JP5028902B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置に係り、特に、トナーとキャリアを含む現像剤が内部で循環搬送された状態で、所定の像保持体に形成されている静電潜像に前記トナーを付着させて現像する現像装置に関する。
従来、トナーとキャリアを含む現像剤を循環搬送し、その搬送過程で一部のトナーを現像に供する現像装置として、一例として図9に示されるものが提案されている。
この現像装置では、現像スリーブ500の軸方向に現像剤供給路502と現像剤攪拌路504が形成され、そこに収容されている現像剤はスクリュウ等の搬送部材510,512で通路506,508を介して矢印516の方向に循環搬送される。また、現像剤供給路502を搬送される現像剤の一部が現像スリーブ500の外周部に保持され、感光体520との対向部でトナーが現像に供される。
現像剤のトナー濃度、すなわちキャリアに対するトナーの混合率は現像剤攪拌路504に設けたトナー濃度検出センサ518で検出されており、トナー濃度の減少に応じて補給口514よりトナーが補給される。
しかしながら、この種の現像装置では、トナー濃度検出センサ518で検出されるトナー濃度が全体を代表するものと考えてトナー補給を行っており、必ずしもトナー濃度の低下位置に対して的確にトナーが補給されていなかった。
このため、一例として図10に示されるように、制御すべき基準濃度Tに対して、現像剤供給路502、現像剤攪拌路504のトナー濃度分布に変動(リップル)が生じ、一定濃度の現像剤を安定的に現像スリーブ500に供給することができず、再現された画像上に濃度むらが現れる、という問題点があった。
この問題点を解決するために、特許文献1には、トナーとキャリアとの混合物からなる現像剤により静電潜像を現像する現像装置において、トナー貯蔵部と現像装置のトナー補給口とを連絡するトナー補給経路と、前記トナー貯蔵部のトナーを前記トナー補給経路に搬送するトナー補給手段と、前記現像装置内を搬送される現像剤の流れに対して前記トナー補給口よりも上流側に位置し、現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、前記トナー濃度検出手段のトナー濃度検出位置から前記トナー補給口まで現像剤が搬送される時間と、前記トナー貯蔵部から送り出されたトナーがトナー補給口に到達するまでの時間との時間差分、トナー補給開始を遅延させる制御手段と、を設けた技術が開示されている。
この現像装置によれば、循環搬送されている現像剤の濃度低下部にトナーが補給される結果、トナー濃度の安定した現像剤を現像スリーブに供給し、一定濃度の画像を継続的に得ることができる。
特開平2−162376号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、トナー補給の開始を、トナー濃度検出位置からトナー補給口まで現像剤が搬送される時間と、トナー貯蔵部から送り出されたトナーがトナー補給口に到達するまでの時間との時間差分だけ、トナー濃度の検出タイミングから常時遅延させるものとしているので、現像動作の制御に遅延が生じやすい、という問題点があった。
近年、画像形成装置に対する画像形成速度の高速化の要求が高まっており、この問題点は深刻である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、現像動作の制御遅延の発生を抑制しつつ、現像画像の濃度むらの発生を抑制することのできる現像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の現像装置は、トナーとキャリアを含む現像剤が内部で循環搬送された状態で、所定の像保持体に形成されている静電潜像に前記トナーを付着させて現像する現像手段と、現像剤攪拌路に設けられ、前記現像手段の内部における前記トナーの濃度を検出する検出手段と、トナー貯蔵部から前記現像手段の内部に前記トナーを補給すると共に、前記現像手段の内部における前記検出手段で検出される前記トナーの濃度が予め定められた基準濃度となるように前記トナーの補給量を連続的かつ周期的に変化させる補給手段と、前記検出手段によって時系列に検出された前記トナーの濃度の変動幅を導出する導出手段と、前記導出手段によって導出された前記変動幅が所定幅以上であるか否かを判定し、当該所定幅以上である場合に、前記変動幅を前記所定幅未満とするための予め定められた制御を行う制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の現像装置によれば、現像手段により、トナーとキャリアを含む現像剤が内部で循環搬送された状態で、所定の像保持体に形成されている静電潜像に前記トナーが付着されて現像される。また、本発明では、補給手段により、トナー貯蔵部から前記現像手段の内部に前記トナーが補給されると共に、前記現像手段の内部における前記検出手段で検出される前記トナーの濃度が予め定められた基準濃度となるように前記トナーの補給量が連続的かつ周期的に変化させられる
