JP2013145351A - 現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム - Google Patents

現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013145351A
JP2013145351A JP2012006582A JP2012006582A JP2013145351A JP 2013145351 A JP2013145351 A JP 2013145351A JP 2012006582 A JP2012006582 A JP 2012006582A JP 2012006582 A JP2012006582 A JP 2012006582A JP 2013145351 A JP2013145351 A JP 2013145351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
replenishment
component developer
developing
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012006582A
Other languages
English (en)
Inventor
Senju Toyama
千寿 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012006582A priority Critical patent/JP2013145351A/ja
Publication of JP2013145351A publication Critical patent/JP2013145351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】トナー濃度を常に適正に保つ現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラムを提供する。
【解決手段】第1の現像槽、延出槽及び第2の現像槽からなる現像器内部を仮想的に100分割[00]〜[99]し、各分割位置の現像剤のトナー含有量(mg)を[00]〜[99]に対応する100個のデータ配列とし、初期値を例えば200とする。[00]はトナー補給口の位置に対応したデータ領域で、一回のトナー補給量は100mgとする。[38]はトナー濃度センサの位置のデータ領域、[55]〜[94]は現像ローラの位置のデータ領域で、画像データに応じたトナー量の減算が行われる。搬送に対応するデータシフトを0.18秒ごとに1分割分、攪拌に対応するデータ平均化を[xx]のxxが偶数と奇数で隣り合う2つの配列データ間で行う。最小トナー濃度の現像剤が[99]の位置に来たときトナー補給を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、トナー濃度を常に適正に保つ現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラムに関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置には、一成分現像剤(トナー)を用いる方式のものと、二成分現像剤を用いる方式のものとがある。一成分現像剤を用いる方式は、取り扱いと制御が比較的容易であるため、現像剤としては一成分トナーが主流を占めていた。
ところが近年のように、印刷(以下、印字ともいう)処理の高速化に対する要望が強まってくると、印刷処理の高速化には二成分現像剤を用いる方式の方がよく対応できるため、更なる改良を加えた二成分現像剤が種々提案されるようになった。
上記の二成分現像剤はトナーとキャリアで構成される。キャリアは現像器内でトナーと混合撹拌されてトナーに所定の電荷を与える。電荷を与えられたトナーはキャリアの表面に一時的に付着してキャリアの表面を被覆する。
キャリアは電荷を帯びたトナーを感光体上に運び、感光体上の静電潜像にトナーを転移させて、静電潜像上にトナー像を現像させる。表面のトナーを放出したキャリアは現像ローラ上に残り、再び現像器内に戻って新たなトナーと再び混合撹拌され、トナーに電荷を与え、そのトナーを感光体上に運ぶ、というように繰り返し使用される。
このような二成分現像剤を用いる現像装置としては、上流側のトナー濃度検出器が検出したトナー濃度と、下流側のトナー濃度センサが検出したトナー濃度と、トナー濃度の維持目標値とから単位時間当たりのトナー補給量を決定し、トナー消費量の多い大サイズ画像や、黒比率の高い画像を出力する場合であっても、高精度のトナー濃度制御を可能にする静電潜像現像装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、トナーセンサ面近傍に存在している現像剤を、攪拌・搬送部材の軸方向に搬送させる力を強くすることで、トナーセンサ面近傍での現像剤の滞留を抑制して、トナー濃度の検知精度の低下を抑制することができる現像装置が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2002−014533号公報 特開2010−243904号公報
ところで、二成分現像剤を用いる方式の現像装置ではトナーを含んだ現像剤が現像器内を循環しているが、現像によってトナーが消費された場合、トナーを補給するかどうかの判断は、上記の特許文献1、2のいずれもトナー濃度センサの検知出力値だけに依存している。
つまり、現像器内を循環している現像剤がどういう状態であるか、すなわち循環している現像剤のどの部分が濃くてどの部分が薄いかなどの現像剤の循環部位のトナー濃度の状態は判断の条件には含まれていない。
