる可能性があり、それを回避する一つの手段として、高速変調時にも“0”から”1“に変化する時の波長変化が短波長から長波長への方向となるレッドチャープの半導体レーザの適用が考えられる。
この場合には、短波長側の“0”を取り除くために、図15に示すように、フィルタピークの短波長側のスロープを定常動作波長と設定することになる。このレッドチャープの半導体レーザを用いた場合、基本的には、これまで説明した本発明の第1の実施の形態と同様の効果が得られるが、一点、異なるのは、初期設定波長を定常動作波長の長波長側ではなく、定常動作波長と同一か、あるいは、定常動作波長の短波長側に設定することになる。これによって、光送信装置の立ち上げ時において、適切な光出力/光波長特性を得ることができる。
図16は本発明の第6の実施の形態による光送信装置の全体構成を示すブロック図である。図16において、本発明の第6の実施の形態による光送信装置は、共通モニタ/フィードバック回路47の代わりに電流モニタフィードバック回路49と温度モニタ/フィードバック回路50とを設けた以外は、図8に示す本発明の第5の実施の形態による光送信装置と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
ここで、図8に示す例では、温度監視素子3と波長モニタPD10との信号を制御切替え回路46によって選択した後に、共通モニタ/フィードバック回路47に導入しているが、図16に示す例のように、温度監視素子3及び波長モニタPD10それぞれの信号を、それぞれ独立に温度モニタ/フィードバック回路50と電流モニタフィードバック回路49とで受け止め、温度制御素子ドライブ回路45へ出力する制御信号を制御切替え回路46にて切替える方法としてもよい。
本発明の光出力制御方法では、光送信装置が、直接変調の半導体レーザ1と、光変調信号の変調スペクトルの帯域を制限して波長分散耐力を高めるとともに、波長安定化制御に必要な光出力モニタ信号と波長モニタ信号とを提供する波長弁別ユニット110と、温度監視素子3が温度制御素子4の上のキャリア48上に搭載され、さらに、温度監視素子3を用いた温度制御状態と波長モニタ信号を用いた温度制御状態との切替えを可能にする共通モニタ/フィードバック回路47と、制御切替え回路46と、温度制御素子4と、レーザドライブ回路44と、CPU42と、メモリ43とからなるように構成している。
本発明の光出力制御方法では、この光送信装置において、光送信装置の起動時に初期設定する光出力波長を定常時に設定する光出力波長よりも長波長側となるようにすることによって、その後、半導体レーザ1が出力を開始する時に、瞬間的に規定値を大きく上回る光出力が発生することなく、規定の光出力に到達して定常動作状態に入ることが可能となる。
光送信装置の出力光スペクトルは、例えば10ギガビット/秒の変調速度においても、上記の波長弁別ユニット110内のバンドパスフィルタによって帯域が制限され、波長分散の影響を低減することが可能となり、例えば、80km以上の一般的な光ファイバを安定的に伝送することができるようになる。
また、本実施の形態では、上記のバンドパスフィルタの効果によって、半導体レーザ1が出力を開始する時に光出力が得られる光波長が、定常動作時の光波長付近に制限され、DWDMシステムにて隣接チャンネルへの影響を抑制することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、初期的に光波長を定常時より長波側に設定する方法によって、半導体レーザ1が出力を開始する時に、瞬間的に規定値を大きく上回る光出力が発生することなく、規定の光出力に到達し定常動作状態に入ることが可能となる。
本発明は、光伝送装置、ネットワーク装置における光送受信モジュールにも適用することができる。
本発明の第1の実施例による光送信装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による光送信装置の制御ブロックを示すブロック図である。 本発明の第1の実施例における変調信号の概要を示す図である。 本発明の第1の実施例における変調信号の概要を示す図である。 本発明の第2の実施例による光送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例による光送信装置の制御ブロックを示すブロック図である。 本発明の第1〜第4の実施例における制御パラメータ、制御対象、監視対象の関係を示す図である。 本発明の第5の実施の形態による光送信装置の全体構成を示すブロック図である。 図8の波長弁別ユニット110の具体的な構成例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態による光送信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態による光送信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるモニタ信号出力特性を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における光波長/光出力特性を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における光波長/光出力特性を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における定常動作波長の設定例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態による光送信装置の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 半導体レーザ
2 光導波路基板
3 温度監視素子
4 温度制御素子
5 光フィルタ
6 ヒータ
7 フィルタ非通過ポート
8 フィルタ通過ポート
9 パワーモニタPD
10 波長モニタPD
11 光出力ポート
12 光導波路
21 電力一定制御
22,32 光パワー一定制御
23 フィルタ温度初期設定
24,34 Δλ一定制御
31 フィルタ波長初期設定
33 温度一定制御
41 光強度モニタPD
42 CPU
43 メモリ
44 レーザドライブ回路
45 温度制御素子ドライブ回路
46 制御切替え回路
47 共通モニタ/フィードバック回路
48 キャリア
49 電流モニタフィードバック回路
50 温度モニタ/フィードバック回路
100 光送信装置
110 波長弁別ユニット

Claims (4)

  1. 光フィルタと、光フィルタ透過光の監視ポートと、光フィルタ非透過光の監視ポートとを含む光送信装置であって、
    前記光フィルタ及び前記フィルタ透過特性の監視ポートを含む光導波路を形成した光導波路基板と、半導体レーザと、前記光フィルタ透過光の監視ポートに設けられた波長モニタPD(Photo Diode)と、前記光フィルタ非透過光の監視ポートに設けられたパワーモニタPDと、前記光導波路及び半導体レーザのうちのいずれかの波長特性を独立に調整可能にするヒータと前記光導波路基板と半導体レーザとを一括で温度調整する温度制御素子とを含み、
    前記波長モニタPD及び前記パワーモニタPD各々の出力を用いて前記ヒータに対する投入電力を制御することを特徴とする光送信装置。
  2. 前記波長モニタPDの出力と前記パワーモニタPDの出力との比が一定となるように前記温度制御素子による温度調整を制御することを特徴とする請求項1記載の光送信装置。
  3. 光フィルタと、光フィルタ透過光の監視ポートと、光フィルタ非透過光の監視ポートとを含む光送信装置に用いる温度制御方法であって、
    前記光フィルタ及び前記フィルタ透過特性の監視ポートを含む光導波路を形成した光導波路基板と半導体レーザとを一括で温度調整可能な形で集積し、前記光導波路及び半導体レーザのうちのいずれかにヒータを付加して前記光導波路及び半導体レーザのうちのいずれかの波長特性を独立に調整可能とし、
    温度制御素子にて前記光導波路基板と半導体レーザとを一括で温度調整し、
    前記光フィルタ透過光の監視ポートに波長モニタPD(Photo Diode)を設置し、
    前記光フィルタ非透過光の監視ポートにパワーモニタPDを設置し、
    前記波長モニタPD及び前記パワーモニタPD各々の出力を用いて前記ヒータに対する投入電力を制御することを特徴とする温度制御方法。
  4. 前記波長モニタPDの出力と前記パワーモニタPDの出力との比が一定となるように前記温度制御素子による温度調整を制御することを特徴とする請求項3記載の温度制御方法。
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