ここで、本発明では、前記現像手段の内部における前記トナーの濃度が現像剤攪拌路に設けられた検出手段によって検出される一方、前記検出手段によって時系列に検出された前記トナーの濃度の変動幅が導出手段によって導出される。
そして、本発明では、制御手段により、前記導出手段によって導出された前記変動幅が所定幅以上であるか否かが判定され、当該所定幅以上である場合に、前記変動幅を前記所定幅未満とするための予め定められた制御が行われる。
このように、請求項1記載の現像装置によれば、現像手段の内部におけるトナーの濃度の変動幅が所定幅以上である場合に、当該変動幅を前記所定幅未満とするための予め定められた制御を行っているので、当該制御を常時行う場合に比較して、現像動作の制御遅延の発生を抑制しつつ、現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記制御手段が、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナー貯蔵部から前記現像手段の内部へのトナー補給量が、前記変動幅が前記所定幅未満である場合より少なくなるように前記補給手段を制御するものとしてもよい。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記制御手段が、前記予め定められた制御として、前記像保持体を用いた画像形成処理を一時的に中断させる制御を行うものとしてもよい。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記制御手段が、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給量の変化の状態が、前記変動幅が前記所定幅未満である場合と逆の状態となるように前記補給手段を制御するものとしてもよい。
また、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記制御手段が、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの連続補給時間が、前記変動幅が前記所定幅未満である場合より短くなるように前記補給手段を制御するものとしてもよい。
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記検出手段によって時系列に検出された前記トナーの濃度の変動の周期を導出する周期導出手段を更に備え、前記制御手段が、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給状態が、前記周期導出手段によって導出された前記周期の半分の時間だけ遅れるように前記補給手段を制御するものとしてもよい。
更に、本発明は、請求項7に記載の発明のように、前記トナーの濃度の変動幅が所定幅以上であったときの変動周期内における前記補給手段によるトナー補給量の積算量を導出する積算量導出手段を更に備え、前記制御手段が、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給状態が、前記トナーの補給量の変動周期内において前記積算量導出手段により導出された前記積算量が均等に分配されて補給される状態となるように前記補給手段を制御するものとしてもよい。
以上のように、本発明によれば、現像動作の制御遅延の発生を抑制しつつ、現像画像の濃度むらの発生を抑制することのできる現像装置を提供することができる、という優れた効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。同図に示されるように、この画像形成装置10には、エンジン部12が備えられており、エンジン部12の下部には、給紙ユニット14が設けられている。
この給紙ユニット14は、用紙が積載される用紙トレイ22と、この用紙トレイ22から用紙を送り出す給紙ロール24と、を含んで構成されており、給紙ロール24により送り出された用紙は、搬送ロール26、28を経て給紙路30を通過し、後述する転写ロール74へ搬送される。
この転写ロール74によってトナー像が用紙に転写され、定着部32の定着ロール32Aで定着された後、切替爪34の位置選択によって、排出ロール36又は排出ロール38により、エンジン部12の上部に設けられた第1の排出トレイ16又は第2の排出トレイ18へ排出される。
ここで、両面印刷の場合、上記のような順序で表面の印刷が終わった後、第1の排出トレイ16へ用紙が完全に排出される前に、排出ロール36が逆転し、該用紙が反転路40へ供給される。そして、搬送ロール42、44、46、48を経て再び給紙路30に戻され、用紙の裏面側が印刷される。また、手差し印刷の場合、手差しトレイ20へ用紙を載置することで、用紙は手差しロール49から搬送ロール48を経て給紙路30へ搬送され、印刷される。