しかし、通常の文字印字や写真印字では問題ないが、印字用紙全体がベタ部であるような場合、現像剤に濃度むらが存在すると、印字結果にもその濃度むらが、そのまま影響してしまうという不具合がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、トナー濃度を常に適正に保つ現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の現像装置は、像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を循環可能に収容する現像槽と、該現像槽の上記二成分現像剤の循環経路中に配設され、上記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知するトナー濃度センサと、上記循環経路中に配設され、上記消費で減少したトナーを補充すべく補給用トナーを補給する補給口と、上記トナー濃度センサの濃度検知に基づいて上記補給用トナーの補給が必要か否かを検知する補給検知手段と、上記二成分現像剤が上記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、上記循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、上記各部位のトナー量を上記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新するシフト手段と、上記補給検知手段により上記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、上記各部位のうち上記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が上記補給口に移動するタイミングで上記補給口からの上記補給用トナーの補給を実施するよう制御する制御手段と、
を有して構成される。
本発明は、トナー濃度を常に適正に保つ現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラムを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(プリンタ、装置本体)の内部構成を説明する断面図である。 実施例1に係るプリンタの制御装置を含む回路ブロック図である。 (a),(b)は現像器を感光体ドラムと共に示す拡大断面図である。 現像器を図3(b)の矢印gで示す方向に切断して内部構成と現像剤の還流経路とを示す断面図である。 (a),(b),(c)は実施例1に係るプリンタの二成分現像剤中のトナー濃度を最適に制御する処理の原理を説明する図(その1)である。 (a),(b),(c)は実施例1に係るプリンタの二成分現像剤中のトナー濃度を最適に制御する処理の原理を説明する図(その2)である。 は図5及び図6に示した処理の原理に基づいて制御装置により処理される二成分現像剤中のトナー濃度を最適に制御する処理の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の実施例では、トナーとキャリアから成る二成分現像剤が使用されるが、以下の説明では二成分現像剤を単に現像剤という。また、印字と印刷は同義に用いられる。
図1は、本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(以下、単にプリンタという)の内部構成を説明する断面図である。
図1に示すプリンタ1は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、転写ベルトユニット3、トナー供給部4、給紙部5、ベルト式定着ユニット6、で構成されている。
上記画像形成部2は、転写ベルトユニット3の転写ベルト8の下部走行部表面8aに接して同図の右から左へ4個の現像装置9(9y、9m、9c、9k)を多段式に並設した構成からなる。この画像形成部2は、図1に示す印刷実行時位置から、それより下方の保守位置に、昇降可能にプリンタ1本体のフレームに保持されている。
上記4個の現像装置9のうち下流側(図の右側)の3個の現像装置9y、9m及び9cは、それぞれ減法混色の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、現像装置9kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各現像装置9は、画像を現像するトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)のトナー用の現像装置9kを例にしてその構成を説明する。
現像装置9は、最上部に感光体ドラム10を備えている。この感光体ドラム10は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム10の周面近傍を取り巻いて、クリーナ11、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、及び現像器14の現像ローラ15が配置されている。
現像器14は、現像ローラ15の下方に位置する2つの現像槽内に、第1の攪拌搬送部材16、及び第2の攪拌搬送部材17を備えている。第1及び第2の攪拌搬送部材16及び17については詳しくは後述する。
転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右方向に扁平なループ状になって延在する無端状の上述した転写ベルト8と、この転写ベルト8を掛け渡されて転写ベルト8を図の矢印a及びbで示す反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ18と従動ローラ19を備えている。
上記の転写ベルト8は、下方を循環移動するベルト表面に、ユニットと一体に組み込まれて転写ベルト8を介して感光体ドラム10に圧接する一次転写ローラ21によりトナー像を直接転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への二次転写部23まで搬送する。
この転写ベルトユニット3には、駆動ローラ18に掛け渡されている表面に、ベルトクリーナ24のクリーニングブレード25が当接して配置されている。ベルトクリーナ24の下方には廃トナー回収容器26が着脱自在に配置されている。
ベルトクリーナ24は、クリーニングブレード25が転写ベルト8の表面に当接して廃トナーを擦り取って除去し、その廃トナーを搬送部材により下方の廃トナー回収容器26に送り込んでいる。