ところで、画像形成装置10の図1右側には、各色毎の現像剤(トナーと磁性キャリアからなる)が充填された4個の現像剤カートリッジ64が配設されている。この現像剤カートリッジ64は、それぞれ現像剤供給路65によって、図1の上から順に配列された後述する現像器60Y、60M、60K、60Cと接続されており、現像剤カートリッジ64中の現像剤が現像器60Y、60M、60K、60Cへ供給される。
ここで、各現像剤供給路65には、対応する現像剤カートリッジ64から供給された現像剤を攪拌し、対応する現像器へ搬送するスパイラルオーガ(図示省略)が回転自在に軸支されると共に、当該スパイラルオーガの軸に回転軸が機械的に接続されたモータ152が各々設けられている。従って、モータ152の回転軸を回転させることにより、現像剤カートリッジ64から対応する現像器に現像剤を供給することができる。
現像剤カートリッジ64の図1左側には、露光ユニット62が配置されており、露光ユニット62からは、画像信号に応じた4本のレーザ光L(Y)、L(M)、L(K)、L(C)が、露光ユニット62の図1左側に配置された感光体ユニット50を構成する感光体52へ向けて発せられ、感光体52に潜像を形成するようになっている。
感光体ユニット50は、縦方向に並べられた4つの感光体ドラム52(52Y、52M、52K、52C)を備えており、上部から例えばイエロー(52Y)、マゼンタ(52M)、ブラック(52K)、シアン(52C)用となっている。
露光ユニット62は、 Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)各色のレーザ光L(Y)、L(M)、L(K)、L(C)(以下総称する場合は、レーザ光Lという)を出力する光源部と、レーザ光Lに対して変調及び走査を行う変調処理部と、露光面上の走査速度を補正するfθレンズや走査方向にレンズパワーを持つ面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ等により構成された光学系と、を含んで構成されている。
露光ユニット62では、光源部から射出された各色のレーザ光Lが変調処理部に入射され、各色毎の画像情報に応じてそれぞれ変調されて、ポリゴンモータ63により回転しているポリゴンミラー67により走査(主走査)される。ポリゴンミラー67により走査された各色のレーザ光Lは、ミラー群69により各色に対応する感光体52の配設方向に反射されて各感光体52上に結像される。
感光体ユニット50には、各感光体52に対応して、帯電ロール56及びリフレッシュロール54が備えられており、それぞれ感光体52に接触回転するように設けられている。帯電ロール56では、感光体52を一様に帯電させ、後述する現像器ユニット58に備えられたマグネットロール80から飛翔するトナーを感光体52の表面に付着させる。一方、リフレッシュロール54では感光体52を放電させ、感光体52の表面に付着した残留トナーを取り除き、感光体52の表面にトナーが残留することで生じるゴースト等を防止する。
ここで、現像器ユニット58は、それぞれの感光体ユニット50の図1右下側に配置されており、各感光体ドラム52(52Y、52M、52K、52C)に対応して4つの現像器60(60Y、60M、60K、60C)が縦方向に並べられている。
この現像器60は、トリクル現像方式(現像剤の帯電性能の低下を防止して現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像器内に現像剤を徐々に補給する一方で、過剰になった(劣化したキャリアを多く含む)劣化現像剤を排出しながら現像を行う現像方式。)を採用しており、劣化現像剤は図示しない回収容器に回収されるようになっている。
一方、感光体ユニット50の図1左側には、中間転写ユニット66が配置されており、3つのドラム状の中間転写体68、70、72が備えられている。2つの第1中間転写体68、70は、縦方向に上下に並べられており、上部の第1中間転写体68が、感光体52のうち上部に配置された2つの感光体52Y、52Mに接触回転し、下部の第1中間転写体70が、下部に配置された2つの感光体52K、52Cに接触回転するようになっている。また、第2中間転写体72は、第1中間転写体68、70の双方に接触回転するようになっており、この第2中間転写体72に、前述した転写ロール74が接触回転する。
したがって、感光体52Y、52Mから各トナー像が第1中間転写体68に転写され、感光体52K、52Cから各トナー像が第1中間転写体70にそれぞれ転写される。この第1中間転写体68、70に転写された各2色のトナー像が、第2中間転写体72に転写されて4色となり、この4色のトナー像が転写ロール74により用紙に転写されることになる。
これらの中間転写体68、70、72の近傍には、それぞれクリーニングロール76及びクリーニングブラシ78が配置されており、中間転写体68、70、72の表面の残留トナーが掻き落とされる。