トナー供給部4は、転写ベルト8の上部走行部の上方に配置されている4個のトナーホッパー27(27y、27m、27c、27k)で構成される。4個のトナーホッパー27y、27m、27c、27kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収容している。
トナー供給部4は、同図にY、M、C、K(以下、関連する記載を「YMCK」として表わす)で示すようにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかのトナーを、不図示のトナー供給路を介して現像装置9の現像器14に供給する。
給紙部5は、1個の給紙カセット29を備えている。給紙カセット29の給紙口(図の右方)近傍には、用紙取出ローラ31、給送ローラ32、捌きローラ33、待機搬送ローラ対34が配置されている。
待機搬送ローラ対34の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト8を介して従動ローラ19に圧接する二次転写ローラ35が配設されて、前述した用紙への二次転写部23を形成している。
この二次転写部23と最下流の現像装置9mとの略中間位置で、転写ベルト8の下部走行部表面8aに近接して、拡散反射型濃度センサ36が配設されている。また、二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着ユニット6が配置されている。
ベルト式熱定着ユニット6の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着ユニット6から搬出する不図示の搬出ローラ対及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー37に排紙する不図示の排紙ローラ対が配設されている。排紙トレー37より右方に位置する本体上面端部はやや傾斜して操作パネル部38が配置されている。
図2は、上記のプリンタ1の制御装置を含む回路ブロック図である。図2に示すように回路ブロックは、CPU(central processing unit)42を中心にして、このCPU42に、それぞれデータバスを介してインターフェイスコントローラ(I/F_CONT)43及びプリンタコントローラ(PR_CONT)44が接続されている。PR_CONT44にはプリンタ印字部45が接続されている。
また、CPU42には、ROM(read only memory)46、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)47、本体操作部の操作パネル38、各部に配置されたセンサからの出力が入力されるセンサ部49が接続されている。
ROM46には、システムプログラムが記憶され、CPU42は、このシステムプログラムに従って各部を制御して処理を行う。
すなわち、各部において、先ず、I/F_CONT43は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ49に展開する。フレームメモリ49は、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)ごとに記憶エリアが設定されており、各色のデータが対応するエリアに展開される。
フレームメモリ49に展開されたデータはPR_CONT44に出力され、PR_CONT44からプリンタ印字部45に出力される。
プリンタ印字部45は、エンジン部であり、PR_CONT44からの制御の下で、図1に示した感光体ドラム10、一次転写ローラ21等を含む不図示の回転駆動系、帯電ローラ12、光書込ヘッド13等の被駆動部を有する画像形成部、転写ベルトユニット3の上下移動や転写ベルト8の回転を駆動する不図示の駆動部を備えている。
更に、プリンタ印字部45は、ベルト式定着ユニット6のベルト駆動を行うベルト駆動部52や、現像器14のモータ等を駆動するトナー供給部モータ駆動部53や、後述する現像器14内の現像器のトナー濃度配分状態を監視する現像剤状態監視部51、シャッタ部材を開閉駆動するシャッタ開閉駆動部54を備えている。
更に、プリンタ印字部45は、用紙取出ローラ22〜排紙ローラ対31等の回転駆動される各部からなる搬送機構、発熱駆動及び回転駆動されるベルト式定着ユニット6などのプロセス負荷への駆動出力を制御する。
そして、PR_CONT44から出力されたブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のデータは、プリンタ印字部45からそれぞれ対応する図1に示した光書込ヘッド13に供給される。
図3(a),(b)は、上記現像器14を感光体ドラム10と共に示す拡大断面図である。図3(a)に示すように、現像器14は、外壁フレーム55と内部隔壁56とで仕切られる2つの現像槽57(57a、57b)を備えている。
上方の第1の現像槽57aには、前述した現像ローラ15と第1の攪拌搬送部材16が配置されている。現像ローラ15には、ドクターブレード58が当接している。下方の第2の現像槽57bには前述した第2の攪拌搬送部材17が配置されている。この現像槽57bにはトナー濃度センサ59がその検知面61を槽内に露出して配置されている。
第1の攪拌搬送部材16は、回転軸62とこの回転軸62に螺旋状に固設された螺旋状フィン63とで構成されている。第2の攪拌搬送部材17は、回転軸64とこの回転軸64に螺旋状に固設された螺旋状フィン65とで構成されている。
もし、現像剤のトナー濃度が規定以下に薄くなっていれば、トナー濃度センサ59がトナー濃度低下を検出する。トナー濃度低下が検出されると、トナー供給部4の当該現像器14に対応するトナーホッパー27から後述する補給口を介してトナーが補給される。
上記のトナー濃度センサ59の検知面61は槽内に露出して配置されているので、現像剤が検知面61に滞留しやすい。現像剤が検知面61に滞留するとトナー濃度センサ59の検知精度が低下する。