図2に示すように、現像器ユニット58は4つの現像器60で構成されており、各現像器60は箱状のハウジング110及びハウジング110を閉塞する蓋体120を備えており、ハウジング110には、感光体52へトナーを供給するマグネットロール80(現像剤担持体)と、現像器60内の現像剤を攪拌しマグネットロール80へ現像剤を供給するスパイラルオーガ112(供給部材)及びスパイラルオーガ114(攪拌部材)、が回転自在に軸支されている。なお、各現像器60の蓋体120の略中央部には、現像器60の内部に現像剤を供給するための開口が設けられており、対応する現像剤カートリッジ64から現像剤供給路65及び当該開口を介して現像剤が供給(補給)される構成となっている。
また、各現像器60内のスパイラルオーガ114が設けられている部位の下面近傍には、現像器60の内部におけるトナーの濃度(キャリアに対するトナーの混合率)を検出するためのトナー濃度検出センサ150が設けられている。
ここで、各現像器60は、マグネットロール80が感光体52に当接する位置と、感光体52から退避した位置とに移動可能となっており、画像形成時には、マグネットロール80が感光体52に当接するようになっている。これにより、感光体52に形成された潜像に対応してトナーが感光体52に付着するようにしているが、画像形成が行われない場合には、現像器ユニット58は感光体52から退避するようになっている。
マグネットロール80には、交流成分に直流成分を重畳した現像バイアス電圧が印加されており、これにより感光体52の静電潜像(画像部)のみにトナーを静電的に付着させてトナー像の形成が行われる。
図3は、エンジン部12における画像形成のための制御系のブロック図である。
メイン電源管理部200には、図示しない商用電源が接続されており、低電圧電力及び高電圧電力を生成し、電源供給ラインを介して各部へ駆動用の電力を供給する。
メインコントローラ202には、ユーザ・インタフェース部204が接続され、ユーザーの操作によって画像形成等に関する指示がなされると共に、画像形成時等の情報をユーザーへ報知するようになっている。
また、このメインコントローラ202には、図示しない外部ホストコンピュータとのネットワークラインが接続されており、画像データが入力されるようになっている。
画像データが入力されると、メインコントローラ202では、例えば、画像データに含まれるプリント指示情報と、イメージデータとを解析し、エンジン部12に適合する形式(例えば、ビットマップデータ)に変換し、画像形成処理制御部206へ画像データを送出する。
画像形成処理制御部206では、入力されたイメージデータに基づいて、光走査系コントロール部208、駆動系コントロール部210、帯電器コントロール部212、現像器コントロール部214、定着器コントロール部216のそれぞれを同期制御し、画像形成を実行する。
更に、メインコントローラ202には、各現像器60に設けられたトナー濃度検出センサ150が接続されている。従って、メインコントローラ202は、各現像器60の内部におけるトナー濃度を検出することができる。
ここで、本実施の形態に係るメインコントローラ202では、一例として図4に示されるように、トナー濃度検出センサ150から出力された値(以下、「センサ出力値」という。)Sが所定の目標トナー濃度に対応する値(以下、「目標値」という。)Mとなるように、現像剤カートリッジ64から現像器60へのトナーの補給量を、次の(1)式により導出し、当該補給量となるように画像形成処理制御部206を介してモータ152を制御している。
トナー補給量=(α×P)+{β×(M−S)} (1)
ここで、Pは画像形成対象とする用紙の1枚毎の実際に形成する画像の画素数であり、α及びβは現像剤や画像形成対象とする用紙の特性等に応じて予め定められた係数である。
本実施の形態に係る現像器60は、一例として図9に示した従来の現像装置と同様に現像剤を循環搬送しつつ、その搬送過程で一部のトナーを現像に供するようにしているため、センサ出力値Sは、一例として図7に示されるように、連続的かつ周期的に変化する。このため、上記(1)式により得られるトナー補給量も連続的かつ周期的に変化するものとして算出される結果、現像剤カートリッジ64から現像器60に対するトナー補給量もまた連続的かつ周期的に変化するように制御される。なお、当該トナーの補給量の制御は、対応する現像剤供給路65に設けられたモータ152の回転時間や回転速度を増減することにより行うことができるが、本実施の形態に係る画像形成装置10では、モータ152の回転速度は所定の回転速度で一定とし、回転時間のみを増減させることにより行うものとされている。
このように、本実施の形態に係る画像形成装置10では、現像器60の内部におけるトナー濃度が連続的かつ周期的に変動するものとされているが、この変動幅が大きくなるほど形成される画像上に濃度むらが発生しやすくなる。このため、画像形成装置10には、トナー濃度の変動幅を抑制することのできるトナー濃度変動抑制機能が搭載されている。
ここで、画像形成装置10では、上記トナー濃度変動抑制機能を、トナー補給量を通常動作時より低減することにより上記変動幅を抑制するトナー補給量抑制処理、画像形成処理を一時的に停止することにより上記変動幅を抑制する画像形成停止処理、トナーの補給量の変化の状態を通常動作時とは逆の状態とすることにより上記変動幅を抑制するトナー補給状態反転処理、トナーの連続補給時間を通常動作時より短縮することにより上記変動幅を抑制する連続補給時間短縮処理、トナーの補給タイミングをトナー濃度の変動周期の半分の時間だけ遅らせることにより上記変動幅を抑制する補給タイミング遅延処理、及びトナーの補給量の変動周期内において、トナーの濃度の変動幅が所定幅以上であったときの変動周期内におけるトナー補給量の積算量が均等に分配されて補給される状態とすることにより上記変動幅を抑制する補給量均等化処理の6種類の処理の何れか1つを選択的に実行することにより実現している。
なお、画像形成装置10では、上記トナー濃度変動抑制機能において適用する処理を、ユーザ・インタフェース部204を介して予め選択するものとされている。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置10のトナー濃度変動抑制機能の実行時における作用を説明する。なお、図5は、このときメインコントローラ202により実行されるトナー濃度変動抑制処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはメインコントローラ202に内蔵された不図示の不揮発性メモリに予め記憶されている。また、ここでは、錯綜を回避するために、トナー濃度変動抑制処理プログラムを現像器ユニット58における1つの現像器60(以下、「処理対象現像器」という。)のみに対応するものとして実行する場合について説明するが、実際には、全ての現像器60に対応して同様の処理が実行される。また、ここでは、トナー濃度変動抑制機能により実行させる処理(ここでは、トナー補給量抑制処理、画像形成停止処理、トナー補給状態反転処理、連続補給時間短縮処理、補給タイミング遅延処理、及び補給量均等化処理の何れか1つの処理)がユーザによって予め選択されている場合について説明する。
同図のステップ300では、処理対象現像器に設けられたトナー濃度検出センサ150からのセンサ出力値Sを取得し、次のステップ302にて、取得したセンサ出力値Sをセンサ出力値の最大値を記憶する変数Smax及びセンサ出力値の最小値を記憶する変数Sminに代入する。
次のステップ304では、処理対象現像器に設けられたトナー濃度検出センサ150からのセンサ出力値Sを再び取得し、次のステップ306にて、取得したセンサ出力値Sが変数Smaxの値より大きいか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ308に移行して、取得したセンサ出力値Sを変数Smaxに代入し、次のステップ310にて、その時点の時間を変数maxtに代入した後、後述するステップ318に移行する。なお、このとき、変数maxtに代入する時間としては、メインコントローラ202に内蔵されているタイマによる計時値を適用する形態を例示することができる。
一方、上記ステップ306において否定判定となった場合はステップ312に移行し、取得したセンサ出力値Sが変数Sminの値より小さいか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ314に移行して、取得したセンサ出力値Sを変数Sminに代入し、次のステップ316にて、その時点の時間を変数mintに代入した後、ステップ318に移行する一方、上記ステップ312において否定判定となった場合は上記ステップ314及びステップ316の処理を実行することなくステップ318に移行する。なお、このとき、変数mintに代入する時間もまた、メインコントローラ202に内蔵されているタイマによる計時値を適用する形態を例示することができる。
ステップ318では、変数Smaxの値から変数Sminの値を減算して得られた値を、センサ出力値の変動幅を示す変数Hに代入し、次のステップ320にて、変数Hの値が予め定められた閾値以上であるか否かを判定して、否定判定となった場合は上記ステップ304に戻り、当該ステップ304以降の処理を再び実行する一方、肯定判定となった時点でステップ322に移行する。
ステップ322では、変数maxtの値から変数mintの値を減算し、これによって得られた値の絶対値を算出することにより、トナー濃度の変動周期を導出する。なお、ここで導出される変動周期が、実際の周期の略2分の1の期間を示すものとなるが、これ以降の処理で用いられる変動周期は、実際の周期の略2分の1の周期や、4倍の周期であるため、ここでは、この後の処理に対する利便性を考慮して、実際の周期の略2分の1の周期を導出するものとしている。