このトナー濃度センサ59の検知精度の低下を防止するために、現像槽57b内の第2の攪拌搬送部材17の回転軸64には、トナー濃度センサ59の検知面61に対向して回転する位置に、ブレード保持部66とこのブレード保持部66に保持された弾性体シート(ブレード)67から成るクリーニングブレード68が固設されている。
クリーニングブレード68は、攪拌搬送部材17の回転軸64と共に回転し、図3(b)に示すように、トナー濃度センサ59の検知面61を弾性体シート67により摺擦して、検知面61に滞留しようとする現像剤を払い飛ばして、直後に搬送されてくる現像剤と入替える。これにより、トナー濃度センサ59の検知面61に現像剤が滞留することによって生じる虞のあるトナー濃度の誤検知を防止している。
図4は、上記の現像器14を図3(b)の矢印gで示す方向に切断して内部構成と現像剤の還流経路とを示す断面図である。図4には、図3(a),(b)に示した構成と同一の構成部分には図3(a),(b)と同一の番号を付与して示している。また、図4ではクリーニングブレード68の図示は省略している。
図4に示すように、現像ローラ15の両端部は、回転軸69を介し現像器14の外壁フレーム55の現像ローラ支持部55a、55bにより回転可能に支持されている。回転軸69の一方(図4では左方)の端部は、現像ローラ支持部55bよりも更に延び出して形成され、先端部にギア71を備えている。
現像器14の外壁フレーム55は、現像ローラ15の回転軸69が現像ローラ支持部55bよりも更に延び出して形成されているのと同様に左方に延び出して、延出外壁フレーム55cによって延出槽73を形成している。
延出外壁フレーム55cで形成される延出槽73の内部には、循環シャッタ72が配設されている。循環シャッタ72は、第1の循環口を兼ねており、その開閉量により、第1の現像槽57a及び第2の現像槽57bの間を循環する現像剤の循環量を調整するように構成されている。
この循環シャッタ72の下方に位置する第2の現像槽57bに連通する延出槽73の側面にトナー補給口75が連結されている。トナー濃度センサ59によりトナー濃度の低下が検出されると、この現像器14に対応するトナー供給部4のトナーホッパー27からトナー補給口75を介してトナーが補給される。
上記第1の攪拌搬送部材16の回転軸62は、一方の端部を、現像ローラ支持部55aと同じ側の外壁フレーム55に回転可能に支持され、他方の端部を延出外壁フレーム55cによって回転可能に支持されている。
第1の攪拌搬送部材16の回転軸62の延出外壁フレーム55cよりも外に出る外端部62aには駆動中継ギア76が固設されている。また、第2の攪拌搬送部材17の回転軸64の延出外壁フレーム55cよりも外に出る外部軸64aには、外部係合ギア77と駆動伝達ギア78が固設されている。
外部係合ギア77は、プリンタ1本体装置側の不図示の駆動系に係合して回転し、第2の攪拌搬送部材17を回転させると共に駆動伝達ギア78を回転させる。駆動伝達ギア78は第1の攪拌搬送部材16の回転軸62の駆動中継ギア76に噛合して、駆動中継ギア76に回転駆動を伝達する。
駆動中継ギア76は、第1の攪拌搬送部材16を回転させると共に、駆動伝達ギア78からの回転駆動をギア71に中継する。ギア71は現像ローラ15を回転させる。
図3(a)及び図4において、第1の攪拌搬送部材16は、図3(a)の矢印cで示すように図3(a)の反時計回り方向に回転し、現像槽57a内の現像剤を螺旋状フィン63で攪拌しながら図3(a)の矢印eで示すように図の紙面奥行き方向手前から向こう側(図4では矢印h、i、jで示す左側)へ搬送し、その現像剤を現像ローラ15に供給する。
現像ローラ15は、現像剤のトナーのみを図1及び図3(a),(b)に示す感光体ドラム10に供給して、感光体ドラム10周面上の静電潜像をトナー像化(現像)する。トナーのみを感光体ドラム10に引き取られた現像ローラ15上の現像剤のキャリアは、現像槽57a内の現像剤に混合される。
現像剤は、図3(a),(b)の紙面奥行き方向向こう側(図4では左側)の第1の循環口(循環シャッタ72)から矢印k、m、nで示すように延出槽73を介して現像槽57bに送り戻される。
この現像槽57b内の第2の攪拌搬送部材17は、図3(a)の矢印dで示すように図3(a)の反時計回り方向に回転し、現像槽57b内の現像剤を螺旋状フィン65で攪拌しながら矢印fで示すように図3(a)の紙面奥行き方向向こう側から手前側(図4では矢印m、n、o、pで示す右側)へ搬送する。
第2の攪拌搬送部材17は、現像剤を攪拌搬送しながら、図3(a),(b)の紙面奥行き方向手前側(図4では右側)の第2の循環口79から、矢印qで示すように現像剤を現像槽57aに送り出す。このように、現像剤の還流とトナーの補給が繰り返されて、トナーによる現像が逐次進行する。
ところで、本例のプリンタ1が二成分現像剤を用いて印字処理をすることは前述した。本例のプリンタ1は、二成分現像剤を用いて印字処理をするに際し、図2に示した制御装置により、二成分現像剤中のトナー濃度を最適に制御する。以下、その原理を説明する。
図5(a),(b),(c)及び図6(a),(b),(c)は、二成分現像剤中のトナー濃度を最適に制御する処理の原理を説明する図である。先ず、第1の現像槽57a、延出槽73、及び第2の現像槽57bからなる現像器内部を仮想的に100分割して、この100分割に対応するデータ領域を図5(a)に示すように、EEPROM47の所定領域に設定する。
図5(a)には、枠内左方上から下にDS[00]、DS[01]、DS[02]、・・・、DS[37]、DS[38]、DS[39]、・・・、DS[54]、DS[55]、DS[56]、・・・、DS[98]、DS[99]と、DS[00]からDS[99]までの100分割したデータ領域の名称を示している。
枠外左方に示す◎印は、DS[00]が、トナー補給口75の位置に対応するデータ領域であることを示し、△印は、DS[38]が、トナー濃度センサ59の位置に対応するデータ領域であることを示し、○印は、DS[55]からDS[94]までが、現像ローラ15の位置に対応するデータ領域であることを示している。