次のステップ324では、センサ出力値の変動幅(トナー濃度の変動幅)を小さくするために予め定められた処理を実行する変動抑制処理ルーチン・プログラムを実行する。以下、図6を参照して、本変動抑制処理ルーチン・プログラムについて説明する。なお、図6は、当該変動抑制処理ルーチン・プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもまた、メインコントローラ202に内蔵された不図示の不揮発性メモリに予め記憶されている。
同図のステップ400では、ユーザによって予め選択されている処理がトナー補給量抑制処理であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ402に移行して、画像形成処理制御部206に対し、処理対象現像器に現像剤を供給する現像剤カートリッジ64から処理対象現像器の内部へのトナー補給量が、変数Hの値が上記閾値未満である場合(通常動作時)より少なくなるようにモータ152の回転時間を制御させることによりトナー補給量抑制処理を実行し、その後に本変動抑制処理ルーチン・プログラムを終了する。なお、本実施の形態に係る変動抑制処理ルーチン・プログラムでは、上記トナー補給量抑制処理として、トナー補給量を変数Hの値が上記閾値未満である場合の2分の1の補給量とする処理を適用しているが、これに限らず、上記閾値未満である場合の他の割合の補給量とする処理を適用する形態や、トナーの補給を停止させる(モータ152の回転を停止させる)処理を適用する形態等とすることもできる。
一方、上記ステップ400において否定判定となった場合はステップ404に移行し、ユーザによって予め選択されている処理が画像形成停止処理であるか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ406に移行し、画像形成処理制御部206に対して、対応する感光体52を用いた画像形成処理を一時的に中断させる制御を行わせることにより画像形成停止処理を実行し、その後に本変動抑制処理ルーチン・プログラムを終了する。
一方、上記ステップ404において否定判定となった場合はステップ408に移行し、ユーザによって予め選択されている処理がトナー補給状態反転処理であるか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ410に移行し、画像形成処理制御部206に対して、トナーの補給量の変化の状態が、変数Hの値が上記閾値未満である場合と逆の状態となるようにモータ152の回転状態を制御させることによりトナー補給状態反転処理を実行し、その後に本変動抑制処理ルーチン・プログラムを終了する。
一方、上記ステップ408において否定判定となった場合はステップ412に移行し、ユーザによって予め選択されている処理が連続補給時間短縮処理であるか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ414に移行し、画像形成処理制御部206に対してトナーの連続補給時間が、変数Hの値が上記閾値未満である場合より短くなるようにモータ152の回転状態を制御させることにより連続補給時間短縮処理を実行し、その後に本変動抑制処理ルーチン・プログラムを終了する。なお、本実施の形態に係る変動抑制処理ルーチン・プログラムでは、上記連続補給時間短縮処理として、トナーの連続補給時間を変数Hの値が上記閾値未満である場合の2分の1の時間とする処理を適用しているが、これに限らず、上記閾値未満である場合の他の割合の補給時間とする処理を適用する形態等とすることもできる。
一方、上記ステップ412において否定判定となった場合はステップ416に移行し、ユーザによって予め選択されている処理が補給タイミング遅延処理であるか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ418に移行し、画像形成処理制御部206に対して、トナーの補給状態が、上記ステップ322の処理によって算出した変動周期(詳細には、変動周期の略2分の1)の時間だけ遅れるようにモータ152の回転状態を制御させることにより補給タイミング遅延処理を実行し、その後に本変動抑制処理ルーチン・プログラムを終了する。
上記補給タイミング遅延処理の実行により、一例として図7に示されるように、トナーの補給タイミングがトナー濃度の変動周期の略2分の1だけ遅延される結果、トナー濃度の変動幅が収束されることになる。
一方、上記ステップ416において否定判定となった場合はユーザによって予め選択されている処理が補給量均等化処理であったものと見なしてステップ420に移行し、一例として図8に示すように、トナーの濃度の変動幅が上記所定幅以上であったときの変動周期内における、モータ152によるトナー補給量の積算量を導出した後、画像形成処理制御部206に対して、トナーの補給状態が、トナーの補給量の変動周期内において上記導出した積算量が均等に分配されて補給される状態となるようにモータ152の回転状態を制御させることにより補給量均等化処理を実行し、その後に本変動抑制処理ルーチン・プログラムを終了する。