枠内右方のデータ領域には、現像剤の状態として、トナー含有量を数値(mg)で示すものとする。そして、データ領域の各データを、仮想的に100分割された現像器内部の各分割位置の現像剤の状態を示す100個の要素数から成るデータ配列とする。
現像器が新品で未使用とした場合、初期状態としてデータ配列の全ての要素数の数値を200(mg)とする。これは現像器内部の現像剤総量を250g、初期トナー濃度を8%とした場合、トナーの総量は20gとなり、それを100で割った数値は0.2g、つまり200mgとなるからである。
図5(b)は、上記の初期状態から印字が開始された直後の状態を示している。印字によるトナーの消耗に備えて予めトナー補給口75から100mgのトナーが補給された結果、トナー補給口75の位置に対応するデータ領域DS[00]のデータが300(200+100)と増加している。
他方、現像ローラ15の位置に対応するデータ領域DS[55]〜DS[94]では、A4判の用紙一枚の印字が行われて、その印字率を通常の印字率5%とした場合、およそ20mgのトナーが消費されるので、−20mgをDS[55]〜DS[94]の40個のデータ領域に振り分けて、1つのデータ領域当たり「−0.5mg」と算出する。
これにより、データ領域DS[55]〜DS[94]には、199.5(=200.0−0.5)が格納される。この後、現像器内部の現像剤が18秒で現像器内を一周することに基づいて、100分割されたDS[00]からDS[99]に対応する位置の現像剤が0.18秒(=18(秒)*1000/100(m秒))で1分割の区間を移動する。
そこで、本例では、固定的に設定されているデータ領域DS[00]〜DS[99]に対して、上記現像剤の1分割分の移動に対応して、枠内右に示すデータ配列を、図5(c)に矢印80で示すように、一領域分シフトさせる。
そして、図6(a)示すように、隣り合う2つのデータ配列間で平均化の演算を行う。なお、本例では、隣り合う2つのデータ配列は、DS[00]のデータ配列を基準として、DS[xx]のxxを、偶数と奇数、偶数と奇数、・・・の順に隣り合う2つに分ける。
これにより、図5(c)のようにシフト後のDS[00]とDS[01]のデータ配列「200.0」と「300.0」が、図6(a)に示すように、データ配列「250.0」と「250.0」に変化する。なお、DS[56]〜DS[95]のデータ配列は、xxが偶数と奇数のDS[xx]のデータ配列が全て同一の「199.5」であるので、平均化しても変化はない。
また、上記処理の間も、印字処理は実行されているので、ここで、再び、現像ローラ15の位置に対応するデータ領域DS[55]〜DS[94]のデータ配列の数値が、図6(b)に示すように「0.5」だけ減算される。そして、図6(c)に示すように、再び、図6(b)に示すデータ配列が、図6(c)に矢印81で示すように、一領域分シフトされる。
以下、0.18秒すなわち180m秒ごとに、隣り合う2つのデータ配列間にける平均化の演算と、そのデータ配列の一領域分のシフトが繰り返される。なお、隣り合う2つのデータ配列は、DS[xx]のxxを、奇数と偶数、奇数と偶数、・・・、の順に隣り合う2つに分けてもよい。
また、現像ローラ15の位置に対応するデータ領域DS[55]〜DS[94]のデータ配列の数値を、説明の便宜上、一律に「−0.5」としているが、実際には、I/F_CONT43に入力される画像データに基づいて、トナーの減量を演算するようにする。
図7は、上述した処理の原理に基づいて、図2に示した制御装置のCPU42によって処理される二成分現像剤中のトナー濃度を最適に制御する処理の動作を説明するフローチャートである。
先ず、装置本体1に電源が投入され、装置本体1の操作パネル部38又は外部のホスト機器から印字データと共に印字開始の指示が入力されると、CPU42は、現像器14が新品ならDS[00]〜DS[99]のデータ配列の全要素を初期化し、現像器14が新品でないなら、前回の現像剤の状態をロードする(ステップS1)。
この処理では、現像器14が新品なら、図5(a)に示したように、EEPROM47の所定領域に設定されているDS[00]〜DS[99]のデータ配列の全要素を「200.0」に設定し、現像器14が新品でないなら、前回の現像剤の状態として、例えば図5(b)〜図6(c)に示したデータ配列のいずれかが設定される。
続いて、CPU42は、現像器14にトナー補給が必要か否かを判別する(ステップS2)。この処理では、CPU42は、トナー濃度センサ59の出力値を参照し、その出力値を、予めEEPROM47の他の所定領域に設定されているトナー濃度閾値と比較して、出力値が閾値以下となっていれば、トナー補給が必要であると判別する(S2の判別がYes)。
そして、その場合は、DS配列全体を参照し、一番値が低い値を探す(ステップS3)。この処理では、図5(c)及び図6(a)に示したように、順次「シフト」と「隣り合う配列データとの平均化」が進められている中で、最も値が低いデータのDS[xx]の位置を探し出す処理である。
なお、現像ローラ近隣部の位置に対応するDS[55]〜DS[94]のデータ配列のトナー量を示す値の減算は、前述したように、I/F_CONT43に入力される画像データに基づいて演算されるので、図5(b)に示したように一律に「−0.5」とはならず一番大きな値を減算される、つまりデータが一番低い値となるDS[xx]が存在する。
そして、CPU42は、そのDS[xx]の一番低い値のデータが順次シフトされて、DS[99]に到達したか否か判別する(ステップS4)。この処理では、前述したように、現像剤は18秒で現像器14を一周するので、「(99−xx)×18/100」(秒)で、一番低い値のデータ、つまりトナー濃度が最小の現像剤がDS[99]として区分された位置に到達する。
そして、一番低い値のデータがDS[99]に到達していれば(S4の判別がYes)、CPU42は、トナーの補給を実施する(ステップS5)。この処理では、トナー補給口75から100mgのトナーが補給される。そして、CPU42は、例えば、図5(b)に示したように、DS[00]の配列データに「100」を加算する。
続いて、CPU42は、現像器14による現像が実施されたか否か判別する(ステップS6)。なお、上記ステップS4の判別で、一番低い値のデータがDS[99]に到達していなときは、CPU42は、直ちに、ステップS6の処理に進む。
そして、ステップS6の判別で、現像が実施されていれば(S6の判別がYes)、現像ローラ近隣部の区分帯にあるDS[55]〜DS[94]の現像剤のトナー含有量の減少量を演算して、その演算結果の値を、DS[55]〜DS[94]のデータ配列の各データから減算する(ステップS7)。
この処理は、図5(b)又は図6(b)で説明した処理と同様の処理である。但し、ここでも実際に減算される値は、一律の値を減算するのではなく、I/F_CONT43に入力される画像データに基づいて演算される。
上記に続いてCPU42は、上記処理から一定時間経過後に、「配列シフト」と「隣り合う配列との平均化」を実行する(ステップS8)。この処理では、図5(c)又は図6(c)に示したように、DS[00]〜DS[99]に対して配列データが一区画分だけシフトされる。そして図6(a)に示しように、例えばDS[xx]のxxが偶数と奇数で隣り合う配列データが平均化される。
続いてCPU42は、電源がオフされたか否かを判別し(ステップS9)、電源がオフでないなら(S9の判別がNo)、ステップS2に戻って、ステップS2〜S9の処理を繰り返す。
このように、現像器14の第1の攪拌搬送部材16と第2の攪拌搬送部材17による現像剤の攪拌(隣り合う配列データとの平均化)と搬送(100分割区間を1区間180m秒でシフト)、及びトナー濃度が最小な現像剤位置の算出、その位置の現像剤がトナー補給口75の直前に来たときのトナー補給、という制御が実行される。
また、上記ステップS9の判別で、電源がオフされたときは、CPU42は、配列の状態をセーブして(ステップS10)、処理を終了する。この配列の状態のセーブでは、CPU42は、それまでCPU内蔵のRAM等の領域で演算していたDS[00]〜DS[99]の現時点の配列データをEEPROM47の所定領域に格納する。
このように、本発明の現像装置、そのトナー補給方法、及びそのトナー補給プログラムに基づく制御によって、常に最適に平均化されたトナー濃度の現像剤が現像ローラに供給され、濃度ムラの無い高画質の画像が形成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
該現像槽の前記二成分現像剤の循環経路中に配設され、前記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知するトナー濃度センサと、
前記循環経路中に配設され、前記消費で減少したトナーを補充すべく補給用トナーを補給する補給口と、
前記トナー濃度センサの濃度検知に基づいて前記補給用トナーの補給が必要か否かを検知する補給検知手段と、
前記二成分現像剤が前記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、前記循環移動する循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、前記各部位のトナー量を前記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新するシフト手段と、
前記補給検知手段により前記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、前記各部位のうち前記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が前記補給口に移動するタイミングで前記補給口からの前記補給用トナーの補給を実施するよう制御する制御手段と、
を有することを特徴とする現像装置。
[付記2]
像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を現像槽内に循環可能に収容し、前記現像槽の前記二成分現像剤の循環経路中に配設されたトナー濃度センサにより前記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知し、該濃度検知に基づいて補給用トナーの補給が必要か否かを検知して前記循環経路中に配設された補給口から補給用トナーを補給するトナー補給方法であって、
前記二成分現像剤が前記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、前記循環移動する循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、前記各部位のトナー量を前記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新し、
前記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、前記各部位のうち前記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が前記補給口に移動するタイミングで前記補給口からの前記補給用トナーの補給を実施するよう制御する、
ことを特徴とするトナー補給方法。
[付記3]
像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を現像槽内に循環可能に収容し、前記現像槽の前記二成分現像剤の循環経路中に配設されたトナー濃度センサにより前記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知し、該濃度検知に基づいて補給用トナーの補給が必要か否かを検知して前記循環経路中に配設された補給口から補給用トナーを補給するコンピュータで読取可能なトナー補給プログラムにおいて、
前記二成分現像剤が前記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、前記循環移動する循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、前記各部位のトナー量を前記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新するシフト処理と、