変動抑制処理ルーチン・プログラムが終了するとトナー濃度変動抑制処理プログラム(図5参照。)のステップ326に移行し、本トナー濃度変動抑制処理プログラムを終了させるタイミングとして予め定められたタイミングの到来待ちを行った後、次のステップ328にて、上記変動抑制処理ルーチン・プログラムにおいて実行された処理による画像形成処理制御部206の動作状態を通常時の動作(変数Hの値が上記閾値未満である場合の動作)に復帰させ、その後に本トナー濃度変動抑制処理プログラムを終了する。なお、本実施の形態に係るトナー濃度変動抑制処理プログラムでは、上記予め定められたタイミングとして、上記ステップ322の処理によって導出された変動周期の4倍の期間(トナー濃度の変動周期の略2周期分の期間)が経過したタイミングを適用しているが、これに限らず、例えば、1つの印刷ジョブが終了するタイミングや、所定の印刷枚数の画像形成が終了するタイミング等の他のタイミングを適用する形態とすることができることは言うまでもない。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、現像手段(ここでは、現像器60)の内部におけるトナーの濃度の変動幅が所定幅以上である場合に、当該変動幅を前記所定幅未満とするための予め定められた制御を行っているので、当該制御を常時行う場合に比較して、現像動作の制御遅延の発生を抑制しつつ、現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間(ここでは、トナー濃度の変動周期の略2周期分の期間)内におけるトナー貯蔵部(ここでは、現像剤カートリッジ64)から前記現像手段の内部へのトナー補給量が、前記変動幅が所定幅未満である場合より少なくなるように補給手段(ここでは、モータ152)を制御しているので、簡易にトナー濃度の変動幅を小さくすることができる結果、簡易に現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、前記予め定められた制御として、像保持体(ここでは、感光体52)を用いた画像形成処理を一時的に中断させる制御を行っているので、この場合も簡易にトナー濃度の変動幅を小さくすることができる結果、簡易に現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、前記補給手段を、前記現像手段の内部における前記トナーの濃度が予め定められた基準濃度となるように前記トナーの補給量を連続的かつ周期的に変化させるものとし、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給量の変化の状態が、前記変動幅が所定幅未満である場合と逆の状態となるように前記補給手段を制御しているので、この場合も簡易にトナー濃度の変動幅を小さくすることができる結果、簡易に現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの連続補給時間が、前記変動幅が所定幅未満である場合より短くなるように前記補給手段を制御しているので、この場合も簡易にトナー濃度の変動幅を小さくすることができる結果、簡易に現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態では、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給状態が、トナー濃度の変動周期の半分の時間だけ遅れるように前記補給手段を制御しているので、この場合も簡易にトナー濃度の変動幅を小さくすることができる結果、簡易に現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
更に、本実施の形態では、前記トナーの濃度の変動幅が所定幅以上であったときの変動周期内における前記補給手段によるトナー補給量の積算量を導出し、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給状態が、前記トナーの補給量の変動周期内において前記積算量が均等に分配されて補給される状態となるように前記補給手段を制御しているので、この場合も簡易にトナー濃度の変動幅を小さくすることができる結果、簡易に現像画像の濃度むらの発生を抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合せにより種々の発明を抽出できる。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施の形態では、トナー濃度の変動を抑制するための処理をソフトウェアによって実現した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、当該処理をハードウェアにより実現する形態とすることもできる。この場合は、上記実施の形態に比較して、当該処理の高速化が期待できる。