前記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、前記各部位のうち前記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が前記補給口に移動するタイミングで前記補給口からの前記補給用トナーの補給を実施するよう制御する制御処理と、
を含むことを特徴とするトナー補給プログラム。
本発明は、トナー濃度を常に適正に保つ現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラムに利用することができる。
1 フルカラー画像形成装置(プリンタ、装置本体)
2 画像形成部
3 転写ベルトユニット
4 トナー供給部
5 給紙部
6 ベルト式定着ユニット
8 転写ベルト
8a 下部走行部表面
9(9m、9c、9y、9k) 現像装置
10 感光体ドラム
11 クリーナ
12 帯電ローラ
13 光書込ヘッド
14 現像器
15 現像ローラ
16 第1の攪拌搬送部材
17 第2の攪拌搬送部材
18 駆動ローラ
19 従動ローラ
21 一次転写ローラ
23 二次転写部
24 ベルトクリーナ
25 クリーニングブレード
26 廃トナー回収容器
27(27m、27c、27y、27k) トナーホッパー
29 給紙カセット
31 用紙取出ローラ
32 給送ローラ
33 捌きローラ
34 待機搬送ローラ対
35 二次転写ローラ
36 拡散反射型濃度センサ
37 排紙トレー
38 操作パネル部
42 CPU(central processing unit)
43 インターフェイスコントローラ(I/F_CONT)
44 プリンタコントローラ(PR_CONT)
45 プリンタ印字部
46 ROM(read only memory)
47 EEPROM(electrically erasable programmable ROM)
48 センサ部
49 フレームメモリ
51 現像剤状態監視部
52 ベルト駆動部
53 トナー供給部モータ駆動部
54 シャッタ開閉駆動部
55 外壁フレーム
55a、55b 現像ローラ支持部
55c 延出外壁フレーム
56 内部隔壁
57 現像槽
57a 第1の現像槽
57b 第2の現像槽
58 ドクターブレード
59 トナー濃度センサ
61 検知面
62 回転軸
62a 外端部
63 螺旋状フィン
64 回転軸
65 螺旋状フィン
66 ブレード保持部
67 弾性体シート(ブレード)
68 クリーニングブレード
69 回転軸
71 ギア
72 循環シャッタ
73 延出槽
75 トナー補給口
76 駆動中継ギア
77 外部係合ギア
78 駆動伝達ギア
79 第2の循環口
80 シフト矢印

Claims (3)

  1. 像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を循環可能に収容する現像槽と、
    該現像槽の前記二成分現像剤の循環経路中に配設され、前記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知するトナー濃度センサと、
    前記循環経路中に配設され、前記消費で減少したトナーを補充すべく補給用トナーを補給する補給口と、
    前記トナー濃度センサの濃度検知に基づいて前記補給用トナーの補給が必要か否かを検知する補給検知手段と、
    前記二成分現像剤が前記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、前記循環移動する循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、前記各部位のトナー量を前記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新するシフト手段と、
    前記補給検知手段により前記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、前記各部位のうち前記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が前記補給口に移動するタイミングで前記補給口からの前記補給用トナーの補給を実施するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を現像槽内に循環可能に収容し、前記現像槽の前記二成分現像剤の循環経路中に配設されたトナー濃度センサにより前記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知し、該濃度検知に基づいて補給用トナーの補給が必要か否かを検知して前記循環経路中に配設された補給口から補給用トナーを補給するトナー補給方法であって、
    前記二成分現像剤が前記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、前記循環移動する循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、前記各部位のトナー量を前記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新し、
    前記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、前記各部位のうち前記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が前記補給口に移動するタイミングで前記補給口からの前記補給用トナーの補給を実施するよう制御する、
    ことを特徴とするトナー補給方法。
  3. 像担持体上の静電潜像を現像して消費されるトナーを含む二成分現像剤を現像槽内に循環可能に収容し、前記現像槽の前記二成分現像剤の循環経路中に配設されたトナー濃度センサにより前記二成分現像剤中のトナーの濃度を検知し、該濃度検知に基づいて補給用トナーの補給が必要か否かを検知して前記循環経路中に配設された補給口から補給用トナーを補給するコンピュータで読取可能なトナー補給プログラムにおいて、