その他、上記実施の形態で説明した画像処理装置10の構成(図1〜図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明したトナー濃度変動抑制処理プログラム及び変動抑制処理ルーチン・プログラムの各プログラムの処理の流れ(図5,図6参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりすることができることは言うまでもない。
実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す側面図である。 実施の形態に係る現像部の構成を示す拡大図である。 実施の形態に係る画像形成装置のエンジン部における画像形成のための制御系の構成を示す制御ブロック図である。 実施の形態に係る画像形成装置によるトナー補給量の制御の説明に供するグラフである。 実施の形態に係るトナー濃度変動抑制処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る変動抑制処理ルーチン・プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る補給タイミング遅延処理の説明に供するグラフである。 実施の形態に係る補給量均等化処理の説明に供するグラフである。 従来技術の問題点の説明に供する図であり、従来の現像装置の構成例を示す概略平面図である。 従来技術の問題点の説明に供する図であり、従来の現像装置におけるトナー濃度の分布状態例を示すグラフである。
符号の説明
10 画像形成装置
60 現像器(現像手段)
64 現像剤カートリッジ(トナー貯蔵部)
150 トナー濃度検出センサ(検出手段)
152 モータ(補給手段)
202 メインコントローラ(導出手段,制御手段,周期導出手段,積算量導出手段)

Claims (7)

  1. トナーとキャリアを含む現像剤が内部で循環搬送された状態で、所定の像保持体に形成されている静電潜像に前記トナーを付着させて現像する現像手段と
    像剤攪拌路に設けられ、前記現像手段の内部における前記トナーの濃度を検出する検出手段と、
    トナー貯蔵部から前記現像手段の内部に前記トナーを補給すると共に、前記現像手段の内部における前記検出手段で検出される前記トナーの濃度が予め定められた基準濃度となるように前記トナーの補給量を連続的かつ周期的に変化させる補給手段と、
    前記検出手段によって時系列に検出された前記トナーの濃度の変動幅を導出する導出手段と、
    前記導出手段によって導出された前記変動幅が所定幅以上であるか否かを判定し、当該所定幅以上である場合に、前記変動幅を前記所定幅未満とするための予め定められた制御を行う制御手段と、
    を備えた現像装置。
  2. 記制御手段は、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナー貯蔵部から前記現像手段の内部へのトナー補給量が、前記変動幅が前記所定幅未満である場合より少なくなるように前記補給手段を制御する
    請求項1記載の現像装置。
  3. 記制御手段は、前記予め定められた制御として、前記像保持体を用いた画像形成処理を一時的に中断させる制御を行う
    請求項1記載の現像装置。
  4. 記制御手段は、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給量の変化の状態が、前記変動幅が前記所定幅未満である場合と逆の状態となるように前記補給手段を制御する
    請求項1記載の現像装置。
  5. 記制御手段は、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの連続補給時間が、前記変動幅が前記所定幅未満である場合より短くなるように前記補給手段を制御する
    請求項1記載の現像装置。
  6. 記検出手段によって時系列に検出された前記トナーの濃度の変動の周期を導出する周期導出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給状態が、前記周期導出手段によって導出された前記周期の半分の時間だけ遅れるように前記補給手段を制御する
    請求項1記載の現像装置。
  7. 記トナーの濃度の変動幅が所定幅以上であったときの変動周期内における前記補給手段によるトナー補給量の積算量を導出する積算量導出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記予め定められた制御として、それ以降の所定期間内における前記トナーの補給状態が、前記トナーの補給量の変動周期内において前記積算量導出手段により導出された前記積算量が均等に分配されて補給される状態となるように前記補給手段を制御する
    請求項1記載の現像装置。
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