    前記二成分現像剤が前記補給口から該補給口の直前まで一巡する時間nを、前記循環移動する循環経路を仮想的に複数部位に分割した個数mで除算した時間n/mごとに、前記各部位のトナー量を前記二成分現像剤の循環移動方向に1/mずつシフトさせて更新するシフト処理と、
    前記補給用トナーの補給が必要と検知された際に、前記各部位のうち前記二成分現像剤のトナー量が最も少ない部位が前記補給口に移動するタイミングで前記補給口からの前記補給用トナーの補給を実施するよう制御する制御処理と、
    を含むことを特徴とするトナー補給プログラム。
JP2012006582A 2012-01-16 2012-01-16 現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム Pending JP2013145351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012006582A JP2013145351A (ja) 2012-01-16 2012-01-16 現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012006582A JP2013145351A (ja) 2012-01-16 2012-01-16 現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013145351A true JP2013145351A (ja) 2013-07-25

Family

ID=49041158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012006582A Pending JP2013145351A (ja) 2012-01-16 2012-01-16 現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013145351A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162376A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
JP2008040300A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP2008268881A (ja) * 2007-03-22 2008-11-06 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、可視像形成装置および画像形成装置
JP2009205125A (ja) * 2008-01-31 2009-09-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009276517A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162376A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
JP2008040300A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP2008268881A (ja) * 2007-03-22 2008-11-06 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、可視像形成装置および画像形成装置
JP2009205125A (ja) * 2008-01-31 2009-09-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009276517A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1571499A2 (en) An image forming apparatus and an image forming method
JP2011227367A (ja) 現像装置、画像形成装置及びトナー補給方法
JP5589773B2 (ja) 画像形成装置
JP5929591B2 (ja) 画像形成装置
JP6766743B2 (ja) 画像形成装置
JP2014126737A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2008076428A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2013145351A (ja) 現像装置そのトナー補給方法及びトナー補給プログラム
JP5867328B2 (ja) 画像形成装置
JP2014182176A (ja) 画像形成装置
JP5891808B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP6011164B2 (ja) 画像形成装置
JP2012103560A (ja) 画像形成装置
JP2020046616A (ja) 画像形成装置及び速度制御プログラム
JP2013125072A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014021325A (ja) 画像形成装置
JP2015118218A (ja) トナー補給方法及び画像形成装置
JP7183661B2 (ja) 画像形成装置
JP5206739B2 (ja) 画像形成装置
JP2012103559A (ja) 画像形成装置
JP5533580B2 (ja) 画像形成装置
JP2008203582A (ja) 現像装置
JP2008310111A (ja) 画像形成装置
JP2014126595A (ja) 画像形成装置並びにそのトナー濃度制御方法及びトナー濃度制御プログラム
JP5272701B2 (ja) 現像器のトナー残量検出機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151104